JPH0738578B2 - パルス検出回路 - Google Patents
パルス検出回路Info
- Publication number
- JPH0738578B2 JPH0738578B2 JP63093844A JP9384488A JPH0738578B2 JP H0738578 B2 JPH0738578 B2 JP H0738578B2 JP 63093844 A JP63093844 A JP 63093844A JP 9384488 A JP9384488 A JP 9384488A JP H0738578 B2 JPH0738578 B2 JP H0738578B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- state
- circuit
- pulse
- signal
- output
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Manipulation Of Pulses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、任意の繰り返し周期を持つ2つのパルス信号
のパルス検出回路に関するもので、更に詳しく言えば、
2つのパルス信号の内で何れか繰り返し周波数が低い信
号に基づいてパルス信号を出力する回路に関するもので
ある。
のパルス検出回路に関するもので、更に詳しく言えば、
2つのパルス信号の内で何れか繰り返し周波数が低い信
号に基づいてパルス信号を出力する回路に関するもので
ある。
<従来の技術> 従来、パルス検出はスイッチ等を利用して機械的に行わ
れている。
れている。
<発明が解決しようとする課題> この従来の方式では機械的な処理を行っているため、構
成が複雑になり、また小型化することが困難であった。
成が複雑になり、また小型化することが困難であった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、デ
ジタル的な構成で簡易に半導体装置への内蔵が可能なパ
ルス検出回路を提供することを目的としている。
ジタル的な構成で簡易に半導体装置への内蔵が可能なパ
ルス検出回路を提供することを目的としている。
<課題を解決するための手段> 第1図は本発明のパルス検出回路のブロック図である。
第1図に於いて、1及び2は入力パルス信号源である。
3は状態識別回路であって、2つのパルス入力端子X及
びYからの状態を識別して4つの信号A,B,C及びDを出
力する。4は状態遷移識別回路であって、4つの入力信
号から状態が遷移したことを識別し、2つの信号E及び
Fの出力を得る。5はパルス合成回路であって、状態遷
移識別回路4で得る2つのパルス信号E及びFを合成
し、その合成パルス信号Z*を出力する。
第1図に於いて、1及び2は入力パルス信号源である。
3は状態識別回路であって、2つのパルス入力端子X及
びYからの状態を識別して4つの信号A,B,C及びDを出
力する。4は状態遷移識別回路であって、4つの入力信
号から状態が遷移したことを識別し、2つの信号E及び
Fの出力を得る。5はパルス合成回路であって、状態遷
移識別回路4で得る2つのパルス信号E及びFを合成
し、その合成パルス信号Z*を出力する。
<作 用> 2つのパルス入力端子X及びYに印加されたパルス信号
の状態は、状態識別回路3により4種類の状態に識別さ
れ、前記2つのパルス入力端子X及びYにそれぞれ任意
のパルス信号が印加されている場合の状態遷移を状態遷
移識別回路4によりパルスとして2つの信号E及びFに
出力し、E及びFの出力信号をパルス合成回路5により
合成することにより、X及びYのパルス信号の内で何れ
か繰り返し周波数が低い信号に基づいたパルス信号Z*
を出力することができる。
の状態は、状態識別回路3により4種類の状態に識別さ
れ、前記2つのパルス入力端子X及びYにそれぞれ任意
のパルス信号が印加されている場合の状態遷移を状態遷
移識別回路4によりパルスとして2つの信号E及びFに
出力し、E及びFの出力信号をパルス合成回路5により
合成することにより、X及びYのパルス信号の内で何れ
か繰り返し周波数が低い信号に基づいたパルス信号Z*
を出力することができる。
<実施例> 以下、実施例に基づいて本発明を詳細に説明する。
第2図は本発明の一実施例に於けるパルス検出回路の回
路構成図である。
路構成図である。
第2図に於いて、状態識別回路3として、4つのアンド
回路31,32,33及び34と2つのインバータ回路35及び36
を、状態遷移識別回路4として、2つのRSラッチ回路41
及び42を、パルス合成回路5として排他的オア回路51及
びDフリップフロップ回路から成る1つの分周回路52を
用いている。また、2つのパルス入力端子X及びYに印
加されるパルス信号が同時変化する可能性のある場合に
は、位相差発生回路6を追加する。位相差発生回路6と
して、2つのDフリップフロップ回路61及び62と1つの
インバータ回路63を用い、クロック入力端子CKには、印
加される2つのパルス信号X及びYよりも十分高い周波
数のクロック信号を入力することにより、2つの信号X
*及びY*の内で何れか一方が変化した後にもう一方が
変化するまでには、少なくともクロックCKの半周期分の
時間をもつことになり、X*とY*は同時に変化しない
ことになる。
回路31,32,33及び34と2つのインバータ回路35及び36
を、状態遷移識別回路4として、2つのRSラッチ回路41
及び42を、パルス合成回路5として排他的オア回路51及
びDフリップフロップ回路から成る1つの分周回路52を
用いている。また、2つのパルス入力端子X及びYに印
加されるパルス信号が同時変化する可能性のある場合に
は、位相差発生回路6を追加する。位相差発生回路6と
して、2つのDフリップフロップ回路61及び62と1つの
インバータ回路63を用い、クロック入力端子CKには、印
加される2つのパルス信号X及びYよりも十分高い周波
数のクロック信号を入力することにより、2つの信号X
*及びY*の内で何れか一方が変化した後にもう一方が
変化するまでには、少なくともクロックCKの半周期分の
時間をもつことになり、X*とY*は同時に変化しない
ことになる。
第3図に状態識別回路3の出力の状態遷移図を示す。
パルス入力端子X及びYに印加されたパルス信号は、位
相差発生回路6により位相差をもったパルス信号X*及
びY*になり、X*及びY*のパルス信号の状態は、状
態識別回路3により4つの状態SA,SB,SC及びSDに識別さ
れる。ここで、SA状態とは入力信号状態がX*=0,Y*
=0の状態であり、SB状態とは入力信号状態がX*=1,
Y*=0の状態であり、SC状態とは入力信号状態がX*
=0,Y*=1の状態であり、SD状態とは入力信号状態が
X*=1,Y*=1の状態である。SA状態のときは、状態
識別回路3より信号Aが出力される。すなわち、状態識
別回路3の出力(A,B,C,D)=(1,0,0,0)となる。SB状
態のときは、状態識別回路3より信号Bが出力される。
すなわち、同回路3の出力(A,B,C,D)=(0,1,0,0)と
なる。SC状態のときは、状態識別回路3より信号Cが出
力される。すなわち、同回路3の出力(A,B,C,D)=
(0,0,1,0)となる。SD状態のときは、状態識別回路3
より信号Dが出力される。すなわち、同回路3の出力
(A,B,C,D)=(0,0,0,1)となる。
相差発生回路6により位相差をもったパルス信号X*及
びY*になり、X*及びY*のパルス信号の状態は、状
態識別回路3により4つの状態SA,SB,SC及びSDに識別さ
れる。ここで、SA状態とは入力信号状態がX*=0,Y*
=0の状態であり、SB状態とは入力信号状態がX*=1,
Y*=0の状態であり、SC状態とは入力信号状態がX*
=0,Y*=1の状態であり、SD状態とは入力信号状態が
X*=1,Y*=1の状態である。SA状態のときは、状態
識別回路3より信号Aが出力される。すなわち、状態識
別回路3の出力(A,B,C,D)=(1,0,0,0)となる。SB状
態のときは、状態識別回路3より信号Bが出力される。
すなわち、同回路3の出力(A,B,C,D)=(0,1,0,0)と
なる。SC状態のときは、状態識別回路3より信号Cが出
力される。すなわち、同回路3の出力(A,B,C,D)=
(0,0,1,0)となる。SD状態のときは、状態識別回路3
より信号Dが出力される。すなわち、同回路3の出力
(A,B,C,D)=(0,0,0,1)となる。
ここで、2つのパルス入力端子X及びYにそれぞれ任意
のパルス信号が印加されたときのX*及びY*の状態遷
移の内で、SA状態(X*=Y*=0)→SB状態(X*=
1,Y*=0)→SD状態(X*=Y*=1)、SA状態→SC
状態(X*=0,Y*=1)→SD状態、SD状態→SB状態→S
A状態、SD状態→SC状態→SA状態、SB状態→SA状態→SC
状態、SB状態→SD状態→SC状態、SC状態→SA状態→SB状
態及びSC状態→SD状態→SB状態の状態遷移を、状態遷移
識別回路4により識別し、その結果をパルスとして2つ
の信号E及びFに出力する。すなわち、SA→SB(又はS
C)→SDの状態遷移があったときは、信号Eが1から0
に変化し、SB→SA(又はSD)→SCの状態遷移があったと
きは、信号Fが1から0に変化し、SC→SA(又はSD)→
SBの状態遷移があったときは、信号Fが0から1に変化
し、SD→SB(又はSC)→SAの状態遷移があったときは、
信号Eが0から1に変化する。
のパルス信号が印加されたときのX*及びY*の状態遷
移の内で、SA状態(X*=Y*=0)→SB状態(X*=
1,Y*=0)→SD状態(X*=Y*=1)、SA状態→SC
状態(X*=0,Y*=1)→SD状態、SD状態→SB状態→S
A状態、SD状態→SC状態→SA状態、SB状態→SA状態→SC
状態、SB状態→SD状態→SC状態、SC状態→SA状態→SB状
態及びSC状態→SD状態→SB状態の状態遷移を、状態遷移
識別回路4により識別し、その結果をパルスとして2つ
の信号E及びFに出力する。すなわち、SA→SB(又はS
C)→SDの状態遷移があったときは、信号Eが1から0
に変化し、SB→SA(又はSD)→SCの状態遷移があったと
きは、信号Fが1から0に変化し、SC→SA(又はSD)→
SBの状態遷移があったときは、信号Fが0から1に変化
し、SD→SB(又はSC)→SAの状態遷移があったときは、
信号Eが0から1に変化する。
上記以外の状態遷移、例えばSA→SB→SA等の遷移が生じ
た場合には、信号E及びFの変化は生じない。なお、位
相差発生回路6によりX*及びY*のパルス信号は同時
に変化しないようになっているため、SA→SD,SD→SA,SB
→SC及びSC→SBの直接の状態遷移は起こらない。更に、
排他的オア回路51によりE及びFのパルス信号の排他的
オア出力Zを得、分周回路52により、上記出力信号Zの
1/2分周を出力端子Z*に得る。
た場合には、信号E及びFの変化は生じない。なお、位
相差発生回路6によりX*及びY*のパルス信号は同時
に変化しないようになっているため、SA→SD,SD→SA,SB
→SC及びSC→SBの直接の状態遷移は起こらない。更に、
排他的オア回路51によりE及びFのパルス信号の排他的
オア出力Zを得、分周回路52により、上記出力信号Zの
1/2分周を出力端子Z*に得る。
したがって、第2図の実施例では、印加された2つのパ
ルス信号X及びYの内で、何れか繰り返し周波数の低い
信号に基づいたパルス信号Z*を出力することができ
る。
ルス信号X及びYの内で、何れか繰り返し周波数の低い
信号に基づいたパルス信号Z*を出力することができ
る。
第4図にタイムチャートを示す。
<発明の効果> 以上述べてきたように、本発明によれば、極めて簡易な
デジタル回路構成で、2つのパルス信号の内で何れか繰
り返し周波数が低い信号に基づいてパルス信号を出力す
ることができ、実用的には極めて有用である。
デジタル回路構成で、2つのパルス信号の内で何れか繰
り返し周波数が低い信号に基づいてパルス信号を出力す
ることができ、実用的には極めて有用である。
第1図は本発明のパルス検出回路のブロック図、第2図
は本発明の一実施例を示す回路図、第3図は状態遷移
図、第4図はタイムチャートである。 符号の説明 3:状態識別回路、4:状態遷移識別回路、5:パルス合成回
路、 51:排他的オア回路、52:分周回路
は本発明の一実施例を示す回路図、第3図は状態遷移
図、第4図はタイムチャートである。 符号の説明 3:状態識別回路、4:状態遷移識別回路、5:パルス合成回
路、 51:排他的オア回路、52:分周回路
Claims (1)
- 【請求項1】2つのパルス入力端子を有し、該2つの入
力端子に於ける入力信号状態が、「0,0」(以下、「SA
状態」という)、「1,0」(以下、「SB状態」とい
う)、「0,1」(以下、「SC状態という」)及び「1,1」
(以下、「SD状態」という)の何れであるかを識別して
4つの識別信号を選択的に出力する状態識別回路と、 該状態識別回路よりの出力に基づいて2ビットの状態遷
移信号を出力する状態遷移識別回路であって、上記状態
識別回路の入力信号状態が、SA状態→SB状態(又はSC状
態)→SD状態、SD状態→SB状態(又はSC状態)→SA状
態、SB状態→SA状態(又はSD状態)→SC状態、及びSC状
態→SA状態(又はSD状態)→SB状態の内の何れかの状態
遷移をしたことを検出して、上記2ビットの状態遷移信
号の何れか一方のビットを0(又は1)から1(又は
0)に変化させる状態遷移識別回路と、 該状態遷移識別回路の出力を、その入力とする排他的オ
ア回路と、該排他的オア回路の出力を1/2分周する分周
回路とから成るパルス合成回路と から成り、上記状態識別回路の2つのパルス入力端子
に、それぞれ任意の繰り返しパルス信号を入力した場合
に、上記パルス合成回路の出力端子から、上記2つの入
力パルス信号の内、繰り返し周波数が低い方の信号に基
づくパルス信号が得られることを特徴とするパルス検出
回路。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63093844A JPH0738578B2 (ja) | 1988-04-15 | 1988-04-15 | パルス検出回路 |
US07/338,278 US4988901A (en) | 1988-04-15 | 1989-04-14 | Pulse detecting device for detecting and outputting a pulse signal related to the slower frequency input pulse |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63093844A JPH0738578B2 (ja) | 1988-04-15 | 1988-04-15 | パルス検出回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01264411A JPH01264411A (ja) | 1989-10-20 |
JPH0738578B2 true JPH0738578B2 (ja) | 1995-04-26 |
Family
ID=14093711
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63093844A Expired - Lifetime JPH0738578B2 (ja) | 1988-04-15 | 1988-04-15 | パルス検出回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0738578B2 (ja) |
-
1988
- 1988-04-15 JP JP63093844A patent/JPH0738578B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01264411A (ja) | 1989-10-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |