JPH0737638B2 - 発熱型洗浄剤組成物 - Google Patents
発熱型洗浄剤組成物Info
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- JPH0737638B2 JPH0737638B2 JP23943285A JP23943285A JPH0737638B2 JP H0737638 B2 JPH0737638 B2 JP H0737638B2 JP 23943285 A JP23943285 A JP 23943285A JP 23943285 A JP23943285 A JP 23943285A JP H0737638 B2 JPH0737638 B2 JP H0737638B2
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Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、台所、浴室および洗面所等広範囲の排水管中
の詰りの成分を化学的分解作用と発熱・発泡による物理
的溶解の作用で効果的に洗浄除去する事を目的とする発
熱型洗浄剤組成物に関する。
の詰りの成分を化学的分解作用と発熱・発泡による物理
的溶解の作用で効果的に洗浄除去する事を目的とする発
熱型洗浄剤組成物に関する。
<従来の技術> 従来本目的にかかわる洗浄剤は、粉体組成物の場合は珪
酸ソーダ等のアルカリ塩や過炭酸ソーダ等の酸素系漂白
剤を主成分としたもので、液体組成物の場合は、次亜塩
素酸ソーダやアンモニア水等を主成分としたものであ
り、又一方ではアルカリ金属水酸化物とアルミニゥムと
より成る発熱型洗浄剤組成物が排水管洗浄剤として市場
の商品として生産販売されている。
酸ソーダ等のアルカリ塩や過炭酸ソーダ等の酸素系漂白
剤を主成分としたもので、液体組成物の場合は、次亜塩
素酸ソーダやアンモニア水等を主成分としたものであ
り、又一方ではアルカリ金属水酸化物とアルミニゥムと
より成る発熱型洗浄剤組成物が排水管洗浄剤として市場
の商品として生産販売されている。
<発明の解決しようとする問題点> 本目的にかかわる従来の洗浄剤組成物は、上述のように
珪酸ソーダや過炭酸ソーダ、次亜塩素酸ソーダあるいは
アンモニア水等を主成分としている場合、その洗浄剤作
用は化学的な作用のみによるため充分な洗浄結果を得る
ためには長時間を要するか、あるいはお湯を使用する等
洗浄剤組成物水溶液を加温する等外部からの物理的作用
を補う事が必要であった。又、アルカリ金属水酸化物と
アルミニゥム粉粒体とより成る発熱型排水管洗浄剤組成
物は、いずれも発熱速度を早めたり、或いは充分な発熱
(高温度)を目的とするため多量のアルカリ金属水酸化
物を含有している。しかし、家庭用商品の安全性の面か
ら商品中のアルカリ金属水酸化物の含有量は規制されて
おり、5パーセント以下にしなければならない。本発明
者らは、以前にアルカリ金属水酸化物の含有量を5パー
セント以下とし、しかも粒状のアルミニゥムを使用した
安全性の高い発熱型洗浄剤組成物を開発したが(特開昭
60−144400)、これは液状組成物と粉末組成物との接触
を利用するものであり、通常時には両組成物を分離保管
する一方、使用時には混合併用しなければならないとい
う欠点が有った。
珪酸ソーダや過炭酸ソーダ、次亜塩素酸ソーダあるいは
アンモニア水等を主成分としている場合、その洗浄剤作
用は化学的な作用のみによるため充分な洗浄結果を得る
ためには長時間を要するか、あるいはお湯を使用する等
洗浄剤組成物水溶液を加温する等外部からの物理的作用
を補う事が必要であった。又、アルカリ金属水酸化物と
アルミニゥム粉粒体とより成る発熱型排水管洗浄剤組成
物は、いずれも発熱速度を早めたり、或いは充分な発熱
(高温度)を目的とするため多量のアルカリ金属水酸化
物を含有している。しかし、家庭用商品の安全性の面か
ら商品中のアルカリ金属水酸化物の含有量は規制されて
おり、5パーセント以下にしなければならない。本発明
者らは、以前にアルカリ金属水酸化物の含有量を5パー
セント以下とし、しかも粒状のアルミニゥムを使用した
安全性の高い発熱型洗浄剤組成物を開発したが(特開昭
60−144400)、これは液状組成物と粉末組成物との接触
を利用するものであり、通常時には両組成物を分離保管
する一方、使用時には混合併用しなければならないとい
う欠点が有った。
本発明は、これらの問題点を解決するための発熱型洗浄
剤組成物を提供せんとするものである。
剤組成物を提供せんとするものである。
<問題点を解決するための手段> 本発明者らは、排水管洗浄剤組成物として必要とする性
能を分析した結果、一般に家庭における排水管の詰り
は、台所の場合融点以下で固化した油脂又は酸化されて
樹脂状に硬化された油脂等に野菜くずや飯粒が絡み合う
事により、他方浴室や洗面所の場合単に毛髪による場合
やあるいは石鹸カスや皮脂が毛髪に絡み合う事によって
原因が作られ、これらの詰りの成分を有効に取り除くた
めには、化学的な方法のみでは必ずしも有効ではなく、
特に油脂に対しては熱による溶解と言った物理的な方法
が必要である事が明らかになった。一方、排水管内で発
熱する組成物を作る場合は、アルミニゥム粉粒体をアル
カリ金属水酸化物の水溶液で溶解する際の発熱を利用す
る事が最も好ましい方法である事は既に明らかになって
おり、保管する時や使用する際の簡便性の点から単に粉
粒体組成物或いは錠剤組成物のみによる方法が最も好ま
しい方法であるものと考えられた。本発明の新規な排水
管洗浄剤組成物は、アルカリ金属水酸化物を使用する事
なく(有害物質を含有する家庭用品の規制に関する法律
に適う)、しかも粒状のアルミニゥムを使用(消防法に
よる危険物適用外)した安全性の高い発熱型洗浄剤組成
物である。
能を分析した結果、一般に家庭における排水管の詰り
は、台所の場合融点以下で固化した油脂又は酸化されて
樹脂状に硬化された油脂等に野菜くずや飯粒が絡み合う
事により、他方浴室や洗面所の場合単に毛髪による場合
やあるいは石鹸カスや皮脂が毛髪に絡み合う事によって
原因が作られ、これらの詰りの成分を有効に取り除くた
めには、化学的な方法のみでは必ずしも有効ではなく、
特に油脂に対しては熱による溶解と言った物理的な方法
が必要である事が明らかになった。一方、排水管内で発
熱する組成物を作る場合は、アルミニゥム粉粒体をアル
カリ金属水酸化物の水溶液で溶解する際の発熱を利用す
る事が最も好ましい方法である事は既に明らかになって
おり、保管する時や使用する際の簡便性の点から単に粉
粒体組成物或いは錠剤組成物のみによる方法が最も好ま
しい方法であるものと考えられた。本発明の新規な排水
管洗浄剤組成物は、アルカリ金属水酸化物を使用する事
なく(有害物質を含有する家庭用品の規制に関する法律
に適う)、しかも粒状のアルミニゥムを使用(消防法に
よる危険物適用外)した安全性の高い発熱型洗浄剤組成
物である。
本発明の構成内容を更に詳しく説明すると、アルミン酸
アルカリ金属塩とアルミニゥム粉粒体の2成分より構成
され、更にこれらのアルミン酸アルカリ金属塩とアルミ
ニゥム粉粒体2成分を必須成分とし、この必須成分に熱
発生補助剤若しくは粉粒体塩素系漂白剤組成物を加える
事により少くとも3成分を主成分として成り、更にこれ
に必要に応じて5パーセント以下のアルカリ金属水酸化
物、炭酸アルカリ金属塩、硫酸アルカリ金属塩および界
面活性剤を使用する。ここで熱発生補助剤は、グルコン
酸アルカリ金属塩、ニトリロトリアセティックアシッド
−3アルカリ金属塩、エチレンジアミンテトラアセティ
ックアシッド−4アルカリ金属塩、あるいは粉粒体のア
ルカリ硝酸塩類の内、少なくとも1種か又は2種以上の
混合物より成る。
アルカリ金属塩とアルミニゥム粉粒体の2成分より構成
され、更にこれらのアルミン酸アルカリ金属塩とアルミ
ニゥム粉粒体2成分を必須成分とし、この必須成分に熱
発生補助剤若しくは粉粒体塩素系漂白剤組成物を加える
事により少くとも3成分を主成分として成り、更にこれ
に必要に応じて5パーセント以下のアルカリ金属水酸化
物、炭酸アルカリ金属塩、硫酸アルカリ金属塩および界
面活性剤を使用する。ここで熱発生補助剤は、グルコン
酸アルカリ金属塩、ニトリロトリアセティックアシッド
−3アルカリ金属塩、エチレンジアミンテトラアセティ
ックアシッド−4アルカリ金属塩、あるいは粉粒体のア
ルカリ硝酸塩類の内、少なくとも1種か又は2種以上の
混合物より成る。
又、粉粒体塩素系漂白剤組成物は塩素化イソシアヌル酸
およびそのナトリゥム塩又はカリゥム塩、晒粉の少なく
とも1種か又は2種以上の混合物より成る。
およびそのナトリゥム塩又はカリゥム塩、晒粉の少なく
とも1種か又は2種以上の混合物より成る。
すなわち本発明は、(1)アルミン酸アルカリ金属塩の
粉粒体と、9メッシュ乃至100メッシュのアルミニゥム
粉粒体の2成分より構成され、その構成は使用するアル
ミン酸アルカリ金属塩量に対し、5重量パーセント乃至
200重量パーセントのアルミニゥ粉粒体より成る事、更
に(2)必須成分としてはアルミン酸アルカリ金属塩の
粉粒体と9メッシュ乃至100メッシュのアルミニゥム粉
粒体で、しかもその量は使用するアルミン酸アルカリ金
属塩量に対して5重量パーセント乃至200重量パーセン
トの範囲内である事、又、主成分としては上記必須成分
の他にアルミニゥム粉粒体量に対し、7重量パーセント
乃至67重量パーセントのグルコン酸アルカリ金属塩、ニ
トリトロリアセティックアシッド−3アルカリ金属塩、
エチレンジアミンテトラアセティックアシッド−4アル
カリ金属塩の内少くとも1種以上の熱発生粉体補助剤組
成物、あるいは、アルミン酸アルカリ金属塩量に対し、
5重量パーセント乃至240重量パーセントの粉粒体アル
カリ硝酸塩を熱発生補助剤として使用し、更にアルミン
酸アルカリ金属塩量に対して5重量パーセント乃至280
重量パーセントの粉流体塩素系漂白剤組成物とから成
り、アルカリ金属水酸化物を使用せず、アルミニゥム粉
体の粒子が粗いにも拘わらず油脂の詰りを溶解するに充
分な発熱をし、しかも毛髪に対しては塩素系漂白剤組成
物による化学的分解により洗浄が行なわれ、台所、浴室
および洗面所等広範囲の排水管中の詰りの成分を化学的
分解作用と物理的溶解作用により除去する、安定性、安
定性および洗浄性において優れた特徴を有する洗浄剤組
成物である。
粉粒体と、9メッシュ乃至100メッシュのアルミニゥム
粉粒体の2成分より構成され、その構成は使用するアル
ミン酸アルカリ金属塩量に対し、5重量パーセント乃至
200重量パーセントのアルミニゥ粉粒体より成る事、更
に(2)必須成分としてはアルミン酸アルカリ金属塩の
粉粒体と9メッシュ乃至100メッシュのアルミニゥム粉
粒体で、しかもその量は使用するアルミン酸アルカリ金
属塩量に対して5重量パーセント乃至200重量パーセン
トの範囲内である事、又、主成分としては上記必須成分
の他にアルミニゥム粉粒体量に対し、7重量パーセント
乃至67重量パーセントのグルコン酸アルカリ金属塩、ニ
トリトロリアセティックアシッド−3アルカリ金属塩、
エチレンジアミンテトラアセティックアシッド−4アル
カリ金属塩の内少くとも1種以上の熱発生粉体補助剤組
成物、あるいは、アルミン酸アルカリ金属塩量に対し、
5重量パーセント乃至240重量パーセントの粉粒体アル
カリ硝酸塩を熱発生補助剤として使用し、更にアルミン
酸アルカリ金属塩量に対して5重量パーセント乃至280
重量パーセントの粉流体塩素系漂白剤組成物とから成
り、アルカリ金属水酸化物を使用せず、アルミニゥム粉
体の粒子が粗いにも拘わらず油脂の詰りを溶解するに充
分な発熱をし、しかも毛髪に対しては塩素系漂白剤組成
物による化学的分解により洗浄が行なわれ、台所、浴室
および洗面所等広範囲の排水管中の詰りの成分を化学的
分解作用と物理的溶解作用により除去する、安定性、安
定性および洗浄性において優れた特徴を有する洗浄剤組
成物である。
本発明は以下の実施例に述べる処から明らかになるであ
ろう。
ろう。
各成分については、必須成分であるアルミン酸アルカリ
金属塩は、粉体でも粒状でもその形状については特に限
定がなく、又、ナトリゥム塩でもカリゥム塩でも構わな
いが、吸湿し溶解し易い物質であるため、なるべく吸湿
し難いナトリゥム塩が好ましく、しかもなるべく無水物
を使用するか、或いは顆粒状にしたものを使用するのが
好ましい。一方、アルミニゥムは粉流体が好ましい。発
熱反応は、粉粒体の径が小さい程発熱スピードが早く高
い温度に達するが、消防法による規制の点、又なるべく
は詰りの成分の表面にアルミニゥムが接触し、少量のア
ルミニゥム量で詰りの成分の表面温度を高める有効な使
用を考えた場合、ある程度粗い径の粉粒体の方が効果的
であり、100メッシュより大きく16メッシュより小さい
範囲が好ましい。
金属塩は、粉体でも粒状でもその形状については特に限
定がなく、又、ナトリゥム塩でもカリゥム塩でも構わな
いが、吸湿し溶解し易い物質であるため、なるべく吸湿
し難いナトリゥム塩が好ましく、しかもなるべく無水物
を使用するか、或いは顆粒状にしたものを使用するのが
好ましい。一方、アルミニゥムは粉流体が好ましい。発
熱反応は、粉粒体の径が小さい程発熱スピードが早く高
い温度に達するが、消防法による規制の点、又なるべく
は詰りの成分の表面にアルミニゥムが接触し、少量のア
ルミニゥム量で詰りの成分の表面温度を高める有効な使
用を考えた場合、ある程度粗い径の粉粒体の方が効果的
であり、100メッシュより大きく16メッシュより小さい
範囲が好ましい。
適する必須成分の使用量は、詰っている成分の表面に広
さや溜っている水の量、水温によって異なるが、好まし
くは必須組成分が詰りの表面に均一に広がり、しかも詰
り成分を除去出来る温度にまで発熱する程度の量が良
い。実験の結果によると、直径が6cmの排水管で溜り水
が500c.c.ある場合、必須成分は45乃至55g程度が適する
範囲である。
さや溜っている水の量、水温によって異なるが、好まし
くは必須組成分が詰りの表面に均一に広がり、しかも詰
り成分を除去出来る温度にまで発熱する程度の量が良
い。実験の結果によると、直径が6cmの排水管で溜り水
が500c.c.ある場合、必須成分は45乃至55g程度が適する
範囲である。
主成分と構成する熱発生粉体補助剤組成物としては、グ
ルコン酸ナトリゥム、ニトリロトリアセティックアシッ
ド−3ナトリゥム塩、およびエチレンジアミンテトラア
セティックアシッド−4ナトリゥム塩と更にはアルカリ
硝酸塩類が有効であるが、これらの内含窒素化合物であ
る後者の3種は塩素系漂白剤組成物と共存すると漂白剤
組成物に作用し、商品の状態で不安定となり、又水溶液
中でクロルアミンとなるため刺激臭が強く、更に毛髪に
対する洗浄効果が若干低下する。又、特にアルカリ硝酸
塩類の場合、必須成分の発熱補助効果が著しく大きい
が、水溶液中で発熱の際アンモニア臭が感じられた。
ルコン酸ナトリゥム、ニトリロトリアセティックアシッ
ド−3ナトリゥム塩、およびエチレンジアミンテトラア
セティックアシッド−4ナトリゥム塩と更にはアルカリ
硝酸塩類が有効であるが、これらの内含窒素化合物であ
る後者の3種は塩素系漂白剤組成物と共存すると漂白剤
組成物に作用し、商品の状態で不安定となり、又水溶液
中でクロルアミンとなるため刺激臭が強く、更に毛髪に
対する洗浄効果が若干低下する。又、特にアルカリ硝酸
塩類の場合、必須成分の発熱補助効果が著しく大きい
が、水溶液中で発熱の際アンモニア臭が感じられた。
これらの点より特にグルコン酸アルカリ金属塩の使用が
好ましい。これらの熱発生粉体組成物の適する使用量
は、アルカリ硝酸塩類を除いた3種の組成物について
は、必須成分中のアルミニゥム粉粒体量に対して7重量
パーセント乃至67重量パーセントが好ましく過剰な量を
使用すると発熱に対してマイナスの効果が働き、かえっ
て発熱が抑えられる現象が見られる。
好ましい。これらの熱発生粉体組成物の適する使用量
は、アルカリ硝酸塩類を除いた3種の組成物について
は、必須成分中のアルミニゥム粉粒体量に対して7重量
パーセント乃至67重量パーセントが好ましく過剰な量を
使用すると発熱に対してマイナスの効果が働き、かえっ
て発熱が抑えられる現象が見られる。
これらの化合物が使用量のある範囲内において発熱補助
剤として有効に使用するのは、おそらくアルカリ水溶液
中においてアルミニゥム表面のエッチングとして働き、
アルミニゥム表面の溶解を早めその結果溶解熱の発生を
早め、且つ又最大にするためと考えられる。
剤として有効に使用するのは、おそらくアルカリ水溶液
中においてアルミニゥム表面のエッチングとして働き、
アルミニゥム表面の溶解を早めその結果溶解熱の発生を
早め、且つ又最大にするためと考えられる。
一方、アルカリ硝酸塩に関しては、硝酸ソーダ、硝酸カ
リ、硝酸アンモニゥム等の粉粒体塩類の少くとも1種か
又は2種以上の混合物を使用し、必須成分中のアルミン
酸アルカリ金属塩量に対して5重量パーセント乃至240
重量パーセントの範囲が有効だが、特に発生するアンモ
ニア臭の点を考慮すると5重量パーセント乃至20重量パ
ーセントが好ましい。
リ、硝酸アンモニゥム等の粉粒体塩類の少くとも1種か
又は2種以上の混合物を使用し、必須成分中のアルミン
酸アルカリ金属塩量に対して5重量パーセント乃至240
重量パーセントの範囲が有効だが、特に発生するアンモ
ニア臭の点を考慮すると5重量パーセント乃至20重量パ
ーセントが好ましい。
硝酸塩類が使用料のある範囲内において発熱補助剤とし
て有効に作用するのは、おそらく水溶液中で酸化剤とし
て働き、アルミニゥム表面の溶解時に発生する遊離水素
を酸化して非ガス状の化合物にし、又遊離水素の放出を
防止するため発熱反応を誘引し熱の発生を実質的に増大
させるためと考えられる。
て有効に作用するのは、おそらく水溶液中で酸化剤とし
て働き、アルミニゥム表面の溶解時に発生する遊離水素
を酸化して非ガス状の化合物にし、又遊離水素の放出を
防止するため発熱反応を誘引し熱の発生を実質的に増大
させるためと考えられる。
一方、塩素系漂白剤組成物は、詰りの成分である毛髪の
化学分解的な作用に寄与する働きを持つが、これは又水
溶液中で酸化剤として働き、上述したアルカリ硝酸塩と
同様の機構により発熱効果を高める作用も有し、この点
からも必要となる成分である。
化学分解的な作用に寄与する働きを持つが、これは又水
溶液中で酸化剤として働き、上述したアルカリ硝酸塩と
同様の機構により発熱効果を高める作用も有し、この点
からも必要となる成分である。
塩素系漂白剤は、単に発熱効果を高める目的に使用する
場合、アルミン酸アルカリ金属塩量に対して5重量パー
セント乃至280重量パーセントが適する範囲であるが、
一方毛髪の化学分解作用に効果的な量は、ジクロルイソ
シアヌル酸ソーダの場合5g以上必要となり、その使用量
は多い程有効であるが、保存中の商品の安定性、発熱効
果への影響および有効性の点から好ましい使用量は、ア
ルミン酸アルカリ金属塩量に対して、10重量パーセント
乃至50重量パーセントの範囲である。
場合、アルミン酸アルカリ金属塩量に対して5重量パー
セント乃至280重量パーセントが適する範囲であるが、
一方毛髪の化学分解作用に効果的な量は、ジクロルイソ
シアヌル酸ソーダの場合5g以上必要となり、その使用量
は多い程有効であるが、保存中の商品の安定性、発熱効
果への影響および有効性の点から好ましい使用量は、ア
ルミン酸アルカリ金属塩量に対して、10重量パーセント
乃至50重量パーセントの範囲である。
上記のこれらの各成分は、必須組成成分と共に使用さ
れ、アルミン酸アルカリ金属塩とアルミニゥム粉粒体よ
りなる2成分にそれぞれを加えて3成分を主成分として
も良いし、用途に応じて発熱補助成分と、塩素系漂白剤
の両成分を加えて4成分を主成分としても良い。しか
し、先きにも述べたように塩素系漂白剤と併用する場合
は、水溶液中においてクロルアミンを生成しないグルコ
ン酸アルカリ金属塩の使用が最も好ましい。
れ、アルミン酸アルカリ金属塩とアルミニゥム粉粒体よ
りなる2成分にそれぞれを加えて3成分を主成分として
も良いし、用途に応じて発熱補助成分と、塩素系漂白剤
の両成分を加えて4成分を主成分としても良い。しか
し、先きにも述べたように塩素系漂白剤と併用する場合
は、水溶液中においてクロルアミンを生成しないグルコ
ン酸アルカリ金属塩の使用が最も好ましい。
上記の主成分の他に必要に応じて他の成分を使用しても
構わない。すなわち、発熱スピードをより早くより高い
温度に達する事が要求される場合、アルカリ金属水酸化
物を使用する事が出来る。しかしこの場合は、有害物質
を含有する家庭用品に関する規制から、粉粒体組成物に
対して5パーセント以下とする事が好ましい。一方粉粒
体組成物の嵩増量剤として、又商品形状を安定化させる
目的としてアルカリ炭酸塩やアルカリ硫酸塩を使用して
も構わない。
構わない。すなわち、発熱スピードをより早くより高い
温度に達する事が要求される場合、アルカリ金属水酸化
物を使用する事が出来る。しかしこの場合は、有害物質
を含有する家庭用品に関する規制から、粉粒体組成物に
対して5パーセント以下とする事が好ましい。一方粉粒
体組成物の嵩増量剤として、又商品形状を安定化させる
目的としてアルカリ炭酸塩やアルカリ硫酸塩を使用して
も構わない。
発熱作用をより効果的にするためには、アルカリ炭酸塩
の使用が好ましい。特に洗浄効果を補助する目的として
界面活性剤の使用も考えられる。この場合は、アルカリ
水溶液中で安定であり、しかも塩素系漂白剤に対しても
安定で効果を有する界面活性剤が好ましい。これらの成
分の使用量は、使用目的と商品形状や安定性とから決め
られる。なお、以上の組成物に使用時の便利性を高める
ため、香料や色素等を必要に応じて使用しても構わな
い。
の使用が好ましい。特に洗浄効果を補助する目的として
界面活性剤の使用も考えられる。この場合は、アルカリ
水溶液中で安定であり、しかも塩素系漂白剤に対しても
安定で効果を有する界面活性剤が好ましい。これらの成
分の使用量は、使用目的と商品形状や安定性とから決め
られる。なお、以上の組成物に使用時の便利性を高める
ため、香料や色素等を必要に応じて使用しても構わな
い。
本組成物の形状は、使用のし易さや安定性および安全性
の点から粉体や粒状が好ましいが、用途や必要に応じて
錠剤にする事も可能である。特に各成分の接触を防ぎた
い場合は、各成分を水溶性フィルムよりなる小袋に封入
し、それを1つの容器に入れても良いし、又各成分の表
面を水溶性フィルムで覆ういわゆるマイクロカプセルに
する事も可能である。
の点から粉体や粒状が好ましいが、用途や必要に応じて
錠剤にする事も可能である。特に各成分の接触を防ぎた
い場合は、各成分を水溶性フィルムよりなる小袋に封入
し、それを1つの容器に入れても良いし、又各成分の表
面を水溶性フィルムで覆ういわゆるマイクロカプセルに
する事も可能である。
本発明の組成物は、詰りの問題が発生した排水管中に投
入し、若し排水管中に水が存在しない場合は少量の水を
流し込んだ後、しばらく放置する。やがて、発泡・発熱
が始まり、詰りの成分が溶解除去される。
入し、若し排水管中に水が存在しない場合は少量の水を
流し込んだ後、しばらく放置する。やがて、発泡・発熱
が始まり、詰りの成分が溶解除去される。
詰りの成分が除去された後は水を注いで洗い流す。
1回当りの使用量は、排水管中に溜っている詰った水の
量により適時変更する。好ましくは、400c.c.乃至500c.
c.の水が溜っている場合は、50g乃至60gが適量である。
量により適時変更する。好ましくは、400c.c.乃至500c.
c.の水が溜っている場合は、50g乃至60gが適量である。
<作用> 本発明組成物はこのようなものであるから、家庭の広範
囲の排水管に対して有効な性能を有する。すなわち、油
脂を原因とする詰りに対しては発熱による効果で詰り成
分を融解除去し、又毛髪や他の有機物を原因とする詰り
に対しては、塩素系漂白剤による化学分解作用で詰り成
分を分解除去し、しかもその機構は発熱および発泡によ
る撹拌の物理的作業を伴なってより効果が高まるものと
考えられる。
囲の排水管に対して有効な性能を有する。すなわち、油
脂を原因とする詰りに対しては発熱による効果で詰り成
分を融解除去し、又毛髪や他の有機物を原因とする詰り
に対しては、塩素系漂白剤による化学分解作用で詰り成
分を分解除去し、しかもその機構は発熱および発泡によ
る撹拌の物理的作業を伴なってより効果が高まるものと
考えられる。
<実施例> 以下に本発明を代表的実施例をもって説明する。
実施例−1 直径3.5cmのガラス管の底部をゴム管が付いている細い
ガラス管(直径8mm)を通したゴム栓で塞ぐ。
ガラス管(直径8mm)を通したゴム栓で塞ぐ。
あらかじめゴム管をピンチコックで閉じ詰りの成分とな
る汚れを流し込んで人工的な詰りを作る。
る汚れを流し込んで人工的な詰りを作る。
詰り成分には毛髪及び油脂(牛脂mp41〜43℃)を使用し
それぞれの汚れ量は20gとした。
それぞれの汚れ量は20gとした。
ガラス管内に汚れの成分が詰った時点で1.5に水を投
入し、ゴム管のピンチコックを15秒間開いて水を流し、
排水された水の量を測定した。
入し、ゴム管のピンチコックを15秒間開いて水を流し、
排水された水の量を測定した。
次いでゴム管のピンチコックを閉じた後、ガラス管内の
溜り水が350c.c.になるまで管内の水を汲み出し各組成
の洗浄剤をガラス管内に投入、30分間放置した。
溜り水が350c.c.になるまで管内の水を汲み出し各組成
の洗浄剤をガラス管内に投入、30分間放置した。
一定時間が経過した後、1.15の水を加え、全量を1.5
とした後ゴム管のピンチコックを15秒間開いて水を流
し排水された水の量を測定した。
とした後ゴム管のピンチコックを15秒間開いて水を流
し排水された水の量を測定した。
洗浄剤組成物:50g使用 A−毛髪詰りに対しては以下の通りであった。
上記の結果より毛髪に対しては塩素系漂白剤が有効であ
り、本実験により上記の条件においては組成中に5g以上
必要である。
り、本実験により上記の条件においては組成中に5g以上
必要である。
B−油脂詰りに対しては以下の通りであった。
上記の結果より油脂詰りに対しては、アルミン酸ソーダ
および塩素系漂白剤の効果は見られず、アルミン酸ソー
ダとアルミ粉体との組成がすぐれた結果となった。
および塩素系漂白剤の効果は見られず、アルミン酸ソー
ダとアルミ粉体との組成がすぐれた結果となった。
ここでアルミン酸ソーダとアルミ粉体とより成る洗浄剤
組成物は水中で気体を発生しながら自己撹拌をし、しか
も発熱をし、油脂の詰りが表面より溶解されている現像
が観察された。
組成物は水中で気体を発生しながら自己撹拌をし、しか
も発熱をし、油脂の詰りが表面より溶解されている現像
が観察された。
実施例−2 直径6.5cmのガラス製メスシリンダー(1,000c.c.)中に
25℃の水を500c.c.溜めた後洗浄剤を投入、底部の水の
温度を測定した。
25℃の水を500c.c.溜めた後洗浄剤を投入、底部の水の
温度を測定した。
条件は、溜り水 500c.c.(25℃) 洗浄剤組成物 60g アルミン酸ソーダとアルミニゥム粉粒体との2成分から
なる洗浄剤組成物と30分以内の水の最高温度との関係は
以下の通りであった。
なる洗浄剤組成物と30分以内の水の最高温度との関係は
以下の通りであった。
上記の結果より、油脂の詰りを物理的に溶解除去するた
めに必要な発熱を得るためには、アルミン酸ソーダに対
するアルミニゥム粉体量が5重量パーセント乃至200重
量パーセントの範囲が良い。
めに必要な発熱を得るためには、アルミン酸ソーダに対
するアルミニゥム粉体量が5重量パーセント乃至200重
量パーセントの範囲が良い。
本実験に使用したアルミニゥム粉体は9メッシュ通過、
100メッシュ残で、32〜42メッシュが80パーセント近く
のものを使用し、又アルミン酸ソーダは、Na2Oが21.8重
量パーセント、Al2O3が44.3重量パーセントで、このモ
ル比は0.81、10パーセント溶液のPHが12.3のものを使用
した。
100メッシュ残で、32〜42メッシュが80パーセント近く
のものを使用し、又アルミン酸ソーダは、Na2Oが21.8重
量パーセント、Al2O3が44.3重量パーセントで、このモ
ル比は0.81、10パーセント溶液のPHが12.3のものを使用
した。
実施例−3 実施例−2と同様の方法で発熱性の観察を行なった。条
件は、実施例−2と同じとし、ここでは実施例−2で認
められたアルミン酸ソーダとアルミニゥム粉体の2成分
を必須成分とし、この必須成分に塩素系漂白剤を混合し
た場合の洗浄剤組成物と30分以内の水の最高温度との関
係を観察した。
件は、実施例−2と同じとし、ここでは実施例−2で認
められたアルミン酸ソーダとアルミニゥム粉体の2成分
を必須成分とし、この必須成分に塩素系漂白剤を混合し
た場合の洗浄剤組成物と30分以内の水の最高温度との関
係を観察した。
この実施例で、塩素系漂白剤は実施例−1と同様にジク
ロルイソシアヌル酸ソーダ塩を使用した。
ロルイソシアヌル酸ソーダ塩を使用した。
結果は以下の通りとなった。
上記の結果より、油脂の詰りの溶解除去をするために必
要な発熱効果を得るためには、アルミン酸ソーダ量に対
するジクロルイソシアヌル酸ソーダ量は5重量パーセン
ト乃至280重量パーセントの範囲が好ましく、なお毛髪
の化学分解除去に必要な効果を得るためには、実施例−
1の結果から10重量パーセント以上が必要である。
要な発熱効果を得るためには、アルミン酸ソーダ量に対
するジクロルイソシアヌル酸ソーダ量は5重量パーセン
ト乃至280重量パーセントの範囲が好ましく、なお毛髪
の化学分解除去に必要な効果を得るためには、実施例−
1の結果から10重量パーセント以上が必要である。
実施例−4 実施例−2と同様の方法で発熱性の観察を行なった。条
件は実施例−2と同じとし、ここでは実施例−2で認め
られたアルミン酸ソーダとアルミニゥム粉体の2成分を
必須成分とし、この必須成分に発熱補助剤としてグルコ
ン酸ソーダを配合した場合の効果を調べた。洗浄剤組成
物と30分以内の水の最高温度との関係は以下の通りとな
った。
件は実施例−2と同じとし、ここでは実施例−2で認め
られたアルミン酸ソーダとアルミニゥム粉体の2成分を
必須成分とし、この必須成分に発熱補助剤としてグルコ
ン酸ソーダを配合した場合の効果を調べた。洗浄剤組成
物と30分以内の水の最高温度との関係は以下の通りとな
った。
上記の結果より、グルコン酸ソーダは必須成分の発熱補
助剤としての効果を有し、この補助剤としての効果はア
ルミニゥム粉体量に対し7重量パーセント乃至67重量パ
ーセントの範囲に見られる。
助剤としての効果を有し、この補助剤としての効果はア
ルミニゥム粉体量に対し7重量パーセント乃至67重量パ
ーセントの範囲に見られる。
実施例−5 実施例−4と同様の方法でニトリロトリアセティックア
シッド−3アルカリ金属塩、エチレンジアミンテトラア
セティックアシッド−4アルカリ金属塩の効果を調べた
が、グルコン酸アルカリ金属塩と同様の発熱補助効果が
認められた。
シッド−3アルカリ金属塩、エチレンジアミンテトラア
セティックアシッド−4アルカリ金属塩の効果を調べた
が、グルコン酸アルカリ金属塩と同様の発熱補助効果が
認められた。
実施例−6 実施例−2と同様の方法で発熱性の観察を行なった。条
件は実施例−2と同じとし、ここでは実施例−4および
−5で使用したグルコン酸ソーダおよびその他の含窒素
型キレート剤の代りに硝酸ソーダを発熱補助剤として使
用した。
件は実施例−2と同じとし、ここでは実施例−4および
−5で使用したグルコン酸ソーダおよびその他の含窒素
型キレート剤の代りに硝酸ソーダを発熱補助剤として使
用した。
実施例−2で認められたアルミン酸ソーダとアルミニゥ
ム粉体との2成分を必須成分とし、この必須成分に硝酸
ソーダを配合した場合の洗浄剤組成物と30分以内の水の
最高温度との関係は以下の通りとなった。
ム粉体との2成分を必須成分とし、この必須成分に硝酸
ソーダを配合した場合の洗浄剤組成物と30分以内の水の
最高温度との関係は以下の通りとなった。
上記の結果より硝酸ソーダは必須成分の発熱補助剤とし
ての効果を有し、その補助剤としての効果はアルミン酸
ソーダ量に対し5重量パーセント乃至240重量パーセン
トの範囲に見られた。
ての効果を有し、その補助剤としての効果はアルミン酸
ソーダ量に対し5重量パーセント乃至240重量パーセン
トの範囲に見られた。
一方、硝酸ソーダを使用した場合発熱すると同時にアン
モニア臭が感じられた。
モニア臭が感じられた。
実施例−7 本発明の代表的な組成について、油脂、毛髪による詰り
の効果を評価した結果、両者の汚れに対して優れた効果
を有する事が認められた。
の効果を評価した結果、両者の汚れに対して優れた効果
を有する事が認められた。
評価の条件は下記の通り − 評価方法 実施例−1と同じ 条件 油脂の詰り 牛脂 20g 毛髪の詰り 毛髪 20g 溜り水 500c.c.(25℃) 使用洗浄剤組成物 60g − 洗浄剤組成 実施例−1と同様の方法で有効性の評価を行なった結
果、30分後の排水率は、 油脂の詰りに対して 96% 毛髪の詰りに対して 93% であった。
果、30分後の排水率は、 油脂の詰りに対して 96% 毛髪の詰りに対して 93% であった。
30分間で水温の最高温度は45.2℃にまで達し、又洗浄剤
組成物より発泡し、そのため詰りの表面で撹拌現像が見
られた。
組成物より発泡し、そのため詰りの表面で撹拌現像が見
られた。
<発明の効果> 本発明の組成物はこのようなものであるから、油脂が原
因となって詰った台所の排水管、毛髪が原因となって詰
った浴室や洗面所の排水管にすぐれた洗浄性を有し、従
来は解決する事が出来なかった詰りを除去する事が出来
るようになった。更に、従来は目的・用途別に分けて商
品を用意していたが、その必要性は無くなり、本組成物
一品で広範囲な場所への応用が可能となった。
因となって詰った台所の排水管、毛髪が原因となって詰
った浴室や洗面所の排水管にすぐれた洗浄性を有し、従
来は解決する事が出来なかった詰りを除去する事が出来
るようになった。更に、従来は目的・用途別に分けて商
品を用意していたが、その必要性は無くなり、本組成物
一品で広範囲な場所への応用が可能となった。
一方、本組成物は発熱効果を有するため、ひどい油汚れ
の場所や換気翼等油脂が酸化されて樹脂状となったよう
な汚れ表面の洗浄も、表面に本組成物を散布して上から
水を流すか、あるいはバケツ等の容器内に汚れ部分を浸
し本組成物を散布する事により短時間に容易にしかも完
全に洗浄する事も可能となった。
の場所や換気翼等油脂が酸化されて樹脂状となったよう
な汚れ表面の洗浄も、表面に本組成物を散布して上から
水を流すか、あるいはバケツ等の容器内に汚れ部分を浸
し本組成物を散布する事により短時間に容易にしかも完
全に洗浄する事も可能となった。
Claims (8)
- 【請求項1】アルミン酸アルカリ金属塩とアルミニウム
粉粒体の2成分を必須成分として含有することを特徴と
する発熱型洗浄剤組成物。 - 【請求項2】上記のアルミニウム粉粒体は、アルミン酸
アルカリ金属塩の量に対して、5重量%〜200重量%で
あることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の発熱
型洗浄剤組成物。 - 【請求項3】上記のアルミニウム粉粒体の95重量%以上
が9メッシュ〜100メッシュであることを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載の発熱型洗浄剤組成物。 - 【請求項4】アルミン酸アルカリ金属塩とアルミニウム
粉粒体の2成分を必須成分とし、この必須成分と共に発
熱補助剤として、グルコン酸アルカリ金属塩、ニトリロ
トリアセティックアシッド−3アルカリ金属塩、エチレ
ンジアミンテトラアセティックアシッド−4アルカリ金
属塩、あるいは粉粒状硝酸アルカリ金属塩のうち少なく
とも1種類の成分を含有することを特徴とする発熱型洗
浄剤組成物。 - 【請求項5】上記の発熱補助剤のうち、グルコン酸アル
カリ金属塩、ニトリロトリアセティックアシッド−3ア
ルカリ金属塩、エチレンジアミンテトラアセティックア
シッド−4アルカリ金属塩の少なくとも1種類の成分の
合計がアルミニウム粉粒体の量に対して7重量%〜67重
量%であることを特徴とする特許請求の範囲第4項記載
の発熱型洗浄剤組成物。 - 【請求項6】上記の発熱補助剤のうち、粉粒状硝酸アル
カリ金属塩が、アルミン酸アルカリ金属塩の量に対し
て、5重量%〜240重量%であることを特徴とする特許
請求の範囲第4項記載の発熱型洗浄剤組成物。 - 【請求項7】アルミン酸アルカリ金属塩とアルミニウム
粉粒体の2成分を必須成分とし、この必須成分と共に粉
粒状塩素系漂白剤を含有することを特徴とする発熱型洗
浄剤組成物。 - 【請求項8】上記の粉粒状塩素系漂白剤が、アルミン酸
アルカリ金属塩の量に対して5重量%〜280重量%であ
ることを特徴とする特許請求の範囲第5項記載の発熱型
洗浄剤組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23943285A JPH0737638B2 (ja) | 1985-10-28 | 1985-10-28 | 発熱型洗浄剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23943285A JPH0737638B2 (ja) | 1985-10-28 | 1985-10-28 | 発熱型洗浄剤組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62100599A JPS62100599A (ja) | 1987-05-11 |
JPH0737638B2 true JPH0737638B2 (ja) | 1995-04-26 |
Family
ID=17044685
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23943285A Expired - Lifetime JPH0737638B2 (ja) | 1985-10-28 | 1985-10-28 | 発熱型洗浄剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0737638B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113234550A (zh) * | 2021-04-06 | 2021-08-10 | 神美科技有限公司 | 一种污水管网清洁剂及其制备方法 |
-
1985
- 1985-10-28 JP JP23943285A patent/JPH0737638B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62100599A (ja) | 1987-05-11 |
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