JPH0740371Y2 - 蓋回し補助具付き鋏 - Google Patents
蓋回し補助具付き鋏Info
- Publication number
- JPH0740371Y2 JPH0740371Y2 JP12128489U JP12128489U JPH0740371Y2 JP H0740371 Y2 JPH0740371 Y2 JP H0740371Y2 JP 12128489 U JP12128489 U JP 12128489U JP 12128489 U JP12128489 U JP 12128489U JP H0740371 Y2 JPH0740371 Y2 JP H0740371Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- scissors
- handle
- holding
- portions
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Scissors And Nippers (AREA)
- Devices For Opening Bottles Or Cans (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 考案の目的 [産業上の利用分野] この考案は一対の鋏片を開閉中心軸で互いに回動可能に
支持して同軸よりも先端側を刃部とするとともに基端側
を柄部とした鋏において、容器の蓋を回して着脱する補
助具に関するものである。
支持して同軸よりも先端側を刃部とするとともに基端側
を柄部とした鋏において、容器の蓋を回して着脱する補
助具に関するものである。
[従来の技術] 従来、このような蓋回し補助具の付いた鋏においては、
両鋏片を互いに閉じた時当接する両柄部の内側縁に挾持
面が相対向して形成され、この両挾持面により蓋を挾ん
で回すようにしていた。
両鋏片を互いに閉じた時当接する両柄部の内側縁に挾持
面が相対向して形成され、この両挾持面により蓋を挾ん
で回すようにしていた。
[考案が解決しようとする課題] ところが、このような構造の蓋回し補助具では、両柄部
を把持した状態でその挾持面が蓋の外周面に当てがわれ
るだけであるため、両柄部の挾持面により蓋の外周面を
挾持すると同時に両柄部を容器側へ押し付けると、両挾
持面が蓋の外周面で滑って不用意に蓋から外れるおそれ
があり、使いにくくなる欠点があった。
を把持した状態でその挾持面が蓋の外周面に当てがわれ
るだけであるため、両柄部の挾持面により蓋の外周面を
挾持すると同時に両柄部を容器側へ押し付けると、両挾
持面が蓋の外周面で滑って不用意に蓋から外れるおそれ
があり、使いにくくなる欠点があった。
本考案は挾持部分の構造に改良を加えることにより、こ
のような欠点をなくして使い易くすることを目的として
いる。
のような欠点をなくして使い易くすることを目的として
いる。
考案の構成 [課題を解決するための手段] この目的に鑑み本考案は、後記する実施例の図面に示す
ように、一対の鋏片1,2を開閉中心軸3で互いに回動可
能に支持して、同軸3よりも先端側を刃部4,5とすると
ともに、同軸3よりも先端側を柄部6,7とした鋏におい
て、両鋏片1,2を互いに閉じた時当接する両柄部6,7の内
側縁とは反対側になる外側縁には、両柄部6,7の把持部1
0,11の片面10b,11bに対し段差状をなすように挾持壁12,
13を相対向して突設したものである。
ように、一対の鋏片1,2を開閉中心軸3で互いに回動可
能に支持して、同軸3よりも先端側を刃部4,5とすると
ともに、同軸3よりも先端側を柄部6,7とした鋏におい
て、両鋏片1,2を互いに閉じた時当接する両柄部6,7の内
側縁とは反対側になる外側縁には、両柄部6,7の把持部1
0,11の片面10b,11bに対し段差状をなすように挾持壁12,
13を相対向して突設したものである。
[作用] 第2図及び第3図に示すように蓋Rを回す場合には、両
柄部6,7の挾持壁12,13を下向きにして両柄部6,7の把持
部10,11の片面10b,11bを蓋Rの上面に当てがい、両把持
部10,11に指を入れて両柄部6,7を閉じ、両挾持壁12,13
を蓋Rの外周面に圧接する。そして、両柄部6,7を蓋R
に押し付けながら回動させると、両挾持壁12,13により
挾持された蓋Rも回る。
柄部6,7の挾持壁12,13を下向きにして両柄部6,7の把持
部10,11の片面10b,11bを蓋Rの上面に当てがい、両把持
部10,11に指を入れて両柄部6,7を閉じ、両挾持壁12,13
を蓋Rの外周面に圧接する。そして、両柄部6,7を蓋R
に押し付けながら回動させると、両挾持壁12,13により
挾持された蓋Rも回る。
従って、両柄部6,7を蓋Rに押し付けながら蓋Rを回す
時、蓋Rの上面に両把持部10,11の片面10b,11bが当てが
われるため、この両片面10b,11bがストッパとしての機
能を果たし、両挾持壁12,13が蓋Rの外周面から外れる
おそれはなくなる。
時、蓋Rの上面に両把持部10,11の片面10b,11bが当てが
われるため、この両片面10b,11bがストッパとしての機
能を果たし、両挾持壁12,13が蓋Rの外周面から外れる
おそれはなくなる。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を図面に従って説明する。
第1図に示すうよに一対の鋏片1,2は開閉中心軸3で互
いに回動可能に支持され、同軸3よりも先端側が刃部4,
5となっているとともに、同軸3よりも基端側が柄部6,7
となっている。両柄部6,7において、両刃部4,5より一体
的に延設された基端部8,9にはプラスチック製の把持部1
0,11が取着されている。この把持部10,11には把持環10
a,11aが形成されている。
いに回動可能に支持され、同軸3よりも先端側が刃部4,
5となっているとともに、同軸3よりも基端側が柄部6,7
となっている。両柄部6,7において、両刃部4,5より一体
的に延設された基端部8,9にはプラスチック製の把持部1
0,11が取着されている。この把持部10,11には把持環10
a,11aが形成されている。
特に本実施例では、蓋回し補助具として、両鋏片1,2を
互いに閉じた時当接する両柄部6,7の把持部10,11の内側
縁とは反対側になる把持部10,11の外側縁全体には、挾
持壁12,13が把持部10,11の片面10b,11bに対し段差状を
なすように相対向して突設されている。この両挾持壁1
2,13の相対向する内側には凹凸状の挾持面12a,13aが形
成されている。この両挾持壁12,13は両柄部6,7の基端か
ら開閉中心軸3付近まで延び、両挾持面12a,13aの間隔
Sは開閉中心軸3側ほど狭くなっている。
互いに閉じた時当接する両柄部6,7の把持部10,11の内側
縁とは反対側になる把持部10,11の外側縁全体には、挾
持壁12,13が把持部10,11の片面10b,11bに対し段差状を
なすように相対向して突設されている。この両挾持壁1
2,13の相対向する内側には凹凸状の挾持面12a,13aが形
成されている。この両挾持壁12,13は両柄部6,7の基端か
ら開閉中心軸3付近まで延び、両挾持面12a,13aの間隔
Sは開閉中心軸3側ほど狭くなっている。
第2図及び第3図に示すように蓋Rを回す場合には、両
柄部6,7の挾持壁12,13を下向きにして両柄部6,7の把持
部10,11の片面10b,11bを蓋Rの上面に当てがい、両把持
部10,11の把持環10a,11aに指を入れて両柄部6,7を閉
じ、両挾持壁12,13の挾持面12a,13aを蓋Rの外周面に圧
接する。そして、両柄部6,7を蓋Rに押し付けながら回
動させると、両挾持面12a,13aにより挾持された蓋Rも
回る。
柄部6,7の挾持壁12,13を下向きにして両柄部6,7の把持
部10,11の片面10b,11bを蓋Rの上面に当てがい、両把持
部10,11の把持環10a,11aに指を入れて両柄部6,7を閉
じ、両挾持壁12,13の挾持面12a,13aを蓋Rの外周面に圧
接する。そして、両柄部6,7を蓋Rに押し付けながら回
動させると、両挾持面12a,13aにより挾持された蓋Rも
回る。
特に本実施例においては、両柄部6,7を蓋Rに押し付け
ながら蓋Rを回す時、蓋Rの上面に両把持部10,11の片
面10b,11bが当てがわれるため、この両片面10b,11bがス
トッパとしての機能を果たし、両挾持面12a,13aが蓋R
の外周面から外れるおそれはなくなって両挾持面12a,13
aにより蓋Rの外周面を確実に挾持した状態で蓋Rを回
すことができる。従って、鋏に付設した蓋回し補助具と
して大変使い易くなる。
ながら蓋Rを回す時、蓋Rの上面に両把持部10,11の片
面10b,11bが当てがわれるため、この両片面10b,11bがス
トッパとしての機能を果たし、両挾持面12a,13aが蓋R
の外周面から外れるおそれはなくなって両挾持面12a,13
aにより蓋Rの外周面を確実に挾持した状態で蓋Rを回
すことができる。従って、鋏に付設した蓋回し補助具と
して大変使い易くなる。
又、両挾持壁12,13は両柄部6,7の把持部10,11の外側縁
に形成されているため、両挾持面12a,13aの間隔Sが広
くなり、直径の大きい蓋Rを回す場合に両柄部6,7をさ
ほど開く必要はなくなる。
に形成されているため、両挾持面12a,13aの間隔Sが広
くなり、直径の大きい蓋Rを回す場合に両柄部6,7をさ
ほど開く必要はなくなる。
さらに、両挾持面12a,13aの間隔Sが開閉中心軸3側ほ
ど狭くなっているため、蓋Rの外周面に圧接する両挾持
面12a,13aの位置や、両柄部6,7の開度を適宜選択するこ
とにより、広範囲の直径の蓋Rに使用することができ
る。
ど狭くなっているため、蓋Rの外周面に圧接する両挾持
面12a,13aの位置や、両柄部6,7の開度を適宜選択するこ
とにより、広範囲の直径の蓋Rに使用することができ
る。
考案の効果 本考案によれば、両挾持壁12,13が蓋Rの外周面から外
れるおそれはなくなって両挾持壁12,13により蓋Rの外
周面を確実に挾持した状態で蓋Rを回すことができ、鋏
に付設した蓋回し補助具として大変使い易くなる。
れるおそれはなくなって両挾持壁12,13により蓋Rの外
周面を確実に挾持した状態で蓋Rを回すことができ、鋏
に付設した蓋回し補助具として大変使い易くなる。
第1図は本実施例に係る鋏を示す平面図、第2図は同鋏
により蓋を回す使用状態を示す平面図、第3図は同じく
側面図である。 1,2……鋏片、3……開閉中心軸、4,5……刃部、6,7…
…柄部、10,11……把持部、10a,11a……把持環、10b,11
b……片面、12,13……挾持壁、12a,13a……挾持面、S
……間隔、R……蓋。
により蓋を回す使用状態を示す平面図、第3図は同じく
側面図である。 1,2……鋏片、3……開閉中心軸、4,5……刃部、6,7…
…柄部、10,11……把持部、10a,11a……把持環、10b,11
b……片面、12,13……挾持壁、12a,13a……挾持面、S
……間隔、R……蓋。
Claims (1)
- 【請求項1】一対の鋏片(1,2)を開閉中心軸(3)で
互いに回動可能に支持して、同軸(3)よりも先端側を
刃部(4,5)とするとともに、同軸(3)よりも基端側
を柄部(6,7)とした鋏において、 両鋏片(1,2)を互いに閉じた時当接する両柄部(6,7)
の内側縁とは反対側になる外側縁には、両柄部(6,7)
の把持部(10,11)の片面(10b,11b)に対し段差状をな
すように挾持壁(12,13)を相対向して突設したことを
特徴とする蓋回し補助具付き鋏。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12128489U JPH0740371Y2 (ja) | 1989-10-17 | 1989-10-17 | 蓋回し補助具付き鋏 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12128489U JPH0740371Y2 (ja) | 1989-10-17 | 1989-10-17 | 蓋回し補助具付き鋏 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0362555U JPH0362555U (ja) | 1991-06-19 |
JPH0740371Y2 true JPH0740371Y2 (ja) | 1995-09-20 |
Family
ID=31669324
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12128489U Expired - Lifetime JPH0740371Y2 (ja) | 1989-10-17 | 1989-10-17 | 蓋回し補助具付き鋏 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0740371Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-10-17 JP JP12128489U patent/JPH0740371Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0362555U (ja) | 1991-06-19 |
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