JPH0737535Y2 - 卓上回転台 - Google Patents

卓上回転台

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Publication number
JPH0737535Y2
JPH0737535Y2 JP486792U JP486792U JPH0737535Y2 JP H0737535 Y2 JPH0737535 Y2 JP H0737535Y2 JP 486792 U JP486792 U JP 486792U JP 486792 U JP486792 U JP 486792U JP H0737535 Y2 JPH0737535 Y2 JP H0737535Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
horizontal wall
circumferential groove
guide arms
guide
rotating member
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP486792U
Other languages
English (en)
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JPH0563331U (ja
Inventor
慶則 森
Original Assignee
フジマル工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by フジマル工業株式会社 filed Critical フジマル工業株式会社
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Publication of JPH0563331U publication Critical patent/JPH0563331U/ja
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  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、容器や小型テーブルな
どを回転可能に載置する卓上回転台に関する。
【0002】
【従来の技術】回転式の卓上魔法瓶や中華料理用の回転
テーブル等は、卓上に載置したままで任意の方向に回転
可能であるので便利であるが、回転機構を備えるために
構造が複雑であり高価である。又、回転台の重量だけ重
たくなるので持ち運びが不便になる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】回転機構を有しない一
般の容器やテーブルを載置し、円滑に回転する汎用的な
卓上回転台があれば便利である。本考案は、かかる課題
を解決することを目的とし、小型にして且つ円滑に回転
し、回転中にがたの無い卓上回転台を提供するものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案の卓上回転台は、周壁の上縁に水平壁を延設
し、該水平壁に円周溝を穿設した載置台と、上面に物品
載置面が形成され、上記水平壁に載置される下面に、上
記円周溝に摺動可能に嵌入する複数の案内アームを設
け、該案内アームの側面に、上記水平壁の裏面に摺動可
能に係合する係合突起を突設した回動部材とにより構成
され、上記円周溝に、複数の上記案内アームのうち一部
の案内アームがそのまま挿入される幅広部と、他の案内
アームが上記係合突起の反対方向に撓み変形したときに
挿入可能な変形アーム挿入用幅広部とを設けたことを特
徴とするものである。
【0005】
【作用】上記のように構成された卓上回転台は、次のよ
うにして組付られる。先ず、一部の案内アームをそのま
まにして幅広部に、他の案内アームを上記係合突起の反
対方向に撓み変形させ、変形アーム挿入用幅広部にそれ
ぞれ挿入し、撓み変形した案内アームを弾性復帰させる
と、各案内アームが、円周溝に沿って摺動可能になる。
【0006】以上のように組付られた卓上回転台の載置
面に物品を載置し、回動部材を回すと、円周溝に嵌入す
る案内アームと、水平壁の裏面に係合する係合突起に案
内されながら、がたを生じることなく円滑に回転する。
案内アームが幅広部の位置に重なると摺動案内の機能を
失うが、総ての案内アームが同時に幅広部の位置に重な
ることはないので、回動部材はがたを生じることはな
い。
【0007】
【実施例】本考案の実施例について図面を参照して説明
すると、図1は卓上回転台の縦断面図、図2は載置台1
の平面図、図3は載置台1を下側から見た斜視図、図4
は回動部材2の縦断面図、図5は図4のX矢視図であ
る。載置台1は、図1,図2及び図3に示すように、円
筒状の周壁3の上縁に環状の上部水平壁4が延設され、
上部水平壁4の内側に、上部水平壁4よりも一段低い下
部水平壁5が形成される。上部水平壁4の上面の内周縁
及び外周縁には、載置台1の載置される回動部材2との
接触面積を小さくし、回動部材2の摺動抵抗を減少する
ために、上部水平壁4よりも僅かに高い内側環状突起4
a及び外側環状突起4bが形成される。
【0008】下部水平壁5の内周縁に内筒6が形成さ
れ、内筒6の下端縁に底壁7が設けられ、周壁3、上部
及び下部水平壁4,5、内筒6の内側に形成される環状
凹部8の3箇所に補強リブ9が設けられる(図3参
照)。下部水平壁5には円周溝10が穿設され、円周溝
10を三等分する位置に、円周溝10の外側壁面を切欠
する幅広部11が形成され、相隣る幅広部11の中間で
あって円周溝10を三等分する位置に、円周溝10の内
側壁面を切欠する変形アーム挿入用幅広部12が形成さ
れる(図2参照)。
【0009】回動部材2は、図4及び図5に示すよう
に、円形の板状材より成り、上面には、外周縁に環状の
突起13aを有する物品載置面13が形成され、下面に
は、上部水平壁4に摺動可能に載置される摺動面14が
形成される。摺動面14には、円周を6等分する位置
に、円周溝10に摺動可能に嵌入される案内アーム15
が設けられ、案内アーム15の外側の側面に、下部水平
壁5の裏面に摺動可能に係合する係合突起16が突設さ
れる。
【0010】案内アーム15の根元部15aは、案内ア
ーム15の先端に向かって矢印F方向に傾斜しているの
で、案内アーム15を係合突起16の反対側に撓み変形
させ易い形状となっている。案内アーム15を撓ませな
い場合には、そのまま幅広部11に挿入させることが出
来、案内アーム15を矢印F方向に撓ませると変形アー
ム挿入用幅広部12に挿入させることができる(図1参
照)。
【0011】3個の案内アーム15をそのまま幅広部1
1に、残り3個の案内アーム15を撓ませて変形アーム
挿入用幅広部12に挿入すると、各案内アーム15が円
周溝10に沿って摺動可能になる。従って、回動部材2
が、円周溝10に嵌入する案内アーム15により、水平
方向に動揺することなく回動し、下部水平壁5の裏面に
摺動可能に係合する係合突起16により上下方向に動揺
することなく回動する。
【0012】回動部材2の摺動面14の3箇所に、上部
水平壁4と下部水平壁5との間に形成される段部壁17
に摺動可能に嵌合する摺動ブロック18が設けられる。
この摺動ブロック18は、案内アーム15によって回動
案内される回動部材2を更に回動案内するものであり、
必ずしも必要としない。
【0013】以上のように構成された卓上回転台の作用
を説明する。回動部材2を載置台1に組付けるには、3
個の案内アーム15をそのまま幅広部11に、残り3個
の案内アーム15を撓ませて変形アーム挿入用幅広部1
2に挿入し、案内アーム15の撓み変形を解放すると、
各案内アームが円周溝10に沿って摺動可能になる。
又、回動部材2の摺動面14が上部水平壁4の内側環状
突起4a及び外側環状突起4bの上にに接触し、係合突
起16が下部水平壁5の裏面に接触する。かくして、載
置台1に組付られた回動部材2は、動揺することなく円
滑に回動可能である。
【0014】回動部材2の物品載置面13に魔法瓶やテ
ーブルなどを載置し回動部材2を回動すると、回動部材
2は、円周溝10に嵌入する案内アーム15に案内され
ながら回動するので、水平方向に動揺することがない。
又、係合突起16が下部水平壁5の裏面に接触している
ので、上下方向に動揺しない。かくして、回動部材2は
がたを生じることなく円滑に回転する。
【0015】一部の案内アーム15が幅広部11の位置
に重なると、係合突起16が下部水平壁5の裏面に接触
しなくなるので、摺動案内の機能を失うが、他の案内ア
ーム15の係合突起16が必ず下部水平壁5の裏面に接
触しているので、回動部材2にがたを生じることはな
い。
【0016】
【考案の効果】本考案は以上のように構成されているの
で、複数の案内アームのうち、何れかの案内アームが常
に円周溝に嵌入し、その案内アームの係合突起が水平壁
の裏面に接触しているので、卓上回転台はがたが無く、
極めて円滑に回転する。又、卓上回転台は、載置台と回
動部材だけで構成されているので、部品の数が少なく、
卓上回転台を軽量,小型にすることが出来、安価に提供
することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】卓上回転台の縦断面図である。
【図2】載置台の平面図である。
【図3】載置台を下から見た斜視図である。
【図4】回動部材の縦断面図である。
【図5】図4のX矢視図である。
【符号の説明】
1 載置台 2 回動部材 3 周壁 10 円周溝 11 幅広部 12 変形アーム挿入用幅広部 13 物品載置面 14 摺動面 15 案内アーム 16 係合突起

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周壁の上縁に水平壁を延設し、該水平壁
    に円周溝を穿設した載置台と、上面に物品載置面が形成
    され、上記水平壁に載置される下面に、上記円周溝に摺
    動可能に嵌入する複数の案内アームを設け、該案内アー
    ムの側面に、上記水平壁の裏面に摺動可能に係合する係
    合突起を突設した回動部材とにより構成され、 上記円周溝に、複数の上記案内アームのうち一部の案内
    アームがそのまま挿入される幅広部と、他の案内アーム
    が上記係合突起の反対方向に撓み変形したときに挿入可
    能な変形アーム挿入用幅広部とを設けたことを特徴とす
    る卓上回転台。
JP486792U 1992-02-10 1992-02-10 卓上回転台 Expired - Lifetime JPH0737535Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP486792U JPH0737535Y2 (ja) 1992-02-10 1992-02-10 卓上回転台

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP486792U JPH0737535Y2 (ja) 1992-02-10 1992-02-10 卓上回転台

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0563331U JPH0563331U (ja) 1993-08-24
JPH0737535Y2 true JPH0737535Y2 (ja) 1995-08-30

Family

ID=11595629

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP486792U Expired - Lifetime JPH0737535Y2 (ja) 1992-02-10 1992-02-10 卓上回転台

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JP (1) JPH0737535Y2 (ja)

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JPH0563331U (ja) 1993-08-24

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Date Code Title Description
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Effective date: 19960220