JPH0738859A - テレテキストデータ復調装置のサンプリングクロック発生回路 - Google Patents

テレテキストデータ復調装置のサンプリングクロック発生回路

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JPH0738859A
JPH0738859A JP5184044A JP18404493A JPH0738859A JP H0738859 A JPH0738859 A JP H0738859A JP 5184044 A JP5184044 A JP 5184044A JP 18404493 A JP18404493 A JP 18404493A JP H0738859 A JPH0738859 A JP H0738859A
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JP
Japan
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signal
sampling
clock
phase
clock signal
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JP5184044A
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Inventor
Koji Takahashi
宏二 高橋
Yoshinobu Takamura
佳伸 高村
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Pioneer Corp
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Pioneer Electronic Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テレテキストデータ復調装置において簡単な
構成で最適な位相のサンプリングクロック信号を発生す
る。 【構成】 映像信号中のカラーバースト信号に基づいて
ディジタルデータの伝送速度に同期した基準クロック信
号を発生し、それから異なる位相の複数の位相クロック
信号を発生し、複数の位相クロック信号各々の発生時に
おけるディジタルデータ中のクロックランインのサイン
波信号値をサンプリングして複数の位相クロック信号毎
に連続する2つのサンプリング値の差を検出し、2つの
サンプリング値の差の最大値となった位相クロック信号
をサンプリングクロック信号として発生する。 【効果】 ディジタルデータ中にエラー訂正コードを挿
入することなく最適な位相のサンプリングクロック信号
を発生することができ、しかも簡単な構成で可能であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレテキストデータ復
調装置においてテレテキストフォーマットのディジタル
データをサンプリングするためのサンプリングクロック
発生回路に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン放送においては、文字や図
形の情報を示すディジタルデータを垂直帰線消去期間に
重畳して放送するテレテキスト(文字放送)が行なわれ
ている。このテレテキストのディジタルデータは、垂直
帰線消去期間の映像信号が存在しない部分に重畳されて
いる。具体的には図1に示すように奇数フィールドの第
14H(水平走査期間),第15H,第16H及び第2
1Hに配置され、図示しないが偶数フィールドでは第2
77H,第278H,第279H及び第284Hに配置
される。テレテキストのディジタルデータを含む水平走
査期間の映像信号においては、図2に示すように水平同
期信号、カラーバースト信号の後にテレテキストのディ
ジタルデータが位置する。ディジタルデータはクロック
ランイン、フレーミングコード、情報データに分かれて
いる。クロックランインはディジタルデータをサンプリ
ングするために必要なサンプリングクロック信号を作成
するときの基準となる符号であり、通常、“1”と
“0”とが交互に配列された16ビットからなる。フレ
ーミングコードはディジタルデータ受信時にディジタル
データの存在を検出すると共にフレーム同期を採るため
の符号であり、常に決まった配列の8ビットからなる。
【0003】テレビ映像信号からテレテキストのディジ
タルデータを取り出す復調装置としては、例えば、特開
平4−233382号公報や特開平5−22747号公
報に開示されたものがある。従来の復調装置において、
図3に示すように、映像信号は同期分離回路1、サンプ
リングクロック発生回路2、フレーミングコード検出回
路3及びバッファメモリ4に供給される。同期分離回路
1は映像信号から垂直及び水平同期信号を分離抽出して
タイミングパルス発生回路5に供給する。タイミングパ
ルス発生回路5は垂直及び水平同期信号に基づいて装置
全体のタイミングを司るシステムクロック信号、クロッ
クランインの期間を示すクロックランインゲートパルス
信号及びフレーミングコードの期間を示すフレーミング
コードゲートパルス信号を発生する。クロックランイン
ゲートパルス信号はサンプリングクロック発生回路2に
供給される。
【0004】サンプリングクロック発生回路2はクロッ
クランインゲートパルス信号の発生期間において映像信
号を受け入れてクロックランインを検出し、検出したク
ロックランインに応じて周波数5.72MHzのサンプ
リングクロック信号を生成する。このサンプリングクロ
ック信号はフレーミングコード検出回路3及びバッファ
メモリ4に供給される。フレーミングコード検出回路3
はサンプリングクロック信号に同期してフレーミングコ
ードゲートパルス信号の発生期間だけ映像信号からフレ
ーミングコードを含むディジタルデータを抽出し、抽出
したデータを予め記憶されている基準となるフレーミン
グコードと比較することにより、フレーミングコードを
検出する。フレーミングコード検出回路3で検出された
フレーミングコードはデコード処理回路6に供給され
る。バッファメモリ4はサンプリングクロック信号に同
期して映像信号からディジタルデータをサンプリングし
て保持し、デコード処理回路6からの読出クロック信号
に応じて保持データをデコード処理回路6に出力する。
デコード処理回路6はシステムクロック信号に同期して
動作し、フレーミングコード検出回路3から供給される
フレーミングコードを読み出しの基準時点としてバッフ
ァメモリ4から供給される情報データをデコードしてR
GBのテレテキスト映像信号を生成する。
【0005】上記の従来装置におけるサンプリングクロ
ック発生回路2としては、図4に示すように、PLL
(Phase Locked Loop)回路10から構成されたものが
ある。このPLL回路10はクロックランインを基準信
号としてサンプリングクロック信号を生成する。また、
他の従来のサンプリングクロック発生回路としては、図
5に示すように、映像信号のカラーバースト信号を基準
信号として周波数3.58MHzの発振信号を生成する
PLL回路11が設けられている。PLL回路11には
カラーバースト信号の期間を示すカラーバーストゲート
信号が供給される。PLL回路11から出力される発振
信号は更にPLL回路12に供給され、そこで周波数
5.72MHzの発振信号が発生される。PLL回路1
2の出力には遅延回路13が接続されている。遅延回路
13は複数の遅延素子(図示せず)からなり、周波数
5.72MHzの発振信号を遅延させて複数の互いに位
相が異なる信号を発生する。遅延回路13からの複数の
信号は選択回路14によってエラー訂正回路15に選択
的に供給される。選択回路14の選択動作はCPU16
の指令に応じて行なわれる。エラー訂正回路15は供給
される信号のエラー発生率を算出し、そのエラー発生率
はCPU16に供給される。CPU16はエラー発生率
から最適な位相の信号を検出し、その最適な位相の信号
をサンプリングクロック信号として選択回路14から出
力させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4の
従来のサンプリングクロック発生回路においては、テレ
テキストのディジタルデータがテレビ映像信号の垂直帰
線消去期間にしか存在せず、更に、PLL回路の基準信
号となるクロックランインがディジタルデータ中の限ら
れた期間しか得られないので、PLL回路に負荷が掛か
るという問題点があった。
【0007】一方、図5の従来のサンプリングクロック
発生回路においては、エラー訂正回路15やCPU16
を用いているので、構成が大規模となると共に処理が複
雑となる。また、エラー発生率を算出するためにディジ
タルデータ中にエラー訂正コードを挿入して置かなけれ
ばならないという問題もある。そこで、本発明の目的
は、簡単な構成でかつディジタルデータ中にエラー訂正
コードの挿入することなく最適な位相のサンプリングク
ロック信号を発生することができるサンプリングクロッ
ク発生回路を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のサンプリングク
ロック発生回路は、テレテキストデータ復調装置におい
てテレテキストフォーマットのディジタルデータをサン
プリングするためのサンプリングクロック信号を発生す
る回路であって、ディジタルデータを含む映像信号中の
カラーバースト信号に基づいてディジタルデータの伝送
速度に同期した基準クロック信号を発生する手段と、基
準クロック信号に同期しかつ互いに異なる位相の複数の
位相クロック信号を発生する手段と、複数の位相クロッ
ク信号各々の発生時におけるディジタルデータ中のクロ
ックランインのサイン波信号値をサンプリングするサン
プリング手段と、サンプリング手段によるサンプリング
値から複数の位相クロック信号毎に連続する2つのサン
プリング値の差を検出する差検出手段と、差検出手段に
より検出された複数の位相クロック信号毎の差のうちの
最大値を検出する最大値検出手段と、複数の位相クロッ
ク信号のうちの最大値を得た位相クロック信号をサンプ
リングクロック信号として発生する選択手段とを備えた
ことを特徴としている。
【0009】
【作用】本発明のサンプリングクロック発生回路におい
ては、映像信号中のカラーバースト信号に基づいてディ
ジタルデータの伝送速度に同期した基準クロック信号を
発生し、その基準クロック信号に同期しかつ互いに異な
る位相の複数の位相クロック信号を発生し、複数の位相
クロック信号各々の発生時におけるディジタルデータ中
のクロックランインのサイン波信号値をサンプリング
し、サンプリング値から複数の位相クロック信号毎に連
続する2つのサンプリング値の差を検出し、検出した複
数の位相クロック信号毎の差のうちの最大値を検出し、
複数の位相クロック信号のうちの最大値を得た位相クロ
ック信号をサンプリングクロック信号として発生するこ
とが行なわれる。
【0010】
【実施例】図6は本発明によるサンプリングクロック発
生回路を示している。このサンプリングクロック発生回
路は、2つのPLL回路21,22、自動位相選択回路
23及びサイン波発生回路24から構成されている。P
LL回路21は、上記したPLL回路11と同様に映像
信号を受け入れ、その映像信号のカラーバースト信号を
基準信号として周波数3.58MHzの発振信号を生成
する。PLL回路22は、上記したPLL回路11と同
様にPLL回路21からの発振信号に基づいて周波数
5.72MHzのクロック信号を発生する。
【0011】PLL回路21においては、図7に示すよ
うに映像信号がゲート回路211に供給される。ゲート
回路211はカラーバースト信号の期間を示すカラーバ
ーストゲート信号が供給されている期間だけ映像信号を
通過させる。すなわち、映像信号中のカラーバースト信
号が抽出される。なお、カラーバーストゲート信号は映
像信号の垂直及び水平同期信号に基づいて図示しないタ
イミング信号発生回路において生成される。
【0012】抽出されたカラーバースト信号は位相比較
器212に供給される。位相比較器212はカラーバー
スト信号とVCO213の発振信号との位相差に応じた
電圧を発生する。位相比較器212の出力電圧はスイッ
チ214を介してLPF215に供給される。スイッチ
214はカラーバーストゲート信号が供給されている期
間だけオンとなる。VCO213はLPF215の出力
電圧に応じた周波数にて発振し、VCO213の発振信
号がPLL回路21の出力信号となる。PLL回路21
の発振信号はカラーバースト信号に同期した信号とな
る。
【0013】PLL回路22においては、図8に示すよ
うにPLL回路21の出力信号が1/5分周器221に
供給される。1/5分周器221は周波数3.58MH
zの発振信号を1/5分周し、その分周した発振信号を
位相比較器222に出力する。位相比較器222の出力
電圧はLPF223を介してVCO224に供給され
る。VCO224はLPF223の出力電圧に応じた周
波数にて発振し、その発振信号はPLL回路22の出力
信号となると共に1/8分周器225に供給される。1
/8分周器225はVCO224の発振信号を1/8分
周し、その分周した発振信号を位相比較器222に出力
する。位相比較器222は1/5分周器221の出力信
号と1/8分周器225の出力信号の位相差に応じた電
圧をVCO224に供給する。PLL回路22はその位
相差がなくなるように動作し、またカラーバースト信号
とテレテキストのディジタルデータのクロックランイン
とは同期しているので、VCO224の発振信号はテレ
テキストのディジタルデータのクロックランインに同期
した周波数5.72MHzの基準クロック信号となる。
【0014】自動位相選択回路23においては、図9に
示すように、PLL回路22から出力される周波数5.
72MHzの基準クロック信号はクロック遅延及び選択
回路231に供給される。クロック遅延及び選択回路2
31は周波数5.72MHzの基準クロック信号を1周
期の範囲内で4つの異なる時間(0時間を含む)だけ遅
延させる遅延素子231aと、その遅延された互いに異
なる位相の複数のクロック信号のいずれか1の信号を後
述の最大値検出器236から出力される選択タイミング
信号に応じて選択的に出力する選択回路231bとを有
している。選択回路231bは選択したクロック信号の
第1出力端子とは別に、複数のクロック信号のいずれか
1の信号をサンプリングクロック信号として出力する第
2出力端子を備えている。サンプリングクロック信号は
最大値検出器236から出力されるクロック設定信号に
応じて選択されて出力される。クロック遅延及び選択回
路231にはスタートパルス発生回路232が接続され
ている。スタートパルス発生回路232には図示しない
手段からスタート信号が供給される。スタート信号は例
えば、クロックランインの期間を示すクロックランイン
ゲートパルス信号である。スタートパルス発生回路23
2はスタート信号の前エッジに応じてクリア信号を発生
し、クロック遅延及び選択回路231及び最大値検出器
236に供給する。クリア信号はクロック遅延及び選択
回路231及び最大値検出器236を初期化させる。選
択回路231bの出力にはレジスタ233,234、A
LU(Arithmetic Logic Unit)235及び最大値検出
器236が接続されている。
【0015】レジスタ233は選択回路231bから供
給されたクロック信号の立ち上がりに応答してそのとき
のクロックランインのサイン波信号の値を保持する。ク
ロックランインは“1010……”を示す繰り返し信号
であり、映像信号の伝送過程において60%のコサイン
ロールオフローパスフィルタをかけられるため矩形波信
号ではなくサイン波信号である。図10に伝送されたデ
ィジタルデータのクロックランインの信号波形をそれに
続くフレーミングコードの信号波形と共に示す。この図
においては、“101010101010101011
100101”はクロックランイン及びフレーミングコ
ードの信号波形が示すデータである。なお、クロックラ
ンインのサイン波信号は図示しないA/D変換器によっ
てディジタル信号に変換された後、レジスタ233に供
給される。
【0016】レジスタ234はクロック信号の立ち上が
りに応答してレジスタ233の保持サイン波信号の値を
保持する。ALU235はクロック信号に同期してレジ
スタ233,234の保持サイン波信号値の差を検出し
て最大値検出器236に供給する。最大値検出器236
は所定のタイミングで異なる位相のクロック信号に切り
換えるべく上記した選択タイミング信号を発生し、供給
される差の最大値を検出し、その最大値を得た差のクロ
ック信号をサンプリングクロック信号として設定するク
ロック設定信号をクロック遅延及び選択回路231に対
して発生する。
【0017】かかる構成において、PLL回路22から
出力された周波数5.72MHzの基準クロック信号は
遅延素子231aにより互いに異なる位相の4つのクロ
ック信号となる。それら信号は例えば、図11(a)〜
(d)に示すように位相差を有している。この4つのク
ロック信号を位相クロック信号P0〜P3とすると、スタ
ートパルス発生回路232からクリア信号が発生された
後、先ず、基準クロック信号と同位相で遅延なしの位相
クロック信号P0の選択を示す選択タイミング信号が最
大値検出器236から発生される。よって、選択回路2
31bから位相クロック信号P0がレジスタ233,2
34、ALU235及び最大値検出器236に供給され
る。レジスタ233は位相クロック信号P0の立ち上が
りに応じてクロックランインサイン波信号(図11
(e))の値を保持し、レジスタ234は位相クロック
信号P0の立ち上がりに応じてレジスタ233の保持値
を保持する。レジスタ233の保持値を今回値とする
と、レジスタ234の保持値は第1位相クロック信号の
1周期分の遅れの前回値である。このレジスタ233,
234に保持された今回値及び前回値との差Δd0がA
LU235において算出される。ALU235は1H内
に差Δd0を複数回(例えば、2回)得てそのうちの最
大値の差Δd0を最大値検出器236に供給する。
【0018】最大値検出器236は差Δd0が供給され
ると、次に、位相クロック信号P1の選択を示す選択タ
イミング信号を発生する。 位相クロック信号P1に対し
てもP 0の場合と同様の動作により、レジスタ233,
234に保持された今回値及び前回値との差Δd1がA
LU235において得られ、そのうちの最大値の差Δd
1が最大値検出器236に供給される。最大値検出器2
36は差Δd1と差Δd0とを比較し、大なる方を保持す
る。また、最大値検出器236は位相クロック信号P2
の選択を示す選択タイミング信号を発生する。
【0019】位相クロック信号P2に対してもP0の場合
と同様の動作が行なわれ、差Δd2がALU235にお
いて得られ、そのうちの最大値の差Δd2が最大値検出
器236に供給される。最大値検出器236は保持して
いる最大差と供給された差Δd2とを比較し、大なる方
を保持する。また、最大値検出器236は位相クロック
信号P3の選択を示す選択タイミング信号を発生する。
【0020】位相クロック信号P3に対してもP0の場合
と同様の動作が行なわれ、差Δd3がALU235にお
いて得られ、そのうちの最大値の差Δd3が最大値検出
器236に供給される。最大値検出器236は保持して
いる最大差と供給された差Δd3とを比較し、大なる方
を保持する。このように各位相クロック信号に対する最
大値検出動作により、最大値検出器236には算出され
た差Δd0〜Δd3の中の最大値が得られる。図11
(e)に示した例においては差Δd0が最大値である。
その最大値が得られた位相クロック信号の設定を示すク
ロック設定信号が最大値検出器236から発生される。
よって、選択回路231bはクロック設定信号に対応す
る位相クロック信号をサンプリングクロック信号として
第2出力端子から出力する。
【0021】なお、上記した実施例においては、ALU
235は今回値と前回値との差を1つの位相クロック信
号に対して複数回得ているが、差を1つの位相クロック
信号に対して1回だけ得る構成でも良い。また、各位相
クロック信号に対する差の算出を異なる1H期間に行な
っているが、1H期間内に複数の位相クロック信号に対
する差の算出を行なっても良い。
【0022】更に、上記した実施例においては、4つの
位相クロック信号を得ているが、この互いに位相の異な
る位相クロック信号の数は限定されない。位相クロック
信号の数が多いほどサンプリングの検出精度が向上する
ことになる。
【0023】
【発明の効果】以上の如く、本発明のテレテキストデー
タ復調装置のサンプリングクロック発生回路において
は、映像信号中のカラーバースト信号に基づいてディジ
タルデータの伝送速度に同期した基準クロック信号を発
生し、その基準クロック信号に同期しかつ互いに異なる
位相の複数の位相クロック信号を発生し、複数の位相ク
ロック信号各々の発生時におけるクロックランインのサ
イン波信号値をサンプリングして複数の位相クロック信
号毎に連続する2つのサンプリング値の差を検出し、2
つのサンプリング値の差の最大値となった位相クロック
信号をサンプリングクロック信号として発生することが
行なわれる。よって、従来回路のようにディジタルデー
タ中にエラー訂正コードを挿入することなく最適な位相
のサンプリングクロック信号を発生することができる。
この結果、伝送されるテレテキストデータ量が増えるこ
とになり、またエラー発生率算出のための回路を設ける
必要がないので構成も簡単となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】映像信号中のテレテキストのディジタルデータ
の重畳位置を示す波形図である。
【図2】テレテキストのディジタルデータの配列を示す
図である。
【図3】テレテキストデータ復調装置を示すブロック図
である。
【図4】従来のサンプリングクロック発生回路を示すブ
ロック図である。
【図5】他の従来のサンプリングクロック発生回路を示
すブロック図である。
【図6】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図7】図6の装置中の初段のPLL回路の構成を示す
ブロック図である。
【図8】図6の装置中の次段のPLL回路の構成を示す
ブロック図である。
【図9】図6の装置中の自動位相選択回路の構成を示す
ブロック図である。
【図10】伝送されたディジタルデータのクロックラン
イン及びフレーミングコードの信号波形例を示す図であ
る。
【図11】各位相クロック信号及びクロックランインの
サイン波信号のタイミングを示す波形図である。
【主要部分の符号の説明】
10,11,21,22 PLL回路 23 自動位相選択回路 231 クロック遅延及び選択回路 232 スタートパルス発生回路 233,234 レジスタ 235 ALU 236 最大値検出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 9/44 B 8626−5C

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレテキストデータ復調装置においてテ
    レテキストフォーマットのディジタルデータをサンプリ
    ングするためのサンプリングクロック信号を発生するサ
    ンプリングクロック発生回路であって、 前記ディジタルデータを含む映像信号中のカラーバース
    ト信号に基づいて前記ディジタルデータの伝送速度に同
    期した基準クロック信号を発生する手段と、 前記基準クロック信号に同期しかつ互いに異なる位相の
    複数の位相クロック信号を発生する手段と、 前記複数の位相クロック信号各々の発生時における前記
    ディジタルデータ中のクロックランインのサイン波信号
    値をサンプリングするサンプリング手段と、 前記サンプリング手段によるサンプリング値から前記複
    数の位相クロック信号毎に連続する2つのサンプリング
    値の差を検出する差検出手段と、 前記差検出手段により検出された前記複数の位相クロッ
    ク信号毎の差のうちの最大値を検出する最大値検出手段
    と、 前記複数の位相クロック信号のうちの前記最大値を得た
    位相クロック信号を前記サンプリングクロック信号とし
    て発生する選択手段とを備えたことを特徴とするサンプ
    リングクロック発生回路。
JP5184044A 1993-07-26 1993-07-26 テレテキストデータ復調装置のサンプリングクロック発生回路 Pending JPH0738859A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100789680B1 (ko) * 2005-04-28 2008-01-02 엔이씨 일렉트로닉스 가부시키가이샤 클럭 생성회로 및 텔레텍스트 브로드캐스팅 데이터 샘플링회로

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100789680B1 (ko) * 2005-04-28 2008-01-02 엔이씨 일렉트로닉스 가부시키가이샤 클럭 생성회로 및 텔레텍스트 브로드캐스팅 데이터 샘플링회로

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