JPH0737825U - 車両用バンパー - Google Patents

車両用バンパー

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JPH0737825U
JPH0737825U JP6823793U JP6823793U JPH0737825U JP H0737825 U JPH0737825 U JP H0737825U JP 6823793 U JP6823793 U JP 6823793U JP 6823793 U JP6823793 U JP 6823793U JP H0737825 U JPH0737825 U JP H0737825U
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正夫 廣中
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 上部バンパーと下部バンパーとからなる車両
用バンパーニおいて、塗装工程時に上部バンパーと下部
バンパーの係止が外れないようようにする。 【構成】 上部バンパー2と下部バンパー3からなり、
前記上部、下部バンパーのうち一方に孔部6を、他方に
凸部7を夫々形成し、前記凸部7を前記孔部6に係止し
て上部バンパー2と下部バンパー3を結合した車両用バ
ンパーにおいて、前記凸部7の側面に、バンパー塗装時
に前記孔部6の周囲に係合して上部、下部バンパーの間
の隙間を保持する係合溝8を形成し、前記凸部7の前記
係合溝8と反対側の面と前記孔部6との間に隙間S2を
形成するとともにこの隙間S2に弾発部材10を挿入し
て前記孔部6の周囲と前記係合溝8の係合を保持するよ
うにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は車両用バンパーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
車両用バンパーにあっては、図3に示すように上部バンパーと下部バンパーを 結合して構成したものが知られている。 図中、50は車両用バンパー、51は上部バンパー、52は下部バンパーで、 この図は、製作工程時に於ける状態を示しており、バンパー50は治具53に支 持されて、塗装工程に至っている。
【0003】 前記上部バンパー51には、孔部54が、又、下部バンパー52には凸部55 が夫々形成されており、更には上部バンパー51、下部バンパー52ともにボル ト孔56、56が形成されている。そして最終的に前記孔部54に凸部55を係 合するとともにボルト孔56、56をボルトで締着して上部バンパー51、下部 バンパー52を一体化して、車両用バンパーを構成する。
【0004】 ところで、車両用バンパーを塗装するに際し、上部バンパー51と下部バンパ ー52との間に塗装むらがあっては見栄えが悪いために、塗装時には図3に示す ように上部バンパー51と下部バンパー52の間に隙間Sを形成し、上部バンパ ー51と下部バンパー52の間の部分も十分に塗装を行えるように工夫がなされ ている。
【0005】 従来においては、図3に示すように上部バンパー51と下部バンパー52の間 に仮止め用のクリップ57を配置して、上部バンパー51と下部バンパー52の 隙間Sを保持するようにしている。
【0006】 前記クリップ57は、弾発部をなす左右の片部58、58と、この片部58、 58の間に位置し、且つ片部58、58と一体に形成されるスペーサー部59と から構成され、前記片部58には内方に湾曲する係止部58aが形成されている 。 そしてバンパーの塗装時には、前記スペーサー部59を、上部バンパー51と下 部バンパー52の間に入れるとともに、前記係止部58a、58aを前記ボルト 孔56、56に係止して、上部バンパー51と下部バンパー52の間に隙間Sを 形成するようにしている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながらこのような従来の構造にあっては、クリップ57の片部58、5 8の弾力のみによって上部バンパー51と下部バンパー52の係止が保持されて おり、クリップ57の弾力が低下すると、バンパー搬送時等の振動により前記上 部バンパー51と下部バンパー52の係止が保持できなくなることがあった。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため本考案は、上部バンパーと下部バンパーからなり、前 記上部、下部バンパーのうち一方に孔部を、他方に凸部を夫々形成し、前記凸部 を前記孔部に係止して上部バンパーと下部バンパーを結合した車両用バンパーに おいて、前記凸部の側面に、バンパー塗装時に前記孔部の周囲に係合して上部、 下部バンパーの間の隙間を保持する係合溝を形成し、前記凸部の前記係合溝と反 対側の面と前記孔部との間に隙間を形成するとともにこの隙間に弾発部材を挿入 して前記孔部の周囲と前記係合溝の係合を保持するようにしたことを特徴とする 。
【0009】
【作用】
凸部側面に形成した係合溝を孔部周囲に係合し、この状態で前記凸部の前記係 合溝と反対側の面と前記孔部との間に形成される隙間に弾発部材を入れ、この弾 発部材で前記係合を保持する。係合溝と孔部周囲の係合は、もともと外れにくい ものでありこれを更に弾発部材で係合を保持する方向に付勢するので、前記係合 は強固となり、振動等によっても外れることがない。
【0010】
【実施例】
以下に本考案の好適一実施例を添付図面に基づいて説明する。 図1は、製造時における車両用バンパーの縦断面図を示し、図の左側が前方、 右側が後方である。図中、1は車両用バンパーで、この車両用バンパー1は、上 部バンパー2と、下部バンパー3とから構成され、この車両用バンパー1は治具 Tで支持されて、塗装工程に至っている。
【0011】 前記上部バンパー2と下部バンパー3には、夫々ボルト孔4…、5…を形成し 、又上部バンパー2には孔部6…を形成し、下部バンパー3にはこれに対応する 凸部7…を一体的に形成する。そして最終的には、前記凸部7を前記孔部6に嵌 合するとともにボルト孔4、5をボルトで締着して車両用バンパーが完成する。
【0012】 前記凸部7の側面には、係合溝8を形成し、この係止溝8は下部バンパー3の 上面から所定間隔、離間するものとする。 塗装工程では、図1のように前記係合溝8を孔部6の周囲に係合し、この状態 では、係合溝8が下部ダンパー3上面から離間していることから上部バンパー2 と下部バンパー3の間には隙間S1が形成され、従って塗料が上部バンパー2と 下部バンパー3の間にも吹込んで、この部分も十分なる塗装が行えるようになっ ている。
【0013】 一方、係合溝8が孔部6の周囲に係止することから、凸部7の係合溝8と反対 側の側面と、孔部6の周囲との間には隙間S2が形成される。 塗装工程においては、前記隙間S2内に弾発部材10を挿入する。この弾発部 材10は、図2に示すように左右の片部11、12からなり、片部11は直線状 なのに対し、片部12は屈曲し、具体的には、直線状の基部12aと、山状の中 間部12bと、中間部12bの端部から内方に屈曲する先端部12cから成る。 又この実施例では中間部12bと基部12aのなす角度αを10度、山状の中間 部12bの頂点のなす角度βを140度、中間部12bと先端部12cとのなす 角度γを30度に設定している。 前記弾発部材10は、前述のような形状をなすので、隙間S2内に弾発部材1 0を挿入すると、この弾発部材10の弾力により凸部7は前方に、即ち、係合溝 8と孔部6周囲との係合が強くなる方向に付勢される。 そしてこの状態で塗装を行い、その後、弾発部材10を隙間S2から外し、係 合溝8を孔部6周囲から外し、後の工程で前述のように凸部7を前記孔部6に嵌 合するとともにボルト孔4、5をボルトで締着して車両用バンパーを完成する。
【0014】 上述した構造によれば、塗装工程時には、まず、係合溝8が孔部6の周囲に係 合するので、形状的にも凸部7が孔部6から抜けにくくなり、更にこの係合を弾 発部材10により付勢して保持するので、前記係合は更に強固になり、塗装工程 の振動等で上部バンパー2と下部バンパー3が外れるのを防止することができる 。
【0015】
【考案の効果】
以上述べたように本考案によれば、 係合溝を孔部周囲に係合させ、更にこの 係合を弾発部材で付勢して保持するので、凸部が孔部から抜けにくくなり、振動 等によっても上部バンパーと下部バンパーか外れにくくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両用バンパーの縦断面図
【図2】弾発部材の斜視図
【図3】従来の車両用ダンパーの縦断面図 1…車両用バンパー 2…上部バンパー 3…下部バンパー 6…孔部 7…凸部 8…係合溝 10…弾発部材 S2…隙間

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部バンパーと下部バンパーからなり、
    前記上部、下部バンパーのうち一方に孔部を、他方に凸
    部を夫々形成し、前記凸部を前記孔部に係止して上部バ
    ンパーと下部バンパーを結合した車両用バンパーにおい
    て、 前記凸部の側面に、バンパー塗装時に前記孔部の周囲に
    係合して上部、下部バンパーの間の隙間を保持する係合
    溝を形成し、前記凸部の前記係合溝と反対側の面と前記
    孔部との間に隙間を形成するとともにこの隙間に弾発部
    材を挿入して前記孔部の周囲と前記係合溝の係合を保持
    するようにしたことを特徴とする車両用バンパー。
JP1993068237U 1993-12-21 1993-12-21 車両用バンパー Expired - Fee Related JP2599712Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3569379A1 (fr) * 2018-05-16 2019-11-20 Compagnie Plastic Omnium Pièce de carrosserie à peindre comportant une fente longiligne

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3569379A1 (fr) * 2018-05-16 2019-11-20 Compagnie Plastic Omnium Pièce de carrosserie à peindre comportant une fente longiligne
FR3081143A1 (fr) * 2018-05-16 2019-11-22 Compagnie Plastic Omnium Piece de carrosserie a peindre comportant une fente longiligne

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