JPH0738997U - 電波時計のアンテナ構造 - Google Patents
電波時計のアンテナ構造Info
- Publication number
- JPH0738997U JPH0738997U JP6940393U JP6940393U JPH0738997U JP H0738997 U JPH0738997 U JP H0738997U JP 6940393 U JP6940393 U JP 6940393U JP 6940393 U JP6940393 U JP 6940393U JP H0738997 U JPH0738997 U JP H0738997U
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- Japan
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- antenna
- timepiece
- unit
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- upper member
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は、電波時計の薄型化を図り、かつバ
ーアンテナを有するユニットの防水性を得ようとするも
のである。 【構成】 受信回路、時刻表示部等が内部に配設された
時計部13の外側に、バーアンテナ1が配設されたアン
テナユニット12を固定した構造であり、上部材2と下
部材3とよりなるアンテナユニット12は、内部が水密
になるよう防水パッキンを介して溶着固定されている。 【効果】 バーアンテナを時計部外側に配設する事によ
り、腕時計の厚さを薄くする事が可能になり、かつアン
テナユニット内部を水密にする事により、腕時計として
の外観の美しさ、防水性等の機能が充分満足できるもの
となった。
ーアンテナを有するユニットの防水性を得ようとするも
のである。 【構成】 受信回路、時刻表示部等が内部に配設された
時計部13の外側に、バーアンテナ1が配設されたアン
テナユニット12を固定した構造であり、上部材2と下
部材3とよりなるアンテナユニット12は、内部が水密
になるよう防水パッキンを介して溶着固定されている。 【効果】 バーアンテナを時計部外側に配設する事によ
り、腕時計の厚さを薄くする事が可能になり、かつアン
テナユニット内部を水密にする事により、腕時計として
の外観の美しさ、防水性等の機能が充分満足できるもの
となった。
Description
【0001】
本考案は電波を受信するバーアンテナを有する電波時計のアンテナ構造に関す るものである。
【0002】
従来電波を受信するアンテナを有する腕時計においては、特開平5−2239 59号に開示されたものがあり、構造を図3の3時−9時方向で切断した要部断 面図、図4の6時−12時方向で切断した要部断面図に示す。
【0003】 胴28の上面に非導電性材料からなるベゼル27が樹脂製のパッキンを介して 固定されている。前記ベゼル27には、裏面にバーアンテナ21を配設するため の凹部26を有するカバーガラス22が樹脂製のパッキンを介して固定されてい る。電波を受信するための前記バーアンテナ21は、前記カバーガラス22の凹 部26と文字板23との間に配設され、該文字板23に明けられた穴24を通し てモジュール25に接続されている。
【0004】
前記従来の時計構造はバーアンテナ21を胴28内部に納めた点に於いて優れ ているが、反面アンテナの径が充分な受信能力を確保する観点から、3〜5m/ mは必要であり、通常の腕時計の総厚に対して約60〜70%位を占める。この ため、どうしても腕時計の厚さが厚くなり外観上問題である。又、文字板23の 中央にバーアンテナ21が配設されているため時刻表示部が狭くなり針等が見え にくい。本考案の目的は上記問題点を解決するため、アンテナを時計部の外側に 配設し、アンテナ収納部に防水性を持たせることにより、腕時計として必要な外 観の美しさ及び薄型化と防水性を保持する電波時計のアンテナ構造を提供するこ とにある。
【0005】
本考案の構成は、電波を受信するためのアンテナが配設された電波時計のアン テナ構造に於いて、電波時計は、受信回路、時刻表示部等が内部に配設された時 計部と、該時計部の外側に固定され、アンテナが水密に内部に配設されたアンテ ナ部が該時計部の外側に固定され、前記時計部と接続される端子を外部に有する アンテナユニットより構成されており、前記アンテナユニットは、上部材と下部 材により構成されており、前記上部材と下部材の接合面は、防水パッキンを介し て溶着固定されていることを特徴とする。
【0006】
以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。図1は3時−9時方向で切 断した電波時計の要部断面図、図2は上部材と下部材の固定構造拡大断面図であ る。
【0007】 電波時計は、受信回路、時刻表示部等が内部に配設された時計部13と、バー アンテナ1が水密に内部に配設され、前記時計部13と接続されるアンテナ端子 5を外部に有するアンテナユニット12とより構成されている。前記時計部13 は側面に前記アンテナユニット12を固定するネジ穴と、前記アンテナ端子5を 前記時計部13の内部に接続するための貫通穴がそれぞれ形成されている。
【0008】 アンテナユニット12は、上部材2と下部材3とで構成されている。上部材2 は、側面の略中央部に円筒状で外周面に防水パッキンが配設される周状溝が形成 された上部材凸部9と側面の上方に貫通穴と下面側にバーアンテナ1を配設する ための固定凹部がそれぞれ形成されている。固定凹部の内部外周には、溶着用の 段部とパッキンが配設される段部とが形成されている。前記固定凹部にパッキン を介して水密に封止するための下部材3は、上面の全周に溶着のためのエッジ部 が形成されている。
【0009】 次に、アンテナユニット12の組立方の説明をする。上部材2の固定凹部内に バーアンテナ1を配設した後、段部にパッキンを配設する。次に、上部材2の固 定凹部面を覆うように下部材3を配設し、エッジ部を上部材2の段部に水密に溶 着固定する。
【0010】 次に、時計部13とアンテナユニット12との取り付けついて説明する。アン テナユニット12の上部材凸部9の周状溝に防水パッキンを装着した後、前記上 部材凸部9を時計部13の貫通穴に挿入する。アンテナユニット12の貫通穴と 時計部13のネジ穴を連通させた後、止めネジ8を前記ネジ穴に螺合させ、アン テナユニット12を時計部13に固定する。
【0011】 次に、アンテナ端子5と前記時計部13内部のモジュール6の接続について説 明する。前記アンテナユニット12内部に納められたバーアンテナ1からアンテ ナ端子5が出ており、前記アンテナユニット12を時計部13に取り付けること により前記時計部13内に配設されたモジュール6の受信回路にアンテナ端子5 を接続する。前記モジュール6にはアンテナ端子接続部が設けられており、アン テナ端子5の先端をネジ止めにて固定する。
【0012】 尚、本考案の実施例に於いて、構造を簡単にするため、前記時計部13の胴4 の上部材凸部9が挿入される穴にパイプを設けなかったが、前記穴にパイプを配 設し、前記上部材凸部9を挿入できるようにしても良いことは言う迄もない。ま た、前記アンテナユニット12の時計部13への固定は止めネジ8にて行ったが 、ネジを使用せず接着、圧入等で行うことも可能である。前記アンテナユニット 12の上部材2と下部材3の固定も、ネジ止め、スナップ喰付あるいは接着等で 行うことも可能である。また、アンテナユニット12の上面あるいは側面に印刷 、塗装、凹凸等を設けることにより、デザインバリエーションの拡大を図ること もできる。また7は、モジュール6に固定された文字板、11はガラスである。
【0013】
上記の如く本考案によれば、電波を受信するバーアンテナがアンテナユニット 内に水密に配設されていると共に、前記アンテナユニットが時計部の外側に取り 付けられているので、腕時計の側面の厚さを薄くする事が可能となると同時に、 腕時計として必要な外観の美しさ、アンテナユニットの防水性等保持も可能とな る。また、アンテナを大きくできることから、電波受信性能が上げられ、電波時 計の実用性が著しく拡大できることとなった。
【図1】本考案の実施例で3時−9時方向で切断した電
波時計の要部断面図である。
波時計の要部断面図である。
【図2】本考案の実施例で上部材、下部材固定部の拡大
要部断面図である。
要部断面図である。
【図3】従来例で3時−9時方向で断面にした電波時計
の要部断面図である。
の要部断面図である。
【図4】従来例で6時−12時方向で断面にした電波時
計の要部断面図である。
計の要部断面図である。
1 バーアンテナ 2 上部材 3 下部材 4 胴 5 アンテナ端子 6 モジュール 7 文字板 8 止めネジ 9 上部材凸部 10 溶着固定部 11 ガラス 12 アンテナユニット 13 時計部
Claims (1)
- 【請求項1】 時計に電波を受信するためのアンテナが
配設された電波時計のアンテナ構造に於いて、電波時計
は、受信回路、時刻表示部等が内部に配設された時計部
と、該時計部の外側に固定され、アンテナが水密に内部
に配設され前記時計部と接続される端子を外部に有する
アンテナユニットより構成されており、前記アンテナユ
ニットは、上部材と下部材より構成されており、前記上
部材と下部材の接合面は、防水パッキンを介して溶着固
定されていることを特徴とする電波時計のアンテナ構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6940393U JP2593773Y2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 電波時計のアンテナ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6940393U JP2593773Y2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 電波時計のアンテナ構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0738997U true JPH0738997U (ja) | 1995-07-14 |
JP2593773Y2 JP2593773Y2 (ja) | 1999-04-12 |
Family
ID=13401610
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6940393U Expired - Lifetime JP2593773Y2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 電波時計のアンテナ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2593773Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-12-24 JP JP6940393U patent/JP2593773Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2593773Y2 (ja) | 1999-04-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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