JPH0739981B2 - 漏水検知用電極帯の製造方法 - Google Patents
漏水検知用電極帯の製造方法Info
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- JPH0739981B2 JPH0739981B2 JP18495090A JP18495090A JPH0739981B2 JP H0739981 B2 JPH0739981 B2 JP H0739981B2 JP 18495090 A JP18495090 A JP 18495090A JP 18495090 A JP18495090 A JP 18495090A JP H0739981 B2 JPH0739981 B2 JP H0739981B2
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Description
漏水を検知すべく、そのような箇所に配設される漏水検
知用電極帯の製造方法に関するものである。
で、第6,7図に示すものが提供されている。
とで構成されている。電線2では、二本の心線3,3′が
可撓性の絶縁性樹脂からなる被覆材4に埋め込まれてい
る。電極対5は二つの電極6,6′からなり、それぞれの
電極6,6′は長方形の板状体に、先端の尖った“>”状
の切り込みを入れ、この切り込み部分を直角に曲げ起こ
して電極爪7,7′が形成してある。前記電極6,6′は、所
定の間隔を置いて被覆材4に巻回して止着され、電極爪
7,7′を被覆材に突き刺して心線3,3′にそれぞれ接触さ
せ、電極6と心線3、電極6′と心線3′とが電気的に
接続してある。
回り部分や、水気や湿気が構造物又はそこに収容されて
いる装置等の機能上支障となる場所の床下等に配設さ
れ、所定の間隔を置いて固定具8に固定される。また、
心線3,3′は図示しない電源及び検知装置に接続され
る。
が発生すると、その漏水箇所に位置する電極対6,6′が
水に触れて二本の心線3,3′が短絡し、この状態が検知
装置で検知される。
は、第8図に示すように、電極爪7,7′がこれを被覆材
4に突き刺すときに曲がりを生じ、電極爪7,7′と心線
3,3′とが全く接触しないものがあった。また、第9図
に示すように、電極爪7,7′が心線3,3′と僅かに点接触
しているに過ぎず、十分に電気的に接続されていないも
のがあった。
に劣るという問題点を有していた。
とを確実に電気的に接続する手段を提供することを目的
としてなされたもので、本発明の漏水検知油電極帯の製
造方法は、電極(6,6′)と心線(3,3′)に電荷を印加
し、しかる後、電極爪(7,7′)と心線(3,3′)とを接
触させて溶接するものである。なお、コンデンサ(15)
に充電された電荷を印加するのが好ましい。
(4)に突き刺した電極爪(7,7′)がまさに心線(3,
3′)に接触すると、その瞬間に電極爪(7,7′)と心線
(3,3′)との間にアークが発生し、電極爪(7,7′)ま
たは心線(3,3′)、若しくは電極爪(7,7′)と心線
(3,3′)の一部が溶融して両者が電気的に接続され
る。
する。
す。
接続され、二次側の電圧が所定の値に調整されている。
二次側には整流器13、抵抗14、コンデンサ15、スイッチ
16の直列に接続され、スイッチ16をオンすることによっ
てコンデンサ15に電荷が蓄えられるようになっている。
本体21、前記溝部22の両側に配置され、本体21の上面に
沿って移動する二つの折曲部材23,23、前記溝部22に向
かって進退する押圧部材24、で構成されている。
ものと同一のものが使用される。したがって、同一部分
に同一符号を付して説明を省略する。
て説明する。
3,3′に接続され、他方の端子がスイッチ17を介して電
極取付装置20の本体21に接続される。
本体溝部22に電極爪7,7′を上方に向けて収容される。
電荷を充電する。充電が完了するとスイッチ16はオフす
る。なお、コンデン15の充電中、スイッチ17はオフして
おく。
の電線4を下方に押圧する。
材4に突き刺さり、心線3,3′と電極爪7,7′とが接触す
る。この瞬間、コンデンサ15に充電された電荷が電極爪
7,7′と心線3,3′との間に放電し、両者の接点間に瞬間
的にアークが発生する。そして、このアークによって電
極爪7,7′と心線3,3′、若しくは電極爪7,7′または心
線3、3′の一部が溶融し、溶接部8で確実に接続され
る(第4図参照)。
心線3,3′との間で瞬間的に放電させるので、その放電
は短時間で終了し、不必要に長時間アークが形成される
ことはない。したがって、合成樹脂で形成されている被
覆材4の溶融も最小限に止どまる。
部材23,23が左右から接近し、本体21から立ち上がって
いる電極6,6′の両側を対向方向に折り曲げる。続い
て、折曲部材23,23はそれぞれ左右に退避し、再び押圧
部材24で折り曲げられた電極6,6′を押圧し、電極6,6′
を確実に電線4に止着する。
第1図に示す漏水検出用電極帯1が形成される。
取り付けるものとしたが、一対の電極対5(6,6′)を
一度に電線2に取り付けるようにしてもよい。この場
合、例えば、第5図に示す装置を用いる。
構成され、溝22の二箇所に導電部25,25′が設けてあ
る。また、二つの溶接機10,10′が用意され、一方の溶
接機10におけるコンデンサ15の端子が導電部25と心線3
に接続され、他方の溶接機10′におけるコンデンサ15′
の端子が導電部25′と心線3′に接続されている。な
お、12′はトランス、13′は整流器、14′は抵抗、1
6′,17′はスイッチである。
部25,25′に収容し、押圧部材24で電線2を押圧する。
その結果、電極爪7,7′が電線2の被覆材4に突き刺さ
って心線3,3′に接触し、その瞬間、コンデンサ15に蓄
えられた電荷が電極爪7と心線3の間に放電し、またコ
ンデンサ15′に蓄えられた電荷が電極爪7′と心線3′
の間に放電し、それぞれ溶接されて電気的に接続され
る。なお、スイッチ16,17及び16′,17′の開閉操作は前
記実施例と同様に行なう。
2に電極6,6′を取り付けることができるので、電極帯
1を効率良く製造できる。
電極帯の製造方法では、絶縁性樹脂からなる被覆材に埋
め込まれた二本の心線と、前記被覆材に取り付ける電極
の電極爪にそれぞれ電荷を印加し、電極爪が心線に接触
した瞬間に両者の間にアークを形成し、これらが溶接さ
れるようにしている。
との接触部又は両者の最近接部分が溶融し、これらが確
実に電気的に接続される。
し、これを報知することができる。
電極爪と心線とを溶接すれば、被覆材の損傷を最小限に
することができる。
第2図から第4図は漏水検知用電極帯の製造工程を示す
断面図、第5図は漏水検知用電極帯の製造装置の第2実
施例を示す図、第6図は漏水検知用電極帯の平面図、第
7図から第9図は従来の漏水検知用電極帯の断面図であ
る。 1……漏水検出用電極帯、2……電線、3,3′……心
線、4……被覆材、5……電極対、6,6′……電極、7,
7′……電極爪、8……溶接部、10……溶接機、15……
コンデンサ、20……電極取付装置。
Claims (2)
- 【請求項1】二本の心線を絶縁性樹脂からなる被覆材で
被覆した電線に電極対を複数組取り付けるとともに、前
記電極対を構成する二つの電極を、該電極に設けた電極
爪を被覆材に突き刺してそれぞれ心線に電気的に接続す
る漏水検知用電極帯の製造方法において、前記電極と心
線にそれぞれ電荷を印加し、しかる後、前記電極爪と心
線とを接触させて溶接することを特徴とする漏水検知用
電極帯の製造方法。 - 【請求項2】前記電荷をコンデンサより印加することを
特徴とする請求項1の漏水検知用電極帯の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18495090A JPH0739981B2 (ja) | 1990-07-10 | 1990-07-10 | 漏水検知用電極帯の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18495090A JPH0739981B2 (ja) | 1990-07-10 | 1990-07-10 | 漏水検知用電極帯の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0469562A JPH0469562A (ja) | 1992-03-04 |
JPH0739981B2 true JPH0739981B2 (ja) | 1995-05-01 |
Family
ID=16162193
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18495090A Expired - Lifetime JPH0739981B2 (ja) | 1990-07-10 | 1990-07-10 | 漏水検知用電極帯の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0739981B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8818740B2 (en) * | 2010-02-17 | 2014-08-26 | Pentair Thermal Management Llc | Sensor-powered wireless cable leak detection |
CN116243202B (zh) * | 2023-03-23 | 2024-03-22 | 深圳市荣为信科技有限公司 | 一种充电桩智能检测装置 |
-
1990
- 1990-07-10 JP JP18495090A patent/JPH0739981B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0469562A (ja) | 1992-03-04 |
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