JPS6014646Y2 - 菓子生地の定量供給装置 - Google Patents

菓子生地の定量供給装置

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JPS6014646Y2
JPS6014646Y2 JP10130379U JP10130379U JPS6014646Y2 JP S6014646 Y2 JPS6014646 Y2 JP S6014646Y2 JP 10130379 U JP10130379 U JP 10130379U JP 10130379 U JP10130379 U JP 10130379U JP S6014646 Y2 JPS6014646 Y2 JP S6014646Y2
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Japan
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fluid
tank
food dough
hopper
packet
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JP10130379U
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JPS5624607U (ja
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文彦 増田
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は菓子生地の定量供給装置に係り、詳しくは菓子
生地の如く粘性の大きいものであっても、一定量づつ連
続かつ円滑に供給できる装置に係る。
なお、以下で、菓子生地のことを流動物と示していると
ころもあるが、この流動物は菓子生地を示す。
一般に、定量の流動物の連続的な供給は、流動物充顛槽
の底部に排出孔を設け、この排出孔から単位時間に流下
する流動物の流量をもとにして、上記排出孔を所定時間
だけ断続的に開いて槽内の流動物を供給することによっ
て行なっていた。
すなわち、例えば菓子生地は小麦粉、砂糖、卵等に水を
加えて混練した流動物であるが、この菓子生地を焼成す
る場合は、一定量の菓子生地を連続的に焼成装置に供給
する必要があるが、このよに所定量の菓子生地を供給す
るときは、菓子生地を充填したホッパの底部の排出孔に
弁を設け、この弁を所定時間だけ断続的に開いて所定量
の菓子生地を次々と供給している。
しかしながら、第1に上記のような従来の定量流動物の
連続供給装置においては、単位時間当りの流下量は充填
槽内の流動物の充填量、換言すれば流動物が排出孔に及
ぼす圧力によって異なってくる。
このため、充填槽内の流動物が槽外に流下するにつれて
、槽内の流動物のレベルが下降上、レベルが下降すると
、充填槽の排出孔における流動物の圧力が低下するため
、単位時間当りの流下量も少なくなって、定量の供給が
不可能になる。
したがって、上記装置によって定量物を供給するために
は、充填槽内の流動物の量を常に一定にしておかなけれ
ばならない。
第2に、菓子生地のように小麦粉、砂糖の粉体に水、卵
等を加えて混練した流動物は、どの部分も等粘度である
必要がある。
部分的に混練ムラが生じたり、一部に砂糖、小麦粉等の
成分比が異なってくると、その部分の粘度は他と相違す
るため、充填槽の排出孔を通過する流動物の単位時間当
りの通過量も異なり、所定量の供給はできなくなってし
まう。
さらに、充填槽の弁の開閉時間を正確にしなければ、定
量を供給することができない。
このため、必然的に構成部品の精度を上げなければなら
ず、コストも高くなる。
第3に、このように弁の開閉時間によって定量を決める
場合は、この定量を他の所定量に変えることが非常に難
しい。
とくに、一定時間当りの流動物通過量が端数を伴なう数
字で表わされるときは、同一装置で所定量を正確に変え
ることは、はとんど不可能である。
本考案は上記欠点を解決し、特に、充顛槽内の流動物の
増減、流動物の粘度の変化等にかかわりなく、正確に所
定量の流動物を連続的に供給でき、しかも、この所定量
を容易に可変できる流動物の供給装置を提案することを
目的とする。
以下、図面によって本考案の実施態様について説明する なお、第1図は本考案に係る供給装置の一例を一部断面
で示した側面図である。
まず、第1図において符号1は定量槽を示す。
この定量槽1は定量の流動物2を入れる槽で、上部には
過剰量の流動物の流出口3を設ける。
槽1内の流動物は常に水平に保たれるので、最初に定め
た所定量の流動物を槽1内に入れ、このとき流動物のレ
ベルが流出口3下端の流出レベル3aと一致するように
、流出口3の位置を定めておけば、槽1に所定量以上の
流動物2を供給すると、過剰分は流出口3から溢れて流
出し、流動物2は水平状態で安定する。
したがって、この槽1は常に所定量の流動物2で満され
ることになる。
なお、流出口3は通常の場合、第1図に示すように、槽
1の少なくとも一部を切欠いて構成すれば十分であるが
、このような流出口3を設けるのは、後述のように、主
に定量を変えるためと過剰流動物の流出を導くためであ
るから、このような必要がないときは、特に流出口を設
けなくともよい。
この場合、流出口の下端レベルは槽1の上端縁部という
ことになる。
次に、槽1の下部に槽1内の定量流動物2を排出する排
出口4を設け、この排出口4には開閉弁5を取りつける
弁5は、定量槽1に流動物2かたまる間は排出口4を閉
塞し、槽1に定量の流動物2かたまったとき、排出口4
を開いて流動物2を供給する。
なお、排出口4の取りつけ位置は槽1底部に限定されな
い。
例えば、流動物2中の上澄み液のみを欲する場合や、沈
澱物が不要な場合は、排出口4を槽1の中部に取りつけ
ることができる。
したがって、排出口4の位置を排出レベル4aとすると
、定量槽1の排出レベルと流出レベルとの間に、所定量
の流動物2が充填されることになる。
そこで、この量を変え、別の量を所定量として定めると
きは、流出レベル及びまたは排出レベルを変え、2つの
レベルを相対的に調節して両レベルの間に新しい所定量
が充填されるように構成すればよい。
すなわち、流出レベル3aを変えるときは、例えば、第
2図のように流出口3の側端に溝を設け、この溝内に小
幅の仕切り板6を嵌め入れてレベル調節をする構成とす
ることもできるし、また、このような仕切り板を昇降す
る構成とすることもてかきる。
同様に、排出レベル4aの調整も排出口4の位置を変え
ることができるように構成すればよい。
次に、定量槽1へ流動物2を供給する供給手段7を槽1
の近傍に設ける。
このような供給手段は第1図に示すよう構成する。
すなわち、同図において、8はホッパであり、ホッパ8
内には常に流動物2を充填しておく。
ホッパ8内の流動物2はホッパ8の上方Aに回動中心を
有する。
汲上げパケット7によって汲みあげられ、槽1に供給さ
れる。
つまり、ホッパ8の底部のパケット7は回動手段(図示
せず)によって回動され、流動物2を汲み上げ、流出口
3の近くでパケット7は矢印方向に回転しくこの状態の
パケットを7aとして示す)、内部の流動物2を槽1内
に注ぐ(この状態のパケットを7bとして示す)。
このようにして槽1内に流動物2が貯まっていき、過剰
分は流出口3から溢れて流出する。
この場合、流出した過剰分が再びホッパ8内に戻るよう
に、ホッパ8と槽1とを一体的に構成するか、あるいは
槽1の下にホッパ8の一部が位置するように構成するの
が好ましい。
なお、パケット7の回転手段はどのように構成してもよ
く、例えば、パケット7をアーム9の端部に枢支すると
ともに、槽1の流出口3付近に突起10を突設し、突起
10にパケット7の先端があたってこの当接部分が停止
するにも拘わらず、アーム9は回動するため当接部分を
中心にパケット7が回転する構成とすることができる。
なおまた、パケット7の数は複数個でもよく、アーム9
は360度回連回転も、あるいは第1図のように一定の
角度内を往復する構成としてもよい。
次に、定量槽1から定量の流動物2を供給するためには
、流動物2の供給手段7の作動と槽1の排出口4の弁5
の開閉作動との関係は次のように設定する。
すなわち、槽1内の流動物2が流出レベル3aを超えた
ら、流動物2の供給手段7を停止するとともに、弁5を
開いて流動物2を供給し、流動物2が排出されたら弁5
を閉じ、上記供給手段7の作動を再開する。
ただし、流動物2が流出レベルを超えると過剰流動物は
流出するが、このように過剰流動物が流出するまでに、
わずかながら時間がかかるので、供給手段7の作動停止
と弁5の開弁との間には、わずかな時間的余裕を設ける
方が好ましい。
なお、これら供給手段7と弁5の作動のタイミングは定
量の流動物が排出口から排出されるまでの時間、供給手
段の流動物供給能力等から容易に割し出すことができる
本考案の流動物供給装置は、以上のような構成であるの
で、上記装置下のコンベア11上に連続的に定量の流動
物2を送るためには、まず槽1の排出口4を閉塞し、パ
ケット7によりホッパ8内の流動物2を汲み上けて槽1
内に供給する。
流動物2が流出レベル3aを超えると、パケット7の作
動は停止し、過剰分の流動物2は流出口3から流出して
、ホッパ8内に戻り、槽1内には所定量の流動物2が充
填される。
次に、弁5によって排出口4を開いて流動物2を排出し
、コンベア11上に供給する。
その後再び、弁5によって排出口4を閉塞するとともに
パケット7を作動して流動物2を槽1に供給し、所定量
がたまったところで排出口4を開き、次の所定量の流動
物2を供給する。
同様にして、コンベア11上に連続的に流動物2を供給
することができる。
以上詳しく述べたように、本考案装置にょれ;ば、ホッ
パ内の流動物を一旦別槽に移して、この槽に所定量分だ
け残し、該槽内に残った所定量の流動物をコンベア等の
所要の流動物受は手段に供給するものである。
したがって、ホッパ内の流動物の増減、粘度、混線状態
等にかかわらず、常にこ正確に所定量の流動物を供給で
きる。
また、本考案装置は流動物を定量槽に供給する供給手段
は、アームの一端でパケットを回転自在に支承し、この
パケットを突起にあてて反転するよう、構成される。
このため、菓子生地の如く粘性が大きくとも、パケット
によって菓子生地は円滑に汲み上げることができる。
パケット反転によって菓子生地は円滑に供給できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る装置を一部断面で示した側面図で
あり、第2図は定量槽の流出口の流出レベルを変える場
合の一例を示す斜視図である。 符号、1・・・・・・定量槽、2・・・・・・流動物、
3・・・・・・流出口、4・・・・・・排出口、5・・
・・・・弁、6・・・・・・仕切板、7・・・・・・流
動物の供給手段、8・・・・・・ホッパ、9・・・・・
・アーム、10・・・・・・突起、11・・曲コンベア

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下部に開口部を有し一定量の食品生地が収納される定
    量槽と、この定量槽内に食品生地を供給する供給手段と
    、この供給される流動物を充填貯蔵するホッパとを具え
    、食品生地の前記定量槽内への供給時には前記定量槽の
    下部開口部を閉鎖し、食品生地の前記定量槽内への供給
    停止時には前記定量槽の下部開口部を開放して食品生地
    を一定量つつ供給する食品生地の連続供給装置において
    、前記定量槽の一部に食品生地を前記ホッパ側に溢流す
    る流出口を設け、この流出口の下端レベルが上下動自在
    に構成し、更に、前記供給手段には、前記ホッパ内の食
    品生地を汲み上げるパケットと、このパケットを一端で
    回転自在に支承し他端を中心として回動するアームを設
    けると共に、前記ホッパに突起を設け、前記アームの回
    転時に前記パケットをこの突起に当てて反転するよう、
    構成して成ることを特徴とする食品生地の定量供給装置
JP10130379U 1979-07-24 1979-07-24 菓子生地の定量供給装置 Expired JPS6014646Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10130379U JPS6014646Y2 (ja) 1979-07-24 1979-07-24 菓子生地の定量供給装置

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JP10130379U JPS6014646Y2 (ja) 1979-07-24 1979-07-24 菓子生地の定量供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5624607U JPS5624607U (ja) 1981-03-06
JPS6014646Y2 true JPS6014646Y2 (ja) 1985-05-10

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JP10130379U Expired JPS6014646Y2 (ja) 1979-07-24 1979-07-24 菓子生地の定量供給装置

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