JPH073907Y2 - 天ぷら等の衣液かけ装置 - Google Patents

天ぷら等の衣液かけ装置

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Publication number
JPH073907Y2
JPH073907Y2 JP1993007275U JP727593U JPH073907Y2 JP H073907 Y2 JPH073907 Y2 JP H073907Y2 JP 1993007275 U JP1993007275 U JP 1993007275U JP 727593 U JP727593 U JP 727593U JP H073907 Y2 JPH073907 Y2 JP H073907Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
container
liquid
nozzle
clothing
tempura
Prior art date
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Application number
JP1993007275U
Other languages
English (en)
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JPH0658825U (ja
Inventor
盛生 上埜
Original Assignee
株式会社マンヨー食品
盛生 上埜
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Publication date
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  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
  • Frying-Pans Or Fryers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、天ぷら等の衣液かけ装
置に関するものである。
【0002】<従来の技術>天ぷらを製造するときに
は、先ず、具材に小麦粉を粉付し、小麦粉溶液に漬けて
衣付けした後にフライヤー内に投入し、具材の上部より
衣液かけ装置によって花咲き用衣液をかけている。
【0003】天ぷらの花咲き衣とは、具材を被覆した衣
の外周に形成される凹凸状の衣であり、この凹凸衣が、
丁度花が咲いたような形態であるので、花咲き衣と通称
している。天ぷらは、具材を被覆した衣はもとより、花
咲き衣もサクサクした感触や形態の見栄えにおいて重要
な要素を持っている。
【0004】<考案が解決しようとする課題>上記従来
の衣液かけ装置は、小麦粉等の衣液を収容する容体の下
面に衣液吐出用のノズルと、このノズルを開閉するシャ
ッターとを設け、フライヤーの上方からフライヤー内の
天ぷら具材に向けて衣液を垂直落下する構造である。
【0005】衣液は、当初小麦粉と水との割合で適度の
粘度の溶液に調合されているが、時間の経過に伴って粘
度が減少する。このため、従来の垂直落下方式の衣液か
け装置では、衣液のノズル通過量が多くなり、また、ノ
ズルを通る衣液に加速現象が生じて落下速度を早め、衣
液の粘度の経時変化に従って天ぷら具材に対する衣液か
け量が増大し、天ぷら衣の形状にバラツキが発生する。
【0006】本考案の目的は、上記従来の問題を改善し
た天ぷら等の衣液かけ装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本考案の要旨は、小麦粉等の衣液を収容する容体
と、この容体の前面に前方に向けて突設した衣液吐出用
のノズルと、前記容体を水平位置から前傾可能に支持す
る回転支持軸と、前記容体の後部に設けた容体前傾作動
手段とから成るものである。
【0008】上記容体内に、容体の底部の衣液のみを通
過して前記ノズル部に流動させるゲートを設け、さら
に、容体内に供給された衣液をオーバフローさせて一定
の液面を保持させる液位制限プレートとドレン穴とを設
けた構成である。
【0009】
【作用】上記の構成により、容体を傾動することにより
容体の前面のノズルから衣液を吐出落下する。従って、
衣液の粘度の経時変化に応じて容体の傾動角度を加減調
整して適量の衣液の吐出落下を可能とする。また、ゲー
トによって容体の底部の衣液のみをノズルに向けて流動
するため、漸次容体内に補給される衣液は常に補給順序
でノズルから吐出し、容体底部の衣液の停溜による経時
変化の増大及び変質を防止する。さらに、液位制限プレ
ートによって容体内に補給される衣液の液位を常に適位
一定に保持する。
【0010】
【実施例】以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1及び図2において、1は衣液が収容される容体
である。この容体1は前後方向に長い筒形状のものが適
当である。2は容体1の上面に設けられている開口部で
あり、図略の衣液補給装置から衣液が注入補給される。
【0011】前記容体1の前面にはノズル3が前方に向
けて突設されている。このノズル3は1本でも良いし、
図示のように複数本を並列したものでも良い。
【0012】前記容体1は図略の支持部材に水平位置か
ら前傾するよう回動可能に支持される。そのために、容
体1の前方の両側面に支持軸5が設けられている。
【0013】さらに、容体1の後部にはシリンダ又はカ
ム機構等の容体前傾作動手段6が設けられている。
【0014】また、容体1内には、容体1の底部の衣液
のみを通過して前記ノズル3に流動させるゲート4が設
けられている。
【0015】図3は、上記図1の構造に液位制限プレー
ト8とドレン穴9とを設けた構造であり、容体1内に供
給された衣液をオーバフローさせて一定の液面7を保持
させるようにしたものである。
【0016】図4及び図5は、上記図3の構造におい
て、ノズル3の部位にシャッター10を設けた構造であ
る。このシャッター10は容体1の前傾では開口し、水
平位置では閉止するよう容体1の傾動作動と連係して自
動開閉する。
【0017】本考案は上記の通りの構造であるから、容
体1内には衣液が容体1の水平位置において、ノズル3
の吐出口位置より下方の液面7で収容される。図1の場
合は図略の衣液補給装置により前記液面7を保持するよ
うに定量の衣液が注入補給される。また、図3及び図4
の構造では、容体1内に注入補給された衣液は定量の液
面7以上では液位制限プレート8よりオーバフローして
ドレン穴9からタンクに戻され、常に前記定量の液面7
を保持する。
【0018】天ぷらの具材に衣かけするときには、容体
前傾作動手段6を作動して容体1の後部を上昇する。こ
れにより、容体1は支持軸5を支点にして前傾し、ノズ
ル3から衣液が吐出落下して天ぷらの具材にかけられ、
花咲き衣ができる。
【0019】ノズル3から吐出する衣液の量は前記容体
1の傾動角度によってが変化する。従って、天ぷらの具
材の大きさや容体1内の衣液の粘度によって容体1の傾
動角度を加減調整することにより所要の衣液量を吐出さ
せることができる。
【0020】また、容体1には図略の衣液補給装置によ
り新規の衣液が補給されるが、ノズル3にはゲート4に
よって常に容体1に収容されている底部の衣液が流動
し、補給順序で衣かけすることができ、衣液の停溜によ
る経時変質を防止する。
【0021】
【考案の効果】以上のように本考案によると、衣液を収
容した容体の前面に衣液吐出用のノズルを前方に向けて
突設し、前記容体を水平位置から前傾してノズルから衣
液を天ぷら具材に向けてと吐出落下させるようにした構
成であるから、天ぷら具材の大きさや容体内の衣液の粘
度に応じて容体の傾動角度の加減で適量の衣液の吐出を
調整することができ、形態の揃った衣の天ぷらを製造す
ることができる利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案装置の要部断面側面図
【図2】図1の前面図
【図3】本考案装置の要部断面側面図
【図4】本考案装置の要部断面側面図
【図5】図4の装置の前傾状態図
【符号の説明】
1 容体 2 開口部 3 ノズル 4 ゲート 5 支持軸 6 容体前傾作動手段 7 液面 8 液位制限プレート 9 ドレン穴 10 シャッター

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 小麦粉等の衣液を収容する容体と、この
    容体の前面に前方に向けて突設した衣液吐出用のノズル
    と、前記容体を水平位置から前傾可能に支持する回転支
    持軸と、前記容体の後部に設けた容体前傾作動手段とか
    ら成る天ぷら等の衣液かけ装置。
  2. 【請求項2】 小麦粉等の衣液を収容する容体と、この
    容体の前面に前方に向けて突設した衣液吐出用のノズル
    と、前記容体内に設けられ、容体の底部の衣液のみを通
    過して前記ノズル部に流動させるゲートと、前記容体を
    水平位置から前傾可能に支持する回転支持軸と、前記容
    体の後部に設けた容体前傾作動手段とから成る天ぷら等
    の衣液かけ装置。
  3. 【請求項3】 小麦粉等の衣液を収容する容体と、この
    容体の前面に前方に向けて突設した衣液吐出用のノズル
    と、前記容体内に設けられ、容体の底部の衣液のみを通
    過して前記ノズル部に流動させるゲートと、容体内に供
    給された衣液をオーバフローさせて一定の液面を保持さ
    せる液位制限プレート及びドレン穴と、前記容体を水平
    位置から前傾可能に支持する回転支持軸と、前記容体の
    後部に設けた容体前傾作動手段とから成る天ぷら等の衣
    液かけ装置。
JP1993007275U 1993-02-03 1993-02-03 天ぷら等の衣液かけ装置 Expired - Lifetime JPH073907Y2 (ja)

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JPH0658825U JPH0658825U (ja) 1994-08-16
JPH073907Y2 true JPH073907Y2 (ja) 1995-02-01

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