JPH0737785A - 露光装置およびそのアライメント方法 - Google Patents

露光装置およびそのアライメント方法

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JPH0737785A
JPH0737785A JP5180426A JP18042693A JPH0737785A JP H0737785 A JPH0737785 A JP H0737785A JP 5180426 A JP5180426 A JP 5180426A JP 18042693 A JP18042693 A JP 18042693A JP H0737785 A JPH0737785 A JP H0737785A
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mask
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wafer
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JP5180426A
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Hirohisa Ota
裕久 太田
Kunitaka Ozawa
邦貴 小澤
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Canon Inc
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 マスクアライメント及びファインアライメン
ト時に、投光源とマスク上アライメントマークとの相対
位置ずれに伴うアライメントの精度低下を防ぐ。 【構成】 投光源とマスク上マークとの相対位置関係を
計測する手段と、上記計測した位置関係情報を記憶する
手段と、マスクと被露光基板との相対位置関係を検出す
る位置ずれ検出手段と、上記位置ずれ検出値を上記記憶
した位置関係情報に基づいて補正する手段とを具備する
露光装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、マスク等の原版の像
を半導体ウェハ等の被露光基板上に高精度に焼き付け転
写する露光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体素子の微細化に伴い、露光時のマ
スク−ウェハアライメントに要求される精度が益々厳し
くなってきた。
【0003】特開平2−1506号公報において、プロ
キシミティ露光方法の0.01μm検出精度を目指した
アライメント方式として、マスク、ウェハ上に各々グレ
ーティングレンズパターンを形成し、2つのグレーティ
ングレンズに照射した投光ビームをラインセンサで受光
し、そのスポット位置から2つのレンズつまりマスク−
ウェハ間の位置ずれ検出値を得る方式(以下2重グレー
ティング方式と呼ぶ)が提案されている。
【0004】しかしながら、2重グレーティング方式に
よる位置ずれ検出値の誤差要因として 1.ウェハの傾き 2.マスク−ウェハ間のアライメント設定ギャップから
の変動 3.アライメント投光源の姿勢ずれ などが上げられる。
【0005】それらの改善策として 1.特開平1−36745号公報(参照マークを設けて
検出誤差の防止をする) 2.特開平3−187211号公報(ギャップずれΔg
を計測し位置ずれ検出値の補正項とする) 3.特開平3−085717号公報(投光源の姿勢を計
測し位置ずれ検出値の補正項とする、もしくは投光源自
身の姿勢ずれを制御する)等が提案されている。
【0006】また、アライメントシーケンスとして 別光学系によるウェハ−装置間の,いわゆるプリアライ
メント マスク−装置間の,いわゆるマスクアライメント 以上2処理の後,マスク−ウェハ間の,いわゆるファイ
ンアライメント の順に行い,計測レンジを徐々に狭くかつ検出精度を上
げていく方法がとられている。
【0007】さらに、ファインアライメントの際、補正
駆動手段として平面内の回転(θ)方向の駆動機構をマ
スクステージ側に持つものがある。その理由としては次
の3点が挙げられる。
【0008】1.回転中心とマスク中心が一致している
為、マスク回転では他成分のずれが生じない。(ウェハ
側だと回転軸が必ずしも対象としているショット中心と
一致していないので回転による他成分(X,Y方向)の
補正が必要となる。しかもその補正量がショットの位置
によって同じ回転量の場合でも異なるからである。) 2.ウェハ上のショットが前レイア露光時のチップロー
テーションによる回転ずれがおもな原因であることが多
く、つまりマスクとウェハ上のどのショットとのθ関係
も同量ならばマスク側で1回補正駆動を行えばすむ。
(他成分の問題) 3.マスクアライメントは、回転補正をマスクステージ
で行うのでファインアライメント時の回転補正もその機
構を兼用すれば機構が簡略化できる(他の理由でウェハ
側に回転機構が必要になるかは別問題)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
では、マスクアライメント及びファインアライメント時
に、投光源とマスク上アライメントマークとの相対位置
ずれ(X,Y,θ,ωx,ωy)が生じ、これが位置ず
れ検出値の誤差(アライメント精度劣化)となる。
【0010】一例として、回転ずれ量と位置ずれ検出値
誤差との相対関係を図14に示す。
【0011】このような位置ずれを起こす原因の一つと
して、マスクアライメント時に投光源の姿勢を計測/制
御しても、次のアライメントステップであるファインア
ライメント時にはマスク自身を回転させる為、投光源と
マスク上マークの相対的回転ずれが発生することにあ
る。
【0012】
【作用】原版上のマークと被露光基板上のマークとの位
置ずれを検出し、次で投光源と原版上のマークとの相対
位置関係の情報を求め、求めた相対位置関係の情報に基
づいて前記位置ずれ検出値を補正することによって、原
版と被露光基板との相対位置検出の精度を向上すること
ができる。
【0013】
【課題を解決するための手段】投光源とマスク上マーク
との相対的姿勢を計測する手段と、上記計測した姿勢を
記憶する手段と、位置ずれ検出値を上記で記憶した姿勢
情報に基づき補正する手段を具備する。
【0014】相対的姿勢の計測として、投光源自身の装
置基準からの姿勢を読み取る手段からの情報とアライメ
ント処理時に発生/発覚する補正駆動量からの情報とか
らなる。
【0015】
【実施例】図1及び図2は、本発明の一実施例に係るス
テップアンドリピート露光装置(ステッパ)のマスク−
ウェハアライメント及び露光ステージ部分の構成を示す
断面図及び平面図である。同図において、8はパターン
418を有するマスクであり、16は露光光、例えばS
ORから放射されるX線である。また、1はマスク8の
パターン418を転写されるウェハ、19はウェハを設
置するチャック、2はチャック19に設置されたウェハ
1をマスク8と所定のプロキシミティギャップを介して
対向させる際のウェハ1をZ(露光光16の光軸方向へ
の移動)、ωx(X軸回りの回転)、ωy(Y軸回りの
回転)駆動するためのZチルトステージ、3はZチルト
ステージ2の駆動源であるピエゾ素子、17はZチルト
ステージ2の変位(Z,ωx,ωy)を計測するための
変位センサである静電センサ、4はウェハ1をその面内
で回転させるためのウェハθステージ、5はウェハ1を
X方向に駆動するためのウェハXステージ、6はウェハ
1をY方向に駆動するためのウェハYステージ、7はこ
れらZチルトステージ2、ウェハθステージ4、ウェハ
Xステージ5及びウェハYステージ6等で構成されるウ
ェハステージ24が組み付けられるフレームである。と
ころで、基準マーク台15はZチルトステージ2上に設
置されており、後述する装置に設置されたマスクと装置
とのアライメントの際使用するマスクアライメントマー
ク18XU,18XD,18YL、18YRが形成され
ていて、ウェハステージ24を駆動することによって所
望マーク18XU〜YRを所定位置へ移動することがで
きる。ここで、X,YはX、Y軸方向、U,D,L,R
は上、下、左、右を表わす。
【0016】ステージ24の位置X,Y及び姿勢θは、
装置の固定位置から投光されるレーザ干渉計ビーム13
をZチルトステージ上に固定されているミラー14で反
射して干渉計(不図示)で測長する事によって測定され
る。なお、この干渉計を用いてωx,ωyも測定するこ
とができる。
【0017】また、9はマスク8を着脱自在に保持する
マスクチャック、10はマスク8をその面内で回転させ
るためのマスクθステージである。マスクチャック9及
びマスクθステージ10等で構成されるマスクステージ
はフレーム7に組み付けられている。12(a〜d)は
マスク8上及びウェハ1上または基準マーク台上に形成
されているそれぞれのアライメントマークを投光ビーム
207で照射し、これらのマークからの回折光を検出す
るピックアップである。各ピックアップ12はそれぞれ
X,Y方向へ移動するためのピックアップステージ11
上に設置されており、ピックアップステージ11はフレ
ーム7に設置されている。
【0018】この実施例において、ウェハ1上のアライ
メントマークは、図3Aに示すように、ウェハ1上の各
ショットのスクライブライン上にそのショットの各辺の
端に近接してXU,XD,YL,YRの計4個が形成さ
れている。1個のアライメントマークは、図3Bに示す
ように、そのマークが配置されている辺に平行な方向の
マスク−ウェハ重ね合せ誤差を検出するためのAAマー
ク201となる回折格子、及びマスク8とウェハ1の間
隔を検出するためのAFマーク202となる無地領域
が、先行プロセスにおいて半導体回路パターンとともに
形成されている。マスク8上にも,アライメントマーク
203、204が、これらのウェハ1上に転写しようと
する半導体回路パターンとともに金等で形成されてい
る。
【0019】図3Bにおいて、205は発光素子である
半導体レーザ、206は半導体レーザ205から出力さ
れる光束を平行光にするコリメータレンズ、207は半
導体レーザ205から出力されコリメータレンズ206
で平行光をされた投光ビーム、208はウェハ上AAマ
ーク201とマスク上AAマーク203により構成され
る光学系によって位置ずれ情報(AA情報)を与えられ
たAA受光ビーム、209はウェハ上AFマーク202
とマスク上AFマーク204により構成される光学系に
よってギャップ情報(AF情報)を与えられたAF受光
ビーム、210はAA受光ビーム208により形成され
るAA受光スポット211の位置をAA情報として電気
信号に変換する例えばCCD等のラインセンサであるA
Aセンサ、212はAF受光ビーム209により形成さ
れるAF受光スポット213の位置をAF情報として電
気信号に変換する例えばCCD等のラインセンサである
AFセンサである。
【0020】本発明実施例の動作について説明する。
【0021】まず、ピックアップ12の姿勢制御に関し
て同図3Bを用いて説明する。221はピックアップ1
2の筐体220に固定されたミラーであり、コリメータ
223から射出される計測光を反射する。この機構は、
AA計測時の半導体レーザー205からの投光ビーム2
07のマスク8への入射角度と位置をピックアップ12
の筐体220の姿勢より検出する機能を持つ。コリメー
タ223の制御、検出機能は次に詳述するピックアップ
ステージ制御部305の中に含まれている。コリメータ
223には、図10に示すように、レーザダイオード9
01とラインセンサ902が内蔵され、レーザダイオー
ド901から光軸222がほぼ垂直にピックアップ12
の鏡筒壁に取り付けられた反射鏡221に投光されてい
る。ここで、反射鏡221の角度がコリメータ223に
対して変わると、反射鏡221から返ってくる投光スポ
ット903の位置がラインセンサ902上で変化するこ
とから検出できる。
【0022】図4は、図1の露光装置の電気制御系の構
成を示す。本実施例の露光装置は最上位に位置するメイ
ンプロセッサ301のもとにすべての機能が管理されて
いる。メインプロセッサ301は通信路302及び通信
I/F303を介して各ハードウェアユニットに接続さ
れており、図4はその中でアライメント機能や、ステー
ジ制御機能、ピックアップ制御機能を含んだハードウェ
アユニットを抽出して示したものである。このハードウ
ェアユニットをここでは本体制御ブロックと呼ぶものと
する。
【0023】本体制御ブロックはアライメント系に関し
て、4つのピックアップ12(a〜d)(図1参照)を
各2軸方向(X方向,Y方向)に位置決め制御するピッ
クアップステ−ジ制御部305、ウェハ1とマスク8の
平面上に位置ずれ及び平行出しを行うためのファインA
A/AF制御部309a〜309d、ウェハステージ2
4及びマスクステージ10の位置決め制御するためのス
テージ制御部313を備えている。
【0024】本体コントロールユニット304は所定の
シーケンスを行うプログラムがストアされており、この
シーケンスに従って上記各制御部を動作させるコントロ
ール部分である。また本体コントロールユニット304
は上位のメインプロセッサユニット301と、通信路3
02及び通信I/F303を介してデータの授受を行
う。さらに前述の各制御部のうち、ファインAA/AF
制御部309a〜309d及びステージ制御部313は
各々通信I/F306,308,310,312を介し
て通信路307,311を通じ本体コントロールユニッ
ト304とデータの授受を行う。
【0025】図7のフローチャートにより露光装置での
全体処理を説明する。まず、ステップ601で、マスク
の交換の要否を判断する。現在チャッキングされている
マスクで露光する場合はステップ604に、マスクを交
換して露光する場合はステップ602に進む。ステップ
602では、現在チャッキングされているマスクをマス
クトラバーサ(不図示)を用いてマスクステージからは
ずしてマスクカセット(不図示)に収納し、露光に用い
るマスクをマスクトラバーサを用いてマスクカセットか
ら取り出してマスクステージ10にチャッキングする。
そして、ステップ603で、ピックアップ12を用いて
マスク8に描かれているマスクアライメントマーク42
0XU〜YRとウェハステージ上に設けられている基準
マーク台15上マスクアライメントマーク18XU〜Y
Rとのアライメントをとる。マスクアライメント処理
(ステップ603)の詳細な処理内容は後述する。
【0026】次にステップ604で、ウェハステージ2
4を駆動して、今露光しようとするウェハ上の位置(現
在ショット位置、すなわち転写済みパターン419の1
つ)と、マスク上の転写パターン418とを対向させ
る。そして、ステップ605で、マスク上ファインアラ
イメントマーク421XU〜YR及びウェハ上ファイン
アライメントマーク422XU〜YRとを用いてマスク
とウェハ間とのギャップを計測し、所定の位置ずれ検出
ギャップに合せるため、その検出値に基づきZチルトス
テージ2を駆動して、Z及びチルトの補正(AF補正駆
動)を行う。AF補正駆動が終了すると、ステップ60
6で、マスク上ファインアライメントマーク421XU
〜YR及びウェハ上ファインアライメントマーク422
XU〜YRとを用いてマスク−ウェハ間のX,Y方向及
びXY平面内の回転(θ)のずれを計測してAA補正駆
動を行う。AA処理(ステップ606)の詳細な処理内
容は後述する。
【0027】AA処理が終了すると、ステップ607で
1ショット露光を行い、次でステップ608で次の露光
ショットの有無を判断し、もしあればステップ601に
戻り、マスク交換の有無判断から繰り返す。このショッ
ト単位でマスク交換の判断をすることにより1ウェハ上
に異なったマスクのパターンの露光が可能となる。ステ
ップ608の判断の結果、次の露光ショットがなければ
ウェハ上全てのショット露光処理を終了する。
【0028】次に図8及び図5を用いて図7の中のマス
クアライメントステップ603の詳細説明を行う。マス
クアライメントとは装置に設置された際のマスク位置ず
れの検出及び補正をする処理であるが、マスクのアライ
メント対象となるべき装置上の基準はウェハステージ2
4に取り付けられ、X,Y,Z方向に精度良く移動可能
な基準マーク台15上のマスクアライメントマーク18
XU〜YRを用いる。基準マーク台15はマスクに比べ
小エリアしか有さないので、マーク18XU〜YRを同
時に各ピックアップ12の下に持って来ることができな
い。したがって基準マーク台15を逐一移動させながら
1点ずつずれ情報を求める。
【0029】マスク8がマスク搬送系(不図示)によっ
てマスクチャック9に装着された状態を図5Bに示す。
今ピックアップ12aの位置で計測している状態を示し
ており、マスクがX,Y,及びθ方向にずれている。た
だしピックアップ自身は図より省略してある。
【0030】まずステップ701で、4つのピックアッ
プを同時にそれぞれマスク上マスクアライメントマーク
の上にくる様に移動する。この際、ピックアップの移動
量は
【0031】
【数1】マスク上マスクアライメントマークの設計位置
ーずれ量(ΔXs ,ΔYs ) (1) であり、ずれ量は後述の方法(ステップ710)により
求まった設置誤差である。当然初回は、ずれ量=0であ
る。
【0032】ピックアップの移動後、ステップ702
で、各ピックアップの姿勢を計測し、その値に基づく姿
勢制御によりずれを実質上なくすか、もしくはその値を
ピックアップ毎に
【0033】
【数2】 Δθmp_u, Δωxmp_u,Δωymp_u (d,l,r も同様) として記憶しておく。
【0034】ステップ703〜ステップ706は単一ピ
ックアップにおける位置ずれ検出ルーチンである。ステ
ップ703で、これから検出しようとするマスク上マス
クアライメントマーク420(図5Bでは420XU)
の下に、そのマスクアライメントマークに対応する基準
マーク台上のマーク18(図5Bでは18XU)がくる
ようにウェハステージXYを移動させる。
【0035】ウェハステージの移動量は、前述のピック
アップに対する移動量と同様
【0036】
【数3】マスク上マスクアライメントマークの設計位置
ーずれ量(ΔXs ,ΔYs ) (2) である。
【0037】ステップ704で、マスクと基準マーク台
との間隔をアライメントギャップに合わせる為、ウェハ
ステージZを駆動する。
【0038】ステップ705で、現在計測しようとして
いるピックアップの光源を発光してずれ量である位置情
報を得て、
【0039】
【数4】δXu ,δXd ,δYl ,δYr のいずれか(ピックアップに対応した、つまり図5の状
態ではδXu)として記憶する。(図11に示す) ステップ706において、ステップ702で姿勢を記憶
している場合は、ピックアップの姿勢情報に基づきステ
ップ705の位置情報を補正した値
【0040】
【数5】 ΔXu =F(0,0,Δθmp_u,Δωxmp_u,Δωymp_u,M)*δXu (3) ここでF( ) はピックアップの姿勢による補正関数 M はアライメントマーク倍率などマークに固有な係
数(ΔXd ,ΔYl ,ΔYr も同様) を記憶する。補正関数F( ) はX,Y,θ,ωx,及
びωyの関数である。ここでX,Yに関して情報がない
ので、共に0となっている。
【0041】またステップ702でピックアップの姿勢
制御をしている場合,補正値ΔXuはステップ705の
位置情報そのもの
【0042】
【数6】 ΔXu =δXu (ΔXd ,ΔYl ,ΔYr も同様) (4) を記憶する。
【0043】式(3)で、係数Mは、マークの設計(倍
率、焦点距離など)に依存した値であり、マスクが異な
ると係数Mも変わる可能性がある。よって係数Mは、マ
スク交換時にメインプロセッサ301から本体コントロ
ールブロック(本体コントロールユニット304、もし
くはファインAA/AF制御部309a〜309d)に
ダウンロードされる。
【0044】ステップ707で、全ピックアップ(4
ケ)に対しての位置ずれ検出が完了したか否かを確認
し、もし未検出のものがあればステップ703に戻り、
次のピックアップ(例えば12b)の計測を行う。逆に
全てが完了したなら次のステップ708へ進む。
【0045】ステップ708において、上述のステップ
706でピックアップの姿勢分を補正してあるそれぞれ
のマーク位置でのずれ量ΔXu ,〜,ΔYr より今回分
マスク設定ずれ(ΔXi ,ΔYi ,Δθi )を求める。
(添字“i”はアライメント処理のループ回数を示
す。)X,Y方向ずれは
【0046】
【数7】 なる平均値とする。回転方向ずれは
【0047】
【数8】 ただし
【0048】
【数9】 とする。Δθx ,Δθy は、それぞれXずれ情報からの
回転ずれ量、Yずれ情報からの回転ずれ量であり、Δθ
i はそのΔθx ,Δθy の一次結合となっており、N=
0.5ならばΔθi はΔθx ,Δθy の平均値である。
【0049】ステップ709で、マスク設定ずれの追込
み補正が所定許容範囲内にはいったか否かを判定する。
補正駆動としてX,Yは、そのずれ量をマスクと対向す
るウェハステージ上所望位置の移動時に駆動量として反
映させるので検出精度が保証される領域に入っていれば
良い。しかし、θ補正はマスク側で行い、その補正駆動
後の確認をする事が望ましい。よってここでのトレラン
ス確認としてθのみ行っている。もし残誤差Δθi はま
だ補正の必要がある量と判断されたならば、ステップ7
10に進み、マスクθをΔθi だけさらに補正駆動し
(図5Bの矢印で示す。)、駆動ずれ量ΔXs ,ΔYs
【0050】
【数10】
【0051】
【数11】 と更新する。(実際この値が反映されるのは次にピック
アップ/ウェハステージを駆動する時である。)逆に残
誤差Δθi が十分小さいと判断されたなら、つまりΔX
s ,ΔYs を反映した結果、マスクと基準マーク台の関
係が図5Cで示す状態と見做せれば、次にステップ71
1へ進む。
【0052】マスクアライメントとファインアライメン
トとで使用するマスク上アライメントマークが異なるの
で、各ピックアップをマスクアライメントマーク420
上からファインアライメントマーク421上に移動及び
その確認を次ステップで行う。ステップ711でピック
アップを同時にそれぞれマスク上ファインアライメント
マークの上にくる様に移動する。この際、ピックアップ
の移動量は
【0053】
【数12】マスク上ファインアライメントマークの設計
位置ーずれ量(ΔXs ,ΔYs ) (7) であり、ずれ量は上述の方法(ステップ710)により
求まったマスクの設置誤差である。
【0054】ピックアップの移動後、ステップ712に
おいてコリメータ223で各ピックアップの姿勢を計測
し、その値に基づく姿勢制御によりずれを実質上なくす
か、もしくはその値を新たにピックアップ毎に
【0055】
【数13】 Δθp_*,Δωxp_*, Δωyp_* (*=u,d,l,r) として記憶しておく。
【0056】以上でマスクと装置上のアライメント処理
が終了する。
【0057】次に図7のステップ606のマスクとウェ
ハ上ショットとのファインアライメント(AA)を図
9,図6を用いて説明する。ステップ606で処理する
前の状態を図6Bで示す。前述のマスクアライメントに
よりマスクは装置と回転ずれが解消されているが、ウェ
ハステージ24にチャッキングされ、ウェハ全体のプリ
アライメントを行った後もウェハ上の先行プロセスで露
光済みのパターン419は、ずれが生じている。
【0058】まず、ステップ801で、今露光するショ
ット(現ショット)の4辺に設けられている4個のウェ
ハ上ファインアライメントマーク422XU〜YRとマ
スク上ファインアライメントマーク421XU〜YRを
用いて、これら4点での位置ずれ検出を行う。
【0059】ステップ802では、これら4点での位置
ずれ検出値(δXu ,δXd ,δYl ,δYr )を、ピ
ックアップとマスク上ファインアライメントマークとの
相対的な姿勢誤差により補正を行う。ここで相対的な姿
勢誤差とは、前述のマスクアライメントシーケンスでピ
ックアップ12をマスク上ファインアライメントマーク
421の上に移動した際の各ピックアップの姿勢情報Δ
θp_*,Δωxp_*, Δωyp_*(*=u,d,l,r)、と
後述(ステップ806)するマスク−現ショット間のθ
補正駆動量Δθf (初期値=0)であり、補正は、ステ
ップ712で、ピックアップでの姿勢を記憶している場
合は
【0060】
【数14】 に、またステップ712でピックアップの姿勢制御をし
ている場合は
【0061】
【数15】 ΔXu=F(X(Δθf),Y(Δθf),Δθf ,0,0,M1)*δXu (9) となる。マスクアライメント時の補正式(3)と上式
(9)とを比較すると、ピックアップの姿勢ずれをなく
す様に制御してもAA処理(マスク−現ショット)では
マスク自身の回転量Δθf が存在し、補正処理が必要で
ある事が分かる。またマークもマスクアライメントとフ
ァインアライメントでは異なるので係数Mも異なる。
(上式ではM1として違いを表記する。)ステップ80
3ではこれら補正を施した4点のAA計測値(ΔXu ,
ΔXd ,ΔYl ,ΔYr )に基づいてマスクと現ショッ
ト間のずれ量ΔXfi,ΔYfi,Δθfiを計算する。計算
の方法はマスクアライメント処理と同様なので省略す
る。ステップ804ではこれらのずれ量ΔXfi,ΔYf
i,Δθfiが所定のトレランス内に入っているか否かを
判定する。ここでのアライメント完了後、ステップ60
7で露光を実行するのでX,Y,θ全てが判定対象とな
る。もし、ずれ量ΔXfi,ΔYfi,Δθfiの少なくとも
1つの所定のトレランス内に入っていなければ805へ
進んでX,Y,θのずれ補正を行い、さらにステップ8
06で次のループで使用する補正項Δθf を更新
【0062】
【数16】 Δθf ←Δθf +Δθfi (10) し、ステップ801へ戻って、上記したステップ801
〜ステップ804の処理を繰り返す。一方、ステップ8
04の判定においてずれ量ΔXfi,ΔYfi,Δθfi全て
が所定のトレランス内に入っていれば、このAA処理を
終了して図7のステップ607へ戻る。
【0063】なお、本実施例ではマスクとウェハ上ショ
ットのアライメント(AA)のθ補正駆動を、マスクス
テージで行ったが、これをウェハθステージ4で行って
も位置ずれ検出値に対する同様な補正効果が得られる。
ただし、現ショットの中心がウェハステージの回転中心
と一致しているとは限らないので、前記X(Δθf ),
Y(Δθf )を現ショット位置における回転量Δθによ
るXY成分X’(Δθf ),Y’(Δθf )と変換する
必要がある。
【0064】X’( ),Y’( )は回転量と、ショッ
ト中心の回転中心からの距離、との関数となる。 (第2の実施例)次に第2の実施例として、マスクアラ
イメントにおいて、ピックアップは設計位置のまま、投
光源とマスク上マスクアライメントマークのX,Yずれ
量で検出値に補正をかける方式を、図12のフローチャ
ートを用いて説明する。
【0065】第1の実施例との違いは、ピックアップの
X,Y補正駆動がない事と、位置ずれ検出値にピックア
ップとマスク上マスクアライメントマークとのずれ量Δ
Xs,ΔYs ,Δθs による補正項を含む事である。こ
こでΔθs はマスクアライメント処理で駆動されたマス
クステージのθ駆動量の総和であり、ステップ1210
でΔXs ,ΔYs と同様に
【0066】
【数17】 Δθs←Δθs+Δθi (11) なる更新を行う。
【0067】ステップ1201で4ピックアップを同時
にそれぞれマスク上マスクアライメントマークの上にく
る様に移動する際の移動量は マスク上マスクアライメントマークの設計位置 であり、第1の実施例で付加更していたマスクの設置誤
差は入っていない。
【0068】ステップ1206の位置ずれ検出値の補正
式は
【0069】
【数18】 となる。上式(12)を前述式(3)と比較して分かる
様に、式(3)ではX,Y=0なのに対し、式(12)
ではステップ1210で計算したマスクアライメント処
理内の補正駆動量ΔXs ,ΔYs ,Δθs による情報が
入っている。なおθずれ量自身はマスクステージを回転
する事により補正されているので式(3)同様、θ成分
にΔθs は含まない。
【0070】第2の実施例では第1の実施例と比べ、補
正駆動後に、再びピックアップステージを駆動する必要
がないのでスループットの向上が計れ、しかも式(1
2)によりピックアップとアライメントマークとの相対
ずれが原因となる位置ずれ検出値の誤差の補正により、
検出精度の劣化も妨げる。 (第3の実施例)次に第3の実施例として、マスク上に
ビーム確認マークを設け、投光源とマスク上ファインア
ライメントマークのX,Yずれ量で検出値に補正をかけ
る方式を、図13を用いて説明する。
【0071】図13は、マスク上に形成されたビーム確
認マーク1301に、アライメントと同一の光束207
を入射した時の反射回折光を示す図である。図中斜線で
示す楕円領域が照射範囲である。ビーム確認マークを用
いてピックアップとマスクとの相対的な位置検出を行う
方法は、特開平4−012207号公報で提案されてい
る。
【0072】ここで特徴となることは、ビーム確認マー
ク1301をマスク上の各ファインアライメントマーク
421に隣接して形成されており、アライメント光束2
07で(ピックアップの移動を介さず)同時に、ビーム
確認マーク1301とファインアライメントマーク42
1を照射できる事である。よってビーム確認マークと光
源との相対的な位置関係がファインアライメントマーク
と光源との相対的な位置関係と見做すことができる。図
13では、1対のマークしか表示していないが、全ての
マスク上ファインアライメントマーク421にそれぞれ
ビーム確認マーク1301を隣接形成して、それぞれフ
ァインアライメントマークとピックアップとの位置情報
を得る。
【0073】このファインアライメントマークとピック
アップとの位置情報を位置ずれ検出値に補正をかける手
段として、実施例1の図8のステップ712または実施
例2の図12のステップ1212において、投光ビーム
207をビーム確認マークに照射してその回折光束の強
度分布を受光手段によりX,Y方向のずれとして検出
し、その値に基づく各ピックアップの位置制御を行う
か、もしくはその値をピックアップ毎に
【0074】
【数19】 ΔXp_* ,ΔYp_* (*=u,d,l,r) として記憶しておく。
【0075】さらに図9のステップ802の位置ずれ検
出値の補正は、ステップ712またはステップ1212
でピックアップでの姿勢を記憶している場合は
【0076】
【数20】 に、ステップ712またはステップ1212でピックア
ップの位置制御をしている場合は
【0077】
【数21】 ΔXu=F(X(Δθf),Y(Δθf),Δθf ,0,0,M2)*δXu (14) となる。それ以外の処理は、第1の実施例または第2の
実施例と同様である。この第3の実施例は、ファインア
ライメント時にピックアップとマスク上ファインアライ
メントマーク間のX,Y方向の相対位置ずれ量により位
置ずれ検出値に補正がかけられるので、第1及び第2の
実施例よりさらに検出精度の向上が得られる。
【0078】次に上記設明した露光装置を利用したデバ
イスの製造方法の実施例を説明する。図15は微小デバ
イス(ICやLSI等の半導体チップ、液晶パネル、C
CD、薄膜磁気ヘッド、マイクロマシン等)の製造のフ
ローを示す。ステップ1(回路設計)では半導体デバイ
スの回路設計を行なう。ステップ2(マスク製作)では
設計した回路パターンを形成したマスクを製作する。一
方、ステップ3(ウエハ製造)ではシリコン等の材料を
用いてウエハを製造する。ステップ4(ウエハプロセ
ス)は前工程と呼ばれ、上記用意したマスクとウエハを
用いて、リソグラフィ技術によってウエハ上に実際の回
路を形成する。次のステップ5(組み立て)は後工程と
呼ばれ、ステップ4によって作製されたウエハを用いて
半導体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダ
イシング、ボンディング)、パッケージング工程(チッ
プ封入)等の工程を含む。ステップ6(検査)ではステ
ップ5で作製された半導体デバイスの動作確認テスト、
耐久性テスト等の検査を行なう。こうした工程を経て半
導体デバイスが完成し、これが出荷(ステップ7)され
る。
【0079】図16は上記ウエハプロセスの詳細なフロ
ーを示す。ステップ11(酸化)ではウエハの表面を酸
化させる。ステップ12(CVD)ではウエハ表面に絶
縁膜を形成する。ステップ13(電極形成)ではウエハ
上に電極を蒸着によって形成する。ステップ14(イオ
ン打込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステップ1
5(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗布する。ス
テップ16(露光)では上記説明した露光装置によって
マスクの回路パターンをウエハに焼付露光する。ステッ
プ17(現像)では露光したウエハを現像する。ステッ
プ18(エッチング)では現像したレジスト像以外の部
分を削り取る。ステップ19(レジスト剥離)ではエッ
チングが済んで不要となったレジストを取り除く。これ
らのステップを繰り返し行なうことによって。ウエハ上
に多重に回路パターンが形成される。本実施例の製造方
法を用いれば、従来は製造が難しかった高集積度の半導
体デバイスを製造することができる。
【0080】
【発明の効果】本発明によれば、投光源と原版との相対
位置関係を検知する手段とその位置関係を位置ずれ検出
値に補正する手段を持っているので、原版と被露光基板
との相対位置検出の精度を向上、延いては露光時の重ね
合せ精度の向上が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るステップアンドリピート
露光装置の主要部構成の断面図。
【図2】本発明の実施例に係るステップアンドリーピー
ト露光装置の主要部構成の平面図。
【図3】(A)は、ウェハ上アライメントマーク及びマ
スク上アライメントマークの説明図。(B)は、投光及
び受光系の説明図。
【図4】図1のアライメント装置の制御系のハードウェ
ア構成図。
【図5】(A),(B),(C)は、装置とマスクとの
アライメントの説明図。
【図6】(A),(B),(C)は、マスクとウェハ上
1ショットとのアライメントの説明図。
【図7】1ウェハのステップアンドリピート処理を表わ
すフローチャート。
【図8】図7ステップ603のマスクアライメントの内
容を記したフローチャート。
【図9】図7ステップ606のAA計測及びX,Y,θ
補正駆動の内容を記したフローチャート。
【図10】図3に示したコリメータの詳細説明図。
【図11】マスクアライメントを例にし、各ピックアッ
プにおけるAA計測値の説明図。
【図12】第2の実施例に係るマスクアライメントの内
容を記したフローチャート。
【図13】第3の実施例に係るマスク上のアライメント
マークとビーム確認マーク及び投光ビームとの位置関係
の説明図である。
【図14】投光源対マスク上アライメントマークの回転
ずれと位置ずれ検出値誤差との相対関係を示すグラフ。
【図15】半導体デバイスの製造フローを示す図。
【図16】ウエハプロセスの詳細なフローを示す図。
【符号の説明】
1 ウェハ(被露光基板) 2 Zチルトステージ 8 マスク(原版) 11(11a〜11d) ピックアップステージ 12(12a〜12d) ピックアップ 15 基準マーク台 16 X線(露光光) 18(XU,XD,YL,YR) 基準マーク台上マ
スクアライメントマーク 24 ウェハステージ 207 投光ビーム 304 コントロールユニット 420(XU,XD,YL,YR) マスク上マスク
アライメントマーク 421(XU,XD,YL,YR) マスク上ファイ
ンアライメントマーク 422(XU,XD,YL,YR) ウェハ上ファイ
ンアライメントマーク 1301 ビーム確認マーク

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投光源からの光束を原版上に形成された
    原版上AAマークと被露光基板上に形成された基板上A
    Aマークとに照射し、生じる回折光を受光手段で検出
    し、原版と被露光基板との相対位置関係を検出する位置
    ずれ検出手段と、 前記投光源と原版上AAマークとの相対位置関係の情報
    を得る手段と、 前記位置ずれ検出手段の位置ずれ検出値を、前記投光源
    と原版上AAマークとの相対位置関係の情報に基づいて
    補正する手段と、 前記原版のパターンを前記被露光基板に露光転写する手
    段と、 を具備することを特徴とする露光装置。
  2. 【請求項2】 原版を保持する機構または被露光基板を
    保持する機構を露光光を法線とする面内で回転する手段
    と、 前記投光源を露光光を法線とする面内で移動する手段
    と、 前記回転及び移動手段の駆動量を記憶する手段と、 を具備し、前記投光源と原版上AAマークとの相対位置
    関係の情報を前記回転及び移動手段の駆動量により求め
    ることを特徴とする、請求項1記載の露光装置。
  3. 【請求項3】 投光源からの光束を原版上に形成された
    ビーム確認マークに入射させ、前記ビーム確認マークに
    より得られる回折光を前記受光手段で検出し、前記投光
    源と原板上ビーム確認マークとの相対位置関係を検出す
    る手段を具備し、前記投光源と原版上ビーム確認マーク
    との相対位置関係の情報より間接的に前記投光源と原版
    上AAマークとの相対位置関係の情報を求めることを特
    徴とする請求項1記載の露光装置。
  4. 【請求項4】 前記投光源からの光束が前記原版上AA
    マークと前記原版上ビーム確認マークとに同時に照射で
    きるよう前記原版上AAマークと前記原版上ビーム確認
    マークを配置したことを特徴とする、請求項3記載の露
    光装置。
  5. 【請求項5】 投光源からの光束を原版上に形成された
    原版上AAマークと被露光基板上に形成された基板上A
    Aマークとに照射し、生じる回折光を受光手段で検出
    し、原版と被露光基板との位置ずれを検出し、前記投光
    源と原版上AAマ−クとの相対位置関係の情報を得て、
    前記位置ずれ検出値を、前記投光源と原版上AAマーク
    との相対位置関係の情報に基づいて補正することを特徴
    とするアライメント方法。
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