JPH0737016B2 - 自動ステープル打ち装置におけるステープル装填装置 - Google Patents
自動ステープル打ち装置におけるステープル装填装置Info
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- JPH0737016B2 JPH0737016B2 JP3119389A JP11938991A JPH0737016B2 JP H0737016 B2 JPH0737016 B2 JP H0737016B2 JP 3119389 A JP3119389 A JP 3119389A JP 11938991 A JP11938991 A JP 11938991A JP H0737016 B2 JPH0737016 B2 JP H0737016B2
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- staples
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マガジンを備えたタッ
カー装置を家具、木枠等施工面に沿って移動させて所定
の位置にステープル打ちを行なう自動ステープル打ち装
置において、一連の打ち込み作業終了毎にタッカー装置
を所定のチャージ位置に移動させてマガジン内にステー
プルを補充装填させるステープル装填装置に関する。
カー装置を家具、木枠等施工面に沿って移動させて所定
の位置にステープル打ちを行なう自動ステープル打ち装
置において、一連の打ち込み作業終了毎にタッカー装置
を所定のチャージ位置に移動させてマガジン内にステー
プルを補充装填させるステープル装填装置に関する。
【0002】
【従来技術とその問題点】一般に、マガジンを備えたタ
ッカー装置を家具、木枠等施工面に沿って移動させて所
定の個所に自動的にステープル打ちを行ない、マガジン
内のステープルが消費されたときに、タッカー装置を所
定の位置に移動させてステープルチャージャー装置によ
りステープルの補充装填を行なう装置がある。そして、
このステープル装填装置として、タッカー装置のマガジ
ン内のステープルを検出する検出手段をマガジンに設置
し、ステープル無し状態を検出することにより直ちにタ
ッカー装置にステープルチャージング動作を行なわせる
ようにしたものや、一連のステープル打ちの最中にマガ
ジン内のステープル残存量の減少を検出して(若しくは
一連のステープル打ち作業が終了した時点でマガジン内
のステープル量を検出して)一連の作業が終了した時に
ステープル装填動作を行なわせるものが知られている。
ッカー装置を家具、木枠等施工面に沿って移動させて所
定の個所に自動的にステープル打ちを行ない、マガジン
内のステープルが消費されたときに、タッカー装置を所
定の位置に移動させてステープルチャージャー装置によ
りステープルの補充装填を行なう装置がある。そして、
このステープル装填装置として、タッカー装置のマガジ
ン内のステープルを検出する検出手段をマガジンに設置
し、ステープル無し状態を検出することにより直ちにタ
ッカー装置にステープルチャージング動作を行なわせる
ようにしたものや、一連のステープル打ちの最中にマガ
ジン内のステープル残存量の減少を検出して(若しくは
一連のステープル打ち作業が終了した時点でマガジン内
のステープル量を検出して)一連の作業が終了した時に
ステープル装填動作を行なわせるものが知られている。
【0003】ところで、一連のステープル打ち作業の途
中でステープルがなくなった状態で、作業を中断してス
テープルを補充するのでは、作業効率が低下する。この
ため、一連のステープル打ち作業の終了時にステープル
無しを検出してステープル補充装填させる構成が好まし
い。しかし、検出時のマガジンに連結ステープル一連分
の空きがないと新たなステープルの補充をすることがで
きないから、ステープル打ち作業の途中でステープル切
れの発生を無くするためには、少なくとも一連の作業で
使用するステープル数と連結ステープル一連分を収容で
きる長さのマガジンが必要となる。しかしながら、この
ような長大なマガジンでは、家具の内側等の狭隘な部分
でのステープル打ちは不可能となる。連結ステープルの
一連のみを収容可能にしたマガジンでは、比較的その長
さを小さくできるので、狭隘な部分でのステープル打ち
が可能となるが、マガジンが完全に空の状態とならない
とステープルの補充装填ができないから、一連の作業時
に必要なステープルの本数と一連の連結ステープルの本
数とが完全に一致したとき以外に、ステープルの補充時
期と一連の作業終了の時期とを合わせることは不可能で
ある。
中でステープルがなくなった状態で、作業を中断してス
テープルを補充するのでは、作業効率が低下する。この
ため、一連のステープル打ち作業の終了時にステープル
無しを検出してステープル補充装填させる構成が好まし
い。しかし、検出時のマガジンに連結ステープル一連分
の空きがないと新たなステープルの補充をすることがで
きないから、ステープル打ち作業の途中でステープル切
れの発生を無くするためには、少なくとも一連の作業で
使用するステープル数と連結ステープル一連分を収容で
きる長さのマガジンが必要となる。しかしながら、この
ような長大なマガジンでは、家具の内側等の狭隘な部分
でのステープル打ちは不可能となる。連結ステープルの
一連のみを収容可能にしたマガジンでは、比較的その長
さを小さくできるので、狭隘な部分でのステープル打ち
が可能となるが、マガジンが完全に空の状態とならない
とステープルの補充装填ができないから、一連の作業時
に必要なステープルの本数と一連の連結ステープルの本
数とが完全に一致したとき以外に、ステープルの補充時
期と一連の作業終了の時期とを合わせることは不可能で
ある。
【0004】このように、従来技術においては、一連の
連結ステープルの長さが決まっていたので、一連のステ
ープル打ち作業とステープル補充とのタイミングを合わ
せるのは困難であり、マガジンの長さを短くすればする
ほど困難の度合いは大きかった。
連結ステープルの長さが決まっていたので、一連のステ
ープル打ち作業とステープル補充とのタイミングを合わ
せるのは困難であり、マガジンの長さを短くすればする
ほど困難の度合いは大きかった。
【0005】
【発明の目的】本発明は前記欠点を解消し、マガジンの
長さを短く設定することができるとともに、一連のステ
ープル打ち作業の途中でステープル切れの発生が防止で
き、これにより狭い場所での自動ステープル打ち作業が
可能となり、また自動ステープル打ちの効率を向上させ
ることができる自動ステープル打ち装置におけるステー
プル装填装置を提供することを目的とする。
長さを短く設定することができるとともに、一連のステ
ープル打ち作業の途中でステープル切れの発生が防止で
き、これにより狭い場所での自動ステープル打ち作業が
可能となり、また自動ステープル打ちの効率を向上させ
ることができる自動ステープル打ち装置におけるステー
プル装填装置を提供することを目的とする。
【0006】
【目的を達成するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る自動ステープル打ち装置におけるステ
ープル装填装置は、家具、木枠等の製造に供されるステ
ープル自動打込み装置において、被打込材のステープル
打ち施工部位に沿って移動制御され所定のステープル打
ち位置へステープルを打込むとともに、一連の打ち込み
作業終了毎に所定のチャージ位置に移動制御されるタッ
カー装置と、該タッカー装置に設けたマガジンに対しス
テープルを補充するステープルチャージャー装置とを有
し、上記タッカー装置には一連の打ち込み作業で消費す
るステープル量に充分なステープルを収容可能なマガジ
ンを装設し、上記ステープルチャージャー装置には、多
数のステープルが連結された連結ステープルを一連ずつ
送り出すホッパ部と、前記チャージ位置に配置されたタ
ッカー装置のマガジンに対して装填可能なステープル量
を検出する検出機構と、前記ホッパ部から送り出された
ステープルのうち上記検出機構により検出されたステー
プル量分を切断して分離する分離機構と、分離されたス
テープルをタッカー装置のマガジンへ装填する装填機構
とを備えたことを特徴とする。
め、本発明に係る自動ステープル打ち装置におけるステ
ープル装填装置は、家具、木枠等の製造に供されるステ
ープル自動打込み装置において、被打込材のステープル
打ち施工部位に沿って移動制御され所定のステープル打
ち位置へステープルを打込むとともに、一連の打ち込み
作業終了毎に所定のチャージ位置に移動制御されるタッ
カー装置と、該タッカー装置に設けたマガジンに対しス
テープルを補充するステープルチャージャー装置とを有
し、上記タッカー装置には一連の打ち込み作業で消費す
るステープル量に充分なステープルを収容可能なマガジ
ンを装設し、上記ステープルチャージャー装置には、多
数のステープルが連結された連結ステープルを一連ずつ
送り出すホッパ部と、前記チャージ位置に配置されたタ
ッカー装置のマガジンに対して装填可能なステープル量
を検出する検出機構と、前記ホッパ部から送り出された
ステープルのうち上記検出機構により検出されたステー
プル量分を切断して分離する分離機構と、分離されたス
テープルをタッカー装置のマガジンへ装填する装填機構
とを備えたことを特徴とする。
【0007】なお、前記検出機構において、前記チャー
ジ位置に配置されたタッカー装置のマガジンに沿って移
動される検出片を備え、この検出片がマガジン中のプッ
シャ位置を検出することにより装填可能なステープル量
を検出するようにしてもよい。
ジ位置に配置されたタッカー装置のマガジンに沿って移
動される検出片を備え、この検出片がマガジン中のプッ
シャ位置を検出することにより装填可能なステープル量
を検出するようにしてもよい。
【0008】また、前記検出機構において、前記ホッパ
部から送り出された連結ステープルを収容するメインス
トックレールを備え、前記検出片と一体的に作動するス
トッパ片が前記メインストックレール内に配置されるこ
とにより、メインストックレール内に装填可能なステー
プル量を検出するようにしてもよい。
部から送り出された連結ステープルを収容するメインス
トックレールを備え、前記検出片と一体的に作動するス
トッパ片が前記メインストックレール内に配置されるこ
とにより、メインストックレール内に装填可能なステー
プル量を検出するようにしてもよい。
【0009】さらに、前記分離機構において、前記ホッ
パ部から送り出された一連の連結ステープルが配置され
る補助ストックレールを備えるとともに、該補助ストッ
クレールと整合配置されるメインストックレールを備
え、上記両ストックレール間に跨がって連続して配置さ
れる連結ステープルを、両レールを相対的に上記両スト
ックレールの長手方向に直交する方向に移動させること
により上記ステープルから装填可能なステープル量分を
分離する構成としてもよい。
パ部から送り出された一連の連結ステープルが配置され
る補助ストックレールを備えるとともに、該補助ストッ
クレールと整合配置されるメインストックレールを備
え、上記両ストックレール間に跨がって連続して配置さ
れる連結ステープルを、両レールを相対的に上記両スト
ックレールの長手方向に直交する方向に移動させること
により上記ステープルから装填可能なステープル量分を
分離する構成としてもよい。
【0010】
【作用】前記構成において、一連のステープル打ち込み
作業終了後にタッカー装置をチャージ位置に移動させる
ことにより、ステープルチャージャー装置が作動し、ホ
ッパ部から供給されたステープルの中から検出機構によ
りタッカー装置のマガジンに対して装填可能なステープ
ル量を検出し、さらに該ステープル量だけを分離し、分
離したステープルを装填機構によりチャージ位置に待機
するタッカー装置のマガジンに補充装填するというステ
ープルの補充装填作業を行なわせることができる。
作業終了後にタッカー装置をチャージ位置に移動させる
ことにより、ステープルチャージャー装置が作動し、ホ
ッパ部から供給されたステープルの中から検出機構によ
りタッカー装置のマガジンに対して装填可能なステープ
ル量を検出し、さらに該ステープル量だけを分離し、分
離したステープルを装填機構によりチャージ位置に待機
するタッカー装置のマガジンに補充装填するというステ
ープルの補充装填作業を行なわせることができる。
【0011】この場合、前記検出機構において、タッカ
ー装置のマガジンに沿って移動される検出片がマガジン
中のプッシャ位置を検出することにより、装填可能なス
テープル量を検出することができる。
ー装置のマガジンに沿って移動される検出片がマガジン
中のプッシャ位置を検出することにより、装填可能なス
テープル量を検出することができる。
【0012】同様にして、前記検出片と一体的に作動す
るストッパ片が前記メインストックレール内に配置すれ
ば、ストッパ片に連結ステープルの端部が係合すること
によりメインストックレール内に装填可能なステープル
量が検出される。
るストッパ片が前記メインストックレール内に配置すれ
ば、ストッパ片に連結ステープルの端部が係合すること
によりメインストックレール内に装填可能なステープル
量が検出される。
【0013】さらに、互いに整合可能に配置された補助
ストックレールとメインストックレール間に跨がってホ
ッパ部から連続して配置された連結ステープルを、両レ
ールを相対的にその長手方向に直交する方向に移動させ
ることにより、上記ステープルから装填可能なステープ
ル量分が分離される。
ストックレールとメインストックレール間に跨がってホ
ッパ部から連続して配置された連結ステープルを、両レ
ールを相対的にその長手方向に直交する方向に移動させ
ることにより、上記ステープルから装填可能なステープ
ル量分が分離される。
【0014】
【実施例】自動ステープル打ち装置は、例えば家具等の
組立て装置として、所定位置に配置した天板・側板・裏
板等の材料を位置決めして押えつける枠状のフレームを
有し、この枠に沿ってタッカー装置がXーY方向及び回
転・傾斜方向に移動制御されて材料の所定位置へステー
プル打ち作業を行なうように構成されている。そして、
自動ステープル打ち装置には、一連の打ち込み作業終了
毎に所定のチャージ位置にタッカー装置を移動制御して
所定本数のステープルを補充装填するステープル装填装
置が設けられている。
組立て装置として、所定位置に配置した天板・側板・裏
板等の材料を位置決めして押えつける枠状のフレームを
有し、この枠に沿ってタッカー装置がXーY方向及び回
転・傾斜方向に移動制御されて材料の所定位置へステー
プル打ち作業を行なうように構成されている。そして、
自動ステープル打ち装置には、一連の打ち込み作業終了
毎に所定のチャージ位置にタッカー装置を移動制御して
所定本数のステープルを補充装填するステープル装填装
置が設けられている。
【0015】図7及び図9のように、タッカー装置40
には、圧縮空気により衝撃的にドライバを駆動する衝撃
駆動機構(図示せず)と、ドライバの前方へステープル
を供給するマガジン41とが設けられている。マガジン
41は、一連の作業で消費するステープル量に充分なス
テープルを収容可能な長さに形成され且つ後端部が開放
されたステープル収容部42と、該収容部42内に配置
されコ字状ステープルを案内するガイドバー43と、収
容部42に装填されたステープルの後端と係合して連結
ステープルを前方へ押圧付勢するステープルプッシャ4
4から成る。ステープルプッシャ44は、前記ガイドバ
ー43から間隔を隔てて配置されてマガジン41の長手
方向に沿って移動自在な枠部44aと、この枠部44a
から前方に向けて弾力的にガイドバー43側面に付勢さ
れた押圧部44bからなり、上記枠部44aにはマガジ
ン41の側方に突出するピン45が設けられている。こ
のようなタッカー装置40は、ピン45を除けば公知の
ものでよい。
には、圧縮空気により衝撃的にドライバを駆動する衝撃
駆動機構(図示せず)と、ドライバの前方へステープル
を供給するマガジン41とが設けられている。マガジン
41は、一連の作業で消費するステープル量に充分なス
テープルを収容可能な長さに形成され且つ後端部が開放
されたステープル収容部42と、該収容部42内に配置
されコ字状ステープルを案内するガイドバー43と、収
容部42に装填されたステープルの後端と係合して連結
ステープルを前方へ押圧付勢するステープルプッシャ4
4から成る。ステープルプッシャ44は、前記ガイドバ
ー43から間隔を隔てて配置されてマガジン41の長手
方向に沿って移動自在な枠部44aと、この枠部44a
から前方に向けて弾力的にガイドバー43側面に付勢さ
れた押圧部44bからなり、上記枠部44aにはマガジ
ン41の側方に突出するピン45が設けられている。こ
のようなタッカー装置40は、ピン45を除けば公知の
ものでよい。
【0016】上記タッカー装置40は、例えば1つの材
料へのステープル打ち作業が終了して完成品を搬出し、
新たな材料をセットする場合のように、一連のステープ
ル打ち作業が終了する度に、その作業で消費したステー
プル分の補充を行なうために、ステープルチャージャー
装置が配置された所定のチャージ位置(図7、図8に示
す位置)に移動されるように制御される。
料へのステープル打ち作業が終了して完成品を搬出し、
新たな材料をセットする場合のように、一連のステープ
ル打ち作業が終了する度に、その作業で消費したステー
プル分の補充を行なうために、ステープルチャージャー
装置が配置された所定のチャージ位置(図7、図8に示
す位置)に移動されるように制御される。
【0017】ステープルチャージャー装置は、図1に示
すように、多数のステープルが連結された連結ステープ
ル3を一連ずつ送り出すホッパ部1と、前記チャージ位
置に配置されたタッカー装置40のマガジン41に対し
て装填可能なステープル量を検出する検出機構2と、前
記ホッパ部1から送り出されたステープルのうち上記検
出機構により検出されたステープル量分を切断して分離
する分離機構4と、分離されたステープルをタッカー装
置40のマガジン41へ装填する装填機構5とから構成
されている。
すように、多数のステープルが連結された連結ステープ
ル3を一連ずつ送り出すホッパ部1と、前記チャージ位
置に配置されたタッカー装置40のマガジン41に対し
て装填可能なステープル量を検出する検出機構2と、前
記ホッパ部1から送り出されたステープルのうち上記検
出機構により検出されたステープル量分を切断して分離
する分離機構4と、分離されたステープルをタッカー装
置40のマガジン41へ装填する装填機構5とから構成
されている。
【0018】ホッパ部1は図5に示されるようにユニッ
ト化されている。このホッパユニットaには、複数の連
結ステープル3を多段にして収容するホッパ1と、該ホ
ッパ1の側方に連設された補助ストックレール6とが設
けられ、ホッパ1の両側下端にはホッパ1内の最下段の
連結ステープル3の側面形状とほぼ同じ寸法の開口部7
が形成され、該開口部7の一側には上記最下段の連結ス
テープル3の側面を補助ストックレール6に送り出す横
プッシャ8とこれを駆動するシリンダ装置9によって駆
動される。したがって、補助ストックレール6には一連
の連結ステープル3が順次繰り出し供給される。また、
上記補助ストックレール6の一端には該補助ストックレ
ール6上の連結ステープル3をその長手方向に沿って押
し出す縦プッシャ10とこれを駆動するシリンダ装置1
1が設けられている。さらに、ホッパユニットaは基台
19(図6参照)上に設けられたガイドレール17に沿
って、上記連結ステープル3の長手方向と水平に直交す
る方向に移動可能に設置されている。この水平移動は上
記基台19に固定されたシリンダ装置18(図6参照)
によって行なわれる。
ト化されている。このホッパユニットaには、複数の連
結ステープル3を多段にして収容するホッパ1と、該ホ
ッパ1の側方に連設された補助ストックレール6とが設
けられ、ホッパ1の両側下端にはホッパ1内の最下段の
連結ステープル3の側面形状とほぼ同じ寸法の開口部7
が形成され、該開口部7の一側には上記最下段の連結ス
テープル3の側面を補助ストックレール6に送り出す横
プッシャ8とこれを駆動するシリンダ装置9によって駆
動される。したがって、補助ストックレール6には一連
の連結ステープル3が順次繰り出し供給される。また、
上記補助ストックレール6の一端には該補助ストックレ
ール6上の連結ステープル3をその長手方向に沿って押
し出す縦プッシャ10とこれを駆動するシリンダ装置1
1が設けられている。さらに、ホッパユニットaは基台
19(図6参照)上に設けられたガイドレール17に沿
って、上記連結ステープル3の長手方向と水平に直交す
る方向に移動可能に設置されている。この水平移動は上
記基台19に固定されたシリンダ装置18(図6参照)
によって行なわれる。
【0019】補助ストックレール6の上記連結ステープ
ル3の供給方向の延長上にはストッカーユニットbが配
置されている。このストッカーユニットbは、図5に示
すように、基台19に対して垂直に固定されたガイドレ
ール12に上下方向に摺動可能に配置された支持板13
と、該支持板13の上端に連結されたシリンダ装置14
と、上記支持板12の下端に突設されたメインストック
レール15とが設けられている。上記シリンダ装置14
は上記ガイドレール12を支持する支持部材16の上端
に固定され、メインストックレール15を上下方向に駆
動する。上記ストッカーユニットbは、メインストック
レール15が上部位置にあるときに、図2のように、前
記補助ストックレール6の端部と整合状態で突き合わせ
られるように、また図4に示す下部位置にあるときは、
装填機構5とチャージ位置に待機するタッカー装置40
のマガジン41の後端とに整合状態で突き合わせられる
ように構成されている。
ル3の供給方向の延長上にはストッカーユニットbが配
置されている。このストッカーユニットbは、図5に示
すように、基台19に対して垂直に固定されたガイドレ
ール12に上下方向に摺動可能に配置された支持板13
と、該支持板13の上端に連結されたシリンダ装置14
と、上記支持板12の下端に突設されたメインストック
レール15とが設けられている。上記シリンダ装置14
は上記ガイドレール12を支持する支持部材16の上端
に固定され、メインストックレール15を上下方向に駆
動する。上記ストッカーユニットbは、メインストック
レール15が上部位置にあるときに、図2のように、前
記補助ストックレール6の端部と整合状態で突き合わせ
られるように、また図4に示す下部位置にあるときは、
装填機構5とチャージ位置に待機するタッカー装置40
のマガジン41の後端とに整合状態で突き合わせられる
ように構成されている。
【0020】上記構成において、図1に示すように、横
プッシャ8によりホッパ1内の最下段の連結ステープル
3を補助ストックレール6に供給し、シリンダ装置18
(図6参照)によりホッパユニットaを移動させて、図
2のように補助ストックレール6とメインストックレー
ル15とを整合させた後、縦プッシャ10によりこれを
メインストックレール15に移送する。横プッシャ8を
駆動する前に補助ストックレール6に連結ステープルの
一部が残っていた場合は、縦プッシャ10でメインスト
ックレール15に供給した後に横プッシャ8を駆動す
る。この供給によってメインストックレール15に送ら
れた連結ステープル3の一部は、通常の場合、補助スト
ックレール6上に残る。このようにして、連結ステープ
ル3は補助ストックレール6とメインストックレール1
5に跨がって連続配置される。
プッシャ8によりホッパ1内の最下段の連結ステープル
3を補助ストックレール6に供給し、シリンダ装置18
(図6参照)によりホッパユニットaを移動させて、図
2のように補助ストックレール6とメインストックレー
ル15とを整合させた後、縦プッシャ10によりこれを
メインストックレール15に移送する。横プッシャ8を
駆動する前に補助ストックレール6に連結ステープルの
一部が残っていた場合は、縦プッシャ10でメインスト
ックレール15に供給した後に横プッシャ8を駆動す
る。この供給によってメインストックレール15に送ら
れた連結ステープル3の一部は、通常の場合、補助スト
ックレール6上に残る。このようにして、連結ステープ
ル3は補助ストックレール6とメインストックレール1
5に跨がって連続配置される。
【0021】次に、メインストックレール15に収納さ
れる連結ステープルの量は、ホッパユニットaの下部に
配置された検出・装填ユニットc(図5参照)に設けら
れた検出機構2によって決定される。検出機構2は、図
7及び図8に示すチャージ位置に配置されたタッカー装
置40のステープルプッシャ44から突出しているピン
45と係合してステープルプッシャ44の位置を検出す
る検出片20と、メインストックレール15内に配置さ
れてメインストックレール15へのステープル収容量を
設定するストッパ片21とを検出アーム22上に設け、
該検出アーム22をシリンダ装置23によって前進後退
させることによって構成されている。検出片20は検出
アーム22の先端部に設けられ、ストッパ片21は上記
検出アーム22の基端から立ち上げられてさらに内側に
張出す張出し部24の下面に突出して設けられている。
検出片20とストッパ片21は、検出片20が上記チャ
ージ位置で待機するタッカー装置40のマガジン41の
後端に位置するとき、図1に示すように、ストッパ片2
1が補助ストックレール6とメインストックレール15
との境界に位置するように設定されている。
れる連結ステープルの量は、ホッパユニットaの下部に
配置された検出・装填ユニットc(図5参照)に設けら
れた検出機構2によって決定される。検出機構2は、図
7及び図8に示すチャージ位置に配置されたタッカー装
置40のステープルプッシャ44から突出しているピン
45と係合してステープルプッシャ44の位置を検出す
る検出片20と、メインストックレール15内に配置さ
れてメインストックレール15へのステープル収容量を
設定するストッパ片21とを検出アーム22上に設け、
該検出アーム22をシリンダ装置23によって前進後退
させることによって構成されている。検出片20は検出
アーム22の先端部に設けられ、ストッパ片21は上記
検出アーム22の基端から立ち上げられてさらに内側に
張出す張出し部24の下面に突出して設けられている。
検出片20とストッパ片21は、検出片20が上記チャ
ージ位置で待機するタッカー装置40のマガジン41の
後端に位置するとき、図1に示すように、ストッパ片2
1が補助ストックレール6とメインストックレール15
との境界に位置するように設定されている。
【0022】なお、上記検出アーム22は、図5のよう
に、基台に固定された起立壁25に設けられたガイドレ
ール26に沿って上記補助ストックレール6とメインス
トックレール15の長手方向に対して平行に前進後退
し、シリンダ装置23は上記起立壁25と直角に設けら
れた起立壁27に固定されている。また、検出アーム2
2はマガジン41に沿って移動するとともに、その先端
には、上記検出片20とともに、ステープル装填の完了
後にマガジン41のステープルプッシャ44を後方へ戻
す戻し爪部材28が設けられている。戻し爪部材28
は、タッカー装置40のマガジン41のステープルプッ
シャ44を移動させるよりもわずかに大きな力で回動で
きるように支持されている。
に、基台に固定された起立壁25に設けられたガイドレ
ール26に沿って上記補助ストックレール6とメインス
トックレール15の長手方向に対して平行に前進後退
し、シリンダ装置23は上記起立壁25と直角に設けら
れた起立壁27に固定されている。また、検出アーム2
2はマガジン41に沿って移動するとともに、その先端
には、上記検出片20とともに、ステープル装填の完了
後にマガジン41のステープルプッシャ44を後方へ戻
す戻し爪部材28が設けられている。戻し爪部材28
は、タッカー装置40のマガジン41のステープルプッ
シャ44を移動させるよりもわずかに大きな力で回動で
きるように支持されている。
【0023】前記構成において、図7のチャージ位置で
待機状態にあるタッカー装置40に対し、シリンダ装置
により検出アーム22が前進すると、検出アーム22の
検出片20がタッカー装置40のマガジン41に沿って
進む。そして、検出片20がマガジン41のステープル
プッシャ44に設けられたピン45に係合すると、検出
アーム22はそれ以上前進することはできないので停止
する。このとき、ストッパ片21も図2のようにメイン
ストックレール15上の一点で停止する。検出片20及
びストッパ片21がどの位置で停止するかは、ステープ
ルプッシャ44の位置で決まり、ステープルプッシャ4
4の位置はマガジン41に残った連結ステープルの残量
で決まる。検出片20の移動量とストッパ片21の移動
量は等しいから、図1に示すメインストックレール15
と補助ストックレール6との境界にあるストッパ片21
から図2に示すストッパ片21までの移動距離Lがマガ
ジン41に補充装填可能な連結ステープル量の長さと等
しくなる。この長さLがマガジン41に装填できるステ
ープル長さとして設定される。なお、検出片20がピン
45に係合する前に戻し爪部材28はピン45に係合し
た後、回動してピン45を越える。
待機状態にあるタッカー装置40に対し、シリンダ装置
により検出アーム22が前進すると、検出アーム22の
検出片20がタッカー装置40のマガジン41に沿って
進む。そして、検出片20がマガジン41のステープル
プッシャ44に設けられたピン45に係合すると、検出
アーム22はそれ以上前進することはできないので停止
する。このとき、ストッパ片21も図2のようにメイン
ストックレール15上の一点で停止する。検出片20及
びストッパ片21がどの位置で停止するかは、ステープ
ルプッシャ44の位置で決まり、ステープルプッシャ4
4の位置はマガジン41に残った連結ステープルの残量
で決まる。検出片20の移動量とストッパ片21の移動
量は等しいから、図1に示すメインストックレール15
と補助ストックレール6との境界にあるストッパ片21
から図2に示すストッパ片21までの移動距離Lがマガ
ジン41に補充装填可能な連結ステープル量の長さと等
しくなる。この長さLがマガジン41に装填できるステ
ープル長さとして設定される。なお、検出片20がピン
45に係合する前に戻し爪部材28はピン45に係合し
た後、回動してピン45を越える。
【0024】次に、分離機構4はストッカーユニットb
に対してホッパユニットaを相対的に移動させることに
よって構成されている。連結ステープル3を補助ストッ
クレール6とメインストックレール15に跨がって連続
配置した後に、図3に示されるように、ホッパユニット
aをシリンダ装置18により連結ステープル3の長手方
向と直交する水平方向にずらされた位置に相対的に移動
させると、補助ストックレール6とメインストックレー
ル15との突合せ部の整合が解除されるので、その境界
上のステープルを連結する接着材が切断され、連結ステ
ープル3は補助ストックレール6上のもの3aとメイン
ストックレール15上のもの3bとに分離される。メイ
ンストックレール15にはタッカー装置40のマガジン
41に装填可能な所定本数のステープル量が収容され
る。
に対してホッパユニットaを相対的に移動させることに
よって構成されている。連結ステープル3を補助ストッ
クレール6とメインストックレール15に跨がって連続
配置した後に、図3に示されるように、ホッパユニット
aをシリンダ装置18により連結ステープル3の長手方
向と直交する水平方向にずらされた位置に相対的に移動
させると、補助ストックレール6とメインストックレー
ル15との突合せ部の整合が解除されるので、その境界
上のステープルを連結する接着材が切断され、連結ステ
ープル3は補助ストックレール6上のもの3aとメイン
ストックレール15上のもの3bとに分離される。メイ
ンストックレール15にはタッカー装置40のマガジン
41に装填可能な所定本数のステープル量が収容され
る。
【0025】さらに、上記検出・装填ユニットcにおい
て、検出アーム22の上部にはシリンダ装置30と、こ
れによって駆動されるプッシャ31と、プッシャ31を
案内するガイド部32とが設けられている。ガイド部3
2はメインストックレール15と同じ断面を有し、チャ
ージ位置にあるタッカー装置40のマガジン41の延長
上に配置され、メインストックレール15が図4に示す
下部位置にあるとき、メインストックレール15の一端
と整合するように構成されている。この状態でメインス
トックレール15の他端はチャージ位置にあるタッカー
装置40のマガジン41の後端に突合せ状態となる。し
たがって、シリンダ装置30によりプッシャ31を駆動
してメインストックレール15上の連結ステープル3b
を押すと、連結ステープル3bはマガジン41内に装填
されていく。このように、シリンダ装置30とプッシャ
31とメインストックレール15とによりタッカー装置
40に対するステープルの装填機構5が構成されてい
る。
て、検出アーム22の上部にはシリンダ装置30と、こ
れによって駆動されるプッシャ31と、プッシャ31を
案内するガイド部32とが設けられている。ガイド部3
2はメインストックレール15と同じ断面を有し、チャ
ージ位置にあるタッカー装置40のマガジン41の延長
上に配置され、メインストックレール15が図4に示す
下部位置にあるとき、メインストックレール15の一端
と整合するように構成されている。この状態でメインス
トックレール15の他端はチャージ位置にあるタッカー
装置40のマガジン41の後端に突合せ状態となる。し
たがって、シリンダ装置30によりプッシャ31を駆動
してメインストックレール15上の連結ステープル3b
を押すと、連結ステープル3bはマガジン41内に装填
されていく。このように、シリンダ装置30とプッシャ
31とメインストックレール15とによりタッカー装置
40に対するステープルの装填機構5が構成されてい
る。
【0026】次に、前記構成のステープル装填装置の使
用態様について説明する。
用態様について説明する。
【0027】タッカー装置40が一連のステープル打ち
作業を終了してチャージ位置にセットされると、ステー
プルチャージャー装置はチャージ動作を開始する。ま
ず、図1、図2、図7及び図8に示すように、検出・装
填ユニットcが駆動されて、検出アーム22が前進し、
検出片20がタッカー装置40のマガジン41のピン4
5に係合する位置で停止する。これにより、メインスト
ックレール15におけるストッパ片21の位置が決定さ
れる。なお、検出片20がピン45に係合する前に戻し
爪部材28はピン45に係合した後、回動してピン45
を越えた位置にある。次に、シリンダ18によりホッパ
ユニットaを前進移動させ、補助ストックレール6とメ
インストックレール15とを整合させる。ホッパユニッ
トaの補助ストックレール6に連結ステープルがないと
きは、横プッシャ8が駆動されてホッパ1内の最下段の
連結ステープル3が補助ストックレール6に繰り出し供
給された後に、縦プッシャ10が駆動されて補助ストッ
クレール6の連結ステープル3がメインストックレール
15に移送される。縦プッシャ10は移送された連結ス
テープル3の前端がストッパ片21に係合したときに停
止し、元の位置に後退する。このようにして移送された
連結ステープル3はメインストックレール15とメイン
ストックレール15とに跨がって配置される。
作業を終了してチャージ位置にセットされると、ステー
プルチャージャー装置はチャージ動作を開始する。ま
ず、図1、図2、図7及び図8に示すように、検出・装
填ユニットcが駆動されて、検出アーム22が前進し、
検出片20がタッカー装置40のマガジン41のピン4
5に係合する位置で停止する。これにより、メインスト
ックレール15におけるストッパ片21の位置が決定さ
れる。なお、検出片20がピン45に係合する前に戻し
爪部材28はピン45に係合した後、回動してピン45
を越えた位置にある。次に、シリンダ18によりホッパ
ユニットaを前進移動させ、補助ストックレール6とメ
インストックレール15とを整合させる。ホッパユニッ
トaの補助ストックレール6に連結ステープルがないと
きは、横プッシャ8が駆動されてホッパ1内の最下段の
連結ステープル3が補助ストックレール6に繰り出し供
給された後に、縦プッシャ10が駆動されて補助ストッ
クレール6の連結ステープル3がメインストックレール
15に移送される。縦プッシャ10は移送された連結ス
テープル3の前端がストッパ片21に係合したときに停
止し、元の位置に後退する。このようにして移送された
連結ステープル3はメインストックレール15とメイン
ストックレール15とに跨がって配置される。
【0028】なお、縦プッシャ10が作動する際、補助
ストックレール6上に前回の補充装填作業で連結ステー
プル3の一部が残っているときは、この残余ステープル
をメインストックレール15に移送した後に後退し、再
び横プッシャ8と縦プッシャ10による一連のステープ
ルの繰り出しと移送を行なう。この場合の作動制御は、
リミットスイッチとタイマーとの組み合わせにより行な
えばよい。すなわち、縦プッシャ10の作動と同時に作
動され、所定時間経過後に次段の切断・分離の開始のた
めの信号を発生するタイマーと、縦プッシャ10の作動
終端で操作されるリミットスイッチを設け、前記タイマ
ーの設定時間を縦プッシャ10が一連のステープルをメ
インストックレール15内へ移送させるに充分な時間に
設定することによって、上記タイマーの動作中にリミッ
トスイッチが操作された場合には前記タイマーをリセッ
トさせると同時に縦プッシャ10を後退させて、その後
に上記横プッシャ8を作動させてホッパ1内の一連のス
テープル3を補助ストックレール6上に送り出し、該一
連の連結ステープル3に対して再度縦プッシャ10を作
動させるようにすればよい。
ストックレール6上に前回の補充装填作業で連結ステー
プル3の一部が残っているときは、この残余ステープル
をメインストックレール15に移送した後に後退し、再
び横プッシャ8と縦プッシャ10による一連のステープ
ルの繰り出しと移送を行なう。この場合の作動制御は、
リミットスイッチとタイマーとの組み合わせにより行な
えばよい。すなわち、縦プッシャ10の作動と同時に作
動され、所定時間経過後に次段の切断・分離の開始のた
めの信号を発生するタイマーと、縦プッシャ10の作動
終端で操作されるリミットスイッチを設け、前記タイマ
ーの設定時間を縦プッシャ10が一連のステープルをメ
インストックレール15内へ移送させるに充分な時間に
設定することによって、上記タイマーの動作中にリミッ
トスイッチが操作された場合には前記タイマーをリセッ
トさせると同時に縦プッシャ10を後退させて、その後
に上記横プッシャ8を作動させてホッパ1内の一連のス
テープル3を補助ストックレール6上に送り出し、該一
連の連結ステープル3に対して再度縦プッシャ10を作
動させるようにすればよい。
【0029】上記横プッシャ8と縦プッシャ10が停止
されて前記タイマーの設定時間が経過すると、ホッパユ
ニットaが連結ステープルの長手方向と直交する方向に
駆動され(図3参照)、補助ストックレール6とメイン
ストックレール15間に相対的な横方向のズレが生じ、
両者間に跨って配置された一連のステープル3がその部
分で切断分離される。
されて前記タイマーの設定時間が経過すると、ホッパユ
ニットaが連結ステープルの長手方向と直交する方向に
駆動され(図3参照)、補助ストックレール6とメイン
ストックレール15間に相対的な横方向のズレが生じ、
両者間に跨って配置された一連のステープル3がその部
分で切断分離される。
【0030】分離が完了すると、図4のように、ストッ
カーユニットbは下方に駆動されてメインストックレー
ル15がタッカー装置40のマガジン41と整合する下
部位置に配置される。このとき、ストッパ片21はメイ
ンストックレール15の内側から排除される。下部位置
において、メインストックレール15が、チャージ位置
にあるタッカー装置40のマガジン41の後端と検出・
装填ユニットcのガイド部32と整合状態になると、装
填機構5が作動してメインストックレール15上の連結
ステープル3bはタッカー装置40のマガジン41の後
端からガイドバー43に沿って補充装填される。
カーユニットbは下方に駆動されてメインストックレー
ル15がタッカー装置40のマガジン41と整合する下
部位置に配置される。このとき、ストッパ片21はメイ
ンストックレール15の内側から排除される。下部位置
において、メインストックレール15が、チャージ位置
にあるタッカー装置40のマガジン41の後端と検出・
装填ユニットcのガイド部32と整合状態になると、装
填機構5が作動してメインストックレール15上の連結
ステープル3bはタッカー装置40のマガジン41の後
端からガイドバー43に沿って補充装填される。
【0031】上記ステープルの装填が終了すると、各ユ
ニットa、b、cが初期状態に復帰する。検出・装填ユ
ニットcの検出アーム22が復帰移動するときに、戻し
爪部材28がステープルプッシャ44のピン45と係合
してステープルプッシャ44をマガジン41の後方へ引
き戻す。このときステープルプッシャ44の押圧部44
bは補充装填された連結ステープル3bの表面上を摺動
する。ステープルプッシャ44がマガジン41の後端所
定位置に到達すると、ピン45はそれ以上後退できない
から、戻し爪部材28は図8のように回転してピン45
との係合が解除される。ステープルプッシャ44の押圧
部44bは上記補充ステープルを越えてガイドバー43
の表面に当接し、弾性付勢により補充ステープルの後端
に係合し、次の一連のステープル打ち作業の準備が完了
する。
ニットa、b、cが初期状態に復帰する。検出・装填ユ
ニットcの検出アーム22が復帰移動するときに、戻し
爪部材28がステープルプッシャ44のピン45と係合
してステープルプッシャ44をマガジン41の後方へ引
き戻す。このときステープルプッシャ44の押圧部44
bは補充装填された連結ステープル3bの表面上を摺動
する。ステープルプッシャ44がマガジン41の後端所
定位置に到達すると、ピン45はそれ以上後退できない
から、戻し爪部材28は図8のように回転してピン45
との係合が解除される。ステープルプッシャ44の押圧
部44bは上記補充ステープルを越えてガイドバー43
の表面に当接し、弾性付勢により補充ステープルの後端
に係合し、次の一連のステープル打ち作業の準備が完了
する。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、連結ステープルを分離
して一連のステープル打ち作業で消費した本数のステー
プルを補充装填できるので、タッカー装置のマガジンに
装填するステープルの本数を自由に選択することができ
る。マガジンの長さを一連の連結ステープルの長さより
も短く設定することもできるから、タッカーに設置する
マガジンの寸法を一連のステープル打ちで使用するステ
ープルを収容できるだけの短い長さに設定することがで
きる。したがって、例えば家具の引き出しの間等の狭隘
な場所におけるステープル打ちが可能となる。
して一連のステープル打ち作業で消費した本数のステー
プルを補充装填できるので、タッカー装置のマガジンに
装填するステープルの本数を自由に選択することができ
る。マガジンの長さを一連の連結ステープルの長さより
も短く設定することもできるから、タッカーに設置する
マガジンの寸法を一連のステープル打ちで使用するステ
ープルを収容できるだけの短い長さに設定することがで
きる。したがって、例えば家具の引き出しの間等の狭隘
な場所におけるステープル打ちが可能となる。
【0033】また、ステープルの補充装填と一連のステ
ープル打ち作業とのタイミングを整合させることができ
るので、作業途中でのステープル切れが発生せず作業効
率が向上する。
ープル打ち作業とのタイミングを整合させることができ
るので、作業途中でのステープル切れが発生せず作業効
率が向上する。
【0034】さらに、タッカー装置にステープルの残量
検出機構を設置する必要がないので、装置構造を簡単に
することができる。
検出機構を設置する必要がないので、装置構造を簡単に
することができる。
【0035】なお、チャージ位置のタッカー装置のマガ
ジンに沿って検出片を移動させ、上記マガジンのプッシ
ャ位置を検出することにより、マガジン内に装填可能な
ステープル量を簡単に検出することができる。
ジンに沿って検出片を移動させ、上記マガジンのプッシ
ャ位置を検出することにより、マガジン内に装填可能な
ステープル量を簡単に検出することができる。
【0036】この際、上記検出片と一体的に作動するス
トッパ片がメインストックレール内に配置されることに
より、メインストックレール内に装填可能なステープル
量を検出することができる。
トッパ片がメインストックレール内に配置されることに
より、メインストックレール内に装填可能なステープル
量を検出することができる。
【0037】さらに、メインストックレールとこれに整
合配置された補助ストックレールに跨がって連続して配
置される連結ステープルを、両レールを相対的に上記両
ストックレールの長手方向に直交する方向に移動させる
ことにより、上記ステープルから装填可能なステープル
量分を分離することができる。
合配置された補助ストックレールに跨がって連続して配
置される連結ステープルを、両レールを相対的に上記両
ストックレールの長手方向に直交する方向に移動させる
ことにより、上記ステープルから装填可能なステープル
量分を分離することができる。
【図1】ステープルチャージャー装置の全体斜視図であ
る。
る。
【図2】補充すべき連結ステープルの検出とホッパから
の連結ステープルの供給状態を示す斜視図である。
の連結ステープルの供給状態を示す斜視図である。
【図3】連結ステープルの分離機構による作動状態を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図4】連結ステープルの装填機構による作動状態を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図5】図1のステープルチャージャー装置の分解斜視
図である。
図である。
【図6】ホッパユニットの側面図である。
【図7】チャージ位置のタッカー装置に検出機構が作用
する場合の説明図である。
する場合の説明図である。
【図8】チャージ位置からの検出アームの復帰移動状態
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図9】タッカー装置のステープルプッシャ部分の概要
説明図である。
説明図である。
a ホッパ部 1 ホッパ 2 検出機構 3 ステープル 4 分離機構 5 装填機構 40 タッカー装置 41 マガジン
Claims (4)
- 【請求項1】 家具、木枠等の製造に供されるステープ
ル自動打込み装置において、被打込材のステープル打ち
施工部位に沿って移動制御され所定のステープル打ち位
置へステープルを打込むとともに、一連の打ち込み作業
終了毎に所定のチャージ位置に移動制御されるタッカー
装置と、該タッカー装置に設けたマガジンに対しステー
プルを補充するステープルチャージャー装置とを有し、
上記タッカー装置には一連の打ち込み作業で消費するス
テープル量に充分なステープルを収容可能なマガジンを
装設し、上記ステープルチャージャー装置には、多数の
ステープルが連結された連結ステープルを一連ずつ送り
出すホッパ部と、前記チャージ位置に配置されたタッカ
ー装置のマガジンに対して装填可能なステープル量を検
出する検出機構と、前記ホッパ部から送り出されたステ
ープルのうち上記検出機構により検出されたステープル
量分を切断して分離する分離機構と、分離されたステー
プルをタッカー装置のマガジンへ装填する装填機構とを
備えたことを特徴とする自動ステープル打ち装置におけ
るステープル装填装置。 - 【請求項2】 前記検出機構において、前記チャージ位
置に配置されたタッカー装置のマガジンに沿って移動す
るとともに、前記マガジンのステープルプッシャの位置
を検出する検出片を備えたことを特徴とする請求項1に
記載の自動ステープル打ち装置におけるステープル装填
装置。 - 【請求項3】 前記検出機構において、前記ホッパ部か
ら送り出された連結ステープルを収容するメインストッ
クレールを備え、前記検出片と一体的に作動するストッ
パ片が前記メインストックレール内に配置し、上記スト
ッパ片に前記メインストックレールに供給される連結ス
テープルの端部を係合させることを特徴とする請求項2
に記載の自動ステープル打ち装置におけるステープル装
填装置。 - 【請求項4】 前記分離機構において、前記ホッパ部か
ら送り出された一連の連結ステープルが配置される補助
ストックレールとメインストックレールとを別個に設け
るとともに、これら両レールが整合可能で、且つ両レー
ルの長手方向に直交する方向に移動可能に配置したこと
を特徴とする請求項1に記載の自動ステープル打ち装置
におけるステープル装填装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3119389A JPH0737016B2 (ja) | 1991-04-23 | 1991-04-23 | 自動ステープル打ち装置におけるステープル装填装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3119389A JPH0737016B2 (ja) | 1991-04-23 | 1991-04-23 | 自動ステープル打ち装置におけるステープル装填装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04323001A JPH04323001A (ja) | 1992-11-12 |
JPH0737016B2 true JPH0737016B2 (ja) | 1995-04-26 |
Family
ID=14760294
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3119389A Expired - Lifetime JPH0737016B2 (ja) | 1991-04-23 | 1991-04-23 | 自動ステープル打ち装置におけるステープル装填装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0737016B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2517940Y2 (ja) * | 1989-06-26 | 1996-11-20 | 栃木富士産業 株式会社 | 動力取出装置 |
-
1991
- 1991-04-23 JP JP3119389A patent/JPH0737016B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04323001A (ja) | 1992-11-12 |
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