JPH0737080Y2 - プランター付きパネル型空調装置 - Google Patents

プランター付きパネル型空調装置

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JPH0737080Y2
JPH0737080Y2 JP1988067937U JP6793788U JPH0737080Y2 JP H0737080 Y2 JPH0737080 Y2 JP H0737080Y2 JP 1988067937 U JP1988067937 U JP 1988067937U JP 6793788 U JP6793788 U JP 6793788U JP H0737080 Y2 JPH0737080 Y2 JP H0737080Y2
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JP
Japan
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air
panel
panel type
planter
type housing
Prior art date
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Application number
JP1988067937U
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JPH01172611U (ja
Inventor
光彦 竹村
孝夫 岡田
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Takasago Thermal Engineering Co Ltd
Original Assignee
Takasago Thermal Engineering Co Ltd
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  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
  • Air Humidification (AREA)
  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、パネル型空調装置に係り、特にプランターを
備えたものに関する。
〔従来の技術〕
空調装置は、オフィスビルの室内を全体的に空調するも
のが一般であるが、この様な装置では、空気の一般的特
性から室内の上下、あるいは空調装置の空気排出口近傍
と遠隔部とで温度にむらができたりする。そこで、快適
なオフィス・ワークを遂行するために、室内各部におけ
る個別の空調をする必要がある。とりわけ、OA機器の普
及に伴い、OA機器から生じる熱で従来の空調設備では個
別部所の空調が行えなくなってきており、ますます室内
各部における個別の空調が必要となってきている。
このような必要性から、実開昭52-56450号公報に記載の
冷暖房装置付パネルや、実開昭60-179709号公報に記載
の空調補完の小間仕切り装置が提案されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
これら従来の装置でも、室内の部分的な空調補完をする
ことができるが、単に冷暖房装置や温調器を備えるだけ
であるから、冬期のような乾燥期に、室内に水分を補給
することが不可能である。
一方、OA機器だけに取り囲まれた殺伐とした職場環境を
見直し、人間性豊かな職場を回復することによって仕事
の能率を上げる工夫も必要となってきており、従来のよ
うな装置を仕切りとして用いた場合、室内の個別化が進
み、人によってはさらに孤立感を増長するおそれがあ
り、人間味のある職場環境を作りずらい。
ところで、ビルの室内環境を良くするために、観葉植物
を各所に配置することが多く、そのためのプランターと
して実開昭62-181151号公報に記載されたようなものが
提案されているが、従来、このような観葉植物等のプラ
ンターは受付や応接室と顧客に対する印象向上のために
配置されることがもっぱらで、オフィス空間には好適に
配置されない。
本考案は、この様な背景のもとになされたもので、室内
個別部署の個別的空調・加湿を行い、しかも、人間と植
物の共存により作業環境を向上させることを技術的課題
とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、前記技術的課題を解決するため、次のような
手段をとった。
すなわち、本考案は、パネル型のプランター・ユニット
1の少なくとも片側面に、パネル型の空調ユニット2を
重ねた構造で、前記プランター・ユニット1は、第1の
パネル型筐体3の上部に植物を植えた鉢部4を備えると
ともに、下部に加湿器25を内蔵し、さらに、前記鉢部4
の下方に内部にヒータ20を有する水槽5を備え、また、
前記空調ユニット2は、第2のパネル型筐体30内に温調
器38を内蔵しているとともに、この第2のパネル型筐体
30に温調器38に空気を導く空気取入口31と温調器38を経
由した空気を排出する空気排出口32とを有し、しかも、
空気取入口31は第2のパネル型筐体30の少なくとも上面
に設けられているとともに、空気排出口32は第2のパネ
ル型筐体30の下部に設けられて前記加湿器25に連通して
いる構成としてプランター付きパネル型空調装置とし
た。
ここで、温調器としては、通常、加熱用のヒータ、ある
いは、冷房用として冷却器を用いる。ヒータを用いた場
合、空気取入口31を第2のパネル型筐体30の上部に、空
気排出口32を第2のパネル型筐体30の下部に設け、冷却
器を用いた場合、空気取入口31を第2のパネル型筐体30
の下部に、空気排出口32を第2のパネル型筐体30の上部
に設けるとよい。
また、水槽5内にヒータを設け、植物育成用の水を加熱
する 〔作用〕 本考案の装置はパネル型であり、オフィスにおいて、机
と机の間に仕切りとして置いて使用する。このため、各
机毎の個別的空調及び加湿を行うことができる。また、
人間と植物との共存が図られ、鉢部に植えた植物が人間
に対して好影響を与え、職場環境を向上させる。
すなわち、一般のオフィス・ビルでは、特に冬期に乾燥
するので、人間より若干高い湿度を必要とする植物(相
対湿度、人間の場合55〜60%であるのに対し、植物は60
〜65%必要)は、冬期に枯れるおそれが多いが、本発明
では、加湿器を備えているため、植物の葉に十分な湿分
を供給できるとともに、人間に対しても好適な執務環境
を提供する。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
この第1図に示した実施例は、両面空調タイプであり、
パネル型のプランター・ユニット1の両側面に、パネル
型の空調ユニット2を重ねた構造である。そして、前記
プランター・ユニット1は、第1のパネル型筐体3の上
部に植物を植えた鉢部4を備えているとともに、この鉢
部4の下方に水槽5を備えている。この鉢部4内には、
植物育成用のロックウール6,7が2段で設けられている
とともに、その周囲に植物育成用球状土壌8が充填され
ている。そして、鉢部4内部のロックウール6に続く繊
維束9が鉢部4の底部を貫通して水槽5内に延出してい
る。
この水槽5には、第2図及び第3図に示したように、第
1のパネル型筐体3の上部の、水槽5より高い位置に設
けたタンク収容部10内に給水タンク11が着脱式に設けら
れ、タンク収容部10の底部に接続した配管12を通じて水
が補給されるようになっている。この給水タンク11は底
部にピン15を垂設した弁体13を有していて、給水タンク
11をタンク収容部10に装着した状態でピン15が押されて
弁体13が開かれるようになっている。そして、水槽5内
にはボールタップ14が水面に浮いて設けられ、水槽5内
の水位が下がってボールタップ14が下降すると図示しな
い弁体が開かれて水が補給され、これにより水位が上が
ってボールタップ14が上昇すると弁体が閉じるようにな
っている。そして、また、タンク収容部10の内底部に水
分センサ16が設けられ、給水タンク11からの給水が途絶
えたこと、すなわち、給水タンク11が空になったことを
検知して警報ブザー17を鳴らすようになっている。
また、水槽5中にはヒータ20が設置され、水槽5内の水
を加熱できるようになっている。そして、このヒータ20
はバイメタル等を使用した温度調節器で制御され、水槽
5内温度を所定温度に保持するようになっている。ヒー
タ20を設けたのは、冬期に植物の根が冷えて枯れたり、
凍りつくのを防止するためである。
また、水槽5の下方、すなわち第1のパネル型筐体3の
下部内に超音波加湿器25が設置されている。この超音波
加湿器25への給水は前記した給水タンク11からの配管26
を通じてなされる。
この超音波加湿器25の水蒸気吐出口は、前記空調ユニッ
ト2を形成する第2のパネル型筐体30の下部に接続され
ている。そして、第2のパネル型筐体30の少なくとも上
面に空気取入口31が設けられているとともに、下部に空
気排出口32が設けられている。
そして、第2のパネル型筐体30内において、空気取入口
31と空気排出口32との間に、空気取入口31から外気を吸
い込むための第1のファン35、フィルタ36、脱臭フィル
タ37、温調器としてのヒータ38、空気排出口32から空調
後の空気と加湿器25からの水蒸気を外部に排出する第2
のファン39が順次設けられている。
そして、ヒータ38とファン39の稼動は空気排出口32に設
けた温度センサで温度検出することにより制御すること
ができる。また、空気排出口32は前記加湿器25に連通し
ている。
本装置は、全体の厚さを400mm前後とし、高さを机の高
さである約700〜900mmとする。そして、壁に沿って配置
するタイプの場合、プランター・ユニットの両側面に空
調ユニットを設ける必要はなく、片側のみでよい。
そして、本装置は既設の空調設備で空調された室内にお
いて使用され、例えば3つコ字型に組合せ、コ字型内部
に机を配置して使用する。その場合、給水タンク11を装
置の1つにのみ設け、第2図で示したように、他の装置
は配管27でつないで給水タンク11を共用するように形成
してもよい。
また、鉢部4には内鉢を設け、植物を容易に交換可能と
するとよい。
以上、この実施例の装置は、温調器と加湿器を併用して
いるので、きわめて良好な空調・加湿を行うことがで
き、また、植物の育成ができるとともに、植物を利用し
た精神健康上好ましい環境を形成することができる。そ
して、植物への給水は自動的であり、給水の煩わしさは
無い。
〔考案の効果〕
本考案によれば、空調ユニットにより室内における個々
の部署で個々人の適性に合わせた個別的な空調・加湿を
行うことができる。また、植物と人間との共存が図ら
れ、人間の精神管理面でプラスとなり、作業環境の向上
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の装置の一実施例を示した正面断面図、
第2図はその側面断面図、第3図はその斜視図、第4図
は給水タンク部分の断面図である。 1……パネル型のプランター・ユニット、2……パネル
型の空調ユニット、3……第1のパネル型筐体、4……
鉢部、5……水槽、20……ヒータ、25……加湿器、30…
…第2のパネル型筐体、31……空気取入口、32……空気
排出口、38……温調器としてのヒータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】パネル型のプランター・ユニット1の少な
    くとも片側面に、パネル型の空調ユニット2を重ねた構
    造で、前記プランター・ユニット1は、第1のパネル型
    筐体3の上部に植物を植えた鉢部4を備えるとともに、
    下部に加湿器25を内蔵し、さらに、前記鉢部4の下方に
    内部にヒータ20を有する水槽5を備え、また、前記空調
    ユニット2は、第2のパネル型筐体30内に温調器38を内
    蔵しているとともに、この第2のパネル型筐体30に、温
    調器38に空気を導く空気取入口31と温調器38を経由した
    空気を排出する空気排出口32とを有し、しかも、空気取
    入口31は第2のパネル型筐体30の少なくとも上面に設け
    られているとともに、空気排出口32は第2のパネル型筐
    体30の下部に設けられて前記加湿器25に連通しているこ
    とを特徴とするプランター付きパネル型空調装置。
JP1988067937U 1988-05-23 1988-05-23 プランター付きパネル型空調装置 Expired - Lifetime JPH0737080Y2 (ja)

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JPH01172611U JPH01172611U (ja) 1989-12-07
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5256450U (ja) * 1975-10-21 1977-04-23
JPS5940481Y2 (ja) * 1979-02-02 1984-11-17 株式会社ミサワホ−ム総合研究所 フラワ−ボツクス
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JPH048750Y2 (ja) * 1985-12-03 1992-03-05

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