JPH0737591Y2 - シートペーパー供給装置 - Google Patents

シートペーパー供給装置

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JPH0737591Y2
JPH0737591Y2 JP8330990U JP8330990U JPH0737591Y2 JP H0737591 Y2 JPH0737591 Y2 JP H0737591Y2 JP 8330990 U JP8330990 U JP 8330990U JP 8330990 U JP8330990 U JP 8330990U JP H0737591 Y2 JPH0737591 Y2 JP H0737591Y2
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JP
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sheet paper
drive shaft
cam
cams
rubber roller
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勝 市野
誠 池水
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は洋風便器の便座上にシートペーパーを送り出す
ためのシートペーパー供給装置に係り、特にロール体か
ら巻き出されてきたシートペーパーを切断する機構が改
良されたシートペーパー供給装置に関する。
[従来の技術] この種のシートペーパー供給装置は、第16図の如く、シ
ートペーパーのロール体からシートペーパーを巻き出
し、これを便座1個分の長さに切断する機構を備えてい
る。第16図に示す如く、このシートペーパーSには、巻
出方向と直交方向(以下、幅方向ということがある。)
にミシン目1が入っており、シートペーパー切断機構
は、シートペーパーに巻取方向の張力を与えてミシン目
1に沿ってシートペーパーを切り離すように構成されて
いる。2は便座の中央開口に合致した形状のミシン目で
ある。
従来のシートペーパー供給装置のシートペーパー切断機
構は、シートペーパーを1対のゴムローラで挟持してシ
ートペーパーに張力を与えることによりシートペーパー
をミシン目に沿って切断するよう構成されている。
[考案が解決しようとする課題] 上記従来の如く、シートペーパーをゴムローラで挟持す
るようにした場合、シートペーパーがゴムローラ間で滑
ってしまい、シートペーパーに与える張力が不足し、切
断に支障が生じるおそれがある。特に、ゴムローラが経
時劣化し、表面摩擦係数が小さくなると、このような切
断時の張力不足が生じ易い。
[課題を解決するための手段] 本考案のシートペーパー供給装置は、巻出方向と直交方
向にミシン目の入ったシートペーパーのロール体を自転
自在に保持する保持手段と、該保持手段に保持されたロ
ール体から巻き出されたシートペーパーを送り出す送出
機構と、該送出機構から送り出されたシートペーパーに
張力を与えてミシン目に沿って切り離す切断手段と、を
備えてなる便器の便座被装用のシートペーパー供給装置
に関する。
本考案のシートペーパー供給装置の前記切断手段は、シ
ートペーパーの走行域を挟んで一方の側に配置された駆
動軸及び他方の側に配置された従動軸と、該駆動軸に固
着された複数個のカム体と、該従動軸にそれぞれ該カム
体に対向して設けられたゴムローラと、を備えてなり、
該カム体はそのカム突部が該ローラと当接可能であり、
かつカム突部にはシートペーパーの滑り止め用の凹凸が
設けられていることを特徴とするものである。
[作用] 本考案のシートペーパー供給装置においては、シートペ
ーパーの切断に際し、ミシン目と直交方向の張力が与え
られ、該ミシン目に沿ってシートペーパーが切断され
る。
この場合、カム体の突器がゴムローラとの間でシートペ
ーパーを挟み、シートペーパーに張力が加えられるので
あるが、この際、カム体のカム突部の凹凸がゴムローラ
に食い込み、シートペーパーを強力に挟持する。このた
め、シートペーパーに強い張力を与え、ミシン目に沿っ
て確実に切断することが可能となる。
本考案にあっては、ゴムローラ経時劣化しても、カム体
の突部がゴムローラに食い込むことによりシートペーパ
ーを強力に挟持するので、ゴムローラの交換頻度が少な
くなり、装置の保守が簡単になる。
[実施例] 以下図面を参照して実施例について説明する。
第1図は本考案の実施例に係るシートペーパー供給装置
の設置状態を示す斜視図、第2図は上部カバーを取り外
した状態における斜視図、第3図は同状態におけるシー
トペーパー送り出し状態を示す斜視図、第4図は上部を
破断して示す内部構成斜視図、第5図は同分解斜視図、
第6図は駆動機構の正面図、第7図は傾動ユニットの斜
視図、第8図及び第9図は第7図のVIII−VIII線及びIX
−IX線に沿う断面図、第10図は駆動機構の要部斜視図、
第11図は切断用駆動軸の斜視図、第12図、第13図、第14
図は作動状態を示す断面図、第15図はクランプ状態を示
す斜視図、第16図はシートペーパーの切断状態を示す平
面図である。
第1図に示す如く、便器12の上側に便座14が設置され、
便器12の奥側にシートペーパー供給装置10が設置されて
いる。このシートペーパー供給装置10には両側部分に前
方に延在した便座支持部16、18が設けられており、前記
便座14はその後端側がこの便座支持部16、18に枢支され
ている。
第2図に示す如く、上部カバー20を取り外すと、シート
ペーパーSのロール体22を自転自在に保持しておくため
のトレー24が現われる。このトレー24は半割円筒形状の
ものであり、ロール体22の自転をスムーズにするために
コロ26が枢着されている。このトレー24の奥側にはバッ
クプレート28が立設されており、バックプレート28とト
レー24との間がロール体22から巻き出されたシートペー
パーSの差込口30となっている。
第2図において、32は前部カバーであり、該前部カバー
32の下辺側にシートペーパーSを前方に送り出すための
送出口34が設けられている。36は手動ハンドルであり、
後述する駆動機構を手動にて動かすことができるよう構
成されている。また、38はシートペーパー供給装置10の
スイッチ、40は作動表示ランプ、42は紙詰り等の警告ラ
ンプである。
第4、5図に示す如く、前記トレー24の下側部分に送出
機構44及び切断機構46が設けられている。トレー24の下
方部分にはガイドプレート50と傾動ユニット52が設けら
れており、ロール体22から送り出されたシートペーパー
Sはこの傾動ユニット52とガイドプレート50との間を通
って前記送出口34へ送られる。
ガイドプレート50の奥側には合計6個の開口54が設けら
れ、この開口54の下側部分に駆動軸56が配置されてい
る。この駆動軸56には6個のゴムローラ58が固着されて
おり、該ゴムローラ58の外周面の上部が開口54からガイ
ドプレート50の上側に突出している。傾動ユニット52に
はこれらゴムローラ58と対向する位置に合計3個のゴム
ローラ60が配置されており、これらのゴムローラ60は共
通の従動軸62に固着されている。
前記便座支持部16の後方側にモータ64が設けられ、該モ
ータ64のロータシャフトに固着されたギヤ66が駆動軸56
に外嵌されたギヤ68と噛み合っており、該ギヤ68はワン
ウェークラッチ70を介して駆動軸56に回転力を伝達可能
としている。
このモータ64、ギヤ66、68、ワンウェークラッチ70、駆
動軸56、ゴムローラ58、60により前記送出機構44が構成
される。
前記ガイドプレート50の下面側のうちシートペーパー供
給装置の前方側部分にはシートペーパーの切断及びクラ
ンプ用の駆動軸72が配設されている。この駆動軸72には
合計6個の切断用カム74、76、78、80、82、84が固着さ
れると共に、合計3個のクランプ用カム86、88、90が固
着されている。これらのカム74〜90はそれぞれガイドプ
レート50に設けられた開口92を通してカム突部がガイド
プレート50の上面側に突出可能とされている。
切断用カム74〜84のカム突部には、後述するゴムローラ
94〜104の外周面に食い込んでシートペーパーSの滑り
を防止するための凹凸Tが設けられている。(記号Tは
第11図にのみ記入されている。) 切断用カム74〜84のうち、駆動軸72の両端側に配置され
ているカム74、84はカム突部が駆動軸72の回転周方向に
対して同位相となるように設けられている。これらカム
74、84の一つ内側に配置されているカム76、82は、それ
らのカム突部がカム74、84のカム突部よりも駆動軸72の
回転周方向に対してわずかに回転位相が遅れるように設
けられている。中央側に配置されている切断用カム78、
80は、それらのカム突部がカム76、82のカム突部よりも
さらに駆動軸72の回転周方向に対する位相が遅れるよう
に設けられている。
なお、クランプ用カム86〜90はそれらのカム突部が駆動
軸72の回転周方向に対して同位相となるように設けられ
ている。
前記傾動ユニット52には、切断用カム74〜84と対向する
位置に合計6個のゴムローラ94、96、98、100、102、10
4が設けられている。ゴムローラ94、96は1本の従動軸1
06の両端に枢着され、ゴムローラ98、100は1本の従動
軸108の両端に枢着され、ゴムローラ102、104は1本の
従動軸110の両端に枢着されている。
なお、本実施例では、ゴムローラ94〜104は高潤滑性の
合成樹脂製リングの外周に軟質なゴム輪を嵌合させた構
成となっており、この合成樹脂製リングが従動軸106、1
08、110に対し軽快に自転し得るよう外嵌されている。
各従動軸106〜110の中央部分にはブレーキ112、114、11
6の一端側のコ字形状部112a、114a、116aが係合してい
る。ブレーキ112、114、116の他端側にはブレーキプレ
ート112b、114b、116bが設けられており、これらブレー
キプレート112b〜116bはそれぞれ前記ゴムコーラ60に対
面している。傾動ユニット52には、そのベースプレート
118と各ブレーキアーム112〜116の間に圧縮コイルバネ1
20(第12〜14図)が配設されており、ブレーキプレート
112b〜116bがゴムローラ60から離反する方向に付勢して
いる。
なお、傾動ユニット52には、両側辺部分にアームプレー
ト122、124が設けられ、前記従動軸62の両端はこれらア
ームプレート122、124に形成された長孔126に保持され
ている。傾動ユニット52には、これらアームプレート12
2、124を連結する方向に延在する縦壁128が設けられて
おり、前記ブレーキ112〜116のブレーキアーム部112c、
114c、116cは該縦壁128に形成された開口130に挿通され
ている。
縦壁128には板ばね132が取り付けられており、この板ば
ね132の先端が従動軸62をベースプレート118に対して押
し付ける方向に付勢している。
ベースプレート118には3個の切欠134が設けられてお
り、ゴムローラ60の下端側はこの切欠134を通してベー
スプレート118の下面側に突出している。
ベースプレート118にはブロック136が設けられており、
前記従動軸106、108、110の端部が該ブロック136に設け
られた長孔138に係合している。なお、従動軸106、110
の一端側は前記アームプレート122、124に設けられた長
孔138に係合している ベースプレート118の前縁側には切欠140が設けられてお
り、ゴムローラ94〜104はこの切欠140を通してそれらの
下端側がベースプレート118の下面側に突出している。
また、この切欠140の部分には押えプレート142が舌片状
に設けられている。この押えプレート142は金属プレー
トをゴムで被覆したものであり、一端側がベースプレー
ト118に固定され、他端側が自由端となっている。この
押えプレート142は前記クランプ用カム86、88、90に対
応して3個設けられている。
ベースプレート118からは舌片部144が前方に延出されて
おり、前記コ字形状部112aはこの舌片部144との間で従
動軸106〜110を挟持している。また、アームプレート12
2、124には枢支孔146が穿設されており、この枢支孔146
に挿通されたピン148により傾動ユニット52は側壁部149
に対し回動自在に枢着されている。
これらのカム86〜90及び切断用カム74〜84が固着された
前記駆動軸72には、前記モータ64のロータシャフトに固
着されたギヤ150、中間ギヤ152、154及び駆動軸72に外
嵌されたギヤ156並びにワンウェークラッチ158を介して
モータ64から回転駆動力が伝達可能とされている。中間
ギヤ152、154は共通の軸に固着されている。
このモータ64、ギヤ150〜156、ワンウェークラッチ15
8、駆動軸72、カム74〜84、ゴムローラ94〜104、従動軸
106〜110、ブレーキ112〜116により前記切断機構46が構
成されている。
第16図の如く、前記シートペーパーSには、その幅方向
に延在するミシン目1と、便座14の中央開口に対応した
形状のミシン目2が設けられているほか、さらに、側辺
部に沿って開口3が設けられている。
シートペーパー供給装置10の前面部分には、前記シート
ペーパーSの開口3を検出するためのセンサ160が設け
られている。
第6図の162、164は駆動軸72の端部に固着された半月板
であり、センサ166、168が半月板162、164を検知するこ
とにより駆動軸72の回転周方向の移相を検知可能として
いる。170は、駆動軸56と手動ハンドル36との間に設け
られたワンウェークラッチである。
このように構成されたシートペーパー供給装置10におい
て、スイッチ38を押すとモータ64が正転し、ギヤ66、6
8、ワンウェークラッチ70を介して駆動軸56が正転され
る。なお、この際中間ギヤ152、154を介して駆動軸72に
は逆転方向の回転が伝えられるため、ワンウェークラッ
チ158は空転し、駆動軸72は回転しない。そして、この
場合切断用カム74〜84及びクランプ用カム86〜90はいず
れも開口92の内部側に後退した位置をとっている。
駆動軸56の回転に伴なってゴムローラ58が回転し、シー
トペーパーSは該ゴムローラ58と従動側ゴムローラ60と
で挟まれて前方側へ送られ、送出口37から便座14上に送
り出される。
シートペーパーSが所定長さだけ便座14上に送り出され
ると、シートペーパーSの開口3がセンサ160の上方に
くる。そうすると、センサ160からの信号によりモータ6
4が停止され、シートペーパーSの送り出しが停止され
る。
このモータ停止に引続いて、モータ62が逆転される。そ
うすると、今度は中間ギヤ152、154を介して駆動軸72に
対して正転方向の力が伝達されるため、駆動軸72が正転
方向に回転する。なお、この際駆動軸56には逆転方向の
力が加えられるため、ワンウェークラッチ70が空転し、
駆動軸56は停止する。
駆動軸72の回転に伴なって、第12図の如く切断用カム74
〜84のカム突部とゴムローラ94〜104との間でそれぞれ
シートペーパーを強力に挟持するようになり、シートペ
ーパーSが第13図の如くミシン目1に沿って切断され
る。この場合、カム74〜84のカム突部の凹凸Tがゴムロ
ーラ94〜104に食い込むので、シートペーパーSがきわ
めて強力に挟持される。このため、シートペーパーSに
対し強い張力を与えることができる。また、ゴムローラ
94〜104が経時劣化して表面が滑り易くなっても、カム7
4〜84の凹凸Tの存在によりシートペーパーSを強力に
挟持できる。従って、ゴムローラ94〜104の交換頻度は
きわめて少なくて足りるようになる。
この切断に際し、まず駆動軸72の両端側のカム74、84が
ゴムローラ94、104と係合し、シートペーパーSの幅方
向両端側に第16図の如く切目4が生じ、ミシン目1に沿
った切り離しが開始される。この切目4が発生した後、
引続いてカム76、82のカム突部がゴムローラ96、102に
係合し、シートペーパーSの内側部分に張力を与え、切
目4をシートペーパーSの中央側に拡げる。そして、最
後にカム78、80のカム突部がゴムローラ98、100と係合
し、シートペーパーSの幅方向中央部分に張力を与え、
該中央部分まで切目4を伝播させることによりシートペ
ーパーSの切断を完了する。
本実施例ではゴムローラ94〜104が従動軸106〜110に対
し自転自在に外嵌しており、カム78〜84の突部がゴムロ
ーラ94〜104に係合したときには、ゴムローラ94〜104は
きわめて軽快に転動する。
なお、第13図に示す如く、切断用カム74〜84がゴムロー
ラ94〜104に係合すると、カム74〜84がゴムローラ94〜1
04を押し上げる。そうすると、従動軸106〜110も上方に
押し上げられ、コ字形状部112a〜116aが上方に押し上げ
られる。これにより、ブレーキプレート112b〜116bは逆
に下方に押し下げられ、ゴムローラ60に密着され、該ゴ
ムローラ60にブレーキをかけた状態となる。このため、
シートペーパーSの上流側はゴムローラ60、58間に強固
に挟み込まれる。この状態でシートペーパーSの下流側
部分がカム74〜84とゴムローラ94〜104に挟まれて前方
に引っ張られることにより、シートペーパーSに強い張
力を与え、ミシン目1に沿って確実に切断することがで
きる。
なお、このようなシートペーパーSの切断が完了した
後、駆動軸72はさらに回転を続ける。すべてのカム74〜
84がゴムローラ94〜104より離脱した後、第14図及び第1
5図に示す如くクランプ用カム76〜90が押えプレート142
と当接し、クランプ用カム86〜90と押えプレート142と
の間で切り離された1回使用分のシートペーパー5の後
端を挟む。これにより、便座14上に送り出されたシート
ペーパー5の後端がクランプされるようになり、便座14
上に人体が臀部を着座させてもシートペーパー5が前後
左右にずれたりすることが防止されるようになる。
上記実施例ではゴムローラ74〜84を従動軸106〜110に自
転自在に装着しているが、ゴムローラ74〜84を従動軸10
6〜110に固着し、従動軸106〜110をそれらの支持部材
(例えばブロック136やコ字形状部112a〜116a)に対し
自転自在となるように支持させても良い。
[効果] 以上の通り、本考案のシートペーパー供給装置による
と、シートペーパーをミシン目に沿って切断するに際
し、凹凸付きカムとゴムローラとでシートペーパーを強
力に挟持し、強い張力をかけることができる。このた
め、カムの回転に伴ってシートペーパーに対し張力を確
実に与え、ミシン目に沿って確実にシートペーパーを切
断することも可能である。
本考案においては、ゴムローラが経時劣化してもシート
ペーパーを強力に挟持してシートペーパーの滑りを防止
することができるので、長期間にわたってシートペーパ
ー供給装置の保守が容易であり、信頼性もきわめて高
い。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の実施例に係るシートペーパー供給装置
の設置状態を示す斜視図、第2図は上部カバーを取り外
した状態における斜視図、第3図は同状態におけるシー
トペーパー送り出し状態を示す斜視図、第4図は上部を
破断して示す内部構成斜視図、第5図は同分解斜視図、
第6図は駆動機構の正面図、第7図は傾動ユニットの斜
視図、第8図及び第9図は第7図のVIII−VIII線及びIX
−IX線に沿う断面図、第10図は駆動機構の要部斜視図、
第11図は切断用駆動軸の斜視図、第12図、第13図及び第
14図は作動状態を示す断面図、第15図はクランプ状態を
示す斜視図、第16図はシートペーパーの切断状態を示す
平面図である。 T……カム突部の凹凸、S……巻き出されたシートペー
パー、5……切断されたシートペーパー、10……シート
ペーパー供給装置、12……便器、14……便座、16、18…
…便座支持部、20……上部カバー、22……ロール体、30
……差込口、34……送出口、36……手動ハンドル、52…
…傾動ユニット、58、60……ゴムローラ、64……モー
タ、56……駆動軸、70……ワンウェークラッチ、72……
駆動軸、74〜84……切断用カム、86〜90……クランプ用
カム、94〜104……ゴムローラ、112〜116……ブレー
キ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−135321(JP,A) 特開 昭49−89982(JP,A) 実開 平2−82999(JP,U) 実開 平1−143396(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】巻出方向と直交方向にミシン目の入ったシ
    ートペーパーのロール体を自転自在に保持する保持手段
    と、 該保持手段に保持されたロール体から巻き出されたシー
    トペーパーを送り出す送出機構と、 該送出機構から送り出されたシートペーパーに張力を与
    えてミシン目に沿って切り離す切断手段と、を備えてな
    る便器の便座被装用のシートペーパー供給装置におい
    て、 前記切断手段は、 シートペーパーの走行域を挟んで一方の側に配置された
    駆動軸及び他方の側に配置された従動軸と、 該駆動軸に固着された複数個のカム体と、 該従動軸にそれぞれ該カム体に対向して設けられたゴム
    ローラと、を備えてなり、 該カム体はそのカム突部が該ゴムローラと当接可能であ
    り、かつカム突部にはシートペーパーの滑り止め用の凹
    凸が設けられていることを特徴とするシートペーパー供
    給装置。
JP8330990U 1990-08-08 1990-08-08 シートペーパー供給装置 Expired - Lifetime JPH0737591Y2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10850938B2 (en) 2017-10-09 2020-12-01 Gpcp Ip Holdings Llc Mechanical sheet product dispenser
US12064063B2 (en) 2019-09-23 2024-08-20 Gpcp Ip Holdings Llc Automated toilet seat cover dispenser

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