JPH0737307A - カセット・オートチェンジャー - Google Patents

カセット・オートチェンジャー

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JPH0737307A
JPH0737307A JP5202114A JP20211493A JPH0737307A JP H0737307 A JPH0737307 A JP H0737307A JP 5202114 A JP5202114 A JP 5202114A JP 20211493 A JP20211493 A JP 20211493A JP H0737307 A JPH0737307 A JP H0737307A
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cassette
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JP5202114A
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Inventor
Yasuhiro Onodera
康浩 小野寺
Masahiko Watanabe
雅彦 渡辺
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カセット・オートチェンジャーにアダプター
を付属させる場合に、記録再生装置と直接通信しなくて
も、記録再生装置内へのカセットの2重挿入を未然に防
止することができるようにすること。 【構成】 記録再生装置に取り付けられて、直接カセッ
トをハンドリングさせるためのアダプターの複数のカセ
ットセンサーによって検出されるカセットのインジェク
ト及びエジェクトの履歴に基づくインジェクト禁止ソフ
トと、アダプターに取り付けられて記録再生装置のカセ
ットコンパートメントのアップ及びダウンを検出するア
ップ・ダウンセンサーのアップ及びダウンの検出信号と
の何れか一方を判断して、記録再生装置内へのカセット
2重挿入を防止することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープ状記録媒体やデ
ィスク状記録媒体を収納した各種のカセットを自動的に
交換しながら、長時間に亘る連続記録及び/又は再生を
行うためのカセット・オートチェンジャーに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来から、テレビジョン放送局用のカセ
ット・オートチェンジャーとして、VTRに対してテー
プカセットを自動交換しながら、長時間に亘る連続記録
及び/又は再生を行うようにしたものがある。これは、
複数のテープカセットが収納された複数の収納棚と、記
録再生装置である複数のVTRとの間に搬送機を配置
し、搬送機によって収納棚から選択的に取り出したテー
プカセットを搬送してVTRの1つに選択的にインジェ
クト(INJECT)して記録及び/又は再生する一
方、他のVTRで記録及び/又は再生が終了してエジェ
クト(EJECT)されたテープカセットを搬送機によ
って搬送して元の収納棚に収納する動作を繰り返し行う
ようにしたものである。
【0003】そして、従来のカセット・オートチェンジ
ャーは、VTR内のカセット管理に関しては、直接カセ
ットをハンドリングさせているアダプター部分の制御系
内(CC)では管理せず、更に上位側のVTRとネット
ワークされている別ソフト体系内(VCC)で管理され
るのが一般的であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来は、直接
カセットをハンドリングさせているアダプター部分の制
御系内で、VTR内のカセットの有無を判断していなか
ったために、従来のカセット・オートチェンジャーにお
けるVTRに直接カセットをハンドリングさせるための
アダプター及びその制御ソフト(CC)だけを付属させ
ようとした場合には、上位アプリケーションソフトを開
発中に、VTR内へのカセットの2重挿入等のトラブル
が発生し易いと言う問題があった。
【0005】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであって、記録再生装置と直接通信しなくて
も、記録再生装置内へのカセットの2重挿入を未然に防
止できるようにしたカセット・オートチェンジャーを提
供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明のカセット・オートチェンジャーは、記録媒
体が収納された複数のカセットと、これら複数のカセッ
トが収納された複数の収納棚と、これら複数のカセット
を選択的に記録及び/又は再生する記録再生装置と、上
記複数の収納棚と上記記録再生装置との間で上記複数の
カセットを選択的に搬送する搬送機とを備えたカセット
・オートチェンジャーにおいて、上記記録再生装置に取
り付けられたアダプターに設けられ、上記記録再生装置
に対するカセットのインジェクト及びエジェクトの履歴
を得るための複数のカセットセンサーと、上記アダプタ
ーに設けられ、上記記録再生装置内のカセットコンパー
トメントのアップ及びダウンを判別するアップ・ダウン
センサーと、上記複数のカセットセンサーによって得ら
れるカセットのインジェクト及びエジェクトの履歴に基
づくインジェクト禁止ソフトと、上記アップ・ダウンセ
ンサーによる上記カセットコンパートメントのアップ及
びダウンの検出信号との何れか一方を判断して、上記記
録再生装置へのカセットの2重挿入を防止させるカセッ
ト2重挿入防止機構を備えたものである。
【0007】
【作用】上記のように構成された本発明のカセット・オ
ートチェンジャーは、記録再生装置に取り付けられて、
直接カセットをハンドリングさせるためのアダプターの
複数のカセットセンサーによって検出されるカセットの
インジェクト及びエジェクトの履歴に基づくインジェク
ト禁止ソフトと、アダプターに取り付けられて記録再生
装置のカセットコンパートメントのアップ及びダウンを
検出するアップ・ダウンセンサーのアップ及びダウンの
検出信号との何れか一方を判断することにより、記録再
生装置と通信しなくても、記録再生装置内のカセットの
有無を判断できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を適用したカセット・オートチ
ェンジャーの一実施例を図を参照して説明する。なお、
このカセット・オートチェンジャーは、記録再生装置で
あるデータレコーダ(以下単にDIRと記載する)に対
してテープカセット(以下単にカセットと記載する)を
自動交換するものである。
【0009】
【カセット・オートチェンジャー全体の概要説明】ま
ず、図1及び図2によって、カセット・オートチェンジ
ャー全体の概要を説明する。
【0010】まず、オートチェンジャー本体1内の中央
部に沿って搬送機であるエレベーター2を移動するため
のエレベーター移動通路3が形成されている。そして、
エレベーター移動通路3の前後両側に、上下方向及び左
右方向に多段で多数列に積み重ねられた多数の収納棚4
が設置され、これらの各収納棚4内にはそれぞれカセッ
ト5が水平に収納されている。そして、エレベーター移
動通路3の一側部には複数のDIR6が前面をエレベー
ター2側に向けて上下に積み重ねられて設置されてい
て、各DIR6の前面にはカセット4をハンドリング
(受け渡しすること)するためのアダプター7がそれぞ
れ取り付けられている。
【0011】そして、エレベーター2は高速位置決め送
り機構(図示せず)によって、エレベーター移動通路3
内に沿ってX方向(図1で上下方向)及びY方向(図1
及び図2で左右方向)に高速で搬送されて、そのX、Y
方向の任意の位置で停止されて位置決めされるように構
成されている。
【0012】そして、エレベーター2は左右両側面に形
成された左右一対のカセット出入口2aから収納棚4に
対する矢印a、a′方向のカセット出し入れを行い、D
IR6に対する正面に形成された1つのカセット出入口
2bからアダプター7に対する矢印b、b′方向のカセ
ット出し入れを行うように構成されている。
【0013】
【カセット装填動作】そして、このカセット・オートチ
ェンジャーの多数の収納棚4内への多数のカセット5の
装填動作は、オペレーターがオートチェンジャー本体1
の正面に形成された挿入専用のインプットポート8にカ
セット5を順次挿入するだけで、上位のコントローラの
コマンドによって、エレベーター2がそのカセット5を
順次取り込んで、指定された収納棚4へ順次搬送してセ
ット(収納すること)する。
【0014】
【カセット自動交換動作】そして、このカセット・オー
トチェンジャーによるカセット自動交換動作は、上位の
コントローラにより、エレベーター2が指定された収納
棚4からカセット5を取り出して指定されたDIR6ま
で搬送し、アダプター7によってそのDIR6内に自動
的にインジェクトして記録及び/又は再生を行う。一
方、他のDIR6で記録及び/又は再生が終了したカセ
ット5をアダプター7によってエレベーター2にエジェ
クトして、エレベーター2がそのカセット5を元の収納
棚4まで搬送して戻す。この動作の繰り返しによって、
複数のDIR6によってデータの長時間に亘る連続記録
及び/又は再生を行うことができる。
【0015】なお、インプットポート8の下部にはアウ
トプットポート9が形成されており、オートチェンジャ
ー本体1の正面には一部が透明窓に形成された開閉扉1
0が取り付けられている。
【0016】
【アダプターの取付構造の説明】次に、図3及び図4に
よって、DIRに対するアダプターの取付構造を説明す
る。
【0017】まず、図4に示すように、DIR6のフロ
ントパネルを取り外して、DIR6内のカセットコンパ
ートメント(以下単にカセコンと記載する)15をDI
R6内に設置しているカセットコンパートメント取付板
(以下単にカセコン取付板と記載する)16をDIR6
の正面に露呈すると共に、そのカセコン取付板16の上
部に開口17を形成する。
【0018】そして、アダプター7のアダプター本体1
8の背面側をDIR6の開口17内に矢印c方向から挿
入して、そのアダプター本体18の水平なアダプタース
テージ19の垂直な背面板19aに取り付けられた左右
一対の取付基準ピン20をカセコン取付板16の左右一
対の取付基準穴21内に矢印c方向から差し込んで、背
面板19aをカセコン取付板16の前面にアダプター1
7の自重で矢印c方向から当接する。そして、アダプタ
ー本体18の背面側の上部に取り付けられている水平な
アダプター側固定板22を水平なカセコン側固定板23
上に載置して、アダプター側固定板22の一対のネジ挿
通穴24に上方から挿通された一対の止ネジ25をカセ
コン側固定板23の一対のタッピング穴26内に捩じ込
んで固定する。そして、最後に、図3に示すように、D
IR6の天板27を止ネジ25の上から装着して、DI
R6へのアダプター7の取り付けを完了する。
【0019】このように、アダプター7をDIR6内の
カセコン取付板16に直接取り付ければ、カセコン15
に対するアダプター7の取り付け精度の安定化を図るこ
とができるので、アダプター7によるDIR6のカセコ
ン15に対するカセット5のインジェクト及びエジェク
トのアクセスの信頼性を向上することができる。
【0020】
【アダプターのカセット移動機構の説明】次に、図5〜
図15によって、アダプター内のカセット移動機構を説
明する。
【0021】まず、図5〜図7に示すように、アダプタ
ー本体18内の垂直な左右両側板29間にアダプタース
テージ19が水平に架設されている。そして、このアダ
プターステージ19の上部の中央部に沿ってカセット5
をエレベーター2とDIR6内のカセコン15との間
で、矢印b、b′方向にハンドリングするためのカセッ
ト移動通路30が水平に形成されている。そして、この
カセット移動通路30の左右両側にカセット移動機構3
1が左右対称状に設けられている。
【0022】そして、カセット移動機構31は、カセッ
ト移動通路30の左右両側に沿ってインジェクト方向
(矢印b方向)及びエジェクト方向(矢印b′方向)の
アクセス方向に移動自在に配置された左右対称状の第
1、第2、第3スライダー32、33、34と、左右一
対の第1スライダー32に取り付けられて矢印b、b′
方向に移動される左右対称状の左右一対のサイドアーム
35と、左右一対の第2スライダー33に取り付けられ
て矢印b、b′方向に移動される左右対称状の左右一対
のインジェクトアーム36及びこれらのインジェクトア
ーム36の先端部間に水平に架設されたインジェクトバ
ー37と、左右一対の第3スライダー34に取り付けら
れて矢印b、b′方向に移動される左右対称状の左右一
対のエジェクトアーム38と、左右一対の第1スライダ
ー32を矢印b、b′方向に駆動する左右対称状の駆動
機構39等によって構成されている。
【0023】そして、図8に示すように、駆動機構39
は、それぞれ4つのガイドプーリ41と1つの駆動プー
リ42との間にほぼT字状に巻き掛けられた矢印b、
b′方向と平行な左右一対のタイミングベルト43を有
する左右対称状の左右一対のベルト機構44と、左右一
対の駆動プーリ42間を矢印b、b′方向に対して直角
に連結する水平な駆動軸45を1つのモータ46によっ
てギアトレイン47を介して回転駆動するギアードモー
タ47とによって構成されている。
【0024】そして、左右一対の第1スライダー32は
左右一対のタイミングベルト43の上側水平経路上の一
部に固着されていて、ギアードモータ48によって駆動
軸45を矢印d、d′方向に正逆回転駆動することによ
って、左右一対のタイミングベルト43によって左右一
対の第1スライダー32を矢印b、b′方向に同時に水
平移動するように構成されている。
【0025】なお、この駆動機構39の左右一対のベル
ト機構44は、図5及び図6に示すように、水平なアダ
プターステージ19上でカセット移動通路30の左右両
側に垂直に取り付けられた矢印b、b′方向と平行な左
右一対のガイドレール取付板49の外側に平行に取り付
けられており、駆動軸45及びギアードモータ48はア
ダプターステージ19の下部に水平に取り付けられてい
る。
【0026】そして、図9に示すように、左右一対のガ
イドレール取付板49の内側に水平に取り付けられた矢
印b、b′方向と平行な左右一対のガイドレール50に
左右一対の第1スライダー32に固着された摺動部材5
1があり嵌合されていて、これらのガイドレール50に
よって案内されて左右一対の第1スライダー32が矢印
b、b′方向に摺動されるように構成されている。
【0027】次に、図9及び図10に示すように、左右
一対の第1スライダー32の内側の下端に左右一対のサ
イドアーム取付板55が垂直な支点軸56を介して矢印
e、e′方向に回転自在に取り付けられ、これらのサイ
ドアーム取付板55に左右一対のサイドアーム35が垂
直な支点軸57を介して矢印f、f′方向に回転自在に
取り付けられている。そして、左右一対のサイドアーム
35の先端の内側にはゴムローラ等で構成された左右一
対のカセット圧着ローラ58が非回転状態に固着されて
いる。
【0028】なお、左右一対の第1スライダー32に対
して左右一対のサイドアーム取付板55が左右一対の引
張バネ59によって矢印e′方向に回転付勢され、左右
一対のサイドアーム取付板55に対して左右一対のサイ
ドアーム35が左右一対の圧縮バネ60によって一定角
度内で矢印f方向に回転付勢されている。
【0029】そして、左右一対のサイドアーム35をカ
セット5の左右両側面5aに対して圧着及び離間させる
方向である矢印e、e′方向に回転制御する左右一対の
第1カム機構61が、左右一対のガイドレール取付板4
9の内側に水平に固着された左右一対の膨出部62aを
有する左右一対のカム板62と、左右一対のサイドアー
ム取付板55の先端の外側に取り付けられたカム従動ロ
ーラ63と、左右一対の引張バネ59とによって構成さ
れている。そして、左右一対の引張バネ59によって左
右一対のカム従動ローラ63がカム板62に矢印e′方
向から常時押圧されている。
【0030】従って、左右一対のサイドアーム35は左
右一対の第1スライダー32と一体に矢印b、b′方向
に同時に水平移動されるように構成されているが、その
矢印b、b′方向の移動途中において、左右一対のカム
従動ローラ63が左右一対のカム板62の左右一対の膨
出部62a上に引張バネ59に抗して乗り上げることに
より、左右一対のサイドアーム35が図10に1点鎖線
及び2点鎖線で示すようにカセット移動通路30から左
右両側方に退避された非圧着位置から実線で示すように
カセット移動通路30内に入り込んだ圧着位置まで矢印
e方向に左右対称状に押し出される。そして、左右一対
のサイドアーム35はカム板62の膨出部62a上に乗
り上げている区間の一定距離だけ圧着位置へ押し出され
たままで矢印b、b′方向に移動されるように構成され
ている。
【0031】なお、左右一対のサイドアーム35が図1
0に実線で示す圧着位置まで矢印e方向に左右対称状に
押し出された時に、後述するように、左右一対のカセッ
ト圧着ローラ58がカセット5の左右両側面5aに左右
両側方から左右一対の圧縮バネ60に抗して圧着される
ように構成されている。
【0032】次に、図9、図12及び図14に示すよう
に、左右一対のサイドアーム35の移動軌跡の上部で左
右一対のガイドレール取付板49の矢印b、b′方向の
両端の内側に左右各一対のガイド軸取付板65、66が
固着されていて、これら左右各一対のガイド軸取付板6
5、66間に左右一対のガイドレール50と平行な左右
各一対のガイド軸67、68が上下2段状で水平に架設
されている。
【0033】そして、図11〜図13に示すように、上
側の左右一対のガイド軸67に沿って左右一対の第2ス
ライダー33が矢印b、b′方向に水平に移動自在に取
り付けられている。そして、これら左右一対の第2スラ
イダー33の上部間に連結軸69が矢印b、b′方向に
対して直角で水平に架設されていて、左右一対のインジ
ェクトアーム36の上端がこの連結軸69の左右両端部
に矢印g、g′方向に回転自在に取り付けられている。
そして、左右一対のインジェクトアーム36は左右対称
状のほぼL型に形成されていて、これら左右一対のイン
ジェクトアーム36の下端である先端部間にインジェク
トバー37が矢印b、b′方向に対して直角で水平に架
設されている。そして、インジェクトバー37の左右両
端近傍位置の外周にはカセット押圧ローラ70が回転自
在に取り付けられている。
【0034】そして、左右一対のインジェクトアーム3
6及びインジェクトバー37は自重によって矢印g′方
向に下降付勢されており、左右一対の第2スライダー3
3の上部には左右一対のインジェクトバー37の矢印g
方向への回転を規制する左右一対のストッパー71が取
り付けられている。
【0035】そして、左右一対の第2スライダー33は
矢印b′方向側の左右一対のガイド軸取付板65との間
に架設された左右一対の引張バネ72によって矢印b′
方向に移動付勢されてガイド軸取付板65に当接されて
停止されるように構成されている。
【0036】そして、左右一対の第1スライダー32が
図13に1点鎖線で示す復動位置から矢印b方向に往動
開始されて一定時間経過後に、左右一対の第1スライダ
ー32の内側の上端に水平に形成された駆動突起73が
左右一対の第2スライダー33の矢印b方向側の端部3
3aに矢印b方向から当接して、これら左右一対の第2
スライダー33を矢印b方向に左右一対の引張バネ72
に抗して同時に駆動するように構成されている。
【0037】そして、左右一対の第2スライダー33は
左右一対の引張バネ72によって左右一対の第1スライ
ダー32に追従して矢印b′方向に同時に水平移動され
るが、左右一対の第2スライダー33が矢印b′方向の
ガイド軸取付板65に当接された復動位置に停止されて
から一定時間経過後に、左右一対の第1スライダー32
が図13に1点鎖線で示す復動位置に到達するように構
成されている。そして、左右一対の第2スライダー33
によって左右一対のインジェクトアーム36及びインジ
ェクトバー37が矢印b、b′方向に同時に水平移動さ
れるように構成されている。
【0038】そして、インジェクトバー37をカセット
移動通路30より下方に退避された位置からカセット移
動通路30内に上昇させる左右一対の第3カム機構74
が、アダプターステージ19上でカセット移動通路30
の左右両端近傍位置に矢印b、b′方向と平行に固着さ
れた左右一対のカセット摺動ガイド75と、インジェク
トバー37の左右両端の外周に回転自在に取り付けられ
た左右一対のカム従動ローラ76とによって構成されて
いる。
【0039】そして、左右一対のカセット摺動ガイド7
5の矢印b′方向側の端部には左右一対のカム従動ロー
ラ76をカセット移動通路30の下方に落ち込ませるた
めの左右一対の切欠きである低所75aが形成され、カ
セット摺動ガイド75の低所75aから矢印b方向側に
は左右一対のカム従動ローラ76をカセット移動通路3
0内に上昇させるための水平な高所75bが構成されて
いる。
【0040】そして、左右一対のインジェクトアーム3
6が矢印b′方向の復動位置まで移動された時に、左右
一対のカム従動ローラ76が左右一対のカセット摺動ガ
イド75の低所75aに落ち込んで、左右一対のインジ
ェクトアーム36が矢印g′方向に回転され、インジェ
クトバー37がカセット移動通路30より下方へ下降さ
れるように構成されている。
【0041】そして、左右一対のインジェクトアーム3
6が矢印b方向に同時に水平移動開始された瞬間に、左
右一対のカム従動ローラ76が左右一対のカセット摺動
ガイド75の高所75a上に乗り上げて、左右一対のイ
ンジェクトアーム36が矢印g方向に回転され、インジ
ェクトバー37がカセット移動通路30内に入り込ん
で、左右一対のカセット押圧ローラ70がカセット5の
後端面5bを矢印b方向に押すことができるように構成
されている。
【0042】そして、左右一対のカセット摺動ガイド7
5の矢印b方向側には左右各一対のカセットガイドロー
ラ77、78が回転自在に取り付けられている。そし
て、矢印b′方向側の左右一対のカセットガイドローラ
77に比べて矢印b方向側の左右一対のカセットガイド
ローラ78の直径が僅かに大きく形成されていて、図7
に示すように、カセット移動通路30の左右一対のカセ
ット摺動ガイド75上における底面レベル30aを矢印
b方向に向って昇り勾配となるように形成している。
【0043】次に、図14及び図15に示すように、下
側の左右一対のガイド軸68に沿って左右一対の第3ス
ライダー34が矢印b、b′方向に水平に移動自在に取
り付けられている。そして、これら左右一対の第3スラ
イダー34の外側に沿って形成された左右一対のガイド
溝80内に矢印b、b′方向と平行な左右一対のガイド
ピン81が水平に取り付けられている。
【0044】そして、左右一対の第1スライダー32の
内側に水平に取り付けられた左右一対の駆動ピン82が
左右一対のガイド溝80内に矢印b、b′方向に対して
直角に遊嵌され、これらの駆動ピン82の先端に形成さ
れた左右一対の割溝83(図9参照)が左右一対のガイ
ドピン81の外周に遊嵌されている。なお、左右一対の
ガイドピン81の外周で左右一対の駆動ピン82より矢
印b方向側と、左右一対のガイド軸68の外周で矢印
b′方向側のガイド軸取付板65と、左右一対の第3ス
ライダー34との間にクッション用の左右各一対の圧縮
バネ84、85が挿入されている。
【0045】そして、左右一対のエジェクトアーム38
が左右対称状のほぼL型に形成されていて、これら左右
一対のエジェクトアーム38が左右一対の第3スライダ
ー34の矢印b方向側の端部の内側に垂直な左右一対の
支点軸86を介して矢印h、h′方向に回転自在に取り
付けられている。そして、これら左右一対のエジェクト
アーム38は左右一対の圧縮バネ87によって矢印h′
方向に回転付勢されている。
【0046】そして、左右一対のエジェクトアーム38
をカセット移動通路30より左右両側方に退避された位
置からカセット移動通路30内に左右両側方から入り込
ませる左右一対の第3カム機構90が、矢印b方向側の
ガイド軸取付板66の矢印b方向側に左右一対のガイド
軸68と同じ高さに固着された左右一対のカム板91
と、左右一対のエジェクトアーム38の矢印b方向側の
端部の外側に回転自在に取り付けられた左右一対のカム
従動ローラ92と、左右一対のカム従動ローラ92を左
右一対のガイド軸68の内側に矢印h′方向から常時押
圧する左右一対の圧縮バネ87とによって構成されてい
る。
【0047】従って、左右一対の第1スライダー32が
矢印b方向に水平移動される際に、左右一対の駆動ピン
82が左右一対の圧縮バネ84を介して左右一対の第3
スライダー34を左右一対のガイド軸68に沿って矢印
b方向に駆動する。そして、左右一対のエジェクトアー
ム38が左右一対の第3スライダー34と一体に矢印b
方向に同時に水平移動される。
【0048】この際、図15に実線で示すように、左右
一対のカム従動ローラ92が左右一対のガイド軸68の
内側に乗り上げた状態で矢印b方向に転動されることか
ら、左右一対のエジェクトアーム38がカセット移動通
路30内に左右両側方から入り込んだまま矢印b方向に
移動される。
【0049】そして、図15に1点鎖線で示すように、
左右一対の第3スライダー34が矢印b方向の往動位置
に達した時、左右一対のカム従動ローラ92が左右一対
のガイド軸取付板6を乗り越えて左右一対のカム板91
の矢印b方向側に落ち込み、左右一対のエジェクトアー
ム38が左右一対の圧縮バネ87によって矢印h′方向
に回転されてカセット移動通路30から左右両側方に退
避される。
【0050】そして、左右一対の第1スライダー32が
図15に1点鎖線で示す往動位置から矢印b′方向に復
動される際には、左右一対の第1スライダー32が矢印
b′方向に復動開始されてから一定時間経過後に、左右
一対の駆動ピン82が左右一対の第3スライダー34の
矢印b′方向側の端部34aに当接して、左右一対の第
3スライダー34を矢印b′方向に復動させる。
【0051】そして、左右一対の第3スライダー34が
図15に1点鎖線で示す往動位置から矢印b′方向に復
動開始された瞬間に、左右一対のカム従動ローラ92が
左右一対のカム板91から左右一対のガイド軸68上に
乗り上げて、左右一対のエジェクトアーム38が図15
に実線で示すようにカセット移動通路30内に矢印h方
向に入り込む。そして、左右一対のエジェクトアーム3
8はカセット移動通路30内に入り込んだ状態をそのま
ま保持して矢印b′方向に復動されることになる。
【0052】次に、図5〜図7に示すように、アダプタ
ー本体18内でカセット移動通路30の一側部の上下に
上下一対のスイッチ基板95、96か水平に取り付けら
れていて、これら上下一対のスイッチ基板95、96の
上下対向面には発光素子と受光素子とによって構成され
た光センサーである3つのカセットセンサーS1 、S
2 、S3 が矢印b′方向に間隔を隔てて、かつ、カセッ
ト移動通路30を上下に横断する配置で取り付けられて
いる。
【0053】次に、図5〜図7及び図16に示すよう
に、上側のスイッチ基板95の一側部の矢印b方向寄り
の端部の下面に、ほぼコ字状のフォトカプラで構成され
たエジェクト・スタンバイセンサーIC1 と、インジェ
クト完了センサーIC2 とが矢印b、b′方向に沿って
一列状で下向きに取り付けられている。そして、これら
のセンサーIC1 、IC2 の共通のシャッター板97が
一方の第2スライダー33に取り付けられている。
【0054】次に、図5〜図7及び図17に示すよう
に、アダプター本体18内の一側部で矢印b′方向寄り
の端部にスイッチ基板98が取り付けられていて、この
スイッチ基板98の上面に、ほぼコ字状のフォトカプラ
で構成されたインジェクト・スタンバイセンサーIC3
と、エジェクト完了センサーIC4 とが矢印b、b′方
向に沿って一列状で上向きに取り付けられている。そし
て、これらのセンサーIC3 、IC4 の共通のシャッタ
ー板99が一方の第1スライダー32に取り付けられて
いる。
【0055】
【カセコンの説明】次に、図18及び図19によって、
DIR内のカセコンを説明する。
【0056】DIR6内のカセコン15には、図18に
示すカセット挿入位置(アップ位置)と図19に示すカ
セット装着位置(ダウン位置)との間でカセット5をほ
ぼL型の移動軌跡に沿って矢印i方向に平行に引き込む
ようにローディングし、矢印i′方向に平行に押し出す
ようにエジェクトするカセットホルダー101が設けら
れている。なお、カセットホルダー101の天板101
aにはカセット5を底板101b上に強く圧着して保持
するためのカセット圧着ローラ101cが取り付けられ
ている。
【0057】そして、カセットホルダー101のアップ
・ダウンを判別するアップ・ダウンセンサーIC5 がア
ダプター本体18内に取り付けられている。
【0058】即ち、このアップ・ダウンセンサーIC5
はほぼコ字状のフォトカプラによって構成されていて、
このアップ・ダウンセンサーIC5 が前記下側のスイッ
チ基板96の一側部の矢印b方向側の端部の上面に上向
きに取り付けられている。そして、このアップ・ダウン
センサーIC5 の操作手段であるシャッター板102の
上端が一方の側板29に水平な支点軸103を介して矢
印b、b′方向に沿って矢印j、j′方向に回転自在に
取り付けられている。なお、このシャッター板102は
捩りバネ104によって矢印j方向に回転付勢されて、
アダプターステージ19の背面板19aに矢印j方向か
ら当接されている。
【0059】そして、シャッター板102の駆動手段で
ある駆動アーム105の上端がカセコン取付板16と一
体の側板106に水平な支点軸107を介して矢印k、
k′方向に回転自在に取り付けられている。なお、駆動
アーム105は引張バネ108によって矢印k方向に回
転付勢されて、側板106のストッパー109に矢印k
方向から当接されている。
【0060】そして、駆動アーム105を矢印k′方向
に回転操作する操作用突起110がカセットホルダー1
01の下面に取り付けられている。
【0061】なお、カセコン15内にもカセットホルダ
ー101のアップを判別するフォトセンサーからなるア
ップセンサー111が取り付けられていて、このアップ
センサー111を操作するシャッター板112が駆動ア
ーム105の下端に一体に形成されている。
【0062】そして、図18に示すように、カセットホ
ルダー101がカセット挿入位置(アップ位置)まで矢
印i′方向にアップされた時には、操作用突起110が
駆動アーム105に当接して、この駆動アーム105を
引張バネ108に抗して矢印k′方向に回転駆動する。
【0063】すると、駆動アーム105がシャッター板
102に当接して、このシャッター板102を捩りバネ
104に抗して矢印j′方向に回転駆動する。
【0064】すると、シャッター板102によってアッ
プ・ダウンセンサーIC5 がクローズとなり、アダプタ
ー17の制御系がカセコン15のカセットホルダー10
1のアップ状態を判別できる。
【0065】次に、図19に示すように、カセットホル
ダー101がカセット装着位置(ダウン位置)まで矢印
i方向にダウンされた時には、駆動突起110が駆動ア
ーム105から矢印i方向に離れる。
【0066】すると、駆動アーム105及びシャッター
板112が共に引張バネ108及び捩りバネ104によ
って矢印k、j方向に復動されて、アップ・ダウンセン
サーIC5 がオープンとなり、アダプター17の制御系
がカセコン15のカセットホルダー101のダウン状態
を判別することができる。
【0067】
【エレベーターのカセット移動機構の説明】次に、図2
0及び図21によって、エレベーター2内のカセット移
動機構を説明する。
【0068】エレベーター2内に設けられたカセット移
動機構115は左右両側のカセット出入口2aから収納
棚4に対してカセット5を矢印a、a′方向に出し入れ
する複数の搬送ベルト116と、正面のカセット出入口
2bからアダプター7に対してカセット5を矢印b、
b′方向に出し入れする複数の搬送ベルト117及び複
数のカセット圧着ローラ118とによって構成されてい
る。そして、複数の搬送ベルト117は矢印m、m′方
向に平行に昇降駆動できるように構成されている。な
お、119はカセットガイドである。
【0069】そして、エレベーター2内の正面のカセッ
ト出入口2bの上下には発光素子と受光素子とによって
構成された光センサーであるカセット喰み出しセンサー
4が設けられている。
【0070】
【エレベーターの停電制御回路の説明】次に、図38に
よって、エレベーター2の停電制御回路を説明する。
【0071】エレベーター2の停電時の制御手段である
停電制御回路124は、カセット・オートチェンジャー
外の外部電源がコンデンサーバックアップ回路125と
停電検出回路126とに入力され、コンデンサーバック
アップ回路125から出力されるバックアップ電源がエ
レベーター保持用モータ127とカセット移動機構11
5を駆動するカセット移動用モータ128とに入力され
ている。また、停電検出回路126から出力される停電
信号がエレベーターコントローラ129に入力されてお
り、エレベーターコントローラ129には上位コントロ
ーラ130からカセット移動命令信号が入力され、エレ
ベーターコントローラ129からカセット移動用モータ
128に制御信号が出力されている。
【0072】
【カセット・オートチェンジャーの動作説明】次に、以
上のように構成されたカセット・オートチェンジャーの
動作を説明する。なお図20、図22〜図32ではカセ
ット5の動きを見易くするために、2つのセンサーIC
3 、IC4 を正規の位置より下げて示している。
【0073】
【エレベーターからのカセット送り出し動作】まず、図
38の停電制御回路124及び図39のフローチャート
図に基づき、図20〜図24によって、エレベーター2
からアダプター7内へのカセット5の送り出し動作を説
明する。
【0074】まず、図20及び図21はエレベーター2
のカセット送り出しスタンバイ状態であり、エレベータ
ー2がカセット出入口2bをアダプター7の正面に対向
させた状態で、エレベーター保持用モータ127によっ
て位置決めされている。
【0075】そして、この時、カセット移動機構115
の複数の搬送ベルト117がダウン位置まで矢印m′方
向に下降されていて、複数の搬送ベルト117上に水平
に載置されているカセット5はホームポジションにあ
る。
【0076】次に、上位コントローラ130からエレベ
ーターコントローラ129にカセット移動命令が出され
ると、図22に示すように、複数の搬送ベルト117が
アップ位置まで矢印m方向に上昇されて、複数のカセッ
ト圧着ローラ118によってカセット5が複数の搬送ベ
ルト117上に相対的に圧着される。
【0077】そして、複数の搬送ベルト117がアップ
位置まで上昇された時点で、複数の搬送ベルト117が
反時計方向に回転されて、カセット5をアダプター7に
向けて矢印b方向へ水平に送り出す。
【0078】この際、通常時であれば、エレベーターコ
ントローラ129からカセット移動用モータ128に低
速回転指令信号が出されており、複数の搬送ベルト11
7は100mm/sec 程度の低速移動モードで回転駆動さ
れて、カセット5を矢印b方向に低速で水平に送り出
す。
【0079】一方、複数の搬送ベルト117がカセット
5の矢印b方向への送り出しを開始する前(又は、図2
2に示すように、矢印b方向に送り出し開始されたカセ
ット5によってカセット出入口2bのカセット喰み出し
センサーS4 がクローズされる直前)に停電となって、
停電検出回路126が停電を検出すると、この停電検出
回路126からエレベーターコントローラ129に停電
信号が出力される。
【0080】なお、停電時には、エレベーター保持用モ
ータ127及びカセット移動用モータ128にコンデン
サーバックアップ回路125からバックアップ電源が供
給される。
【0081】そして、エレベーターコントローラ129
に停電信号が出力されると、エレベーターコントローラ
129がカセット移動用モータ128にカセット移動中
止命令を出力し、複数の搬送ベルト117を直ちに図2
0に示すダウン位置まで矢印m′方向に下降(又は、複
数の搬送ベルト117を図22て時計方向に逆回転駆動
して、カセット5を矢印b′方向に戻した後、矢印m′
方向に下降)して、カセット5を元のホームポジション
に戻す。
【0082】次に、図22に示すように、複数の搬送ベ
ルト117によって矢印b方向に送り出し開始されたカ
セット5によってカセット出入口2bのカセット喰み出
しセンサーS4 がクローズされた後に、停電となった時
には、停電検出回路126からエレベーターコントロー
ラ129に出力された停電信号に基づき、エレベーター
コントローラ129がカセット移動用モータ128に高
速指令信号を出力する。
【0083】すると、複数の搬送ベルト117が前記低
速移動モードから200mm/sec 程度の高速移動モード
で回転駆動されて、複数の搬送ベルト117によるカセ
ット5の送り出し速度が2倍にアップされ、カセット5
が矢印b方向に高速で送り出される。
【0084】従って、この停電時には、エレベーター保
持用モータ127及びカセット移動用モータ128への
電源バックアップ中に、カセット5を図23及び図24
に示すようにアダプター内に矢印b方向から高速で素早
く水平に送り込んでしまうことができる。
【0085】このように、図38に示したエレベーター
2の停電制御回路124及び図39に示した停電制御の
フローチャート図によれば、通常時はカセット5を低速
移動モードでエレベーター2からアダプター7へ低速で
送り出すようにし、カセット5によってカセット喰み出
しセンサーS4 がクローズとなった後に、停電となった
時には、カセット5を高速移動モードでエレベーターか
らアダプター7へ高速で送り出すようにしているので、
電源バックアップ回路を変更せずに、通常のカセット移
動速度を遅くすることが可能になり、カセット移動機構
115及びカセット5の負荷を軽減することができて、
信頼性及び耐久性を向上できる。
【0086】そして、通常時は、カセット5を低速でア
ダプター7へ送り出すことができるので、複数の搬送ベ
ルト117とカセット5等の摩擦等によるこれら搬送ベ
ルト117やカセット5等の削れ粉の発生を防止するこ
とができると共に、これら搬送ベルト117やカセット
5等の負荷を軽減できて、これらの信頼性及び耐久性を
向上できる。
【0087】
【アダプターのインジェクト動作】次に、図23〜図2
8、図33〜図35によって、アダプター7からDIR
6のカセコン15内へのカセット5のインジェクト動作
を説明する。
【0088】まず、図23及び図33はアダプター7の
インジェクト・スタンバイ状態であり、左右一対のサイ
ドアーム35、インジェクトアーム36及びエジェクト
アーム38が全て矢印b′方向の復動位置に復動されて
いる。そして、左右一対のサイドアーム35がカセット
移動通路30の左右両側方に退避され、インジェクトバ
ー37がカセット移動通路30の下方に退避されてい
る。
【0089】そして、このインジェクト・スタンバイ時
には、シャッター板99によってインジェクト・スタン
バイセンサーIC3 がクローズとなっている。
【0090】そして、インジェクト時には、最初に図2
4及び図33に示すように、エレベーター2の複数の搬
送ベルト117によって、カセット5がエレベーター2
からアダプター7のカセット移動通路30内の体部の左
右一対のカセット摺動ガイド75上にインジェクトバー
37上を通過して、矢印b方向から水平に送り込まれ
る。
【0091】そして、カセット移動通路30内に矢印b
方向から送り込まれるカセット5によってカセットセン
サーS3 、S2 が順次クローズされる。
【0092】そして、カセットセンサーS3 のクローズ
でアダプター内へのカセット5の送り込みが検出され、
カセットセンサーS2 のクローズがスタートトリガーと
なって、図8に示したモータ46が正回転駆動され、左
右一対の第1スライダー32が矢印b方向に同時に移動
開始する。
【0093】そして、左右一対の第1スライダー32と
一体に矢印b方向に移動される左右一対のサイドアーム
35が図9及び図10に示した第1カム機構61によっ
てカセット5の左右両側面5bに左右両側方から圧着さ
れて、カセット5を左右両側から挟持し、これら左右一
対のサイドアーム35によってカセット5がエレベータ
ー2からアダプター7のカセット移動通路30内に矢印
b方向に引き込まれる。なお、この時、左右一対のサイ
ドアーム35によってカセット5のインジェクト時のセ
ンターリングが行われる。
【0094】そして、左右一対のサイドアーム35によ
ってエレベーター2からアダプター7内へ矢印b方向に
引き込まれたカセット5の前端面5c側は、図25に示
すように、引き続きDIR6内のカセコン15のカセッ
トホルダー101内に矢印b方向に挿入されて行く。
【0095】この際、カセット5は左右一対のカセット
摺動ガイド75上の左右各一対のガイドローラ77、7
8上を矢印b方向に低摩擦で移動される。しかも、図7
に示したように、左右各一対のガイドローラ77、78
の直径差を利用して、カセット移動通路30の底面レベ
ル30aが矢印b方向に向って、昇り勾配に形成されて
いるので、カセット5の前端面5c側がやや上方に持ち
上げられる姿勢でカセットホルダー101内に矢印b方
向から挿入される。
【0096】従って、カセット5の底面に形成されてい
るセンターガイド溝をカセットホルダー101の底板1
01b上に形成されているセンターガイド(何れも図示
せず)にスムーズに係合させることができ、カセットホ
ルダー101内へのカセット5の矢印b方向からの挿入
動作をスムーズに行える。
【0097】そして、図25に示すように、カセット5
の後端面5bがインジェクトバー37の上方を矢印b方
向に通過した時点で、図12及び図13に示した左右一
対の第1スライダー32の左右一対の駆動突起73によ
って左右一対の第2スライダー33を介して左右一対の
インジェクトアーム36が矢印b方向に移動開始され
る。
【0098】すると、図11及び図12に示した左右一
対の第2カム機構74によって、インジェクトバー37
が図25及び図26に示すように左右一対のカセット摺
動ガイド75の高所75b上に乗り上げて、そのインジ
ェクトバー37がカセット移動通路30内に入り込み、
その左右一対のカセット押圧ローラ70がカセット5の
後端面5bを矢印b方向に平行に押し始める。
【0099】なお、カセット5が図24の位置から図2
5の位置まで矢印b方向に移動される間に、カセットセ
ンサーS1 もカセット5によってクローズされる。
【0100】そして、図26に示すように、インジェク
トバー37の左右一対のカセット押圧ローラ70によっ
てカセット5の後端面5bが矢印b方向に押されるよう
になると、左右一対のサイドアーム35が第1カム機構
61によってカセット5の左右両側面5aから左右両側
方に離間されて、カセット移動通路30の左右両側位置
へ退避された状態となって矢印b方向に移動される。
【0101】従って、図26以降は、図27及び図35
に示すように、インジェクトバー37の左右一対のカセ
ット押圧ローラ70でカセット5の後端面5bのみを矢
印b方向に押すだけの動作によって、カセット5をカセ
ットホルダー5内に強力、かつ、確実に矢印b方向から
押し込むことができる。なお、図19に示すように、カ
セットホルダー101内に挿入されたカセット5はカセ
ット圧着ローラ101cによって底板101b上に強く
圧着されて保持される。
【0102】従って、カセット5をカセットホルダー1
01内に矢印b方向から押し込む際には、カセット5を
カセット圧着ローラ101cによるカセット圧着力に抗
して押し込むための或る程度強い力が必要となるが、イ
ンジェクトバー37がカセット5の後端面5bを矢印b
方向に強力、かつ、確実に押すことができるので、カセ
ットホルダー101内へのカセット5の矢印b方向から
の押し込み動作を確実に行える。
【0103】それでいて、カセット5自身には後端面5
bに矢印b方向の押圧力がかかるだけであり、カセット
5は合計4つのガイドローラ77、78上を軽快に移動
できるので、カセット5の左右両側面5aや上下面等に
は無理な押圧力等が全くかからない。従って、カセット
5が損傷されたり、摩擦力によってカセット5に削れ粉
等が発生することが殆んどない。また、インジェクトバ
ー37はカセット5の後端面5bを矢印b方向に平行に
押すので、カセット5には回転力は加わらず、カセット
5はカセットホルダー101内に安定良く平行に挿入さ
れる。
【0104】以上の要領で、アダプター7によるカセコ
ン15のカセットホルダー101内へのカセット5のイ
ンジェクト動作が行われるが、このインジェクト動作途
中では、図14及び図15で示した左右一対の第1スラ
イダー32の左右一対の駆動ピン82によって左右一対
の第3スライダー34を介して左右一対のエジェクトア
ーム38が、カセット5の前端面5cに対して先行する
ようにして矢印b方向に同時に移動される。
【0105】そして、図26に示すように、インジェク
トバー37がカセット5の後端面5bを矢印b方向に押
し始めた後に、図27及び図35に示すように、左右一
対のエジェクトアーム38が図14及び図15に示した
第3カム機構90によってカセット移動通路30内から
左右両側方へ退避される。
【0106】従って、図35に示すように、カセット5
は左右一対のエジェクトアーム38に全く干渉すること
なく、カセットホルダー101内に矢印b方向から挿入
されて行く。
【0107】以上により、アダプター7によるカセコン
15のカセットホルダー101内へのカセット5のイン
ジェクト動作が完了し、カセットホルダー101側に設
けられているカセットインスイッチ(図示せず)によっ
てカセット5のインジェクトが検出される。
【0108】すると、カセコン15が駆動されて、カセ
ットホルダー101が図27に示すカセット挿入位置
(アップ位置)から図28に示すカセット装着位置(ダ
ウン位置)まで矢印i方向にダウンされて、カセット5
がカセット装着位置にローディングされて、DIR6に
よってカセット5の記録及び/又は再生が行われる。
【0109】そして、カセットホルダー101がカセッ
ト装着位置へダウンされると、図19に示したように、
アップ・ダウンセンサーIC5 がオープンとなって、ア
ダプター6の制御系ソフトでカセットホルダー101の
ダウン状態が判別される。
【0110】一方、図25〜図28に示すカセット5の
矢印b、i方向の移動によって、アダプター7内の一度
クローズされたカセットセンサーS3 、S2 、S1 が順
次オープンされる。そして、カセットセンサーS1 のオ
ープンによってカセットホルダー101内へのカセット
5のインジェクトの完了が検出される。
【0111】また、図27に示すように、シャッター板
97がインジェクト完了センサーIC2 をクローズした
時点で、図8に示すモータ46が停止される。そして、
その後引き続いてモータ46が逆回転されて、左右一対
の第1スライダー32が矢印b′方向に少し戻されて、
図28に示すように、シャッター板97によってエジェ
クト・スタンバイセンサーIC1 がオープンとなった時
に、モータ46が停止されて、カセット移動機構30が
エジェクト・スタンバイ状態に設定される。
【0112】
【アダプターのエジェクト動作】次に、図29〜図3
2、図36及び図37によって、アダプター7からエレ
ベーター2内へのカセット5のエジェクト動作を説明す
る。
【0113】まず、図29及び図36に示すように、D
IR15のカセコン15のカセットホルダー101がカ
セット挿入位置(アップ位置)まで矢印i′方向にアッ
プされた後、カセットホルダー101内のカセット5が
カセコン15側のカセット押出し機構(図示せず)によ
ってアダプター7のカセット移動通路30内に矢印b′
方向に押し出される。
【0114】そして、カセットホルダー101がカセッ
ト挿入位置までアップされると、図18に示すように、
アップ・ダウンセンサーIC5 がクローズとなって、ア
ダプター6の制御系ソフトでカセットホルダー101の
アップ状態が判別される。
【0115】そして、カセットホルダー101内からカ
セット移動通路30内に矢印b′方向に押し出されるカ
セット5は、カセットセンサーS1 をクローズした後、
次のカセットセンサーS2 をクローズする位置まで矢印
b′方向に押し出される。
【0116】すると、カセットセンサーS2 のクローズ
がスタートトリガーとなって、前述したインジェクト動
作の逆動作で、左右一対の第1スライダー32が矢印
b′方向に同時に移動開始される。
【0117】そして、最初に、図30及び図37に示す
ように、左右一対のエジェクトアーム38がカセット移
動通路30内に左右両側から入り込んで、これら左右一
対のエジェクトアーム38がカセット5の前端面5cの
左右両端を矢印b′方向に同時に押す。
【0118】従って、カセット5は左右一対のエジェク
トアーム38によってカセットホルダー101内から矢
印b′方向に抜き取られて、カセット移動通路30内を
矢印b′方向にエジェクトされて行く。
【0119】一方、左右一対のサイドアーム35、イン
ジェクトアーム36及びインジェクトバー37も左右一
対の第1スライダー32と一緒に矢印b′方向に移動さ
れ、図31に示すように、インジェクトバー37がカセ
ット移動通路30の下方に退避されるのとほぼ同時に、
図34で示した左右一対のサイドアーム35によるカセ
ット5のエジェクト時のセンターリングが行われる。
【0120】そして、図31及び図37に示すように、
左右一対のエジェクトアーム38によって矢印b′方向
にエジェクトされるカセット5がインジェクトバー37
上を通過して、エレベーター2内に矢印b′方向に挿入
されるが、この時点では、左右一対のサイドアーム35
はカセット5の左右両側面5aから左右両側方に離間さ
れている。
【0121】そして、このエジェクト時にも、左右一対
のサイドアーム35がカセット5の前端面5cの左右両
端を矢印b′方向に平行に押すことができるので、カセ
ット5には回転力が加わらず、カセット5はエレベータ
ー2の複数の搬送ベルト117と複数のカセット圧着ロ
ーラ118との間に安定良く平行に押し込まれて行く。
また、このエジェント時にも、カセット5には矢印b′
方向の力しかかからない。
【0122】そして、エレベーター2内に矢印b′方向
から挿入されたカセット5によってエレベーター2のカ
セット喰み出しセンサーS4 がクローズされて、トリガ
ーがかかり、複数の搬送ベルト117が図32で時計方
向に回転駆動されて、これら複数の搬送ベルト117と
複数のカセット圧着ローラ118との間に押し込まれた
カセット5が複数の搬送ベルト117によってエレベー
ター2内の図22及び図33に示す位置まで矢印b′方
向に取り込まれる。
【0123】そして、このカセット5のエジェクト動作
中に、カセットセンサーS1 、S2、S3 が順次クロー
ズされた後、順次オープンされる。そして、エレベータ
ー2内へのカセット5のエジェクトが完了して、カセッ
トセンサーS3 のオープンによって、そのエジェクトの
完了が検出される。
【0124】また、図32に示すように、シャッター板
99がエジェクト完了センサーIC4 をクローズした時
点で、図8に示すモータ46が停止される。そして、こ
の後引き続いてモータ46が再逆回転されて、左右一対
の第1スライダー32が矢印b方向に少し戻されて、図
23に示すように、シャッター板99によってインジェ
クト・スタンバイセンサーIC3 がオープンとなった時
に、モータ46が停止されて、カセット移動機構30が
インジェクト・スタンバイ状態に設定される。
【0125】
【カセコンへのカセット2重挿入防止機構の説明】次
に、図18、図19、図23〜図32、図40〜図42
によって、カセコン15内へのカセット5の2重挿入防
止機構を説明する。
【0126】
【カセット2重防止機構の構成】このカセット2重挿入
防止機構は、図23〜図32に示したように、カセット
5のインジェクト時及びエジェクト時に、カセット5の
位置情報を検出するためにアダプター7内に配置された
複数のカセットセンサーS1 、S2 、S3 と、アダプタ
ー7内に配置されて、DIR6のカセコン15における
カセットホルダー101のアップ・ダウンの情報を検出
するアップ・ダウンセンサーIC5 とによって構成され
ている。
【0127】
【カセット2重挿入防止の動作説明】まず、カセットイ
ンジェクト時には、アダプター7からカセット5をカセ
ットホルダー101内にインジェクトしようとする時に
は、必ず時間の経過と共に、カセットセンサーS1 、S
2 、S3 が、図24に示すS1 =クローズ、S2 =クロ
ーズ、S3 =クローズとなる状態1と、図25に示すS
1 =クローズ、S2 =クローズ、S3 =オープンとなる
状態2が発生する。なお、図40の(A)及び図41の
(A)では、縦軸に示した1、2、3、4、5がインジ
ェクシ時及びエジェクト時の時間の変化を示し、カセッ
トセンサーS1 、S2 、S3 の「1」はクローズを示し
ている。
【0128】この状態の変化を、図40に示した状態1
から状態2に変化するものとしてアダフター7の制御系
ソフトに判断させる。そして、この一連の動作が完了し
た時点で、DIR6のカセコン15内にカセット5をイ
ンジェクトしたと言う履歴が残るので、その履歴を基に
して、「カセコン15内にカセット有り。」を判断でき
るインジェクト禁止ソフトが得られる。
【0129】一方、図18及び図19に示したように、
カセコン15内のカセットホルダー101のアップ・ダ
ウンはアップ・ダウンセンサーIC5 によって判別する
ことができる。
【0130】そこで、図42のOR回路によって、カセ
コンのアップ・ダウンセンサーIC5 によるアップ・ダ
ウンの検出情報と、カセットセンサーS1 、S2 、S3
によるインジェクト禁止ソフトとの<OR>判断によっ
て、カセコン15内のカセット5の有無を判別すること
により、アダプター7からDIR6内へのカセット5の
2重挿入を未然に防止することができる。
【0131】なお、カセットエジェクト時には、インジ
ェクト時の逆に、やはり時間の経過と共に、図31に示
すように、S1 =クローズ、S2 =クローズ、S3 =ク
ローズとなる状態1と、図32に示すS1 =オープン、
2 =クローズ、S3 =クローズとなる状態2を発生す
る。従って、この状態の変化によって、図41に示すよ
うに、カセット5をエジェクトしたと言う履歴を残し、
その履歴を基にして、「カセコン15内にカセット有
り。」を判断できるインジェクト禁止ソフトが得られ
る。
【0132】従って、このカセット2重挿入防止機構
は、アップ・ダウンセンサーIC5 によるアップ・ダウ
ンの検出情報と、カセットセンサーS1 、S2 、S3
よるインジェクト禁止ソフトとの何れかが故障した場合
の保険機能としてカセット・オートチェンジャーシステ
ムの制御系ソフト内に<OR>判断が設けられたもので
ある。
【0133】そして、このカセット2重挿入防止機構に
よれば、DIR6と直接通信しなくても、カセット・オ
ートチェンジャーシステムの制御系ソフト内で、DIR
6内のカセット5の有無判断を行えるので、カセコン1
5内へのカセット5の2重挿入を未然に防止することが
できて、安全性が非常に高い。また、上位アプリケーシ
ョンソフトを開発中に、カセット5の2重挿入等のトラ
ブルが発生しなくなる。
【0134】以上、本発明の一実施例に付き述べたが、
本発明は上記の実施例に限定されることなく、本発明の
技術的思想に基づいて各種の変更が可能である。また本
発明は、データレコーダのオートチェンジャーに限定さ
れることなく、その他各種のテープ状記録媒体やディス
ク状記録媒体を収納した各種のカセット・オートチェン
ジャーに適用可能である。
【0135】
【発明の効果】以上のように構成された本発明のカセッ
ト・オートチェンジャーは次のような効果を奏する。
【0136】請求項1は、記録再生装置に取り付けられ
て、直接カセットをハンドリングさせるためのアダプタ
ーの複数のカセットセンサーによって検出されるカセッ
トのインジェクト及びエジェクトの履歴に基づくインジ
ェクト禁止ソフトと、アダプターに取り付けられて記録
再生装置のカセットコンパートメントのアップ及びダウ
ンを検出するアップ・ダウンセンサーのアップ及びダウ
ンの検出信号との何れか一方を判断することにより、記
録再生装置と通信しなくても、記録再生装置内のカセッ
トの有無を判断できるようにしたので、従来のカセット
・オートチェンジャーにアダプター及びその制御ソフト
だけを付属させる場合にも、記録再生装置と直接通信し
なくても、記録再生装置内のカセットの有無をアダプタ
ーの制御ソフトで判断することができる。従って、上位
アプリケーションソフト開発中に、記録再生装置内への
カセットの2重挿入を未然に防止できる。
【0137】請求項2は、上記アップ・ダウンセンサー
及びその操作手段を上記アダプターに取り付け、上記操
作手段を駆動する駆動手段を上記カセットコンパートメ
ントに設けたので、記録再生装置へのアダプターの付設
を簡単に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるカセット・オートチェ
ンジャーを説明する全体の正面図である。
【図2】図1の概略平面図である。
【図3】カセット・オートチェンジャーのデータレコー
ダとアダプターを示した斜視図である。
【図4】同上のデータレコーダに対するアダプターの取
り付け構造を示す分解斜視図である。
【図5】カセット・オートチェンジャーのアダプターを
説明する一部切欠き平面図である。
【図6】図5のA−A矢視図である。
【図7】アダプターとエレベーターとを示す一部切欠き
側面図である。
【図8】同上のアダプター内の駆動機構を示す斜視図で
ある。
【図9】同上の駆動機構中の第1スライダーとサイドア
ームを示す斜視図である。
【図10】図10の一部切欠き平面図である。
【図11】同上のアダプター内のインジェクトアームを
示す斜視図である。
【図12】同上のインジェクトアームを制御する第2カ
ム機構を示す斜視図である。
【図13】図12の一部切欠き示す平面図である。
【図14】同上のアダプター内のインジェクトアームを
示す斜視図である。
【図15】図14の一部切欠き平面図である。
【図16】同上のアダプター内のエジェクト・スタンバ
イセンサーとインジェクト完了センサーとを示す斜視図
である。
【図17】同上のアダプター内のインジェクト・スタン
バイセンサーとエジェクト完了センサーとを示す斜視図
である。
【図18】同上のアダプター内のカセットコンパートメ
ントのアップ・ダウンを検出するアップ・ダウンセンサ
ーのクローズ状態を示す一部切欠き側面図である。
【図19】同上のアップ・ダウンセンサーのオープン状
態を示す一部切欠き側面図である。
【図20】カセット・オートチェンジャーのエレベータ
ー内のカセット移動機構と、アダプターへのカセットの
インジェクトの開始を示す一部切欠き側面図である。
【図21】図20の一部切欠き平面図である。
【図22】同上のエレベーター内でのアダプターへのカ
セットのインジェクトの途中を示す一部切欠き側面図で
ある。
【図23】カセット・オートチェンジャーのエレベータ
ーからアダプターを通してカセットコンパートメント内
へのカセットをインジェクトする際の動作の開始を示す
一部切欠き側面図である。
【図24】同上のインジェクトの途中を示す一部切欠き
側面図である。
【図25】同上のインジェクトの途中を示す一部切欠き
側面図である。
【図26】同上のインジェクトの途中を示す一部切欠き
側面図である。
【図27】同上のインジェクトの完了を示す一部切欠き
側面図である。
【図28】同上のカセットコンパートメントによるカセ
ットのローディング状態を示した一部切欠き側面図であ
る。
【図29】カセット・オートチェンジャーのカセットコ
ンパートメントからアダプターを通してエレベーター内
へカセットをエジェクトする際の動作の開始を示す一部
切欠き側面図である。
【図30】同上のエジェクトの途中を示す一部切欠き側
面図である。
【図31】同上のエジェクトの途中を示す一部切欠き側
面図である。
【図32】同上のエジェクトの完了を示す一部切欠き側
面図である。
【図33】図23の一部切欠き平面図である。
【図34】図26の一部切欠き平面図である。
【図35】図27の一部切欠き平面図である。
【図36】図29の一部切欠き平面図である。
【図37】図32の一部切欠き平面図である。
【図38】カセット・オートチェンジャーのエレベータ
ーのカセット移動機構の停電制御回路を示すブロック図
である。
【図39】図38の停電時の制御動作を示すフローチャ
ート図である。
【図40】カセット・オートチェンジャーのアダプター
のカセットインジェクト時におけるカセットセンサーの
動作と、カセットインジェクトの履歴の判断とを説明す
る図面である。
【図41】カセット・オートチェンジャーのアダプター
のカセットエジェクト時におけるカセットセンサーの動
作と、カセットエジェクトの履歴の判断とを説明するを
示す図面である。
【図42】カセット・オートチェンジャーのカセットコ
ンパートメント内へのカセット2重挿入機構の判断ルー
チンを説明する図面である。
【符号の説明】
1 カセット・オートチェンジャー本体 2 エレベーター(搬送機) 3 エレベーター移動通路 4 収納棚 5 テープカセット 6 データレコーダ(記録再生装置) 7 アダプター 15 カセットコンパートメント 30 カセット移動通路 31 カセット移動機構 102 シャッター板(操作手段) 105 駆動アーム(駆動手段) 110 駆動突起 S1 、S2 、S3 カセットセンサー IC5 アップ・ダウンセンサー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体が収納された複数のカセットと、
    これら複数のカセットが収納された複数の収納棚と、こ
    れら複数のカセットを選択的に記録及び/又は再生する
    記録再生装置と、上記複数の収納棚と上記記録再生装置
    との間で上記複数のカセットを選択的に搬送する搬送機
    とを備えたカセット・オートチェンジャーにおいて、 上記記録再生装置に取り付けられたアダプターに設けら
    れ、上記記録再生装置に対するカセットのインジェクト
    及びエジェクトの履歴を得るための複数のカセットセン
    サーと、 上記アダプターに設けられ、上記記録再生装置内のカセ
    ットコンパートメントのアップ及びダウンを判別するア
    ップ・ダウンセンサーと、 上記複数のカセットセンサーによって得られるカセット
    のインジェクト及びエジェクトの履歴に基づくインジェ
    クト禁止ソフトと、上記アップ・ダウンセンサーによる
    上記カセットコンパートメントのアップ及びダウンの検
    出信号との何れか一方を判断して、上記記録再生装置へ
    のカセットの2重挿入を防止させるカセット2重挿入防
    止機構を備えたことを特徴とするカセット・オートチェ
    ンジャー。
  2. 【請求項2】上記アップ・ダウンセンサー及びその操作
    手段を上記アダプターに取り付け、上記操作手段を駆動
    する駆動手段を上記カセットコンパートメントに設けた
    ことを特徴とする請求項1記載のカセット・オートチェ
    ンジャー。
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