JPH0738289Y2 - 搬送シート類の蛇行修正機用アクチェータ - Google Patents

搬送シート類の蛇行修正機用アクチェータ

Info

Publication number
JPH0738289Y2
JPH0738289Y2 JP1987041146U JP4114687U JPH0738289Y2 JP H0738289 Y2 JPH0738289 Y2 JP H0738289Y2 JP 1987041146 U JP1987041146 U JP 1987041146U JP 4114687 U JP4114687 U JP 4114687U JP H0738289 Y2 JPH0738289 Y2 JP H0738289Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
cylinder
air motor
meandering correction
cylinder rod
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987041146U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63147960U (ja
Inventor
昌久 藪下
Original Assignee
東洋機械株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東洋機械株式会社 filed Critical 東洋機械株式会社
Priority to JP1987041146U priority Critical patent/JPH0738289Y2/ja
Publication of JPS63147960U publication Critical patent/JPS63147960U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0738289Y2 publication Critical patent/JPH0738289Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H25/00Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms
    • F16H25/18Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms for conveying or interconverting oscillating or reciprocating motions
    • F16H25/20Screw mechanisms
    • F16H2025/2062Arrangements for driving the actuator
    • F16H2025/2096Arrangements for driving the actuator using endless flexible members

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、搬送シート類の蛇行修正機用アクチエータの
改良に関する。
(従来の技術) 搬送シート類の蛇行修正機用アクチエータとしてのシリ
ンダ装置としては、エアシリンダ或は空圧シリンダに油
圧の制御機構を付加した空油圧シリンダ若しくは電気モ
ータを使用したシリンダ等が従来より用いられている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上述した従来の技術においては、次のよ
うな弊害、技術的問題があった。
1)エアシリンダの場合は、シリンダ本体内の空気の弾
性により、押引方向の中間部における所定位置での停止
制御が困難である。
2)この問題に対処するために開発された空圧シリンダ
に油圧制御機構を付加した空油圧シリンダの場合は、気
体と液体の両方の保守点検を必要とし、又、押引動作の
くり返しによりシリンダ本体内及びオイルタンク内の多
量の空気が使用圧及び背圧となって繰り返し使用され、
その結果、空気の消費量が多くなり、押引の応答速度が
遅れる。
3)空圧シリンダは、推進力を大きくしようとするとシ
リンダ径が大きくなり大型化する。
4)電気モータを使用したシリンダの問題点については
後記するとおりである。
本考案は、かかる問題点を解決する為に開発されたもの
であって、その目的とするところは、エアモータを適用
することにより、搬送シート類の蛇行修正機を空気圧の
みによっても定位置に停止制御でき、また、応答速度が
早く、空気の消費量も少なく、更には小型化の可能な搬
送シート類の蛇行修正機用アクチエータを提供するにあ
る。
(問題点を解決するための手段) 上記の問題点を解決し、その目的を達成する手段とし
て、本考案では、基端側に雌ねじ部を備えると共に先端
側に取付具を備えたシリンダロッドと、減速機を備えた
エアモータにより正逆に回転するように構成されたスク
リューシャフトから成り、該スクリューシャフトをシリ
ンダロッドの雌ねじ部に回転自在に螺挿して、スクリュ
ーシャフトとシリンダロッドが同一軸心上に位置するよ
うに配置構成し、エアモータによるスクリューシャフト
の正逆回転によりシリンダロッドを進退作動させて、そ
の進退作動量をエアモータにより制御して搬送シート類
の蛇行修正機の位置決めを行なうように構成したことを
特徴とする搬送シート類の蛇行修正機用アクチエータを
開発し、採用した。
(作用) 本考案の構成によれば、例えば、エアモータに内蔵され
ている複数個の小さいピストンの各シリンダは小型であ
って、該シリンダ内の空気量は微少なために該空気の弾
性によるモータの回転角の変動は微少となり、この微少
な回転角変動が減速機によって更に微少な回転角変動と
なり、そして、この微少な回転角変動をスクリューリー
ドによるシリンダストロークに変換すると、エアモータ
内の小シリンダの空気弾性によるシリンダストロークの
変動は、スクリューロッドのバックラッシ程度に極めて
微少となる。
また、エアモータの場合は、エアモータ内の小シリンダ
内の空気量が少ないために、空気弁を切換えるとすぐに
モータが回転し、正逆回転の切換の応答性が早くなる。
更に、減速機による出力の増大と、回転トルクをスクリ
ューリードに変換することにより、推力が増大する。
(実施例) 以下、本考案に係る搬送シート類の蛇行修正機用アクチ
エータの実施例を添付図面に基づいて詳述する。
第1図は、本考案の第1実施例を示しており、そのアク
チエータは、大別してエアモータ1、減速機2、スクリ
ューシャフト3、機器類の位置決め用のシリンダロッド
4により構成されている。
エアモータ1は、複数個の小さなピストン(図示せず)
を内蔵して構成されている。
シリンダロッド4は、ロッド本体5の基端にスクリュー
ナットから成る雌ねじ部6を固着して形成されており、
ロッド本体5と雌ねじ部6とは同一軸心上に位置させて
ある。7はロッド本体5の先端に取着けられた先端取付
金具であって、位置決めを必要とする蛇行修正機(図示
せず)をシリンダロッド4に取付けるためのものであ
る。
スクリューシャフト3は、減速機2及び軸継手8を介し
てエアモータ1の回転軸9に連結されており、スクリュ
ーシャフト3、軸継手8、減速機2及びエアモータ1は
同一軸心上に位置させてある。
また、スクリューシャフト3はシリンダロッド4の雌ね
じ部6のねじ部6aに螺挿されており、スクリューシャフ
ト3とシリンダロッド4を同一軸上に位置させている。
また、スクリューシャフト3としてはボールスクリュ
ー、山形ねじ、角ねじ等を使用する。
10はロッド受であって、シリンダロッド4が軸心方向に
正確に螺進・螺退するようにシリンダロッド4を軸受し
ている。
したがって、エアモータ1が正転、逆転すると、減速機
2及びスクリューシャフト3を介してシリンダロッド4
を軸方向に螺進、螺退させ、先端金具7に取着けた蛇行
修正機を進退させて所要の位置決めを行なうものであ
る。
なお、エアモータ1の回転は、搬送シートの耳端の偏位
を検出する検出装置(図示せず)の信号によって行うも
のであり、第1図において、11は軸継手カバー、12はハ
ウジング、13はスペーサ、14はベアリング、15はシリン
ダカバー、16は取付ベースを夫々示すものである。
第2図は本考案の第2実施例を示すものでこの実施例で
は、エアモータ1と減速機2はスクリューシャフト3等
と平行に配設されており、減速機2がわの小プーリ17と
スクリューシャフト3がわの大プーリ18をタイミングベ
ルト19で連結してエアモータ1の回転をスクリューシャ
フト3に伝達させるものであり、同図において20はベル
トカバーである。
この実施例の場合は、推力が小さくても良いときには減
速機2を省略してもよい。
次に、参考までに本考案を、スクリュー式制御シリンダ
の駆動源として電気モータを用いた場合と比較すると、
次のような優れた点がある。
1)電気モータを用いた場合は、完全防爆型にすると、
防爆モータを必要とするため非常に高価になるが、エア
モータによれば、追加仕様を必要とすることなくして完
全防爆型として使用できる。
2)電気モータを用いた場合は、進退動作の頻度が高け
れば、電動モータが発熱して焼損する危険があるのに対
して、エアモータの場合は、流動空気による自冷効果に
より焼損の危険はなく、高温雰囲気にも耐えられる。
3)電気モータを用いた場合は、シリンダのストローク
エンドにおける安全装置が必要であり、リミットスイッ
チがないと、モータが焼損することがあるのに対して、
エアモータでは、かかる安全装置は不要である。
4)電気モータを用いた場合は、過負荷に対しては電気
式又は機械式の安全装置が必要であるのに対して、エア
モータではかかる安全装置は不要である。
5)電気モータを用いた場合は、推力の制御は、モータ
と制御盤により定まるため変動が大きいのに対して、エ
アモータでは減圧弁によって速度に関係なく行なえる。
6)エアモータ駆動シリンダは、多湿、粉塵等の悪環境
にも耐えられる。
(考案の効果) 上述したように本考案は、基端側に雌ねじ部を備えると
共に、先端側に取付具を備えたシリンダロッドと、減速
機を備えたエアモータにより正逆に回転するように構成
されたスクリューシャフトから成り、該スクリューシャ
フトをシリンダロッドの雌ねじ部に回転自在に螺挿し
て、スクリューシャフトとシリンダロッドが同一軸心上
に位置するように配置構成し、エアモータによるスクリ
ューシャフトの正逆回転によりシリンダロッドを進退作
動させて、その進退作動量をエアモータにより制御して
搬送シート類の蛇行修正機の位置決めを行なうように構
成したことを特徴とする搬送シート類の蛇行修正機用ア
クチエータに係るものであるから、小刻みにして頻繁な
修正動作が要求される蛇行修正機用のアクチエータとし
て、特に望ましい次の諸効果を奏し得るものである。
(1)エアモータに内蔵されている複数個のピストンの
各シリンダは小型であって、その空気量は微少なため
に、該空気の弾性によるモータの回転変動は微少とな
り、更に、この微少な回転角変動が減速機によって更に
微少な回転角変動となり、そして、この微少な回転角変
動をスクリューリードによるシリダストロークに変換す
ると、エアモータの空気弾性によるシリンダストローク
の変動は、スクリューロッドのバックラッシ程度に無視
できる極微少となり、その結果、エアモータの空気の出
入りを停止すれば、中間部における定位置での蛇行修正
機の正確な停止が可能となる。
(2)エアモータのシリンダ内の空気量は少ないため
に、空気弁を切換えるとすぐにモータが回転し、正逆回
転の切換の応答性が早くなる。したがって、ストローク
の長いシリンダの使用も可能となる。
(3)油圧制御機構を付加しなくても定位置での正確な
停止が可能となるので、保守、点検が容易となる。
(4)減速機による出力の増大と、回転トルクをスクリ
ューリードに変換する推力の増大とにより推力が著しく
増大し、したがって全体形状が小さくても大推力のシリ
ンダが得られる。
(5)動作頻度が高くても、エア消費量は正味の仕事分
で済み、また、エアモータの駆動軸とスクリューシャフ
トを減速機を介して連結することにより、空気弾性によ
るモータの回転変動が更に微少となり、シリンダストロ
ークの変動は無視してもよくなり、それと共に推力がよ
り一層増大する。
(6)エアジェットセンサとエアコントロールパネルに
よりオールエアによる制御が可能となり、また作動速度
の調整は、空気流量調整バルブで行うが、低速度でも負
荷の変動による速度への影響は少ない。
上記の諸効果より明らかなように、本考案は、電気モー
タを使用していた従来の搬送シート類の蛇行修正機用ア
クチエータに較べて、格段に精度の高い搬送シート類の
蛇行修正を円滑に達成できる利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す1部縦断正面図、第
2図は本考案の第2実施例を示す1部縦断正面図であ
る。 (符号の説明) 1……エアモータ、2……減速機、3……スクリューシ
ャフト、4……シリンダロッド、6……雌ねじ部、7…
…取付具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基端側に雌ねじ部を備えると共に先端側に
    取付具を備えたシリンダロッドと、減速機を備えたエア
    モータにより正逆に回転するように構成されたスクリュ
    ーシャフトから成り、該スクリューシャフトをシリンダ
    ロッドの雌ねじ部に回転自在に螺挿して、スクリューシ
    ャフトとシリンダロッドが同一軸心上に位置するように
    配置構成し、エアモータによるスクリューシャフトの正
    逆回転によりシリンダロッドを進退作動させて、その進
    退作動量をエアモータにより制御して搬送シート類の蛇
    行修正機の位置決めを行なうように構成したことを特徴
    とする搬送シート類の蛇行修正機用アクチエータ。
JP1987041146U 1987-03-20 1987-03-20 搬送シート類の蛇行修正機用アクチェータ Expired - Lifetime JPH0738289Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987041146U JPH0738289Y2 (ja) 1987-03-20 1987-03-20 搬送シート類の蛇行修正機用アクチェータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987041146U JPH0738289Y2 (ja) 1987-03-20 1987-03-20 搬送シート類の蛇行修正機用アクチェータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63147960U JPS63147960U (ja) 1988-09-29
JPH0738289Y2 true JPH0738289Y2 (ja) 1995-08-30

Family

ID=30855876

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987041146U Expired - Lifetime JPH0738289Y2 (ja) 1987-03-20 1987-03-20 搬送シート類の蛇行修正機用アクチェータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0738289Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013076421A (ja) * 2011-09-29 2013-04-25 Ckd Corp 電動アクチュエータ

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57200754U (ja) * 1981-06-17 1982-12-21

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63147960U (ja) 1988-09-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4566847A (en) Industrial robot
CN105375674A (zh) 电机直驱式精密位移促动器
JPS5945081B2 (ja) 回転テ−ブルの回転割出し装置
US5388471A (en) Thrust bearing for an actuator driving a sensor device
JPH0738289Y2 (ja) 搬送シート類の蛇行修正機用アクチェータ
JP2722345B2 (ja) 産業用ロボットの手首用2自由度駆動機構
CN112283431B (zh) 一种低扭矩电动燃气闸阀
JP2000220715A (ja) リニアアクチュエータ
CN214490634U (zh) 一种柔性机械手开合与位置微调的驱动装置
CN211981651U (zh) 一种主体可调式复合执行器
EP1215029B1 (en) A linear and rotary actuator for mixing and pressing in molding machines
JPS6155461A (ja) 直動形駆動装置
JP2736024B2 (ja) 直線作動機の推力検知装置
JP2003314650A (ja) アクチュエータ
CN207437718U (zh) 一种伺服缸
KR20030065091A (ko) 센서와 전자브레이크를 구비한 자체 신축방식의전기액추에이터
JPH046511B2 (ja)
CN218818474U (zh) 一种多用途电动执行机构阀位反馈装置
CN214205231U (zh) 光伏电动推杆
CN209909292U (zh) 一种采用非接触式角度传感器的阀位反馈装置
CN113894834B (zh) 用于机械臂关节伸缩俯仰的双电机联动结构
CN212407727U (zh) 一种部分回转电动执行机构力矩机构
JPH03117758A (ja) バルブアクチュエータ
JPH04128523U (ja) 直線駆動装置
JPH0593637U (ja) 押圧装置のアクチュエータ