JPH07387U - マスク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 粘着テープを使い口だけを覆う、紐のないマ
スクであり、唾眠時の使用を目的とする。なお水分の補
給も可能であるので、咽喉や気管の保護にも効果があ
る。 【構成】 口だけを覆うマスクは、粘着テープ１で口の
両側にとめ、ポケットには、水分補給の為の圧縮面包を
入れる。圧縮面包は呼吸と水分補給を容易にするための
小さな穴を適度に開ける。また、圧縮面包の乾燥を防ぐ
ために、市販のさいは二重包装の袋に入れる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、風邪の初期、鼻の炎症、咽喉を痛めた時、気管等の快復保護等に役 立つことを目的とし、主に睡眠時に使用する健康用品である。

【０００２】

【従来の技術】

従来のマスクは、紐を耳に掛け口と鼻を覆い、活動時に使用するものであった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来のマスクを睡眠時に使用しようとすると、意識の希薄な睡眠状態では、はず れたり、ずれたり、紐跡がついた。 本考案は、以上の欠点を除くために、口の部分のみを覆うマスクとした。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

（１） 睡眠時にずれないように、マスクは左右の粘着テープ○１で口の両側に とめる。 （２） マスクをポッケト状○４にして、そのポケットには水分補給の為の水分 を含んだ圧縮綿包○８を入る。圧縮綿包には、呼吸と水分補給を容易に するための小さい穴○７を適度に開ける。 （３） 圧縮綿○６は乾燥を防ぐ為に、軟質合成樹脂材料等にて作った密封した 袋○８に入れ、使用する時はさらにそれを包んだ袋○９から取出して使 用する。 （４） テープ○１を止めたり、圧縮綿包を入れるポケット○４は、ミシン等で 縫い止め形状とする。

【０００５】

【作用】

睡眠時に紐を耳に掛ける事がないので、寝返りが苦にならない。マスクが鼻に負 担をかけないので、呼吸時の圧迫感が少く安眠できる。マスク着用により、熱の 有る時や口を開けての睡眠時、咽喉や気管を護り、鼻づまりなどの改善等、健康 管理に便利である。

【０００６】 以下、本考案の実施例（状況）を説明します。 「実施例１」 圧縮綿の水分は、体温等の影響により乾燥するが、そのまま使用しても外 気を遮断する役目を果たすので喉を保護する。また、痰を出す時や水分の 摂取時に便利なように、粘着テープ○１は下部いっぱいまで取付けない○ ３。 また、圧縮綿包は予備を用意しても良いし、普通の水に浸しての再利用も 可能である。

【０００７】 「実施例２」 病人用として使用する場合は、圧縮綿包○８の呼吸穴○７を通常より多く した方が呼吸が楽である。また、皮膚の弱い人や病人は、テープに拘らず に絆創膏などを使って皮膚を痛めないないよう心がける。 圧縮綿包に薬品を混入すれば、医治療用としても使用することができる。

【０００８】

【考案の効果】

この考案は、風邪などの熱または鼻づまり等、口呼吸をする睡眠時に、鼻炎、咽 喉や気管を保護するとともに安眠できる効果が期待できる。

【図面の簡単な説明】

【第１図】本考案の平面図である。

【第２図】本考案の使用状態を示す正面図である。

【第３図】本考案の一部（圧縮綿包）を拡大した平面図
である。

【第４図】本考案の断面図である。

【符号の説明】

１ 粘着テープ ６ 圧縮綿 ２ ミシン縫い目 ７ 呼吸小穴 ３ テープを取付けない部分 ８ 圧縮綿包 ４ ポケット ９ 軟質合成樹脂袋 ５ 粘着テープ取り外し耳 １０ マスク

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】粘着用材料○１等を利用する事によって、
   通常のマスクのように耳に掛ける紐を必要とせず、人間
   の口の部分を覆う形状で、適度な水分補給のできる、主
   として睡眠時の使用を目的とするマスクである。