JPH0738937A - ディジタル無線電話装置 - Google Patents

ディジタル無線電話装置

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JPH0738937A
JPH0738937A JP5157400A JP15740093A JPH0738937A JP H0738937 A JPH0738937 A JP H0738937A JP 5157400 A JP5157400 A JP 5157400A JP 15740093 A JP15740093 A JP 15740093A JP H0738937 A JPH0738937 A JP H0738937A
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JP
Japan
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base station
interface
unit
control unit
electric field
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Application number
JP5157400A
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English (en)
Inventor
Yasutoshi Harada
泰利 原田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディジタル無線電話装置において、サービス
エリアの利用効率向上と消費電力を低減すること。 【構成】 局との通信を行う局線インタフェース2、有
線電話機との通信を行う内線インタフェース3、無線電
話基地局との通信を行う基地局インタフェース、局線あ
るいは有線電話機,無線電話機相互の交換を呼制御部の
制御により行う通話路スイッチ5を有するディジタル無
線電話装置において、低使用頻度時に弱電界基地局イン
タフェースA7への供給電流を切断可能にするスイッチ
8を搭載した構成、さらに無線電話機基地局への受信電
界強度を計測可能な構成とし、電流制御有無の弱電界基
地局および強電界基地局をサービスエリアの中心部に併
設し、電流切断時にエリア交換できる動的エリアにて通
信範囲を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サービスエリアの利用
効率向上と、使用頻度低下時の弱電界基地局への電流供
給を停止することにより消費電力の低減が可能なディジ
タル無線電話装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来例のディジタル無線電話装置
本体のブロック図、図8は従来のディジタル無線電話装
置の基地局および子機のブロック図、図9は従来の無線
エリア構成例を示す図である。図7において、71は無線
電話装置本体、72は局線インタフェース、73は内線イン
タフェース、74は呼制御部、75は通話路スイッチ、76は
基地局電流供給部、77は基地局インタフェース、78,7
9,80は基地局、81,82,83は基地局アンテナである。
図8において、84は基地局、85は本体インタフェース
部、86は基地局制御部、87は基地局無線送受信部、88は
基地局アンテナ、89は子機アンテナ、90は子機、91は子
機の無線送受信部、92は子機制御部、93は音声送受話部
である。
【0003】以上のように構成されたディジタル無線電
話装置について、以下その動作を説明する。呼制御部74
は、局線インタフェース72,内線インタフェース73,基
地局インタフェース77の状態を監視しながら、局線イン
タフェース72,内線インタフェース73,基地局インタフ
ェース77の制御を行う。前記局線インタフェース72は前
記呼制御部74の制御により局と通信しながら通話路スイ
ッチ75への音声データの送信および前記通話路スイッチ
75からの音声データの受信を行う。同様に、内線インタ
フェース73は、前記呼制御部74の制御により有線電話機
と通信しながら前記通話路スイッチ75への音声データの
送信および前記通話路スイッチ75からの音声データの受
信を行う。基地局インタフェース77は、基地局電流供給
部76から常時、電流を供給されながら前記呼制御部74の
制御により、基地局78ないし80と通信しながら通話路ス
イッチ75への音声データの送信および前記通話路スイッ
チ75からの音声データの受信を行う。
【0004】前記基地局78ないし80および子機について
説明する。基地局84内部の本体インタフェース部85は、
ディジタル無線電話装置本体71と通信を行い、音声デー
タと制御データとを分離および結合する。制御データ
は、基地局制御部86と交換され、前記基地局制御部86は
さらに無線送受信部87と制御データの交換を行う。音声
データは基地局制御部86の制御により、本体インタフェ
ース部85と無線送受信部87間で交換される。前記無線送
受信部87では、音声データと制御データが分離および結
合され、無線の変復調が行われる。無線データは基地局
アンテナ88と子機アンテナ89間にて通信される。子機90
内部にある子機の無線送受信部91は、音声データと制御
データとを分離および結合を行う。制御データは子機制
御部92と交換され、前記子機制御部92は、さらに音声送
受話部93の制御を行う。音声データは子機制御部92の制
御により、子機の無線送受信部91と音声送受話部93間で
交換される。前記音声粗受話部93では、音声信号の復調
および符号化が行われる。
【0005】図9は無線エリアをモデル化して図示して
いる。複数の基地局78ないし80は六角形中心の円で示す
ように、蜂の巣状に等間隔にて配置される。各基地局の
エリアは六角形で示すように一定の広がりを持つ。子機
はこのエリア内を自由に移動できる。また、異なるエリ
アに移動する場合でも、子機を登録している基地局を変
更することにより継続して通信が行える。このように、
子機はディジタル無線電話装置のエリア内であれば、基
地局の位置に関係なく本体と通信が行える。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方法では、等間隔に小刻みに設置した全基地局を、
夜間等、使用頻度の少ない場合でも可動状態にしておく
必要があり、電力の節約ができない、という問題を有し
ていた。
【0007】本発明は上記従来の問題を解決するもので
あり、サービスエリアの利用効率向上と消費電力を低減
するディジタル無線電話装置を提供することを目的とす
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、複数の基地局との通信を呼制御部の制御に
より行う第1の基地局インタフェースと、複数の基地局
との通信を呼制御部の制御により行う第2の基地局イン
タフェースおよび呼制御部の制御により局と通信を行う
局線インタフェース、呼制御部の制御により有線電話機
と通信を行う内線インタフェース、前記局線インタフェ
ースおよび内線インタフェース、第1の基地局インタフ
ェース、第2の基地局インタフェース相互の交換を呼制
御部の制御により行う通話路スイッチ、前記第1の基地
局インタフェースおよび第2の基地局インタフェースへ
電流を供給する基地局電流供給部、前記第1の基地局イ
ンタフェースへの基地局電流供給部からの電流供給ライ
ンに呼制御部により制御されるスイッチを有し、前記
第1の基地局インタフェースに接続された弱電界基地局
と、前記第2の基地局インタフェースに接続された強電
界基地局とを、サービスエリアの中心部に併設し、基地
局の電界強度計測部の情報により近距離だと判断される
話者を第1の基地局インタフェースに、遠距離だと判断
される話者を第2のインタフェースに配置する構成とし
たものである。また、第2の基地局インタフェースに
接続された基地局の基地局制御部が、データ通信を行う
無線送信部の送信指向性を制御できるような送信指向性
制御部を搭載し、第1の基地局インタフェースに接続さ
れた基地局と、前記第2の基地局インタフェース接続さ
れた基地局とをサービスエリア中心に交互に配置する構
成としたものである。
【0009】
【作用】本発明は上記した構成により、課題を解決する
ための手段により、サービスエリアの利用効率を向上
することができ、また前記呼制御部の判断にて使用頻度
が一定量以下になったとき、第1の基地局インタフェー
スの弱電界基地局からの話者を第2の基地局インタフェ
ースからの強電界基地局に再編成した後、前記スイッチ
を開放することにより、サービスエリアの増減なく前記
第1の基地局インタフェースへの電流供給を停止するこ
とができる。また、上記解決するための手段の呼制御
部の判断にて使用頻度が一定量以下になったとき、第1
の基地局インタフェースの基地局からの話者を第2の基
地局インタフェースからの基地局に再編成し、第2の基
地局インタフェースに接続された基地局の送信指向性を
拡大させた後、前記スイッチを開放することにより、サ
ービスエリアの増減なく前記第1の基地局インタフェー
スへの電流供給を停止することができる。
【0010】
【実施例】図1は本発明の一実施例におけるディジタル
無線電話装置本体のブロック図、図2は本体第1の実施
例における無線エリアの構成を示すものである。図1に
おいて、1は無線電話装置本体、2は局線インタフェー
ス、3は内線インタフェース、4は呼制御部、5は通話
路スイッチ、6は基地局電流供給部、7,9は基地局イ
ンタフェースA,B、8はスイッチ、10,11,12は弱電
界基地局A1,A2,An、13,14,15は強電界基地局
1,B2,Bn、16,17,18は基地局アンテナである。
図3において、22は基地局、19,20,21は本体インタフ
ェース部、24は基地局制御部、25は電界強度計測部、26
は基地局の無線送受信部、27は基地局アンテナ、28は子
機アンテナ、29は子機、30は子機の無線送受信部、31は
子機制御部、32は音声送受話部である。
【0011】以上のように構成されたディジタル無線電
話装置の動作について、以下に説明する。
【0012】呼制御部4は、局線インタフェース2,内
線インタフェース3,第1の基地局インタフェースA
7,第2の基地局インタフェースB9の状態を監視しな
がら、局線インタフェース2,内線インタフェース3,
基地局インタフェースA7,第2の基地局インタフェー
スB9の制御を行う。前記局線インタフェース2は、前
記呼制御部4の制御により、局と通信しながら通話路ス
イッチ5への音声データの送信および前記通話路スイッ
チ5からの音声データの受信を行う。同様に、内線イン
タフェース3は、前記呼制御部4の制御により有線電話
機と通信しながら前記通話路スイッチ5への音声データ
の送信および前記通話路スイッチ5からの音声データの
受信を行う。
【0013】第1の基地局インタフェースA7は、基地
局電流供給部6からの電流を呼制御部4の制御にて動作
するスイッチ8にて開閉され、稼働あるいは停止する。
前記呼制御部4はエリア内の最大使用チャネル数が一定
時間45%以下になったとき、第1の基地局インタフェー
スA7を停止するようスイッチ8を操作する。第1の基
地局インタフェースA7が停止時、第2の基地局インタ
フェースB9の最大使用チャネル数が前記呼制御部4は
エリア内の最大使用チャネル数が一定時間90%以上にな
ったとき、第1の基地局インタフェースA7を稼働する
よう、スイッチ8を操作する。第1の基地局インタフェ
ースA7が停止すると、電力の消費は0となる。稼働
時、第1の基地局インタフェースA7は、前記呼制御部
4の制御により弱電界基地局10ないし12と通信しなが
ら、通話路スイッチ5への音声データの送信および前記
通話路スイッチ5からの音声データの受信を行う。
【0014】第2の基地局インタフェースB9は基地局
電流供給部6から常時、電流を供給されながら、前記呼
制御部4の制御により、強電界基地局13ないし15と通信
しながら通話路スイッチ5への音声データの送信および
前記通話路スイッチ5からの音声データの受信を行う。
【0015】第2の基地局インタフェースB9に接続さ
れる強電界基地局13ないし15および子機について説明す
る。基地局22の内部の本体インタフェース部23は、ディ
ジタル無線電話装置本体1と通信を行い、音声データと
制御データとを分離および結合する。制御データは基地
局制御部24と交換され、前記基地局制御部24は、さらに
無線送受信部26と制御データの交換を行う。また電界強
度計測部25は、無線送受信部26の受信波電界強度より基
地局から子機までの距離を算出し、基地局制御部24へ通
知する。音声データは基地局制御部24の制御により、本
体インタフェース部23と無線送受信部26間で交換され
る。前記無線送受信部26では、音声データと制御データ
が分離および結合され、無線の変復調が行われる。無線
データは基地局アンテナ27と子機アンテナ28間にて通信
される。子機29の内部にある無線送受信部30は、音声デ
ータと制御データとを分離および結合を行う。制御デー
タは、子機制御部31と交換され、前記子機制御部31はさ
らに音声送受話部32の制御を行う。音声データは子機制
御部31の制御により、無線送受信部30と音声受話部32ま
で交換される。前記音声受話部32では、音声信号の復調
および符号化が行われる。
【0016】図2は本発明の第1の実施例の無線エリア
をモデル化して図示している。図2(A)は通常動作時の
エリア構成であり、弱電界基地局10ないし12と強電界基
地局13ないし15とは二重丸で示すように、エリア中心部
に併設して配置される。弱電界基地局10ないし12のエリ
アは破線6角形、強電界基地局13ないし15のエリアは実
線六角形で示すように、一定の広がりを持つ。破線六角
形の近距離子機は、弱電界基地局に配置され、実線六角
形と破線6角形間の遠距離子機は、強電界基地局に配置
される。子機は、このエリア内を自由に移動できる。ま
た、異なるエリアに移動する場合でも、子機を登録して
いる基地局を変更することにより継続して通信が行え
る。実線六角形および破線6角形エリア内の使用頻度が
低下し、ともに最大使用チャネル数が一定時間45%以下
になると、前記呼制御部4は基地局制御部24および子機
制御部31へエリア構成を変更するよう指示する。図2
(B)に示すように、弱電界基地局に配置された子機を強
電界基地局へ再編成すると、呼制御部4は、スイッチ8
を開放し基地局インタフェースA7に接続される弱電界
基地局10ないし12の動作を停止する。強電界基地局13な
いし15のみで運用を開始するが、サービスエリアの変動
はない。このように、子機はディジタル無線電話装置の
エリア内であれば、基地局の位置に関係なく本体と通信
が行え、基地局周辺の子機は基地局2台分の収容が可能
になる。また、使用頻度低下時の基地局稼働数を低減で
きるため、低消費電力化が可能である。
【0017】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図4は本発明の実施例におけるディジタル無線電
話装置本体のブロック図であり、図5は本発明の第2の
実施例における無線エリア構成例を示す図である。図4
において、ディジタル無線電話装置本体1の内部ブロッ
クである局線インタフェース2ないし基地局インタフェ
ースB9は、第1の実施例と同一であるので説明は省略
する。40,41,42,43,44,45は基地局、46,47,48,
49,50,51は指向性の基地局アンテナである。
【0018】また、図6において、55は基地局、56は本
体インタフェース部、57は基地局制御部、58は送信指向
性制御部、59は無線送受信部、60は基地局アンテナ、61
は子機アンテナ、62は子機、63は無線送受信部、64は子
機制御部、65は音声送受話部である。
【0019】以上のように構成されたディジタル無線電
話装置の動作について、以下に説明する。
【0020】呼制御部4は、局線インタフェース2,内
線インタフェース3,第1の基地局インタフェースA
7,第2の基地局インタフェースB9の状態を監視しな
がら、局線インタフェース2,内線インタフェース3,
基地局インタフェースA7,第2の基地局インタフェー
スB9の制御を行う。前記局線インタフェース2は、前
記呼制御部4の制御により、局と通信しながら通話路ス
イッチ5への音声データの送信および前記通話路スイッ
チ5からの音声データの受信を行う。同様に、内線イン
タフェース3は、前記呼制御部4の制御により有線電話
機と通信しながら前記通話路スイッチ5への音声データ
の送信および前記通話路スイッチ5からの音声データの
受信を行う。
【0021】第1の基地局インタフェースA7は、基地
局電流供給部6からの電流を呼制御部4の制御にて動作
するスイッチ8にて開閉され、稼働あるいは停止する。
前記呼制御部4はエリア内の最大使用チャネル数が一定
時間45%以下になったとき、第1の基地局インタフェー
スA7を停止するようスイッチ8を操作する。第1の基
地局インタフェースA7が停止時、第2の基地局インタ
フェースB9の最大使用チャネル数が前記呼制御部4は
エリア内の最大使用チャネル数が一定時間90%以上にな
ったとき、第1の基地局インタフェースA7を稼働する
よう、スイッチ8を操作する。第1の基地局インタフェ
ースA7が停止すると、電力の消費は0となる。稼働
時、第1の基地局インタフェースA7は、前記呼制御部
4の制御により基地局40ないし42と通信しながら、通話
路スイッチ5への音声データの送信および前記通話路ス
イッチ5からの音声データの受信を行う。
【0022】第2の基地局インタフェースB9は基地局
電流供給部6から常時、電流を供給されながら、前記呼
制御部4の制御により、基地局43ないし45と通信しなが
ら通話路スイッチ5への音声データの送信および前記通
話路スイッチ5からの音声データの受信を行う。
【0023】第2の基地局インタフェースB9に接続さ
れる基地局43ないし45および子機について説明する。基
地局55の内部の本体インタフェース部56は、ディジタル
無線電話装置本体1と通信を行い、音声データと制御デ
ータとを分離および結合する。制御データは基地局制御
部57と交換され、前記基地局制御部57は、さらに無線送
受信部59と制御データの交換を行い、エリアの構成によ
り送信指向性制御部58の制御を行う。前記送信指向性制
御部58は、無線送受信部59の送信指向性を二段階で制御
する。音声データは基地局制御部57の制御により、本体
インタフェース部56と無線送受信部59間で交換される。
前記無線送受信部59では、音声データと制御データが分
離および結合され、無線の変復調が行われる。無線デー
タは基地局アンテナ60と子機アンテナ61間にて通信され
る。子機62の内部にある無線送受信部63は、音声データ
と制御データとを分離および結合を行う。制御データ
は、子機制御部64と交換され、前記子機制御部64はさら
に音声送受話部65の制御を行う。音声データは子機制御
部64の制御により、無線送受信部63と音声受話部65間で
交換される。前記音声受話部65では、音声信号の復調お
よび符号化が行われる。
【0024】図5は無線エリアをモデル化して図示して
いる。図5(A)は通常動作時のエリア構成であり、複数
基地局40ないし42は黒丸で示すようにエリア中心部に等
角度で1つおきにて配置され、複数基地局43ないし45は
白丸で示すようにエリア中心部に等角度で隣接しないよ
うに配置される。角基地局のエリアは三角形で示すよう
に、一定の広がりを持つ。子機は、このエリア内を自由
に移動できる。また、異なるエリアに移動する場合で
も、子機を登録している基地局を変更することにより継
続して通信が行える。ゾーン内の使用頻度が低下し、最
大使用チャネル数が一定時間45%以下になると、前記呼
制御部4は基地局制御部57および子機制御部64へエリア
構成を変更するよう指示する。図5(B)に示すように、
白丸で示す基地局のエリアが拡大した後、黒丸で示す基
地局に配置された子機を白まるで示す基地局へ再編成す
る。呼制御部4は、スイッチ8を開放し基地局インタフ
ェースA7に接続される弱電界基地局40ないし42の動作
を停止し、基地局43ないし45のみで運用を開始する。通
常エリア構成が破線になるのに対し、使用頻度低下時の
エリア構成は実線になるが、サービスエリアの変動はな
い。このように、子機はディジタル無線電話装置のエリ
ア内であれば、基地局の位置に関係なく本体と通信が行
えるのに加え、使用頻度低下時の基地局稼働数を半数以
下にできるため、大幅な低消費電力化が可能である。
【0025】
【発明の効果】本発明は第1の実施例から明らかなよう
に、基地局周辺の話者増大にも対応できるのに加え、呼
制御部の判断にて使用頻度が一定量以下になったとき、
第1の基地局インタフェースの弱電界基地局からの話者
を第2の基地局インタフェースからの強電界基地局に再
編成した後、前記スイッチを開放することにより、サー
ビスエリアの増減なく前記第1の基地局インタフェース
への電流供給を停止することができるため、消費電力の
低減が可能である。また、第2の実施例から明らかなよ
うに、呼制御部の判断にて使用頻度が一定量以下になっ
たとき、第1の基地局インタフェースの基地局からの話
者を第2の基地局インタフェースからの基地局に再編成
した後、前記スイッチを開放することにより、サービス
エリアの増減なく前記第1の基地局インタフェースへの
電流供給を停止することができるため、消費電力の低減
が可能である等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるディジタル無線
電話装置本体のブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例における無線エリア構成
図である。
【図3】本発明の第1の実施例におけるディジタル無線
電話装置の基地局および子機のブロック図である。
【図4】本発明の第2の実施例におけるディジタル無線
電話装置本体のブロック図である。
【図5】本発明の第2の実施例における無線エリア構成
図である。
【図6】本発明の第2の実施例におけるディジタル無線
電話装置の基地局および子機のブロック図である。
【図7】従来例におけるディジタル無線電話装置本体の
ブロック図である。
【図8】従来例におけるディジタル無線電話装置の基地
局および子機のブロック図である。
【図9】従来例における無線エリア構成図である。
【符号の説明】
1,71…ディジタル無線電話装置本体、 2,72…局線
インタフェース、 3,73…内線インタフェース、
4,74…呼制御部、 5,75…通話路スイッチ、6,76
…基地局電流供給部、 7…基地局インタフェースA、
8…スイッチ、9…基地局インタフェースB、 10,
11,12…弱電界基地局、 13,14,15…強電界基地局、
16,17,18,19,20,21,27,46,47,48,49,50,
51,60,81,82,83,88…基地局アンテナ、 22,40,
41,42,43,44,45,55,78,79,80,84…基地局、
23,56,85…本体インタフェース部、 24,57,86…基
地局制御部、 25…電界強度計測部、 26,30,59,6
3,87,91…無線送受信部、28,61,89…子機アンテ
ナ、 29,62,90…子機、 31,64,92…子機制御部、
32,65,93…音声送受話部、 58…送信指向性制御部、
77…基地局インタフェース。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 7/24 7/26 7/30 9297−5K H04B 7/26 A

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル無線電話装置本体との通信を
    行う本体インタフェース部、前記本体インタフェース部
    との音声データ交換を行い子機とアンテナを介してデー
    タ通信を行う無線送受信部、前記本体インタフェース部
    と制御データの交換を行い基地局の無線送受信部を制御
    する基地局制御部、前記無線送受信部の情報により電波
    の強度を測定し基地局から子機への距離を算出する電界
    強度計測部より構成され、複数の子機へアンテナを介し
    て通信する複数の弱電界基地局および強電界基地局と、 前記基地局とアンテナを介してデータ通信を行う子機無
    線送受信部、前記子機無線送受信部との音声データ交換
    を行い音声の送話および受話を行う音声送受話部、前記
    無線送受話部と制御データの交換を行い前記音声送受話
    部を制御する子機制御部より構成され基地局と通信する
    子機と、 前記複数の弱電界基地局との通信を呼制御部の制御によ
    り行う第1の基地局インタフェースと、前記複数の強電
    界基地局との通信を呼制御部の制御により行う第2の基
    地局インタフェース、呼制御部の制御により局と通信を
    行う局線インタフェース、呼制御部の制御により有線電
    話機と通信を行う内線インタフェース、前記局線インタ
    フェースおよび内線インタフェース、第1の基地局イン
    タフェース、第2の基地局インタフェース相互の交換を
    呼制御部の制御により行う通話路スイッチ、前記第1の
    基地局インタフェースおよび第2の基地局インタフェー
    スへ電流を供給する基地局電流供給部、前記第1の基地
    局インタフェースへの基地局電流供給部からの電流供給
    ラインに呼制御部により制御されるスイッチを有し、 前記第1の基地局インタフェースに接続された弱電界基
    地局と、前記第2の基地局インタフェースに接続された
    強電界基地局とをサービスエリアの中心部に併設し、前
    記電界強度計測部の情報により近距離だと判断される話
    者を第1の基地局インタフェースに、遠距離だと判断さ
    れる話者を第2のインタフェースに配置することを特徴
    とするディジタル無線電話装置。
  2. 【請求項2】 前記呼制御部の判断にて使用頻度が一定
    量以下になったとき、前記第1の基地局インタフェース
    の弱電界基地局からの話者を前記第2の基地局インタフ
    ェースからの強電界基地局に再編成した後、前記スイッ
    チを開放することにより、サービスエリアの増減なく前
    記第1の基地局インタフェースへの電流供給を停止する
    ことにより消費電力の低減を可能とすることを特徴とす
    る請求項1記載のディジタル無線電話装置。
  3. 【請求項3】 ディジタル無線電話装置本体との通信を
    行う本体インタフェース部、前記本体インタフェース部
    との音声データ交換を行い子機とアンテナを介してデー
    タ通信を行う無線送受信部、前記本体インタフェース部
    と制御データの交換を行い基地局の無線送受信部を制御
    する基地局制御部、前記基地局制御部の情報により無線
    送信の指向性を制御する送信指向性制御部より構成され
    複数の子機へアンテナを介して通信する複数の基地局
    と、 前記基地局とアンテナを介してデータ通信を行う子機無
    線送受信部、前記子機無線送受信部との音声データ交換
    を行い音声の送話および受話を行う音声送受話部、前記
    無線送受話部と制御データの交換を行い前記音声送受話
    部を制御する子機制御部より構成され基地局と通信する
    子機と、 前記複数の基地局との通信を呼制御部の制御により行う
    第1の基地局インタフェースと第2の基地局インタフェ
    ースおよび呼制御部の制御により局と通信を行う局線イ
    ンタフェース、呼制御部の制御により有線電話機と通信
    を行う内線インタフェース、前記局線インタフェースお
    よび内線インタフェース、第1の基地局インタフェー
    ス、第2の基地局インタフェース相互の交換を呼制御部
    の制御により行う通話路スイッチ、前記第1の基地局イ
    ンタフェースおよび第2の基地局インタフェースへ電流
    を供給する基地局電流供給部、前記第1の基地局インタ
    フェースへの基地局電流供給部からの電流供給ラインに
    呼制御部により制御されるスイッチを有し、 前記第1の基地局インタフェースに接続された基地局と
    前記第2の基地局インタフェースに接続された基地局と
    をサービスエリアの中心部に交互に配置することを特徴
    とするディジタル無線電話装置。
  4. 【請求項4】 前記呼制御部の判断にて使用頻度が一定
    量以下になったとき、前記第1の基地局インタフェース
    の基地局からの話者を前記第2の基地局インタフェース
    からの基地局に再編成し、前記第2の基地局インタフェ
    ースに接続された基地局の送信指向性を拡大させた後、
    前記スイッチを開放することにより、サービスエリアの
    増減なく前記第1の基地局インタフェースへの電流供給
    を停止し、消費電力の低減を可能とすることを特徴とす
    る請求項3記載のディジタル無線電話装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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