JPH0738902Y2 - 眼鏡枠 - Google Patents
眼鏡枠Info
- Publication number
- JPH0738902Y2 JPH0738902Y2 JP5305491U JP5305491U JPH0738902Y2 JP H0738902 Y2 JPH0738902 Y2 JP H0738902Y2 JP 5305491 U JP5305491 U JP 5305491U JP 5305491 U JP5305491 U JP 5305491U JP H0738902 Y2 JPH0738902 Y2 JP H0738902Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connecting member
- lens
- nose pad
- base end
- synthetic resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Eyeglasses (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ブリッジ部とノーズパ
ッドとが一体化した連結部材を用いて左右のレンズ枠相
互を連結することにより眼鏡デザインの個性化、多様化
を達成せしめる眼鏡枠に関するものである。
ッドとが一体化した連結部材を用いて左右のレンズ枠相
互を連結することにより眼鏡デザインの個性化、多様化
を達成せしめる眼鏡枠に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来における合成樹脂製眼鏡枠の前枠
は、射出成形によって一体に製作され、あるいは眼鏡枠
の正面形状に類似する眼鏡枠素材を樹脂板の切削によっ
て形成した後これに熱プレス加工を施して所要の変形を
与えて製作していた。
は、射出成形によって一体に製作され、あるいは眼鏡枠
の正面形状に類似する眼鏡枠素材を樹脂板の切削によっ
て形成した後これに熱プレス加工を施して所要の変形を
与えて製作していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】係る射出成形法や削り
出し法によって得られた前枠は同一材質の一体成形品と
ならざるを得なかったことから、色彩面において単調で
マンネリ化の傾向にあり、個性的デザインの眼鏡を求め
る近年における高度化した眼鏡ファッション化の要請に
は充分な満足を以て応えることができなかった。
出し法によって得られた前枠は同一材質の一体成形品と
ならざるを得なかったことから、色彩面において単調で
マンネリ化の傾向にあり、個性的デザインの眼鏡を求め
る近年における高度化した眼鏡ファッション化の要請に
は充分な満足を以て応えることができなかった。
【0004】本考案は係る要請に応じうる眼鏡枠の提供
を目的とするものである。そしてその出発点は、眼鏡枠
の中心に位置して最も人目につきやすいブリッジ部分の
眼鏡枠全体に及ぼす美的印象の影響力の強さ及び色彩の
もつ効果的な個性演出作用に着眼し、ブリッジの色彩を
レンズリムのそれと別異のものに形成できれば従来のも
のにはない斬新なデザインの眼鏡枠が得られるとの知見
を得たことにある。本考案は係る知見を基に、眼鏡枠と
しての強度的安定性や製造能率の面をも十分考慮に入れ
てさらに研究を重ねた結果、完成されたものである。
を目的とするものである。そしてその出発点は、眼鏡枠
の中心に位置して最も人目につきやすいブリッジ部分の
眼鏡枠全体に及ぼす美的印象の影響力の強さ及び色彩の
もつ効果的な個性演出作用に着眼し、ブリッジの色彩を
レンズリムのそれと別異のものに形成できれば従来のも
のにはない斬新なデザインの眼鏡枠が得られるとの知見
を得たことにある。本考案は係る知見を基に、眼鏡枠と
しての強度的安定性や製造能率の面をも十分考慮に入れ
てさらに研究を重ねた結果、完成されたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案に係る眼鏡枠1の
一は、左右一対の合成樹脂製のレンズリム2,2相互を
合成樹脂製の連結部材3を以て連結してなる眼鏡枠であ
って:該連結部材3は、顔面の前方向に向けて突出状態
に湾曲するブリッジ部5の両端に、鼻との当接面6を具
えかつ基端側部分が取付部7とされたノーズパッド9を
連設してなる門形を呈しており、ノーズパッド9の取付
部7がレンズリム2の内側縁部分に接着されることによ
りレンズリム相互が連結されていることを特徴とするも
のである。
一は、左右一対の合成樹脂製のレンズリム2,2相互を
合成樹脂製の連結部材3を以て連結してなる眼鏡枠であ
って:該連結部材3は、顔面の前方向に向けて突出状態
に湾曲するブリッジ部5の両端に、鼻との当接面6を具
えかつ基端側部分が取付部7とされたノーズパッド9を
連設してなる門形を呈しており、ノーズパッド9の取付
部7がレンズリム2の内側縁部分に接着されることによ
りレンズリム相互が連結されていることを特徴とするも
のである。
【0006】又本考案に係る眼鏡枠1の他は、左右一対
の合成樹脂製のレンズリム2,2相互を合成樹脂製の連
結部材3を以て連結してなる眼鏡枠であって:該連結部
材3は、顔面の前方向に向けて突出状態に湾曲するブリ
ッジ部5の両端に、鼻との当接面6を具えかつ基端側部
分が取付部7とされたノーズパッド9を連設してなる門
形を呈しており、一方、レンズリム2の内側縁部分の上
側寄り部位にはブリッジ部5の基端部分10を受ける段
部11が設けられ、ノーズパッド9の取付部7がレンズ
リム2の内側縁部分に接着され且つブリッジ部5の基端
部分10が段部11に接着されることによりレンズリム
相互が連結されていることを特徴とするものである。
の合成樹脂製のレンズリム2,2相互を合成樹脂製の連
結部材3を以て連結してなる眼鏡枠であって:該連結部
材3は、顔面の前方向に向けて突出状態に湾曲するブリ
ッジ部5の両端に、鼻との当接面6を具えかつ基端側部
分が取付部7とされたノーズパッド9を連設してなる門
形を呈しており、一方、レンズリム2の内側縁部分の上
側寄り部位にはブリッジ部5の基端部分10を受ける段
部11が設けられ、ノーズパッド9の取付部7がレンズ
リム2の内側縁部分に接着され且つブリッジ部5の基端
部分10が段部11に接着されることによりレンズリム
相互が連結されていることを特徴とするものである。
【0007】
【実施例】以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1〜2において本考案に係る眼鏡枠1は、左右一
対の合成樹脂製のレンズリム2,2相互を合成樹脂製の
連結部材3を以て連結してなるものである。
る。図1〜2において本考案に係る眼鏡枠1は、左右一
対の合成樹脂製のレンズリム2,2相互を合成樹脂製の
連結部材3を以て連結してなるものである。
【0008】連結部材3は、図3〜4に示すごとく、顔
面の前方向に向けてU字状に湾曲するブリッジ部5の両
端に、鼻との当接面6を具えかつ基端側部分が取付部7
とされたノーズパッド9を連設してなる門型を呈してお
り、一色あるいは色分け模様を有するものとして形成さ
れている。そしてその色彩は、レンズリム2のそれと別
異のものとされている。
面の前方向に向けてU字状に湾曲するブリッジ部5の両
端に、鼻との当接面6を具えかつ基端側部分が取付部7
とされたノーズパッド9を連設してなる門型を呈してお
り、一色あるいは色分け模様を有するものとして形成さ
れている。そしてその色彩は、レンズリム2のそれと別
異のものとされている。
【0009】又前記レンズリム2の内側縁部分の上側寄
り部位には、図2〜3に示すごとく、前記U字状ブリッ
ジ部5の基端部分10を受ける段部11が設けられてい
る。
り部位には、図2〜3に示すごとく、前記U字状ブリッ
ジ部5の基端部分10を受ける段部11が設けられてい
る。
【0010】そして連結部材3は、そのノーズパッド9
の取付部7がレンズリムの内側縁部分12に接着される
とともにブリッジ部の基端部分10が前記段部11に接
着されることにより、レンズリム2,2相互が連結部材
3を以て連結されている。
の取付部7がレンズリムの内側縁部分12に接着される
とともにブリッジ部の基端部分10が前記段部11に接
着されることにより、レンズリム2,2相互が連結部材
3を以て連結されている。
【0011】
【考案の効果】本考案は以上のように構成しているた
め、デザイン的な斬新さを具える眼鏡枠を強度的安定性
を有するものとして製作でき又製作も容易である。これ
をより具体的に説明すれば以下のごとくである。
め、デザイン的な斬新さを具える眼鏡枠を強度的安定性
を有するものとして製作でき又製作も容易である。これ
をより具体的に説明すれば以下のごとくである。
【0012】 別部材であるレンズリムと連結部材と
を接着の手段によって一体化するものであるため、レン
ズリムの色彩を連結部材の色彩と別異に形成できる。従
って、レンズリムに所望色彩の連結部材を組み合わせて
形成された眼鏡枠は、人目に付き易いブリッジ部の色彩
がレンズリムのそれと別異であることから、全体が同一
色である従来眼鏡枠には見られない際立った斬新さを有
しており、レンズリムと連結部材との組合せ如何によっ
て、眼鏡枠デザインの個性化、多様化を図りうる。この
ように本考案によるときには、近年における個性重視の
高度化した眼鏡ファッション化の要請に満足を以て応え
うる。
を接着の手段によって一体化するものであるため、レン
ズリムの色彩を連結部材の色彩と別異に形成できる。従
って、レンズリムに所望色彩の連結部材を組み合わせて
形成された眼鏡枠は、人目に付き易いブリッジ部の色彩
がレンズリムのそれと別異であることから、全体が同一
色である従来眼鏡枠には見られない際立った斬新さを有
しており、レンズリムと連結部材との組合せ如何によっ
て、眼鏡枠デザインの個性化、多様化を図りうる。この
ように本考案によるときには、近年における個性重視の
高度化した眼鏡ファッション化の要請に満足を以て応え
うる。
【0013】 連結部材によるレンズリム相互の連結
は、ノーズパッドの取付部をレンズリムに接着すること
により行うため、接着面積が充分確保された状態でノー
ズパッドはレンズリムと強固に一体化している。このよ
うなことから、ブリッジ部によるレンズリム相互の連結
は強度的に非常に安定したものとなっている。ちなみ
に、ブリッジ部の両端をレンズリムに接着することによ
ってレンズリム相互を連結したとすれば、接着面積の不
足から連結は非常に不安定なものとならざるを得ない。
なお連結部材によるレンズリム相互の連結に際し、ノー
ズパッドの取付部をレンズリムに接着することに加え
て、ブリッジ部の基端部分をもレンズリムの内側縁部分
に設けられている段部に接着する場合には、連結強度を
より一層増大させることができる。
は、ノーズパッドの取付部をレンズリムに接着すること
により行うため、接着面積が充分確保された状態でノー
ズパッドはレンズリムと強固に一体化している。このよ
うなことから、ブリッジ部によるレンズリム相互の連結
は強度的に非常に安定したものとなっている。ちなみ
に、ブリッジ部の両端をレンズリムに接着することによ
ってレンズリム相互を連結したとすれば、接着面積の不
足から連結は非常に不安定なものとならざるを得ない。
なお連結部材によるレンズリム相互の連結に際し、ノー
ズパッドの取付部をレンズリムに接着することに加え
て、ブリッジ部の基端部分をもレンズリムの内側縁部分
に設けられている段部に接着する場合には、連結強度を
より一層増大させることができる。
【0014】 別部材としてのレンズリムと連結部材
との組合せによって眼鏡枠を組み立てる構成としている
ため、ブリッジ部の湾曲の程度を大きく形成することが
可能となり、この面からする眼鏡デザインの個性化、多
様化も図られる。そしてこのようにブリッジ部の湾曲が
大きいことは、ブリッジ部において有効なバネ作用が発
揮される結果を生み、眼鏡枠の長期間使用によっても常
に快適な装着感が得られることとなる。
との組合せによって眼鏡枠を組み立てる構成としている
ため、ブリッジ部の湾曲の程度を大きく形成することが
可能となり、この面からする眼鏡デザインの個性化、多
様化も図られる。そしてこのようにブリッジ部の湾曲が
大きいことは、ブリッジ部において有効なバネ作用が発
揮される結果を生み、眼鏡枠の長期間使用によっても常
に快適な装着感が得られることとなる。
【0015】 連結部材は、ブリッジ部とノーズパッ
ドとが一体物として形成されている。そのため、従来の
削り出し方式における眼鏡前枠製作における場合と同様
にしてノーズパッドをレンズリムに接着するだけの作業
で、レンズリム相互の連結が同時に達成できる。従っ
て、眼鏡枠の組立作業を能率よく行うことができる。
ドとが一体物として形成されている。そのため、従来の
削り出し方式における眼鏡前枠製作における場合と同様
にしてノーズパッドをレンズリムに接着するだけの作業
で、レンズリム相互の連結が同時に達成できる。従っ
て、眼鏡枠の組立作業を能率よく行うことができる。
【図1】本考案の一実施例を示す部分斜視図である。
【図2】連結部材によるレンズリム相互の連結状態を説
明する斜視図である。
明する斜視図である。
【図3】連結部材を、連結されるレンズリムの一部分と
共に示す斜視図である。
共に示す斜視図である。
【図4】連結部材を示す斜視図である。
1 眼鏡枠 2 レンズリム 3 連結部材 5 ブリッジ部 6 鼻との当接面 7 取付部 9 ノーズパッド 11 段部
Claims (2)
- 【請求項1】 左右一対の合成樹脂製のレンズリム2,
2相互を合成樹脂製の連結部材3を以て連結してなる眼
鏡枠であって:該連結部材3は、顔面の前方向に向けて
突出状態に湾曲するブリッジ部5の両端に、鼻との当接
面6を具えかつ基端側部分が取付部7とされたノーズパ
ッド9を連設してなる門形を呈しており、ノーズパッド
9の取付部7がレンズリム2の内側縁部分に接着される
ことによりレンズリム相互が連結されていることを特徴
とする眼鏡枠。 - 【請求項2】 左右一対の合成樹脂製のレンズリム2,
2相互を合成樹脂製の連結部材3を以て連結してなる眼
鏡枠であって:該連結部材3は、顔面の前方向に向けて
突出状態に湾曲するブリッジ部5の両端に、鼻との当接
面6を具えかつ基端側部分が取付部7とされたノーズパ
ッド9を連設してなる門形を呈しており、一方、レンズ
リム2の内側縁部分の上側寄り部位にはブリッジ部5の
基端部分10を受ける段部11が設けられ、ノーズパッ
ド9の取付部7がレンズリム2の内側縁部分に接着され
且つブリッジ部5の基端部分10が段部11に接着され
ることによりレンズリム相互が連結されていることを特
徴とする眼鏡枠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5305491U JPH0738902Y2 (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | 眼鏡枠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5305491U JPH0738902Y2 (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | 眼鏡枠 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04137317U JPH04137317U (ja) | 1992-12-21 |
JPH0738902Y2 true JPH0738902Y2 (ja) | 1995-09-06 |
Family
ID=31929048
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5305491U Expired - Lifetime JPH0738902Y2 (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | 眼鏡枠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0738902Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-06-12 JP JP5305491U patent/JPH0738902Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04137317U (ja) | 1992-12-21 |
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