JPH0738593U - ブラインドの昇降コード制動装置 - Google Patents

ブラインドの昇降コード制動装置

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JPH0738593U
JPH0738593U JP6735393U JP6735393U JPH0738593U JP H0738593 U JPH0738593 U JP H0738593U JP 6735393 U JP6735393 U JP 6735393U JP 6735393 U JP6735393 U JP 6735393U JP H0738593 U JPH0738593 U JP H0738593U
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JP
Japan
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blind
cord
fixed
head box
braking
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Pending
Application number
JP6735393U
Other languages
English (en)
Inventor
正 稲葉
正博 長島
俊行 森
良樹 宇部
Original Assignee
トーソー株式会社
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Priority to JP6735393U priority Critical patent/JPH0738593U/ja
Publication of JPH0738593U publication Critical patent/JPH0738593U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】昇降コード15をヘッドボックス10から直接引き
出すブラインドにも、中空操作棒21を介して引き出すブ
ラインドにも装着できる昇降コード制動装置であって、
その制動及び解放のための操作が容易であって、中空操
作棒にブラインド21の自重がかからないものを提供す
る。 【構成】ヘッドボックス10に脱着自在にケース11を固定
し、そのケースに固定ロール12と、その固定ロールに回
動して当接する可動片13と、その可動片を固定ロールに
押圧するコイルばね14とを内設し、ブラインド20を昇降
させる昇降コード15を固定ロール12と可動片13の間に通
し、可動片13に制動コード16の一端16aを止着し、その
他端16bをヘッドボックス10から操作可能に引き出し
た。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はブラインドの昇降コード制動装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ベネシャンブラインド、たくし上げカーテン等のブラインドは、昇降コードを 操作して開閉する。ブラインドの自重に抗して昇降コードを引くと、ブラインド は開き、昇降コードを制動すると、ブラインドは停止し、昇降コードの制動を解 放すると、ブラインドは自重で閉じる。
【0003】 従来の昇降コード制動装置としては、実公昭62−17599号に、ブライン ドのヘッドボックスから吊下げた中空操作棒に昇降コードを通し、その中空操作 棒の内部において、昇降コードを固定フランジと可動栓体の間に挟持するものが 開示され、実公平3−28715号に、ブラインドのヘッドボックスの昇降コー ドの引出し口において、昇降コードを固定摩擦板と可動ストッパロールの間に挟 持するものが開示されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
中空操作棒に設けた上記装置はブラインド停止時にブラインドの自重が中空操 作棒にかかって負担をかけるという問題があった。又、ヘッドボックスの昇降コ ード出口に設けた上記装置は、昇降コードを引く方向によって、昇降コードの制 動と解放を行うため、操作が複雑であるという問題があった。
【0005】 本考案はこれらの問題を解決するためになされたものであり、その目的とする ところは、中空操作棒に昇降コードを通す方式のブラインドにおいては、ブライ ンド停止時に中空操作棒に負担がかからず、昇降コードをヘッドボックスの出口 から引き出す方式のブラインドにおいては、昇降コードの引く方向には関係なく 、引くか放すかだけの操作で、昇降コードを制動又は解放することができるもの を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本考案が採用する手段は、ヘッドボックスに固定部 材と、その固定部材に対して回動して当接する可動部材と、その可動部材を固定 部材に対して押圧する弾性部材とを内設し、昇降コードを固定部材と可動部材の 間に通し、可動部材に制動コードの一端を止着し、他端をヘッドボックスから引 き出して操作可能にしたことにある。
【0007】
【作用】
制動コードを放すと、弾性部材が可動部材を固定部材に押圧するから、昇降コ ードは固定部材と可動部材の間に挟持されるから、昇降コードは停止し、それに よってブラインドも停止する。ヘッドボックスから引き出した制動コードを弾性 部材に抗して引くと、引く方向が垂直でも、斜めでも、可動部材は固定部材から 遠ざかるから、昇降コードは解放されブラインドは自重で降下して閉じる。ブラ インドの自重に抗して昇降コードを引くと、可動部材は昇降コードと共に固定部 材から引き離され、ブラインドが上昇して開く。昇降コード制動装置はヘッドボ ックス内にあるから、ブラインドの自重が中空操作棒にかかって負担となること はない。
【0008】
【実施例】
本考案の装置を図面に示す実施例に基づいて説明する。 図1に示すように、ヘッドボックス10内にケース11を脱着可能に固定し、その ケースに固定ローラ12を取り付ける。固定ローラ12の上下方向の相対する位置に おいて、ケース11に可動片13を揺動可能に軸着する。可動片13は一方に揺動する と固定ローラ12に当接する。ケース12にコイルばね14を取り付け、そのコイルば ねで可動片13を固定ローラ12へ押圧する。ケース11の左右は開口し、昇降コード 15は一方の開口からケース11に入り、固定ローラ12と可動片13の間を通り、他方 の開口から抜ける。
【0009】 昇降コード15の一端15aはガイドロール18を経てヘッドボックス10から垂下し 、ブラインド20の下端、例えば、ベネシャンブラインドのボトムレール、たくし 上げカーテンの下端部に止着される。昇降コード15の他端15bはガイドロール17 を介してヘッドボックス10から直接引き出されるか、又は鎖線で示すように、中 空操作棒21に通され、ついで、その下端から引き出される。
【0010】 可動片13に制動コード16の一端16aを止着し、他端16bはケース12の他方の開 口から抜け、ガイドロール17を介してヘッドボックス10から直接引き出されるか 、又は鎖線で示すように、中空操作棒21に通され、ついで、その下端からひきだ される。ケース12内において昇降コード15と制動コード16が接触しないようにセ パレータガイド19を取り付ける。
【0011】 昇降コード15及び制動コード16を共に放したとき、コイルばね14が可動片13を 固定ロール12に押圧するから、その間に昇降コード15に挟まれて制動されるから 、ブラインド20は静止する。中空操作棒21を使用する場合も、中空操作棒21には 昇降コード制動装置を設ける必要はないから、ブラインド20の自重が中空操作棒 の負担になることはない。
【0012】 図2に太矢印で示すように、制動コード16をコイルばね14に抗して引くと、引 く方向が垂直でも斜めでも、可動片13が固定ロール12から遠ざかるから、昇降コ ード15は解放されて移動可能となる。それによって、矢印で示すように、ブライ ンド20は自重により降下して閉じる。 図3に示すように、昇降コード15をブラインド20の自重に抗して引くと、可動 片13は昇降コード15に引かれ、コイルばね14による固定ロール12への押圧は弛む から、矢印で示すように、ブラインド20は上昇して開く。
【0013】
【考案の効果】
上記のとおり、本考案の装置は、ヘッドボックスに内設した固定部材と、それ に対して弾圧した可動部材との間で昇降コードを挟持して制動する方式であり、 可動部材に一端を止着した制動コードを放すと、制動がかかり、引くと制動が解 放されるから、昇降コードをヘッドボックスから直接引き出すブラインドに用い たときは、従来の制動コードを引く方向によって昇降コードを制動又は解放して いたものに比べると、操作が著しく容易であり、昇降コードをヘッドボックスに 吊下げた中空操作棒に通すブラインドに用いたときは、従来のブラインド自重が 中空操作棒の負担になっていたものとは異なり、ブラインド自重は中空操作棒の 負担にはならないという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本考案の一実施例の装置を備えたブラインド
の要部を切り欠いて示す正面図、
【図2】は図1のブラインドの下降状態を示す図、
【図3】は図1のブラインドの上昇状態を示す図、
【符号の説明】
10:ヘッドボックス、11:ケース、12:固定ロール(固
定部材)、13:可動片(可動部材)、14:コイルばね
(弾性部材)、15:昇降コード、16:制動コード、17、
18:ガイドロール、19:セパレータガイド、20:ブライ
ンド、21:中空操作棒
フロントページの続き (72)考案者 宇部 良樹 東京都中央区新川1丁目4番9号 トーソ ー株式会社内

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヘッドボックス(10)に固定部材(12)
    と、前記固定部材に対して回動して当接する可動部材
    (13)と、前記可動部材を前記固定部材に押圧する弾性
    部材(14)とを設け、昇降コード(15)を前記固定部材
    と前記可動部材の間に通し、前記昇降コードの一端(15
    a)をブラインド(20)に止着して他端(15b)を前記
    ヘッドボックス(10)から操作可能に垂下し、制動コー
    ド(16)を前記可動部材に一端(16a)を前記可動部材
    に止着した制動コード(16)の他端(16b)を前記ヘッ
    ドボックスから操作可能に垂下したことを特徴とするブ
    ラインドの昇降コード制動装置。
  2. 【請求項2】ヘッドボックス(10)に脱着自在に固定し
    たケース(11)に固定部材(12)と可動部材(13)と弾
    性部材(14)とを内設したことを特徴とする請求項1記
    載のブラインドの昇降コード制動装置。
  3. 【請求項3】昇降コード(15)と制動解放コード(16)
    の他端(15b、16b)をヘッドボックス(10)から垂下
    した中空操作棒(21)に通したことを特徴とする請求項
    1又は2記載のブラインドの昇降コード制動装置。
JP6735393U 1993-12-17 1993-12-17 ブラインドの昇降コード制動装置 Pending JPH0738593U (ja)

Priority Applications (1)

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JP6735393U JPH0738593U (ja) 1993-12-17 1993-12-17 ブラインドの昇降コード制動装置

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JP6735393U JPH0738593U (ja) 1993-12-17 1993-12-17 ブラインドの昇降コード制動装置

Publications (1)

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JPH0738593U true JPH0738593U (ja) 1995-07-14

Family

ID=13342577

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JP6735393U Pending JPH0738593U (ja) 1993-12-17 1993-12-17 ブラインドの昇降コード制動装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114275635A (zh) * 2021-11-22 2022-04-05 浙江金蝉布艺股份有限公司 一种窗帘悬挂安装装置

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