JPH0739859Y2 - 筒状ワークの搬送装置 - Google Patents

筒状ワークの搬送装置

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JPH0739859Y2
JPH0739859Y2 JP1989009133U JP913389U JPH0739859Y2 JP H0739859 Y2 JPH0739859 Y2 JP H0739859Y2 JP 1989009133 U JP1989009133 U JP 1989009133U JP 913389 U JP913389 U JP 913389U JP H0739859 Y2 JPH0739859 Y2 JP H0739859Y2
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JP
Japan
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work
turntable
container
peripheral surface
recess
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JP1989009133U
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JPH0299828U (ja
Inventor
紘一 木戸
良男 木村
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内外硝子工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はアンプル容器等の筒状ワークをターンテーブル
によって搬送する装置に関するものである。
(従来の技術) アンプル容器に液を充填した後、容器の口部を加熱溶融
して封じる溶封作業、アンプル容器内の異物検出作業等
を自動的に行なうために、第5図に示す搬送装置が使用
されている。
上記搬送装置は、夫々水平面内にて回転可能に隣接配備
されたターンテーブル(1)、供給スターホイル(7)
及び排出スターホイル(73)によって構成される。
ターンテーブル(1)、供給スターホイル(7)及び排
出スターホイル(73)は夫々外周に等間隔に容器を受け
止めるワーク載せ部(2)(71)(75)が凹設され、タ
ーンテーブル(1)と供給スターホイル(7)の夫々の
載せ部(2)(71)が対応したときに、容器(91)が供
給スターホイル(7)からターンテーブル(1)に受け
渡され、ターンテーブル(1)と排出スターホイル(7
3)の載せ部(2)(75)が対応したときに、容器(9
1)がターンテーブル(1)から排出スターホイル(7
3)に受け渡される。
ターンテーブル(1)及び両スターホイル(7)(73)
の外側には、容器列の移行路に沿ってガイド(77)(7
8)(79)が設けられている。
ターンテーブル(1)によって送られる容器列の移行路
の適所に作業ステーションSが設けられ、該ステーショ
ンに配備された作業装置(61)によって必要な作業が行
なわれる。
(考案が解決しようとする課題) 上記装置の場合、ターンテーブル(1)の外側には、ア
ンプル容器等の落下を防止するための円弧状ガイド(7
8)が配備されているため、移動途上のアンプル容器列
に不良品を見付けても、該不良品を側方向に排出するこ
とができず、上方に抜き出さなければならない。
回転中のターンテーブル(1)から不良アンプル容器を
上向きに抜き出す装置は、アンプルを掴む爪、爪を開閉
する手段、爪を昇降させる手段、爪を水平移動させる手
段等が必要となり、大掛かり且つ複雑なメカニズムとな
る問題があった。
本考案は、ターンテーブル(1)の外周載せ部(2)に
アンプル容器等の筒状ワーク(9)を吸着支持すること
によって、前記問題を解決できる筒状ワークの搬送装置
を明らかにすることを目的とする。
(課題を解決する手段) 上記の目的を達するために本考案の筒状ワークの搬送装
置は、外周面に等間隔にワーク載せ部(2)を具えたタ
ーンテーブルによって、ワーク(9)を公転搬送するワ
ークの搬送装置に於て、各ワーク載せ部(2)には筒状
ワーク(9)の底面を支えターンテーブル(1)と一体
に回転する受け板(22)が設けられ、各載せ部(2)と
の対応位置のターンテーブル(1)の外周面にはワーク
周面の一部が侵入する凹み(21)が形成され、各凹み
(21)にはターンテーブル(1)を貫通して吸引孔
(3)が開口し、各凹み(21)の両側にはワーク(9)
に当接する受けローラ(23)(23)が回転自由に支持さ
れ、ワーク(9)を自転させる位置に対応してターンテ
ーブル(1)の外側にターンテーブル(1)上のワーク
(9)の周面に接触可能に回転駆動ローラ(52)が配備
されている。
(作用及び効果) ターンテーブル(1)の外周面に形成されたワーク載せ
部(2)に載せられたワーク(9)は、該テーブル
(1)外周面に設けた凹部(21)に開口する吸引孔
(3)による吸引作用によってテーブル(1)上に吸着
支持されるため、従来の様にターンテーブル(1)の外
側にワーク脱落防止用のガイドを設ける必要はない。
従って、ターンテーブル(1)が回転中に、ワーク列中
に不良品を見付けた場合、不良品をターンテーブル
(1)の側方に突き出して簡単に排出出来る。
又、ワークを自転させる必要のある位置に対応して回転
駆動ローラ(52)をワークに接触可能に定位置に配備
し、回転駆動ローラ(52)によって、ワーク(9)を受
けローラ(23)(23)に押し付けつつ、回転駆動ローラ
(52)とワークの接触摩擦により、必要なワークのみを
円滑に自転させることができ、テーブル上のワークを一
斉に回転させるためのエネルギーの無駄を無くすことが
できる。
(実施例) 実施例の筒状ワークの搬送装置は、アンプル容器の口部
を溶封する作業に於て、アンプル容器の自動送りに使用
されるものである。
搬送装置は、基本的には第5図の従来例と同様であっ
て、該第5図に基づいて説明すると、供給スターホイル
(7)、ターンテーブル(1)及び排出スターホイル
(73)の組み合わせによって構成され、ターンテーブル
(1)及び各スターホイル(7)(73)の外周にはアン
プル容器(91)を受け入れる容器載せ部(2)(71)
(75)が等間隔に凹設されている。
又、実施例の搬送装置は、ターンテーブル(1)及び各
スターホイル(7)(73)が間欠回転して、アンプル容
器(91)を間欠送りする。
第3図の如く、ターンテーブル(1)によって送られて
容器列の移行路の適所に、容器(91)の口部を溶封する
ための作業ステーションSが設けられている。
ターンテーブル(1)の外周下部には容器(91)を載せ
る台板(22)がテーブルの全周に鍔状に突出している。
ターンテーブル(1)の周面の上には、等間隔に突部
(20)(20)が突出し、突部(20)(20)間に容器(9
1)の周面に対応して半円状の凹部(21)が形成され、
該凹部(21)と前記台板(22)とによって容器載せ部
(2)を形成している。
第4図の如く、突部(20)を上下に貫通して枢軸(24)
が配備され、該枢軸(24)の上下端に受けローラ(23)
(23)が取付けられ、受けローラ(23)(23)は周面の
一部が凹部(21)に掛かっている。
ターンテーブル(1)の肉厚内部に、放射状に吸引孔
(3)が開設され、各吸引孔(3)の先端は凹部(21)
の側面に開口し、吸引孔(3)の基端はターンテーブル
中心の軸孔(11)に開口している。
ターンテーブル(1)の軸孔(11)には回転駆動軸
(4)がターンテーブル(1)と一体に取付けられて、
該回転駆動軸(4)には前記吸引孔(3)の高さ位置に
周溝(41)及び該周溝(41)に連通して軸の上端中央に
開口する吸気口(42)が開設され、該吸気口(42)に回
転自在気密接続具(43)及び吸引ホース(44)を介して
吸引装置(図示せず)が連繋されている。
吸引装置はターンテーブル外周の全ての吸引孔(3)が
開放されている状態であっても、各吸引孔(3)に容器
を吸着できる程度の吸引能力がある。
前記作業ステーションSには、アンプル容器の口部を加
熱して溶融させるためのバーナ(6)が配備される。
又、作業ステーションSには、該ステーションに位置す
る容器(91)を自転させる回転駆動装置(5)が配備さ
れる。
回転駆動装置(5)は、モータ(図示せず)に連繋した
回転駆動軸(51)に容器の胴部に接触可能な回転駆動ロ
ーラ(52)を取付けて構成されている。回転駆動ローラ
(52)の外周はウレタンゴムの如く弾性を有し、摩擦係
数の大きい材料にて形成されている。
然して、供給スターホイル(7)からターンテーブル
(1)の凹部(21)に受け渡された容器(91)は、凹部
(21)の奥端に開口した吸引孔(3)に作用する吸引力
により、凹部(21)の側面に吸着される。
凹部(21)の上下方には凹部(21)に掛かって受けロー
ラ(23)が配備されており、容器は受けローラ(23)に
接触した儘、ターンテーブル(1)の回転に伴って公転
する。
凹部(21)と容器の周面には僅かに隙間が生じて、吸引
力が低下するが、アンプル容器は軽量であり、容器を凹
部の奥側に引き寄せることに支障はない。
上記の如く、容器(91)がターンテーブル(1)に設け
た吸引孔(3)の吸引力によって凹部(21)に吸引支持
されるため、従来の様にターンテーブル(1)の外側に
容器脱落防止用の円弧状ガイドを設ける必要はない。
従って、ターンテーブル(1)によってワーク(9)を
搬送する途上でワーク(9)の不良品を見付けた場合、
ターンテーブル(1)の外側にはガイド(78)が存在し
ないため、不良品をターンテーブル(1)の側方に簡単
に排出出来る。
容器(91)が作業ステーションSに達すると、回転しな
がら待機する回転駆動装置(5)のローラ(52)に接触
し、容器(91)は強制的に自動駆動され、バーナ(6)
の炎によって、容器(91)の口部が溶封される。
ターンテーブル(1)の間欠回転によって、作業ステー
ションSのワーク(9)が作業位置から離れると、該ワ
ーク(9)は回転駆動ローラ(52)から離れて自転を停
止し、テーブル(1)の回転に伴って排出スターホイル
(73)側に送られて該ホイルの載せ部(75)に受け渡さ
れる。
上記作業中、ターンテーブル(1)によって送られる容
器列中に不良品を発見した場合、容器を手作業或は自動
機によって、吸引孔(3)からの吸引力に抗して強制的
にターンテーブルの側方に排出出来る。
尚、本考案の実施に際して、容器(91)が公転移動中
に、該容器に必要な検査あるいは加工を行なうことがで
きる場合、ターンテーブル(1)を連続回転させること
が出来るのは勿論である。
本考案は上記実施例の構成に限定されることはなく、実
用新案登録請求の範囲に記載の範囲で種々の変形が可能
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の搬送装置の一例を示す斜面図、第2図
は同上の平面図、第3図は第2図III-III線に沿う断面
図、第4図は第2図IV-IV線に沿う断面図、第5図は従
来例の平面図である。 (1)……ターンテーブル、(2)……載せ台 (3)……吸引孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周面に等間隔にワーク載せ部(2)を具
    えたターンテーブルによって、ワーク(9)を公転搬送
    するワークの搬送装置に於て、各ワーク載せ部(2)に
    は筒状ワーク(9)の底面を支えターンテーブル(1)
    と一体に回転する受け板(22)が設けられ、各載せ部
    (2)との対応位置のターンテーブル(1)の外周面に
    はワーク周面の一部が侵入する凹み(21)が形成され、
    各凹み(21)にはターンテーブル(1)を貫通して吸引
    孔(3)が開口し、各凹み(21)の両側にはワーク
    (9)に当接する受けローラ(23)(23)が回転自由に
    支持され、ワーク(9)を自転させる位置に対応してタ
    ーンテーブル(1)の外側にターンテーブル(1)上の
    ワーク(9)の周面に接触可能に回転駆動ローラ(52)
    が配備されている筒状ワークの搬送装置。
JP1989009133U 1989-01-26 1989-01-26 筒状ワークの搬送装置 Expired - Lifetime JPH0739859Y2 (ja)

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JP1989009133U JPH0739859Y2 (ja) 1989-01-26 1989-01-26 筒状ワークの搬送装置

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JPH0299828U JPH0299828U (ja) 1990-08-08
JPH0739859Y2 true JPH0739859Y2 (ja) 1995-09-13

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5820280A (ja) * 1981-07-31 1983-02-05 大日本印刷株式会社 紙カツプ搬送装置

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JPH0299828U (ja) 1990-08-08

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