JPH0739080U - 可搬式自己発光型表示装置 - Google Patents
可搬式自己発光型表示装置Info
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- JPH0739080U JPH0739080U JP3838793U JP3838793U JPH0739080U JP H0739080 U JPH0739080 U JP H0739080U JP 3838793 U JP3838793 U JP 3838793U JP 3838793 U JP3838793 U JP 3838793U JP H0739080 U JPH0739080 U JP H0739080U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 容易に搬送可能であり、しかも設置場所の制
約のない可搬式自己発光型表示装置を提供する。 【構成】 面発光板20、22、24は、面発光である
ために輝度がむらなく、図形板26に近接して位置させ
ることができるため、厚み寸法が小さくなるとともに、
自立型フレーム18の第1フレーム14および第2フレ
ーム16を図3に示すように折り畳むことができるた
め、搬送が極めて容易となる。また、自立型フレーム1
8に設けられた電源装置28から供給される交流電圧が
面発光板20、22、24に供給されることにより発光
表示できるので、設置場所の制約がない。しかも、面発
光板20、22、24は、蛍光体に交流電圧が付与され
ることにより発光する所謂エレクトロルミネッセンスに
よる発光形式であるので、消費電力が小さく、従来の光
源に比較して点灯期間が大幅に長くなる。
約のない可搬式自己発光型表示装置を提供する。 【構成】 面発光板20、22、24は、面発光である
ために輝度がむらなく、図形板26に近接して位置させ
ることができるため、厚み寸法が小さくなるとともに、
自立型フレーム18の第1フレーム14および第2フレ
ーム16を図3に示すように折り畳むことができるた
め、搬送が極めて容易となる。また、自立型フレーム1
8に設けられた電源装置28から供給される交流電圧が
面発光板20、22、24に供給されることにより発光
表示できるので、設置場所の制約がない。しかも、面発
光板20、22、24は、蛍光体に交流電圧が付与され
ることにより発光する所謂エレクトロルミネッセンスに
よる発光形式であるので、消費電力が小さく、従来の光
源に比較して点灯期間が大幅に長くなる。
Description
【0001】
本考案は、移送が容易な薄型の可搬式自己発光型表示装置に関するものである 。
【0002】
特に夜間において所定の図形、たとえば文字、記号、デザイン画などを表示す るために、自己発光型表示装置が提供されている。たとえば、街路上において表 示される店名表示、交通案内表示、道路標識表示などがそれである。この種の自 己発光型表示装置は、透光性プラスチック板で表面或いは表面および裏面を構成 した箱内に蛍光灯、白熱灯を収容し、その透光性プラスチック板に表した図形な どを発光表示するようになっている。
【0003】
ところで、従来の自己発光型表示装置は、蛍光灯、白熱灯などの光源を収容す る硬質の箱から構成されており、輝度むらが発生することを防止するために光源 と箱の表示面との距離を必要とすることから箱の厚み寸法が大きくなるので、搬 送が困難であった。また、電源容量を必要とするためにコードによって電源ライ ンと接続する必要があり、屋外に設置する場所に制約があった。
【0004】 本考案は以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところ は、容易に搬送可能であり、しかも設置場所の制約のない可搬式自己発光型表示 装置を提供することにある。
【0005】
かかる目的を達成するための本考案の要旨とするところは、持ち運び可能な可 搬式自己発光型表示装置であって、(a) 自立型フレームと、(b) その自立型フレ ームに固定され、蛍光体層を挟む透明電極層および裏面電極層から交流電圧が付 与されることによりその蛍光体層から発生する蛍光を、その透明電極層を通して 放射する面発光板と、(c) 前記面発光板の前面に重ねられ、裏面からの光により 所定の図形を表示する図形板と、(d) 電池と、その電池の出力を交流電圧に変換 するインバータとを備えて前記自立型フレームに設けられ、前記面発光板にその 交流電圧を供給する電源装置とを、含むことにある。
【0006】
このようにすれば、交流電圧が電源装置から面発光板へ供給されると、図形板 の裏面に位置する面発光板が面発光するので、図形板に表示された図形が発光表 示される。
【0007】
ここで、本考案によれば、面発光板は、面発光であるために輝度むらなく、図 形板に近接して位置させることができるため、厚み寸法が小さくなるため、搬送 が極めて容易となる。また、自立型フレームに設けられた電源装置から供給され る交流電圧が面発光板に供給されることにより発光表示できるので、設置場所の 制約がない。しかも、面発光板は、蛍光体に交流電圧が付与されることにより発 光する所謂エレクトロルミネッセンスによる発光形式であるので、消費電力が小 さく、従来の光源に比較して点灯期間が大幅に長くなる。
【0008】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0009】 図1および図2は、本考案の一実施例の可搬式自己発光型表示装置10を示し ている。図において、可搬式自己発光型表示装置10は、一端部において連結金 具12により回動可能に連結された第1フレーム14および第2フレーム16か ら成る自立型フレーム18と、第1フレーム14に固定された面発光板20、2 2、24と、それら面発光板20、22、24の前面に重ねられ、裏面からの光 により所定の図形を表示する図形板26と、面発光板20、22、24に交流電 圧を供給する電源装置28とを備えている。
【0010】 上記自立型フレーム18は、第1フレーム14および第2フレーム16の間に 掛け渡されたチエーン30を備えており、所定以上の拡開が阻止されるようにな っている。図3は、第1フレーム14および第2フレーム16を略平行な状態ま で折り畳んだ状態を示している。
【0011】 上記図形板26には、道路標識或いは交通案内のための矢印を表す記号32、 文字34が面発光板20、22、24の前側に位置するように形成されており、 面発光板20、22、24に電源装置28から図示しないリード線を介して交流 電圧が供給されると、面発光板20、22、24の発光によってそれら記号32 、文字34が発光表示されるようになっている。この図形板26は、透明性であ って、上記記号32に対応した面積に局部的に着色されたり或いは着色フィルム が積層されたりして構成される。
【0012】 図4は、上記可搬式自己発光型表示装置10の構造を示すために、図1のIV− IV視断面の要部を示している。図において、第1フレーム14には、その内側に 凹溝32を形成する固定部材34と、図形板26を長手方向に案内する案内溝3 6を有する案内部材38とが設けられている。これにより、面発光板22は、凹 溝32内に嵌め入れられた状態で第1フレーム14に固定されている。また、図 形板26は、上方へ引き抜くことが可能な状態で固定されている。
【0013】 上記面発光板22は、透明樹脂板40、紫外線防止板42、発光シート44、 樹脂製スペーサ46が順次積層され、且つ外周縁部がテープ状のシール材48に よって封止されている。上記発光シート44は、図5に示すように、吸湿フィル ム48、透明電極フィルム50、蛍光体層52、絶縁層54、たとえば銅箔など の裏面電極フィルム56、吸湿フィルム58が順次積層された状態で、周縁部が 高周波などにより互いに溶着された2枚の透明樹脂フィルム60および62間で 圧着されている。上記蛍光体層52は、蛍光体粉末が有機結合剤によって所定厚 みの可撓性シート状に成形されたものである。なお、面発光板20および24も 同様に構成されている。
【0014】 図6は、前記電源装置28の回路構成を示している。図において、充電可能な 電池64からの電流はメインスイッチ66を介してインバータ回路68へ供給さ れる。インバータ回路68は、出力トランス70の一次側コイルに800Hz程度 の周波数で交互に電流を流すので、出力トランス70の二次側コイルには150 ボルト程度の電圧が誘起され、前記面発光板20、22、24の発光シート44 に供給される。また、切換スイッチ72の操作に応答して作動する点滅回路74 は、所定の周期で上記インバータ回路68の作動を繰り返し停止させ、面発光板 20、22、24の一部または全部を点滅させる。なお、図1に示すように、第 1フレーム14の全面には、上記電源装置28の蓋76がヒンジ78を介して開 閉可能に設けられており、電池64の交換作業が容易となっている。
【0015】 上記の電圧が供給された面発光板22では、発光シート44の蛍光体層52を 挟む透明電極フィルム50および裏面電極フィルム56から150ボルトの交流 電圧が付与されることにより蛍光体層52から発生する蛍光が、透明電極フィル ム50を通して放射されるようになっている。
【0016】 上述のように、本実施例の可搬式自己発光型表示装置10は、図1および図2 に示す自立状態で、たとえば街路上に配置され、メインスイッチ66が操作され る。これにより、面発光板20、22、24の蛍光体層52に透明電極フィルム 50および裏面電極フィルム56から交流電圧が付与されると、面発光板20、 22、24が全面的に発光するので、図形板26に表された記号32や文字34 が自己発光表示される。ここで、面発光板20、22、24は、面発光であるた めに輝度がむらなく、図形板26に近接して位置させることができるため、厚み 寸法が小さくなるとともに、自立型フレーム18の第1フレーム14および第2 フレーム16を図3に示すように折り畳むことができるため、搬送が極めて容易 となる。また、自立型フレーム18に設けられた電源装置28から供給される交 流電圧が面発光板20、22、24に供給されることにより発光表示できるので 、設置場所の制約がない。しかも、面発光板20、22、24は、蛍光体に交流 電圧が付与されることにより発光する所謂エレクトロルミネッセンスによる発光 形式であるので、消費電力が小さく、従来の光源に比較して点灯期間が大幅に長 くなる。
【0017】 なお、前述の可搬式自己発光型表示装置10は、一端部が連結金具12により 回動可能に連結された第1フレーム14および第2フレーム16から自立可能に 構成されていたが、電柱などの他の自立部材に固定するバンドなどが第1フレー ム14に設けられることにより、第2フレーム16が除去されてもよい。
【0018】 また、前述の実施例では、図形板26の裏側に3つの面発光板20、22、2 4が設けられていたが、1個であってもよいし、3個以上であってもよい。また 、それらの形状は矩形に限らず、円形、多角形などの他の形状であってもよい。
【0019】 また、前述の可搬式自己発光型表示装置10において、透明樹脂板40、紫外 線防止板42は必ずしも設けられなくてもよい。
【0020】 その他一々例示はしないが、本考案は当業者の知識に基づいて種々の変更、改 良を加えた態様で実施することができる。
【図1】本考案の一実施例の可搬式自己発光型表示装置
を示す正面図である。
を示す正面図である。
【図2】図1の実施例の側面図である。
【図3】図1の実施例を折り畳んだ状態を示す側面図で
ある。
ある。
【図4】図1の実施例のIV−IV視断面の要部を示す図で
ある。
ある。
【図5】図4の発光シートの構成を説明するために一部
を切り欠いた正面図である。
を切り欠いた正面図である。
【図6】図2の電源装置の回路構成を説明する図であ
る。
る。
10:可搬式自己発光型表示装置 18:自立型フレーム 20,22,24:面発光板 26:図形板 28:電源装置
Claims (1)
- 【請求項1】 持ち運び可能な可搬式自己発光型表示装
置であって、 自立型フレームと、 該自立型フレームに固定され、蛍光体層を挟む透明電極
層および裏面電極層から交流電圧が付与されることによ
り該蛍光体層から発生する蛍光を、該透明電極層を通し
て放射する面発光板と、 前記面発光板の前面に重ねられ、裏面からの光により所
定の図形を表示する図形板と、 電池と、該電池の出力を交流電圧に変換するインバータ
とを備えて前記自立型フレームに設けられ、前記面発光
板に該交流電圧を供給する電源装置と、 を含むことを特徴とする可搬式自己発光型表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3838793U JPH0739080U (ja) | 1993-07-13 | 1993-07-13 | 可搬式自己発光型表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3838793U JPH0739080U (ja) | 1993-07-13 | 1993-07-13 | 可搬式自己発光型表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0739080U true JPH0739080U (ja) | 1995-07-14 |
Family
ID=12523875
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3838793U Pending JPH0739080U (ja) | 1993-07-13 | 1993-07-13 | 可搬式自己発光型表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0739080U (ja) |
-
1993
- 1993-07-13 JP JP3838793U patent/JPH0739080U/ja active Pending
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