JPH0738089Y2 - 包装装置 - Google Patents
包装装置Info
- Publication number
- JPH0738089Y2 JPH0738089Y2 JP1992033604U JP3360492U JPH0738089Y2 JP H0738089 Y2 JPH0738089 Y2 JP H0738089Y2 JP 1992033604 U JP1992033604 U JP 1992033604U JP 3360492 U JP3360492 U JP 3360492U JP H0738089 Y2 JPH0738089 Y2 JP H0738089Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- packaged
- packaging film
- welding
- tubular
- chute
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- Expired - Lifetime
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- Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、被包装物、特に清潔さ
の要求される野菜や食肉等の生鮮食品を包装するための
包装装置に関する。
の要求される野菜や食肉等の生鮮食品を包装するための
包装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6に示すように、野菜等の生鮮食品S
は外気の侵入しにくい合成樹脂製の包装フイルムFによ
って包装されることが好ましい。従来からこの種生鮮食
品Sを包装するのに所謂真空包装によって行うようにし
ているが、能率が悪いうえに、水分を含んだ生鮮食品の
包装を行うことができない。また定形物に限定され、不
定形物であれば、そのたびに包装機材を変えなければな
らないという難点があった。
は外気の侵入しにくい合成樹脂製の包装フイルムFによ
って包装されることが好ましい。従来からこの種生鮮食
品Sを包装するのに所謂真空包装によって行うようにし
ているが、能率が悪いうえに、水分を含んだ生鮮食品の
包装を行うことができない。また定形物に限定され、不
定形物であれば、そのたびに包装機材を変えなければな
らないという難点があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、上記の難点
に注目して、従来から存在する三方溶着シール装置を改
良することによって、不定形な生鮮食品でも能率的に包
装することができる包装装置を提案することを目的とす
る。
に注目して、従来から存在する三方溶着シール装置を改
良することによって、不定形な生鮮食品でも能率的に包
装することができる包装装置を提案することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本考案の構成を実施例に対応する図面に基づいて説明
すると、本考案は、内部に被包装物Sが投入されると共
に、外周面に沿って合成樹脂製の包装フイルムFが下降
送りされる縦型筒状シュート2が設けられ、該筒状シュ
ート2に対向して合成樹脂製包装フイルムFを筒状に溶
着形成する縦型溶着装置4と、上記筒状シュート2を経
由して上記筒状包装フイルムFの内部に落下した被包装
物Sを挟んでその上下部の筒状包装フイルムFを溶着切
断する横型溶着切断装置5とが設けられ、上記縦型溶着
装置4及び横型溶着切断装置5によって合成樹脂製包装
フイルムFで包装された被包装物Sを横送り装置7によ
って横送り状に送り出し、その横送り途上で被包装物S
を温風加熱する加熱トンネル21が設けられ、包装され
た被包装物Sが加熱トンネル21に横送り状に投入され
る前に、一時的に被包装物Sの送りを停止させるストッ
パー装置6が設けられてなる構成を採用するものであ
る。
の本考案の構成を実施例に対応する図面に基づいて説明
すると、本考案は、内部に被包装物Sが投入されると共
に、外周面に沿って合成樹脂製の包装フイルムFが下降
送りされる縦型筒状シュート2が設けられ、該筒状シュ
ート2に対向して合成樹脂製包装フイルムFを筒状に溶
着形成する縦型溶着装置4と、上記筒状シュート2を経
由して上記筒状包装フイルムFの内部に落下した被包装
物Sを挟んでその上下部の筒状包装フイルムFを溶着切
断する横型溶着切断装置5とが設けられ、上記縦型溶着
装置4及び横型溶着切断装置5によって合成樹脂製包装
フイルムFで包装された被包装物Sを横送り装置7によ
って横送り状に送り出し、その横送り途上で被包装物S
を温風加熱する加熱トンネル21が設けられ、包装され
た被包装物Sが加熱トンネル21に横送り状に投入され
る前に、一時的に被包装物Sの送りを停止させるストッ
パー装置6が設けられてなる構成を採用するものであ
る。
【0005】
【作用】上記構成によれば、包装フイルムFを縦型筒状
シュート2に沿って下降送りすると、その側縁部f1が
縦型溶着装置4により、また、その下部f2が横型溶着
切断装置5により、それぞれ溶着されて、有底筒状の包
装フイルムFが形成されるため、上記縦型筒状シュート
2内に生鮮食品等の被包装物Sを投入するだけで、その
被包装物Sを上記有底筒状の包装フイルムF内に挿入す
ることができる。
シュート2に沿って下降送りすると、その側縁部f1が
縦型溶着装置4により、また、その下部f2が横型溶着
切断装置5により、それぞれ溶着されて、有底筒状の包
装フイルムFが形成されるため、上記縦型筒状シュート
2内に生鮮食品等の被包装物Sを投入するだけで、その
被包装物Sを上記有底筒状の包装フイルムF内に挿入す
ることができる。
【0006】横型溶着切断装置5により、被包装物Sを
挿入した包装フイルムFの上部f3が溶着切断されて、
該被包装物Sが包装されると同時に、その被包装物充填
包装フイルムFの上側で、横型溶着切断装置5により、
上記と同様の有底筒状の包装フイルムFが形成され、以
後、同様の手順で、前記筒状シュート2内に投入された
被包装物Sを順次、包装することができる。
挿入した包装フイルムFの上部f3が溶着切断されて、
該被包装物Sが包装されると同時に、その被包装物充填
包装フイルムFの上側で、横型溶着切断装置5により、
上記と同様の有底筒状の包装フイルムFが形成され、以
後、同様の手順で、前記筒状シュート2内に投入された
被包装物Sを順次、包装することができる。
【0007】また、上述のように包装フイルムFで包装
された被包装物Sは、直ちに下方に送られず、その送り
がストッパー装置6で一時的に停止されるため、包装フ
イルムFの上記溶着箇所f1〜f3が冷却され、その溶
着箇所f1〜f3を強化することができる。
された被包装物Sは、直ちに下方に送られず、その送り
がストッパー装置6で一時的に停止されるため、包装フ
イルムFの上記溶着箇所f1〜f3が冷却され、その溶
着箇所f1〜f3を強化することができる。
【0008】次に、上記ストッパー装置6の開放によ
り、包装フイルムFで包装された被包装物Sは加熱トン
ネル21内を横送り装置7によって横送り状に通過する
が、この場合、包装フイルムFとして熱収縮性フイルム
を用いることにより、該包装フイルムFを被包装物Sの
形状に沿って密着させることができる。従って、定形状
の被包装物Sは勿論のこと、不定形状の被包装物Sで
も、確実に包装することができる。
り、包装フイルムFで包装された被包装物Sは加熱トン
ネル21内を横送り装置7によって横送り状に通過する
が、この場合、包装フイルムFとして熱収縮性フイルム
を用いることにより、該包装フイルムFを被包装物Sの
形状に沿って密着させることができる。従って、定形状
の被包装物Sは勿論のこと、不定形状の被包装物Sで
も、確実に包装することができる。
【0009】
【実施例】図1は本考案の一実施例たる密封包装装置を
示すものであって、装置本体1の前部に被包装物投入用
縦型筒状シュート2を配設すると共に、該縦型筒状シュ
ート2の上部に、熱収縮性包装フイルム(シュリンクフ
ィルム)Fの通過用間隙を設けてフォーミングプレート
3を配備し、また、縦型筒状シュート2の中央部に対向
して包装フイルムFを筒状に溶着形成するための縦型溶
着装置4を設けると共に、縦型筒状シュート2の下部
に、筒状に溶着形成された包装フイルムFを、その長手
方向に沿って所定間隔ごとに溶着切断する横型溶着切断
装置5を設け、該横型溶着切断装置5の下方に、包装フ
イルムFで包装された被包装物Sの下方送りを一時停止
させるためのストッパー装置6を設け、前記装置本体1
の下部に、横送り装置7を設けている。
示すものであって、装置本体1の前部に被包装物投入用
縦型筒状シュート2を配設すると共に、該縦型筒状シュ
ート2の上部に、熱収縮性包装フイルム(シュリンクフ
ィルム)Fの通過用間隙を設けてフォーミングプレート
3を配備し、また、縦型筒状シュート2の中央部に対向
して包装フイルムFを筒状に溶着形成するための縦型溶
着装置4を設けると共に、縦型筒状シュート2の下部
に、筒状に溶着形成された包装フイルムFを、その長手
方向に沿って所定間隔ごとに溶着切断する横型溶着切断
装置5を設け、該横型溶着切断装置5の下方に、包装フ
イルムFで包装された被包装物Sの下方送りを一時停止
させるためのストッパー装置6を設け、前記装置本体1
の下部に、横送り装置7を設けている。
【0010】上記フォーミングプレート3は、図2にも
示すように、一枚の金属板を下広がり状に折曲したもの
であって、その内周縁部3aにより、装置本体1の上部
に回転自在に配設されたロール状の包装フイルムFから
ガイドローラ9,9・・を介して引き出されたシート状
の包装フイルムFを下向きに折り曲げて、縦型筒状シュ
ート2の外周面に沿う筒状に形成し、その筒状に形成さ
れた包装フイルムFの側縁部f1どうしを互いに重合さ
せるものである。
示すように、一枚の金属板を下広がり状に折曲したもの
であって、その内周縁部3aにより、装置本体1の上部
に回転自在に配設されたロール状の包装フイルムFから
ガイドローラ9,9・・を介して引き出されたシート状
の包装フイルムFを下向きに折り曲げて、縦型筒状シュ
ート2の外周面に沿う筒状に形成し、その筒状に形成さ
れた包装フイルムFの側縁部f1どうしを互いに重合さ
せるものである。
【0011】前記縦型溶着装置4は、図1に示すよう
に、装置本体1から前方に突出する水平駆動杆10と、
該水平駆動杆10に取付けられて、縦型筒状シュート2
の中央部に対向する縦型溶着部材11とからなり、水平
駆動杆10を装置本体1側に水平駆動することにより、
縦型溶着部材11を包装フイルムFの互いに重合する側
縁部f1を介して縦型筒状シュート2に押し付け、これ
により、該両側縁部f1を互いに溶着させて、筒状の包
装フイルムFを溶着形成するものである。
に、装置本体1から前方に突出する水平駆動杆10と、
該水平駆動杆10に取付けられて、縦型筒状シュート2
の中央部に対向する縦型溶着部材11とからなり、水平
駆動杆10を装置本体1側に水平駆動することにより、
縦型溶着部材11を包装フイルムFの互いに重合する側
縁部f1を介して縦型筒状シュート2に押し付け、これ
により、該両側縁部f1を互いに溶着させて、筒状の包
装フイルムFを溶着形成するものである。
【0012】前記横型溶着切断装置5は、図3にも示す
ように、上下一対の横型溶着部材12,13と、該横型
溶着部材12,13の間に配設されたカッター14と、
包装フイルムFを間に挟んで上記横型溶着部材12,1
3に対向する溶着受台15とを有し、横型溶着部材1
2,13及びカッター14を支持する水平駆動杆(図示
せず)と、溶着受台15を支持する水平駆動杆16とを
同期駆動することにより、横型溶着部材12,13及び
カッター14と、溶着受台15とを互いに接近させて、
上述した筒状の包装フイルムFを、上下2箇所溶着する
と共に、その両溶着箇所の間をカッター14により切断
するものである(図3仮想線状態)。
ように、上下一対の横型溶着部材12,13と、該横型
溶着部材12,13の間に配設されたカッター14と、
包装フイルムFを間に挟んで上記横型溶着部材12,1
3に対向する溶着受台15とを有し、横型溶着部材1
2,13及びカッター14を支持する水平駆動杆(図示
せず)と、溶着受台15を支持する水平駆動杆16とを
同期駆動することにより、横型溶着部材12,13及び
カッター14と、溶着受台15とを互いに接近させて、
上述した筒状の包装フイルムFを、上下2箇所溶着する
と共に、その両溶着箇所の間をカッター14により切断
するものである(図3仮想線状態)。
【0013】この構成によれば、上側の横型溶着部材1
2により筒状の包装フイルムFの下部f2が溶着され
て、有底筒状の包装フイルムFが形成されるため、被包
装物Sを縦型筒状シュート2内に投入するだけで、その
被包装物Sを上記有底筒状の包装フイルムF内に挿入す
ることができる(図3実線参照)。
2により筒状の包装フイルムFの下部f2が溶着され
て、有底筒状の包装フイルムFが形成されるため、被包
装物Sを縦型筒状シュート2内に投入するだけで、その
被包装物Sを上記有底筒状の包装フイルムF内に挿入す
ることができる(図3実線参照)。
【0014】また下側の横型溶着部材13により被包装
物Sを挿入した包装フイルムFの上部f3が溶着され
て、該被包装物Sが包装される(図3仮想線参照)。
物Sを挿入した包装フイルムFの上部f3が溶着され
て、該被包装物Sが包装される(図3仮想線参照)。
【0015】前記ストッパー装置6は、図4に示すよう
に、上記横型溶着切断装置5に同期して間欠的に所定角
度往復回転する回転駆動杆17に固着された板状ストッ
パー18と、該ストッパー18に所定の対向間隔をおい
て配設された円弧状ローラコンベヤ19とからなり、横
型溶着切断装置5で包装された被包装物Sを数秒乃至数
十秒間挟持して(図4実線参照)、被包装物Sが下方に
送られるのを一時停止させた後、ストッパー18を開放
方向に回動させて、被包装物Sを下方に送るようにして
おり(図4仮想線参照)、これによって、被包装物Sを
包装する包装フイルムFの溶着箇所f1〜f3を冷却
し、その溶着箇所を凝固させることができる。これによ
って溶着強度が高まるため、被包装物Sを下方に送り出
したときの衝撃で溶着箇所f1〜f3が切開したり、離
反することがなく、被包装物Sを確実に包装することが
できる。
に、上記横型溶着切断装置5に同期して間欠的に所定角
度往復回転する回転駆動杆17に固着された板状ストッ
パー18と、該ストッパー18に所定の対向間隔をおい
て配設された円弧状ローラコンベヤ19とからなり、横
型溶着切断装置5で包装された被包装物Sを数秒乃至数
十秒間挟持して(図4実線参照)、被包装物Sが下方に
送られるのを一時停止させた後、ストッパー18を開放
方向に回動させて、被包装物Sを下方に送るようにして
おり(図4仮想線参照)、これによって、被包装物Sを
包装する包装フイルムFの溶着箇所f1〜f3を冷却
し、その溶着箇所を凝固させることができる。これによ
って溶着強度が高まるため、被包装物Sを下方に送り出
したときの衝撃で溶着箇所f1〜f3が切開したり、離
反することがなく、被包装物Sを確実に包装することが
できる。
【0016】前記横送り装置7は、図1及び図5に示す
ように、横送りコンベア22からなり、該コンベア22
を囲繞するようにして加熱トンネル21が装置本体1の
下部に横方向に貫通して設けられており、上記ストッパ
ー装置6から下方に送られた被包装物Sを加熱トンネル
21内に横送り状に通過させ、該加熱トンネル21に設
けたヒータ23により、その被包装物Sを加熱する。こ
れにより被包装物Sを包装する包装フイルムFは熱収縮
し、該包装フイルムFを被包装物Sの形状に沿って密着
させることができる。従って、定形状の被包装物Sは勿
論のこと、不定形状の被包装物Sでも、確実に包装する
ことができる。なお、図1において、24は加熱トンネ
ル21の出入口に垂設した熱放散防止用カーテンであ
る。また、上記横送りコンベア22には、熱流通性を良
くするため、金属網状ベルト22aを用いている。
ように、横送りコンベア22からなり、該コンベア22
を囲繞するようにして加熱トンネル21が装置本体1の
下部に横方向に貫通して設けられており、上記ストッパ
ー装置6から下方に送られた被包装物Sを加熱トンネル
21内に横送り状に通過させ、該加熱トンネル21に設
けたヒータ23により、その被包装物Sを加熱する。こ
れにより被包装物Sを包装する包装フイルムFは熱収縮
し、該包装フイルムFを被包装物Sの形状に沿って密着
させることができる。従って、定形状の被包装物Sは勿
論のこと、不定形状の被包装物Sでも、確実に包装する
ことができる。なお、図1において、24は加熱トンネ
ル21の出入口に垂設した熱放散防止用カーテンであ
る。また、上記横送りコンベア22には、熱流通性を良
くするため、金属網状ベルト22aを用いている。
【0017】図1において、25は、包装フイルムFを
介して縦型筒状シュート2に圧接する包装フイルム送り
ローラであって、横型溶着切断装置5に同期して間欠的
に回転駆動されて、包装フイルムFを所定長さずつ間欠
的に下方に送り出すものである。
介して縦型筒状シュート2に圧接する包装フイルム送り
ローラであって、横型溶着切断装置5に同期して間欠的
に回転駆動されて、包装フイルムFを所定長さずつ間欠
的に下方に送り出すものである。
【0018】包装の要領を説明すると、包装フイルム送
りローラ25により包装フイルムFを縦型筒状シュート
2に沿って所定長さ下降送りし、該包装フイルムFの側
縁部f1を縦型溶着装置4により溶着して、筒状の包装
フイルムFを形成すると共に、包装フイルムFの下部f
2を横型溶着切断装置5により溶着して、有底筒状の包
装フイルムFを形成する。
りローラ25により包装フイルムFを縦型筒状シュート
2に沿って所定長さ下降送りし、該包装フイルムFの側
縁部f1を縦型溶着装置4により溶着して、筒状の包装
フイルムFを形成すると共に、包装フイルムFの下部f
2を横型溶着切断装置5により溶着して、有底筒状の包
装フイルムFを形成する。
【0019】次に、縦型筒状シュート2内に被包装物S
を投入すると、該被包装物Sは縦型筒状シュート2内を
通過して有底筒状の包装フイルムF内に挿入され、スト
ッパー18とローラコンベヤ19とで挟持される(図3
実線状態)。
を投入すると、該被包装物Sは縦型筒状シュート2内を
通過して有底筒状の包装フイルムF内に挿入され、スト
ッパー18とローラコンベヤ19とで挟持される(図3
実線状態)。
【0020】続いて、横型溶着切断装置5が作動し、横
型溶着部材12,13と溶着受台15とで包装フイルム
Fが上下2箇所溶着されると共に、その両溶着箇所
f2,f3の間がカッター14で切断される(図4実線
状態)。
型溶着部材12,13と溶着受台15とで包装フイルム
Fが上下2箇所溶着されると共に、その両溶着箇所
f2,f3の間がカッター14で切断される(図4実線
状態)。
【0021】その後、数秒乃至数十秒経過すると、スト
ッパー装置6が開放され(図4仮想線状態)、包装され
た被包装物Sがローラコンベヤ19により横送り装置7
である横送りコンベア22上に送り出され、該コンベア
22によって被包装物Sは加熱トンネル21内に横送り
状に投入される。
ッパー装置6が開放され(図4仮想線状態)、包装され
た被包装物Sがローラコンベヤ19により横送り装置7
である横送りコンベア22上に送り出され、該コンベア
22によって被包装物Sは加熱トンネル21内に横送り
状に投入される。
【0022】加熱トンネル21内では、被包装物Sを包
装する包装フイルムFがヒータ23により加熱されて熱
収縮し、図6に示すような包装フイルムFで包装された
被包装物(生鮮食品)Sが加熱トンネル21から送り出
される。
装する包装フイルムFがヒータ23により加熱されて熱
収縮し、図6に示すような包装フイルムFで包装された
被包装物(生鮮食品)Sが加熱トンネル21から送り出
される。
【0023】
【考案の効果】本考案によれば、従来の三方溶着シール
装置を改良し、これに被包装物横送り装置と、これを囲
繞する加熱トンネルを主に設けるだけの簡単な構成によ
って、被包装物を包装し、且つ包装フイルムを被包装物
の形状に沿って密着させることができ、これがため、被
包装物の形状如何を問わず確実に、且つ効率よく包装す
ることができると共に、この種包装装置を安価に製作す
ることができる。
装置を改良し、これに被包装物横送り装置と、これを囲
繞する加熱トンネルを主に設けるだけの簡単な構成によ
って、被包装物を包装し、且つ包装フイルムを被包装物
の形状に沿って密着させることができ、これがため、被
包装物の形状如何を問わず確実に、且つ効率よく包装す
ることができると共に、この種包装装置を安価に製作す
ることができる。
【0024】また本考案によれば、被包装物を包装フイ
ルムによって完全に溶着シールした後、その被包装物
を、直ちに下方に送り出すのではなく、ストッパー装置
によって、その送り出しを一時的に停止させて、その一
時停止の間に、包装フイルムの溶着箇所を充分に冷却し
て、溶着箇所の溶着強度を高めた後に、加熱トンネル内
に送り出すようにしたため、包装フイルムの加熱トンネ
ル内での熱収縮の際に、該フイルムに負荷する引張応力
等によって溶着部分が切開したり離反することがなく、
確実に被包装物に密着して包装することができる。
ルムによって完全に溶着シールした後、その被包装物
を、直ちに下方に送り出すのではなく、ストッパー装置
によって、その送り出しを一時的に停止させて、その一
時停止の間に、包装フイルムの溶着箇所を充分に冷却し
て、溶着箇所の溶着強度を高めた後に、加熱トンネル内
に送り出すようにしたため、包装フイルムの加熱トンネ
ル内での熱収縮の際に、該フイルムに負荷する引張応力
等によって溶着部分が切開したり離反することがなく、
確実に被包装物に密着して包装することができる。
【図1】本考案の一実施例たる包装装置の一部切欠き側
面図である。
面図である。
【図2】同平面図である。
【図3】同装置による包装フイルムの溶着手順を示す要
部の縦断面図である。
部の縦断面図である。
【図4】同溶着後の一時停止状態を示す要部の縦断面図
である。
である。
【図5】同装置の要部の背面図である。
【図6】同装置により包装された生鮮食料の斜視図であ
る。
る。
2 縦型筒状シュート 4 縦型溶着装置 5 横型溶着切断装置 6 ストッパー装置 7 横送り装置 21 加熱トンネル F 包装フイルム S 被包装物(生鮮食品)
Claims (1)
- 【請求項1】 内部に被包装物が投入されると共に、外
周面に沿って合成樹脂製の包装フイルムが下降送りされ
る縦型筒状シュートが設けられ、該筒状シュートに対向
して合成樹脂製包装フイルムを筒状に溶着形成する縦型
溶着装置と、上記筒状シュートを経由して上記筒状包装
フイルムの内部に落下した被包装物を挟んでその上下部
の筒状包装フイルムを溶着切断する横型溶着切断装置と
が設けられ、上記縦型溶着装置及び横型溶着切断装置に
よって合成樹脂製包装フイルムで包装された被包装物を
横送り装置によって横送り状に送り出し、その横送り途
上で被包装物を温風加熱する加熱トンネルが設けられ、
包装された被包装物が加熱トンネルに横送り状に投入さ
れる前に、一時的に被包装物の送りを停止させるストッ
パー装置が設けられてなる包装装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992033604U JPH0738089Y2 (ja) | 1992-05-21 | 1992-05-21 | 包装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992033604U JPH0738089Y2 (ja) | 1992-05-21 | 1992-05-21 | 包装装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0669102U JPH0669102U (ja) | 1994-09-27 |
JPH0738089Y2 true JPH0738089Y2 (ja) | 1995-08-30 |
Family
ID=12391084
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992033604U Expired - Lifetime JPH0738089Y2 (ja) | 1992-05-21 | 1992-05-21 | 包装装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0738089Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5534749B2 (ja) * | 2009-06-08 | 2014-07-02 | 株式会社川島製作所 | 段ボール箱詰めシステム |
-
1992
- 1992-05-21 JP JP1992033604U patent/JPH0738089Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH0669102U (ja) | 1994-09-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960305 |