JPH0740681B2 - 配電線伝送方式 - Google Patents
配電線伝送方式Info
- Publication number
- JPH0740681B2 JPH0740681B2 JP59104602A JP10460284A JPH0740681B2 JP H0740681 B2 JPH0740681 B2 JP H0740681B2 JP 59104602 A JP59104602 A JP 59104602A JP 10460284 A JP10460284 A JP 10460284A JP H0740681 B2 JPH0740681 B2 JP H0740681B2
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- JP
- Japan
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- phase
- station device
- distribution line
- zero
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- Prior art date
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、配電線を利用した伝送方式に係わり、特に零
相信号により情報を伝送する伝送方式に関する。
相信号により情報を伝送する伝送方式に関する。
配電線を利用した伝送方式には、種々の伝送方式があ
り、この一つとして、零相電圧または零相電流を配電線
と大地間に伝達する零相キャリヤ伝送方式がある。
り、この一つとして、零相電圧または零相電流を配電線
と大地間に伝達する零相キャリヤ伝送方式がある。
第１図は、前述した零相キャリヤ伝送方式を示す図面で
ある。図面において、６は、配電線用変電所に設けられ
た親局装置、７−１乃至７−３は、柱上開閉器または柱
上変圧器に設けられた子局装置であり、夫々送信部及び
受信部から構成されている。
ある。図面において、６は、配電線用変電所に設けられ
た親局装置、７−１乃至７−３は、柱上開閉器または柱
上変圧器に設けられた子局装置であり、夫々送信部及び
受信部から構成されている。
このうち、送信部は、高圧配電線の３相のうちの１相
（図面においてＡ相で、以下、基準相と称する）に接地
コンデンサ１、スイッチ２を介して接地されている零相
信号発生回路が接続されており、スイッチ２の開閉によ
り零相電圧V0を発生させる。一方受信部は、基準相電圧
３と零相電圧４を乗算回路５により乗算し、復調出力を
得るようになっている。
（図面においてＡ相で、以下、基準相と称する）に接地
コンデンサ１、スイッチ２を介して接地されている零相
信号発生回路が接続されており、スイッチ２の開閉によ
り零相電圧V0を発生させる。一方受信部は、基準相電圧
３と零相電圧４を乗算回路５により乗算し、復調出力を
得るようになっている。
ここで、零相キャリヤ伝送方式においては、基準相電圧
と零相電圧が同位相であることを利用して復調するので
あるから、基準相が送信側と受信側とで一致している必
要がある。つまり、零相キャリヤ伝送は、配電線用変電
所に設けられた親局装置と、柱上開閉器または柱上変圧
器に設けられた子局装置との間で行われることから、両
局装置の基準相を一致させる必要がある。そのため、基
準相を一致さる確認作業を必要としていた。この確認作
業としては、柱上開閉器または柱上変圧器の据付け後
に、作業員の目視による確認で行っていた。
と零相電圧が同位相であることを利用して復調するので
あるから、基準相が送信側と受信側とで一致している必
要がある。つまり、零相キャリヤ伝送は、配電線用変電
所に設けられた親局装置と、柱上開閉器または柱上変圧
器に設けられた子局装置との間で行われることから、両
局装置の基準相を一致させる必要がある。そのため、基
準相を一致さる確認作業を必要としていた。この確認作
業としては、柱上開閉器または柱上変圧器の据付け後
に、作業員の目視による確認で行っていた。
また、高圧配電線においては、第２図に示すように、配
電線用変電所から柱上開閉器または柱上変圧器まで数十
キロメートルにも渡って張られており、途中で分岐した
りまた捻架したりしている。更には、柱上開閉器または
柱上変圧器の数も数十台と設置台数が多い。
電線用変電所から柱上開閉器または柱上変圧器まで数十
キロメートルにも渡って張られており、途中で分岐した
りまた捻架したりしている。更には、柱上開閉器または
柱上変圧器の数も数十台と設置台数が多い。
このため、親局装置に１相分の零相信号発生回路しか備
えていない従来の零相キャリヤ伝送方式では、前述した
作業員の目視による確認作業に多くの時間を必要とし、
作業員にとっては、難儀な作業であるため、作業効率が
低下するというのが現状であった。本発明者は、このよ
うな点に鑑みてなされたものである。
えていない従来の零相キャリヤ伝送方式では、前述した
作業員の目視による確認作業に多くの時間を必要とし、
作業員にとっては、難儀な作業であるため、作業効率が
低下するというのが現状であった。本発明者は、このよ
うな点に鑑みてなされたものである。
本発明は、親局装置と子局装置の基準相の確認作業、即
ち人の目視による確認作業を無とすることにより、作業
時間の短縮、現場作業員の負担を軽減するとともに、現
場の作業効率を向上させることを目的とするものであ
る。
ち人の目視による確認作業を無とすることにより、作業
時間の短縮、現場作業員の負担を軽減するとともに、現
場の作業効率を向上させることを目的とするものであ
る。
本発明者は、上記目的を達成するために、親局装置が配
電線の３相全てに零相信号発生回路を備えて、子局装置
の基準相を記憶、管理すれば、子局装置の基準相が配電
線の３相のいずれに設定されていたとしても、柱上開閉
器あるは柱上変圧器の据付け後に基準相の人の目視によ
る確認作業が無となり、作業時間の短縮、現場作業員の
負担を軽減させ、現場の作業効率を向上させることに気
付いたのである。
電線の３相全てに零相信号発生回路を備えて、子局装置
の基準相を記憶、管理すれば、子局装置の基準相が配電
線の３相のいずれに設定されていたとしても、柱上開閉
器あるは柱上変圧器の据付け後に基準相の人の目視によ
る確認作業が無となり、作業時間の短縮、現場作業員の
負担を軽減させ、現場の作業効率を向上させることに気
付いたのである。
そこで、本発明は、配電線を利用し、配電線用変電所に
設けられた親局装置と、柱上開閉器あるいは柱上変圧器
に設けられた子局装置との間で、零相信号により情報を
伝送する配電線伝送方式において、前記親局装置は、配
電線の各相いずれをも基準相にできるよう、配電線の各
相毎にコンデンサを有する零相信号発生回路を備えてい
るとともに、予め設定された前記子局装置の基準相を記
憶する内部記憶素子を有し、該内部記憶素子の情報に基
づいて前記各相毎に設定された複数の零相信号発生回路
から、当該子局装置と基準相が合致するように零相信号
発生回路を選択する論理判断部を備えたものである。
設けられた親局装置と、柱上開閉器あるいは柱上変圧器
に設けられた子局装置との間で、零相信号により情報を
伝送する配電線伝送方式において、前記親局装置は、配
電線の各相いずれをも基準相にできるよう、配電線の各
相毎にコンデンサを有する零相信号発生回路を備えてい
るとともに、予め設定された前記子局装置の基準相を記
憶する内部記憶素子を有し、該内部記憶素子の情報に基
づいて前記各相毎に設定された複数の零相信号発生回路
から、当該子局装置と基準相が合致するように零相信号
発生回路を選択する論理判断部を備えたものである。
以下、本発明の実施例を第３図を用いて説明する。
図面において、配電線用変電所に設けられた親局装置６
のうち送信部は、配電線３相全てに接地コンデンサ（図
面において、Ａ相に接地コンデンサ１−１、Ｂ相に接地
コンデンサ１−２、Ｃ相に接地コンデンサ１−３）と、
スイッチ２−１乃至２−３からなる零相信号発生回路を
備えている。一方受信部は、配電線３相全ての信号が受
信できるよう乗算回路５を備えている。また、親局装置
論理判断部８は、内部記憶素子を有している。
のうち送信部は、配電線３相全てに接地コンデンサ（図
面において、Ａ相に接地コンデンサ１−１、Ｂ相に接地
コンデンサ１−２、Ｃ相に接地コンデンサ１−３）と、
スイッチ２−１乃至２−３からなる零相信号発生回路を
備えている。一方受信部は、配電線３相全ての信号が受
信できるよう乗算回路５を備えている。また、親局装置
論理判断部８は、内部記憶素子を有している。
一方、柱上開閉器あるいは柱上変圧器に設けられた子局
装置７−１乃至７−３は基準相を任意に設定（図面にお
いて、子局装置７−１はＡ相、子局装置７−２はＢ相、
子局装置７−３はＣ相に設定）しており、構成上従来の
ものとは変っていない。
装置７−１乃至７−３は基準相を任意に設定（図面にお
いて、子局装置７−１はＡ相、子局装置７−２はＢ相、
子局装置７−３はＣ相に設定）しており、構成上従来の
ものとは変っていない。
以上のように構成したことにより、親局装置から例えば
子局装置７−１に信号を伝送する場合、親局装置論理判
断部８はスイッチ２−１を投入し、零相電圧V0を発生さ
せる。また、例えば子局装置７−１からの信号を親局装
置が受信する場合、親局装置は、Ａ相から相電圧３−１
と子局装置７−１が発生した零相電圧４を乗算回路５
（図面においては左部の乗算回路）にて乗算し、復調出
力を得る。
子局装置７−１に信号を伝送する場合、親局装置論理判
断部８はスイッチ２−１を投入し、零相電圧V0を発生さ
せる。また、例えば子局装置７−１からの信号を親局装
置が受信する場合、親局装置は、Ａ相から相電圧３−１
と子局装置７−１が発生した零相電圧４を乗算回路５
（図面においては左部の乗算回路）にて乗算し、復調出
力を得る。
次に、上述の構成を採用することにより従来の基準相の
人の目視による確認作業が無となることについて説明す
る。
人の目視による確認作業が無となることについて説明す
る。
前述したように、親局装置（送信部）は、配電線３相全
てに接地コンデンサとスイッチからなる零相信号発生回
路を備え、親局装置論理判断部に内部記憶素子を有して
いる。これにより、柱上開閉器あるいは柱上変圧器の据
付け後、親局装置、即ち配電線用変電所において、柱上
開閉器あるいは柱上変圧器に設けられた子局装置がどの
基準相であるか、各相（Ａ相、Ｂ相、Ｃ相）に順次模擬
送電を行い、その結果を内部記憶素子に記憶しておく。
これにより、人の目視による確認作業を行わなくとも各
子局装置がどの基準相であるかわかり、次回より内部記
憶素子に記憶した情報に基づいて、子局装置の基準相に
合致した零相信号発生回路を選択するようにする。
てに接地コンデンサとスイッチからなる零相信号発生回
路を備え、親局装置論理判断部に内部記憶素子を有して
いる。これにより、柱上開閉器あるいは柱上変圧器の据
付け後、親局装置、即ち配電線用変電所において、柱上
開閉器あるいは柱上変圧器に設けられた子局装置がどの
基準相であるか、各相（Ａ相、Ｂ相、Ｃ相）に順次模擬
送電を行い、その結果を内部記憶素子に記憶しておく。
これにより、人の目視による確認作業を行わなくとも各
子局装置がどの基準相であるかわかり、次回より内部記
憶素子に記憶した情報に基づいて、子局装置の基準相に
合致した零相信号発生回路を選択するようにする。
従って、従来、柱上開閉器あるいは柱上変圧器の据付け
後行っていた親局装置と、子局装置の基準相の確認作
業、即ち人の目視による確認作業が無となり、作業時間
の短縮、現場作業員の負担を軽減し、現場の作業効率を
向上を図ることができる。
後行っていた親局装置と、子局装置の基準相の確認作
業、即ち人の目視による確認作業が無となり、作業時間
の短縮、現場作業員の負担を軽減し、現場の作業効率を
向上を図ることができる。
本発明は、配電線用変電所に設けられた親局装置におい
て、配電線の各相いずれをも基準相にできるよう、配電
線の各相毎にコンデンサを有する零相信号発生回路を備
えているとともに、予め設定された前記子局装置の基準
相を記憶する内部記憶素子を有し、該内部記憶素子の情
報に基づいて前記各相毎に設定された複数の零相信号発
生回路から、当該子局装置と基準相が合致するように零
相信号発生回路を選択する論理判断部を備えたものであ
る。これにより、従来、柱上開閉器あるいは柱上変圧器
の据付け後行っていた親局装置と子局装置の基準相の確
認作業、即ち人の目視による確認作業を無とすることが
でき、作業時間の短縮、現場作業員の負担を軽減し、現
場の作業効率を向上を図ることができる。
て、配電線の各相いずれをも基準相にできるよう、配電
線の各相毎にコンデンサを有する零相信号発生回路を備
えているとともに、予め設定された前記子局装置の基準
相を記憶する内部記憶素子を有し、該内部記憶素子の情
報に基づいて前記各相毎に設定された複数の零相信号発
生回路から、当該子局装置と基準相が合致するように零
相信号発生回路を選択する論理判断部を備えたものであ
る。これにより、従来、柱上開閉器あるいは柱上変圧器
の据付け後行っていた親局装置と子局装置の基準相の確
認作業、即ち人の目視による確認作業を無とすることが
でき、作業時間の短縮、現場作業員の負担を軽減し、現
場の作業効率を向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】 第１図は、従来の零相キャリヤ伝送方式を示した図面、
第２図は、高圧配電線の立体系統図、第３図は、本発明
の零相キャリヤ伝送方式を示した図面である。 1,1−1,1−2,1−３……接地コンデンサ、2,2−1,2−2,2
−３……スイッチ、3,3−1,3−2,3−３……基準相電
圧、４……零相電圧、５……乗算回路、６……親局装
置、7,7−1,7−2,7−３……子局装置、８……親局装置
論理判断部。
第２図は、高圧配電線の立体系統図、第３図は、本発明
の零相キャリヤ伝送方式を示した図面である。 1,1−1,1−2,1−３……接地コンデンサ、2,2−1,2−2,2
−３……スイッチ、3,3−1,3−2,3−３……基準相電
圧、４……零相電圧、５……乗算回路、６……親局装
置、7,7−1,7−2,7−３……子局装置、８……親局装置
論理判断部。
Claims (1)
- 【請求項１】配電線を利用し、配電線用変電所に設けら
れた親局装置と、柱上開閉器あるいは柱上変圧器に設け
られた子局装置との間で、零相信号により情報を伝送す
る配電線伝送方式において、 前記親局装置は、配電線の各相いずれをも基準相にでき
るよう、配電線の各相毎にコンデンサを有する零相信号
発生回路を備えているとともに、予め設定された前記子
局装置の基準相を記憶する内部記憶素子を有し、該内部
記憶素子の情報に基づいて前記各相毎に設定された複数
の零相信号発生回路から、当該子局装置と基準相が合致
するように零相信号発生回路を選択する論理判断部を備
えることを特徴とする配電線伝送方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59104602A JPH0740681B2 (ja) | 1984-05-25 | 1984-05-25 | 配電線伝送方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59104602A JPH0740681B2 (ja) | 1984-05-25 | 1984-05-25 | 配電線伝送方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60249834A JPS60249834A (ja) | 1985-12-10 |
| JPH0740681B2 true JPH0740681B2 (ja) | 1995-05-01 |
Family
ID=14384964
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59104602A Expired - Fee Related JPH0740681B2 (ja) | 1984-05-25 | 1984-05-25 | 配電線伝送方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0740681B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62210741A (ja) * | 1986-03-12 | 1987-09-16 | Hitachi Ltd | 搬送波送信及び受信復調装置 |
| US8587290B2 (en) * | 2011-03-29 | 2013-11-19 | General Electric Company | Method, system and device of phase identification using a smart meter |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57149644A (en) * | 1981-03-09 | 1982-09-16 | Suzuki Motor Co Ltd | Vibro-isolating balancer equipment of internal combustion engine |
-
1984
- 1984-05-25 JP JP59104602A patent/JPH0740681B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60249834A (ja) | 1985-12-10 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |