JPH073990U - 移動ロボット - Google Patents

移動ロボット

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JPH073990U
JPH073990U JP3402793U JP3402793U JPH073990U JP H073990 U JPH073990 U JP H073990U JP 3402793 U JP3402793 U JP 3402793U JP 3402793 U JP3402793 U JP 3402793U JP H073990 U JPH073990 U JP H073990U
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mobile robot
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Application number
JP3402793U
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English (en)
Inventor
正直 村田
Original Assignee
神鋼電機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 移動ロボットがステーションに停止してから
移載が完了するまでの時間の短縮を図り、従来に比し
て、能率を向上することができる他、ハンドリングロボ
ットアームの軌跡に対する制約を緩和することができる
移動ロボットを提供することを目的とする。 【構成】 視覚センサ21を備えたロボットアーム20
を搭載し、前記視覚センサからの画像信号を画像処理装
置510で処理して、当該ロボットアームで移載する被
移載物の位置を特定し、当該位置を、ロボットアームの
座標補正用データとして用いる移動ロボットにおいて、
上記画像処理装置510は、上記被移載物の位置を特定
するとともに、上記画像信号から上記被移載物表面に付
したIDコード60を識別してそのデータを移動ロボッ
ト制御装置54内のID照合部に送ることを特徴とす
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、視覚センサを備えたハンドリングロボットアームを搭載し、視覚セ ンサからの画像信号を画像処理装置で処理して、当該ハンドリングロボットアー ムでハンドリングする被移載物の位置を特定し、当該位置を、ロボットアームの 座標補正用データとして用いる移動ロボットに関する。
【0002】
【従来の技術】
図5はこの種の移動ロボットの1例を示したものである。1はステーション( 例えば、クリーンルーム内の半導体処理装置等)、2はステーション1の移載台 、10は移動ロボットであって、ハンドリングロボットアーム20とバーコード ・リーダー30を搭載しており、このハンドリングロボットアーム20にはCC Dカメラ等の視覚センサ21が備えつけられている。11は移動ロボット10の 荷台、40A、40Bは被移載物(搬送物)である。
【0003】 図6は、この移動ロボットの制御系50を示したブロック図である。51は視 覚センサ21が送出する画像信号を処理する画像処理装置、52はハンドリング ロボットアーム20の制御を司るアーム制御装置、53はリーダー30が送出す る読み取り信号を解読する信号処理装置、54は移動ロボット10の制御装置で ある。
【0004】 次に、この移動ロボット10で、移載台2上の搬送物40Aを荷台11へ移載 する場合の動作について説明する。
【0005】 移動ロボット10は、指定されたステーション1の移載台2前に来ると停車す る。視覚センサ21で移載台2上の搬送物40を撮像し、その画像信号から画像 処理により、搬送物40の特定部分の座標を抽出し、制御装置52は、この座標 を、ハンドリングロボットアーム20の制御装置52内のメモリに格納してある 当該ステーションにおける搬送物位置(搬送物掴み位置、教示位置)と比較し、 差がある場合には、この差を用いて、教示座標を補正する。これは、移動ロボッ ト10を所定の停車位置に誤差なく停車させることは難しいためである。
【0006】 次いで、図7に示すように、ハンドリングロボットアーム20は搬送物40A を持ち上げて、搬送物40Aに付してあるIDコード60をリーダー30に読ま せる。リーダー30が読み取ったIDコード60は、制御装置54内でID照合 部(図示しない)照合され、合致が確認されると、ハンドリングロボットアーム 20は搬送物40Aを荷台11上へ移載する。
【0007】 この例では、搬送物40全体を撮像して、その画像処理により、上記特定部分 の座標を抽出するので、時間がかかり過ぎる場合がある。これを防ぐために、図 8に示すように、搬送物40Aに単純な視覚マークM1、M2を付し、画像信号 からマークM1、M2を識別し、当該マークM1、M2の位置データから搬送物 40Aの位置を演算させる方法もある(例えば、特願平1ー304861号)。 また、図9に示すように、ステーション1の移載台2に視覚マークM1、M2を 付し、補正用データを得る方法もある。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の方法では、搬送物の位置を特定するステップ(移動ロボット10の 停止誤差を補償するためのステップ)に続いて、搬送物に付されたIDを照合す るためのステップを実行したのち、搬送物を荷台へ移載するので、移動ロボット がステーションに停止してから移載が完了するまで、時間がかかり過ぎ、能率が 良くないという問題がある。移動ロボットがステーションに停止して当該ステー ションから搬送物を受取り、移動ロボット上に移載する場合も同様である。
【0009】 また、高さを持つリーダ30が荷台11の一部を占めているため、ハンドリン グロボットアーム20の軌跡が当該リーダ30による制約を受けたり、荷台11 上に移載し得る搬送物の数量が制限されるという問題もある。
【0010】 本考案はこの問題に鑑みてなされたもので、移動ロボットがステーションに停 止してから移載が完了するまでの時間の短縮を図り、従来に比して、能率を向上 することができる他、ハンドリングロボットアームの軌跡に対する制約を緩和す ることができる移動ロボットを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するため、 請求項1では、視覚センサを備えたロボットアームを搭載し、前記視覚センサ からの画像信号を画像処理装置で処理して、当該ロボットアームで移載する被移 載物の位置を特定し、当該位置を、ロボットアームの座標補正用データとして用 いる移動ロボットにおいて、 上記画像処理装置は、上記被移載物の位置を特定するとともに、上記画像信号 から上記被移載物表面に付したIDコードを識別してそのデータを移動ロボット 制御装置内のID照合部に送る構成とした。
【0012】 請求項2では、画像処理装置は、被移載物または当該被移載物を載置する台上 に付された視覚マークの位置から被移載物の位置を特定することを特徴とする。
【0013】
【作用】
本考案では、視覚センサが送出する画像信号から、位置補正用のデータと、I Dデータを取り出すので、搬送物に付されたIDをリーダに読ませるステップを 設ける必要がなく、リーダが不要になる。
【0014】
【実施例】
以下、本発明の1実施例を図面を参照して説明する。
【0015】 図1は、ハンドリングロボットアーム20を搭載した移動ロボット10の制御 系を示したもので、図2に符号30で示したようなリーダは備えていない。
【0016】 図2は、移載台ロボット10がステーション1の前に停止し、視覚センサ21 が、移載台2上の搬送物40Cを視野に収めている状態を示している。搬送物4 0Cの上面には、図4に拡大して示すように、視覚マークM1,M2が付され、 両マークからある定められた距離にある領域(ID領域)AにIDコード60が 付されている。
【0017】 本実施例における画像処理装置510は視覚センサ21が送出する画像信号か ら、例えば、特願平1ー304861号に開示されているような手法で、画面内 の視覚マークM1,M2の座標を特定し、制御装置52に送る。また、この画像 処理時に、画面内のID領域Aを識別し、IDコード60のデータを制御装置5 4に送る。このデータは、例えば、領域A内の予め定められた複数位置にバー6 1があるか否かを判別することにより作成される。
【0018】 制御装置52は視覚マークM1,M2の座標から搬送物40Cの位置を演算し 、制御装置52内のメモリに格納してある当該ステーションにおける搬送物教示 位置と異なる場合には、上記演算した位置と教示位置との差に基づき、ハンドリ ングロボット20の教示座標を補正する。
【0019】 一方、制御装置54は、IDデータ60を、内蔵するID照合部で照合し、合 致した場合には、その旨を、制御装置52に伝える。これにより、制御装置52 は、補正したの座標系に従い、所定のプログラムを実行し、搬送物40Cの荷台 11への移載を行なわせる。
【0020】 本実施例では、IDコード60を読み取るためのリーダを移動ロボット10に 設ける必要がないので、移動ロボット10の荷台11上のスペースが広くなる。 また、ハンドリングされる物体をリーダーの前に持ってくる必要がないので、 従来、移動ロボットと装置との距離が狭い場合等に生じていたロボットアームの 軌跡に対する制約が緩和される。
【0021】 勿論、リーダとその信号処理にかかる費用分が低減される。
【0022】 更に、移動ロボット10の停止誤差を補償するためのステップと、搬送物に付 されたIDを確認するため、搬送物のIDコード60を移動ロボット10上のリ ーダに読ませるステップを省くことができるので、その分、時間を短縮すること ができる。
【0023】 上記実施例では、IDコードと視覚マークM1,M2を、共に、搬送物40C に付した場合に説明したが、図3に示すように、移載台2に視覚マークM1,M 2を付してある場合にも、本考案を適用することができる。
【0024】 勿論、搬送物にも移載台2にも視覚マークM1,M2を付していない場合にも 、上記図2および図3の場合に比し、画像信号の処理時間が長くなるが、本考案 を適用することができる。
【0025】
【考案の効果】
本考案は以上説明した通り、被移載物の位置確認もしくは補正用データとID コードとを1つの画面の画像信号から抽出するから、IDコードを読ませるため のリーダは不要になり、位置確認もしくは補正用データを抽出するステップと同 時平行的に被移載物に付されたIDコードを取り出すことができるから、移動ロ ボットがステーションに停止してから移載が完了するまでの時間を短縮すること ができ、ハンドリングロボットアームの軌跡に対する制約を緩和することができ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の制御系ブロックを示す図であ
る。
【図2】上記実施例における移動ロボットと被搬送物を
示す図である。
【図3】上記実施例における移動ロボットと被搬送物を
示す図である。
【図4】上記実施例における視覚マークとIDコードの
1例を示す図である。
【図5】従来の移動ロボットと被搬送物を示す図であ
る。
【図6】従来の移動ロボットとロボッアームの制御系を
示す図である。
【図7】従来のロボッアームの動作シーケンスの1つを
説明するための図である。
【図8】従来の移動ロボットと被搬送物の他の例を示す
図である。
【図9】従来の移動ロボットと被搬送物および視覚マー
クを示す図である。
【符号の説明】
1 ステーション 1A 移載台 10 移動ロボット 11 荷台 21 視覚センサ 40A〜40C 被移載物 50 制御系 51 画像処理装置 52 ハンドリングロボットアームの制御装置 54 移動ロボットの制御装置 60 IDコード 510 画像処理装置 M1、M2 視覚マーク A 領域

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 視覚センサを備えたロボットアームを搭
    載し、前記視覚センサからの画像信号を画像処理装置で
    処理して、当該ロボットアームで移載する被移載物の位
    置を特定し、当該位置を、ロボットアームの座標補正用
    データとして用いる移動ロボットにおいて、 上記画像処理装置は、上記被移載物の位置を特定すると
    ともに、上記画像信号から上記被移載物表面に付したI
    Dコードを識別してそのデータを移動ロボット制御装置
    内のID照合部に送ることを特徴とする移動ロボット。
  2. 【請求項2】 画像処理装置は、被移載物または当該被
    移載物を載置する台上に付された視覚マークの位置から
    被移載物の位置を特定することを特徴とする請求項1記
    載の移動ロボット。
JP3402793U 1993-06-23 1993-06-23 移動ロボット Pending JPH073990U (ja)

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JP3402793U JPH073990U (ja) 1993-06-23 1993-06-23 移動ロボット

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10167053A (ja) * 1996-12-06 1998-06-23 Toshiba Corp 作業装置
JP2003524531A (ja) * 2000-02-21 2003-08-19 ヴィッテンシュタイン アーゲー 少なくとも1個の物体および/または空間を認識、規定、位置検出するための方法
JP2010228064A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 National Institute Of Advanced Industrial Science & Technology 福祉用ロボット装置のロボットアーム操作方法、ロボットアーム操作プログラム、及び、記録媒体
CN114340842A (zh) * 2019-08-30 2022-04-12 Dmg森精机株式会社 生产系统
WO2022190423A1 (ja) * 2021-03-11 2022-09-15 オムロン株式会社 搬送システムおよびその制御方法

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