JPH0740479Y2 - 緩衝バネ装置 - Google Patents

緩衝バネ装置

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Publication number
JPH0740479Y2
JPH0740479Y2 JP538388U JP538388U JPH0740479Y2 JP H0740479 Y2 JPH0740479 Y2 JP H0740479Y2 JP 538388 U JP538388 U JP 538388U JP 538388 U JP538388 U JP 538388U JP H0740479 Y2 JPH0740479 Y2 JP H0740479Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
corrugated washer
tape
parachute
parachute case
case
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP538388U
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English (en)
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JPH01111100U (ja
Inventor
和拓 荒木
慎一 剣持
清 五十嵐
秀美 本田
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は航空機より投下される海洋センサの収納用円筒
筐体の着水時における衝撃力の緩和と分離動作の信頼性
向上をはかるための構造に関するものである。
(従来の技術) 従来のこの種の構造は本出願人の出願に係る実開昭61−
154199号に記載したものがあり、以下第2図(a)
(b)(c)を使用して説明する。
21はパラシュート、22はパラシュートケース、23は収納
用円筒筐体(以下円筒という)、24は結合及び解除機能
を有する結合板、25はセンサ本体、26はフロート、27は
ガス発生装置、29はおもり、30は着水時の衝撃の緩和と
組立時の寸法差吸収用のバネ性のある波形座金であり、
第2図(b)に示すように湾曲部30aによって波状を形
成している。該波形座金30は分離動作時にはね上って膨
張途中のフロート26に引っかからぬように摩擦用ゴムリ
ング31を介してフロート26のフランジ部に配置され、パ
ラシュートケース22で固定されている。
従って、波形座金30は、フロート26とセンサ本体25を一
方に押圧し、そのガタつきを防止している。
(考案が解決使用とする課題) 従来例の如きフロート26をもつ円筒において波形座金は
固定されていないために、展張時に円筒中で斜になった
り、くさびの様にはさまって、センサ本体が分離出来な
い場合がある。この様なことを除くためにパラシュー
ト、パラシュートケース等よりなる落下機構に該波形座
金を固定することが必要となったが、取付寸法によって
は、該波形座金の自由度がうばわれバネ性が変化し、緩
衝機能がそこなわれるという事があった。
又、従来例以外のフロート26を持たない自己浮力タイプ
の場合はアンテナの形状、取付位置と浮上物との関係に
より波形座金を取付ける場合がなく(図示せず)、前述
の如く円筒内で斜になりこじれると云う欠点があった。
(課題を解決するための手段) 航空機より投下される海洋センサを収納した収納用円筒
筐体から、センサ本体とパラシュートケースとを分離し
得るように、センサ本体とパラシュートケースを結合板
で結合し、該パラシュートケースとセンサ本体の緩衝を
行うバネをもった緩衝装置において、前記パラシュート
ケース下面に、スピードナットで押圧し得るように設け
られたピン部と、波形座金の対向する平坦部位に該波形
座金の中心に突出する所定長の突出部を形成するように
テープを巻きつけ、かつ、貼り合わせると共に、前記テ
ープの突出部には前記ピン部を挿入する孔を設けたバネ
性のある波形座金とから成り、前記ピン部を前記テープ
の突出部の孔に挿入して、スピードナットで押圧して止
めるように前記波形座金をパラシュートケースに取付け
て緩衝バネとしたものである。
(作用) 本考案は前記の如く構成したので波形座金はパラシュー
トケースから離脱せず、又、バネ効果を制限することも
なく、円筒からの分離動作も確実となり、着水時の衝撃
力の緩衝作用は良好な状態となるのである。
(実施例) 本考案の実施例を第1図(a)に示す。1は波形座金、
2はスピードナット、3はテープ、4はパラシュートケ
ース、4−1はパラシュートケースのピン部であって、
波形座金1に巻きつけ、はさみ合せたテープ3の端の孔
をパラシュートケースのピン部に合わせて入れスピード
ナット2で押圧し止める。
第1図(b)は波形座金1にテープ3をはりつける方法
を示す波形座金1の平坦部にテープ3を巻きつけて、挟
み合せ、余長の2枚の端の穴を合わせ粘着部を貼り合わ
せる。
第1図(c)は、本実施例の波形座金を挿入した円筒の
断面図を示し、第1図(d)は第1図(c)の要部断面
図を示す。図において、21はパラシュート、4はパラシ
ュートケース、23は収納用円筒筐体、26はフロート、27
はガス発生装置、29はおもりである。1は波形座金で着
水時の衝撃の緩和と組立時の寸法差吸収用のバネ性を有
し第1図(a)のように構成されてパラシュートケース
4に固定されている。
従って、波形座金1はフロートのフランジ部26−aを押
圧することによりフロート26とセンサ本体25とを一方に
押圧しそのがたつきを防止している。
上述したように、本考案を第1図(a),(b)の如く
構成することによって、波形座金1はテープの余長によ
り多少の自由度をもち、バネとしての自由な働きができ
る。また、展張の場合、波形座金が円筒内で斜になり、
引っかかることもなく緩衝機能を充分発揮できるもので
ある。
(考案の効果) 以上説明したように、波形座金1をパラシュートケース
に取付けたので筒内のガタが無くなり、波形座金が、は
づれて斜めに引っかかることもなく、バネ性をそこなわ
ず簡単な構造によって以上の効果を発揮出来るものであ
る、又スピードナット2は、既製品として市販されてい
るもので安価に入手出来る点も有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は、本考案の一実施例の斜視図で、第1図
(b)は波形座金にテープをはり付けた斜視図である。
また、第1図(c)は本実施例の波形座金を挿入した円
筒の断面図を、第1図(d)は第1図(c)の要部断面
図を示す。 第2図(a)は従来例の波形座金を挿入した円筒の断面
図、第2図(b)は従来例の波形座金の斜視図、第2図
(c)は第2図(a)の要部断面図。 1……波形座金、2……スピードナット、3……テー
プ、4……パラシュートケース、4−1……パラシュー
トケースのピン部、21……パラシュート、22……パラシ
ュートケース、23……収納用円筒筐体、24……結合板、
25……センサ本体、26……フロート、26−a……フロー
トのフランジ部、27……ガス発生装置、29……おもり、
30……波形座金、30a……湾曲部、31……摩擦ゴムリン
グ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】航空機より投下される海洋センサを収納し
    た収納用円筒筐体から、センサ本体とパラシュートケー
    スとを分離し得るように、センサ本体とパラシュートケ
    ースを結合板で結合し、該パラシュートケースとセンサ
    本体の緩衝を行うバネをもった緩衝装置において、 前記パラシュートケース下面に、スピードナットで押圧
    し得るように設けられたピン部と、 波形座金の対向する平坦部位に該波形座金の中心に突出
    する所定長の突出部を形成するようにテープを巻きつ
    け、かつ、貼り合わせると共に、前記テープの突出部に
    は前記ピン部を挿入する孔を設けたバネ性のある波形座
    金と、 から成り、前記ピン部を前記テープの突出部の孔に挿入
    して、スピードナットで押圧して止めるように前記波形
    座金をパラシュートケースに取付けたことを特徴とする
    緩衝バネ装置。
JP538388U 1988-01-21 1988-01-21 緩衝バネ装置 Expired - Lifetime JPH0740479Y2 (ja)

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JP538388U JPH0740479Y2 (ja) 1988-01-21 1988-01-21 緩衝バネ装置

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JPH01111100U JPH01111100U (ja) 1989-07-26
JPH0740479Y2 true JPH0740479Y2 (ja) 1995-09-20

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