JPH0739630A - パチンコ機の画像表示装置 - Google Patents

パチンコ機の画像表示装置

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JPH0739630A
JPH0739630A JP5208781A JP20878193A JPH0739630A JP H0739630 A JPH0739630 A JP H0739630A JP 5208781 A JP5208781 A JP 5208781A JP 20878193 A JP20878193 A JP 20878193A JP H0739630 A JPH0739630 A JP H0739630A
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pachinko machine
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JP5208781A
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English (en)
Inventor
Kenkichi Nakajima
健吉 中島
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Heiwa Corp
Original Assignee
Heiwa Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 視覚的遊技変化を可変表示装置の変動表示で
遊技者に付与する。 【構成】 複数種の識別情報を表示する表示部材2を複
数のLED素子Lで構成し、遊技盤4面に設けられた始
動入賞口23への入賞に基いて任意の順序でLED素子L
を比較的長い周期で1個づつ点灯しつつ、いずれかの識
別情報を漸次表示することにより、識別情報の種別が認
識されることを可及的に遅延させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は始動入賞口の入賞に応じ
て所定の識別情報を表示するパチンコ機の画像表示装置
の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機には識別情報を表示するため
のを画像表示装置を設け、画像表示装置に表示される識
別情報に応じて所定時間だけ入賞確率が増大する機種が
ある。この種のパチンコ機の画像表示装置は、複数種の
識別情報を表示するために可変表示装置を備えている。
【0003】可変表示装置は、発射装置によって遊技盤
に発射されたパチンコ球(以下、発射球)が遊技盤・表
面に設けられた始動入賞口に入賞すると、所定の変動表
示時間だけ複数種の識別情報を表示部材に変動表示する
ことでゲームを開始する。
【0004】このゲームの開始から所定の変動表示時間
が経過すると、可変表示装置はいずれかの識別情報を表
示部材に所定の停止表示時間だけ1桁づつまたは全桁同
時に停止表示する。
【0005】なお上記停止表示時間だけ停止表示される
識別情報を、以下、「停止識別情報」という。また表示
部材はLCD素子またはLED素子などからなるものが
主流を占めている。
【0006】そして停止識別情報が予め定められた特定
の識別情報または特定の識別情報の組合せである場合、
遊技盤面に設けられた可変入賞球装置は動作され、これ
により通常時に閉止されている大入賞口が所定時間だけ
継続的に開放される。
【0007】これにより所定時間だけ入賞確率が増大
し、遊技者に有利な権利(以下、権利)を発生させるこ
とになる。このような権利を発生させる停止識別情報
を、以下、特定識別情報という。
【0008】可変表示装置が識別情報を複数桁で表示す
る機種では、特定識別情報は、一般にすべてが同じ停止
識別情報(たとえば同じ数字あるいは同じアルファベッ
ト〜いわゆるゾロ目)あるいは特定の意味合い(たとえ
ば「松」「竹」「梅」など)または無意味な停止識別情
報の組合せで、特定識別情報以外の停止表示で権利は発
生しない。
【0009】ところで上記変動表示には上下または左右
方向に識別情報が所定順序でスクロールする動画、複数
種の識別情報を所定順序で1種類づつ比較的短時間で交
換表示するものなどが主流を占めている。
【0010】変動表示は変動表示時間の経過に伴って上
記動画のスクロール速度および交換表示の交換速度(以
下、変動表示速度)を、識別情報の種別が目視で識別可
能な程度まで漸次遅延後、停止表示に移行される。
【0011】詳述すると、変動表示から停止表示への移
行の直前、停止識別情報の1桁の一部がその直前に配置
された識別情報の一部とともに1桁分の表示部材に跨っ
て表示された直後、停止識別情報の1桁の他部が漸次表
示され、停止識別情報の1桁の全体が同時表示された時
点で変動表示から停止表示への移行が完了する。
【0012】これにより遊技者は、停止識別情報が表示
される過程を視覚によって楽しむことができ、特定識別
情報が停止表示されるか否かを目視で認識するので、視
覚的な変化を遊技者にもたらせるのである。
【0013】また上述した変動表示速度を漸次遅くする
機種に対し、識別情報の種別を目視では識別不能な程度
に比較的高速度で変動表示させ、その変動表示速度を停
止表示の直前まで継続させたまま変動表示する機種があ
る。
【0014】このような機種では変動表示時間の経過に
伴って変動表示速度がまったく減速されず、変動表示状
態から各桁とも同時停止表示または1桁づつ順次に停止
表示させ、識別情報全体が各桁単位で同時に停止表示さ
れる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のパチンコ機
の画像表示装置において、前者は変動表示速度が漸次遅
延することから、可変表示装置が識別情報を表示部材に
停止表示する場合、変動表示表示時間の経過に伴って停
止識別情報の予測はきわめて容易である。
【0016】このため変動表示から停止表示に移行する
以前に特定識別情報が表示いいかえれば権利が発生する
か否かが識別できるので、意外性および遊技変化が乏し
くなり易い。
【0017】また後者は停止識別情報の予測はきわめて
困難ではあるものの、変動表示時間中は表示部材の表示
内容を目視確認できず、停止識別情報が表示される過程
を視覚によって楽しめず、変動表示時間中の識別情報に
よって視覚変化を遊技者に付与することはきわめて困難
である。
【0018】したがって上述したいずれの従来機種も変
動表示から停止表示への移行の際には遊技が視覚の点に
おいて単調になり易く、遊技意欲の低減を招き易いとい
う問題がある。
【0019】そこで本発明は、可変表示装置の変動表示
から停止表示への移行に際し、一層の変化を遊技者にも
たらせるパチンコ機の画像表示装置の提供を目的とした
ものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、表示部材に表示される各識別情報の形状を
識別情報の種別がそれぞれでは認識不能な区分単位で構
成し変動表示中に区分単位を任意の順序で表示するコン
トロール回路を可変表示装置に設けている。
【0021】コントロール回路は、区分単位の各々が表
示部材に停止表示される識別情報の所定位置とは異なる
表示位置から停止表示される識別情報の所定位置に向か
って順次近接する動画によって変動表示させる。
【0022】識別情報は表示部材によって複数桁で表示
され、各桁がコントロール回路で同時に停止表示され
る。
【0023】コントロール回路は、識別情報を表示部材
に複数桁で表示しかつ各桁毎に任意の順序で時間差を設
けて停止表示している。
【0024】コントロール回路は、表示部材に停止表示
済の一部の桁の識別情報が予め定められた特定識別情報
の一部を構成している場合に他部の桁に変動表示中の識
別情報の区分単位を任意の順序で表示している。
【0025】表示部材は複数のLED素子からなり区分
単位が少なくとも1個のLED素子からなる。
【0026】表示部材はLCD素子からなり区分単位が
少なくとも1画素からなる。
【0027】表示部材は、複数種の色調が表示可能にな
る。
【0028】
【作用】このような構成としたことにより、コントロー
ル回路は変動表示中に区分単位を任意の順序で表示する
ので、変動表示開始から初期段階では識別情報の種別を
認識しにくくせしめ、識別情報の種別は変動表示時間の
経過に伴って漸次認識可能になる。
【0029】コントロール回路は、区分単位の各々が表
示部材に停止表示される識別情報の所定位置とは異なる
表示位置から停止表示される識別情報の所定位置に向か
って順次近接する動画によって変動表示させている場
合、動画によって視覚変化をもたらせることができる。
【0030】識別情報は表示部材によって複数桁で表示
され、各桁がコントロール回路で同時に停止表示される
場合、停止識別情報の種別を各桁とも同時に認識でき
る。
【0031】コントロール回路は、識別情報を表示部材
に複数桁で表示しかつ各桁毎に任意の順序で時間差を設
けて停止表示している場合、停止識別情報の種別を停止
表示の順を追って順次に認識できる。
【0032】コントロール回路は、表示部材に停止表示
済の一部の桁の識別情報が予め定められた特定識別情報
の一部を構成している場合に他部の桁に変動表示中の識
別情報の区分単位を任意の順序で表示している場合、特
定識別情報の一部を構成している場合にのみ、区分単位
を任意の順序で動画表示できる。
【0033】表示部材は複数のLED素子からなり区分
単位が少なくとも1個のLED素子からなる場合、少な
くとも1個のLED素子単位で区分単位が構成される。
【0034】表示部材はLCD素子からなり区分単位が
少なくとも1画素からなる場合、少なくともLCD素子
の1画素の単位で区分単位が構成される。
【0035】表示部材は、複数種の色調が表示可能にな
る場合、識別情報を複数種の色調で表示できる。
【0036】
【実施例】以下に、本発明の一実施例を図面に基いて詳
細に説明する。図1は本発明のパチンコ機の画像表示装
置の要部構成で、このパチンコ機の画像表示装置には図
2に1で示した可変表示装置が設けられ、可変表示装置
1には図2ないし図4に2で示した表示部材が3桁分設
けられている。
【0037】可変表示装置1は図2に示したパチンコ機
3の遊技盤4面のほぼ中央部に配置されており、表示部
材2,2,2は各桁ともにいわゆるドットマトリクス形
式のLED素子からなる。
【0038】各表示部材2,2,2のマトリクスは、行
(横)方向および列(縦)方向にそれぞれ8個づつのL
ED素子を合計64(=8×8〜図5参照) 個づつ1桁
毎に配設してなり、各LED素子すなわちドットは、可
変表示装置1に接続されたコントロール回路としてのC
PU(図1参照)5によって制御される。CPU5は可
変表示装置1のほかパチンコ機3全体をも制御する。
【0039】CPU5には各表示部材2,2,2の各L
ED素子Lを単位として複数種の色調に表示する機能が
備られ、視覚的な遊技変化を色調によって遊技者に付与
する。本実施例では各表示部材2,2,2に「0〜9」
の数字が識別情報としてそれぞれの桁に表示される。
【0040】可変表示装置1はゲームの開始によって起
動され、この起動によって表示部材2には識別情報が所
定の変動表示時間だけ変動表示され、変動表示時間の経
過に基いて識別情報「0〜9」のいずれかの数字が表示
部材2に所定の停止表示時間だけ停止表示される。
【0041】本実施例における変動表示は、停止表示さ
れる識別情報の種別がそれぞれでは認識不能な動画の単
位(以下、区分単位)に分割して構成し、区分単位毎に
順次点灯表示している。本実施例における区分単位は表
示部材2のLED素子Lを1ドットで構成している。
【0042】識別情報を区分単位で複数に分割する目的
は、識別情報の種別の認識を可及的に遅延させること
で、したがって識別情報の種別が単独の区分単位では認
識不能に構成されていればよく、識別情報の区分単位は
2ドットまたは3ドット以上で構成するようにしてもよ
い。
【0043】また本実施例における変動表示はCPU5
により、停止表示される識別情報が図5中、上方から下
方に向かって区分単位で1行毎に、比較的低速度で漸次
落下する動画でCPU5によって表現される(後述〜図
6ないし図12参照)。
【0044】図1に戻り、可変表示装置1は表示部材2
およびCPU5のほかに、ROM6およびRAM7を備
え、CPU5は入出力制御装置8を介し、さらにはLE
Dデコーダ回路9、LEDドライブ回路10およびLED
接続回路11を通して可変表示装置1に交信可能に接続さ
れている。
【0045】入出力制御装置8はパチンコ機3の各部と
CPU5との電気的整合を図るためのもので、入出力制
御装置8は可変表示装置1とCPU5との電気的整合を
も図るものである。
【0046】LEDデコーダ回路9はCPU5によって
選択された3桁の停止識別情報に相当する停止図柄デー
タ信号を所定手順にしたがってデコードし、LEDドラ
イブ回路10に入力する。
【0047】他方、LEDドライブ回路10はLED素子
Lを駆動するために電気的整合を図り、停止識別情報に
相当する停止図柄データ信号をLED接続回路11に3桁
分入力し、これによりLED接続回路11は各表示部材
2,2,2をドライブする。
【0048】CPU5はROM6に格納された可変表示
装置1の制御プログラム初めとするパチンコ機3の制御
プログラムおよび各識別情報のキャラクタデータを初め
とる各種データ(ともに図示省略)に基いてパチンコ機
3の各部を制御する。
【0049】さらに詳しくいえばROM6に格納されて
いるデータは、識別情報の変動表示用の動画素材デー
タ、停止識別情報の各静止画素材データ、リーチ状態に
係る識別情報の停止表示用素材データ(以下、リーチ状
態停止素材データ)、権利の発生および行使に相当する
大役処理の継続回数静止画素材データ、大当たりキャラ
クタデータ、各種デモ用の静止画素材データ、同動画素
材データ、入賞球数データ、各種メッセージ(大役発生
表示、大役処理中表示、権利継続決定表示、権利終了表
示およびエラー表示など)用静止画素材データ、同動画
素材データおよびカラーデータなどが格納されている。
【0050】識別情報の変動表示用の動画素材データは
ゲームの開始に伴って識別情報を変動表示させるための
データで、各識別情報毎に複数種づつ格納されており、
たとえばゲームの開始タイミングに応じていずれかの動
画素材データを複数種の中から選択するようにすれば、
動画は1種類に限定されない。
【0051】停止識別情報の静止画素材データはいずれ
かの識別情報を停止表示させる際に使用され、リーチ状
態停止素材データはリーチ状態を報知表示するためにリ
ーチ中の表示部材2をほかの表示部材2と識別可能に表
示部材2上に表示する。
【0052】大当たりキャラクタデータは権利発生時に
使用されるもので、特定状態静止画素材データと大役静
止画素材データとからなる。特定状態静止画素材データ
は権利発生の旨を表示するためのもので、大役静止画素
材データは大役処理中に遊技変化をもたらせるための装
飾を主目的としている。カラーデータは電源の投入と同
時にCPU5によってRAM7に書き込まれる。
【0053】なおCPU5はパチンコ機3各部の制御の
際、各命令を実行するために各データ、演算値および命
令をRAM7に一時的に格納し、さらにCPU5は時計
機能を備えている。
【0054】またCPU5にはリセット信号発生回路1
2、クロック発生回路13、分周器14、電源回路15が接続
されている。リセット信号発生回路12はCPU5を初期
状態にするためのもので、リセット信号発生回路12には
電源リセット機能が備えられ、電源回路15からの電力供
給時にリセット信号発生回路12はCPU5を必ず初期状
態にする。
【0055】またパチンコ機3の起動時おいてリセット
信号発生回路12は所定周期(およそ4msec)毎にCPU
5を初期状態にせしめる。
【0056】クロック発生回路13はCPU5に基本クロ
ックパルス信号を供給し、CPU5は基本クロックパル
ス信号に基いて上記制御プログラムを所定タイミングで
実行する。クロック発生回路13が発生させる基本クロッ
クパルス信号の周期は、8MHzないし10MHz程度
であり、基本クロックパルス信号はクロック発生回路13
から分周器14に入力されている。
【0057】電源回路15はパチンコ機3の各部に電力を
供給するものであるが、各部への電力供給手段は、図示
が省略されている。
【0058】入出力制御装置8にはLEDデコーダ回路
9のほか、始動入賞スイッチ回路16、継続入賞スイッチ
回路17、10カウントスイッチ回路18、タッチ回路19、
始動記憶数表示回路20およびソレノイド駆動回路21が接
続されている。なお遊技中に特定の状態を音によって報
知するための効果音発生回路および光によって報知する
ための発光回路は、図示が省略されている。
【0059】始動入賞スイッチ回路16には始動入賞スイ
ッチ22が接続され、始動入賞スイッチ22は図2に23で示
した始動入賞口に設けられている。始動入賞スイッチ回
路16は始動入賞口23への入賞球(以下、始動入賞球)を
始動入賞スイッチ22で検出し、始動入賞球の検出信号を
入出力制御装置8を介してCPU5に入力する。
【0060】継続入賞スイッチ回路17および10カウン
トスイッチ回路18は表示部材2の直下に配設された大入
賞口(図2ないし図4参照)24への入賞球を検出するた
めのもので、継続入賞スイッチ回路17は継続入賞スイッ
チ25に、10カウントスイッチ回路18は10カウントス
イッチ26にそれぞれ接続されている。
【0061】大入賞口24は通常遊技時においては発射球
の入賞を禁止し、権利の発生時にはソレノイド駆動回路
21によって所定時間開放されるので、権利の発生時に比
較的短時間で発射球を集中的に入賞させることができ
る。
【0062】大入賞口24は内部に複数の入賞口を形成し
ており、図3においては、27が継続入賞口を、28が一般
入賞口を示している。
【0063】図1に戻り、継続入賞口27には継続入賞ス
イッチ25および10カウントスイッチ26が設けられ、一
般入賞口28には10カウントスイッチ26が設けられてい
る。これにより大入賞口24へのすべての入賞球を検出す
ることができる。
【0064】継続入賞スイッチ25は大入賞口24への入賞
球を検出したとき、すでに実行中の大役処理を継続させ
るためのものである。また継続入賞口27に継続入賞スイ
ッチ25のみを設けてもよい。
【0065】なお始動入賞スイッチ22、継続入賞スイッ
チ25および10カウントスイッチ26は近接センサからな
り、各スイッチ22,25,26に発射球が近接したときにそ
の旨を検出し、その検出信号の各々を各スイッチ22,2
5,26に対応するスイッチ回路16,17,18にそれぞれ入
力する。
【0066】タッチ回路19はパチンコ機3が遊技されて
いるか否かを検出するためのものであり、図1および図
2に示したハンドル29に接続されている。
【0067】ハンドル29の表面には電気的良導体(図示
省略)によってメッキ加工が施され、その良導体すなわ
ちハンドル29の一部とタッチ回路19とは接続され、電気
的に導通している。
【0068】そしてタッチ回路19はハンドル29が把持さ
れる前後にわたって変位する静電容量により、ハンドル
29の把持を検出し、その検出信号はCPU5に入力され
る。こののちCPU5はパチンコ機3による遊技を可能
にせしめる。
【0069】始動記憶数表示回路20はゲーム中のさらな
るゲームの可能回数をLEDの点灯によって表示するた
めのもので、CPU5に入出力制御装置8を介して接続
されている。
【0070】始動記憶数表示回路20にはLEDからなる
始動記憶数表示器(以下、LEDと表記)30〜33が接続
されている。LED30〜33は図1の始動記憶数表示回路
20によって駆動制御され、始動記憶数表示回路20はCP
U5によって制御される。
【0071】始動入賞スイッチ回路16が始動入賞口23へ
の入賞球の検出信号をCPU5に入力すると、CPU5
はROM6に予め格納された手順に基いていずれかの停
止識別情報を決定すると同時にゲームを開始するために
可変表示装置1を起動させ、識別情報を変動表示させる
ために上述した動画が表示部材2上に表示される。
【0072】このゲーム中いいかえれば可変表示装置1
の変動表示中に1球の始動入賞球があった場合、CPU
5は始動入賞スイッチ回路16を介して変動表示中の始動
入賞球を検出する。
【0073】こののちCPU5はLED30〜33のうちの
図4中、一番左端のLED30を点灯させ、ゲーム中に合
計2球の始動入賞球があった場合には図4中、左側2球
分のLED30,31を、合計3球の場合には左側3球分の
LED30〜32を、さらに合計4球の場合にはLED30〜
33のすべてを点灯させる。
【0074】なおCPU5はゲーム中でない場合と、ゲ
ーム中であって可変表示装置1に識別情報が変動表示中
に始動入賞球がない場合、いずれのLED30〜33も点灯
させない。
【0075】識別情報を変動表示させている始動入賞球
を含め、合計で5球の始動入賞球があり、このため全L
ED30〜33が点灯しているとき、さらに第6球目または
それ以降に始動入賞球があっても、LED30〜33の点灯
状態に変化はない。
【0076】LED30〜33の点灯動作中、1ゲームが終
了する度に始動記憶数表示回路20によってLED30〜33
はLED33、LED32、LED31、LED30の順序で1
つずつ消灯されてゆく。また上述したLED30〜33の点
灯または消灯は、権利発生に依存しない。
【0077】図1に戻り、ソレノイド駆動回路21は権利
発生時、閉鎖状態にある大入賞口(図2参照)24を開放
状態にせしめ、権利行使終了または権利の消滅と同時に
開放状態にある大入賞口24を閉鎖状態にせしめるもので
あり、ソレノイド駆動回路21には大入賞口ソレノイド34
が接続されている。
【0078】大入賞口ソレノイド34は図3に示した取付
板35に図示を省略したプランジャの頭部を下方に向けて
取り付けられており、このプランジャの頭部には開閉杆
36が取り付けられている。
【0079】開閉杆36は大入賞口ソレノイド34の励・解
磁に応じて大入賞口24を開閉するもので、大入賞口24を
開閉する開閉板(図3および図4参照)37に形成された
係合突部(図3参照)38に図示を省略したリンク機構を
介して係合する。
【0080】また開閉板37は断面「L」字形状に形成さ
れた板体であり、両側部には「L」字形状に対応して中
心角がおよそ90度に拡開する扇形状の1対の補助板4
0,40が取り付けられている。
【0081】開閉板37は図示を省略したピンによって基
板39の下側辺を中心として前後方向に回動可能に支持さ
れている(図3および図4参照)。
【0082】そしてソレノイド駆動回路21が大入賞口ソ
レノイド34を励磁すると、大入賞口24の開閉板37が開放
される。そして大入賞口24への入賞球が10カウントス
イッチ26によって検出され、その入賞球数が所定数(本
実施例においては10球)に達したとき、CPU5は大
入賞口ソレノイド34に開閉板37を閉鎖させるための信号
を発生させ、ソレノイド駆動回路21は励磁状態にある大
入賞口ソレノイド34を解磁して開放中の大入賞口24を閉
止する。
【0083】またCPU5は、10カウントスイッチ26
が10球の入賞球をカウントしない場合、本実施例では
大入賞口24を開放してからおよそ30秒間(以下、大役
時間)が経過するまで、大入賞口24の開放を継続させ
る。
【0084】この10カウントスイッチ26によってカウ
ントされた大入賞口24への入賞球数データは、CPU5
に接続されたRAM7に一時的に格納される。
【0085】このような大役処理中、CPU5が継続入
賞スイッチ25および継続入賞スイッチ回路17によって入
賞球を検出した場合、継続モードがセットされる。そし
てCPU5は、大役処理開始から大役時間経過後または
10球入賞後、大入賞口ソレノイド34を駆動して開閉板
37を一旦閉鎖させてから、入賞球数データにかかわらず
大役処理をふたたび1回のみ継続(再開)すると同時
に、すでにセット済の上記継続モードを解除する。
【0086】この継続モードは、継続入賞スイッチ25が
入賞球を検出しないときにはセットされず、大役処理が
予め定められた回数まで継続したときにおいてもふたた
びセットされることはない。本実施例において、上記継
続モードがセットされる回数の最高値は15回に定めら
れている。
【0087】CPU5には後述する無限カウンタ(また
は乱数表)が備えられ、始動入賞口23への入賞タイミン
グに応じ、CPU5はこの無限カウンタに基いて所定の
停止識別情報に相当する停止図柄データを各桁毎に選択
し、該データに相当する停止図柄データ信号を入出力制
御装置8を介して可変表示装置1に入力する。
【0088】そして後述するが始動入賞口(図2参照)
23への入賞に基いて、CPU5は表示部材2に識別情報
を各表示部材2単位で所定時間変動表示したのち、左桁
から右桁にかけて所定の停止図柄データに相当する停止
識別情報を順次表示する。
【0089】ここで停止識別情報がリーチ状態を形成し
ているとき、CPU5はリーチ状態いいかえれば特定組
合せの一部を構成する停止識別情報をリーチ状態停止素
材データに基いて互いに異なる態様で表示制御する。
【0090】このリーチ状態から全桁の識別情報が停止
すると、CPU5は、停止図柄データに相当する停止識
別情報の組合せが特定識別情報であるか否かを判定し、
特定識別情報の場合にCPU5はソレノイド駆動回路21
によって大入賞口ソレノイド34を励磁し、閉鎖している
大入賞口24を大役処理として継続的に開放させる一方、
特定識別情報でない場合にCPU5はつぎのゲームの開
始を待つ(後述)。
【0091】上記無限カウンタによって得られる数値は
停止識別情報の各々に対応し、上記無限カウンタはそれ
ぞれ「0」ないし「9」の数字に相当する合計10種類
の停止図柄データを発生させる。
【0092】そしてこの停止図柄データに基いてCPU
5は各桁の表示部材2,2,2毎に識別情報を変動表示
させ、かつ、停止表示させる。ところで本実施例では表
示部材2,2,2がドットマトリクス形式のLEDから
構成されているので、その表示制御に要する信号線は、
いわゆる「7セグメント」LED素子と比較して増大し
易く、しかも識別情報を3桁分表示することから、入出
力ポートをパラレル状に設けた場合には少なくとも通常
の3倍になる。
【0093】そこでCPU5は予め所定の手順で識別情
報など表示部材2への表示に係る3桁分のデータをシリ
アル状にエンコード出力し、LEDデコーダ回路9によ
ってパラレル状にデコードしてCPU5および入出力制
御装置8などの入出力ポート数の増大を抑止している。
【0094】なお図1において、41はLED表示桁選択
回路で、LED表示桁選択回路41は表示部材2,2,2
を1桁づつ表示制御するための制御信号をLED接続回
路11に入力する。
【0095】この制御信号の入力に基いてLED接続回
路11はきわめて短い周期でたとえば左桁表示部材2、中
桁表示部材2、右桁表示部材2、以下同様の順に各表示
部材2,2,2を順次表示(または走査)制御する。
【0096】なお上記周期は各表示部材2,2,2の表
示制御切換が目視不能な程度に短く定められているもの
とし、その周期は図示を省略した表示タイマに設定され
る表示時間に依存する。上記表示タイマは、落下動画の
LED素子Lが落下周期を設定するためのものである。
【0097】また可変表示装置1には各表示部材2,
2,2毎に図示を省略した表示用バッファが合計で3系
統備えられ、表示用バッファには上記変動表示および停
止表示の制御のための表示制御データがCPU5によっ
て停止識別情報の決定と同時に書き込まれ、書き込まれ
た表示制御データは変動表示および停止表示の制御時に
CPU5によって上記表示用バッファに書き込まれる。
【0098】上記表示制御データは点灯状態のためのデ
ータと消灯状態のためのデータとからなり、各データは
1個のLED素子Lに対し「H(または1)」および
「L(または0)」によって1bit データとして上記表
示用バッファに確保される。
【0099】このため表示部材2の1行では合計で1By
te(=8個×1bit)、1つの表示部材2では合計で8Byte
のメモリ容量になる。そして表示制御データはそれぞれ
各表示部材2,2,2に応じて上記表示用バッファの所
定アドレスに格納される。
【0100】本実施例にあっては可変表示装置1の表示
制御に際し、LED素子Lの各々に対して上記表示用バ
ッファのアドレスをそれぞれ指定するのではなく、特定
のアドレスたとえば特定のLED素子Lに相当する上記
表示用バッファのアドレスを上記カウンタパルス信号に
示された「0」ないし「7」までの数値のいずれかに基
いて1つだけ指定することにより、1Byte分いいかえれ
ば表示部材2の1行分・8個のLED素子Lを指定する
構成になっている。
【0101】これにより上記アドレスの指定に係る命令
を簡略化することができる。このアドレスは、図示を省
略した表示位置カウンタが発生する「0」ないし「7」
のいずれか数値に相当するカウンタパルス信号に基いて
指定される。
【0102】この表示位置カウンタは、表示制御すべき
表示部材2の特定の「行」を指定するためのもので、C
PU5は上述した「0」ないし「7」までの数値に基き
上記表示用バッファに書き込まれた特定の1Byte分デー
タに応じ、8個分LED素子Lを点灯または消灯するこ
とによって可変表示装置1を表示制御する。
【0103】なお上述した特定の1Byte分データの先頭
アドレスは、上記表示用バッファからCPU5によって
図示を省略したXレジスタに書き込まれ、また特定の
「行」を指定するための上記表示位置カウンタの数値は
Bレジスタに書き込まれる。
【0104】さらにCPU5が特定の「列」を指定する
ために図示を省略したコモンカウンタを設け、コモンカ
ウンタは「0」ないし「7」のいずれかの数値に相当す
るカウンタパルス信号を発生させる。
【0105】本実施例では上記表示位置カウンタの値が
「0」である場合、その数値は図5中、最上位置の
「行」を示し、その数値(整数)が「1」増加する毎に
順次1行づつ下方の「行」を示す。そして上記表示位置
カウンタの値が「7」である場合、図5中、最下位置の
「行」を示すものとする。
【0106】他方、コモンカウンタにあっては「0」は
図5中、最左位置の「列」を示し、その数値が「1」増
加する毎に順次1行づつ右方の「行」を示す。そして上
記コモンカウンタの値が「7」では図5中、最右位置の
「列」を示すものとする。
【0107】また図2の42は上皿、43は下皿で、パチン
コ球が上皿42から投入されると、パチンコ球は図示を省
略した投入球供給装置から打球装置(図示省略)に供給
され、ハンドル29の操作で遊技盤に向かって打ち出され
る。下皿43には、度重なる入賞に起因して上皿42から溢
れた賞品球とファウル球とが導かれる。
【0108】なお本実施例では表示部材2をLED素子
Lによって構成しているが、これに限定されるものでは
なく、表示部材2をLCD素子によって構成してもよ
い。この場合、区分単位は1個のLED素子Lで構成す
る代わりに1画素または複数の画素によって構成すれば
よい。
【0109】上記実施例では区分単位を構成する画素数
を小さくするほど、変動表示中における識別情報の種別
を変動表示の開始から即座に認識することは困難で、識
別情報の種別のためには変動表示時間の経過を要する。
【0110】このため変動表示中に特定識別情報への期
待感および意外性が視覚を通して遊技者に付与され、こ
の傾向はリーチ状態において顕著になる。
【0111】つぎに上記構成に係るパチンコ機の画像表
示装置の制御手順を図13ないし図17に基いて以下に説明
する。
【0112】まず図13のS101において電源回路15から電
力が供給されると、S102においてリセット信号発生回路
12がCPU5を初期化すると同時にCPU5はパチンコ
機3の各部に初期設定の処理を施す。
【0113】このときCPU5はROM6から初期設定
時におけるデモ用画面素材データを読み出してRAM7
に書き込み、可変表示装置1が表示部材2にそのデモ用
画面を表示する。
【0114】このときCPU5はゲームの開始までウエ
イト状態いいかえれば始動入賞球の検出待ち状態になっ
ている。また上記S101においてすでに電源が投入されて
いることが判定された場合にはS103が実行される。
【0115】このS103において図示を省略した始動記憶
カウンタ(後述する図17のS201でセット)の値は「0」
であるか否かが判定され「0」である場合に上記S101に
戻り、「0」でない場合にS104が実行される。このS104
にあっては上記始動記憶カウンタの値に対応する記憶エ
リアから左桁、中桁および右桁の停止図柄データがそれ
ぞれ呼び出される。
【0116】そしてS105では上記始動記憶カウンタの値
に「1」を減算処理したのち、S106で図示を省略した図
柄自動停止タイマをスタートする。つぎにS107において
左桁、中桁、右桁の各識別情報の変動表示すなわち上記
動画を開始する。
【0117】つぎのS108では、識別情報が可変表示装置
1上で変動表示を開始したことを図示を省略したランプ
およびスピーカを介して音と光とによって遊技者に報知
したのちにS109が実行される。
【0118】本実施例における変動表示は、LED素子
Lの点灯・消灯に基いて識別情報の一部(区分単位)が
図6ないし図11に示す図中、上方から下方に落下する動
画(以下、落下動画)によって構成されているが、落下
動画は1種類の識別情報について予め複数種を備えてい
る。
【0119】すなわち落下動画を構成するLED素子L
の点灯・消灯を1つのLED素子Lについて考えれば、
かりに表示部材2の図8中、最上位置に点灯中のLED
素子Lを消灯した瞬間、2段目のLED素子Lを点灯さ
せるには、最上位置に対して直下位置、斜め左下位置お
よび斜め右下位置の合計3種類が存在する。なお最上位
置に点灯中のLED素子Lが表示部材2の両端のいずれ
かに位置する場合には2種類になる。
【0120】そこで変動表示の落下動画を予め各識別情
報毎に複数種づつ設けるとともにその落下動画の種類数
に対応した数値のいずれかを取る動画カウンタ(図示省
略)がCPU5に備えられている。
【0121】この動画カウンタは所定のタイミングたと
えば始動入賞球の検出時に発光順序を示す数値をCPU
5で読み取り、この数値によってLED素子Lの発光順
序すなわち落下動画の種別を定る。このようにLED素
子Lの発光順序が複数種のいずれかに定められることに
よって同一な変動表示になりにくくしている。
【0122】またCPU5は変動表示中に区分単位を任
意の順序で表示するので、識別情報の種別は変動表示の
開始から比較的早期に識別されにくくなり、変動表示時
間の経過に伴って漸次識別情報の種別が認識可能にな
る。
【0123】なお上述した実施例は落下動画の種別を選
択し、いずれかの落下動画を変動表示に採用するもので
あるが、上記動画カウンタをマトリクスの列単位に合計
8系統分設けるとともに各動画カウンタが各々3種類づ
つの数値を取り得るように構成し、その数値を上記直下
位置、斜め左下位置および斜め右下位置にそれぞれ対応
させてもよい。
【0124】このような構成によってCPU5が所定の
タイミングで各動画カウンタの値を順次取り込み、その
都度LED素子Lの発光順序を行単位で選択するように
すれば、より複雑な落下動画を形成することによって視
覚変化をもたらせる。
【0125】また変動表示は本実施例では落下動画であ
るが、LED素子Lの各々が表示部材2に停止表示され
る識別情報の所定位置とは異なる任意の表示位置から停
止表示される識別情報の所定位置に向かって順次近接す
る動画であればよく、これにより多彩な視覚変化をもた
らせることができる。
【0126】さらに変動表示を従来から周知のスクロー
ル動画によって構成し、リーチ状態が形成された場合の
み、最後に停止表示される停止識別情報を区分単位で漸
次表示するようにしてもよい。これにより権利発生に対
する期待感を助長させることで遊技意欲を向上させ、か
つ、視覚的な遊技変化を遊技者にもたらせる。
【0127】つぎにS109では、上記S106でスタートした
図柄自動停止タイマがタイムアップしたか否かが判定さ
れ、タイムアップしていなければ上記S108へ戻り、タイ
ムアップしていればS110が実行される。
【0128】このS110では、変動表示中の左桁識別情報
が上記S104において呼び出した左桁停止図柄データに相
当しているか否かが判定される。この停止識別情報が上
記停止図柄データに相当する場合、つぎのS111が実行さ
れ、相当していない場合には左桁停止識別情報に対応す
る左桁停止図柄データが上記停止図柄データに一致する
まで上記S110をループする。
【0129】上記S111では左桁識別情報の変動表示を停
止させ、つぎのS112では変動表示中の中桁識別情報に対
応する中桁停止図柄データが上記S104において呼び出し
た中桁停止図柄データに一致しているか否かが判定され
る。そしてこの停止識別情報が停止図柄データに相当す
る場合にはS113において右桁識別情報を変動表示から停
止表示に移行させたのち、図14のS114が実行される。
【0130】他方、上記S112において、変動表示中の中
桁識別情報に対応する中桁停止図柄データと上記S104に
おいて呼び出した中桁停止図柄データとが一致していな
いと判定された場合、一致するまで上記S112をループす
る。
【0131】上記S114では、停止表示された左桁および
中桁の識別情報がリーチ状態を形成すなわち左桁および
中桁の表示部材2,2に表示中の両識別情報が一致して
いるか否かが判定され、一致していない場合にはS117が
実行される一方、一致している場合にはS115が実行され
る。
【0132】このS115でCPU5はリーチ状態を検出す
るとともにリーチフラグをセットしたのち、S116におい
て左桁および中桁の停止識別情報をいわゆるブリンク表
示しつつ、S117が実行される。
【0133】このS117では、リーチフラグがセットされ
ているか否かが判定され、セットされていなければS122
にジャンプする。一方、リーチフラグがセットされてい
るとS118が実行される。
【0134】このS118において図示を省略したリーチ目
タイマをスタートし、つぎにS119において右桁識別情報
の変動速度いいかえれば落下動画におけるLED素子L
の点灯・消灯の切換速度を現動画の切換速度よりも遅く
切り換える。
【0135】ついでS120では上記S118においてスタート
させた上記リーチ目タイマがタイムアップするまでルー
プし、タイムアップしたならばS121が実行されてリーチ
フラグをクリアする。
【0136】つぎにS122では変動表示中の右桁識別情報
に対応する右桁停止図柄データが上記S104で呼び出した
右桁停止図柄データに一致するまで両者を比較判定し、
一致したならばS123が実行されて右桁識別情報の変動表
示を停止表示に移行する。
【0137】つぎにS124では停止表示された左桁識別情
報、中桁識別情報および右桁識別情報が全て一致してい
るか否かが判定される。そして一致していなければS126
が実行され、一致している場合にはS125において各桁の
停止識別情報をブリンク表示する。
【0138】このとき権利の発生有無は各桁に時間差を
設けて停止表示される表示部材2によって順次に認識さ
れ、変動表示時間の経過とともに権利発生の有無が漸次
認識される。
【0139】上記S126では、図示を省略したエンドウェ
イトタイマをスタートし、つぎのS127でその上記エンド
ウェイトタイマがタイムアップしたか否かが判定され、
タイムアップしたならば図13のS101に戻る。
【0140】他方、図15のS128では図示を省略した大役
スタートウェイトタイマをスタートし、つぎのS129で大
当たりを表示するためのキャラクタを各表示部材2,
2,2の全面に表示するとともに、上記ランプおよびス
ピーカを介して音および光によって遊技者に報知する。
【0141】ついでS130が実行されて大当たりとなった
特定識別情報を表示部材2に表示し、つぎのS131では上
記S128でスタートさせた上記大役スタートウェイトタイ
マがタイムアップしたか否かが判定され、タイムアップ
が判定されるとS132が実行される。
【0142】このS132では図示を省略した大入賞開口タ
イマをスタートし、つぎのS133では図示を省略した継続
回数カウンタに「1」を加算処理し、左桁にその値を表
示してS134が実行され、大入賞口ソレノイド34を「O
N」して大入賞口24を開口する。
【0143】つぎのS135では、上記S133において加算処
理した上記継続回数カウンタの値が「16」に達したか
否かが判定され、「16」に達していればS140にジャン
プし、「16」に達していなければS136が実行される。
【0144】このS136では、V入賞フラグがセットされ
ているか否かが判定され、セットされている場合、S137
においてV入賞を表示部材2に表示するとともに音およ
び光によって遊技者に報知したのちにS138が実行され
る。
【0145】このS138では継続入賞スイッチ25が入賞球
を検出したか否かが判定され、入賞球を検出した場合に
はS139が実行されてV入賞(権利継続)フラグをセット
したのちにS140が実行される。
【0146】このS140では10カウントスイッチ26が入
賞球を検出したか否かが判定され、検出した場合にS141
が実行され、10カウントスイッチ回路18に「1」を加
算処理したのち、S137において10カウントスイッチ回
路18の値が「10」に達したか否かが判定される。
【0147】「10」に達している場合には 図16の
S144が実行され、達していない場合にはS143が実行され
る。このS143では、上記S132でスタートさせた上記大入
賞口開口タイマがタイムアップしたか否かが判定され、
タイムアップしていなければ上記S135に戻り、タイムア
ップしていれば図16のS144が実行される。
【0148】このS144では、大入賞口ソレノイド34を
「OFF」して大入賞口24を閉止させ、つぎのS145にお
いて上記S133で加算処理した上記継続回数カウンタの値
が「16」に達したか否かが判定される。
【0149】「16」に達していればS157が実行され、
「16」に達していなければS146が実行される。このS1
46では継続入賞スイッチ25の有効タイマ(図示省略)を
スタートさせ、つぎのS147では継続入賞スイッチ25が入
賞球により「ON」されたか否かが判定される。
【0150】継続入賞スイッチ25が「ON」されていな
ければS149にジャンプし、「ON」されていればS148で
V入賞フラグをセットしたのち、S149が実行される。こ
のS149では10カウントスイッチ26が入賞球により「O
N」されたか否かが判定され、「ON」されていなけれ
ばS151にジャンプし、「ON」されていればS150におい
て10カウントスイッチ回路18を「1」を加算処理した
のちにS151が実行される。
【0151】このS151では、上記S146でスタートさせた
上記有効タイマがタイムアップしたか否かが判定され、
タイムアップしていなければ上記S147へ戻り、タイムア
ップしていればS152が実行される。
【0152】このS152ではV入賞フラグが上記S139また
はS148においてセットされているか否かが判定される。
そしてV入賞フラグがセットされている場合にはS153が
実行されて図示を省略したインターバルタイマをスター
トする。
【0153】つぎのS154においてその上記インターバル
タイマがタイムアップしたか否かが判定され、タイムア
ップしたならばS155が実行されてV入賞フラグをクリア
し、つぎのS156では10カウントスイッチ回路18をクリ
アして上記S132に戻る。
【0154】これに対して、上記S145において上記継続
回数カウンタの値が「16」に達していると判定された
場合およびS152においてV入賞フラグがセットされてい
ないと判定された場合にはS157が実行され、上記エンド
ウェイトタイマをスタートさせる。
【0155】つぎのS158では、10カウントスイッチ26
が入賞球により「ON」されたか否かが判定され、「O
N」されていなければS160にジャンプする一方、「O
N」されていればS159が実行されて10カウントスイッ
チ回路18に「1」を加算処理した後にS160が実行され
る。
【0156】このS160では上記S157でスタートさせた上
記エンドウェイトタイマがタイムアップしたか否かが判
定され、タイムアップしていない場合に上記S158へ戻る
一方、タイムアップしている場合にはS161が実行され、
上記継続回数カウンタをクリアし、S162で10カウント
スイッチ回路18をクリアして図13上記S101へ戻る。
【0157】上記プログラムの処理とともに、所定時間
(たとえば4msec)毎に以下の割り込み処理が実行され
る。この割り込み処理は、まず図17に示すS201において
始動入賞スイッチ22が始動入賞球により「ON」された
か否かが判定され、「ON」されていない場合にはS206
にジャンプする。
【0158】他方、「ON」されている場合にはS202が
実行されて、上記始動記憶カウンタの値が「4」に達し
ているか否かが判定され、「4」に達していればS206に
ジャンプし、「4」に達していなければS203が実行され
る。
【0159】S203では上記始動記憶カウンタの値に
「1」を加算処理し、つぎにS204において上記無限カウ
ンタから乱数を選択し、その乱数に対応した左桁、中桁
および右桁の各停止識別情報データを決定し、その決定
した左桁、中桁および右桁の各停止識別情報データをS2
03において加算処理した上記始動記憶カウンタの値に対
応する記憶エリアに記憶する。そしてS206において上記
始動記憶カウンタの値を表示して、割込処理を終了す
る。
【0160】上述した実施例は、表示部材2に変動表示
されている識別情報が左桁、中桁および右桁の順序で停
止表示される場合を説明したが、停止表示する表示部材
2,2,2の順序はこれに限定されるものではなく、任
意の順序または同時に停止表示してもよい。
【0161】また上記実施例では区分単位を1つのLE
D素子Lに定めた場合を説明したが、これに限定される
ものではなく、図18および図19に示すように一行分のL
ED素子L単位で表示制御してもよい。
【0162】このような構成の一実施例として、変動表
示時において一行分のLED素子Lが上方から列方向に
振れながら(本実施例・図18および図19中、左右方向に
±1列分)一行づつ下段に向かう落下動画を形成しても
よいし、もちろん直下位置に一行づつ下段に向かう落下
動画を形成してもよい。
【0163】さらに表示部材2について行単位の表示制
御を図20に基いて説明すれば、まずパチンコ機3各部の
メモリ類とくに上記表示タイマおよび表示位置カウンタ
をクリア(=0〜S301参照)し、S302で表示部材2の行
数すなわち縦方向のLED素子L数(=8)を上記Bレ
ジスタにセット(表示データオフセット)する。
【0164】つぎのS303においては表示バッファ(出力
バッファ)をクリアして、S304で上記Bレジスタにセッ
トされた数値が「0」いいかえれば行単位の表示制御が
一通り終了したか否かが判定される。そして上記Bレジ
スタにセットされた数値が「0」であれば所定のサブル
ーチンにジャンプ(リターン)する。
【0165】他方、上記Bレジスタにセットされた数値
が「0」でなければ、その数値に対応した行の表示に係
る制御用のデータがS305において生成されたのち(後述
〜図22および図23参照)、S306において上記表示タイ
マ、表示位置カウンタおよびBレジスタの各値は次段の
処理のための数値に更新され、S307でCPU5は可変表
示装置1の所定の表示処理を実行したのちにS303にジャ
ンプする。
【0166】また表示部材2の列についての表示制御を
図21に基いて詳述すれば、まずS401において上記コモン
カウンタにカウントされている値に「1」が加算された
のち、その和すなわち上記コモンカウンタの値が「8」
を越えているか否かが判定される(図21のS402参照)。
【0167】そして上記コモンカウンタの値が「8」を
越えている場合、S403で上記コモンカウンタの値を
「0」すなわちクリアしたのちにS404を実行する一方、
上記コモンカウンタの値が「8」を越えていない場合、
現在処理中の「行」におけるコモンデータのアドレスを
上記Xレジスタにロードする(図21のS404参照)。
【0168】ついでS405では上記S404においてロードし
た上記コモンカウンタの値に対応する「行」におけるコ
モンデータの先頭アドレスを2Byte分、正方向にシフト
したのち、そのアドレスデータをS406において上記表示
バッファのうちのコモン出力用のエリアにセットし、こ
のアドレスデータをS407でロードする。
【0169】つぎのS408では上記S407でロードしたアド
レスデータを1Byte分、負方向にシフトしたのち、この
アドレスデータをS409において上記表示バッファのうち
のコモン出力用のエリアに格納するとともに、このアド
レスデータを図示を省略した出力ポートにS410において
セットし、所定のサブルーチンにジャンプする。
【0170】つぎに上述した図20のS305についてを図22
および図23に基いて以下に説明する。まずS501において
現在処理中の「行」におけるコモンデータのアドレスを
上記Xレジスタにセットする。
【0171】ついでS502では表示部材2の行数に対応す
る上記Bレジスタにセットされた数値(表示データオフ
セット値)から「1」が減算された差を新たに上記Bレ
ジスタにセットする。
【0172】つぎのS503では上記S502において上記Bレ
ジスタにセットされた数値が「0」であるか否かが判定
され、「0」でなければS504が実行される一方、「0」
であればS506にジャンプする。
【0173】上記S504において上記Xレジスタにセット
されているコモンデータのアドレスに「1(Byte)」を加
算し、その和を新たなアドレスとして上記Xレジスタに
セットする一方、S505では上記Bレジスタにセットされ
た数値から「1」が減算された差を新たに上記Bレジス
タにセットしたのち、S503にジャンプする。
【0174】また上記S503で上記Bレジスタにセットさ
れた数値が「0」の場合、S506では上記Xレジスタにセ
ットされているコモンデータのアドレスを上記表示バッ
ファのワーク領域に格納し、S507において上記表示バッ
ファの先頭のアドレスを上記Xレジスタにセットする。
【0175】ついでS508では上記表示位置カウンタにセ
ットされた数値を上記Bレジスタにセットし、図23のS5
09では上記S508において上記Bレジスタにセットされた
数値が「0」であるか否かが判定され、「0」でなけれ
ばS510が実行される一方、「0」であればS513にジャン
プする。
【0176】S510では上記Xレジスタに「0」がセット
されて、S511では上記Xレジスタにセットされているコ
モンデータのアドレスに「1」を加算し、その和を新た
なアドレスとして上記Xレジスタにセットする一方、S5
12では上記Bレジスタにセットされた数値から「1」が
減算された差を新たに上記Bレジスタにセットしたの
ち、S509にジャンプする。
【0177】またS513ではLED素子Lの点灯時間中い
いかえれば上記表示タイマが表示時間を計測中か否かが
判定され、点灯時間中でなければS514において図示を省
略したAレジスタに「0」がセットされたのち、S516に
ジャンプする。
【0178】他方、上記S513において点灯時間中であれ
ば上記Aレジスタに上記表示バッファのワーク領域に格
納されているデータをセットしたのち、上記Aレジスタ
にセットされているデータを上記Xレジスタにセットし
て所定のサブルーチンにジャンプする。
【0179】つぎに上記表示タイマおよび表示位置カウ
ンタの更新に係る処理を図24に基いて以下に説明する。
まずS601において上記表示タイマがクリア(=0)状態
いいかえれば表示時間を計測中であるか否かが判定され
る。
【0180】そして上記表示タイマがクリア状態である
と判定された場合、S602において上記表示位置カウンタ
にセットされている数値に「1」が加算される一方、上
記表示タイマが表示時間を計測中であると判定された場
合、S603にジャンプする。
【0181】S603では上記表示位置カウンタにセットさ
れている数値が、上記Bレジスタにセットされている数
値よりも大きいか否かが判定され、大きいことが判定さ
れた場合にはS604が実行される一方、そうでない場合に
はS606にジャンプする。
【0182】S604では上記Bレジスタにセットされてい
る数値から「1」が減算され、つぎのS605で上記表示位
置カウンタに「0」がセットされる。そしてS606では所
定時間に相当する数値が上記表示タイマから減算すなわ
ち所定時間が計測される。
【0183】ついでS607においては上記表示タイマが計
測を終了しているか否かかが判定され、終了している場
合には、S608で上記表示タイマをクリアしたのちに所定
のサブルーチンにジャンプする。他方、S607で上記表示
タイマが計測を終了していないと判定された場合には上
記S608の命令をジャンプして所定のサブルーチンが実行
される。
【0184】さらに上記実施例では識別情報がCPU5
によって1桁づつ各桁の表示部材2,2,2間で時間差
を設けて停止表示された場合を説明したが、各桁とも同
時に停止表示させてもよく、この場合、識別情報の種別
を全桁同時に認識できる。
【0185】
【発明の効果】コントロール回路は始動入賞口への入賞
に基く変動表示中に区分単位を任意の順序で表示するの
で、変動表示開始から初期段階では識別情報の種別の認
識を可及的に遅延せしめ、変動表示時間の経過に伴って
識別情報の種別が漸次認識可能になる。
【0186】このことから可変表示装置が識別情報を表
示部材に停止表示する場合、変動表示時における動画構
成に応じて変動表示の終了間際まで停止識別情報の予測
を困難にできるので、権利発生有無に対する意外性およ
び遊技変化を視覚的に付与し、遊技意欲を向上させる。
【0187】コントロール回路は、区分単位の各々が表
示部材に停止表示される識別情報の所定位置とは異なる
表示位置から停止表示される識別情報の所定位置に向か
って順次近接する動画によって変動表示させている場
合、動画によって視覚変化をもたらせ、遊技意欲を向上
させる。
【0188】識別情報は表示部材によって複数桁で表示
され、各桁がコントロール回路によって同時に停止表示
される場合、停止識別情報の種別を各桁とも同時に認識
でき、権利発生の有無が停止表示と同時に認識される。
コントロール回路は、識別情報を表示部材に複数桁で表
示し、かつ、各桁毎に任意の順序で時間差を設けて停止
表示している場合、停止識別情報の種別を停止表示の順
を追って順次に認識でき、権利発生の有無が変動表示時
間の経過とともに漸次認識される。
【0189】コントロール回路は、表示部材に停止表示
済の一部の桁の識別情報が予め定められた特定識別情報
の一部を構成している場合に他部の桁に変動表示中の識
別情報の区分単位を任意の順序で表示している場合、特
定識別情報の一部を構成している場合にのみ、区分単位
を任意の順序で動画表示でき、権利発生に対する期待感
を遊技者に抱かせることによって遊技意欲を促進させ
る。
【0190】表示部材は複数のLED素子からなり区分
単位が少なくとも1個のLED素子からなる場合、少な
くとも1個のLED素子単位で区分単位が構成され、権
利の発生有無が1個のLED素子による点灯または消灯
によって認識される。
【0191】表示部材はLCD素子からなり区分単位が
少なくとも1画素からなる場合、少なくともLCD素子
の1画素の単位で区分単位が構成され、権利の発生有無
が1画素によって認識されるだけでなく、LED素子な
どと比較して消費電力および設置空間を抑止する。
【0192】表示部材は、複数種の色調が表示可能にな
る場合、識別情報を複数種の色調で表示でき、視覚的遊
技変化が色調で構成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す要部ブロック図であ
る。
【図2】図1のパチンコ機の画像表示装置を設けたパチ
ンコ機の正面図である。
【図3】図2の装置の要部斜視図である。
【図4】図3の装置の要部正面図である。
【図5】図4の表示部材を示す正面図である。
【図6】図5の表示部材の動作例を示す図である。
【図7】図6と異なる状態を示す図である。
【図8】図7と異なる状態を示す図である。
【図9】図8と異なる状態を示す図である。
【図10】図9と異なる状態を示す図である。
【図11】図10と異なる状態を示す図である。
【図12】図11と異なる状態を示す図である。
【図13】図1の装置の制御手順の一部を示す流れ図であ
る。
【図14】図13の他部を示す説明図である。
【図15】図14の他部を示す流れ図である。
【図16】図15の他部を示す流れ図である。
【図17】図16の他部を示す流れ図である。
【図18】図5の表示部材の動作例を示す図である。
【図19】図18と異なる状態を示す図である。
【図20】図1の装置の表示に係る制御手順例の一部を示
す流れ図である。
【図21】図20の他部を示す説明図である。
【図22】図21の他部を示す流れ図である。
【図23】図22の他部を示す流れ図である。
【図24】図23の他部を示す流れ図である。
【符号の説明】
1 可変表示装置 2 表示部材 4 遊技盤 5 CPU L LED素子

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤面に設けられた始動入賞口への入
    賞に基いて所定の変動表示時間だけ識別情報を変動表示
    させ前記変動表示時間の経過に基いて識別情報のいずれ
    かを停止表示するための表示部材が備えられた可変表示
    装置を有するパチンコ機の画像表示装置において、前記
    表示部材に表示される各識別情報の形状を前記識別情報
    の種別がそれぞれでは認識不能な区分単位で構成し前記
    変動表示中に前記区分単位を任意の順序で表示するコン
    トロール回路を前記可変表示装置に設けたことを特徴と
    するパチンコ機の画像表示装置。
  2. 【請求項2】 コントロール回路は、区分単位の各々が
    表示部材に停止表示される識別情報の所定位置とは異な
    る表示位置から停止表示される識別情報の所定位置に向
    かって順次近接する動画によって変動表示させることを
    特徴とする請求項1に記載のパチンコ機の画像表示装
    置。
  3. 【請求項3】 識別情報は表示部材によって複数桁で表
    示され、各桁がコントロール回路によって同時に停止表
    示されることを特徴とする請求項1または請求項2に記
    載のパチンコ機の画像表示装置。
  4. 【請求項4】 コントロール回路は、識別情報を表示部
    材に複数桁で表示しかつ各桁毎に任意の順序で時間差を
    設けて停止表示することを特徴とする請求項1または請
    求項2に記載のパチンコ機の画像表示装置。
  5. 【請求項5】 コントロール回路は、表示部材に停止表
    示済の一部の桁の識別情報が予め定められた特定識別情
    報の一部を構成している場合に他部の桁に変動表示中の
    識別情報の区分単位を任意の順序で表示することを特徴
    とする請求項4に記載のパチンコ機の画像表示装置。
  6. 【請求項6】 表示部材は複数のLED素子からなり区
    分単位が少なくとも1個のLED素子からなることを特
    徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のパ
    チンコ機の画像表示装置。
  7. 【請求項7】 表示部材はLCD素子からなり区分単位
    が少なくとも1画素からなることを特徴とする請求項1
    ないし請求項5のいずれかに記載のパチンコ機の画像表
    示装置。
  8. 【請求項8】 表示部材は、複数種の色調が表示可能な
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに
    記載のパチンコ機の画像表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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