JPH0740054Y2 - クレセント錠 - Google Patents

クレセント錠

Info

Publication number
JPH0740054Y2
JPH0740054Y2 JP1989128832U JP12883289U JPH0740054Y2 JP H0740054 Y2 JPH0740054 Y2 JP H0740054Y2 JP 1989128832 U JP1989128832 U JP 1989128832U JP 12883289 U JP12883289 U JP 12883289U JP H0740054 Y2 JPH0740054 Y2 JP H0740054Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
knob
knob portion
recessed
resin portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989128832U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0368275U (ja
Inventor
圭一 徳野
清孝 中村
Original Assignee
株式会社マンテン
立川アルミニウム工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社マンテン, 立川アルミニウム工業株式会社 filed Critical 株式会社マンテン
Priority to JP1989128832U priority Critical patent/JPH0740054Y2/ja
Publication of JPH0368275U publication Critical patent/JPH0368275U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0740054Y2 publication Critical patent/JPH0740054Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、クレセント錠に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のクレセント錠は、アルミ製のため、単一金属によ
るところの単調さ(材質、外観、感触)は避けられなか
った。
特に寒冷期には冷たい感じを与えると共に、結露を起こ
しやすいという問題があった。
そこで、特開昭62−220682号公報に示すようにつまみ部
の表面を樹脂部により覆って、寒冷期における冷たい感
触や結露をなくすと共に、樹脂部の着色、形状、模様に
より変化させたものがある。
また、上記つまみ部と樹脂部との固着手段は、つまみ部
の表面長手方向に沿って設けてある条(突出条)を流し
込み樹脂部に埋没係合させるようになっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
樹脂部につまみ部の表面から突出する条を埋没させるの
で、上記樹脂部の表面近くに条の先端縁が到達すること
になり、樹脂部の着色がうすい場合上記樹脂部表面に条
が現われる。
このため、樹脂部の着色を濃くしなければならないと共
に、濃くすると奇抜となる問題があった。
また、樹脂部の肉厚は、条の無い部分と有する部分とで
相違するので、不均一となり、各部の強度が均一でない
と共に、模様付のため樹脂部に気泡を混入した場合、気
泡の混入量が各部分の肉厚不均一により大きなバラツキ
ができ、見苦しくなる問題があった。
さらに、つまみ部の表面長手方向に沿って条を設けてあ
るので、樹脂部の表面に彫刻による模様を設ける場合、
上記の模様部が条間のみとなる問題もあった。
そこで、この考案はつまみ部の表面全体に設ける樹脂部
の各部分の肉厚をつまみ部表面から均一にしたクレセン
ト錠を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、この考案は、つまみ部の
表面に、アリ溝状の凹入部を少なくとも一端がつまみ部
の側面に開放するように形成し、この凹入部に、つまみ
部の表面を覆う樹脂部の一部を充填して樹脂部とつまみ
部を一体化したものである。
〔作用〕
つまみ部の表面を流し込み樹脂部により覆うと共に、上
記樹脂部の流し込み樹脂の一部を上記つまみ部の表面に
設けてある凹入部に充填させて、つまみ部に樹脂部を固
着させる。
〔実施例〕
以下、この考案に係るクレセント錠の実施例を添付図面
に基づいて説明する。
図において、クレセント錠Aに於けるつまみ部1の表面
には、内部底側の直径や幅が表面の開口の直径や幅より
も大きい凹入部2が設けられている。
上記の凹入部2は、第2図に示すようにつまみ部1の先
端部と末端部との間の三等分位置に上記つまみ部1の幅
方向に沿う三本の蟻溝を設けたものである。上記つまみ
部1がダイカスト製の場合、型抜きの関係上上記蟻溝の
少なくとも片端を第2図に示すようにつまみ部1の側面
に臨ませて開放させておけばよい。
3はつまみ部1の表面全体を覆う流し込み樹脂部で、こ
の樹脂部3の一部は、上記凹入部2に充填してつまみ部
1に対し樹脂部3が固着される。
上記流し込みによる樹脂部3は、上型と下型との間でつ
まみ部1を挾み、そして樹脂部3に相当する上記上型及
び下型の空隙に加熱溶融した合成樹脂を流し込み充填し
て成形する。勿論上記流し込み充填した合成樹脂の一部
は、凹入部2にも充填される。
なお、第2図に示すような凹入部2の場合、つまみ部1
の側縁の方向に樹脂部3が抜けるので、凹入部2の底に
凹孔4を設けて、この凹孔4に樹脂を流し込むと、つま
み部1に対し樹脂部3が抜け落ちるのを防止することが
できる。
また、凹入部2の数は、図示に限定されることなく任意
である。
〔効果〕
以上のように、この考案に係るクレセント錠によれば、
つまみ部の表面を覆う樹脂部を、上記つまみ部の表面に
設けてある凹入部に上記樹脂部の樹脂を流し込んで固着
しするようにしてあるので、つまみ部表面から樹脂部表
面迄の肉厚を各部分において均一化することができる。
このため、模様付のため気泡を封入しても分布にバラツ
キがなく、かつ樹脂部の表側全面に均一な深さの彫刻も
できる。
また、樹脂部の樹脂が流入する凹入部は、内部底側の直
径や幅が表面の開口の直径や幅よりも大きくしてあるの
で、金属製つまみ部と樹脂部との熱収縮差により脱落す
ることがなく、強固な係合状態を常に維持することがで
きる。
さらに、樹脂部の樹脂が流入する凹入部の一端が、つま
み部の側面に開放されているので、樹脂の流入状態を、
つまみ部の側方から確認することが可能となり、これに
よって樹脂の充填不良が防止でき、製品の品質が安定す
るという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るクレセント錠の斜視図、第2図
は凹入部を示す斜視図、第3図は樹脂部付つまみ部の縦
断側面図である。 A……クレセント錠、1……つまみ部、2……凹入部、
3……樹脂部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】つまみ部の表面に、アリ溝状の凹入部を少
    なくとも一端がつまみ部の側面に開放するように形成
    し、この凹入部に、つまみ部の表面を覆う樹脂部の一部
    を充填して樹脂部とつまみ部を一体化したことを特徴と
    するクレセント錠。
JP1989128832U 1989-11-02 1989-11-02 クレセント錠 Expired - Lifetime JPH0740054Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989128832U JPH0740054Y2 (ja) 1989-11-02 1989-11-02 クレセント錠

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989128832U JPH0740054Y2 (ja) 1989-11-02 1989-11-02 クレセント錠

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0368275U JPH0368275U (ja) 1991-07-04
JPH0740054Y2 true JPH0740054Y2 (ja) 1995-09-13

Family

ID=31676507

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989128832U Expired - Lifetime JPH0740054Y2 (ja) 1989-11-02 1989-11-02 クレセント錠

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0740054Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7386069B2 (ja) * 2019-12-18 2023-11-24 株式会社Lixil クレセント錠及び建具

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62220682A (ja) * 1986-03-22 1987-09-28 トステム株式会社 クレセント

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0368275U (ja) 1991-07-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4993740A (en) Process for forming a ski, and a ski formed according to the process
JPH0740054Y2 (ja) クレセント錠
KR870006937A (ko) 주형의 제조를 위한 방법, 장치 및 압탕스리브
JPS6029611B2 (ja) 断熱建築用材の製法
JPH0426367Y2 (ja)
JPS6211328B2 (ja)
JPH0232405Y2 (ja)
JPH0418121U (ja)
JPS5835912Y2 (ja) 水栓具用ハンドル
JP2536548Y2 (ja) 射出成形用金型
JP2561695B2 (ja) 発泡建材の表面被覆方法
JPH0539134Y2 (ja)
DE29907082U1 (de) Durchsichtige Kunststoffschale mit drei Aussparungen zur Fixierung von eingefärbten gefrorenen Flüssigkeiten
JPH0216913Y2 (ja)
JPS6142403Y2 (ja)
JPS6214103Y2 (ja)
JPS6339271B2 (ja)
JPH02113984U (ja)
JPS6354789U (ja)
JPH0380837U (ja)
JPH0369041U (ja)
JPS61156549U (ja)
JPH041203U (ja)
JPH0327588U (ja)
JPS6323489U (ja)