JPH0740197Y2 - 粉体のサンプリング装置 - Google Patents

粉体のサンプリング装置

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JPH0740197Y2
JPH0740197Y2 JP1987193543U JP19354387U JPH0740197Y2 JP H0740197 Y2 JPH0740197 Y2 JP H0740197Y2 JP 1987193543 U JP1987193543 U JP 1987193543U JP 19354387 U JP19354387 U JP 19354387U JP H0740197 Y2 JPH0740197 Y2 JP H0740197Y2
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JP
Japan
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sample
pipe
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sampling
casing
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JP1987193543U
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省吾 新谷
彰 小寺
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Ohkawara Kokohki Co Ltd
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Ohkawara Kokohki Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は乾燥装置や造粒装置などから出てシュート中を
流下する粉体製品の自動サンプリング装置に関する。
〔従来技術とその問題点〕
従来乾燥装置や造粒装置などから出た粉体製品の性状を
測定するため、粉体製品のサンプル装置としては大量の
サンプルの採取装置としてはスナイダー、サンプラー、
プルントンの振動サンプラーなどが、また中小量のの製
品サンプルの採取装置としては第12図に示す切換ダンパ
ー方式のものが用いられる。
ところで、後述する本考案のサンプリング装置は中小量
のサンプルの採取装置に関するもので、第12図に示した
切換ダンパー方式のものが機能的に最も近似している。
この切換ダンパー方式のサンプラーはケーシングa内に
設けたダンパーbの開閉により粉体の流路を試料採取パ
イプcが切換えてサンプリングを行なうものである。
しかし、このような先行技術では試料採取パイプcのた
め設置床までの空間を大きく必要とすること、試料採取
パイプcに採取したサンプルの輸送にダンパーの切換と
は別の行程と別の動力を必要とすること、また粉体の流
動性の差によってサンプルがサンプル試料採取パイプc
の底面に残り、後から採取するサンプルと混り正確なサ
ンプルの採取が困難であるなどの問題点を残している。
さらに、実開昭60−4937号、実開昭60−118945号、特開
昭50−87675号などの提案が粉体のサンプリング装置と
してなされている。
しかしながら、これらの提案はいづれも試料採取具をサ
ンプル取出部ケーシング内に出入ないしケーシング内を
移動させる構成を採っているため、サンプル採取具の移
動装置に大きなスペースを取るだけでなく、その構成も
複雑になる問題点を残している。
〔問題点を解決するための手段とその作用〕
本考案は上記先行技術の問題点を解決するため次のよう
な構成を採用したものである。すなわち、本考案のサン
プリング装置はサンプル取出部ケーシング1,101内にサ
ンプル採取パイプ3,103が水平に貫通されており、サン
プル採取パイプ3,103は固体、気体分離器15を経て吸引
ブロワーfに接続され前記サンプル採取パイプ3,103上
方から落下してくるサンプル採取のため粉体を受け取る
ための受皿4,104がサンプル採取パイプ3,103の底部から
切線状に一側または両側に、サンプル採取パイプ3,103
を囲むように延びており、サンプル導入口5,105が、受
皿4,104のサンプル採取パイプ3,103の底部から切線状に
延びる根元部に穿設され、サンプル非採取時には受皿4,
104は粉体の流れに対してサンプル導入口5,105を露出し
ない位置に回動するように構成された、ものである。
本考案は以上のような構成をとることにより、単にサン
プル採取パイプ3,103を回動するだけで容易にサンプル
の採取を可能にし、かつサンプル非採取時は製品2の落
下を妨げないで、しかも、サンプル採取パイプ3,103内
へのサンプルの侵入を防止できるようにしたものであ
る。
以下本考案の実施例について説明する。
(第1実施例の説明) まづ、第1〜7図に記載された本考案の第1実施例につ
いて説明する。
図面において、 1:製品輸送管1のサンプル取出部ケーシング 2:製品 3:第2図、第6図に示すようにサンプル取出部パイプ1
を貫通するサンプル採取パイプで、サンプルに取出部ケ
ーシング1をサンプル採取時遮断する受皿4,4をその両
側に取付ける。
また、第3図、第4図に示すように、サンプル導入口5,
5を受皿4,4のサンプル採取パイプ3との接合部付近に穿
設している。
4:前期した通り受皿で第3図に示すように平面形状は
サンプル取出部ケーシング1の内径に合致する真円形を
なす。
また、受皿4はサンプル導入口5を囲むように、サンプ
ル採取パイプ3の底面から切線状に両側に延びている。
5:前記した通りサンプル採取パイプ3のサンプラー導入
口で、受皿4の切線状に延びる根元部に穿設される。
6:サンプル採取パイプ3を回動するためのモーター。
7,8,9,10:第5図に示すようにサンプル採取パイプ3を
サンプル取出部ケーシング1に対して密封するためのパ
ッキング、パッキング受け、押付円板、締着ボルトであ
る。パッキング7は押付円板9によりサンプル取出部ケ
ーシング1の外周に押付けられて、サンプル採取パイプ
3との間隙を密封する。
11:製品シュートで、サンプル取出部ケーシング1を上
下から挟持する。
12:サンプル取出部ケーシング1に接続されるフレキシ
ブルパイプ 13:造粒機、乾燥機などの本考案サンプリング装置に製
品を流下するソース 14:製品シュート11下端に設けた製品溜め、 15:サンプル採取パイプ3で採取したサンプルを空気と
分離する気体固体分離器、 16:気体固体分離器15で分離した粉体のサンプルを受取
るサンプルレシーバー 17:サンプルの測定器、 f:サンプルをサンプル採取パイプから吸引する吸引ブロ
ワー 以下その作用について説明する。
サンプル非採取時 サンプル非採取時に吸引ブロワーfは作動せず第4図
のようにサンプルの採取パイプ3の受皿4はサンプル
取出パイプ1内を垂直に起立している。
ところで、第1図は本考案装置を用いたサンプリングの
フローシートを示している。すなわち、サンプル非採取
時は造粒機、乾燥機などの製品のソース13から製品2が
製品シュート11内を受皿4を通過して自由に流下し、製
品溜め14に貯溜される。
サンプル非採取時においては、サンプル導入口5は受皿
4の根元部に穿設されているため、その陰に隠れるの
と、ブロワーfが作動していないため、流下してくる製
品2はサンプル導入口5に侵入しない。
サンプル採取時 サンプルを採取するときは、まづ受皿4をサンプル取出
部ケーシング1の内径をほぼ塞ぐように水平に回動す
る。この場合フレキシブルパイプ12はこの回動に対応し
てねぢられる。そしてつぎにブロワーfを作動させる。
すると、流下してきた製品2の一部はサンプル採取パイ
プ3のサンプル導入口5から吸引され、フレキシブルパ
イプ12を通り、気体固体分離器に至る。そしてソース13
から供給され、サンプルとともに吸引された空気はサン
プルと分離され、サンプルのみがサンプルレシーバー16
に収容される。空気はファンfにより外部に排出され、
サンプルレシーバー16に一定量貯えられたサンプルにサ
ンプル測定器17で種々の測定がなされる。たとえば、ス
プレードライヤーで得た60Kg/hの製品の平均粒度径を測
定するには、30分に1回、約300gのサンプリングを行な
って装置を最適条件で運転する。
すなわち30分に1回、受皿4を回転させて、水平にする
とともに、吸引ブロワーfを約20秒作動させる。
約20秒経過したら受皿4を元の垂直状態に戻して吸引ブ
ロワーfを止める。この300gのサンプルを測定したとこ
ろ平均粒子径80μmであった。
この結果は製品の一部を分画法によってサンプルを採取
して測定したところ、前記本考案サンプリング装置によ
る測定結果と良好に一致する結果を得た。
すなわち、サンプルを採取しようとするときに、 受皿4の垂直から水平への回動→吸引ブロワーfの作動
→一定時間後受皿4の垂直への回動→吸引ブロワーfの
作動停止、 のサイクルが繰返される。サンプル採取時間は製品2の
流下の状態、性状などを考慮して決定される。
本考案装置はこのための回路を内蔵している。
なお、フレキシブルパイプ12内にサンプルの残留を防ぐ
ため、サンプル採取パイプ3にバルブ3vを設け、サンプ
ル採取終了時点においてバルブ3vを閉じ、ブロワーfの
みをしばらく作動させつづけ、フレキシブルパイプ12内
のサンプルを吸収してもよい。
なお、第7図のようにサンプル取出部ケーシング1の断
面が四角形の場合には受皿4の平面形状も四角形とな
る。
(第2実施例の説明) つぎに、第8〜第11図に記載された第2実施例について
説明する。
第2実施例ではサンプル採取パイプ103をサンプル取出
部ケーシング101の断面の一側に偏して位置せしめ、そ
の底部から一側に切線状にサンプル採取パイプ103を囲
むように受皿104を延ばしており、サンプル導入口105は
受皿104の根元部において採取パイプ103に穿設される。
そしてサンプル採取時は第8図、第9図、第10図のよう
に受皿104はサンプル取出部ケーシング101の内周断面を
閉鎖するようにサンプル採取パイプ103を回動してお
く。このときは製品はサンプル導入口105からサンプル
採取パイプ103内に導入される。
サンプルを採取しないときは第11図のように受皿104を
その先端がサンプル取出部ケーシング101の内周壁に接
するように回動する。
このとき、製品2は受皿104の裏面を滑り落ち、サンプ
ル導入口105に侵入することはない。
111はフレキシブルパイプである。
〔考案の効果〕
サンプル採取パイプ3を回動するだけで、サンプルの採
取が可能で、しかもサンプル非採取時は製品がサンプル
採取パイプ3内に侵入しないで製品の輸送に支障を来さ
ない。
したがって、きわめて簡単な操作でサンプルの採取がで
きる。
また設置スペースもきわめて少なくてすみ、かつサンプ
ルの採取輸送はエアーにより、一行程に行なうことがで
きる。
たとえば第12図に示した従来のサンプリング方法ではダ
ンパーで一旦サンプルを採取した後、別工程で採取した
サンプルの輸送をエアーなどで行なわねばならず、2工
程を要する。したがって、従来装置はそれだけ設置スペ
ースを大きくとった。
さらに、前記した実開昭60−4937号、実開昭60−118945
号、特開昭50−87675号などの提案ではいづれも試料採
取具をサンプル取出部ケーシング内に出入ないしケーシ
ング内を移動させる構成を採っているため、サンプル採
取具の移動装置に大きなスペースを取るだけでなく、そ
の構成も複雑になる。
【図面の簡単な説明】
(第1実施例) 第1図:本考案装置を用いるフローシート 第2図:要部を欠截した本考案第1実施例の正面図、 第3図:サンプル採取時の正面図、 第3図:同じく平面図、 第4図:サンプル非採取時の正面図、 第4図:同じく平面図、 第5図:サンプル採取パイプ3のサンプル取出部パイプ
1に対する密封部の断面図、 第6図:サンプル採取パイプ3の斜視図、 第7図:受皿4の平面形状が四角形の場合の平面図 (第2実施例) 第8図:第2実施例のサンプル採取時の正面図、 第9図:第8図IX−IX断面図、 第10図:第8図X−X断面図、 第11図:サンプル非採取時の第6図IX−IX断面相当図、 (従来例) 第12図:従来のサンプリング装置の正面図、 (第1〜7図) 1:サンプル取出部ケーシング、2:製品、3:サンプル採取
パイプ、4:受皿、5:サンプル導入口、6:モーター、7:密
封パッキング、8:パッキング受け、9:押付円板、10:ボ
ルト、11:製品シュート、12:フレキシブルパイプ、13:
製品ソース、14:製品溜め、15:気体固体分離器、16:サ
ンプルレバー、17:サンプル測定器、f:吸引ブロワー、 (第8〜11図) 101:サンプル取出部ケーシング、103:サンプル採取パイ
プ、104:受皿、105:サンプル導入口、111:フレキシブル
パイプ、 (第12図) a:ケーシング、b:ダンパー、c:試料採取パイプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】サンプル取出部ケーシング1,101内にサン
    プル採取パイプ3,103が水平に貫通されており、サンプ
    ル採取パイプ3,103は固体、気体分離器15を経て吸引ブ
    ロワーfに接続されて、 前記サンプル採取パイプ3,103上方から落下してくるサ
    ンプル採取のため粉体を受け取るための受皿4,104が、
    サンプル採取パイプ3,103の底部から切線状に一側また
    は両側に、サンプル採取パイプ3,103を囲むように延び
    ており、 サンプル導入口5,105が、受皿4,104のサンプル採取パイ
    プ3,103の底部から切線状に延びる根元部に穿設され、 サンプル非採取時には受皿4,104は上方から落下してく
    る粉体の流れに対してサンプル導入口5,105が隠れる位
    置に回動するように構成された、 ことを特徴とする粉体のサンプリング装置。
JP1987193543U 1987-12-22 1987-12-22 粉体のサンプリング装置 Expired - Lifetime JPH0740197Y2 (ja)

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JPH0197238U JPH0197238U (ja) 1989-06-28
JPH0740197Y2 true JPH0740197Y2 (ja) 1995-09-13

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BE822079A (fr) * 1973-11-29 1975-03-03 Preleveur volumetrique d'echantillons de matiere fluide
JPS604937U (ja) * 1983-06-22 1985-01-14 株式会社 栗本鉄工所 ガス輸送の粉粒体試料採取装置
JPS60118945U (ja) * 1984-01-13 1985-08-12 日本鋼管株式会社 サンプル採取装置

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JPH0197238U (ja) 1989-06-28

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