JPH074033Y2 - 笛の吹鳴装置を具えた防塵・防毒マスク - Google Patents

笛の吹鳴装置を具えた防塵・防毒マスク

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JPH074033Y2
JPH074033Y2 JP3009189U JP3009189U JPH074033Y2 JP H074033 Y2 JPH074033 Y2 JP H074033Y2 JP 3009189 U JP3009189 U JP 3009189U JP 3009189 U JP3009189 U JP 3009189U JP H074033 Y2 JPH074033 Y2 JP H074033Y2
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JP
Japan
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whistle
exhaust valve
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whistle assembly
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善充 益子
章博 佐藤
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Koken Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は労働安全衛生保護具、特に呼吸用保護具に関す
るもので、詳しくは粉塵又は有毒ガス環境下で作業に従
事する場合、防塵又は防毒マスクを着用したまま警報あ
るいは注意喚起のため笛を吹鳴することができる機構を
具えた防塵・防毒マスクに関する。
従来技術 従来、防塵又は防毒マスクを着用して作業に従事中、警
報あるいは注意喚起の笛を吹鳴する場合の手段として、
マスク内に配設された連結管の口端を口に銜え、これに
呼気を吹き込んで笛を吹鳴するものがあつた。
考案が解決しようとする課題 従来技術で述べたような装置では緊急に笛を吹鳴せんと
する際、連結管を口に銜えなければならず、そのため時
間が遅れ又あわてているときは口に銜える動作が容易に
行なわれないことがある等、緊急の場合の対応が十分行
なわれ難い場合があつた。
そこで本出願人はそれらの欠点を解決する考案として笛
の吹鳴装置を具えた防塵・防毒マスク(実願昭63-9670
2)を出願した。この考案は前記先願の特徴を発展さ
せ、さらに使用上における容易性と確実性、すなわち、
通常呼吸時と笛吹鳴時との切替操作の容易性と笛吹鳴時
の笛アセンブリーへの確実な導通および笛の確実な発音
とを図るものである。
課題を解決するための手段 従来のマスクの構造機能を変えることなく排気弁座の前
面側を囲む排気弁カバーの内側に、呼気を排気する間隙
を拡縮調節することができる笛アセンブリーを内装し、
これを操作することによりマスクを装着したまま笛を吹
鳴することができるようにしたものである。
作用 排気弁座の周縁部に設けたネジ状ガイドに、笛アセンブ
リーの側壁に設けたガイド溝を係合させて笛アセンブリ
ーを排気弁カバーの内側に内装し、笛アセンブリーを回
動すると、回動の方向に応じ排気弁座と、笛アセンブリ
ーとの間隙は拡縮調節される。笛アセンブリーを回動し
て排気弁座との間隔を最大の状態にすれば(第3図参
照)、呼気は排気弁を経て排気弁カバーを通り外気中に
流れ、笛アセンブリーを前回とは反対の方向に回動して
笛アセンブリーを排気弁座に当接させると、排気は直接
笛アセンブリーの空気口を経て外気中に流れるようにな
るので(第4図参照)、笛は吹鳴されるようになる。
実施例 本考案を図面に示す実施例によつて説明すると、第1図
は本考案になる笛の吹鳴装置を具えた防塵・防毒マスク
で、従来の防塵・防毒マスクの排気弁座の位置に笛の吹
鳴装置を取付けたものである。第2図は前述の吹鳴装置
の構成部を分離展開したもので、排気弁座1の周りに3
箇のネジ状ガイド2を設けてある。3は弁座に装置した
排気弁、4は笛アセンブリーで周壁にはネジ状ガイド2
と螺合式に係合する3条のガイド溝5が刻設されてい
る。ガイド溝5にネジ状ガイド2を係合させて組立て排
気弁カバー6を最後に嵌めて笛の吹鳴装置が形成される
ようになつている。かくして排気弁座1の前面と笛アセ
ンブリー4との間に呼気排出間隙8が拡縮調節自在に設
けられる。尚、笛アセンブリーは本体の中にコルク玉9
が入つており内蓋で塞いでいる。
考案の効果 本考案は、前述のように、排気弁座の前面側端縁部にネ
ジ状ガイドを設け、これと係合するガイド溝を笛アセン
ブリーの外周に設け、このガイド溝とネジ状ガイドとを
係合させ、笛アセンブリーを排気弁座の前面側を囲む排
気弁カバー内側に配設し、笛アセンブリーの操作により
排気弁座と笛アセンブリーとの間に構成される呼気排出
間隙の拡縮調節を可能に設けるものであるから、笛アセ
ンブリーを指で回動させ排気間隙を容易に調節し、間隙
零の全閉又は間隙が最大の全開あるいはその中間適宜に
調節し、所望の強さの笛音と負担のない通常呼吸とを行
えるものである。また笛体が排気弁カバー内に配設さ
れ、突出部は小さく外観上もスマートである。また調節
がネジ式であるので、構造が簡単で製造コストが低減、
大量生産向である。
以上、従来の奏鳴装置を具えたマスクにおける笛は、独
立した奏鳴系路が構成されていたから笛の奏鳴にはマス
ク内でいちいち連結管を銜えなければならなかつたが、
本考案品では専用の笛アセンブリーが排気弁座に常時連
通し、単に強く呼気を吹き出せばよく、通常、緊急いず
れの場合も奏鳴しやすいものである。さらに外観も従来
の一般マスクと変らず使用できる。実施例に於いて示す
ように笛アセンブリーをプラスチツクで製造すれば、マ
スクと一体としてマスクの寿命まで使用ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施した防塵マスクの正面斜視図、第
2図は考案要部の展開斜視図、第3図は本考案に於ける
通常の呼吸時における呼気の流れを示す説明図、第4図
は笛アセンブリーの吹鳴時における呼気の流れを示す説
明図である。 1……排気弁座、2……ネジ状ガイド、3……排気弁、
4……笛アセンブリー、5……ガイド溝、6……排気弁
カバー、7……笛口、8……呼気排出間隙、9……コル
ク玉。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】排気弁座の前面側を囲む排気弁カバーの内
    側に、呼気を排気する間隙を拡縮調節することができる
    笛アセンブリーを内装したことを特徴とする笛の吹鳴装
    置を具えた防塵・防毒マスク。
  2. 【請求項2】マスク外面の排気弁座の前面側端縁部にネ
    ジ状ガイドを設け、これと係合するガイド溝を笛アセン
    ブリーの外周に設け、このガイド溝とネジ状ガイドとを
    係合させ、笛アセンブリーを排気弁座の前面側を囲む排
    気弁カバー内側に配設し、笛アセンブリーの操作により
    排気弁座と笛アセンブリーとの間に構成される呼気排出
    間隙の拡縮調節を可能に設け、呼気排出を笛アセンブリ
    ーへ連通させたことを特徴とする笛の吹鳴装置を具えた
    防塵・防毒マスク。
JP3009189U 1989-03-16 1989-03-16 笛の吹鳴装置を具えた防塵・防毒マスク Expired - Fee Related JPH074033Y2 (ja)

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JPH02121049U JPH02121049U (ja) 1990-10-01
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