JPH0737593Y2 - 覚知機構付き便座 - Google Patents

覚知機構付き便座

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JPH0737593Y2
JPH0737593Y2 JP40258490U JP40258490U JPH0737593Y2 JP H0737593 Y2 JPH0737593 Y2 JP H0737593Y2 JP 40258490 U JP40258490 U JP 40258490U JP 40258490 U JP40258490 U JP 40258490U JP H0737593 Y2 JPH0737593 Y2 JP H0737593Y2
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JP
Japan
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toilet seat
sensation
skin
toilet
sense mechanism
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JP40258490U
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JPH0493698U (ja
Inventor
昌廣 井口
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株式会社イナックス
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Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は耳や目の不自由な人に来
客などを知らせるのに好適な覚知機構付き便座に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】来客を知らせる装置として玄関チャイム
が広く用いられている。また、各種の警報装置は光や音
を報知媒体としている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】耳の不自由な人は、チ
ャイムや各種の警報音を聴取できない。目の不自由な人
は、各種の警報光を看取できない。特に、トイレルーム
内にて便座に着座している場合には、上記の各種情報は
素早く覚知される必要があるから、従来のままでは著し
く不便である。
【０００４】
【課題を解決するための手段】請求項１の覚知機構付き
便座は、着座者に皮膚を通して刺激を与える覚知装置
と、該覚知装置を遠隔操作する操作器とを備えてなるも
のである。
【０００５】請求項２の覚知機構付き便座は、請求項１
の覚知機構付き便座において、前記覚知装置は、便座の
着座面から突出可能な覚知部材と、該覚知部材を突出方
向に移動させる駆動装置と、を備えてなるものである。
【０００６】請求項３の覚知機構付き便座は、請求項１
の覚知機構付き便座において、前記覚知装置は便座に振
動を与えるバイブレータであることを特徴とするもので
ある。
【０００７】
【作用】本考案では、玄関先への来客などの各種の情報
が皮膚を通して与えられる刺激として覚知されるから、
目や耳の不自由な人でも各種情報を便座着座中であって
も確実に覚知できる。
【０００８】特に、請求項２の覚知機構付き便座におい
ては、皮膚が覚知部材で押されることにより情報を覚知
することができる。
【０００９】請求項３の覚知機構付き便座においては、
便座が振動されることにより情報が覚知される。
【００１０】
【実施例】第１図は実施例に係る覚知機構付き便座の斜
視図であり、便座１が便座ボックス２の前方位置に枢着
されている。この便座１の着座面には、第２図の如く、
便座１に設けられた開口１ａから上方へ突出可能な覚知
部材３が設けられている。この覚知部材３はソレノイド
４の鉄芯に固着されている。ソレノイド４は便座１に対
しブラケット５で固定されている。
【００１１】便座ボックス２には、このソレノイド４へ
の通電制御を行なう制御回路が設けられており、この制
御回路に作動信号を与えるためのリモコンスイッチ６が
玄関やトイレの入口など適宜箇所に設けられている。
【００１２】かかる構成の覚知機構付き便座において
は、リモコンスイッチ６をＯＮ操作すると、ソレノイド
４が励磁され、覚知部材３が突出され、便座１の着座者
の臀部の皮膚を圧迫し、来客のあったことあるいはトイ
レルーム外の人が何か連絡すべき事を持っていることな
どが覚知される。
【００１３】上記実施例ではソレノイド４で覚知部材３
を突出させる覚知装置が用いられているが、第３図の如
く電動カム機構７（モータ７ａとカム本体７ｂとからな
る。）によって軟質板８を便座１の上面から隆起させる
覚知装置を用いても良い。もちろん、着座者の皮膚に刺
激を加えることができる限り、図示以外の各種の覚知装
置を援用できる。例えば、第４図の如く便座１にバイブ
レータ９を設けても良い。このバイブレータ９は便座１
の外面部に設けても良い。
【００１４】
【効果】以上の通り、本考案の覚知機構付き便座による
と、該便座に着座している目や耳の不自由な人にも各種
の情報を確実に伝達できる。
【００１５】なお、請求項２では皮膚が圧迫されること
により、また、請求項３では振動が与えられることによ
り、上記の情報伝達が行なわれる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の実施例を示す斜視図である。
【図２】本考案の実施例を示す要部断面図である。
【図３】本考案の実施例を示す要部断面図である。
【図４】本考案の実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
１ 便座 ２ 便座ボックス ３ 覚知部材 ４ ソレノイド ６ リモコンスイッチ ７ 電動カム機構 ８ 軟質板 ９ バイブレータ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 着座者に皮膚を通して刺激を与える覚知
    装置と、該覚知装置を遠隔操作する操作器とを備えてな
    る覚知機構付き便座。
  2. 【請求項２】 請求項１の覚知機構付き便座において、
    前記覚知装置は、便座の着座面から突出可能な覚知部材
    と、該覚知部材を突出方向に移動させる駆動装置と、を
    備えてなる覚知機構付き便座。
  3. 【請求項３】 請求項１の覚知機構付き便座において、
    前記覚知装置は便座に振動を与えるバイブレータである
    ことを特徴とする覚知機構付き便座。
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JPH0493698U JPH0493698U (ja) 1992-08-14
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JP6348652B1 (ja) * 2017-11-21 2018-06-27 土佐エンタープライズ株式会社 尿糖検知便座

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