JPH0737253A - 光学的情報記録再生装置 - Google Patents

光学的情報記録再生装置

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JPH0737253A
JPH0737253A JP18240493A JP18240493A JPH0737253A JP H0737253 A JPH0737253 A JP H0737253A JP 18240493 A JP18240493 A JP 18240493A JP 18240493 A JP18240493 A JP 18240493A JP H0737253 A JPH0737253 A JP H0737253A
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JP
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card
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optical information
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JP18240493A
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Koji Sogo
浩二 十河
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成により、短時間で記録媒体のデー
タフォーマットを識別する。 【構成】 光学的情報記録再生装置21は、ステッピン
グモータ71の回転量より光カード1の移動量を検出す
るエンコーダ22と、光カード1のある特定位置、例え
ば光カード1のエッジを検出するカード位置センサ23
とを備え、信号処理回路24には、前記エンコーダ22
の出力をカウントするカウンタ25が設けられている。
また、カウンタ25は、前記カード位置センサ23の出
力とRF信号処理回路14の出力が入力されるようにな
っており、カウンタ25内では、RF信号処理回路14
の出力を図示しない低域通過フィルタ(LPF)を介し
て2値化することにより、ゲート信号を生成するように
なっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録媒体に光学的に情
報を記録及び/または再生する光学的情報記録再生装置
に関し、特にデータフォーマットの異なる複数種類の記
録媒体に光学的に情報を記録及び/または再生する光学
的情報記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、光カード等の光記録媒体に対
して光学的に情報の記録/再生を行う光学的情報記録再
生装置が種々提案されている。
【0003】光カードを記録媒体とする光学的情報記録
再生装置のカード駆動機構は、図4に示すように、第1
のステッピングモータ71の回転駆動力をタイミングベ
ルト72によりスライドリンク73に伝達し、光カード
を収納するシャトル74を図中X方向に直線駆動すると
共に、第2のステッピングモータ75によってリードス
クリュ76を回転させることにより光ヘッド11を図中
Y方向に直線駆動させることにより、光カードの所望の
位置に光ヘッド11を位置決めさせることができるよう
になっている。
【0004】上述した光学的情報記録再生装置の光ヘッ
ド11としては、例えば、特開昭62−267934号
公報や特開昭62−298033号公報等に示されるよ
うに、情報記録用光ビームと情報再生用光ビームとを同
一の光源より発生させる光ヘッドがある。
【0005】従来の光ヘッド11では、図5に示すよう
に、データ記録時には、レーザダイオード101で発生
した比較的大きな所定の記録出力の記録用光ビームは、
例えば、P偏光の直線偏光であり、コリメータレンズ1
02で平行ビームとなる。この平行ビームは、レーザダ
イオード101の性質により、例えば、P偏光成分から
なっているため、偏光ビームスプリッタ103でそのま
ま透過されて、1/4波長板104に到達し、1/4波
長板104で円偏光になる。この円偏光の光は、対物レ
ンズ105によって集光されて光カード1上に円形スポ
ットを形成し、局所的にエネルギー密度を高め、光カー
ド1の記録層に熱的不可逆変化を生じさせて記録ピット
を形成する。
【0006】また、データ再生時には、レーザダイオー
ド101で発生した比較的小さい所定の再生出力の再生
用光ビームは、記録時と同様に、例えば、P偏光の直線
偏光であり、コリメータレンズ102で平行ビームとな
る。この平行ビームは、偏光ビームスプリッタ103を
そのまま透過し、1/4波長板104に到達し、1/4
波長板104で円偏光になる。この円偏光の光は、対物
レンズ105によって集光されて光カード1上に円形ス
ポットを形成し、光カード1の記録面で正反射され、入
射光に対して反対に回転する円偏光の戻り光となり、こ
の戻り光は再び1/4波長板104に入射し、1/4波
長板104で再生用光ビームの偏光方向と直交した直線
偏光(S偏光)となる。この偏光の光は、偏光ビームス
プリッタ103で反射され、集光レンズ107に向い、
集光レンズ107によりフォトディテクタ(PD)10
8に集光され、検出される。
【0007】ところで、上述したような光ヘッド11に
よりデータを記録再生する光カード1においては、その
物理フォーマットが、現在複数種類提案されている。通
常、これらは1つのフォーマットとして規格化される
が、規格化への過渡期、あるいは規格が1本化されなか
った場合、2つ以上のフォーマットが存在することにな
る。そこで、このような複数種類のフォーマットの光カ
ードを識別し、データを記録再生する光学的情報記録再
生装置が提案されている。尚、ここでいうフォーマット
とは、カード外形、トラックの位置及びピッチ、データ
構造等が含まれるが、複数種類のフォーマットの光カー
ド1を1台の光学的情報記録再生装置で処理するので、
使用する複数の光カード1は、最低限カード外形、トラ
ックピッチがほぼ同一であるとする。
【0008】上述した光カード1は、図6に示すよう
に、例えば3種類のAカード120a(図6(a))、
Bカード120b(図6(b))、Cカード120c
(図6(c))であり、これらのAカード120a、B
カード120b、Cカード120cにおいては、カード
外形、トラックピッチ及び幅がほぼ等しく、同一の光ヘ
ッドで情報の記録再生を行うことができる構造となって
いる。各カードは共通構成として、データを記録するデ
ータ領域2と、トラック番号等は記録される領域である
トラックID4と、カードのエッジからトラックID4
までの領域であるデータが記録されない無記録領域6
と、記録データのフォーマットを識別する情報が記録さ
れているフォーマット識別領域8とを備えている。
【0009】しかし、上記のAカード120a、Bカー
ド120b、Cカード120cにおけるデータ領域2に
記録されるデータ(プリフォーマットデータを含む)の
データフォーマットは各々異なり、このデータフォーマ
ットの違いは、記録時におけるデータの、例えば変調方
式(MFM変調、2ー7変調、8ー10変調等)の違い
とエラー訂正コード(差集合巡回符号、リードソロモン
符号等)の違いにより生じる。また、各トラックID4
の長さlA、lB、lCと、各無記録領域6の長さLA、L
B、LCとは、それぞれ上記データフォーマットの違いに
より異なっている。さらに、フォーマット識別領域8に
記録されているフォーマットを識別する情報は、データ
領域2に記録されるデータとは異なる構造になってい
る。
【0010】このように、各カードはデータ領域2に記
録されるデータフォーマットが異なると共に、フォーマ
ット識別領域8に記録されている情報とデータ領域2の
データが異なるために、従来の光学的情報記録再生装置
140は、図7に示すように構成される。すなわち、光
カード1にレーザ光を照射して情報を光カード1に記録
する前記光ヘッド11は、光カード1の記録面に設けら
れているトラックガイドを検出し、トラッキングエラー
信号及びフォーカスエラー信号等のサーボ信号を生成す
ると共にトラックに記録されたピットよりRF信号を再
生する。
【0011】生成されたサーボ信号は、トラッキング制
御及びフォーカス制御を行うサーボ回路12に伝送さ
れ、サーボ回路12は、サーボ信号に基づいて光ヘッド
11の図示しないレンズアクチュエータ等を駆動する駆
動制御信号を生成し、光ヘッド11の対物レンズ105
(図5参照)を駆動し、トラッキング制御及びフォーカ
ス制御を行う。また、サーボ回路12は、前記サーボ信
号に2値化等の信号処理を行ってシステムコントローラ
13に出力する。
【0012】また、再生されたRF信号は、前記サーボ
回路12を介してRF信号処理回路14に出力され、こ
のRF信号処理回路14で波形整形等の信号処理が行わ
れる。RF信号処理回路14の出力は、フォーマット識
別領域用再生回路141及び前記Aカード120a、B
カード120b、Cカード120cに応じた3つの記録
/再生回路15a、15b、15cに出力される。
【0013】光学的情報記録再生装置140は、光カー
ド1が挿入されると、モータドライバ16によりステッ
ピングモータ71を及び光ヘッド11を駆動して、光カ
ード1のフォーマット識別領域8を走査し、RF信号を
フォーマット識別領域用再生回路141で信号処理し
て、光カード1のデータフォーマットを識別してシステ
ムコントローラ13に出力する。システムコントローラ
13では、光カード1のデータフォーマットにより挿入
された光カード1が、Aカード120a、Bカード12
0b、Cカード120cのいずれであるかを判断し、光
カード1の種類に応じて記録/再生回路15a、15
b、15cを選択する。
【0014】以下、例えば光カード1がAカード120
aである場合について説明する。したがって、この場合
は、システムコントローラ13は記録/再生回路15a
を選択する。Bカード120b、Cカード120cの場
合も同様である。
【0015】システムコントローラ13は、例えば、光
カード1に所定の記録データを記録する場合、サーボ信
号によりトラッキング制御及びフォーカス制御を監視す
ると共に、記録データを記録/再生回路15aに出力す
る。記録/再生回路15aでは、記録データに対して所
定の変調を行い、変調データを記録用ドライバ17に出
力する。記録用ドライバ17は、光ヘッド11に設けら
れたレーザダイオード101(図5参照)を変調記録信
号により発光駆動し、光カード1に情報をピットとして
記録する。
【0016】一方、記録された情報を再生する際には、
光ヘッド11に設けられたレーザダイオード101及び
フォトディテクタ108(図5参照)により記録された
ピットに応じたRF信号を検出する。光ヘッド11で検
出されたRF信号は、サーボ回路12を介してRF信号
処理回路14に伝送され、波形整形等の信号処理の後、
記録/再生回路15aに出力される。記録/再生回路1
5aは、再生信号を復調し復調データとしてシステムコ
ントローラ13へ出力する。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の光学的情報記録再生装置におけるカード
挿入時の初期処理動作は、図8に示すように、ステップ
S21で光カード1が挿入されると、ステップS22で
トラッキングエラー信号及びフォーカスエラー信号等の
サーボ信号を生成し、サーボ引き込みを行い、サーボ引
き込みが終了すると、ステップS23で光カード1のフ
ォーマット識別領域8を検出するために光ヘッド11を
Y方向に移動する。ステップS24でフォーマット識別
領域8が検出されたかどうか判断し、検出されない場合
は、ステップS23に戻り、処理を繰り返し、検出した
場合は、ステップS25に進む。ステップS25では、
検出されたフォーマット識別領域8の情報を再生するた
めに、光カード1をX方向に移動し、ステップS6でフ
ォーマット識別領域8の情報のリード動作を行い、デー
タフォーマットを識別して処理を終了する。
【0018】このように、光カード1の挿入時に、光カ
ード1のフォーマット識別領域8を走査し、RF信号を
フォーマット識別領域用再生回路141で信号処理して
光カード1のデータフォーマットを識別しなければなら
ず、光カード1の挿入から初期処理動作終了までの動作
時間が長くなるといった問題がある。
【0019】本発明は、上記欠点に着目してなされたも
ので、簡単な構成により、短時間で情報記録媒体のデー
タフォーマットを識別することのできる光学的情報記録
再生装置を提供することを目的とするものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明の光学的情報記録
再生装置は、情報を記録する複数のトラックを備えたデ
ータフォーマットの異なる複数種類の記録媒体としての
光カード1に、光学的に情報を記録及び/または再生す
る光学的情報記録再生装置21において、トラック上の
一部の領域に設けられ、所定のトラック情報があらかじ
め記録されたトラック情報領域としてのトラックID4
の、少なくとも位置を検出する検出手段としてのカウン
タ25と、検出された位置に基づき光カード1のデータ
フォーマットを識別する識別手段とシステムコントロー
ラ13を備えている。
【0021】光学的情報記録再生装置21は、光カード
1に光ビームを照射すると共に、光カード1からの光ビ
ームの戻り光を検出して検出信号を生成する光ヘッド1
1と、光カード1と光ヘッド11とを相対的に移動させ
る駆動手段としてのステッピングモータ71と、ステッ
ピングモータ71の駆動量を検出する駆動量検出手段と
してのエンコーダ22とを備えて構成することができ
る。
【0022】
【作用】本発明の光学的情報記録再生装置では、カウン
タ25がトラックID4の、少なくとも位置を検出し、
システムコントローラ13が検出された位置に基づき光
カード1のデータフォーマットを識別することで、簡単
な構成により、短時間で光カード1のデータフォーマッ
トの識別を可能とする。
【0023】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例に
ついて述べる。
【0024】図1及至図3は本発明の一実施例に係わ
り、図1は光学的情報記録再生装置の構成を示すブロッ
ク図、図2は図1の光学的情報記録再生装置の作用を説
明するタイミングチャート、図3は図1の光学的情報記
録再生装置の初期処理動作の流れを示すフローチャート
である。
【0025】本実施例は、従来例と殆ど同じであるの
で、異なる構成のみ説明し、同一の構成には同じ符号を
つけ、説明は省略する。つまり本実施例のカード駆動機
構は図4と同じであり、また、光ヘッドの構成も図5と
同じである。したがって、本実施例で異なる点は信号処
理回路部の構成のみであるので、同一構成には同じ符号
をつけ説明は省略する。
【0026】図1に示すように、本実施例の光学的情報
記録再生装置21は、ステッピングモータ71の回転量
より光カード1の移動量を検出するエンコーダ22と、
光カード1のある特定位置、例えば光カード1のエッジ
を検出するカード位置センサ23とを備え、信号処理回
路部には、前記エンコーダ22の出力をカウントするカ
ウンタ25が設けられている。また、カウンタ25は前
記カード位置センサ23の出力とRF信号処理回路14
の出力が入力されるようになっており、カウンタ25内
ではRF信号処理回路14の出力を図示しない低域通過
フィルタ(LPF)を介して2値化することによりゲー
ト信号を生成するようになっている。尚、本実施例では
フォーマット識別領域用再生回路141は不要な構成と
なっている。その他の構成は、従来例と同じである。
【0027】このように構成された本実施例では、光カ
ード1が挿入され、図2に示すように、矢印Aの方向に
光カード1が移動すると、光ヘッド11によりトラック
番号等のプリコードがあらかじめ記録されているトラッ
クID4(図2(a))でRF信号(図2(b))が出
力される。カウンタ25では、RF信号を、図示しない
LPFを介して所定値と比較する(図2(c))ことに
より、2値化してゲート信号を生成する(図2
(d))。
【0028】一方、カード位置センサ23は、光カード
1の移動時のある特定の位置、例えばカードエッジを検
出すると、図2(e)に示すような検出信号をカウンタ
25に出力する。これらの移動期間中は、図2(f)に
示すように、ステッピングモータ71に取り付けられた
エンコーダ22から出力パルスが出力され続ける。
【0029】そこでカウンタ25は、トラックID4の
長さlA、lB、lC(図6参照)に対応したゲート信号
の例えば”L”間のエンコーダ22から出力パルスをカ
ウントし、または、無記録領域6の長さLA、LB、LC
(図6参照)に対応したゲート信号の立ち上がりからカ
ード位置センサ23からの検出信号の立ち下がりまでの
間のエンコーダ22から出力パルスをカウントする。
【0030】このカウント値をシステムコントローラ1
3に出力することにより、システムコントローラ13で
はあらかじめ記憶されているテーブルによりカウント値
からフォーマットの種類を判別して、光カード1がAカ
ード120a、Bカード120b、Cカード120cの
いずれであるかを判断し光カード1の種類に応じて記録
/再生回路15a、15b、15cを選択する。ここ
で、カウント値による判別には、所定の幅を有してお
り、カウント値が所定範囲内ならば、例えばAカード1
20aと判断するようになっている。したがって、エン
コーダ22から出力パルスのパルス幅がトラックID4
の長さ、あるいは無記録領域6の長さに比して十分短い
ので、フォーマットの種類を誤判別する虞はない。
【0031】尚、システムコントローラ13に出力され
るカウント値は、ゲート信号の”L”間、あるいはゲー
ト信号の立ち上がりからカード位置センサ23からの検
出信号の立ち下がりまでの間にカウントされたいずれか
のカウント値でもよく、この2つのカウント値を共に出
力するようにしてもよい。2つのカウント値を共に出力
する場合、システムコントローラ13ではこのカウント
値よりトラックIDの位置を検出ことができ、この位置
により光カード1の種類を判断するようにしてもよい。
また、システムコントローラ13でこのカウント値を識
別する方法としては、あらかじめ出力されるカウント値
の種類をハード的に(例えば、1種類のカウント値しか
出力しないようにカウンタ25を構成する)設定してお
いてもよいし、また、制御信号によりカウンタ25を制
御し、ソフト的に出力されるカウンタ値の種類を制御す
るようにしてもよい。
【0032】このように、カウンタ値により識別する本
実施例での初期処理動作は、図3に示すように、ステッ
プS1で光カード1が挿入されると、ステップS2で、
トラッキングエラー信号及びフォーカスエラー信号等の
サーボ信号を生成し、サーボ引き込みを行い、サーボ引
き込みが終了すると、ステップS3で光カード1をX方
向に移動し、ステップS4で、上述したように、トラッ
クIDの長さまたは位置をカウンタで25でカウント値
として検出し、ステップS5で、あらかじめ記憶されて
いるテーブルによりカウント値からフォーマットの種類
を判別して、光カード1がAカード120a、Bカード
120b、Cカード120cのいずれであるかを判断
し、光カード1の種類に応じて記録/再生回路15a、
15b、15cを選択し、処理を終了する。その他の作
用は従来例と同じである。
【0033】したがって、本実施例の光学的情報記録再
生装置21によれば、光ヘッド11をフォーマット識別
領域8に移動して検出・走査することなく、単にトラッ
クIDの長さまたは位置をカウンタで25でカウント値
することで、光カード1のフォーマットが識別できるの
で、初期処理動作を短時間に終了させることができると
共に、フォーマット識別領域用再生回路等の複雑な回路
を必要としないので安価の構成できる。
【0034】尚、トラックID4の位置または長さの検
出は、ステッピングモータ71の回転軸にエンコーダ2
2を取付け回転量を示す出力パルスをカウンタ25でカ
ウントすることにより行うとしたが、これに限らず、光
ヘッド11と光カード1とのトラック方向の移動量を直
線的に検出するリニアエンコーダを、例えば光ヘッド1
1に設けることにより検出する構成としてもよい。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光学的情
報記録再生装置によれば、検出手段がトラック情報領域
の、少なくとも位置を検出し、識別手段が検出された位
置に基づき記録媒体のデータフォーマットを識別するの
で、簡単な構成により、短時間で記録媒体のデータフォ
ーマットが識別できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光学的情報記録再生装置の一実施例の
構成を示すブロック図である。
【図2】図1の光学的情報記録再生装置の作用を説明す
るタイミングチャートである。
【図3】図1の光学的情報記録再生装置の初期処理動作
の流れを示すフローチャートである。
【図4】従来例に係る光学的情報記録再生装置のカード
駆動機構を説明する説明図である。
【図5】図4の光学ヘッドの構成を示す構成図である。
【図6】図4の光カードの構成を説明する説明図であ
る。
【図7】図4のカード駆動機構を備えた光学的情報記録
再生装置の構成を示すブロック図である。
【図8】図7の光学的情報記録再生装置の初期処理動作
の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 光カード 2 データ領域 4 トラックID 6 無記録領域 8 フォーマット識別領域 11 光ヘッド 12 サーボ回路 13 システムコントローラ 14 RF信号処理回路 15a、15b、15c 記録/再生回路 16 モータドライバ 17 記録用ドライブ回路 21 光学的情報記録再生装置 22 エンコーダ 23 カード位置センサ 25 カウンタ 71 ステッピングモータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 27/10 A 8224−5D

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を記録する複数のトラックを備えた
    データフォーマットの異なる複数種類の記録媒体に、光
    学的に情報を記録及び/または再生する光学的情報記録
    再生装置において、 前記トラック上の一部の領域に設けられ、所定のトラッ
    ク情報があらかじめ記録されたトラック情報領域の、少
    なくとも位置を検出する検出手段と、 前記位置に基づき前記記録媒体の前記データフォーマッ
    トを識別する識別手段とを備えたことを特徴とする光学
    的情報記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記検出手段は、前記トラック情報領域
    の長さを検出し、 前記識別手段は、前記位置及び前記長さの少なくとも一
    方より前記データフォーマットを識別することを特徴と
    する請求項1に記載の光学的情報記録再生装置。
  3. 【請求項3】 前記記録媒体に光ビームを照射すると共
    に、前記記録媒体からの前記光ビームの戻り光を検出し
    て検出信号を生成する光ヘッドと、 前記記録媒体と前記光ヘッドとを相対的に移動させる駆
    動手段と、 前記移動手段の駆動量を検出する駆動量検出手段とを備
    え、 前記検出手段は、前記検出信号及び前記駆動量に基づき
    前記位置を検出することを特徴とする請求項1に記載の
    光学的情報記録再生装置。
  4. 【請求項4】 前記駆動量検出手段はエンコーダであ
    り、 前記検出手段は、前記検出信号及び前記エンコーダの出
    力をカウントしたカウント値に基づき前記位置を検出す
    ることを特徴とする請求項3に記載の光学的情報記録再
    生装置。
JP18240493A 1993-07-23 1993-07-23 光学的情報記録再生装置 Withdrawn JPH0737253A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103308078A (zh) * 2012-03-15 2013-09-18 欧姆龙株式会社 旋转编码器以及旋转编码器的异常检测方法
US20180117894A1 (en) * 2012-05-23 2018-05-03 Totani Corporation Plastic Film Heat Seal Method

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CN103308078A (zh) * 2012-03-15 2013-09-18 欧姆龙株式会社 旋转编码器以及旋转编码器的异常检测方法
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