JPH0739403A - サンダル - Google Patents
サンダルInfo
- Publication number
- JPH0739403A JPH0739403A JP20591293A JP20591293A JPH0739403A JP H0739403 A JPH0739403 A JP H0739403A JP 20591293 A JP20591293 A JP 20591293A JP 20591293 A JP20591293 A JP 20591293A JP H0739403 A JPH0739403 A JP H0739403A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- band
- sandal
- thong
- tube
- side band
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 鼻緒自体が非常に簡単に構成でき、サンダル
台と鼻緒との取り付けが簡単なサンダルの提供を目的と
する。また足のサイズに応じて調節可能に、サンダル台
上に足を十分確実に保持できるサンダルの提供を目的と
する。 【構成】 サイドバンド部22と通しバンド部21とからな
る鼻緒20を１本のゴムチューブで構成すると共に、該１
本のゴムチューブを、サンダル台10裏面に面一に嵌め込
まれる前抜け止め具40に通して、折り返すことで前記通
しバンド部21を構成し、且つ該通しバンド部21によって
鼻緒通し穴11を上面側へ抜き出された一対のチューブ部
分を前記左右一対のサイドバンド部22とし、この一対の
サイドバンド部22の各々を前記サンダル台10の後部左右
に設けられた一対のサイドバンド部通し穴12に通して、
その各サイドバンド部22の端部22a でサンダル台10裏面
に面一に嵌め込まれる一対の後抜け止め具50に固定して
ある。
台と鼻緒との取り付けが簡単なサンダルの提供を目的と
する。また足のサイズに応じて調節可能に、サンダル台
上に足を十分確実に保持できるサンダルの提供を目的と
する。 【構成】 サイドバンド部22と通しバンド部21とからな
る鼻緒20を１本のゴムチューブで構成すると共に、該１
本のゴムチューブを、サンダル台10裏面に面一に嵌め込
まれる前抜け止め具40に通して、折り返すことで前記通
しバンド部21を構成し、且つ該通しバンド部21によって
鼻緒通し穴11を上面側へ抜き出された一対のチューブ部
分を前記左右一対のサイドバンド部22とし、この一対の
サイドバンド部22の各々を前記サンダル台10の後部左右
に設けられた一対のサイドバンド部通し穴12に通して、
その各サイドバンド部22の端部22a でサンダル台10裏面
に面一に嵌め込まれる一対の後抜け止め具50に固定して
ある。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はビーチサンダルやその他
のサンダルに関する。
のサンダルに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のビーチサンダルやその他のサンダ
ルにおいては、鼻緒の先端はサンダル台の肉厚内に埋め
込んだ形のものが一般的であった。また鼻緒をサンダル
台の裏面（底面）側で抜け止めするものもある。また従
来のサンダルにおいては、鼻緒は一般に足の親指と第２
指との間から足の甲を通って両サイドに延びる一対のサ
イドバンドによって、足をサンダル台上に保持する構成
となっていた。
ルにおいては、鼻緒の先端はサンダル台の肉厚内に埋め
込んだ形のものが一般的であった。また鼻緒をサンダル
台の裏面（底面）側で抜け止めするものもある。また従
来のサンダルにおいては、鼻緒は一般に足の親指と第２
指との間から足の甲を通って両サイドに延びる一対のサ
イドバンドによって、足をサンダル台上に保持する構成
となっていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
サンダルにおいて、鼻緒の先端をサンダル台の肉厚内に
埋め込んだ形とするには、サンダル台を製造する際に、
早々と、鼻緒も一緒に組み合わせる形での製造が要求さ
れる。また鼻緒をサンダル台の裏面側で抜け止めする場
合には、抜け止め部が鼻緒と一体成形されているような
ものでは、サンダル台に鼻緒を通すのが容易ではなく、
また抜け止め部材が別体の場合には、鼻緒をサンダル台
に通した後の鼻緒と抜け止め部材との結合が必ずしも容
易でない。
サンダルにおいて、鼻緒の先端をサンダル台の肉厚内に
埋め込んだ形とするには、サンダル台を製造する際に、
早々と、鼻緒も一緒に組み合わせる形での製造が要求さ
れる。また鼻緒をサンダル台の裏面側で抜け止めする場
合には、抜け止め部が鼻緒と一体成形されているような
ものでは、サンダル台に鼻緒を通すのが容易ではなく、
また抜け止め部材が別体の場合には、鼻緒をサンダル台
に通した後の鼻緒と抜け止め部材との結合が必ずしも容
易でない。
【０００４】そこで本発明は上記従来の欠点を解消し、
鼻緒自体が非常に簡単に構成でき、サンダル台と鼻緒と
の取り付けが簡単なサンダルの提供を目的とする。また
足のサイズに応じて調節可能に、サンダル台上に足を十
分確実に保持できるサンダルの提供を目的とする。
鼻緒自体が非常に簡単に構成でき、サンダル台と鼻緒と
の取り付けが簡単なサンダルの提供を目的とする。また
足のサイズに応じて調節可能に、サンダル台上に足を十
分確実に保持できるサンダルの提供を目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のサンダルは、サンダル台と、足の甲に当接
して足の位置を保持する左右一対のサイドバント部及び
前記サンダル台の前部に設けられた鼻緒通し穴に通され
る通しバンド部からなる鼻緒とを有するサンダルであっ
て、前記サイドバンド部と通しバンド部とからなる鼻緒
を１本のゴムチューブで構成すると共に、該１本のゴム
チューブを、前記サンダル台裏面に面一に嵌め込まれる
前抜け止め具に通して、折り返すことで前記通しバンド
部を構成し、且つ該通しバンド部によって前記鼻緒通し
穴を上面側へ抜き出された一対のチューブ部分を前記左
右一対のサイドバンド部とし、この一対のサイドバンド
部の各々を前記サンダル台の後部左右に設けられた一対
のサイドバンド部通し穴に通して、その各サイドバンド
部の端部でサンダル台裏面に面一に嵌め込まれる一対の
後抜け止め具に固定してあることを第１の特徴としてい
る。また本発明のサンダルは、上記第１の特徴に加え
て、サイドバンド部の後抜け止め具への固定は、サイド
バンド部の端部より少し手前の位置のチューブを一部切
り欠き、後抜け止め具の一部に巻き付けて折り返した端
部を前記切り欠きからチューブ内に侵入させてなること
を第２の特徴としている。また本発明のサンダルは、サ
ンダル台と、足の甲に当接して足の位置を保持する左右
一対のサイドバント部及び前記サンダル台の前部に設け
られた鼻緒通し穴に通される通しバンド部からなる鼻緒
とを有するサンダルであって、足の踵の側周面に当接し
て足の位置を保持するバックバンドを１本のゴムチュー
ブで構成すると共に、この１本のゴムチューブからなる
バックバンドの一端部を前記一対のサイドバンドの片方
に固定し、バックバンドの他端部を他方のサイドバンド
に巻き付けて折り返し、該折り返し部を止め輪で長さ調
節自在に止めてあることを第３の特徴としている。また
本発明のサンダルは、上記第３の特徴に加えて、バック
バンドによるサイドバンド部の片方への固定は、バック
バンドの端部よりも少し手前の位置のチューブを一部切
り欠き、サイドバンド部に巻き付けて折り返した端部を
前記切り欠きからチューブ内に侵入させてなることを第
４の特徴としている。
め、本発明のサンダルは、サンダル台と、足の甲に当接
して足の位置を保持する左右一対のサイドバント部及び
前記サンダル台の前部に設けられた鼻緒通し穴に通され
る通しバンド部からなる鼻緒とを有するサンダルであっ
て、前記サイドバンド部と通しバンド部とからなる鼻緒
を１本のゴムチューブで構成すると共に、該１本のゴム
チューブを、前記サンダル台裏面に面一に嵌め込まれる
前抜け止め具に通して、折り返すことで前記通しバンド
部を構成し、且つ該通しバンド部によって前記鼻緒通し
穴を上面側へ抜き出された一対のチューブ部分を前記左
右一対のサイドバンド部とし、この一対のサイドバンド
部の各々を前記サンダル台の後部左右に設けられた一対
のサイドバンド部通し穴に通して、その各サイドバンド
部の端部でサンダル台裏面に面一に嵌め込まれる一対の
後抜け止め具に固定してあることを第１の特徴としてい
る。また本発明のサンダルは、上記第１の特徴に加え
て、サイドバンド部の後抜け止め具への固定は、サイド
バンド部の端部より少し手前の位置のチューブを一部切
り欠き、後抜け止め具の一部に巻き付けて折り返した端
部を前記切り欠きからチューブ内に侵入させてなること
を第２の特徴としている。また本発明のサンダルは、サ
ンダル台と、足の甲に当接して足の位置を保持する左右
一対のサイドバント部及び前記サンダル台の前部に設け
られた鼻緒通し穴に通される通しバンド部からなる鼻緒
とを有するサンダルであって、足の踵の側周面に当接し
て足の位置を保持するバックバンドを１本のゴムチュー
ブで構成すると共に、この１本のゴムチューブからなる
バックバンドの一端部を前記一対のサイドバンドの片方
に固定し、バックバンドの他端部を他方のサイドバンド
に巻き付けて折り返し、該折り返し部を止め輪で長さ調
節自在に止めてあることを第３の特徴としている。また
本発明のサンダルは、上記第３の特徴に加えて、バック
バンドによるサイドバンド部の片方への固定は、バック
バンドの端部よりも少し手前の位置のチューブを一部切
り欠き、サイドバンド部に巻き付けて折り返した端部を
前記切り欠きからチューブ内に侵入させてなることを第
４の特徴としている。
【０００６】
【作用】上記本発明の第１の特徴によれば、１本のゴム
チューブを前抜け止め具に通して、その中央付近で折り
返し、そしてこの折り返した一対のチューブをサンダル
台の裏面から鼻緒通し穴を通して上面側に抜き出す。こ
のとき前記前抜け止め具はサンダル台の裏面に嵌め合わ
されて面一となる。前記サンダル台の上面に抜き出され
た一対のチューブ部分は、一対のサイドバンド部とな
る。そしてこのサイドバンド部の各々を、サンダル台の
後部左右に設けられた一対のサイドバンド部通し穴に通
し、一対の後抜け止め具に固定した後、後抜け止め具を
サンダル台の裏面に面一になるよう嵌め合わせる。１本
のチューブを用いてこれを前抜き止め具やサンダル台の
穴に通し、また後抜け止め具に固定するだけで、簡単に
鼻緒付サンダルを構成することができる。また鼻緒を出
来上がったサンダル台に対して後から簡単に取り付ける
ことができ、抜け止めも確実になされる。また上記本発
明の第２の特徴によれば、上記第１の特徴による作用に
加えて、サイドバンド部の後抜け止め具への固定は、サ
イドバンド部の端部より少し手前の位置のチューブを一
部切り欠き、後ろ止め具の一部に巻き付けて折り返した
端部を前記切り欠きからチューブ内に侵入させてなるの
で、ゴムチューブを用いることで、ごく簡単に、且つな
んら固定具を必要とすることなく、サイドバンド部を後
抜け止め部へ固定することができる。また上記本発明の
第３の特徴によれば、１本のゴムチューブを用い、この
ゴムチューブの一端部を一方のサイドバンド部に固定
し、ゴムチューブの他端部を残る他方のサイドバンド部
に巻き付けて折り返し、折り返し部を止め輪で止めるこ
とで、足の踵の側周部に当接して、足が後方へ脱げるの
を防止するバックバンドをごく簡単に構成できる。バッ
クバンドは片側を止め輪で止めているだけであるので、
足のサイズに応じて簡単に、その場で長さを調節するこ
とができる。また上記本発明の第４の特徴によれば、上
記第３の特徴による効果に加えて、バックバンドのサイ
ドバンド部の片方への固定は、バックバンドの端部より
も少し手前の位置のチューブを一部切り欠き、サイドバ
ンド部に巻き付けて折り返した端部を前記切り欠きから
チューブ内に侵入させてなるので、ゴムチューブを用い
ることで、ごく簡単に、且つなんら固定具を必要とする
ことなく、バックバンドをサイドバンド部に固定するこ
とができる。
チューブを前抜け止め具に通して、その中央付近で折り
返し、そしてこの折り返した一対のチューブをサンダル
台の裏面から鼻緒通し穴を通して上面側に抜き出す。こ
のとき前記前抜け止め具はサンダル台の裏面に嵌め合わ
されて面一となる。前記サンダル台の上面に抜き出され
た一対のチューブ部分は、一対のサイドバンド部とな
る。そしてこのサイドバンド部の各々を、サンダル台の
後部左右に設けられた一対のサイドバンド部通し穴に通
し、一対の後抜け止め具に固定した後、後抜け止め具を
サンダル台の裏面に面一になるよう嵌め合わせる。１本
のチューブを用いてこれを前抜き止め具やサンダル台の
穴に通し、また後抜け止め具に固定するだけで、簡単に
鼻緒付サンダルを構成することができる。また鼻緒を出
来上がったサンダル台に対して後から簡単に取り付ける
ことができ、抜け止めも確実になされる。また上記本発
明の第２の特徴によれば、上記第１の特徴による作用に
加えて、サイドバンド部の後抜け止め具への固定は、サ
イドバンド部の端部より少し手前の位置のチューブを一
部切り欠き、後ろ止め具の一部に巻き付けて折り返した
端部を前記切り欠きからチューブ内に侵入させてなるの
で、ゴムチューブを用いることで、ごく簡単に、且つな
んら固定具を必要とすることなく、サイドバンド部を後
抜け止め部へ固定することができる。また上記本発明の
第３の特徴によれば、１本のゴムチューブを用い、この
ゴムチューブの一端部を一方のサイドバンド部に固定
し、ゴムチューブの他端部を残る他方のサイドバンド部
に巻き付けて折り返し、折り返し部を止め輪で止めるこ
とで、足の踵の側周部に当接して、足が後方へ脱げるの
を防止するバックバンドをごく簡単に構成できる。バッ
クバンドは片側を止め輪で止めているだけであるので、
足のサイズに応じて簡単に、その場で長さを調節するこ
とができる。また上記本発明の第４の特徴によれば、上
記第３の特徴による効果に加えて、バックバンドのサイ
ドバンド部の片方への固定は、バックバンドの端部より
も少し手前の位置のチューブを一部切り欠き、サイドバ
ンド部に巻き付けて折り返した端部を前記切り欠きから
チューブ内に侵入させてなるので、ゴムチューブを用い
ることで、ごく簡単に、且つなんら固定具を必要とする
ことなく、バックバンドをサイドバンド部に固定するこ
とができる。
【０００７】
【実施例】図１は本発明の実施例を示すサンダルの平面
図、図２はサンダルの底面図、図３はサンダルの断面
図、図４はサンダル台を除いた鼻緒とバックバンドの状
態を示す斜視図、図５はゴムチューブ端部の固定の仕方
を説明する図である。
図、図２はサンダルの底面図、図３はサンダルの断面
図、図４はサンダル台を除いた鼻緒とバックバンドの状
態を示す斜視図、図５はゴムチューブ端部の固定の仕方
を説明する図である。
【０００８】図において、10はサンダル台、20は鼻緒、
30はバックバンド、40は前抜け止め具、50は後抜け止め
具である。前記サンダル台10は、例えば、スポンジ体か
らなり、前記抜け止め具40、50が嵌め込まれる下層部10
a は、硬めのスポンジ体で構成されている。サンダル台
10には、その前部に表裏に貫通する鼻緒通し穴11が設け
られ、また後部の左右に表裏に貫通するサイドバンド部
通し穴12、12が設けられている。そして前記鼻緒通し穴
11に連通してサンダル台10の裏面側に、前記前抜け止め
具40の嵌合凹所13が設けられている。同様に前記サイド
バンド部通し穴12、12に連通してサンダル台10の裏面側
に、前記後抜け止め具50、50の嵌合凹所14、14が設けら
れている。
30はバックバンド、40は前抜け止め具、50は後抜け止め
具である。前記サンダル台10は、例えば、スポンジ体か
らなり、前記抜け止め具40、50が嵌め込まれる下層部10
a は、硬めのスポンジ体で構成されている。サンダル台
10には、その前部に表裏に貫通する鼻緒通し穴11が設け
られ、また後部の左右に表裏に貫通するサイドバンド部
通し穴12、12が設けられている。そして前記鼻緒通し穴
11に連通してサンダル台10の裏面側に、前記前抜け止め
具40の嵌合凹所13が設けられている。同様に前記サイド
バンド部通し穴12、12に連通してサンダル台10の裏面側
に、前記後抜け止め具50、50の嵌合凹所14、14が設けら
れている。
【０００９】前記鼻緒20は、１本のゴムチューブを用い
て構成する。即ち、１本のゴムチューブが、前記前抜け
止め具40の円盤状基部41の上面に立設して構成された紐
通し穴部42に通され、ゴムチューブの途中の中央付近の
位置で折り返されている。そしてこの折り返されてなる
一対のチューブが前記鼻緒通し穴11に、裏面側から上面
側へ通されている。この貫通は、前記前抜け止め具40の
円盤状基部41が前記サンダル台10の嵌合凹所13に丁度嵌
まり込んで、面一の状態となるように行われる。そして
更に前記上面へ抜き出した所で、前記一対のチューブが
ゴム製の止め輪60で一体に止められている。前記鼻緒通
し穴11に通されているチューブの部分が鼻緒20の通しバ
ンド部21となる。前記鼻緒通し穴11から上面側へ抜きが
出された一対のチューブ部分は、前記サンダル台10に対
する左右一対のサイドバンド部22、22となる。そしてこ
の一対のサイドバンド部22、22は、前記サンダル台10の
サイドバンド部通し穴12、12に上面側から裏面側へ通さ
れている。この穴12、12に貫通されたサイドバンド部2
2、22の端部22a 、22a は前記後抜け止め具50、50に固
定される。この固定の仕方は、前記サイドバンド部22、
22の端部22a 、22a が、後抜け止め具50の長方形状基部
51の上面側に構成された紐通し棒部52に巻き付けられ
て、折り返され、前記端部22a よりも少し手前の位置の
チューブに設けられた切り欠き22b （図５参照）からチ
ューブ内に侵入せられることでなされている。このよう
にすることで、サイドバンド部22が後抜け止め具50に簡
単に固定される。前記サイドバンド部22の端部22a が固
定された後抜け止め具50はそれぞれ、サンダル台10の裏
面後部左右の嵌合凹所14に嵌め込まれることで、裏面と
丁度面一となる。
て構成する。即ち、１本のゴムチューブが、前記前抜け
止め具40の円盤状基部41の上面に立設して構成された紐
通し穴部42に通され、ゴムチューブの途中の中央付近の
位置で折り返されている。そしてこの折り返されてなる
一対のチューブが前記鼻緒通し穴11に、裏面側から上面
側へ通されている。この貫通は、前記前抜け止め具40の
円盤状基部41が前記サンダル台10の嵌合凹所13に丁度嵌
まり込んで、面一の状態となるように行われる。そして
更に前記上面へ抜き出した所で、前記一対のチューブが
ゴム製の止め輪60で一体に止められている。前記鼻緒通
し穴11に通されているチューブの部分が鼻緒20の通しバ
ンド部21となる。前記鼻緒通し穴11から上面側へ抜きが
出された一対のチューブ部分は、前記サンダル台10に対
する左右一対のサイドバンド部22、22となる。そしてこ
の一対のサイドバンド部22、22は、前記サンダル台10の
サイドバンド部通し穴12、12に上面側から裏面側へ通さ
れている。この穴12、12に貫通されたサイドバンド部2
2、22の端部22a 、22a は前記後抜け止め具50、50に固
定される。この固定の仕方は、前記サイドバンド部22、
22の端部22a 、22a が、後抜け止め具50の長方形状基部
51の上面側に構成された紐通し棒部52に巻き付けられ
て、折り返され、前記端部22a よりも少し手前の位置の
チューブに設けられた切り欠き22b （図５参照）からチ
ューブ内に侵入せられることでなされている。このよう
にすることで、サイドバンド部22が後抜け止め具50に簡
単に固定される。前記サイドバンド部22の端部22a が固
定された後抜け止め具50はそれぞれ、サンダル台10の裏
面後部左右の嵌合凹所14に嵌め込まれることで、裏面と
丁度面一となる。
【００１０】前記バックバンド30は、足の踵の側周面に
当接して足の抜け止めを行うものであるが、１本のゴム
チューブから構成する。即ち、１本のゴムチューブの一
端部31を片方のサイドバンド部22に固定する。この固定
の仕方は、、前記サイドバンド部22の端部22a の場合と
同様に、ゴムチューブの一端部31が、サイドバンド部22
に巻き付けられて、折り返され、前記一端部31よりも少
し手前の位置に設けられた切り欠き33からチューブ内に
侵入せられることで、簡単に確実に行われる。前記１本
のチューブの他端部32は、他方のサイドバンド部22に巻
き付けて、折り返し、この折り返し部をゴム製の止め輪
70で止めている。前記折り返しの長さを調節すること
で、使用者の足の寸法に応じて自由に且つごく簡単に長
さを調節することができる。尚、バックバンド30は、両
端部31、32とも止め輪70で止めるようにしてもよい。前
記前抜け止め具40、及び後抜け止め具50はプラスチック
等で一体成形したものを用いることができる。
当接して足の抜け止めを行うものであるが、１本のゴム
チューブから構成する。即ち、１本のゴムチューブの一
端部31を片方のサイドバンド部22に固定する。この固定
の仕方は、、前記サイドバンド部22の端部22a の場合と
同様に、ゴムチューブの一端部31が、サイドバンド部22
に巻き付けられて、折り返され、前記一端部31よりも少
し手前の位置に設けられた切り欠き33からチューブ内に
侵入せられることで、簡単に確実に行われる。前記１本
のチューブの他端部32は、他方のサイドバンド部22に巻
き付けて、折り返し、この折り返し部をゴム製の止め輪
70で止めている。前記折り返しの長さを調節すること
で、使用者の足の寸法に応じて自由に且つごく簡単に長
さを調節することができる。尚、バックバンド30は、両
端部31、32とも止め輪70で止めるようにしてもよい。前
記前抜け止め具40、及び後抜け止め具50はプラスチック
等で一体成形したものを用いることができる。
【００１１】
【発明の効果】本発明は以上の構成よりなり、請求項１
に記載のサンダルによれば、サイドバンド部と通しバン
ド部とからなる鼻緒を１本のゴムチューブで構成すると
共に、該１本のゴムチューブを、前記サンダル台裏面に
面一に嵌め込まれる前抜け止め具に通して、折り返すこ
とで前記通しバンド部を構成し、且つ該通しバンド部に
よって前記鼻緒通し穴を上面側へ抜き出された一対のチ
ューブ部分を前記左右一対のサイドバンド部とし、この
一対のサイドバンド部の各々を前記サンダル台の後部左
右に設けられた一対のサイドバンド部通し穴に通して、
その各サイドバンド部の端部でサンダル台裏面に面一に
嵌め込まれる一対の後抜け止め具に固定してあるので、
１本のチューブによって鼻緒自体を簡単に構成すること
ができると共に、出来上がったサンダル台に対して、後
から且つごく簡単に、鼻緒との取り付けを行うことがで
きる。また抜け止めも確実になされる。また請求項２に
記載のサンダルによれば、上記請求項１に記載の構成に
よる効果に加えて、サイドバンド部の後抜け止め具への
固定は、サイドバンド部の端部より少し手前の位置のチ
ューブを一部切り欠き、後ろ止め具の一部に巻き付けて
折り返した端部を前記切り欠きからチューブ内に侵入さ
せて行っているので、ゴムチューブを用いることで、ご
く簡単に、且つなんら固定具を必要とすることなく、サ
イドバンド部を後抜け止め部へ固定することができ、鼻
緒の取り付けが非常に容易となる。また請求項３に記載
のサンダルによれば、足の踵の側周面に当接して足の位
置を保持するバックバンドを１本のゴムチューブで構成
すると共に、この１本のゴムチューブからなるバックバ
ンドの一端部を前記一対のサイドバンドの片方に固定
し、バックバンドの他端部を他方のサイドバンドに巻き
付けて折り返し、該折り返し部をゴムバンドで長さ調節
自在に止めてあるので、足の踵の側周部に当接して、足
が後方へ脱げるのを防止するバックバンドをごく簡単に
構成できると共に、足のサイズに応じて簡単に、その場
でバックバンドの長さを調節することができる。また請
求項４に記載のサンダルによれば、上記請求項３に記載
の構成による効果に加えて、バックバンドによるサイド
バンド部の片方への固定は、バックバンドの端部よりも
少し手前の位置のチューブを一部切り欠き、サイドバン
ド部に巻き付けて折り返した端部を前記切り欠きからチ
ューブ内に侵入させて行っているので、ゴムチューブを
用いることで、ごく簡単にバックバンドを取り付けて、
足の抜け止めを行うことができる。
に記載のサンダルによれば、サイドバンド部と通しバン
ド部とからなる鼻緒を１本のゴムチューブで構成すると
共に、該１本のゴムチューブを、前記サンダル台裏面に
面一に嵌め込まれる前抜け止め具に通して、折り返すこ
とで前記通しバンド部を構成し、且つ該通しバンド部に
よって前記鼻緒通し穴を上面側へ抜き出された一対のチ
ューブ部分を前記左右一対のサイドバンド部とし、この
一対のサイドバンド部の各々を前記サンダル台の後部左
右に設けられた一対のサイドバンド部通し穴に通して、
その各サイドバンド部の端部でサンダル台裏面に面一に
嵌め込まれる一対の後抜け止め具に固定してあるので、
１本のチューブによって鼻緒自体を簡単に構成すること
ができると共に、出来上がったサンダル台に対して、後
から且つごく簡単に、鼻緒との取り付けを行うことがで
きる。また抜け止めも確実になされる。また請求項２に
記載のサンダルによれば、上記請求項１に記載の構成に
よる効果に加えて、サイドバンド部の後抜け止め具への
固定は、サイドバンド部の端部より少し手前の位置のチ
ューブを一部切り欠き、後ろ止め具の一部に巻き付けて
折り返した端部を前記切り欠きからチューブ内に侵入さ
せて行っているので、ゴムチューブを用いることで、ご
く簡単に、且つなんら固定具を必要とすることなく、サ
イドバンド部を後抜け止め部へ固定することができ、鼻
緒の取り付けが非常に容易となる。また請求項３に記載
のサンダルによれば、足の踵の側周面に当接して足の位
置を保持するバックバンドを１本のゴムチューブで構成
すると共に、この１本のゴムチューブからなるバックバ
ンドの一端部を前記一対のサイドバンドの片方に固定
し、バックバンドの他端部を他方のサイドバンドに巻き
付けて折り返し、該折り返し部をゴムバンドで長さ調節
自在に止めてあるので、足の踵の側周部に当接して、足
が後方へ脱げるのを防止するバックバンドをごく簡単に
構成できると共に、足のサイズに応じて簡単に、その場
でバックバンドの長さを調節することができる。また請
求項４に記載のサンダルによれば、上記請求項３に記載
の構成による効果に加えて、バックバンドによるサイド
バンド部の片方への固定は、バックバンドの端部よりも
少し手前の位置のチューブを一部切り欠き、サイドバン
ド部に巻き付けて折り返した端部を前記切り欠きからチ
ューブ内に侵入させて行っているので、ゴムチューブを
用いることで、ごく簡単にバックバンドを取り付けて、
足の抜け止めを行うことができる。
【図１】本発明の実施例を示すサンダルの平面図であ
る。
る。
【図２】サンダルの底面図である。
【図３】サンダルの断面図である。
【図４】サンダル台を除いた鼻緒とバックバンドの状態
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図５】図５はゴムチューブ端部の固定の仕方を説明す
る図である。
る図である。
10 サンダル台 11 鼻緒通し穴 12 サイドバンド部通し穴 20 鼻緒 21 通しバンド部 22 サイドバンド部 22a 端部 22b 切り欠き 30 バックバンド 31 一端部 32 他端部 33 切り欠き 40 前抜け止め具 50 後抜け止め具 70 止め輪
Claims (4)
- 【請求項１】 サンダル台と、足の甲に当接して足の位
置を保持する左右一対のサイドバント部及び前記サンダ
ル台の前部に設けられた鼻緒通し穴に通される通しバン
ド部からなる鼻緒とを有するサンダルであって、前記サ
イドバンド部と通しバンド部とからなる鼻緒を１本のゴ
ムチューブで構成すると共に、該１本のゴムチューブ
を、前記サンダル台裏面に面一に嵌め込まれる前抜け止
め具に通して、折り返すことで前記通しバンド部を構成
し、且つ該通しバンド部によって前記鼻緒通し穴を上面
側へ抜き出された一対のチューブ部分を前記左右一対の
サイドバンド部とし、この一対のサイドバンド部の各々
を前記サンダル台の後部左右に設けられた一対のサイド
バンド部通し穴に通して、その各サイドバンド部の端部
でサンダル台裏面に面一に嵌め込まれる一対の後抜け止
め具に固定してあることを特徴とするサンダル。 - 【請求項２】 サイドバンド部の後抜け止め具への固定
は、サイドバンド部の端部より少し手前の位置のチュー
ブを一部切り欠き、後抜け止め具の一部に巻き付けて折
り返した端部を前記切り欠きからチューブ内に侵入させ
てなる請求項１に記載のサンダル。 - 【請求項３】 サンダル台と、足の甲に当接して足の位
置を保持する左右一対のサイドバント部及び前記サンダ
ル台の前部に設けられた鼻緒通し穴に通される通しバン
ド部からなる鼻緒とを有するサンダルであって、足の踵
の側周面に当接して足の位置を保持するバックバンドを
１本のゴムチューブで構成すると共に、この１本のゴム
チューブからなるバックバンドの一端部を前記一対のサ
イドバンドの片方に固定し、バックバンドの他端部を他
方のサイドバンドに巻き付けて折り返し、該折り返し部
を止め輪で長さ調節自在に止めてあることを特徴とする
サンダル。 - 【請求項４】 バックバンドによるサイドバンド部の片
方への固定は、バックバンドの端部よりも少し手前の位
置のチューブを一部切り欠き、サイドバンド部に巻き付
けて折り返した端部を前記切り欠きからチューブ内に侵
入させてなる請求項３に記載のサンダル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20591293A JPH0739403A (ja) | 1993-07-27 | 1993-07-27 | サンダル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20591293A JPH0739403A (ja) | 1993-07-27 | 1993-07-27 | サンダル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0739403A true JPH0739403A (ja) | 1995-02-10 |
Family
ID=16514815
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20591293A Pending JPH0739403A (ja) | 1993-07-27 | 1993-07-27 | サンダル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0739403A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2874794A1 (fr) * | 2004-09-03 | 2006-03-10 | Yves Sitbon | Nouvel article chaussant et son utilisation |
| ITVI20080271A1 (it) * | 2008-11-18 | 2010-05-19 | Simona Giovannetti | Ciabatta di tipo perfezionato |
| USRE42483E1 (en) | 2005-01-05 | 2011-06-28 | Bernardo Footwear, L.L.C. | Sandal |
-
1993
- 1993-07-27 JP JP20591293A patent/JPH0739403A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2874794A1 (fr) * | 2004-09-03 | 2006-03-10 | Yves Sitbon | Nouvel article chaussant et son utilisation |
| USRE42483E1 (en) | 2005-01-05 | 2011-06-28 | Bernardo Footwear, L.L.C. | Sandal |
| ITVI20080271A1 (it) * | 2008-11-18 | 2010-05-19 | Simona Giovannetti | Ciabatta di tipo perfezionato |
| WO2010058262A3 (en) * | 2008-11-18 | 2010-07-15 | Simona Giovannetti | Upgraded type slipper |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR950004714Y1 (ko) | 끈 고정용 클리트(cleat)를 갖는 신발 | |
| US5477871A (en) | Dental floss retainer ring | |
| US6059632A (en) | Hula hoop and coupling member therefor | |
| US20050000534A1 (en) | Cuticle removing device | |
| JP6606811B2 (ja) | 靴、靴の踵部材、及び、脱靴補助部材 | |
| US20150047228A1 (en) | Ankle strap transformation footwear for slipper and sandal conversion | |
| WO2020252449A1 (en) | Sandal or slip-on footwear with improved optional-use heel strap and related methods | |
| JPH0739403A (ja) | サンダル | |
| KR102197948B1 (ko) | 이동식 신발끈 조임장치 | |
| US7080466B2 (en) | Article of footwear | |
| US20050167986A1 (en) | Shoelace knot assisting device | |
| US11666503B2 (en) | Aesthetic glider for walkers | |
| KR102121976B1 (ko) | 일회용 슬리퍼 | |
| KR20000013014U (ko) | 이어폰 전선 엉킴 방지기능을 갖는 결합구조 | |
| US2734287A (en) | Maccarone | |
| CN216363853U (zh) | 一种系带拖鞋 | |
| KR102455011B1 (ko) | 신발 | |
| JPH0613186Y2 (ja) | テ−プカツタ− | |
| JP2003236262A (ja) | 応援具 | |
| JP3224968U (ja) | ストリングケース | |
| JP2001078802A (ja) | 草履・下駄等の鼻緒構造 | |
| GB2296176A (en) | Heel top pieces | |
| JP3220890U (ja) | 鼻緒付履物及びその固定具 | |
| JP4616407B1 (ja) | 紐保持具 | |
| JPH0543901U (ja) | 和装草履 |