JPH0736995U - まな板用漂白器 - Google Patents

まな板用漂白器

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Publication number
JPH0736995U
JPH0736995U JP385991U JP385991U JPH0736995U JP H0736995 U JPH0736995 U JP H0736995U JP 385991 U JP385991 U JP 385991U JP 385991 U JP385991 U JP 385991U JP H0736995 U JPH0736995 U JP H0736995U
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JP
Japan
Prior art keywords
cutting board
bleaching
storage container
cutting
hanging part
Prior art date
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Pending
Application number
JP385991U
Other languages
English (en)
Inventor
大畑秀子
Original Assignee
大畑 秀子
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Filing date
Publication date
Application filed by 大畑 秀子 filed Critical 大畑 秀子
Priority to JP385991U priority Critical patent/JPH0736995U/ja
Publication of JPH0736995U publication Critical patent/JPH0736995U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 まな板の全表面を漂白・除菌・防臭処理し得
るものでありながら漂白剤の使用量を必要最少限に押
え、もって漂白剤の排液排出量を極力少なくし、河川や
地下水の汚染の防止を図らんとするものである。 【構成】 まな板3の肉厚Y、幅よりもそれぞれ僅かに
寸法大なる内法寸法W、Xを有しかつ上端のみ開放した
箱状の収納部aを有するまな板収納容器1の側板1a、
1bに包丁掛け部5やふきん掛け部6等の掛け部を設け
た。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、まな板の漂白器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
まな板は台所用品として日常頻繁に使用するものであり、しかも、一般家庭に おいては一枚のまな板で、肉、魚等の生もののみならず野菜や果物等全ての食品 に兼用することが多く、使用後は微細な食品かす等が付着したまま残留して不衛 生となり易いため、使用後はまな板表面を丁寧に洗浄し常に清潔にしておく必要 があるが、まな板を単に水洗いしただけでは表面に付着残留した食品かす等を完 全に除去することは困難であるため、定期的にまな板を漂白剤に浸して漂白、除 菌、除臭することが好ましいものである。特に、肉、魚等の生ものを大量に加工 する食品業者等においては、まな板等の衛生管理には食中毒防止等の見地から最 大限の注意を払う必要がある。
【0003】 そのため、従来は、合成樹脂製の食器洗い籠やほうろう引きの容器等、まな板 の入る適宜大きさの容器をさがして所定濃度の漂白剤を入れ、その中にまな板を 浸したり、業務用にあっては、タンクに多量の漂白剤と水を無造作に入れて多数 枚のまな板を同時に漂白・除菌・除臭処理しているのが一般的であるが、漂白終 了後は漂白液をそのまま排水孔等から一般の排水と共に流しているのが実状であ る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、漂白剤には塩素系のものや還元系のもの或は粉末酸素系のもの等種々 のものがあり、たとえ水で薄めたものであってもそのまま排水と共に流すことは 他の汚染源と共に河川を汚染する一因ともなり、直接的に又は間接的に人体に悪 影響を及ぼす恐れがあるものである。したがって、漂白剤の使用量(排液量)は 必要最少限に押えた方がよいものであるが、従来は、まな板専用の漂白用容器が 提供されていないため、不便であるばかりでなく漂白剤の使用量もややもすれば 多くなり易くその分使用後の漂白剤排液量も多くなる等の問題があった。近年、 公害防止の見地から、有害物質の排水等による河川の汚染や地下水の汚染を極力 防止しようとする傾向が強く、行政上の規制のみならず、企業努力及び各個人の 意識革命が強く要請されてきている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記のような実状に鑑み創案されたものであって、合成樹脂を材質 として、まな板の肉厚及び幅よりも僅かに寸法大なる内法寸法を有しかつ上端の み開放した箱状の収納部を有するまな板収納容器を設け、該まな板収納容器の側 板に包丁掛け部やふきん掛け部等の掛け部を設けたことを要旨とする。
【0006】
【作用】
まな板を漂白するに際しては、まな板収納容器の上端開口部から収納部に水と 漂白剤を所定の割合で一定量入れて混ぜ合せた後、漂白しようとするまな板を開 口部から収納部に差し込めば、所定割合で薄められた漂白剤(漂白液)の液面が まな板の容積分だけ上昇し、まな板の全表面が漂白液に浸されるので、そのまま 所定時間放置しておくことによりまな板は漂白されると共に、除菌・除臭処理さ れる。
【0007】
【実施例】
本考案の構成を図面に示された一実施例により説明する。1は合成樹脂を材質 として成形された偏平箱状の収納部aを有するまな板収納容器で、底面には座板 2が一体的に設けられており、また、まな板収納容器1の上端部にはまな板3の 出し入れ用開口部4が形成されている。そして、まな板収納容器1の一側板1a には包丁掛け部5が、他側板1bにはふきんや箸、しゃもじ等各種台所用品の掛 け部6がそれぞれ設けられている。また、前側板1c側には透明又は半透明な合 成樹脂又は強化ガラス等からなる窓孔7が設けられ、該窓孔7に沿って計量用の 目盛8が付設されており、収納部aに入れる漂白剤及び水の適量が外部から視認 できるようになっている。9はドレン、10はキャップ、11は包丁、12はふ きんである。なお、ドレン9には図示しなかったが開閉弁を取付けてもよい。
【0008】 ところで、まな板収納容器1における収納部aの内法寸法W、Xは、まな板3 の肉厚Y、幅Zよりもそれぞれ僅かに大に設定されており、また、高さHはまな 板3の長さよりも若干長く設定されていて、収納部aにはまな板3全体が没入し た状態で収納されるようになっている。
【0009】 図3乃至図5は他の実施例を示すものであって、まな板収納容器13の内部を 仕切壁14を介して複数個のまな板収納部15に分割することにより複数枚のま な板3を同時に漂白処理できるようにしたものである。このものでは、まな板収 納容器13の底板13dを傾斜状に構成すると共に、各仕切壁14の下端部に隣 接する収納部15を連通する連通孔16を設けてある。各仕切壁14を図4に示 すように収納容器13に対し上下方向にスライド可能に構成して取外し自在とし てもよく、これにより、必要に応じ仕切壁14を収納容器13から取外して収納 部15を広げた状態にし、嵩ばる食器やテーブルクロス等を漂白するための漂白 器として使用することができるので使い勝手がよく極めて便利である。また、無 孔の仕切壁14以外に穴(丸穴、長穴、溝等)Mを有する仕切壁14aに形成し てもよい(図5参照)。さらには、図3に示すようにまな板収納容器13の上端 開放部に開閉蓋17をヒンジ(図示せず)を介して開閉自在に又は取外し自在に 装着してもよい。このように、収納容器13に開閉蓋17を装着することにより 開閉蓋17を各種の置台や容器等としても活用できる。13a、13b、13c は収納容器13の側板、なお、収納容器13の設置場所と既設の排水口との位置 関係等により底板13dの傾斜方向やドレン9の取付部位を適宜変えることがで き、またドレン9に開閉弁を取付けたり排水用のホース18を連結してもよい。
【0010】 上記の構成において、まな板3を漂白するには、まな板収納容器1の上端開口 部4から収納部aに水と漂白剤を所定の割合で一定量入れて混ぜ合せた後、漂白 しようとするまな板3を開口部4から収納部aに差し込めば、所定割合で薄めら れた漂白剤(漂白液)の液面がまな板3の容積分だけ上昇し、まな板3の全表面 が漂白液に浸されるので、そのまま所定時間放置しておくことによりまな板3は 全表面にわたって万遍なく漂白処理されると同時に、除菌・除臭処理される。漂 白処理終了後はドレン9から漂白液を排水する。ところで、まな板収納容器1に おける収納部aの内法寸法W、Xは、まな板3の肉厚Y、幅Zよりもそれぞれ僅 かに大に設定されているので、収納部a内でまな板3が徒にガタついたりするこ とがなく、しかも、漂白剤の容量は必要最少限で済み、無駄がなく経済的である ばかりでなく、使用後は漂白剤の排液を可及的に少なくすることができる。した がって、漂白剤の排液に伴う河川の汚染等の悪影響を減少させることができる。 また、本考案はまな板3の漂白処理のみならず、皿等の食器その他の漂白にも利 用できるうえ、漂白液を排出した後はまな板立て又は各種容器等としても活用す ることが可能で、包丁掛け及びふきん掛け等の兼用化と相俟って利用価値を大幅 に高めることができるものである。
【0011】
【考案の効果】
本考案は、上述したように、合成樹脂を材質として、まな板の肉厚及び幅より も僅かに寸法大なる内法寸法を有しかつ上端のみ開放した箱状の収納部を有する まな板収納容器を設け、該まな板収納容器の側板に包丁掛け部やふきん掛け部等 の掛け部を設けたものであるから、漂白剤の容量は必要最少限で済み、無駄がな く経済的であるばかりでなく、漂白剤の排液を可及的に少なくすることができ、 したがって、漂白剤の排液に伴う河川や地下水の汚染等の悪影響を極力減少させ ることができる。また、本考案はまな板の漂白処理のみならず、皿等の食器その 他の漂白にも利用できるうえ、漂白液を排出した後はまな板立てや各種容器等と しても活用することが可能で、包丁掛け及びふきん掛け等の兼用化と相俟って利 用価値を大幅に高めることができる等構造簡単なものでありながら極めて有用な 実用的効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の全体斜視図である。
【図2】まな板の斜視図である。
【図3】複数枚のまな板を同時に漂白できるようにする
と共に、まな板収納容器に開閉蓋を取付けた他の実施例
の斜視図である。
【図4】開閉蓋を外した状態を示す他の実施例の斜視図
である。
【図5】ドレンに排水用のホースを連結した状態を示す
他の実施例の斜視図である。
【符号の説明】
1 まな板収納容器 3 まな板 4 上端開口部 5 包丁掛け部 6 ふきん等の掛け部 13 まな板収納容器 15 収納部 a 収納部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂を材質として、まな板の肉厚及
    び幅よりも僅かに寸法大なる内法寸法を有しかつ上端の
    み開放した箱状の収納部を有するまな板収納容器を設
    け、該まな板収納容器の側板に包丁掛け部やふきん掛け
    部等の掛け部を設けたことを特徴とするまな板用漂白
    器。
JP385991U 1991-01-12 1991-01-12 まな板用漂白器 Pending JPH0736995U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP385991U JPH0736995U (ja) 1991-01-12 1991-01-12 まな板用漂白器

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JP385991U JPH0736995U (ja) 1991-01-12 1991-01-12 まな板用漂白器

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Publication Number Publication Date
JPH0736995U true JPH0736995U (ja) 1995-07-11

Family

ID=11568920

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JP385991U Pending JPH0736995U (ja) 1991-01-12 1991-01-12 まな板用漂白器

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6346142B2 (ja) * 1979-08-29 1988-09-13 Inland Steel Co

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6346142B2 (ja) * 1979-08-29 1988-09-13 Inland Steel Co

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