JPH0739355U - 選花機および花卉の揃え装置 - Google Patents

選花機および花卉の揃え装置

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JPH0739355U
JPH0739355U JP7517593U JP7517593U JPH0739355U JP H0739355 U JPH0739355 U JP H0739355U JP 7517593 U JP7517593 U JP 7517593U JP 7517593 U JP7517593 U JP 7517593U JP H0739355 U JPH0739355 U JP H0739355U
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JP7517593U
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美喜男 武藤
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有限会社武藤選果機製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 選花機により花卉を重さ別や長さ別に選別し
た後で、結束しやすいように、花卉の花弁の位置を揃え
ることができる手段を提供すること。 【構成】 花卉Pを保持部材4に載せて搬送路を搬送し
ながら選別手段7A,7Bにより選別し、下方の揃え手
段10の受部材13上に落下させる。そこで受部材13
をガイドレールに沿ってスライドさせて花卉Pの花弁を
押当部材に押当して花弁の位置を揃えた後、結束手段4
0の受部材43上へ所定本数落下させ、結束機により花
卉Pの茎を結束する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、キクなどの花卉を重量別、長さ別などに自動選別する選花機および 花卉の揃え装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
キク、バラ、カーネーション、ユリなどの花卉は、重量別、長さ別などに選別 されて市場に出荷される。このため、花卉を重量別や長さ別などに自動選別する 選花機が種々提案されている(例えば実開平1−95290号公報、実開平4− 37578号公報)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで花卉は、重さ別や長さ別などに選別された後、所定本数(例えば10 本)づつ結束されて市場に出荷される。図11は従来方法により手作業で結束さ れた花卉を示すものであって、図示するように花卉Pは茎aの先端の花弁bの位 置を揃えて結束ひも48により結束されるが、同図に示すように、突出している 花弁b’があると結束状態は不良である。そこで従来は、作業者が手作業により すべての花弁bの位置を揃えて結束し、市場に出荷していた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら作業者が手作業で花弁bの位置を揃えるには多大な手間と時間を 要し、農家の人手不足とも相まって、花弁bの位置を揃えての結束作業の省力化 を図れる選花機の実現が望まれていた。 そこで本考案は、花卉の花弁の位置を揃えることができる手段を備えた選花機 および花卉の揃え装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このために本考案は、選別手段7A,7Bで花卉Pを自動選別する選花機に花 弁bの位置を揃える揃え手段10を設けた。そしてこの揃え手段10を、花卉P を横たわらせて載置する受部材13と、この受部材13の側方に配置された押当 部材23と、この受部材13をこの押当部材23に対して相対的に花卉Pの長手 方向に移動させて花卉Pの花弁bをこの押当部材23に押当させる押当手段14 ,15,18,21,22とから構成したものである。
【0006】
【作用】
上記構成によれば、選別手段7A,7Bで花卉Pを選別した後、花卉Pの花弁 bを押当部材23に押当することにより花弁bの位置を揃えたうえで、結束する ことができる。
【0007】
【実施例】
次に、図面を参照しながら本考案の実施例を説明する。 図1は選花機の全体構成を示す側面図である。1は無端チェンであって、スプ ロケット2に調帯されており、モータ(図外)に駆動されてスプロケット2が回 転することにより、無端チェン1は矢印方向に回動する。この無端チェン1は、 花卉Pの搬送路を構成する。
【0008】 無端チェン1には花卉Pの保持部材4がピッチをおいて多数個取り付けられて いる。この保持部材4には、ポジションSにおいて、花卉Pが1本づつ横たわら せて載せられる。花卉Pの保持部材4への供給は、手作業あるいは自動供給装置 により行われる。この自動供給装置については、後で図8を参照して説明する。 ポジションSよりも下流位置には回転刃から成るカッター5と、下葉落し部6が 設けられている。カッター5はモータ(図外)に駆動されて回転することにより 茎の下端部を切断し、花卉Pの長さを揃える。また下葉落し部6は、花卉Pの茎 の下端部の葉を除去するものであり、例えば実開平2−49842号公報に記載 されたものが知られている。
【0009】 図示するように、ボジションS、カッター5、下葉落し部6が配置されたエリ アでは、無端チェン1は上り勾配となっているが、下葉落し部6よりも下流の上 側走行部では無端部チェン1は水平に走行する。この上側走行部には第1の選別 手段7Aと第2の選別手段7Bが設けられている。本実施例の選別手段7A,7 Bは重りやロードセルなどのセンサーにより花卉Pの重量を秤量し、その結果に より保持部材4を下方へ回転させてこの保持部材4に載せられた花卉Pを下方へ 落下させるものであり(図1において、破線で示す保持部材4を参照)、選別手 段としては例えば実開平3−19582号公報に記載されたものが知られている 。なお選別手段としては、長さ選別するものや、あるいは花弁の色別に選別する もの、さらには重さと長さを組み合わせた選別を行うものなども適用できる。ま た本実施例では選別手段7A,7Bは2個設けているが選別手段の数、すなわち 花卉Pの選別段階はいくつでもよいものである。
【0010】 次に花卉Pの花弁bの位置を揃え、かつ所定本数づつ花卉Pを結束する手段に ついて説明する。図1において、8A,8Bは選別手段7A,7Bで選別された 花卉Pの後処理を行う後処理ユニットであって、それぞれ上記選別手段7A,7 Bの下方に配設されている。後処理ユニット8Aと後処理ユニット8Bは同一構 造であり、そこで上流側の後処理ユニット8Aを例にとってその構造と動作を説 明する。
【0011】 後処理ユニット8Aは、花卉Pの花弁bの位置を揃える揃え手段10と、花卉 Pを所定本数(例えば10本)づつ貯溜する貯溜手段30と、所定本数づつ結束 する結束手段40から成っている。まず揃え手段10について説明する。図2は 揃え手段10の平面図、図3は同横断面図、図4は同部分断面図である。11は スプロケットであって、チェン12が調帯されて無端コンベヤを構成している。 このチェン12は図示しないチェンなどの伝動系によって上記無端チェン1に連 動連結されている。図2において、24は左右のスプロケット11を連結する回 転軸である。図3において、13は樋状の受部材であって、チェン12に複数個 ピッチをおいて装着されており、その下面にはその長手方向に沿って棒状のスラ イダ14が固着されている。また左右のチェン12、12にはガイドレール15 が架け渡されており、スライダ14はガイドレール15上に横方向(花卉Pの長 手方向)にスライド自在に嵌合している(図4も参照)。なお各図において、花 卉Pの茎aにはえている葉は省略している。
【0012】 図3において、スライダ14の下面とガイドレール15の下面にはそれぞれピ ン16、17が突設されており、ピン16とピン17はスプリング18で連結さ れている。19はピン16を貫通させるためにガイドレール15に開口された開 口部である。スプリング18のばね力により、受部材13は図2および図3にお いて左方へ付勢されている。
【0013】 図3において、受部材13の左端部の下面にはロッド20が垂設されており、 ロッド20の下端部にはローラ21が軸着されている。また左側のチェン12の 側方には、このチェン12に沿うようにガイド部材22が配設されている。図2 に示すように、ガイド部材22はその中央部に傾斜部22aを有しており、、ロ ーラ21はスプリング18のばね力によりガイド部材22に押接している。
【0014】 また受部材13の側方には板状の押当部材23が設けられている。この押当部 材23はガイドレール15上に立設されている。図1および図2において、イ位 置の受部材13は上記第1の選別手段7Aの直下にあり、第1の選別手段7Aか ら受部材13上に花卉Pは落下する。チェン12が矢印N1方向に回動すると、 受部材13はイ位置からロ位置へ移動するが、図2においてローラ21はガイド 部材22の傾斜部22aに案内され、受部材13は矢印N2方向すなわち押当部 材23側へ移動し、花弁bは押当部材23に押し当てられて花卉Pの長手方向に おける位置が揃えられる。またローラ21がガイド部材22を通過すると、受部 材13はスプリング18のばね力により元の位置に復帰する。すなわちスライダ 14、ガイドレール15、スプリング18、ローラ21、ガイド部材22などは 、花弁bを押当部材23に押当させる押当手段になっている。図1において、受 部材13がロ位置からハ位置へ移動し、左側のスプロケット11に沿って回動す る際に、花卉Pは受部材13から下方の貯溜手段30へ落下する(矢印N3参照 )。
【0015】 次に、図1を参照しながら花卉Pの貯溜手段30について説明する。31は断 面L字形の長板状の貯溜部材であって、左右一対設けられており、ソレノイド3 2などの駆動手段に駆動されてその上端部を中心に回転して開閉する。破線は貯 溜部材31が開いた状態を示している。ハ位置からの花卉Pの落下路には発光素 子33と受光素子34が設けられており、受部材13から貯溜手段30に落下す る花卉Pを検出する。受光素子34はカウンタ(図外)に接続されており、貯溜 手段30へ花卉Pが所定本数(例えば10本)落下したならば、カウンタからソ レノイド32へ信号が送られる。するとソレノイド32は作動して貯溜部材31 は破線で示すように左右に開き、その内部の10本の花卉Pは下方の結束手段4 0へ落下する(矢印N4参照)。
【0016】 次に結束手段40について説明する。図1において、41はスプロケットであ り、チェン42が調帯されて無端コンベヤを構成している。またチェン42には 樋状の受部材43がピッチをおいて複数個装着されている。図5は結束手段40 の横断面図、図6は同部分平面図である。受部材43のチェン42への装着構造 は、図2〜図4に示す受部材13のチェン12への装着構造と同様であり、した がって同一部品には同一符号に添字aを付すことにより、その説明は省略する。 但し図5において、スプリング18aはそのばね力により受部材43を右方へ付 勢しており、またスライダ14aの右方へのスライド限度を規定する突子(スト ッパー)49がガイドレール15a上に設けられている点で、図2〜図4に示す ものと相違している。また揃え手段10の受部材13は1本の花卉Pが載せられ るのに対し、結束手段40の受部材43には10本の花卉Pが載せられるので、 受部材43は受部材13よりも断面大形となっている。
【0017】 図5において、44は揺動レバーであって、ソレノイド45などの駆動手段に 駆動されて矢印N5方向へ揺動する。すると受部材43は揺動レバー44に押さ れて左方へ移動する。また揺動レバー44が逆方向に揺動すると、受部材43は スプリング18aのばね力により右方へ移動する。すなわち揺動レバー44とソ レノイド45は、受部材43を花卉Pの長手方向に移動させる移動手段になって いる。 図5および図6において、受部材43の側方には結束機46が設けられている 。47は結束機46から突出する結束用のアームである。結束機46が駆動して 、アーム47が茎aの端部の周囲を矢印N6方向へ回転することにより、アーム 47に調帯された結束ひも(図示せず)により端部は結束される。なお結束機4 6は周知装置であり、かつその構造は複雑であるので、図では簡略に示している 。
【0018】 図5において、実線で示す茎aは第1回目の結束時の位置を示している。この 状態でアーム47が矢印N6方向に回転することにより、受部材43内に水平な 姿勢で横たわる花卉Pの茎aの端部は結束ひも48a(図7参照)で結束される 。次にソレノイド45が駆動して揺動レバー44が実線位置から鎖線位置まで揺 動すると、受部材43は揺動レバー44に押されて実線位置から鎖線位置まで移 動する(矢印N7参照)。そこで再度アーム47が矢印N6方向へ回転すること により、第2回目の結束が行われる。図7において、48bは第2回目の結束ひ もを示している。第2回目の結束ひも48bは、第1回目の結束ひも48aより も上方を結束しており、このように茎aを複数ヶ所結束することにより、花卉P がばらけないようにしっかり結束できる。図7は、以上にようにして結束された 花卉Pの束を示している。勿論、揺動レバー44により受部材43を多段階スラ イドさせれば、3ヶ所以上の結束も可能である。なお、図6において、44は図 5の実線位置の揺動レバーを示しており、また44’は同じく鎖線位置の揺動レ バーを示している。また本実施例では、受部材43を結束機46に対して花卉P の長手方向へ移動させて複数ヶ所結束しているが、結束機46を受部材43に対 して花卉Pの長手方向へ移動させて複数ヶ所結束してもよく、要は受部材43を 結束機46に対して花卉Pの長手方向に相対的に移動させればよい。
【0019】 図1において、モータ(図外)が駆動すると、チェン42は矢印N8方向へ回 動し、受部材43内で結束された花卉Pは搬出コンベヤ48上へ落下し、選花機 から搬出される。38は発光素子、39は受光素子であって、受光素子39が花 卉Pの束が搬出コンベヤ48に落下したことを検出すると、その検出信号により 搬出コンベヤ48は駆動して花卉Pの束を搬出する。以上説明した後処理ユニッ ト8Aと同様の後処理ユニット8Bが第2の選別手段7Bの下方にも設けられて おり、同様の動作をする。
【0020】 この選花機は上記のように構成されており、次に全体の動作を説明する。 図1において、ポジションSで保持部材4に載せられた花卉Pは、カッター5 で茎aの基端部が切断され、続いて下葉落し部6で下葉が落とされ、第1の選別 手段7Aへ搬送される。そして第1の選別手段7Aで設定された設定重量を有す るときは、保持部材4は下方へ回転し、花卉Pは揃え手段10の受部材13上に 落下し、受部材13内に水平な姿勢で横たわる。
【0021】 図1において、受部材13は、チェン12が矢印N1方向へ回動することによ り、イ位置、ロ位置、ハ位置へ移動し、ハ位置において左側のスプロケット11 を回動する際に、花卉Pは受部材13から貯溜手段30へ落下するが、図2〜図 4を参照しながら説明したように、イ位置からロ位置へ移動する際に、受部材1 3はガイド部材22に案内されて押当部材23側へ移動し(図2および図3にお いて矢印N2参照)、花弁bは押当部材23に押当してその位置が揃えられる。
【0022】 図1において、貯溜手段30の貯溜部材31内に10本の花卉Pが落下すると 、ソレノイド32が作動して貯溜部材31は左右に開き、10本の花卉Pは下方 の結束手段40の受部材43内に落下し、水平な姿勢で横たわらせて載置される 。すると図5および図6を参照しながら説明したように、ソレノイド45や結束 機46が作動することにより、茎aの端部は結束ひも48a,48bで2ヶ所結 束され、続いて図1においてチェン42が矢印N8方向へ回動することにより、 受部材43内の花卉Pの束は搬出コンベヤ48上に落下し、搬出コンベヤ48に より選花機外へ搬出される。
【0023】 第1の選別手段7Aで選別されなかった花卉Pは、第2の選別手段7Bへ送ら れ、この第2の選別手段7Bやその下方の後処理ユニットBにより上記と同様の 動作が行われる。
【0024】 本考案は様々な設計変更が可能であって、次にそのいくつかを説明する。 図8は本考案の他の実施例の選花機の全体構成を示す側面図である。この選花 機には花卉Pの自動供給装置50が付設されている。この自動供給装置50は、 右上りの傾斜姿勢の無端コンベヤ51に花卉Pの位置決め用の突起53を突設し て構成されている。52は無端チェン51が調帯されたスプロケットである。無 端チェン51の手前にはテーブル54が設けられており、このテーブル54上に 花卉Pが集積されている。また上記したカッター5と下葉落し部6はこの無端チ ェン51による花卉Pの搬送路に設けられている。
【0025】 したがって作業者がテーブル54上の花卉Pを突起53上に横たえて載せると 、花卉Pは右上方へ搬送され、カッター5で茎を切断した後、下葉落し部6で葉 落しされ、右上端のスプロケット52に沿って回動する際に、保持部材4へ落下 する(矢印N参照)。そして保持部材4により選別手段7A.7Bへ向かって搬 送され、上記実施例と同様の動作が行われる。
【0026】 図9(a)(b)は本考案の他の実施例の揃え手段の横断面図である。この揃 え手段10’の受部材13はチェン12に固着されている。また受部材13の側 方には押当手段としてのシリンダ61が設置されている。シリンダ61のロッド 62の先端部にはプレート状の押当部材62aが結合されている。したがって図 9(b)に示すようにシリンダ61のロッド62が左方へ突出することにより、 押当部材62aが花卉Pの花弁bに押当し、その位置を揃える。このように、花 弁bに押当部材を押当してその位置を揃えるための具体的手段は種々考えられる 。この揃え手段10’は図1および図8に示す実施例の選花機などの様々な花卉 の処理装置に適用できる。
【0027】 図10は本考案の他の実施例の花卉の結束手段の横断面図である。この結束手 段40’の受部材43はチェン42に固着されている。また結束機46の下部に はスライダ63が結合されており、スライダ63はガイドレール64に花卉Pの 長手方向に移動自在に嵌合している。結束機46の背面はシリンダ65のロッド 66に結合されている。
【0028】 したがってシリンダ65のロッド66が引き込んでいる状態、すなわち結束機 46が実線にある状態で第1回目の結束が行われ、またシリンダ65のロッド6 6が突出して結束機46が鎖線で示す位置まで前進した状態で、第2回目の結束 が行われる。すなわちシリンダ65は、花卉Pに対して結束機46を受部材43 に対して移動させる移動手段となっている。このように茎aを複数ヶ所結束する ための具体的手段は種々考えられる。勿論この結束手段40’は図1および図8 に示す実施例の選花機などの花卉の処理装置に適用できる。
【0029】 本考案は上記実施例に限定されないのであって、更に種々の設計変更が可能で ある。すなわち例えば花卉Pは重さ選別、長さ選別、色選別、あるいはこれらの 選別の組み合わせにより選別してもよい。また揃え手段10,10’により花弁 bの位置を揃えた後の結束作業を手作業で行うことを禁止するものではない。ま た花卉の揃え手段は、花卉の揃え装置として独立して使用することも可能である 。
【0030】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、花卉Pを重さ別などに選別した後で、花 弁bの位置を揃えることができるので、花卉Pの市場への出荷のために行われる 結束作業が容易となり、著しい省力効果をあげることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の選花機の全体構成を示す側
面図
【図2】本考案の一実施例の選花機の揃え手段の平面図
【図3】本考案の一実施例の選花機の揃え手段の横断面
【図4】本考案の一実施例の選花機の揃え手段の部分断
面図
【図5】本考案の一実施例の選花機の結束手段の横断面
【図6】本考案の一実施例の選花機の結束手段の部分平
面図
【図7】本考案の一実施例の結束された花卉の束の正面
【図8】本考案の他の実施例の選花機の全体構成を示す
側面図
【図9】(a)本考案の他の実施例の花卉の揃え手段の
横断面図 (b)本考案の他の実施例の花卉の揃え手段の横断面図
【図10】本考案の他の実施例の花卉の結束手段の横断
面図
【図11】従来方法により結束された花卉の束の正面図
【符号の説明】
1 無端チェン(搬送路) 4 保持部材 7A,7B 選別手段 10,10’ 揃え手段 13 受部材 14 スライダ(押当手段) 15 ガイドレール(押当手段) 18 スプリング(押当手段) 21 ローラ(押当手段) 22 ガイド部材(押当手段) 23,62a 押当部材 61 シリンダ(押当手段)

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 花卉Pを保持する保持部材4を搬送する
    搬送路1と、この搬送路1に設けられて花卉Pを選別し
    選別結果により花卉Pを前記保持部材4から下方へ落下
    させる選別手段7A,7Bと、選別された花卉Pの花弁
    bの位置を揃える揃え手段10とを備え、 前記揃え手段10が、花卉Pを横たわらせて載置する受
    部材13と、この受部材13の側方に配置された押当部
    材23と、この受部材13をこの押当部材23に対して
    相対的に花卉の長手方向に移動させて花卉Pの花弁bを
    この押当部材23に押当させる押当手段14,15,1
    8,21,22とから成ることを特徴とする選花機。
  2. 【請求項2】 花卉Pを保持する保持部材4を搬送する
    搬送路1と、この搬送路1に設けられて花卉Pを選別し
    選別結果により花卉Pを前記保持部材4から下方へ落下
    させる選別手段7A,7Bと、選別された花卉Pを受部
    材13に横たわらせて花卉Pの花弁bを押当部材23に
    押当させることにより花弁bの位置を揃える揃え手段1
    0と、この揃え手段10から所定本数の花卉Pを受け取
    って貯溜する貯溜手段30と、この貯溜手段30から所
    定本数の花卉Pを受け取って結束する結束手段40とを
    備え、この結束手段40が、所定本数の花卉Pを受け取
    る受部材43と、この受部材43に横たわる花卉Pに対
    してその長手方向に相対的に移動することにより花卉P
    の茎aを複数ケ所結束する結束機46とから成ることを
    特徴とする選花機。
  3. 【請求項3】 花卉Pを横たわらせて載置する受部材1
    3と、この受部材13の側方に配置された押当部材23
    と、この受部材13をこの押当部材23に対して相対的
    に花卉の長手方向に移動させて花卉Pの花弁bをこの押
    当部材23に押当させる押当手段14,15,18,2
    1,22とから成ることを特徴とする花卉の揃え装置。
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