JP3867553B2 - 便蓋装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は便器等に洋風便器に設置される便蓋装置に係り、特に簡易な機構によって便蓋を閉止(倒伏)させるようにした便蓋装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
洋風便器上には、通常の場合、便座と便蓋とが上下方向回動可能に設置される。この便座として、ヒータを組み込んだ暖房便座が広く用いられている。この暖房便座からの放熱を少なくして電力消費を少なくするためには、便器が使用されていないときには便蓋を便座上に倒伏させておくことが好ましい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
便器使用者を赤外線センサ等のセンサによって検知し、該センサが人体を検知すると便蓋を自動的に起立させ、人体不検知になると便蓋を自動的に閉止させる便蓋自動開閉装置は既に広く用いられているが、この便蓋自動開閉装置は、便蓋の起立用モータとして大トルクを発生させ得るものを用いる必要があり、コスト高である。そのため、便蓋自動開閉装置は高級機種の便器設備に設けられているが、安価な普及型機種には設けられていない。
【0004】
本発明は、簡易な機構によって便蓋を閉止させることができる便蓋装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明(請求項1)の便蓋装置は、便器上に起立方向回動可能に設置される便蓋と、起立した便蓋の後方において便器上に設置される後面部材と、該後面部材に設けられたソレノイドと、該便蓋に設けられており、該ソレノイドからの磁力によって該後面部材から離反する方向に力を受ける磁性部材と、該ソレノイドへの通電制御装置とを備えてなる便蓋装置であって、便器近傍の人体を検知する人体検知センサが設けられており、前記通電制御装置は、該人体検知センサの人体不検知後に前記ソレノイドに通電して前記磁性部材に前記離反方向の力を与えるものであり、前記通電制御装置は、前記人体検知センサの人体検知に基づいて、前記磁性部材を前記後面部材に引き付ける方向の磁力線を発生させるようにソレノイドに通電を行うものであることを特徴とするものである。
【0006】
かかる便蓋装置にあっては、ソレノイドに通電することにより便蓋に倒伏方向に力を加え、便蓋を閉止させることができる。
【0007】
なお、この場合、人体がセンサによって検知されるときには、ソレノイドに逆方向に電流を通電し、便蓋を後面部材側に磁気的に吸引して起立姿勢を保つ。
【0008】
本発明(請求項2)の便蓋装置は、便座への着座をセンサによって検知し、着座が不検知になった後、所定時間が経過するとソレノイドに通電して便蓋を閉止させる。この場合、便蓋の起立を検知する検知センサを設け、便蓋の起立が検知された後、予め設定された時間が経過しても着座が検知されないときには、便器が使用されないものとみなし、ソレノイドに通電して便蓋を閉止させ。また、便蓋起立検知センサが便蓋の起立を検知しているときには、ソレノイドを逆方向に通電して便蓋を磁力によって後面部材に引き付け、起立状態を保つ。
【0009】
本発明(請求項)の便蓋装置は、便器上に起立方向回動可能に設置される便蓋と、起立した便蓋の後方において便器上に設置される後面部材と、該後面部材に設けられたソレノイドと、該便蓋に設けられており、該ソレノイドからの磁力によって該後面部材に引き付けられる方向に力を受ける磁性部材と、該ソレノイドへの通電制御装置とを備えてなり、該便蓋は該ソレノイドが非励磁時にあるときには重力又は付勢部材の付勢力によって倒伏するものである便蓋装置であって、便器の近傍の人体を検知する人体検知センサが設けられており、前記通電制御装置は、人体検知センサが人体を検知しているときにはソレノイドへ通電を行い、人体検知センサが人体不検知となったときにはソレノイドへの通電を停止することを特徴とするものである。
【0010】
この便蓋装置にあっては、ソレノイドに通電して便蓋を引き付けることにより、便蓋を起立状態に保つことができる。ソレノイドへの通電を停止すると、便蓋は重力によって又はバネ等の付勢力によって倒伏方向に付勢され、閉止する。
【0011】
この場合、便座にも磁性部材を設け、ソレノイドからの磁力によって便座を起立状態に保持できるようにすることが好ましい。これにより、洋風便器を男子小用(立姿)に用いることが可能となる。
本発明(請求項)の便蓋装置は、便器上に起立方向回動可能に設置される便蓋と、起立した便蓋の後方において便器上に設置される後面部材と、該後面部材に設けられたソレノイドと、該便蓋に設けられており、該ソレノイドからの磁力によって該後面部材に引き付けられる方向に力を受ける磁性部材と、該ソレノイドへの通電制御装置とを備えてなり、該便蓋は該ソレノイドが非励磁時にあるときには重力又は付勢部材の付勢力によって倒伏するものである便蓋装置であって、前記便蓋と共に便座が設けられ、該便座への着座を検知する着座センサが設けられ、前記便蓋の起立を検知する起立検知センサが設けられており、前記通電制御装置は、該便蓋起立センサの便座起立検知時に、前記ソレノイドに通電して前記磁性部材に吸引力を与え、着座センサが着座不検知となってから所定時間経過後に及び/又は該便蓋起立センサの便座起立検知から所定時間経過後に、ソレノイドへの通電を停止することを特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。図1(a)は実施の形態に係る便蓋装置を備えた洋風便器の側面図、図1(b)は該便蓋装置のブロック図、図1(c)は該便蓋装置の制御内容を示すタイミングチャート、図1(d)は別の制御内容を示すタイミングチャートである。
【0013】
この実施の形態では、洋風便器1の後部上面にロータンクカバー2が設置され、このロータンクカバー2の前端下部に暖房便座3と便蓋4の基端側が支軸9によって上下方向回動自在に取り付けられている。なお、この支軸9は、便座3及び便蓋4をゆっくりと倒伏回動させるためのダンパ機構や摩擦クラッチ機構等の緩速回動機構(図示略)を備えている。便座3及び便蓋4は、起立したときにロータンクカバー2に寄り掛って起立姿勢が維持可能となっている。
【0014】
この便蓋4の先端側にはマグネット5が埋設されている。ロータンクカバー2の上部には、寄り掛った便蓋4の該マグネット5と対面する位置にソレノイド6が設置されている。ロータンクカバー2の前端下部の右サイド又は左サイドには、洋風便器1の前方近傍に居る人体及び便座3に着座した人体を検知可能な人体検知センサ7が設けられている。この人体検知センサ7としては赤外線センサなど各種のものを採用することができる。なお、人体検知センサ7の位置は図示以外でもよい。
【0015】
この人体検知センサ7の出力信号は、ロータンクカバー2内に設置された通電制御装置8(図1(b))に入力され、この通電制御装置8によってソレノイド6への通電が制御される。
【0016】
図1(c)は、第1の制御例を示すものであり、人体検知センサ7が人体を検知するとソレノイド6に順方向に直流電流が通電される。洋風便器使用者が手で引き上げることによって便蓋4が起立されると、ソレノイド6の磁力によって該便蓋4のマグネット5がロータンクカバー2側に引き付けられる。人体検知センサ7が人体を検知しなくなると、直ちに又は所定時間T経過後、ソレノイド6に逆方向に通電が行われ、ソレノイド6とマグネット5との間に反発力が生じ、便蓋4に倒伏方向の力が加えられる。これにより、便蓋4が倒伏回動し、閉止状態となる。このように、この実施の形態によると、便蓋4の起立は人力によって行われるが、人体が検知されなくなると便蓋4は自動的に閉止する。このため、洋風便器非使用時には、便座3が必ず便蓋4で覆われるようになり、暖房便座3の放熱が少なくなり、電力消費量が減少する。また、便蓋4の自動起立装置は無く、便蓋を倒伏させるための装置もマグネット5、ソレノイド6、人体検知センサ7及び簡単な制御回路だけで済み、極めて安価である。
【0017】
なお、ソレノイド6は鉄心を有しており、マグネット5と磁気的に吸引し合うため、便蓋4が起立したときにソレノイド6に通電しない制御方式としてもよい。この場合は、図1(d)のように、人体検知センサ7が人体不検知となった後、直ちに又は所定時間T(例えば5〜30秒)経過後、ソレノイド6に前記逆方向の通電が行われ、便蓋4が閉止される。
【0018】
なお、ソレノイド6とマグネット5との反発力によって便蓋4が倒伏回動し易いようにするために、便蓋4はなるべく直立に近い状態でロータンクカバー2に寄り掛るのが好ましい。また、このように直立に近い状態で起立された便蓋4が不意に倒れてくることを防止するため、便蓋4が起立しているときにはソレノイド6に通電して便蓋4を吸引して保持するのが好ましい。同様に、起立した便座3が不意に倒れることを防止するために、便座3の先端側に鉄板10等のマグネット5と磁気的に吸引し合う部材を設けるのが好ましい。
【0019】
図2(a)は別の実施の形態に係る便蓋装置を備えた洋風便器の側面図、図2(b)は該便蓋装置のブロック図、図2(c)は該便蓋装置の制御内容を示すタイミングチャートである。
【0020】
この実施の形態では、便蓋4が起立してロータンクカバー2に寄り掛ったことを検知するためにリードスイッチ11がロータンクカバー2の前面上部に設けられている。このリードスイッチ11はソレノイド6に近接して設けられており、起立した便蓋4のマグネット5の磁力と感応するよう配置されている。
【0021】
便座3には、この便座3への着座を検知するための着座センサ12が設けられている。この着座センサ12は、静電容量変化型センサよりなるが、支軸9に加えられる荷重により着座を検知するものや、赤外線によるものなど各種のものを用いることができる。
【0022】
このリードスイッチ11及び着座センサ12の出力信号が通電制御装置8Aに入力され、この通電制御装置8Aによってソレノイド6への通電が制御される。図2(a)のその他の構成は図1(a)と同一である。
【0023】
この実施の形態では、便蓋4が人によって持ち上げられて起立し、ロータンクカバー2に寄り掛ると、図2(c)の通り、リードスイッチ11がONとなり、これに対応してソレノイド6に順方向に通電が行われ、便蓋4がロータンクカバー2に吸引され、起立状態が保たれる。その後、便座3に着座が行われ、次いで着座者が立ち上がると、それから所定時間t(例えば5〜30秒)経過後、ソレノイド6に逆方向に通電し、ソレノイド6とマグネット5との間に反発力を生じさせ、便蓋4を倒伏方向に回動させ、閉止させる。便蓋4の倒伏回動に伴ってリードスイッチ11はOFFとなる。
【0024】
なお、人が便蓋4を起立させたが、何ら洋風便器1を使用することなく立ち去ったり、あるいは便座3も起立させて洋風便器1を男子小用に供したりすることもある。この場合、着座センサ12は着座を検知しないままとなる。この場合には、リードスイッチ11のONに伴ってソレノイド6に順方向の通電が行われ始めた後、所定時間t(例えば2〜3分)経過後、ソレノイド6に逆方向の通電を行い、マグネット5とソレノイド6との間に反発力を生じさせて便蓋4を倒伏、閉止させる。
【0025】
図3(a)は異なる実施の形態に係る便蓋装置を備えた洋風便器の側面図、図3(b)は該便蓋装置の制御内容を示すタイミングチャートである。
【0026】
この実施の形態では、便座3及び便蓋4が起立した場合、それらの重心がそれぞれ支軸9よりも前方に位置するようになっており、便座3及び便蓋4は自立不可能となっている。この便座3及び便蓋4には、起立したときにソレノイド6によって強力に吸引される鉄板10,14等の磁性材料が設けられている。
【0027】
便蓋4には、ロータンクカバー2のリードスイッチ11と対向しうる位置にマグネット15が設けられている。図3(a)のその他の構成は図2(a)と同様である。
【0028】
この実施の形態の制御例について図3(b)を参照して説明する。
【0029】
人が便蓋4を引き起し、ロータンクカバー2に当接させると、リードスイッチ11がONとなり、通電制御装置(図3では図示略)がソレノイド6に通電を行い、ソレノイド6で鉄板14を強力に吸引し、便蓋4を起立状態に保つ。その後、便座3に人が着座し、次いで人が立ち上がると、着座センサ12が着座不検知となる。そこで、それから所定時間t(例えば5〜30秒)経過後、ソレノイド6への通電を停止する。そうすると、便蓋4はその自重によって(即ち重力によって)倒伏回動し、閉止する。
【0030】
なお、人が便蓋4を立て、ロータンクカバー2に当接させた後、さらに便座3も起立させて便蓋4に当接させると、鉄板10がソレノイド6によって強力に吸引され、便座3も起立状態に保たれるようになる。ソレノイド6への通電が停止されると、これらの便座3及び便蓋4がそれぞれ自重によって倒伏する。
【0031】
人が便蓋4を起立させた後、便座3に着座せずに立ち去った場合、あるいはさらに便座3を起立させて洋風便器1を男子小用(立姿)に用いた場合には、リードスイッチ11がONとなってから所定時間t(例えば2〜3分)が経過すると、ソレノイド6への通電が停止され、便蓋4あるいは便座3が倒伏する。便蓋4の倒伏に伴ってリードスイッチ11がOFFとなる。
【0032】
図3では便座3及び便蓋4の重心を支軸9よりも前方とすることにより便座3及び便蓋4が重心によって倒伏回動する構成としているが、例えば支軸9にコイルスプリング等のバネを巻き掛け、このバネによって便座3及び便蓋4を倒伏方向に付勢してもよい。この場合、便座3及び便蓋4の重心位置は支軸9の鉛直上方あるいは支軸9よりも後方であってもよい。なお、図1,2の実施の形態でも、便座3、便蓋4への倒伏方向の付勢を補助するように同様のバネが設けられてもよい。
【0033】
図3ではリードスイッチ11及び着座センサ12によってソレノイド6への通電を制御しているが、これらの代りに洋風便器1近傍の人体を検知する人体検知センサを設け、図4の如く人体検知センサが人体を検知しているときにはソレノイド6へ通電を行い、人体検知センサが人体不検知となったときにはソレノイド6への通電を停止し、自重(あるいはバネ力)によって便座3、便蓋4が倒伏するよう構成してもよい。
【0034】
図2,3,4の実施の形態の便蓋装置も、図1と同様に構成が簡易で低コストである。
【0035】
上記実施の形態ではロータンクカバー2が洋風便器1上に設置されているが、便座ボックスが設置される場合にも本発明を適用できる。
【0036】
【発明の効果】
以上の通り、本発明によると、便蓋やあるいはさらに便座が自動的に倒伏する機能が比較的簡易で安価な構成によって得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は実施の形態に係る便蓋装置を備えた洋風便器の側面図、図1(b)は該便蓋装置のブロック図、図1(c)は該便蓋装置の制御内容を示すタイミングチャート、図1(d)は別の制御内容を示すタイミングチャートである。
【図2】図2(a)は別の実施の形態に係る便蓋装置を備えた洋風便器の側面図、図2(b)は該便蓋装置のブロック図、図2(c)は該便蓋装置の制御内容を示すタイミングチャートである。
【図3】図3(a)は異なる実施の形態に係る便蓋装置を備えた洋風便器の側面図、図3(b)は該便蓋装置の制御内容を示すタイミングチャートである。
【図4】さらに異なる実施の形態を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 洋風便器
2 ロータンクカバー
3 便座
4 便蓋
5,15 マグネット
6 ソレノイド
7 人体検知センサ
10,14 鉄板
11 リードスイッチ
12 着座センサ

Claims (5)

  1. 便器上に起立方向回動可能に設置される便蓋と、
    起立した便蓋の後方において便器上に設置される後面部材と、
    該後面部材に設けられたソレノイドと、
    該便蓋に設けられており、該ソレノイドからの磁力によって該後面部材から離反する方向に力を受ける磁性部材と、
    該ソレノイドへの通電制御装置と
    を備えてなる便蓋装置であって、
    便器近傍の人体を検知する人体検知センサが設けられており、
    前記通電制御装置は、該人体検知センサの人体不検知後に前記ソレノイドに通電して前記磁性部材に前記離反方向の力を与えるものであり、
    前記通電制御装置は、前記人体検知センサの人体検知に基づいて、前記磁性部材を前記後面部材に引き付ける方向の磁力線を発生させるようにソレノイドに通電を行うものであることを特徴とする便蓋装置。
  2. 便器上に起立方向回動可能に設置される便蓋と、
    起立した便蓋の後方において便器上に設置される後面部材と、
    該後面部材に設けられたソレノイドと、
    該便蓋に設けられており、該ソレノイドからの磁力によって該後面部材から離反する方向に力を受ける磁性部材と、
    該ソレノイドへの通電制御装置と
    を備えてなる便蓋装置であって、
    前記便蓋と共に便座が設けられており、
    該便座への着座を検知する着座センサが設けられ、前記通電制御装置は、該着座センサが着座不検知になった後、所定時間経過後、前記ソレノイドに通電して前記磁性部材に前記離反方向の力を与えるものであり、
    前記便蓋の起立を検知する起立検知センサが設けられており、
    前記通電制御装置は、該便蓋起立センサの便蓋起立検知後、予め設定された時間が経過しても前記着座センサが着座不検知であるときには、この設定時間経過後に、前記ソレノイドに通電して前記磁性部材に前記離反方向の力を与えるものであり、
    前記通電制御装置は、該便蓋起立検知センサの便蓋起立検知に基づいて前記磁性部材を前記後面部材に引き付ける方向の磁力線を発生させるようにソレノイドに通電を行うものであることを特徴とする便蓋装置。
  3. 便器上に起立方向回動可能に設置される便蓋と、
    起立した便蓋の後方において便器上に設置される後面部材と、
    該後面部材に設けられたソレノイドと、
    該便蓋に設けられており、該ソレノイドからの磁力によって該後面部材に引き付けられる方向に力を受ける磁性部材と、
    該ソレノイドへの通電制御装置と
    を備えてなり、該便蓋は該ソレノイドが非励磁時にあるときには重力又は付勢部材の付勢力によって倒伏するものである便蓋装置であって、
    便器の近傍の人体を検知する人体検知センサが設けられており、前記通電制御装置は、人体検知センサが人体を検知しているときにはソレノイドへ通電を行い、人体検知センサが人体不検知となったときにはソレノイドへの通電を停止することを特徴とする便蓋装置。
  4. 便器上に起立方向回動可能に設置される便蓋と、
    起立した便蓋の後方において便器上に設置される後面部材と、
    該後面部材に設けられたソレノイドと、
    該便蓋に設けられており、該ソレノイドからの磁力によって該後面部材に引き付けられる方向に力を受ける磁性部材と、
    該ソレノイドへの通電制御装置と
    を備えてなり、該便蓋は該ソレノイドが非励磁時にあるときには重力又は付勢部材の付勢力によって倒伏するものである便蓋装置であって、
    前記便蓋と共に便座が設けられ、該便座への着座を検知する着座センサが設けられ、前記便蓋の起立を検知する起立検知センサが設けられており、
    前記通電制御装置は、該便蓋起立センサの便座起立検知時に、前記ソレノイドに通電して前記磁性部材に吸引力を与え、着座センサが着座不検知となってから所定時間経過後に及び/又は該便蓋起立センサの便座起立検知から所定時間経過後に、ソレノイドへの通電を停止することを特徴とする便蓋装置。
  5. 請求項又はにおいて、前記便蓋と共に便座が設けられており、
    該便座にも、前記ソレノイドからの磁力によって後面部材に引き付けられる磁性部材が設けられていることを特徴とする便蓋装置。
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