JPH0737835Y2 - 食品用帯鋸盤の切断片落下防止装置 - Google Patents

食品用帯鋸盤の切断片落下防止装置

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Publication number
JPH0737835Y2
JPH0737835Y2 JP12615989U JP12615989U JPH0737835Y2 JP H0737835 Y2 JPH0737835 Y2 JP H0737835Y2 JP 12615989 U JP12615989 U JP 12615989U JP 12615989 U JP12615989 U JP 12615989U JP H0737835 Y2 JPH0737835 Y2 JP H0737835Y2
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JP
Japan
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band saw
guide plate
cut
fixed table
slide table
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Application number
JP12615989U
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JPH0365697U (ja
Inventor
信之 遠藤
睦 竹田
Original Assignee
株式会社日立工機原町
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、固定テーブルと帯鋸の外側を往復動可能なス
ライドテーブルを有する食品用帯鋸盤の切断片落下防止
装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来技術を第1図および第4図により説明する。
図において、フレーム1の原動プーリ収納室2上の帯鋸
6の間に固定テーブル7が水平に装着され、レール10を
原動プーリ収納室2の側面側に固定敷設し、レール10を
案内として帯鋸6に向けて(第4図のA方向)スライド
可能なスライドテーブル9が帯鋸6の外側に設けられて
いる。一方、固定テーブル7の上面にはスライドテーブ
ル9の移動方向と平行な面を有するガイド板8を装着し
ている。
切断作業は、肉塊等の被切断材11をスライドテーブル9
上に載せ、ガイド板8に被切断材11の端面をつき当て
て、スライドテーブル9を帯鋸6に向け移動させると、
循環回送している帯鋸6により被切断材11が切断され
る。切断された切断片15は固定テーブル7に装着されて
いるガイド板8と帯鋸6との間に残されているが、次の
切断を行なう際に被切断材11により後方(第4図の矢印
B方向)に押される。
〔考案が解決しようとする課題〕
スライドテーブル9は被切断材11を乗せるだけの大きさ
があれば十分であるため、一般に固定テーブル7よりA
方向で短くなっている。このため、切断片15がスライド
テーブル9側に倒れるとレール10上に落下し、これを取
り除くため作業が中断し、著しく作業能率が落ちるとと
もに、手が帯鋸6に接触しケガをする危険もある。
また、レール10が棒状であると、レール10と機体の隙間
から落下し、切断片15が汚れ商品価値を失ってしまう不
経済な欠点があった。
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をなくし、切
断時の作業性、安全性および経済性を向上することであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、板状の案内板を固定テーブルに装着し、前記
案内板は帯鋸の刃が設けられている側と反対側に、かつ
帯鋸とほぼ同一に設けることにより達成される。
〔作用〕
前回切断された切断片は次の切断時に被切断材で押され
て行くとき、案内板により固定テーブル側に倒れるよう
に案内される。従って、スライドテーブル側に倒れ落ち
ることはない。
〔実施例〕
本考案の実施例を第1図〜第3図を用いて説明する。第
1図は食品用帯鋸盤の正面図、第2図は第1図の側面
図、第3図は第1図のI−I線断面図である。
図において、フレーム1は上下に従動プーリ収納室3と
原動プーリ収納室2から成り、それぞれのプーリ収納室
2と3内に原動プーリ4と従動プーリ5が軸支されてい
る。原動プーリ4と従動プーリ5には循環回送可能な無
端状の帯鋸6が張り渡され、モートル12から動力伝達装
置13を介して原動プーリ4が回転し、帯鋸6が循環回送
する。
原動プーリ収納室2上には固定テーブル7が水平に装着
され、レール10が原動プーリ収納室2の側面側に固定敷
設され、レール10を案内として帯鋸6に向けてスライド
可能なスライドテーブル9が設けられている。固定テー
ブル7の上面には帯鋸6とスライドテーブル9の移動方
向と平行な面を有するガイド板8が装着されている。
案内板14はスライドテーブル9の移動方向と平行でかつ
帯鋸6とも平行な面を有し、帯鋸6の刃の部分と反対側
に近接し、固定テーブル7に装着されている。
上記構成において、肉塊等の被切断材11をスライドテー
ブル9上に乗せ、被切断材11の端面をガイド板8に突き
当てて、スライドテーブル9を移動させると、回転駆動
されている帯鋸6により切断される。切断された切断片
15は帯鋸6とガイド板8の間に残る。
次に、スライドテーブル9を手前に引き寄せて被切断材
11を再度ガイド板8に突き当て、スライドテーブル9を
移動させると、前回切断された切断片15は案内板14によ
り第3図のB方向へ押されながら被切断材11が切られ
る。従って、案内板14により切断片15がスライドテーブ
ル9側に倒れ落ちることはない。
〔考案の効果〕
本考案によれば、帯鋸の後方に案内板を設けることによ
り、切断された切断片が次の切断時に被切断材で押され
て行くときに、スライドテーブル側に倒れ落ちることが
ないので、商品価値をなくすことなく、作業の能率が向
上する。
また、倒れ落ちる切断片に手を差しのべることもないた
め、安全性も高いという効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案となる食品用帯鋸盤の一実施例を示す正
面図、第2図は第1図の側面図、第3図は第1図のI−
I線断面図、第4図は従来技術の食品用帯鋸盤を示すI
−I線断面図である。 図において、1はフレーム、6は帯鋸、7は固定テーブ
ル、8はガイド板、9はスライドテーブル、10はレー
ル、11は被切断材、14は案内板、15は切断片である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部に従動プーリ収納室、下部に原動プー
    リ収納室を有するフレームを立設し、前記フレームの両
    プーリ収納室にそれぞれ原動プーリと従動プーリを軸支
    し、原動プーリと従動プーリとの間に循環回送可能な無
    端状な帯鋸を張り渡し、前記フレームの原動プーリ収納
    室上に固定テーブルを水平に装着し、更にレールを原動
    プーリ収納室の側面側に固定敷設し、該レールを案内と
    して帯鋸に向けて前後方向へ往復可能で固定テーブルと
    ほぼ同一面上にあるスライドテーブルを設けた食品用帯
    鋸盤において、板状の案内板を固定テーブルに装着し、
    前記案内板は帯鋸の刃が設けられている側と反対側にか
    つ帯鋸とほぼ同一面に設けたことを特徴とする食品用帯
    鋸盤の切断片落下防止装置。
JP12615989U 1989-10-27 1989-10-27 食品用帯鋸盤の切断片落下防止装置 Expired - Lifetime JPH0737835Y2 (ja)

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JPH0365697U JPH0365697U (ja) 1991-06-26
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JPH0365697U (ja) 1991-06-26

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