JPH0740549U - 容 器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 お湯を入れても麺が浮いてしまうということ
もなく、麺がすべてお湯にひたり、おいしいカップ麺を
作ることができる容器を提供する。 【構成】 容器（４）のふた（１）にとび出している部
分（２）を設ける、または、容器（４）の内部につっか
い（３）を有することを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案はふたにとび出している部分を設けた、また、内部につっか いを有するカップ麺の容器に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、プラスチックのふたを有するもの、紙のふたを使うものなど、 いろいろなカップ麺の容器があった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これには、お湯を入れた場合麺が浮いてしまい、麺の沈んでいる部分 と浮いている部分とでは麺のできが少し違うという欠点があった。 本考案は、この欠点を除くためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

容器（４）のふた（１）にとび出している部分（２）を設ける。また は、容器（４）の内部につっかい（３）を有する。

【０００５】

【作用】

容器（４）のふた（１）にとび出している部分（２）を設ける場合、 お湯を入れて麺が浮いてきても、ふた（１）のとび出している部分（２ ）が上から麺を押えつけ麺を沈めることができる。 容器（４）の内部につっかい（３）を有する場合は、お湯を入れて麺 が浮いてこようとしても、麺（５）とふた（１）−ａの間にあるつっか い（３）がふた（１）−ａにつっかえて麺は沈んだままにしておくこと ができる。

【０００６】

【実施例】 以下、本考案の実施例について説明する。

【図１】のように、容器（４）のふた（１）に、とび出している部分 （２）を設ける。または、

【図２】のように容器（４）の内部に、つっ かい（３）を有する。 本考案は以上のような構造で、これを使用するときは、容器（４）の ふた（１）にとび出している部分（２）を設ける場合、容器にお湯を入 れて麺が浮いてきてもふた（１）を閉めれば、ふた（１）のとび出して いる部分（２）が麺を上から押えつけることになるので、麺をお湯の中 に沈めることができる。 容器（４）の内部につっかい（３）を有する場合は、お湯を入れて麺 が浮いてこようとしても、ふた（１）−ａを閉めておけば、麺（５）と ふた（１）−ａの間にあるつっかい（３）がふた（１）−ａにつっかえ て、麺は沈んだままにしておくことができる。 なお、カップ焼そばにおいては、麺を押さえておくことができるので お湯を捨てるときに麺がこぼれるということがない。 なお、ふた（１）のとび出している部分（２）は

【図１】のようにふ たそのものがとび出しているような形状にしても良いし、ふたそのもの に後からとび出している部分（２）−ａを取りつけても良い。 なお、後から取りつけるとび出し部分（２）−ａをふた（１）に取り つけないで容器（３）に入れる、またはとび出し部分（２）−ａを少し 変形させて容器（３）に入れると、請求項２の形になる。 なお、ふた（１）のとび出している部分（２）は１つでも良いし、複 数でも良い。 なお、つっかい（３）の形は、丸型でも良いしバツ型でも良いし、特 に、必ずこういう形でなくてはならないということはない。

【０００７】

【考案の効果】

カップ麺の容器にお湯を入れても、麺が浮いてしまうということもな く、麺のすべてがお湯にひたって、おいしいカップ麺を作ることができ る。 なお、カップ焼そばにおいては、麺を押さえておくことができるので お湯を捨てるときに麺がこぼれるということがない。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の

【請求項１】の斜視図である。

【図２】本考案の

【請求項２】の斜視図である。

【符号の説明】

１ ふた １−ａ 従来のふた ２ ふた（１）のとび出している部分 ２−ａ ふたそのものに後から取りつけるとび出し部分 ３ つっかい ４ 容器

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ふた（１）にとび出している部分
   （２）を設けた容器
2. 【請求項２】 内部につっかい（３）を有する容器