JPH0740275U - 車両用灯具 - Google Patents

車両用灯具

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JPH0740275U
JPH0740275U JP7541793U JP7541793U JPH0740275U JP H0740275 U JPH0740275 U JP H0740275U JP 7541793 U JP7541793 U JP 7541793U JP 7541793 U JP7541793 U JP 7541793U JP H0740275 U JPH0740275 U JP H0740275U
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JP
Japan
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lamp
vehicle body
clamp
seat packing
vehicle
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Application number
JP7541793U
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English (en)
Inventor
誠 大石
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Koito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車体パネルに対する車両用灯具の取り付けと
同時に灯具ボディへのシートパッキンの固定を完了さ
せ、その取り付け作業性の向上を図る。 【構成】 灯具ボディ3の後面周囲にシートパッキン1
3を介装し、該灯具ボディ3を車体に形成した車体取付
凹部2にクランプ6及びスタッドボルト5を用いて固定
する車両用灯具1である。上記シートパッキン13は、
車体取付用のボルト挿通孔14及びクランプ6の固定用
の挿通孔15をそれぞれ所定箇所に穿設して成るもので
ある。上記クランプ6は、その後端部に灯具ボディ3に
固定するねじ挿通孔17を穿設し、その先端部において
上記シートパッキン13の挿通孔15に挿通する挿通部
18及びこれに連続して該挿通部18より幅広の固定部
19を形成し、かつその固定部19の近傍に車体パネル
Pに係止させる段部20を形成して成るものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車等の車体に対する車両用灯具の組み付け技術に係り、特に灯 具ボディと車体パネル間にシートパッキンを介装した状態で密着固定させること ができる車両用灯具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から自動車等、車両用のコンビネーションランプその他の灯具を車体に形 成した取付凹部や取付孔部内に固定する際に、先ず該取付孔部内に対する雨水等 の侵入を防止したり、車体から発生する振動を軽減するために、スポンジゴム等 の弾性部材で成るシートパッキン51を介装していた。このシートパッキン51 は、車両用灯具の四角又は円形状等の後部形状に対応する周縁形状に合わせて打 抜き加工したものであり、車両用灯具の灯具ボディ52に取り付けるときには、 図5に示すように、該灯具ボディ52の後面に適宜間隔をおいて一体的に突設形 成したピン53に、シートパッキン51に開設した位置決孔54に挿通してシー トパッキン51の位置ずれを防止すると共に、灯具ボディ52から離脱しないよ うに構成していた。また、上記車両用灯具は、灯具ボディ52の後面に形成した ボス(図示していない)に、スタッドボルトを固定した後、該スタッドボルトを 車体側のパネルに透設したねじ挿通孔を経由して車体にねじ止め固定していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記のように構成した従来のシートパッキン51の取付構造では、灯 具ボディ52の後面に位置決め用のピン53が長く突設しているため、灯具ボデ ィ52と車体パネルとの間にこの突出したピン53の長さ分を吸収する空間を形 成しなければならず、車体取付凹部が大きくなるという問題があり、また、シー トパッキン51を上記ピン53に挿通させただけのものであるため、組み立て作 業中にシートパッキン51がピン53から外れやすくなり、組立作業性が悪いと いう問題があった。
【0004】 そのために、灯具ボディ52の後面が広面積に成るコンビネーションランプ等 の車両用灯具にシートパッキン51を装着する場合には、該シートパッキン51 自体を灯具ボディ52の後面に固定するための固定ねじが必要となり、しかも、 取付面積に応じた多数のねじを用いて固定する構造に成るためそのシートパッキ ン51を装着するための作業に手間が掛かり過ぎるという問題もあった。
【0005】 本考案は、上記問題に鑑みて創案されたものであり、車体パネルへの取付用ク ランプを用いることにより、車体パネルに対する車両用灯具の取り付けと同時に 該車体パネルとの間に介装されるシートパッキンの灯具ボディへの固定作業を完 了させ、車体に対する車両用灯具の組付作業性の向上を図ることができる車両用 灯具を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案に係る車両用灯具は、灯具ボディの後面周 囲にシートパッキンを介装し、該灯具ボディを車体に形成した取付凹部にクラン プ及びスタッドボルトを用いて固定する車両用灯具であって、上記シートパッキ ンが、車体取付用のボルト挿通孔及びクランプの固定用の挿通孔をそれぞれ所定 箇所に穿設して成り、また上記クランプが、その後端部に灯具ボディに固定する ねじ挿通孔を穿設すると共に、先端部に前記シートパッキンの挿通孔に挿通する 挿通部と、これに連続して該挿通部より幅広に形成された固定部を有し、該固定 部の近傍には車体パネルに係止させる段部を形成して成るものであることを要旨 とするものである。
【0007】
【作用】
上記構成によれば、灯具ボディに取り付けたクランプの段部を車体パネルの端 縁に係合させると共に、灯具ボディの後面周囲に嵌合させたシートパッキンのボ ルト挿通孔にスタッドボルトを挿通し、同時に車体パネルに取り付けることによ り車両用灯具を車体取付凹部に固定することができる。また、上記クランプの先 端部に形成した挿通部がシートパッキンの挿通孔に係合しているが、該クランプ の固定部が該挿通孔より幅広に形成されているため該シートパッキンを確実に挟 持固定することができる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案に係る車両用灯具の好適な実施例を図面に従って説明する。 図1は、本考案に係る車両用灯具を車体取付凹部に取り付けた状態を示すもの であり、符号1は車体取付凹部2に埋め込み固設するテール・アンド・ストップ ランプやバックアップランプを一体又は一体的に組み込んで成る所謂コンビネー ション型の車両用灯具である。この車両用灯具1の灯具ボディ3は、前面レンズ 4によってその前面開口部を覆って灯室を形成する構造に成っており、該灯具ボ ディ3の一側後端部には車体パネルPに固定するスタッドボルト5,5を後方に 向かって突設すると共に、他側の後端部にはクランプ6を構成してある。
【0009】 上記灯具ボディ3は、中央部に形成した区画構造7によってバックアップラン プ部8側とテール・アンド・ストップランプ部9側に分離形成し、両者の灯室1 a,1b内にはそれぞれ光源用のバルブ10,11を取り付け、かつテール・ア ンド・ストップランプ部9側の灯室1b内には前面レンズ4の後面に位置するイ ンナーレンズ12を並設したものである。このインナーレンズ12は、バルブ1 1の放射光により所定の配光を得るためのレンズステップ(図示していない)を 具備する構造に成っている。
【0010】 図2は、本考案に係る車両用灯具に構成するシートパッキンの一例を示すもの である。 図面において、符号13は、車両用灯具1の灯具ボディ3の後面形状に対応し てその周縁部に嵌合させるべく全体として略長方形のリング形状に形成し、その 内側に灯具ボディ3の周縁部を嵌め込んで車体パネルPとの間を密着するための シートパッキンである。このシートパッキン13は、例えばウレタン樹脂製の疎 水性微細発泡シート材で形成したものであり、車両用灯具1内部への雨水等の侵 入を完全に防止するものである。このシートパッキン13の一側には車体へ取り 付けるためのスタッドボルト5を挿通するボルト挿通孔14,14を穿設し、ま た、他側にはクランプ6の固定用の挿通孔15を穿設すると共に、適宜個所にシ ートパッキン13の位置決め用の透孔16,16,16を穿設してある。
【0011】 また、図3及び図4は、上記構成のシートパッキン13を固定するためのクラ ンプ6の構造を示すものである。 上記クランプ6は、合成樹脂等により断面形状が略L字型に形成したものであ り、その後端部には灯具ボディ3に突設したボス3aに固定するねじ挿通孔17 を穿設し、また先端部には上記シートパッキン13の挿通孔15に挿通する挿通 部18(幅W1)を形成してある。また、この挿通部18にはこれより幅広にな る固定部19(幅W2)が一体成形してあり(W2>W1)、該固定部19の近 傍には車体パネルPに係止固定するための段部20が順次形成してある。 車両用灯具1を上記クランプ6により車体取付凹部2に組み付ける場合には、 灯具ボディ3の後面周囲において後方へ突設したピン(図示していない)にシー トパッキン13の透孔16,16,16を挿通させた後、クランプ6をねじ挿通 孔17を介してボス3aにねじ21を旋入させて灯具ボディ3を一体的に取り付 けると共に、該クランプ6の先端に形成した挿通部18をシートパッキン13の 挿通孔15に挿通する。この時該クランプ6の挿通部18の両側へ幅広に突出し た固定部19の両端部がシートパッキン13の上面を灯具ボディ3側へ押圧する と共に、灯具ボディ3の該部に立設した突縁22との間で確実に挟持固定するこ とができる。またこの状態でクランプ6の段部20を車体パネルPの端縁に係合 させると共に、灯具ボディ3の他側に構成したスタッドボルト5にシートパッキ ン13に穿設したボルト挿通孔14を貫通させ、さらに車体パネルP側のボルト 挿通孔に介してねじ止め固定することによりシートパッキン13と共に車両用灯 具1を車体に形成した車体取付凹部2に固定することができるものである。 而して、シートパッキン13の一側は、灯具ボディ3の後面においてスタッド ボルト5や位置決め用のピンによって車体の前後方向に対して垂直な姿勢で固定 されると共に、他側についてもクランプ6によって確実に挟持固定される。しか も、車両用灯具1の車体取付凹部2に対する取り付けに際しても、シートパッキ ン13がクランプ6によって確実に固定されているために、組付け作業中にシー トパッキン13が外れるという不具合はない。
【0012】 また、灯具ボディ3の後面には、本考案に係るシートパッキン13の装着部に 位置した全周囲にリブ23が立設形成してあり(図2中一点鎖線指示部)、車体 に対して本考案に係る車両用灯具を装着固定した状態で、車体パネルP面との間 にシートパッキン13を圧縮挟持するように成るため、車両用灯具1の車体取付 部、特に灯具ボディ3の後面に対する防水性が向上する。
【0013】 尚、上記シートパッキン13の位置決め用の透孔16,16,16は、必ずし も穿設形成する必要はなく、灯具ボディ3の後面に形成した適宜数のピンによっ てシートパッキン13の端面に押圧してその位置を固定するように構成してもよ いことは勿論である。
【0014】
【考案の効果】
本考案に係る車両用灯具は、以上のように構成したから、クランプの段部を車 体パネルの端縁に係合させて灯具を車体取付孔部又は取付凹部に取り付けると同 時に、上記クランプの先端部に形成した挿通部がシートパッキンに係合するが、 該クランプの固定部はシートパッキンの挿通孔よりも幅広に形成してあるため、 該シートパッキンを確実に挟持固定することができる。而して、シートパッキン はクランプによって灯具ボディに固定された状態で組付け作業を行うことができ るため、その作業中にシートパッキンが灯具ボディから外れることがなく、作業 性を向上することができる。
【0015】 また、車体パネルへの固定に際して取付用クランプを用いることにより、該車 体パネルに対する車両用灯具の取り付けと同時に灯具ボディへのシートパッキン の固定も完了し、車両用灯具の組立作業における作業工数を減少させることがで きる等、本考案実施により得られる効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る車両用灯具の実施例を示す平断面
図である。
【図2】シートパッキンを示す平面図である。
【図3】車両用灯具にクランプを組み付けた状態を示す
要部拡大断面図である。
【図4】シートパッキンにクランプを組み付ける状態を
示す要部斜視図である。
【図5】従来の車両用灯具にシートパッキンを取り付け
た状態を示す要部斜視図である。
【符号の説明】
1 車両用灯具 2 車体取付凹部 3 灯具ボディ 5 スタッドボルト 6 クランプ 13 シートパッキン 14 ボルト挿通孔 15 挿通孔(クランプ用) 17 ねじ挿通孔 18 挿通部 19 固定部 20 段部 P 車体パネル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 灯具ボディの後面周囲にシートパッキン
    を介装し、該灯具ボディを車体に形成した取付凹部にク
    ランプ及びスタッドボルトを用いて固定する車両用灯具
    であって、 前記シートパッキンが、車体取付用のボルト挿通孔及び
    クランプの固定用の挿通孔をそれぞれ所定箇所に穿設し
    て成り、 また前記クランプが、その後端部に灯具ボディに固定す
    るねじ挿通孔を穿設すると共に、先端部に前記シートパ
    ッキンの挿通孔に挿通する挿通部と、これに連続して該
    挿通部より幅広に形成された固定部を有し、該固定部の
    近傍には車体パネルに係止させる段部を形成して成るも
    のであることを特徴とする車両用灯具。
JP7541793U 1993-12-28 1993-12-28 車両用灯具 Pending JPH0740275U (ja)

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JP7541793U JPH0740275U (ja) 1993-12-28 1993-12-28 車両用灯具

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JPH0740275U true JPH0740275U (ja) 1995-07-18

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JP7541793U Pending JPH0740275U (ja) 1993-12-28 1993-12-28 車両用灯具

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