JPH0740115A - ドリルの刃先及び工具長管理装置 - Google Patents
ドリルの刃先及び工具長管理装置Info
- Publication number
- JPH0740115A JPH0740115A JP5205838A JP20583893A JPH0740115A JP H0740115 A JPH0740115 A JP H0740115A JP 5205838 A JP5205838 A JP 5205838A JP 20583893 A JP20583893 A JP 20583893A JP H0740115 A JPH0740115 A JP H0740115A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drill
- tool length
- polishing
- tool
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/02—Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
Landscapes
- Drilling And Boring (AREA)
- Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 加工途上において定期的にドリル研磨と工具
長補正を行うようにしたドリルの刃先及び工具長管理装
置を提供することを目的とする。 【構成】 テーブル2上の片隅にドリル先端研磨装置K
を配置し、前記ドリルDを定期的あるいは切削監視装置
からの予知情報により加工を中断したドリルを前記ドリ
ル先端研磨装置で研磨するに際し、NC制御装置にて規
定量L1だけ研磨した後のドリル先端位置情報を更新す
ることでドリル研磨と工具長補正を行うドリルの刃先及
び工具長管理装置である。
長補正を行うようにしたドリルの刃先及び工具長管理装
置を提供することを目的とする。 【構成】 テーブル2上の片隅にドリル先端研磨装置K
を配置し、前記ドリルDを定期的あるいは切削監視装置
からの予知情報により加工を中断したドリルを前記ドリ
ル先端研磨装置で研磨するに際し、NC制御装置にて規
定量L1だけ研磨した後のドリル先端位置情報を更新す
ることでドリル研磨と工具長補正を行うドリルの刃先及
び工具長管理装置である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工作機械のドリルの刃
先及び工具長管理装置に関するもので、加工途上におい
て定期的にドリル研磨と工具長補正を行うようにしたも
のである。
先及び工具長管理装置に関するもので、加工途上におい
て定期的にドリル研磨と工具長補正を行うようにしたも
のである。
【0002】
【従来技術と問題点】従来、ドリルの折損を監視する方
式には、加工時の振動変化、異音、超音波による方式
や、ドリル長を定期的に測定して折損の判断をするもの
がある。しかし、何れの方式も一長一短があり、完全な
ものは存在しない。通常の使用における折損の原因は、
ドリルの切れ味劣化によるものが殆どで、切れ味劣化が
無ければ、折損事故はなくなると判断される。
式には、加工時の振動変化、異音、超音波による方式
や、ドリル長を定期的に測定して折損の判断をするもの
がある。しかし、何れの方式も一長一短があり、完全な
ものは存在しない。通常の使用における折損の原因は、
ドリルの切れ味劣化によるものが殆どで、切れ味劣化が
無ければ、折損事故はなくなると判断される。
【0003】上記のように切れ味の劣化をセンサにて感
知し、判断を下す従来方式では、切れ味の劣化が進むま
でドリルの切削加工が行われ、穴加工精度を低下、不安
定にする。又、切れ味の劣化による工具長の減少は、穴
深さ精度を低下、不安定にするし、工具を主軸から外し
て研磨したり、工具長を測定するための工具長測定装置
を必要とする。
知し、判断を下す従来方式では、切れ味の劣化が進むま
でドリルの切削加工が行われ、穴加工精度を低下、不安
定にする。又、切れ味の劣化による工具長の減少は、穴
深さ精度を低下、不安定にするし、工具を主軸から外し
て研磨したり、工具長を測定するための工具長測定装置
を必要とする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題,目的】本発明は、前記
従来の問題点に鑑み、これを解消することを課題とし、
加工途上において定期的にドリル研磨と工具長補正を行
うようにしたドリルの刃先及び工具長管理装置を提供す
ることを目的とする。
従来の問題点に鑑み、これを解消することを課題とし、
加工途上において定期的にドリル研磨と工具長補正を行
うようにしたドリルの刃先及び工具長管理装置を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、テーブル上の
ワークに対する主軸頭の主軸に装着したドリルにより穴
明け加工サイクルを繰り返すものにおいて、前記テーブ
ル上の片隅にドリル先端研磨装置を配置し、前記ドリル
を定期的あるいは切削監視装置からの予知情報により加
工を中断したドリルを前記ドリル先端研磨装置で研磨す
るに際し、NC制御装置にて規定量だけ研磨した研磨後
のドリル先端位置情報を更新することでドリル研磨と工
具長補正を行うようにしたことを特徴とするドリルの刃
先及び工具長管理装置である。
ワークに対する主軸頭の主軸に装着したドリルにより穴
明け加工サイクルを繰り返すものにおいて、前記テーブ
ル上の片隅にドリル先端研磨装置を配置し、前記ドリル
を定期的あるいは切削監視装置からの予知情報により加
工を中断したドリルを前記ドリル先端研磨装置で研磨す
るに際し、NC制御装置にて規定量だけ研磨した研磨後
のドリル先端位置情報を更新することでドリル研磨と工
具長補正を行うようにしたことを特徴とするドリルの刃
先及び工具長管理装置である。
【0006】
【作用】本発明によると、テーブル上のワークに対する
主軸に装着したドリルにより穴明け加工サイクルを繰り
返し行う途上で、ドリルを定期的あるいは切削監視装置
からの予知情報により所定回数の孔加工に到達したと
き、加工を中断してこのドリルをテーブル上に配置した
ドリル先端研磨装置で研磨するに際し、NC制御装置に
て規定量だけの研磨を行い、この後ドリル先端位置情報
を更新することでドリル研磨と工具長補正を同時に行
う。上記のようにして、ドリル先端の研磨と工具長が管
理され、ドリル折損事故の防止と穴加工の高精度維持に
貢献する。
主軸に装着したドリルにより穴明け加工サイクルを繰り
返し行う途上で、ドリルを定期的あるいは切削監視装置
からの予知情報により所定回数の孔加工に到達したと
き、加工を中断してこのドリルをテーブル上に配置した
ドリル先端研磨装置で研磨するに際し、NC制御装置に
て規定量だけの研磨を行い、この後ドリル先端位置情報
を更新することでドリル研磨と工具長補正を同時に行
う。上記のようにして、ドリル先端の研磨と工具長が管
理され、ドリル折損事故の防止と穴加工の高精度維持に
貢献する。
【0007】
【実施例】以下、図面に示す実施例にて説明する。図1
は本発明によるドリルの刃先及び工具長管理装置を示す
正面図、図2は本発明に係る工具刃先の研磨後の工具長
状態を示す説明図である。
は本発明によるドリルの刃先及び工具長管理装置を示す
正面図、図2は本発明に係る工具刃先の研磨後の工具長
状態を示す説明図である。
【0008】図1において、工作機械(ボール盤やマシ
ニングセンタ)Mのベッド1上のテーブル2には、治具
Gを介して加工ワークWが取付けられている。主軸頭H
の主軸SにはドリルDが取付けられ、ドリルDの刃先
(O)を軌跡(イ)→a,(イ)→(ロ)→b,(ロ)
→(ハ)→c,(ハ)→(O)で移動させてワークWに
対する加工サイクルを終了する。この後、ワークWを交
換して同様の加工サイクルを繰り返す。
ニングセンタ)Mのベッド1上のテーブル2には、治具
Gを介して加工ワークWが取付けられている。主軸頭H
の主軸SにはドリルDが取付けられ、ドリルDの刃先
(O)を軌跡(イ)→a,(イ)→(ロ)→b,(ロ)
→(ハ)→c,(ハ)→(O)で移動させてワークWに
対する加工サイクルを終了する。この後、ワークWを交
換して同様の加工サイクルを繰り返す。
【0009】上記テーブル2の片隅には、ドリル先端研
磨装置Kが配置され、一対の回転砥石10,11により
ドリルDの刃先(O)を研磨する。即ち、待機位置に有
る主軸頭Hを研磨時の位置(A)へ移動させるに当り、
ドリルDの刃先(O)をドリル先端研磨装置Kの直上位
置(P)へ移動し、ここでNC座標にて工具長Lが判っ
ているので一対の回転砥石10,11にドリルDの刃先
(O)を接触させることができる。
磨装置Kが配置され、一対の回転砥石10,11により
ドリルDの刃先(O)を研磨する。即ち、待機位置に有
る主軸頭Hを研磨時の位置(A)へ移動させるに当り、
ドリルDの刃先(O)をドリル先端研磨装置Kの直上位
置(P)へ移動し、ここでNC座標にて工具長Lが判っ
ているので一対の回転砥石10,11にドリルDの刃先
(O)を接触させることができる。
【0010】図2において、前記一対の回転砥石10,
11にドリルDの刃先(O)を接触させた状態から、N
C制御装置にてZ軸下方向へ研磨送りを掛け、規定量L
1の研磨を実行する。この研磨により工具長Lは、規定
量L1だけ全長が短くなったことになり、この工具長L
´=L−L1が研磨後のドリル先端位置情報としてNC
制御装置(図示なし)に更新記憶される。
11にドリルDの刃先(O)を接触させた状態から、N
C制御装置にてZ軸下方向へ研磨送りを掛け、規定量L
1の研磨を実行する。この研磨により工具長Lは、規定
量L1だけ全長が短くなったことになり、この工具長L
´=L−L1が研磨後のドリル先端位置情報としてNC
制御装置(図示なし)に更新記憶される。
【0011】上述のように、常にドリル先端の位置と、
切れ味管理が最良の状態に保たれ、ドリルの折損事故の
未然防止と、深さを含めた穴明け精度も安定した数値に
保持される。
切れ味管理が最良の状態に保たれ、ドリルの折損事故の
未然防止と、深さを含めた穴明け精度も安定した数値に
保持される。
【0012】本発明は、上記各実施例に限定されること
なく、発明の要旨内での設計変更が更に可能であること
勿論である。例えば、立・横両用の工作機械に適用され
るし、工具もドリルに限定されない。
なく、発明の要旨内での設計変更が更に可能であること
勿論である。例えば、立・横両用の工作機械に適用され
るし、工具もドリルに限定されない。
【0013】
【効果】本発明によると、テーブル上のワークに対する
主軸に装着したドリルにより穴明け加工サイクルを繰返
し行う途上で、ドリルを定期的あるいは切削監視装置か
らの予知情報により所定回数の孔加工に到達したとき、
加工を中断してこのドリルをテーブル上に配置したドリ
ル先端研磨装置で研磨するに際し、NC制御装置にて規
定量だけの研磨を行い、この後ドリル先端位置情報を更
新することでドリル研磨と工具長補正を同時に行うから
主軸に装着したドリルにより穴明け加工サイクルを繰返
し行う途上で、ドリルを定期的あるいは切削監視装置か
らの予知情報により所定回数の孔加工に到達したとき、
加工を中断してこのドリルをテーブル上に配置したドリ
ル先端研磨装置で研磨するに際し、NC制御装置にて規
定量だけの研磨を行い、この後ドリル先端位置情報を更
新することでドリル研磨と工具長補正を同時に行うから
【0014】、常にドリルの切れ味が最良の状態に保
持され、折損防止と穴加工の高精度保証をする効果があ
る。 、テーブル上の研磨により、工具の交換も不要であ
り、研磨後の工具長を機械のNC座標から読み取ること
ができ、工具長測定装置を使用しなくても、NCの補正
機能を利用して穴深さの精度を一定に保持することが出
来る効果がある。 、目視やセンサによる工具の寿命管理が不要と成り、
省力化に貢献する効果がある。
持され、折損防止と穴加工の高精度保証をする効果があ
る。 、テーブル上の研磨により、工具の交換も不要であ
り、研磨後の工具長を機械のNC座標から読み取ること
ができ、工具長測定装置を使用しなくても、NCの補正
機能を利用して穴深さの精度を一定に保持することが出
来る効果がある。 、目視やセンサによる工具の寿命管理が不要と成り、
省力化に貢献する効果がある。
【図1】本発明によるドリルの刃先及び工具長管理装置
を示す正面図である。
を示す正面図である。
【図2】本発明に係る工具刃先の研磨後の工具長状態を
示す説明図である。
示す説明図である。
1 ベッド 2 テーブル G 治具 D ドリル H 主軸頭 S 主軸 W ワーク L 工具長 L1 研磨の規定量 L´ 研磨後の工具長 K ドリル先端研磨装置 (O) ドリル刃先
Claims (1)
- 【請求項1】 テーブル上のワークに対する主軸頭の主
軸に装着したドリルにより穴明け加工サイクルを繰り返
すものにおいて、前記テーブル上の片隅にドリル先端研
磨装置を配置し、前記ドリルを定期的あるいは切削監視
装置からの予知情報により加工を中断したドリルを前記
ドリル先端研磨装置で研磨するに際し、NC制御装置に
て規定量だけ研磨した研磨後のドリル先端位置情報を更
新することでドリル研磨と工具長補正を行うようにした
ことを特徴とするドリルの刃先及び工具長管理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5205838A JPH0740115A (ja) | 1993-07-29 | 1993-07-29 | ドリルの刃先及び工具長管理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5205838A JPH0740115A (ja) | 1993-07-29 | 1993-07-29 | ドリルの刃先及び工具長管理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0740115A true JPH0740115A (ja) | 1995-02-10 |
Family
ID=16513556
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5205838A Pending JPH0740115A (ja) | 1993-07-29 | 1993-07-29 | ドリルの刃先及び工具長管理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0740115A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010125575A (ja) * | 2008-11-28 | 2010-06-10 | Union Tool Co | 穴明け加工装置及び穴明け工具の再研磨方法 |
CN102922377A (zh) * | 2011-08-08 | 2013-02-13 | 姚福来 | 自动研磨微细钻刃的方法 |
-
1993
- 1993-07-29 JP JP5205838A patent/JPH0740115A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010125575A (ja) * | 2008-11-28 | 2010-06-10 | Union Tool Co | 穴明け加工装置及び穴明け工具の再研磨方法 |
CN102922377A (zh) * | 2011-08-08 | 2013-02-13 | 姚福来 | 自动研磨微细钻刃的方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2750499B2 (ja) | Nc研削盤における超砥粒砥石のドレッシング確認方法 | |
JP2007175815A (ja) | 砥石車の修正方法及び修正装置 | |
US20080161959A1 (en) | Method to measure tool wear from process model parameters | |
US5044125A (en) | Method and apparatus for controlling grinding processes | |
US20120243952A1 (en) | On line vibration detected and intelligent control apparatus for cutting process which integrated with machine tool's i/o module and method thereof | |
JPH09285945A (ja) | 工具磨耗検出機能付工作機械 | |
JP2017030065A (ja) | 切削加工装置及び切削加工方法 | |
JP2008254080A (ja) | 加工工具寿命検出方法及び加工工具寿命検出装置 | |
JP4620510B2 (ja) | プリント基板加工機 | |
JPH09174383A (ja) | 回転工具の異常検出方法および装置 | |
JPH0740115A (ja) | ドリルの刃先及び工具長管理装置 | |
JP4615242B2 (ja) | 回転ブレード交換時期判定方法および切削装置 | |
JP2017208432A (ja) | 単結晶SiC基板の物性判別方法および単結晶SiC基板の製造方法 | |
US5025594A (en) | Method and apparatus for controlling grinding processes | |
JP4261493B2 (ja) | ドレス装置、研削装置、ドレス方法、及び数値制御プログラム | |
JP7172636B2 (ja) | 工作機械のメンテナンス支援装置および工作機械システム | |
Xue et al. | Monitoring of wheel dressing operations for precision grinding | |
JP4959060B2 (ja) | 加工装置 | |
JPH0740172A (ja) | 刃付けされる工具およびこの工具の使用方法 | |
JP3305732B2 (ja) | 平面研削盤の制御方法 | |
JPH0276678A (ja) | 研削工程を制御するための改良された装置と方法、および砥石を修正するための装置と方法 | |
JPH05337787A (ja) | 工作機械のボーリング径補正装置 | |
JPH05131311A (ja) | 穴加工方法 | |
JPH06169013A (ja) | ダイシング装置及びダイシング装置における切削制御方法 | |
JP6103737B2 (ja) | 円盤刃物送り制御方法および装置 |