JPH073711Y2 - 無線装置端末のスピーカとマイクの取付構造 - Google Patents

無線装置端末のスピーカとマイクの取付構造

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JPH073711Y2
JPH073711Y2 JP16774688U JP16774688U JPH073711Y2 JP H073711 Y2 JPH073711 Y2 JP H073711Y2 JP 16774688 U JP16774688 U JP 16774688U JP 16774688 U JP16774688 U JP 16774688U JP H073711 Y2 JPH073711 Y2 JP H073711Y2
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JP
Japan
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speaker
microphone
mounting
rubber
mounting structure
Prior art date
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JP16774688U
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昌志 戸村
久光 高木
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 概要 無線装置端末のスピーカとマイクの取付構造に関し、 限られた実装空間で容易に取り付けられ、且つ確実に固
定することのできる無線装置端末のスピーカとマイクの
取付構造を提供することを目的とし、 無線装置端末のケース内に呼出音用のスピーカとマイク
を隣接して取り付ける取付構造において、スピーカ取付
用の第1キャビティとマイク取付用の第2キャビティを
有し、少なくとも2本の脚部の設けられたゴム製取付部
材を設け、該ゴム製取付部材の前記第1及び第2キャビ
ティにスピーカ及びマイクをそれぞれ挿入し、前記脚部
の個数に対応する嵌合穴を有するプリント配線板の該嵌
合穴中に前記ゴム製取付部材の脚部を嵌合して、スピー
カ及びマイクの挿入されたゴム製取付部材をプリント配
線板に密着固定し、該プリント配線板をケースの所定位
置に取り付けることにより、ゴム製取付部材をケースの
内面に密着させるようにして構成する。
産業上の利用分野 本考案は携帯電話機、コードレス電話機等の無線装置端
末のスピーカとマイクの取付構造に関する。
通信の究極的な目的は言うまでもなく、何時でも、何処
からでも、誰にも、直ちに意思又は情報を伝え、あるい
は交換できることであり、従来の固定した点相互の通信
に加えて移動通信が次第に発展してきている。移動通信
は、船舶、自動車及び航空機等の移動体(人を含む)と
一般加入電話や事務所等との通信及び移動体相互間の通
信であり、近年になり移動通信の一種である携帯電話が
盛んに開発されている。
このような携帯電話機、コードレス電話機等の無線装置
端末は、最近ますます小型化してきており、このような
小型化に伴い小型のマイク、スピーカに不要な振動等が
加わることなく、限られた実装空間で簡単に確実に取り
付けることのできる無線装置端末のスピーカとマイクの
取付構造が要望されている。
従来の技術 従来のスピーカとマイクの取付構造を第6図乃至第8図
を参照して説明する。
まず第6図を参照すると、従来の携帯電話機の上ケース
の一部破断裏面図が示されており、呼出音用のスピーカ
取付用の凹所2とマイクロホン(本明細書ではマイクと
略称する)取付用の凹所3が上ケース1に隣接して設け
られている。これらの凹所2,3中にスピーカ4及びマイ
ク5を固定した状態が第7図に示されており、このよう
にスピーカ及びマイクを取り付けた従来の取付構造断面
図が第8図に示されている。第8図に示されるように、
従来は上ケース1に設けられた凹所2,3に合わせて両面
テープや接着剤7でスピーカ4及びマイク5を固定して
いた。第8図において、6はスピーカ4及びマイク5の
コードであり、8は上ケース1に設けられたスリットで
ある。
考案が解決しようとする課題 上述したような従来のスピーカ及びマイクの取付構造で
は、接着剤等でいちいち上ケースの裏側にスピーカ及び
マイクを取り付けていたので、固定が不確実であり、ま
た、作業工数がかかるとともに作業のばらつきが発生す
るという問題があった。
本考案はこのような点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、限られた実装空間で容易に取り
付けられ、且つ確実に固定することのできる無線装置端
末のスピーカとマイクの取付構造を提供することであ
る。
課題を解決するための手段 スピーカ取付用の第1キャビティとマイク取付用の第2
キャビティを有し、少なくとも2本の脚部の設けられた
ゴム製取付部材を設ける。このゴム製取付部材の前記第
1及び第2キャビティに呼出音用のスピーカ及びマイク
をそれぞれ挿入し、前記脚部の個数に対応する嵌合穴を
有するプリント配線板の該嵌合穴中に前記ゴム製取付部
材の脚部を嵌合して、スピーカ及びマイクの挿入された
ゴム製取付部材をプリント配線板に密着固定する。更
に、このプリント配線板をケースの所定位置に取り付け
ることにより、ゴム製取付部材をケースの内面に密着さ
せるように構成する。
作用 第1及び第2キャビティを有するゴム製取付部材を設け
て、このゴム製取付部材の各キャビティ中にスピーカ及
びマイクを挿入してから、ゴム製取付部材をプリント配
線板に密着固定し、次いでプリント配線板をケース内の
所定位置に取り付けることによりゴム製取付部材をケー
スの内面に密着させるようにしたから、限られた実装空
間内でスピーカ及びマイクを容易に取り付けることがで
き、且つ確実に固定することができる。このようにスピ
ーカ及びマイクを確実に固定できるため、これらの部品
に不要な振動等が加わることがない。
実施例 以下本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
第1図は本考案実施例の取付構造断面図を示しており、
第2図乃至第4図は第1図の取付構造に使用するゴムブ
ッシュの断面図、平面図、裏面図をそれぞれ示してい
る。まず第2図を参照すると、本考案の主要構成部品で
あるゴムブッシュ10は例えばネオプレンゴム等により形
成されており、呼出音用のスピーカが挿入される第1キ
ャビティ12とマイクが挿入される第2キャビティ14が画
成されている。第1キャビティ12はゴムブッシュ10の上
壁及び底壁に設けられた開口部12a,12bで外部と連通し
ており、第2キャビティ14も開口部14a,14bで外部と連
通している。ゴムブッシュ10の底壁には2本の脚部15,1
6が一体的に設けられている。第4図に示されている12
c,14cはゴムブッシュ10内に挿入されたスピーカ及びマ
イクのコード取出用の溝である。
次に第5図を参照すると、本考案の取付構造を採用した
下ケースを省略した状態の携帯電話機の分解斜視図が示
されている。上ケース11には複数のスリット11b、キー
トップシート23、液晶ディスプレイ24、受話用スピーカ
収納部25が設けられている。また、プリント配線板22に
は送信回路、受信回路等の機能回路が形成されていると
ともに、キートップシート23によりオン・オフされるキ
ースイッチ26が設けられている。また、プリント配線板
22の下端部近傍にはゴムブッシュ10の脚部15,16が嵌合
される2個の嵌合穴27,28が設けられている。
以下、上述したような形状を有するゴムブッシュ10を使
用して呼出音用のスピーカ18及びマイク20の取付方法に
ついて説明する。まず、スピーカ18及びマイク20をそれ
ぞれ開口部12a,14aを介して第1キャビティ12、第2キ
ャビティ14中に挿入する。次いで、ゴムブッシュ10の脚
部15,16を引っ張ってプリント配線板22の嵌合穴27,28中
に脚部5,16を挿入してからこれらの脚部を離すと、第1
図に示すように脚部15,16のプリント配線板22の裏面に
当接する位置にかたまりができ、スピーカ18及びマイク
20を取り付けたゴムブッシュ10がプリント配線板22表面
に密着固定される。
次いで、第1図に示すようにプリント配線板22を上ケー
ス11の段差部11aに取り付けることにより、ゴムブッシ
ュ10が上ケース11の内面に押し付けられて密着する。ス
ピーカ18及びマイク20をゴムブッシュ10を介して上ケー
ス11の内面に密着させて固定したことにより、スピーカ
18及びマイク20に不要な振動が加わることはない。な
お、第5図において21はスピーカ18及びマイク20に接続
されたコードであり、コード21の先端部はプリント配線
板22の裏面に接続されるようになっている。
考案の効果 本考案の取付構造は以上詳述したように構成したので、
限られた実装空間内でスピーカ及びマイクを容易に取り
付けることができるとともに確実に固定することができ
るという効果を奏する。この取付構造により、スピーカ
及びマイクに不要な振動が加わることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の取付構造断面図、 第2図は本考案の取付構造に使用するゴムブッシュ断面
図、 第3図はゴムブッシュ平面図、 第4図はゴムブッシュ裏面図、 第5図は本考案の取付構造を採用した下ケースを省略し
た状態の携帯電話機の分解斜視図、 第6図は従来の上ケースの一部破断裏面図、 第7図はスピーカ及びマイクを取り付けた状態の従来の
上ケースの一部破断裏面図、 第8図は従来の取付構造断面図である。 10……ゴムブッシュ、11……上ケース、12……第1キャ
ビティ、14……第2キャビティ、15,16……脚部、18…
…スピーカ、20……マイク、22……プリント配線板、2
7,28……嵌合穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】無線装置端末のケース(11)内に呼出音用
    のスピーカ(18)とマイク(20)を隣接して取り付ける
    取付構造において、 スピーカ取付用の第1キャビティ(12)とマイク取付用
    の第2キャビティ(14)を有し、少なくとも2本の脚部
    (15,16)の設けられたゴム製取付部材(10)を設け、 該ゴム製取付部材(10)の前記第1及び第2キャビティ
    (12,14)にスピーカ(18)及びマイク(20)をそれぞ
    れ挿入し、 前記脚部(15,16)の個数に対応する嵌合穴(27,28)を
    有するプリント配線板(22)の該嵌合穴(27,28)中に
    前記ゴム製取付部材(10)の脚部(15,16)を嵌合し
    て、スピーカ(18)及びマイク(20)の挿入されたゴム
    製取付部材(10)をプリント配線板(22)に密着固定
    し、 該プリント配線板(22)をケース(11)の所定位置に取
    り付けることにより、ゴム製取付部材(10)をケース
    (11)の内面に密着させるようにしたことを特徴とする
    無線装置端末のスピーカとマイクの取付構造。
JP16774688U 1988-12-27 1988-12-27 無線装置端末のスピーカとマイクの取付構造 Expired - Lifetime JPH073711Y2 (ja)

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JPH0288360U JPH0288360U (ja) 1990-07-12
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