JPH0740686B2 - 時分割多重通信装置 - Google Patents

時分割多重通信装置

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JPH0740686B2
JPH0740686B2 JP6093286A JP6093286A JPH0740686B2 JP H0740686 B2 JPH0740686 B2 JP H0740686B2 JP 6093286 A JP6093286 A JP 6093286A JP 6093286 A JP6093286 A JP 6093286A JP H0740686 B2 JPH0740686 B2 JP H0740686B2
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一雄 井口
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Fujitsu Ltd
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【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 伝送符号としてパーシャルレスポンス符号等を用いた2
チャネルディジタル信号の時分割多重通信装置であり、
送信側で信号の周波数成分が“0"となる周波数を持つク
ロックを一方のチャネルのディジタル信号に位相同期さ
せて重畳し、受信側でこのクロックの位相を検出して両
チャネルの多重化分離を行う。
〔産業上の利用分野〕
本発明は時分割多重通信装置に関し、特に2チャネルの
高速ディジタル通信装置に関する。
高速ディジタル通信、例えば高速PCM通信システム等に
おいては、より簡単な回路構成で一層のビットレートの
高速化が望まれている。
〔従来の技術〕
従来、2チャネルのPCM信号を時分割多重化する場合、
第5図に示すように、チャネルCH1、チャネルCH2のデー
タ信号に同期信号SYNを付加したワード構成としてお
り、受信側ではこの同期信号を用いてワード同期をと
り、それにより2チャネルの信号を時分割多重分離して
いる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の方式では、チャネル信号CH1、CH2と同期信号SYN
のビット数を同数とした場合、チャネル信号のビット数
に対して50%の同期信号のビット数の増加となり、した
がって同じデータ量を送出する場合、伝送路に要求され
る信号速度は、同期信号SYNを付加しない場合に比べて5
0%の速度上昇となる。反対にいえば、同じ信号速度で
は同期信号の分だけ送信できるデータ量が減ることにな
る。
この同期信号によるロスを低減するため、チャネル信号
CH1、CH2のビット数を数十ビットとにし同期信号SYNを
1ビットとしてチャネル信号に対しての同期信号の割合
を低減する方法もある。しかしながら、この場合、多重
化、多重分離回路の構成が複雑になり、また1ビットの
同期信号の識別は容易でないため複雑な構成の識別回路
が必要となる。特に信号速度が高速となった場合、複雑
な高速論理処理回路が必要となり、その実現は難しい。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理ブロック図である。図中、送信側
は2チャネルのディジタル信号CH1、CH2を多重化する多
重化部101、多重化部101の出力を符号化する符号化回路
102、および符号化回路102の出力とクロックを加算する
加算器104を含み構成される。また受信側は受信信号を
復号する復号化回路105、復号化回路105の出力を2つの
ディジタル信号CH1、CH2に多重分離する多重分離部10
6、および受信信号から分周クロック周波数を抽出する
フィルタ107を含み構成される。
この第1図に示す本発明の時分割多重通信装置では、2
チャネルのディジタル信号CH1、CH2を時分割多重して伝
送するにあたり送信側ではこの伝送符号に、伝送符号の
周波数スペクトルが“0"となる周波数の持つクロックCL
K/2を一方のチャネルのディジタル信号に位相同期させ
て重畳する。一方、受信側では重畳されたクロックCLK/
2を検出してそのクロックの位相を用いて二つのチャネ
ルのディジタル信号CH1、CH2を識別し多重分離を行う。
さらに詳しく説明すると、符号化回路102は、多重化さ
れたディジタル信号についての伝送信号速度の1/n(n
は整数)の周波数の整数倍の周波数で信号スペクトルが
零となる符号化を行う。
送信側では、このような信号スペクトルが零となる周波
数の一つと同じ周波数を有するクロック信号を、上記の
多重化されたディジタル信号に位相同期させて合成する
ことにより、加算器104内で上記クロック信号を符号化
回路102の出力に加算する。また一方で、受信側では符
号化されたデータ(符号化回路102の出力)とクロック
信号とが加算された信号からクロック信号を取り出すフ
ィルタ107を設けている。ここで、多重分離部106は、こ
のフィルタ107から取り出されるクロック信号の位相に
基づき複数のチャネルのディジタル信号を識別するよう
に動作する。
〔作 用〕
例えばパーシャルレスポンス符号は、第2図(a)のス
ペクトル図に示すように、n/2 fb(nは整数,fbは伝送
信号周波数)で表わされる周波数で信号スペクトル成分
が零となる。従ってこの周波数帯のいずれかに、2つの
チャネルを識別するための、同期信号としての役割を持
つクロックCLK/2を、一方のチャネルのディジタル信号
に位相同期するように重畳させて受信側に送出する。こ
のようにした場合、ディジタル信号とクロックの周波数
領域が異なるため、クロックがディジタル信号を妨害す
ることはない。
すなわち、ディジタル信号CH1,CH2を多重化部101で多重
化し符号化回路102で符号化した後、加算器104に送る。
クロックCLKを加算器104で符号化回路102の出力に加算
し、受信側に送出する。
受信側ではこのクロックCLKを検出し、その位相を用い
て2チャネルのディジタル信号CH1,CH2を識別し時分割
多重分離を用い、それにより伝送する信号から同期信号
を除く。
すなわち、受信信号を復号化回路105で復号した後、多
重分離部106に導く。また受信信号からフィルタ107でク
ロックCLKを抽出して、これを用いて多重分離部106でデ
ィジタル信号CH1,CH2を識別して多重分離する。
なお、従来用いているNRZ等の伝送路符号は、第2図
(b)のスペクトル図に示すように、伝送信号周波数f
(b),2f(b)では信号スペクトル成分か零となるの
での周波数成分をもつクロックを加算することになる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第3図は本発明の一実施例としての時分割多重装置を示
すブロック図である。図中、1は送信回路、2は受信回
路である。送信回路1において、チャネル信号CH1、CH2
はPCM信号であり、その信号速度はクロックCKの周波数
f(b)の半分である。本例では例えばf(b)は1MHz
に選ばれる。チャネル信号CH1、CH2はそれぞれ波形整形
用のフリップフロップ10、11を介してマルチプレクサ13
に入力される。
クロックCKは1/2分周回路12および符号化回路15に導か
れる。1/2分周回路12の出力信号はフリップフロップ1
0、11のクロック端子CL、マルチプレクサ13に導かれる
とともに、レベル調整回路14を介して加算器16に導かれ
る。また1/2分周回路2の反転出力信号はマルチプレク
サ13に導かれる。マルチプレクサ13は3つのNOR回路131
〜133で構成され、チャネル信号CH1、CH2の時分割多重
化を行う。マルチプレクサ13の出力信号は符号化回路15
に入力される。
符号化回路15は、第4図の信号スペクトル図に示すよう
に伝送信号速度(周波数f(b))の1/2の周波数で信
号スペクトルが零となる伝送路符号、本例では例えばパ
ーシャルレスポスPR(1、1)すなわちデュオバイナリ
(duobinary)符号の符号化回路である。符号化回路15
の出力信号は加算器16でレベル調整回路14からの1/2周
波数のクロックを重畳された後に伝送路3を介して受信
回路2に伝送される。
受信回路2においては、伝送路3からの入力信号は、増
幅器20で増幅された後に復号化回路21に導かれる。復号
化回路21の出力信号は多重分離のためのフリップフロッ
プ22、23に入力される。増幅器20の出力信号はまた、通
過周波数帯域f(b)/2の帯域フィルタ24を介して増幅
・リミッタ回路25に導かれる。増幅・リミッタ回路25の
出力信号は2逓倍回路26を介して復号化回路21に導かれ
るとともにフリップフロップ22のクロック端子CKに導か
れる。また増幅・リミッタ回路25の反転出力信号はフリ
ップフロップ23のクロック端子CKに導かれる。フリップ
フロップ22、23の各出力端子からは多重分離されたチャ
ネル信号CH1、CH2がそれぞれ出力される。
第3図の装置の動作を以下に説明する。
チャネル信号CH1、CH2はフリップフロップ10、11で波形
整形された後、マルチプレクサ13に入力されて1/2分周
回路12からのクロックf(b)/2を用いて第5図(a)
に示すようにビット多重化され、さらに符号化回路15に
入力される。符号化回路15はビット多重化されたチャネ
ル信号をパーシャルレスポンプPR(1、1)に符号化
し、加算器16に送る。この符号化された信号は第4図に
示すように信号スペクトルが周波数f(b)/2で零とな
っている。
加算器16では、第5図に示すように、符号化回路15の出
力信号に、レベル調整回路14を介した1/2分周回路12の
クロックf(b)/2を、その例えば立上りがチャネル信
号CH1に位相同期するようにして合成する。その合成比
はレベル調整回路14によって調整される。このように合
成すると、クロックf(b)/2の信号スペクトルは第2
図に示すように、パーシャルレスポンスPR(1、1)の
信号スペクトルが零である周波数f(b)/2に重畳され
ることになり、クロックf(b)/2がチャネル信号CH
1、CH2に影響を与えることはない。
一方、受信回路2では、伝送路3で減衰した伝送信号を
増幅器20で増幅後、帯域フィルタ24でクロックf(b)
/2の成分を抽出し、増幅・リミッタ回路25を介して2逓
倍回路26に導き、そこで2逓倍してクロックf(b)と
して復号化回路21に入力する。それにより復号化回路21
で伝送された信号を元のビット多重信号(信号速度f
(b))に復号する。このビット多重信号はフリップフ
ロップ22、23によってクロックf(b)/2の立上りおよ
び立下りでそれぞれ打ち抜かれ、元のチャネル信号CH
1、CH2のPCM信号に多重分離される。
本発明の実施にあたっては種々の変更態様が可能であ
る。例えば上述の実施例ではパーシャルレスポンス符号
としてPR(1、1)を用いたが、これらに限らず例えば
PR(1、0、−1)等の他のパーシャルレスポンス符号
であってもよく、要は伝送信号速度の半分の周波数で信
号スペクトルが零となる伝送符号であれば、本発明を適
用することが可能である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、従来別々に設計されていた時分割多重
装置と伝送路符号変換装置が一体化され、伝送路符号に
伝送信号速度の半分のクロック信号を重畳伝送すること
により、従来受信側で必要だったブロック同期回路等が
不要となり、それにより時分割多重化伝送装置を大幅に
簡単化することが可能となる。また従来のブロック同期
信号挿入形時分割多重方式に比べ、同じ情報量を送るの
に伝送速度の上昇をきたさない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理ブロック図、第2図(a)(b)
は第1図システムの動作を説明するための図、第3図は
本発明の一実施例としての時分割多重方式を行う通信シ
ステムのブロック図、第4図はパーシャルレスポンスPR
(1、1)の信号スペクトル図、第5図は第3図の加算
器での信号タイミング図、第6図は従来の伝送信号のワ
ード構成を示す図である。 CH1、CH2……チャネル信号 1……送信回路、2……受信回路 10、11、22、23……フリップフロップ 12……1/2分周回路、13……マルチプレクサ 14……レベル調整回路、15……符号化回路 16……加算器、20……増幅器 21……復号化回路、24……帯域フィルタ 25……増幅・リミッタ回路 26……2逓倍回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信側に複数のチャネルのディジタル信号
    (CH1,CH2)の多重化を行う多重化部(101)と、該多重
    化された信号について伝送信号速度の1/nの周波数の整
    数倍の周波数で信号スペクトルが零となる符号化を行う
    符号化回路(102)を設け、ここで、nは、任意の正の
    整数として定義され、一方受信側に該符号化されたデー
    タを復号化回路(105)と、該復号化された信号を多重
    分離する多重分離部(106)を設け、該複数のチャネル
    のディジタル信号に対し時分割多重伝送を行う時分割多
    重通信装置に於いて、 該送信側に、該信号スペクトルが零となる周波数の一つ
    と同じ周波数を有するクロック信号を、該多重化された
    信号に位相同期させて合成することにより該符号化回路
    (102)の出力に加算する加算器(104)を設け、 該受信側に、該符号化されたデータと該クロック信号と
    が加算された信号から該クロック信号を取り出すフィル
    タ(107)を設け、 該多重分離部(106)は、該フィルタ(107)から取り出
    されるクロック信号の位相に基づき該複数のチャネルの
    ディジタル信号を識別することを特徴とする時分割多重
    通信装置。
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