JPH0740428Y2 - 位置調整式コンビネーションメータ - Google Patents
位置調整式コンビネーションメータInfo
- Publication number
- JPH0740428Y2 JPH0740428Y2 JP1989041067U JP4106789U JPH0740428Y2 JP H0740428 Y2 JPH0740428 Y2 JP H0740428Y2 JP 1989041067 U JP1989041067 U JP 1989041067U JP 4106789 U JP4106789 U JP 4106789U JP H0740428 Y2 JPH0740428 Y2 JP H0740428Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- combination meter
- rail
- mast jacket
- meter box
- locking tool
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Instrument Panels (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は,フォークリフト,自動車等の車両における上
下方向及び傾斜角度の位置調整が可能なコンビネーショ
ンメータに関する。
下方向及び傾斜角度の位置調整が可能なコンビネーショ
ンメータに関する。
従来,コンビネーションメータ箱9は,第3図及び第4
図に示すごとく,車台8又はマストジャケット7に固定
されたものが知られている。
図に示すごとく,車台8又はマストジャケット7に固定
されたものが知られている。
即ち,上記コンビネーションメータ箱9には,マスタジ
ャケット7がティルト(傾動)しない車両(第3図)に
おいては,インストルメントパネル部81に取付けられて
いる。
ャケット7がティルト(傾動)しない車両(第3図)に
おいては,インストルメントパネル部81に取付けられて
いる。
また,上記コンビネーションメータ箱9は,マスタジャ
ケット7がティルトする車両(第4図)においては,マ
ストジャケット7の前方下部71の近傍に取付けられてい
る。そして,コンビネーションメータ箱9と車台8との
間には,上記マストジャケット7が前後方向にθ°づつ
傾動する場合において,コンビネーションメータ箱9が
これに追従して傾動するようジャバラ状のブーツ91が装
着されている。なお,図中符号61はクランクション,90
はガラスレンズである。
ケット7がティルトする車両(第4図)においては,マ
ストジャケット7の前方下部71の近傍に取付けられてい
る。そして,コンビネーションメータ箱9と車台8との
間には,上記マストジャケット7が前後方向にθ°づつ
傾動する場合において,コンビネーションメータ箱9が
これに追従して傾動するようジャバラ状のブーツ91が装
着されている。なお,図中符号61はクランクション,90
はガラスレンズである。
〔解決しようとする課題〕 しかしながら,上記従来のコンビネーションメータ箱9
には次の問題点がある。
には次の問題点がある。
即ち,上記マストジャケット7がティルトする車両及び
ティルトしない車両のいずれの場合においても,コンビ
ネーションメータ箱9とステアリング6との間隔は一定
である。
ティルトしない車両のいずれの場合においても,コンビ
ネーションメータ箱9とステアリング6との間隔は一定
である。
そのため,コンビネーションメータの位置が個々の運転
者の最適視覚位置に適合し難い。
者の最適視覚位置に適合し難い。
このように,上記コンビネーションメータ箱9は,運転
者が常時見易い位置に配置されていないため,メータ類
が見にくい場合がある。
者が常時見易い位置に配置されていないため,メータ類
が見にくい場合がある。
また,コンビネーションメータ箱9のガラスレンズ90
は,日光又は室内照明灯の位置によって光を反射し易い
場合がある。そのため,運転者が反射光によって眩惑さ
れて作業上危険な場合がある。
は,日光又は室内照明灯の位置によって光を反射し易い
場合がある。そのため,運転者が反射光によって眩惑さ
れて作業上危険な場合がある。
また,運転者の前方視野を確保するためにも,コンビネ
ーションメータ箱9が固定されていると好ましくない場
合がある。
ーションメータ箱9が固定されていると好ましくない場
合がある。
本考案は,かかる従来の問題点に鑑みてなされたもの
で,運転者の最適視覚位置に,その上下方向及び傾斜角
度を自由に調整可能で,運転に安全な,位置調整式コン
ビネーションメータを提供しようとするものである。
で,運転者の最適視覚位置に,その上下方向及び傾斜角
度を自由に調整可能で,運転に安全な,位置調整式コン
ビネーションメータを提供しようとするものである。
本考案は,車両のステアリングのマストジャケットにそ
の軸方向に延在するレールを設け,該レールにスライド
可能にコンビネーションメータを,係止具により固定
し,かつ上記レールは上記マストジャケットに対して前
後方向に傾動可能に係止具を介して固定してなることを
特徴とする位置調整式コンビネーションメータにある。
の軸方向に延在するレールを設け,該レールにスライド
可能にコンビネーションメータを,係止具により固定
し,かつ上記レールは上記マストジャケットに対して前
後方向に傾動可能に係止具を介して固定してなることを
特徴とする位置調整式コンビネーションメータにある。
上記レールは,T字型,丸棒型,L字型(第1図,第2図参
照)等の各種形状のものを使用することができる。
照)等の各種形状のものを使用することができる。
また,本考案は,マストジャケット自体が前後方向にテ
ィルトする車両及びティルトしない車両のいずれにも応
用できる。
ィルトする車両及びティルトしない車両のいずれにも応
用できる。
本考案にかかるコンビネーションメータにおいて,まず
これを上下動させるに当たっては,上記レールにコンビ
ネーションメータを固定しているビス等の係止具をまず
緩める。次に,該コンビネーションメータを手で支えた
状態でレールに沿わせて上下動させる。これにより,コ
ンビネーションメータは,上下方向における,運転者の
最適視覚位置にスライド調整することができる。ここ
で,再び係止する。
これを上下動させるに当たっては,上記レールにコンビ
ネーションメータを固定しているビス等の係止具をまず
緩める。次に,該コンビネーションメータを手で支えた
状態でレールに沿わせて上下動させる。これにより,コ
ンビネーションメータは,上下方向における,運転者の
最適視覚位置にスライド調整することができる。ここ
で,再び係止する。
また,上記コンビネーションメータを前後方向にティル
ト(傾動)させる場合においては,まずコンビネーショ
ンメータを固定する係止具を緩める。その後,コンビネ
ーションメータを前後方向に傾動させてその傾斜角度を
運転者の最適視覚位置に調整し,再び係止具を固定す
る。
ト(傾動)させる場合においては,まずコンビネーショ
ンメータを固定する係止具を緩める。その後,コンビネ
ーションメータを前後方向に傾動させてその傾斜角度を
運転者の最適視覚位置に調整し,再び係止具を固定す
る。
〔効果〕 したがって,本考案によれば,運転者の最適視覚位置
に,ステアリングからは独立してその上下方向及び傾斜
角度を自由に調整可能で,運転が安全な,位置調整式コ
ンビネーションメータを提供することができる。
に,ステアリングからは独立してその上下方向及び傾斜
角度を自由に調整可能で,運転が安全な,位置調整式コ
ンビネーションメータを提供することができる。
本例にかかるコンビネーションメータにつき,第1図及
び第2図を用いて説明する。
び第2図を用いて説明する。
即ち,本例のコンビネーションメータは,ステアリング
6のマストジャケット7にその軸方向に延在するレール
13を設け,該レール13にスライド可能にコンビネーショ
ンメータ箱2を,係止具26を介して固定している。ま
た,上記レール13は上記マストジャケット7に対して前
後方向に傾動可能に係止具41,42を介して固定してな
る。
6のマストジャケット7にその軸方向に延在するレール
13を設け,該レール13にスライド可能にコンビネーショ
ンメータ箱2を,係止具26を介して固定している。ま
た,上記レール13は上記マストジャケット7に対して前
後方向に傾動可能に係止具41,42を介して固定してな
る。
即ち,本例のコンビネーションメータは,L字型のレール
13を用い,また該レール13の下方には該レール13を前後
方向にティルトするための長孔40を設けたものである。
13を用い,また該レール13の下方には該レール13を前後
方向にティルトするための長孔40を設けたものである。
上記レール13は,第1図に示すごとく,マストジャケッ
ト7の両サイドにおいて,2つのL字型のレールを並設,
連結したものである。つまり,マストジャケット7を挟
んだ状態で,その両サイドにレール固定用のブラケット
4を設ける。そして,該ブラケット4は一対のL字型の
レール13,13と共に,マストジャケット7にビス等の係
止具41を介して取付ける。
ト7の両サイドにおいて,2つのL字型のレールを並設,
連結したものである。つまり,マストジャケット7を挟
んだ状態で,その両サイドにレール固定用のブラケット
4を設ける。そして,該ブラケット4は一対のL字型の
レール13,13と共に,マストジャケット7にビス等の係
止具41を介して取付ける。
係止具41はマストジャケット7に設けたメネジ部に螺着
係止する。また,上記レール13の下方には,前後方向に
ティルトするための長孔40を設ける。そして,該長孔40
内には係止具42を挿通し,該係止具42を,マストジャケ
ット7に設けたメネジ部に螺着し,レール13を固定す
る。
係止する。また,上記レール13の下方には,前後方向に
ティルトするための長孔40を設ける。そして,該長孔40
内には係止具42を挿通し,該係止具42を,マストジャケ
ット7に設けたメネジ部に螺着し,レール13を固定す
る。
また,コンビネーションメータ箱2は,そのスライド溝
29,29を上記レール13,13に係止具26を介して上下にスラ
イド可能に取付ける。
29,29を上記レール13,13に係止具26を介して上下にスラ
イド可能に取付ける。
上記コンビネーションメータ箱2は,スピードメータ22
等の各種メータを内蔵する。また,該コンビネーション
メータ箱2の前面には,ガラスレンズ23を有する。な
お,コンビネーションメータ箱2の下方には,車台8を
通じて電源等に通じるケーブル27を配設する。
等の各種メータを内蔵する。また,該コンビネーション
メータ箱2の前面には,ガラスレンズ23を有する。な
お,コンビネーションメータ箱2の下方には,車台8を
通じて電源等に通じるケーブル27を配設する。
上記ステアリング6は,略中央部において,ボス部60を
有し,またホイール部61にはクラクション62を有する。
なお,符号65はステアリングシャフトである。また,該
マストジャケット7は,車台8に立設する。
有し,またホイール部61にはクラクション62を有する。
なお,符号65はステアリングシャフトである。また,該
マストジャケット7は,車台8に立設する。
次に,作用効果につき説明する。
本例のコンビネーションメータにおいては,コンビネー
ションメータ箱2の上下方向への位置調整に当たり,ま
ず係止具26を緩める。次に,コンビネーションメータ箱
2を手で支えながら,レール13に沿って上方又は下方に
スライドさせる。これによりコンビネーションメータ箱
2を運転者の最適視覚位置に位置調整することができ
る。また,位置調整が終了したら,上記係止具26を締め
て,再びコンビネーションメータ箱2を上記レール13に
固定する。
ションメータ箱2の上下方向への位置調整に当たり,ま
ず係止具26を緩める。次に,コンビネーションメータ箱
2を手で支えながら,レール13に沿って上方又は下方に
スライドさせる。これによりコンビネーションメータ箱
2を運転者の最適視覚位置に位置調整することができ
る。また,位置調整が終了したら,上記係止具26を締め
て,再びコンビネーションメータ箱2を上記レール13に
固定する。
次に,コンビネーションメータ箱2を前後方向に傾斜さ
せるに当たっては,係止具42を緩めることにより,レー
ル13が係止具41を支点として揺動可能となる。そのた
め,コンビネーションメータ箱2をレール13と共に前後
方向に円弧Rの範囲でティルトできる。
せるに当たっては,係止具42を緩めることにより,レー
ル13が係止具41を支点として揺動可能となる。そのた
め,コンビネーションメータ箱2をレール13と共に前後
方向に円弧Rの範囲でティルトできる。
なお,該円弧Rは,上記係止具41を基点とするものであ
り、またその範囲は長孔40の間である。また,上記長孔
40は,例えば該係止具41の位置に設けることができる。
この場合における円弧の基点は,略長孔40の位置にな
る。
り、またその範囲は長孔40の間である。また,上記長孔
40は,例えば該係止具41の位置に設けることができる。
この場合における円弧の基点は,略長孔40の位置にな
る。
以上のように,本例によれば,操作上最適な位置に配置
されているステアリングを移動させることなく,ステア
リングからは独立して,その上下方向及び傾斜角度を自
由に,運転者の最適視覚位置に,調整可能な位置調整式
コンビネーションメータを提供することができる。
されているステアリングを移動させることなく,ステア
リングからは独立して,その上下方向及び傾斜角度を自
由に,運転者の最適視覚位置に,調整可能な位置調整式
コンビネーションメータを提供することができる。
第1図及び第2図は実施例の位置調整式コンビネーショ
ンメータを示し,第1図は第2図のC−C矢視断面図,
第2図はその側面図,第3図及び第4図は従来のコンビ
ネーションメータを示し,第3図はマストジャケットが
ティルトしない車両のコンビネーションメータの側面
図,第4図はマストジャケットが前後方向にティルトす
る車両のコンビネーションメータの側面図である。 13……レール,2,9……コンビネーションメータ箱,6……
ステアリング,7……マストジャケット,8……車台,
ンメータを示し,第1図は第2図のC−C矢視断面図,
第2図はその側面図,第3図及び第4図は従来のコンビ
ネーションメータを示し,第3図はマストジャケットが
ティルトしない車両のコンビネーションメータの側面
図,第4図はマストジャケットが前後方向にティルトす
る車両のコンビネーションメータの側面図である。 13……レール,2,9……コンビネーションメータ箱,6……
ステアリング,7……マストジャケット,8……車台,
Claims (1)
- 【請求項1】車両のステアリングのマストジャケットに
その軸方向に延在するレールを設け,該レールにスライ
ド可能にコンビネーションメータを,係止具により固定
し,かつ上記レールは上記マストジャケットに対して前
後方向に傾動可能に係止具を介して固定してなることを
特徴とする位置調整式コンビネーションメータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989041067U JPH0740428Y2 (ja) | 1989-04-07 | 1989-04-07 | 位置調整式コンビネーションメータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989041067U JPH0740428Y2 (ja) | 1989-04-07 | 1989-04-07 | 位置調整式コンビネーションメータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02130822U JPH02130822U (ja) | 1990-10-30 |
JPH0740428Y2 true JPH0740428Y2 (ja) | 1995-09-20 |
Family
ID=31551411
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989041067U Expired - Lifetime JPH0740428Y2 (ja) | 1989-04-07 | 1989-04-07 | 位置調整式コンビネーションメータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0740428Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63166628A (ja) * | 1986-12-27 | 1988-07-09 | Toyoda Gosei Co Ltd | 車両用計器盤 |
-
1989
- 1989-04-07 JP JP1989041067U patent/JPH0740428Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02130822U (ja) | 1990-10-30 |
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