JPH0737400U - 薬液の稀釈、供給装置 - Google Patents

薬液の稀釈、供給装置

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JPH0737400U
JPH0737400U JP7292893U JP7292893U JPH0737400U JP H0737400 U JPH0737400 U JP H0737400U JP 7292893 U JP7292893 U JP 7292893U JP 7292893 U JP7292893 U JP 7292893U JP H0737400 U JPH0737400 U JP H0737400U
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JP
Japan
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line
circulation
line mixer
pipe
liquid
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Pending
Application number
JP7292893U
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English (en)
Inventor
真 松中
昭男 大山
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Kurita Water Industries Ltd
Original Assignee
Kurita Water Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液体ポリマーなどの薬液を、大型の希釈槽を
設置することなく希釈水で所要の低濃度に希釈し、使用
個所に供給する。 【構成】 第1,第2の2つのラインミキサー11,1
2を有し、循環ポンプ13により液が第1ラインミキサ
ー、第2ラインミキサーを経て循環する循環管路10
と、薬液の貯槽14と、稀釈水の供給槽17とを備え、
貯槽中の薬液を計量ポンプ16で計量して引抜く薬液供
給管15を第1ラインミキサー11の入口側で循環管路
10に接続すると共に、供給槽内の稀釈水を供給する稀
釈水供給管18を第1ラインミキサー11と第2ライン
ミキサー12との間で循環管路10に接続し、且つ稀釈
薬液の注出管22を循環ポンプ13の吐出側で循環管路
10に接続する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、薬液、例えば下水処理場等で液体凝集剤の原液を所定の濃度に稀 釈水で希釈し、汚泥の脱水処理機に供給する薬液の稀釈供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
下水処理場等では汚泥の脱水処理機に所定の濃度の凝集剤水溶液を連続して供 給することが必要である。従来の凝集剤は一般に吸湿性の高分子ポリマーの粉末 であり、溶解する際、ママコを生じたり、水に触れるまで乾燥状態を保たねばな らないとかの種々な問題が生じていた。これを解決するため高分子ポリマーをエ マルジョンの状態にした液状ポリマーが近年、使用されるようになった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
液体ポリマーの使用により粉末の持つ問題点は解消したが、液状ポリマーは原 液で供給されるため、その貯槽以外に稀釈水の供給槽、液状ポリマーと稀釈水を 混合、希釈する稀釈槽等が必要になる。特に稀釈槽は大型のものが必要であり、 その上、混合攪拌のための攪拌機を使用しなければならない。このため、設置面 積、設備費、動力費を要するという問題点が生じる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上述の問題点を解消して薬液を所定濃度に希釈して供給できるよう にしたのであって、第1,第2の2つのラインミキサーを有し、循環ポンプによ り液が第1ラインミキサー、第2ラインミキサーを経て循環する循環管路と、薬 液の貯槽と、稀釈水の供給槽とを備え、貯槽中の薬液を計量ポンプで計量して引 抜く薬液供給管を第1ラインミキサーの入口側で循環管路に接続すると共に、供 給槽内の稀釈水を供給する稀釈水供給管を第1ラインミキサーと第2ラインミキ サーとの間で循環管路に接続し、且つ稀釈薬液の注出管を循環ポンプの吐出側で 循環管路に接続したことを特徴とする。
【0005】
【実施例】
10は循環管路で、第1ラインミキサー11と、第2ラインミキサー12を有 し、循環ポンプ13によって液が第1ラインミキサー、第2ラインミキサーを経 て循環する。各ラインミキサー11,12はその内部を流れる液の流れを乱雑に 変える内部装置を内蔵したスタティックミキサーの型式のものである。
【0006】 14は液体ポリマーなどの薬液を貯溜した貯槽で、計量ポンプ16により内部 の薬液を計量して引抜く薬液供給管15を有する。この計量ポンプは回転数が可 変で、吐出量:回転数の関係を予め検量してあり、吐出量に応じ所定の回転数で 回転させる。この薬液供給管15は第1ラインミキサー11の入口側で循環管路 10に接続する。
【0007】 17は稀釈水の供給槽で、第1ラインミキサー11と第2ラインミキサー12 との間で循環管路10に接続した稀釈水供給管18を有する。この供給槽内には 水位検出器19を設けて槽内の稀釈水の水位を検出し、水位が所定以下に下がる と補給管20に設けたモーター弁21を開にして稀釈水を規定水位になる迄補給 し、水位が規定水位になるとモーター弁を閉にする。供給槽内の稀釈水は一定の 流量で汚脱水機に供給された分だけ供給管18から循環管路に供給される。
【0008】 22は循環ポンプ13の吐出側で循環管路10に接続した稀釈薬液の注出管を 示し、循環管路10には上記注出管22の接続位置の前後に開度の調節可能な開 閉弁23,24が設けてある。
【0009】 液体ポリマーは濃度30〜50%の原液であり、注出管22から濃度0.1〜 0.4%に希釈したものを汚泥脱水処理機に供給する。 稀釈水供給槽の供給管18から循環管路10に垂れ流し式に供給される稀釈水 の流量に対して薬液の稀釈濃度が所定となるように計量ポンプ16の回転数を定 め、所定の小流量で薬液を貯槽14から薬液供給管15に引抜き、第1ラインミ キサーの手前で循環管路に供給する。これによって薬液と循環液は第1ラインミ キサーで予備混合される。そして、第1ラインミキサーから出た混合液に稀釈水 の供給槽17、供給管18から供給される稀釈水が加わり、第2ラインミキサー 12で混合され、循環ポンプ13に行き、循環ポンプから出て一部は注出管22 に、残部は第1ラインミキサーに向かう。 注出管22から汚泥の脱水処理機に供給される適切な濃度に希釈された稀釈薬 液の流量は、注出管22に設けた流量計25を監視し、開閉弁23,24の開度 を調整して定める。 循環ポンプ13は、注出管22から脱水処理機に稀釈薬液を送液すると同時に 、循環管路10内で液をクローズドに循環させるためのもでもあるから脱水処理 機への送液量の数十倍の吐出能力を有するものとし、吐出量の大部分は循環管路 10中を循環する。
【0010】 例えば濃度40%の液体ポリマーを濃度0.4%に希釈し、流量375立/時 で汚泥の脱水処理機に連続して供給するには、稀釈水供給管18から供給される 稀釈水の流量を371立/時、計量ポンプ16によって貯槽から引抜く薬液の流 量を3.75立/時、循環ポンプ13の吐出量30000立/時のうち、注出管 22に流量375立/時を流し、残りの流量29625立/時を循環管路10に 循環させればよい。
【0011】 上述の実施例では計量ポンプの回転数を変化して薬液の引抜き量を加減したが 、外部信号により薬液の計量が可変な計量ポンプを使用してもよく、これによっ てより自動化を高められる。
【0012】
【考案の効果】
以上で明らかなように本考案によれば大型の稀釈槽や、攪拌機を必要とせず、 小型で簡単な機構により薬液を計量し、適切な濃度に希釈して供給することがで きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のフローシートである。
【符号の説明】
10 循環管路 11 第1ラインミキサー 12 第2ラインミキサー 13 循環ポンプ 14 薬液の貯槽 15 薬液供給管 16 計量ポンプ 17 稀釈水の供給槽 18 稀釈水供給管 22 注出管

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1,第2の2つのラインミキサーを有
    し、循環ポンプにより液が第1ラインミキサー、第2ラ
    インミキサーを経て循環する循環管路と、薬液の貯槽
    と、稀釈水の供給槽とを備え、貯槽中の薬液を計量ポン
    プで計量して引抜く薬液供給管を第1ラインミキサーの
    入口側で循環管路に接続すると共に、供給槽内の稀釈水
    を供給する稀釈水供給管を第1ラインミキサーと第2ラ
    インミキサーとの間で循環管路に接続し、且つ稀釈薬液
    の注出管を循環ポンプの吐出側で循環管路に接続したこ
    とを特徴とする薬液の稀釈、供給装置。
JP7292893U 1993-12-21 1993-12-21 薬液の稀釈、供給装置 Pending JPH0737400U (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009072754A (ja) * 2007-08-29 2009-04-09 Hymo Corp 汚泥の脱水処理方法
JP4480792B1 (ja) * 2009-11-06 2010-06-16 アムコン株式会社 フロック化装置
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WO2021181633A1 (ja) * 2020-03-12 2021-09-16 巴工業株式会社 高分子凝集剤混合溶解システム

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