JPH0740772B2 - 電子腕時計 - Google Patents
電子腕時計Info
- Publication number
- JPH0740772B2 JPH0740772B2 JP60076006A JP7600685A JPH0740772B2 JP H0740772 B2 JPH0740772 B2 JP H0740772B2 JP 60076006 A JP60076006 A JP 60076006A JP 7600685 A JP7600685 A JP 7600685A JP H0740772 B2 JPH0740772 B2 JP H0740772B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- power generation
- secondary power
- power supply
- generation means
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、充電可能な電源を有する電子腕時計の電圧検
出回路の改良に関する。
出回路の改良に関する。
第２図に従来の実施例を示す。太陽電池１の電気エネル
ギーは順方向のダイオード２を介して二次電池３に流れ
るようになつている。この場合、ダイオード２は、太陽
電池１の電位が二次電池３よりも低いときに、二次電池
３から太陽電池１に流れる電流（ロス電流）を防止する
ために設けられた逆流防止用のダイオードである。電池
電圧検出回路４は二次電池３が充電され過ぎてその電圧
が過充電防止電圧（例えば2.4V）になると、その出力に
より、太陽電池１に対して並列接続されているトランジ
スタ５をONさせ、太陽電池１を短絡して放電回路を形成
し、太陽電池１の電位を下げて過充電を防止するもので
ある。なお６は二次電池３の電気エネルギーで駆動され
る発振回路分周回路より成る周知の時計回路である。ま
た７は時刻を表示する表示装置である。電池電圧検出回
路４は常時動作させていると大きな電力を消費するた
め、一定周期（例えば１秒）で間けつ駆動する。
ギーは順方向のダイオード２を介して二次電池３に流れ
るようになつている。この場合、ダイオード２は、太陽
電池１の電位が二次電池３よりも低いときに、二次電池
３から太陽電池１に流れる電流（ロス電流）を防止する
ために設けられた逆流防止用のダイオードである。電池
電圧検出回路４は二次電池３が充電され過ぎてその電圧
が過充電防止電圧（例えば2.4V）になると、その出力に
より、太陽電池１に対して並列接続されているトランジ
スタ５をONさせ、太陽電池１を短絡して放電回路を形成
し、太陽電池１の電位を下げて過充電を防止するもので
ある。なお６は二次電池３の電気エネルギーで駆動され
る発振回路分周回路より成る周知の時計回路である。ま
た７は時刻を表示する表示装置である。電池電圧検出回
路４は常時動作させていると大きな電力を消費するた
め、一定周期（例えば１秒）で間けつ駆動する。
しかし、前述の従来技術では二次電池３に第３図に示す
ような充電内部抵抗が存在するため、太陽電池１に光が
照射していると、電圧検出回路４は第４図に示すように
過充電防止電圧V1に達していると誤判断し、時間t1より
トランジスタ５を短絡してしまい、次の電圧サンプリン
グ時間までその状態を持続する。すると二次電池電圧は
第４図に示すようにV2まで急激に電圧が低下し、時間回
路の誤動作や、表示不良を発生してしまうという問題が
あった。
ような充電内部抵抗が存在するため、太陽電池１に光が
照射していると、電圧検出回路４は第４図に示すように
過充電防止電圧V1に達していると誤判断し、時間t1より
トランジスタ５を短絡してしまい、次の電圧サンプリン
グ時間までその状態を持続する。すると二次電池電圧は
第４図に示すようにV2まで急激に電圧が低下し、時間回
路の誤動作や、表示不良を発生してしまうという問題が
あった。
本発明の目的は、上記課題を解決し、急激な電圧変動を
する発電装置を用い省エネルギーが優先される電子腕時
計において、二次電源のロスを防止しながら二次電源の
電圧を正確に測定することにある。
する発電装置を用い省エネルギーが優先される電子腕時
計において、二次電源のロスを防止しながら二次電源の
電圧を正確に測定することにある。
本発明の電子腕時計は、 後段の二次電源に充電電圧を供給する電圧変動が大の発
電手段と、 該発電手段により充電される二次電源と、 該二次電源により駆動される時計回路と、 前記二次電源の電圧を検出する電圧検出手段と、 を備えた電子腕時計において、 前記発電手段と並列に接続され、前記二次電源への前記
充電電圧が所定電圧を超過しているとき前記発電手段を
短絡するスイッチ手段と、 前記電圧検出手段により前記二次電源の電圧を検出する
とき前記発電手段を短絡するよう前記スイッチ手段を制
御する制御手段と、 前記発電手段から前記二次電源への充電経路に設けら
れ、前記二次電源から前記発電手段への逆流を防止し、
かつ、前記スイッチ手段が前記発電手段を短絡するとき
前記二次電源の短絡を防止する逆流防止手段とを備えた ことを特徴とする。
電手段と、 該発電手段により充電される二次電源と、 該二次電源により駆動される時計回路と、 前記二次電源の電圧を検出する電圧検出手段と、 を備えた電子腕時計において、 前記発電手段と並列に接続され、前記二次電源への前記
充電電圧が所定電圧を超過しているとき前記発電手段を
短絡するスイッチ手段と、 前記電圧検出手段により前記二次電源の電圧を検出する
とき前記発電手段を短絡するよう前記スイッチ手段を制
御する制御手段と、 前記発電手段から前記二次電源への充電経路に設けら
れ、前記二次電源から前記発電手段への逆流を防止し、
かつ、前記スイッチ手段が前記発電手段を短絡するとき
前記二次電源の短絡を防止する逆流防止手段とを備えた ことを特徴とする。
本発明の電子腕時計は、上記構成を採用したことによ
り、発電手段の発電電圧が低下し発電手段の発電電圧が
二次電源の電圧を下回ったとき二次電源に充電された電
源電圧の発電手段への逆流によるロスを防止するだけで
なく、二次電源の電圧を測定するとき発電手段の発電電
圧の電圧検出手段への影響を防止しつつ二次電源から発
電手段への逆流によるロス及び二次電源の短絡によるロ
スを防止する。
り、発電手段の発電電圧が低下し発電手段の発電電圧が
二次電源の電圧を下回ったとき二次電源に充電された電
源電圧の発電手段への逆流によるロスを防止するだけで
なく、二次電源の電圧を測定するとき発電手段の発電電
圧の電圧検出手段への影響を防止しつつ二次電源から発
電手段への逆流によるロス及び二次電源の短絡によるロ
スを防止する。
第１図は本発明の実施例を示す回路ブロツク図である。
なお第１図において、第２図に示したものと同一のもの
は同一符号をもつて示し、その説明を省略する。
なお第１図において、第２図に示したものと同一のもの
は同一符号をもつて示し、その説明を省略する。
電池電圧検出回路９は一定周期（例えば１秒）で間けつ
駆動し、二次電池３が充電され過ぎてその電圧が過充電
防止電圧（例えば2.4V）になると、その出力によりトラ
ンジスタ５をONさせ、太陽電池１の電気エネルギーによ
りLED（発光ダイオード）８を点燈させる。従つてトラ
ンジスタ５とLED8が太陽電池１を短絡して放電回路を形
成することになり、太陽電池１の電位を下げて過充電を
防止することができる。ここで電池電圧検出回路９が二
次電池３の電圧を測定するときには常にトランジスタ５
をONし、太陽電池１の出力の影響を無くし、正確な二次
電池の出力電圧を測定するように構成した。トランジス
タ５のゲート電圧は第５図のタイミングチヤートに示す
ように、１秒に１回10m secの間Vss電圧となる。この10
m secの間が電池電圧の検出時間であり、この間トラン
ジスタ５はONされ、太陽電池１の発電エネルギーはトラ
ンジスタ５とLED8を通つて消費され、二次電池３には流
れないため、二次電池３の正確な出力電圧を測定するこ
とが可能となる。
駆動し、二次電池３が充電され過ぎてその電圧が過充電
防止電圧（例えば2.4V）になると、その出力によりトラ
ンジスタ５をONさせ、太陽電池１の電気エネルギーによ
りLED（発光ダイオード）８を点燈させる。従つてトラ
ンジスタ５とLED8が太陽電池１を短絡して放電回路を形
成することになり、太陽電池１の電位を下げて過充電を
防止することができる。ここで電池電圧検出回路９が二
次電池３の電圧を測定するときには常にトランジスタ５
をONし、太陽電池１の出力の影響を無くし、正確な二次
電池の出力電圧を測定するように構成した。トランジス
タ５のゲート電圧は第５図のタイミングチヤートに示す
ように、１秒に１回10m secの間Vss電圧となる。この10
m secの間が電池電圧の検出時間であり、この間トラン
ジスタ５はONされ、太陽電池１の発電エネルギーはトラ
ンジスタ５とLED8を通つて消費され、二次電池３には流
れないため、二次電池３の正確な出力電圧を測定するこ
とが可能となる。
以上のように構成された充電回路において、LED8を第６
図，第７図に示すよう時計の文字板11から見える構造に
した。ここで7aは時針、7bは秒針、7cは分針、10はリユ
ーズ、11は文字板、12は外装ケース、13は裏ブタ、14は
時計ムーブメントを示す。これによりLED8は太陽電池１
に光が当つているときはいつも１秒周期で点滅し、充電
が行なわれていることを示すインジケータとなる。又、
過充電電圧に達すると太陽電池に光が当つている間は常
時点燈するため、充電完了を示すインジケータとなり、
腕時計のユーザーにとつてきわめて便利な充電状況の告
知装置となつている。なお本実施例においては、発電装
置として太陽電池を用いているが、発電するものであれ
ば何んでも良く、永久磁石とコイルより成る発電機で
も、外部磁界により誘起電圧を発生させるためのコイル
のみでもよく、ピエゾ効果を利用した発電機でも良い。
又、電源の二次電池としては充電可能ならば銀電池でも
リチウム電池でもNi−Cd電池でもコンデンサーでも何で
も良い。又、時計用の表示装置としては時刻のわかるも
のなら何でも良く、アナログ表示でもデジタル表示でも
かまわない。又、LED8をトランジスタ５と直列に接続し
ているが、LED8は、インジケーターとして使わないとき
はダイオードでもよい。
図，第７図に示すよう時計の文字板11から見える構造に
した。ここで7aは時針、7bは秒針、7cは分針、10はリユ
ーズ、11は文字板、12は外装ケース、13は裏ブタ、14は
時計ムーブメントを示す。これによりLED8は太陽電池１
に光が当つているときはいつも１秒周期で点滅し、充電
が行なわれていることを示すインジケータとなる。又、
過充電電圧に達すると太陽電池に光が当つている間は常
時点燈するため、充電完了を示すインジケータとなり、
腕時計のユーザーにとつてきわめて便利な充電状況の告
知装置となつている。なお本実施例においては、発電装
置として太陽電池を用いているが、発電するものであれ
ば何んでも良く、永久磁石とコイルより成る発電機で
も、外部磁界により誘起電圧を発生させるためのコイル
のみでもよく、ピエゾ効果を利用した発電機でも良い。
又、電源の二次電池としては充電可能ならば銀電池でも
リチウム電池でもNi−Cd電池でもコンデンサーでも何で
も良い。又、時計用の表示装置としては時刻のわかるも
のなら何でも良く、アナログ表示でもデジタル表示でも
かまわない。又、LED8をトランジスタ５と直列に接続し
ているが、LED8は、インジケーターとして使わないとき
はダイオードでもよい。
本発明の電子腕時計は、発電手段から二次電源への充電
経路に設けられ、前記二次電源から前記発電手段への逆
流を防止し、かつ、スイッチ手段が前記発電手段を短絡
するとき前記二次電源の短絡を防止する逆流防止手段を
備えたことにより、二次電源に充電電圧を供給し、電圧
変動が大の発電手段を用いた電子腕時計において、発電
手段の発電電圧が低下し発電手段の発電電圧が二次電源
の電圧を下回ったとき二次電源に充電された電源電圧の
発電手段への逆流によるロスを防止するだけでなく、二
次電源の電圧を測定するとき発電手段の発電電圧の電圧
検出手段への影響を防止しつつ二次電源から発電手段へ
の逆流によるロス及び二次電源の短絡によるロスを防止
するため、二次電源のロスを防止しながら二次電源の電
圧を正確に測定できるという電子腕時計という省エネル
ギーが優先される技術分野における格別の効果を奏す
る。
経路に設けられ、前記二次電源から前記発電手段への逆
流を防止し、かつ、スイッチ手段が前記発電手段を短絡
するとき前記二次電源の短絡を防止する逆流防止手段を
備えたことにより、二次電源に充電電圧を供給し、電圧
変動が大の発電手段を用いた電子腕時計において、発電
手段の発電電圧が低下し発電手段の発電電圧が二次電源
の電圧を下回ったとき二次電源に充電された電源電圧の
発電手段への逆流によるロスを防止するだけでなく、二
次電源の電圧を測定するとき発電手段の発電電圧の電圧
検出手段への影響を防止しつつ二次電源から発電手段へ
の逆流によるロス及び二次電源の短絡によるロスを防止
するため、二次電源のロスを防止しながら二次電源の電
圧を正確に測定できるという電子腕時計という省エネル
ギーが優先される技術分野における格別の効果を奏す
る。
第１図…本実施例を示す回路ブロツク図 第２図…従来の実施例を示す回路ブロツク図 第３図…二次電池の等価回路図 第４図…二次電池の充電電圧特性図 第５図…電池電圧検出回路図 第６図…本実施例を示す電子腕時計の外観図 第７図…本実施例を示す電子腕時計の断面図 １……太陽電池 ２……ダイオード ３……二次電池 ４……電池電圧検出回路 ５……トランジスタ ６……時計回路 ７……表示装置 ８……LED（発光ダイオード） ９……電池電圧検出回路 10……リユーズ 11……文字板 12……外装ケース 13……裏ブタ 14……時計ムーブメント
Claims (1)
- 【請求項１】後段の二次電源に充電電圧を供給する電圧
変動が大の発電手段と、 該発電手段により充電される二次電源と、 該二次電源により駆動される時計回路と、 前記二次電源の電圧を検出する電圧検出手段と、 を備えた電子腕時計において、 前記発電手段と並列に接続され、前記二次電源への前記
充電電圧が所定電圧を超過しているとき前記発電手段を
短絡するスイッチ手段と、 前記電圧検出手段により前記二次電源の電圧を検出する
とき前記発電手段を短絡するよう前記スイッチ手段を制
御する制御手段と、 前記発電手段から前記二次電源への充電経路に設けら
れ、前記二次電源から前記発電手段への逆流を防止し、
かつ、前記スイッチ手段が前記発電手段を短絡するとき
前記二次電源の短絡を防止する逆流防止手段とを備えた ことを特徴とする電子腕時計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60076006A JPH0740772B2 (ja) | 1985-04-10 | 1985-04-10 | 電子腕時計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60076006A JPH0740772B2 (ja) | 1985-04-10 | 1985-04-10 | 電子腕時計 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8673494A Division JP2573909B2 (ja) | 1994-04-25 | 1994-04-25 | 電子時計 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61236332A JPS61236332A (ja) | 1986-10-21 |
| JPH0740772B2 true JPH0740772B2 (ja) | 1995-05-01 |
Family
ID=13592719
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60076006A Expired - Lifetime JPH0740772B2 (ja) | 1985-04-10 | 1985-04-10 | 電子腕時計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0740772B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0756585Y2 (ja) * | 1988-09-20 | 1995-12-25 | シャープ株式会社 | 車輌用充電装置 |
| US6584043B1 (en) | 1998-11-17 | 2003-06-24 | Seiko Epson Corporation | Electronically controlled mechanical watch and method of preventing overcharge |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5892836U (ja) * | 1981-12-18 | 1983-06-23 | 株式会社日立製作所 | 二次電池放電電圧検出回路 |
-
1985
- 1985-04-10 JP JP60076006A patent/JPH0740772B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61236332A (ja) | 1986-10-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |