JPH0741513Y2 - 洗浄機を設けたレジャー用滑降台車 - Google Patents

洗浄機を設けたレジャー用滑降台車

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JPH0741513Y2
JPH0741513Y2 JP1988157700U JP15770088U JPH0741513Y2 JP H0741513 Y2 JPH0741513 Y2 JP H0741513Y2 JP 1988157700 U JP1988157700 U JP 1988157700U JP 15770088 U JP15770088 U JP 15770088U JP H0741513 Y2 JPH0741513 Y2 JP H0741513Y2
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downhill
wheels
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JP1988157700U
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JPH0277091U (ja
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宏治 石井
勇 奥積
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株式会社石井鐵工所
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、筒体状若しくは開渠状の滑降路内面を車輪
付台車で走降するレジャー用滑降装置における滑降路内
面の走降跡を洗浄する洗浄機を設けた滑降用台車に関す
る。
(従来の技術) 滑降路内面を車輪付台車で走降するように形成した従来
例には、例えば出願人のなした特願昭62-326778号の発
明並びに実願昭63-71106号及び実願昭63-93020号の考案
がある。
特願昭62-326778号の発明は、滑降路を筒体状に形成し
て滑降路内面を台車の滑降速度を制限する制動装置を設
けた車輪付台車で走降するように形成したもので、また
実願昭63-71106号の考案は、滑降路を筒体状に形成して
滑降路内面を搭乗者の操作技量と関係なく作動する機械
式自動操作の調速機を設けた車輪付台車で走降するよう
に形成したもので、また実願昭63-93020号の考案は、滑
降路を開渠状に形成して滑降路内面を車輪付台車で走降
するように形成したものである。いずれも滑降路内面の
走降路を洗浄する装置を設けてはいない。
(考案が解決しようとする課題) 従来例に示す、筒体状又は開渠状の滑降路内面を車輪付
台車で走降するレジャー用滑降装置では、滑降路の走路
面にはゴミや汚れが生ずる問題点が存在した。つまり、
台車のスピードを上げ加速、減速を繰り返すために台車
におけるタイヤの摩耗片、ブレーキ部の摩耗片や搭乗者
の靴底に付着していて落ちた土や泥、または外気からの
ホコリや砂あるいは機械油やワックスまたは雨水、結露
水や搭乗者の汗等の水分が付着し、その上を台車車輪が
重ねて通過するので固く付着した異物の群れが連続して
若しくは局所的に集中して生ずるのである。
(課題を解決するための手段) この考案は、従来技術が有する上述の問題点に鑑みてな
されたもので、筒体状若しくは開渠状の滑降路内面を車
輪付台車で走降するレジャー用滑降台車において、台車
の車軸と連動して車輪と同一方向及び逆方向の回転力を
伝達する回転力伝動装置と、滑降路面と接触して車輪後
部の滑降路面の異物群を研削する如く、前記回転力伝動
装置で駆動されて台車の進行方向と同一方向及び逆方向
に回転ブラシが回転可能な研削機と、該研削機後部の滑
降路面と接触して滑降路面を拭くスイーパーを形成した
洗浄機をレジャー用滑降台車に設けて、滑降中の台車で
滑降路面を洗浄しようとするものである。
(作用) 回転力伝動装置は、滑降する台車の走降エネルギーを洗
浄機の駆動力として車輪と同一方向及び逆方向に伝達す
る。
また研削機は、車輪の走降する滑降路面と接触して、前
記した回転力伝動装置によって台車の進行方向と同一方
向にも又逆方向にも回転ブラシが回転して、滑降路面の
表層に強固に付着した異物群を研削する。
またスイーパーは、車輪の走降する滑降路面の表層に付
着した油や水分等や、研削機で掘り起こされた細かい研
削物を拭き取る。
従って、異物群及び油や水分等に滑降台車の車輪が接触
して、台車の速度が急変したりスリップしたりして台車
の姿勢が不安定になることがなく、円滑で安全に台車は
滑降路を走降できる。
(実施例) 実施例について図面を参照して詳細に説明する。
第1図は本願考案に係る洗浄機を設けたレジャー用滑降
台車の走降時の側面説明図である。図中(1)は走降
面、(2)は台車である。洗浄機は台車(2)の車輪
(3)における前部車輪(3a)および後部車輪(3b)の
進行方向後方に回転ブラシ(4a),(4b)で形成した研
削機(22)と、前部車輪(3a)と後部車輪(3b)にそれ
ぞれ連動する回転力伝動装置(21)と、研削した異物を
収納するダストボックス(5a),(5b)および研削面を
拭き取るスイーパー(10a),(10b)を設けて形成す
る。
研削機(22)は、第2図に示すように、真直丸棒状若し
くは真直円筒棒状の基軸(6)の一方側にドラム(7)
を設け、当該ドラム(7)の表面にブラシ体(8)を設
けて形成する。この場合ドラム(7)は基軸(6)と一
体に回転するよう固定する。また基軸(6)に容易に脱
着できるように形成する。またブラシ体(8)は、合成
樹脂材の細径棒状突起を帯状に設け、同時に帯状の細径
棒状突起を螺旋状に形成する。この場合、細径棒状突起
は軟質に形成したものと剛質に形成したものを組合せて
形成する。
また回転力伝動装置(21)は、歯車又は、ベルトやチェ
ーンを介して傾斜した滑走路を走降する台車(2)の車
輪(3)の回転力をドラム(7)に伝えるように形成す
る。
回転力伝動装置(21)の一実施例を第2図に示す。図に
示すように台車の基台(9)に箱状のギヤーボックス
(14)を固定し、当該ギヤーボックス(14)に車輪
(3)の車軸(11)を回転自在に固定する。またギヤー
ボックス(14)内に、車軸(11)と、当該車軸(11)と
一体に回転する駆動歯車(12)を固定し、さらに駆動歯
車(12)と噛合して被駆動歯車(13)を設ける。ドラム
(7)の基軸(6)は被駆動歯車(13)に挿嵌固定し、
被駆動歯車(13)と一体に回転するように形成する。
この場合被駆動歯車(13)と同軸の段歯車(15)とこの
段歯車(15)より歯数の少い中間歯車(16)を設け、搭
乗者の手動レバー操作により歯車を切り替えて逆転可能
に形成する。
また、この回転方向の逆転は2個の中間歯車つまりクラ
ッチギヤーを設けて行ってもよい。
つまりドラム(7)が、車輪(3)と同一方向にも逆方
向にも回転し得るように形成し、台車(2)の進行方向
に逆って回転ブラシ(4)を回転し、走降面(1)に強
固に付着した異物群を研削するように形成する。
またダストボックス(5)は回転ブラシ(4)の台車
(2)における基台(9)の側端部を包含してギヤーボ
ックス(14)の側面に固定し、回転ブラシ(4)とギヤ
ーボックス(14)間の空間を研削したダストを収容する
収容室(17)に形成する。またダストボックス(5)に
は、ダスト取出口(11)とブラシ本体(8)側端に回転
ブラシ(4)と接触して付着したダストを掻き落とすス
クレーバー(18)を設ける。当該スクレーバー(18)は
合成ゴム又は合成樹脂材よりなる板片で形成し、板片先
端をジグザグ面に形成する。また回転ブラシ(4)の上
部及び後方部を覆うブラシカバー(19)を設ける。当該
ブラシカバー(19)は回転ブラシ(4)における基軸
(6)の端縁部を遊嵌するように形成する。スイーパー
(10)は、ブラシカバー(19)の後部に帯板状に形成し
た弾力性に富んだ材料を着脱自在に取付けて形成する。
当該スイーパー(10)は例えば発泡ウレタン、木綿材、
発泡スチロール、繊維、ゴム材等を布帯状に形成し、界
面活性剤、ワックス等の洗浄剤を含浸させて形成する。
次に他の実施例について説明する。
第1の実施例においては、回転ブラシ(4)で研削され
た異物はダストボックス(5)に収納されるように形成
されているが、他の実施例においては、第3図に示すよ
うに台車(2)の後部に湾曲した走降面(1)の曲率に
合せて湾曲し、走降面(1)と相互圧力をもって接触す
る両端縁に形成した合成樹脂材、ゴム材等よりなるワイ
パー(20)と、当該ワイパー(20)の後部に着脱自在に
スイーパー(10)を設けて丁度スカート状に形成する。
つまりワイパー(20)は、走降面と斜交して接触し異物
を掻き取り湾曲する走降面の中央最下部に集めるように
形成する。つまり異物は、湾曲する走降面の中央部に集
まるように形成する。
またスイーパー(10)は、研削跡を拭き取り洗浄し、異
物は台車(2)の後部に形成したワイパー(20)とスイ
ーパー(10)とで走降面(1)の中央部にかき集められ
押し流すようにして滑降路出口迄運ぶように形成する。
(効果) この考案は上述のように構成したので次に記載する効果
を生ずる。
回転力伝動装置は、車輪と同一方向及び逆方向の両方向
に回転力を伝達するように形成したので、研削機の回転
ブラシは台車の進行方向と同一方向に回転して比較的柔
らかい異物群を集めるばかりでなく、台車の進行方向と
逆方向にも回転して走路面に強固に付着した異物群をも
研削して掻き集めて、一層清浄に効率良く清掃すること
ができる。
つまり、回転ブラシが正逆回転可能な研削機によって、
車輪が重ねて通過する走降面に強固に付着するタイヤ摩
耗片等の異物群を研削除去することができる。
また、スイーパーによって車輪が走降する滑降路面の表
層に付着した油や水分等を拭き取ることができ、殊に、
このスイーパーは研削機後部の滑降路面と接触するの
で、研削機によって掘り起こされて回収されない細かい
研削物をも拭き取ることができるため、細かい研削物等
が走降面に残って油や水分と混ざって粘着状に固着する
のを未然に防止することができる。
従って、滑降台車の車輪が走降面の異物群及び油や水分
等に接触して、速度が急変したりスリップ等して台車の
姿勢が不安定になることがなく、円滑で安全に台車は滑
降路を走降することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本願考案に係る洗浄機を設けたレジャー用滑
降台車の走降時の側面説明図、第2図は、回転力伝動装
置と洗浄機の一部を欠除した平断面説明図、第3図は、
他の実施例における一部を欠除した洗浄機を設けた台車
の斜視説明図である。 1……走降面、2……台車 3……車輪、4……回転ブラシ 10……スイーパー、11……車軸 21……回転力伝動装置、22……研削機

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上方から下方に旋回しながら傾斜する滑降
    路を車輪で走降するレジャー用滑降台車において、台車
    の車軸と連動して車輪と同一方向及び逆方向の回転力を
    伝達する回転力伝動装置と、滑降路面と接触して車輪後
    部の滑降路面の異物群を研削する如く、前記回転力伝動
    装置で駆動されて台車の進行方向と同一方向及び逆方向
    に回転ブラシが回転可能な研削機と、該研削機後部の滑
    降路面と接触して滑降路面を拭くスイーパーを形成した
    ことを特徴とする洗浄機を設けたレジャー用滑降台車。
JP1988157700U 1988-12-05 1988-12-05 洗浄機を設けたレジャー用滑降台車 Expired - Lifetime JPH0741513Y2 (ja)

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JP1988157700U JPH0741513Y2 (ja) 1988-12-05 1988-12-05 洗浄機を設けたレジャー用滑降台車

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JPH0277091U JPH0277091U (ja) 1990-06-13
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5526973A (en) * 1978-08-17 1980-02-26 Masaaki Suzuki Travelling method of car that utilize inclined plane and its device
JPS60157705U (ja) * 1983-11-16 1985-10-21 アイシン精機株式会社 清掃装置付運搬車

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0277091U (ja) 1990-06-13

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