JPH073794A - 地中への伸長体の貫入深さの測定システム - Google Patents

地中への伸長体の貫入深さの測定システム

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Publication number
JPH073794A
JPH073794A JP6068183A JP6818394A JPH073794A JP H073794 A JPH073794 A JP H073794A JP 6068183 A JP6068183 A JP 6068183A JP 6818394 A JP6818394 A JP 6818394A JP H073794 A JPH073794 A JP H073794A
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JP
Japan
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weight
pile
ground
chain
hammer
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Pending
Application number
JP6068183A
Other languages
English (en)
Inventor
Middeldorp Frederik M Van
フレデリク・マリア・バン・ミデルドルプ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nederlandse Organisatie voor Toegepast Natuurwetenschappelijk Onderzoek TNO
Original Assignee
Nederlandse Organisatie voor Toegepast Natuurwetenschappelijk Onderzoek TNO
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Filing date
Publication date
Application filed by Nederlandse Organisatie voor Toegepast Natuurwetenschappelijk Onderzoek TNO filed Critical Nederlandse Organisatie voor Toegepast Natuurwetenschappelijk Onderzoek TNO
Publication of JPH073794A publication Critical patent/JPH073794A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02DFOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
    • E02D13/00Accessories for placing or removing piles or bulkheads, e.g. noise attenuating chambers
    • E02D13/06Accessories for placing or removing piles or bulkheads, e.g. noise attenuating chambers for observation while placing

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Paleontology (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
  • Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)
  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 細長い部材の地中への貫入の深さを測定す
る。 【構成】 このシステムは、少なくも伸長体の最大変位
に等しい長さに沿ってその重量が均一に分布された可撓
性の細長い要素として具体化された伸長体変位の測定用
手段を備える。前記細長い要素の少なくも一部は支持面
により支持される。可撓性の細長い要素の前記支持面に
より支持される部分の総重量を判定する手段が与えられ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パイル、チューブ、シ
ートパイル又はドリルのような伸長体を、例えば、圧
入、ハンマー打ち、振動、穿孔又は落下により地中に送
り込むための設備、或いは前記伸長体を引張り又はその
他により地面から取り去るための設備と組み合わせて使
用される伸長体の地中への貫入深さを測定するシステム
であって、伸長体の変位を測定する手段を備えたシステ
ムに関する。
【0002】
【従来技術及びその課題】この形式のシステム、より特
別にはハンマー手段によりパイルを地中に打ち込むよう
にされたシステムが、特開昭58−94525号に説明
される。この従来技術のシステムにおいては、伸長体の
変位は、一方の端部がパイルに直接又は間接的に連結さ
れたワイヤー又はケーブルの変位の計測により測定され
る。ワイヤー又はケーブルの他方の端部はドラム上に巻
かれる。システムの運転中、ドラムから解かれたワイヤ
ーの長さが測定される。測定値は記録され、実時間計算
に使用することができる。これによりパイル又はチュー
ブが地中に貫入する速度に関する特別の情報が得られ
る。
【0003】この形式の測定に伴う特別の問題は、パイ
ル、チューブ、シートパイル又はドリルを地中に駆動す
る設備が通常は極めて汚れた環境、時には敵対的な環境
下で運転されていることである。従って、測定システム
の種々の構成要素は、前記の敵対的環境下でも信頼して
作動するように具体化されなければならない。(特開昭
58−94525号に説明のような)測定用ワイヤーが
巻かれるドラムのような回転手段は避けるべきである。
ドラムの使用に関する特別の欠点は、ドラムの継続した
回転中に生ずる誤差が最終測定値内に蓄積され、多くの
場合、測定値と実際の貫入深さとの間に比較的大きな絶
対偏差が生ずることである。更に、ワイヤーの滑りと伸
びとが更なる偏差を導く可能性がある。
【0004】本発明の目的は、汚れた環境に対して、或
いは敵対的な環境に対しても基本的に鈍感な手段によ
り、パイル又はチューブ等の貫入についての正確な情報
を得ることのできる方法を示すことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的に関して、本発
明は、少なくも伸長体の最大変位と等しい長さに沿って
その重量が均一に分布される可撓性の細長い要素が前記
伸長体に直接又は間接的に連結され、これにより前記細
長い要素の少なくも一部が支持面により支持されるこ
と、及び可撓性の細長い要素の前記支持面により支持さ
れる部分の総重量を判定する手段が提供されることを特
徴とする本発明による前述の形式のシステムを提供す
る。
【0006】本発明によるシステムの応用は、本質的に
汚れた環境又は敵対的な環境に過敏でない測定用具の使
用を容易にしかつ校正を容易にする。
【0007】第1の実施例においては、細長い要素は相
互に連結された多数のリンクより作られた鎖を備える。
かかる実施例の利点は、妥当な低価格であらゆる種類の
鎖が容易に入手できることである。鎖は、泥、油等に対
して極めて鈍感であり、かつその用途に完全に適した細
長い要素を形成する。
【0008】本発明によるシステムの別の実施例は、個
別の重量要素が或る相互間隔で連結されたワイヤー又は
ケーブルとして具体化された可撓性要素を使用する。
【0009】伸長体の変位が小さい場合でも、可撓性の
ワイヤー又はロープは、その単位当たり重量が負荷重量
判定手段と組み合って正確な読みを提供するに十分であ
る限り、細長い要素として使用することが可能である。
【0010】好ましい実施例においては、可撓性の細長
い要素の支持面に支持された部分の重量は、前記支持面
の下側に設置された重量測定手段により測定される。こ
の実施例の利点は、重量測定センサーが、連結用ケーブ
ルの手段により、システム操作者の完全な到達外に設置
された、例えば遠隔のデータプロセッサー又はデタプロ
セッサーに接続され得ることである。この実施例の欠点
は、貫入又は引き抜き工程中に支持面に積もった泥、
油、又はその他の異物が重量測定に影響することがあり
得る点である。
【0011】別の実施例では、可撓性の細長い要素の支
持面で支持された部分の重量を判定する手段は、可撓性
の細長い要素の前記一方の端部と連結要素又はワイヤー
又はケーブルとの間に設置された重量測定装置を備え
る。これにより、事実上、細長い要素の支持面の上方に
吊り下がっている部分の重量が測定される。しかし、最
初の重量からの単純な引き算が要求された重量値を与え
る。この実施例の利点は、支持面に存在する泥、油又は
その他の異物が測定に影響しない点である。しかし、欠
点は、測定装置から吊り下がっている可撓性の細長い要
素の重量を機械的に支持できるように測定装置を具体化
しなければならないことである。更に、測定装置と遠隔
のデータロガー/プロセッサーとの間の信号の連絡がよ
り複雑化する。
【0012】
【実施例】本発明を付属図面を参照し更に詳細に説明す
る。
【0013】図1は、パイル又はチューブを地中に駆動
する設備を図式的に示し、このシステムにおいて本発明
が具体化される。多くの公知の要素を備えたパイル駆動
用フレームが一般に10で示されるが、平均的な技術者
はかかるパイル装置を熟知しているので詳細には説明さ
れないであろう。ハンマー装置11はリーダー12に沿
って案内され、基礎パイル13の上方で作動する。この
実施例では、ワイヤー又はケーブル14の一方の端部が
ハンマー11の一部に取り付けられる。
【0014】設備10には、本質的な構成要素としてワ
イヤー14、可撓性の細長い要素18及び重量センサー
20が備えられる。ワイヤー又はケーブル14はリーダ
ー12のクラウンポスト16の真下のプーリー15上を
走行する。ケーブル14は、プーリー15から下方に走
り連結具17内で終わる。ケーブル14の関係の端部は
この連結具17により、この例では鎖18として具体化
された可撓性の細長い要素に連結される。図1に示され
るように、鎖18の一部分がワイヤー又はケーブル14
から吊り下げられ、ケーブルの別の部分は支持面上にあ
り、この支持面は、この例においては、容器又は貯蔵器
19のリーダー12の下方端部付近の底として具体化さ
れる。重量センサー20が容器又は貯蔵器19とリーダ
ー12の下方部分との間に設置され、容器19の底にま
だ残っているケーブル部分の重量を測定する。この実施
例の重量センサーは無線式通信リンク23a、23bを
経てデータロガー/プロセッサー組合せ21に連結さ
れ、この組合せはシステムユニット10のキャビン22
内に設置することができる。無線式通信リンク23a、
23bの実行については、重量センサー20は少なくも
送信機と組み合わせられ、またデータロガー/プロセッ
サーは受信機と組み合わせられるべきことは明瞭であ
る。その詳細は通常の技術者にとって公知であると考え
られる。
【0015】設備を使用する前に、本発明によるシステ
ムを校正しなければならない。このために、ハンマーユ
ニット11が第1の高さH1に動かされ、このとき、鎖
の重量の大部分が容器19の底の上にあることが好まし
い。この位置において、貯蔵器19内の鎖の重量W1が
測定され、データロガー21内に記憶される。その後、
ハンマーユニット11が第2の高さH2に動かされ、こ
のときは鎖の小部分だけが容器19の底の上にあること
が好ましく、この小部分の重量W2が測定されデータロ
ガー21内に記憶される。もし高さの差H1−H2を正
確に知ることができれば、1単位の長さにわたるパイル
13の変位(これはハンマーユニット11の対応した変
位と等しい)は、測定された重量差ΔW=(W1−W
2)/(H1−H2)に対応することは明らかであろ
う。
【0016】或いは、校正は、ハンマーユニットを動か
すことなしにパイル用機械の非作動状態でこれを行うこ
とができる。ワイヤー14の一方の端部が手動で第1の
高さH1に動かされ、重量W1が計測される。次いで、
ワイヤーの端部が手動で第2の高さH2に動かされ、重
量W2が測定される。上述の校正を行った後、校正手順
が完了する。
【0017】運転中、まず最初にパイル13がリーダー
12に沿って方向を定められ、ハンマーユニット11は
パイル13の頂部の上の定位置に置かれる。次いで、ハ
ンマーユニットの作動以前に、容器19の底の上にまだ
ある鎖18の部分の重量がセンサー20の手段により測
定され、初期状況を表す重量値を得る。次いで、ハンマ
ーユニット11が運転され、容器の底にまだ残っている
部分の重量が短い時間間隔で測定される。この実施例に
おいては、測定された重量値はパイルが固い底層に達す
る瞬間まで徐々に減少を示すであろう。この瞬間から
は、一連の測定値における減少が停止し、又は少なくも
下降速度が低下し、プロセッサー21のモニター上の測
定値を監視している運転者に対して、固い地層への到達
を明示するであろう。
【0018】図2を参照して更に詳細に説明されるよう
に、好ましくは、重量測定はハンマー11がパイル13
を叩いた瞬間と同期して行われる。例えば上述の特開昭
58−94525号に説明のように、ハンマー11によ
りなされる各行程ごとに検知する振動センサーを含んだ
検知用手段を使用することができる。
【0019】図2において、重量センサー20で作られ
た信号であって、無線式通信リンク23a、23b経由
で、プロセッサー21に受け取られる信号が図2に示さ
れ、これにおいては、測定重量に対応し、従ってパイル
13の貫入深さに対応する信号振幅は時間の関数として
示される。初期状況においては、信号は、初期振幅aで
原点にあるとする。時間T1において、ハンマー11が
最初にパイル13の頂部を叩き、この打撃が重量センサ
ー20の出力における強力な振動信号を生ずる。これに
続く時期においては、重量センサーの信号中の振動は、
信号が平均振幅bの安定状態にほぼ達する瞬間T2の直
前に大部分減衰する。振幅の差a−bは、第1の打撃の
結果として支持面、即ち貯蔵器19の底から持ち上げら
れた鎖18の部分の重量を表し、更にこれが第1の打撃
の結果としてのパイル13の貫入を表すことは明らかで
ある。
【0020】時間T2において、ハンマー11が再び叩
き、ある時間後に平均振幅cの安定状態に達する減衰振
動信号が再び生ずる。更に瞬間T3の直前における貫入
深さは(a−c)で表される。
【0021】プロセッサー21は、各打撃に直接続く第
1の比較的高振幅のパルスを検知する回路を備えること
が好ましい。これら打撃の回数が計算され、或る貫入深
さを越す打撃数はいわゆる「ブローカウント」を生ず
る。「ブローカウント」は、土壌の抵抗に対する尺度で
ある。更に、コンピューターは2個の連続した打撃間の
時間間隔を測定することが好ましい。この時間測定値よ
り、いわゆる「打撃速度」(単位時間当たり打撃数)を
計算できる。或る場合は、打撃速度はハンマーエネルギ
ーの尺度を形成する。ある打撃に続く各高振幅パルスの
実際のピーク値は、ハンマー打撃の強さ及びハンマーに
より与えられるエネルギーに対する尺度を形成する。
【0022】以上の説明より、打撃の数、各打撃の強
さ、及び時間間隔ごとの打撃速度についての情報を、別
の振動センサーなしで得られることが明らかであろう。
【0023】本発明によるシステムの別の実施例が図3
に示される。図3によるシステムは、重量センサー20
が連結要素17と組み合わせられたことをことを除いて
図1に示されたシステムと事実上同じ構成要素を備え
る。この実施例では、重量センサー20は、連結要素1
7を経てケーブル14に実際に吊り下がっている鎖18
の部分の重量を実際に測定する。重量センサー20は連
結要素17に取り付けられ又は種々の方法でこの中に組
み込み得ることは、この分野の熟練者に明らかであろ
う。この実施例と図1に示された実施例との間の別な相
違は、センサー20により測定された重量値が電線23
を経てプロセッサー/データロガー21に伝えられる点
である。電線23はセンサー20とプロセッサー21と
の間を適切な経路で走る。かかる連結の種々の設置方法
がこの分野の熟練者に公知であり、従ってその詳細を与
えることは無駄であると考えられる。
【0024】ワイヤー14がセンサー17に接続される
ようにハンマーユニット11にセンサー17を設置でき
ることも明らかであろう。
【0025】本発明を満足させる種々の方法を示すため
に、ワイヤー14は、図3においてはハンマーユニット
11の下方部分に連結される。ワイヤー14を図4に示
されるようにパイルの頂部付近でパイル13に直接連結
することも可能である。この図において、細長い可撓性
要素18は、貯蔵器19の下方の重量センサー20が許
容し得る精度で重量差を測定できるに十分な単位長さ当
たり重量を有する可撓性ロープとして具体化される。セ
ンサー20により作られた信号は、ケーブル23を経て
データロガー/プロセッサー21に伝達される。この実
施例においては、このプロセッサーは人24により操作
される手持ち式の装置である。この実施例において、可
撓性ロープ18の上端は、パイル13の頂部部分上又は
その付近に固定されたクランプ28に連結される。ロー
プ18の上端は、また同じ結果を得ながらハンマーユニ
ット11の下方部分にも取り付け得ることが明らかであ
ろう。
【0026】図1及び3に示された実施例の双方におい
て、プーリー15からリーダー12の内側を下降するケ
ーブル又はワイヤー14の部分の回りに保護管が置かれ
る。この保護管は、オプションとして考えられ、本発明
を実用にするためには必要でない。例えば、図4におい
てはかかる管は使用されない。
【0027】図1、図3及び図4においては、ケーブル
14がプーリー15から垂直方向に伸びるように、リー
ダー12は直立位置を取る。この状況は極めて正確な測
定値を得るには理想的に適しているが、パイルを特定の
予定角度で地中に駆動する場合がある。しかし、この状
況下でも、本発明は非常に良好な結果で使用することが
できる。パイルをある角度で地中に駆動する試験が実行
され、これらの試験の結果は極めて満足であった。
【0028】図5は、パイルが非垂直方向に地中に駆動
される実際的な状況を示す。これらの環境下では、貯蔵
器19をリーダー12の外側に置くことが(必用ではな
いが)可能である。ケーブル14はプーリー15から終
局的に別のプーリー15’に沿って走り、ここから、同
様に垂直方向に走る鎖18との連結部17まで下向きに
伸びる。貯蔵器19は、容器全体の重量を重量センサー
20で測定できるように適切な位置に設置される。重量
センサー20は、ケーブル23を経由して、この例で
は、人24により操作される手持ち式の装置として具体
化されたデータプロセッサー/データロガー21に接続
される。
【0029】容器19は図示された形状においてはドリ
ル用設備10の構造部品の上に置かれるが、この容器
は、重量センサー20がその機能を行い得る限り地上に
置くこともできる。
【0030】細長い要素18は、図6に極めて図式的に
示された形式の互いに連結された多数のリンクで作られ
た一般に公知の鎖として具体化することができる。この
場合、鎖18aは多数の楕円形、円形又はその他の形状
の相互連結されたリンク22a、22b、・・・22n
を備える。
【0031】細長い可撓性要素の別の実施例が図7に示
される。この実施例においては、可撓性の細長い要素
は、事実上、鎖を形成するように両側で小さな目玉の手
段24a、24a’、24b、・・・で相互に連結され
た一連の重量要素23a、23b、・・・23nを備え
る。
【0032】別の実施例が図8に示され、これは相互に
等距離に重量要素26a、26b、・・・26nを支持
しているワイヤー又はローブ25より構成される。
【0033】鎖の代わりにワイヤー、ケーブル又はロー
プも、その均一に分布された重量がセンサー20により
正確な重量測定ができるに十分である限り、細長い可撓
性要素として使用することができる(図4に示された実
施例参照)。
【0034】上述の実施例の総てはパイルを地中に駆動
する設備に特に向けられた。本明細書の導入部分に既に
述べたように、このシステムはシートパイル、チュー
ブ、ドリル又はその他の伸長体を地中に駆動する設備と
組み合わせて使用することもできる。更に、本発明は伸
長体を地中に駆動する道具として衝撃ハンマーが使用さ
れるシステムには限定されない。衝撃ハンマーの代わり
に振動ハンマーも使用でき、またドリル作業の場合はド
リル回転ヘッドも使用できる。
【0035】振動ハンマーが使用される場合は、センサ
ー20から送られた信号は幾分か異なった形状を持つ。
図9は、本質的に単調に降下する振動信号よりなり、そ
の振動がハンマーユニットの振動に対応しているそれぞ
れの信号を示す。継続した期間間隔において、短時間の
平均値が得られる。もし、(a)がシステム始動のとき
のパイルの下面の地面の高さに相当する基準高さであれ
ば、(a−b)、(a−c)、等は各連続した測定にお
けるパイルの貫入を表す。この場合も、時間間隔当たり
の貫入の増分が貫入速度を与える。振動信号の振幅は振
動ハンマーにより供給された動力の尺度を形成する。
【0036】この実施例においては、主値の決定される
瞬間は、ハンマーユニットの各打撃とは無関係であるか
又は同期されることが注目される。この場合は、プロセ
ッサー又はデータロガーは、主値が決定される規則的な
間隔を定めるタイマーを有することが好ましい。
【0037】例えばパイルを定位置に立て得る円孔の形
成、又はその他の目的でドリルを地中に駆動するために
このシステムが使用される場合、信号は図10に示され
るように多少とも平滑に減少する信号となるであろう。
連続した時間間隔の領域a、b、c等において、短時間
間隔の主値が得られる。もし(a)が(最初の地面の高
さに対する)基準高さであるならば、(a−b)、(a
−c)等は各連続した測定の際のパイルの貫入を表す。
時間間隔当たりの貫入の増分が貫入速度を表し、この貫
入速度は土壌の抵抗の尺度である。
【0038】上述の実施例においては、伸長体は地中に
駆動された。しかし、大多数の場合、同じ設備又は別の
設備を地中からの伸長体の引張り又は除去に使用するこ
とができる。これらの環境下においても、本発明のより
測定用システムを同じ正確な結果で応用することができ
る。
【0039】本発明は示された実施例には限定されない
こと、及び本発明の範囲を離れることなく種々の別の実
施例を考え得ることを注目すべきである。
【0040】本発明の実施態様は次の通りである。
【0041】1.パイル、チューブ、シートパイル又は
ドリルのような伸長体を、例えば、圧入、ハンマー打
ち、振動、穿孔又は落下により地中に送り込むための設
備、或いは前記伸長体を引張り又はその他により地面か
ら取り去るための設備と組み合わせて使用される伸長体
の地中への貫入深さを測定する、伸長体の変位を測定す
る手段を備えたシステムにおいて、少なくも伸長体の最
大変位と等しい長さに沿ってその重量が均一に分布され
た可撓性の細長い要素が前記伸長体に直接又は間接的に
連結され、これにより前記伸長体の少なくも一部が支持
面により支持され、更に可撓性の細長い要素の前記支持
面により支持される部分の総重量を決定する手段が与え
られていることを特徴とするシステム。
【0042】2.可撓性の細長い要素が互いに連結され
た多数のリンクで作られた鎖として具体化されることを
特徴とする上記1によるシステム。
【0043】3.可撓性の細長い要素は、個別の重量要
素が共通の距離で連結されたワイヤー又はケーブルとし
て具体化されることを特徴とする上記1によるシステ
ム。
【0044】4.細長い要素が単位長さ当たり相当の重
量を有する比較的撓み易いワイヤー、ロープ、又はケー
ブルより構成されることを特徴とする上記1によるシス
テム。
【0045】5.細長い要素の前記支持面により支持さ
れない部分が、システムの運転中、実質的に垂直方向に
伸びることを特徴とする上記のいずれか一つによるシス
テム。
【0046】6.可撓性の細長い要素がクランプのよう
な連結要素の手段により伸長体に連結されることを特徴
とする上記のいずれか一つによるシステム。
【0047】7.可撓性の細長い要素が、伸長体を地中
にハンマー打ち、振動又は穿孔用の装置にクランプのよ
うな連結要素の手段により連結されることを特徴とする
上記1〜5のいずれか一つによるシステム。
【0048】8.可撓性の細長い要素の一方の端部がワ
イヤー又はケーブルの一方の端部に連結され、他方の端
部が前記伸長体に連結されることを特徴とする上記1〜
5のいずれか一つによるシステム。
【0049】9.可撓性の細長い要素の一方の端部がワ
イヤー又はケーブルの一方の端部に連結され、他方の端
部が伸長体を地中にハンマー打ち、振動又は穿孔用の装
置に連結されることを特徴とする上記1〜5のいずれか
一つによるシステム。
【0050】10.可撓性の細長い要素の前記支持面に
より支持される前記部分の重量を判定するため手段が前
記支持面の下に設置された重量計測装置を備えることを
特徴とする上記のいずれか一つによるシステム。
【0051】11.支持面は、細長い可撓性要素の全部
が容器の内側に適合するように寸法の選定された容器の
部分を形成する板を備えることを特徴とする上記10に
よるシステム。
【0052】12.可撓性の細長い要素の前記支持面に
より支持される前記部分の重量を判定するため手段は、
可撓性の細長い要素の関係の一方の端部と連結要素又は
ワイヤー又はケーブルとの間に設置されることを特徴と
する上記1〜10のいずれか一つによるシステム。
【0053】13.細長い要素の少なくも支持面により
支持されない部分が保護管により囲まれることを特徴と
する上記のいずれか一つによるシステム。
【0054】14.重量測定装置がデータ連絡リンクを
経てデータプロセッサー/データロガーに接続されるこ
とを特徴とする上記のいずれか一つによるシステム。
【0055】15.データ連絡リンクが測定装置とデー
タプロセッサー/データロガーとの間の電線接続の手段
により確立されれることを特徴とする上記14によるシ
ステム。
【0056】16.連絡リンクは、少なくも重量測定装
置が送信機に組み合わせられ、更に少なくもデータプロ
セッサー/データロガーが受信機と組み合わせられた無
線連絡経路の手段により確立されることを特徴とする上
記14によるシステム。
【図面の簡単な説明】
【図1】伸長体の地中への貫入深さを測定する本発明に
よるシステムと組み合わせられパイルのような伸長体を
地中に駆動する設備を図式的に示す。
【図2】図1によるシステムにおける重量センサーによ
り発生された信号の標本を示す。
【図3】本発明によるシステムの別の実施例を示す。
【図4】本発明によるシステムのなお別の実施例を示
す。
【図5】パイルを非垂直方向で地中に駆動する設備と組
み合わせられた本発明によるシステムの使用を示す。
【図6】本発明によるシステムに使用できる鎖の一態様
を示す。
【図7】本発明によるシステムに使用できる鎖の一態様
を示す。
【図8】本発明によるシステムに使用できる鎖の一態様
を示す。
【図9】システムに振動ハンマーが使用される場合にお
いて重量センサーで作られた信号の標本を示す。
【図10】システムがドリルを地中に駆動するために使
用される場合の重量センサーから得られた信号標本を示
す。
【符号の説明】
11 ハンマー装置 12 リーダー 13 基礎バイル 14 ワイヤー 18 鎖 20 重量センサー 21 データロガー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パイル、チューブ、シートパイル又はド
    リルのような伸長体を、例えば、圧入、ハンマー打ち、
    振動、穿孔又は落下により地中に送り込むための設備、
    或いは前記伸長体を引張り又はその他により地面から取
    り去るための設備と組み合わせて使用される伸長体の地
    中への貫入深さを測定する、伸長体の変位を測定する手
    段を備えたシステムにおいて、少なくも伸長体の最大変
    位と等しい長さに沿ってその重量が均一に分布された可
    撓性の細長い要素が前記伸長体に直接又は間接的に連結
    され、これにより前記伸長体の少なくも一部が支持面に
    より支持され、更に可撓性の細長い要素の前記支持面に
    より支持される部分の総重量を決定する手段が与えられ
    ていることを特徴とするシステム。
JP6068183A 1993-03-15 1994-03-14 地中への伸長体の貫入深さの測定システム Pending JPH073794A (ja)

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