JPH0736890A - 文書処理装置及びその方法 - Google Patents
文書処理装置及びその方法Info
- Publication number
- JPH0736890A JPH0736890A JP5179234A JP17923493A JPH0736890A JP H0736890 A JPH0736890 A JP H0736890A JP 5179234 A JP5179234 A JP 5179234A JP 17923493 A JP17923493 A JP 17923493A JP H0736890 A JPH0736890 A JP H0736890A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- document
- shared
- document element
- content
- contents
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数の文書要素で共有される内容が、1つの
文書要素に対する編集により、過って破壊されるのを防
止する。 【構成】 複数の文書要素を含む文書を複数管理する文
書処理装置に、1つの文書要素内容を複数の文書要素の
共有する共有内容として定義しておき、文書の表示を指
示し、該指示された文書中より、前記定義された共有内
容を含む要素を検出するステップS501と、該検出さ
れた文書要素を他の部分と識別可能に、前記指示された
文書を表示させるステップS503とを備える。
文書要素に対する編集により、過って破壊されるのを防
止する。 【構成】 複数の文書要素を含む文書を複数管理する文
書処理装置に、1つの文書要素内容を複数の文書要素の
共有する共有内容として定義しておき、文書の表示を指
示し、該指示された文書中より、前記定義された共有内
容を含む要素を検出するステップS501と、該検出さ
れた文書要素を他の部分と識別可能に、前記指示された
文書を表示させるステップS503とを備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の文書要素を含む
文書を複数管理する文書処理装置に関するものである。
文書を複数管理する文書処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ある文書内容を他の文書内容として定義
付ける方法として、カットアンドペーストで行なう方法
やハイパーテキスト等のように他の文書データにリンク
をはる方法があった。
付ける方法として、カットアンドペーストで行なう方法
やハイパーテキスト等のように他の文書データにリンク
をはる方法があった。
【0003】しかし、前者の方法は、共有されているわ
けではないので、片方を修正しても、同時に他方も修正
されることはなく、二つ以上の文書をコンシステンシを
保って保守する時に、都合のよいものではなかった。
けではないので、片方を修正しても、同時に他方も修正
されることはなく、二つ以上の文書をコンシステンシを
保って保守する時に、都合のよいものではなかった。
【0004】また、後者の方法は、レイアウト等、文書
要素の内容以外の情報もいっしょに共有してしまい、そ
のため、文書のコンテキストに応じたレイアウトで表示
・プリントできないという問題があった。
要素の内容以外の情報もいっしょに共有してしまい、そ
のため、文書のコンテキストに応じたレイアウトで表示
・プリントできないという問題があった。
【0005】そこで、文書要素の内容情報だけを共有さ
せる文書処理装置が提案されている。
せる文書処理装置が提案されている。
【0006】図2に、内容の同一部分を共有した二つの
文書データの表示例を示した。図2中、論文データの文
書「art」と抄録データの文書「abst」の共通部
分「イロハニホヘト、チリヌルヲ。」が共有関係にあ
る。
文書データの表示例を示した。図2中、論文データの文
書「art」と抄録データの文書「abst」の共通部
分「イロハニホヘト、チリヌルヲ。」が共有関係にあ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の例によ
る表示方法では、表示された文書を見るかぎり、共有箇
所とそうでない箇所の区別ができず、このため、共有箇
所をそれと気付かずに変更し、共有関係にあった他の文
書を、意図せずに壊してしまう危険があるという問題点
があった。
る表示方法では、表示された文書を見るかぎり、共有箇
所とそうでない箇所の区別ができず、このため、共有箇
所をそれと気付かずに変更し、共有関係にあった他の文
書を、意図せずに壊してしまう危険があるという問題点
があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明によれば、複数の文書要素を含む文書を複数
管理する文書処理装置に、1つの文書要素内容を複数の
文書要素の共有する共有内容として定義する定義手段
と、文書の表示を指示する指示手段と、該指示手段によ
り指示された文書中より、前記定義手段により定義され
た共有内容を含む文書要素を検出する検出手段と、該検
出手段により検出された文書要素を他の部分と識別可能
に、前記指示手段で指示された文書を表示させる表示制
御手段とを備える。
に、本発明によれば、複数の文書要素を含む文書を複数
管理する文書処理装置に、1つの文書要素内容を複数の
文書要素の共有する共有内容として定義する定義手段
と、文書の表示を指示する指示手段と、該指示手段によ
り指示された文書中より、前記定義手段により定義され
た共有内容を含む文書要素を検出する検出手段と、該検
出手段により検出された文書要素を他の部分と識別可能
に、前記指示手段で指示された文書を表示させる表示制
御手段とを備える。
【0009】また、本発明の他の態様によれば、複数の
文書要素を含む文書を複数管理する文書処理装置におい
て、1つの文書要素内容を複数の文書要素の共有する共
有内容として定義しておき、文書の表示を指示し、該指
示された文書中より、前記定義された共有内容を含む文
書要素を検出し、該検出された文書要素を他の部分と識
別可能に、前記指示された文書を表示させることを特徴
とする。
文書要素を含む文書を複数管理する文書処理装置におい
て、1つの文書要素内容を複数の文書要素の共有する共
有内容として定義しておき、文書の表示を指示し、該指
示された文書中より、前記定義された共有内容を含む文
書要素を検出し、該検出された文書要素を他の部分と識
別可能に、前記指示された文書を表示させることを特徴
とする。
【0010】
【作用】かかる本発明の構成において、複数の文書要素
を含む文書を複数管理する文書処理装置において、1つ
の文書要素内容を複数の文書要素の共有する共有内容と
して定義しておき、文書の表示を指示し、該指示された
文書中より、前記定義された共有内容を含む文書要素を
検出し、該検出された文書要素を他の部分と識別可能
に、前記指示された文書を表示させる。
を含む文書を複数管理する文書処理装置において、1つ
の文書要素内容を複数の文書要素の共有する共有内容と
して定義しておき、文書の表示を指示し、該指示された
文書中より、前記定義された共有内容を含む文書要素を
検出し、該検出された文書要素を他の部分と識別可能
に、前記指示された文書を表示させる。
【0011】
(実施例1)以下、添付図面を参照しながら、本発明の
実施例を詳細に説明する。
実施例を詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施例に係る文書処理
装置の基本構成を示すブロック図である。図中、1は、
文字やコマンドを入力するためのキーボード、2は、表
示上の範囲指定やメニュー選択などを行うためのマウ
ス、3は、プログラムに従って各種制御や処理を実行す
るためのCPU、4は、データを表示するためのCRT
である。10は、CPU3の実行すべきプログラムや各
種データを記憶するための記録装置であり、20はプロ
グラムやデータを永続的に保持するための補助記憶装置
である。
装置の基本構成を示すブロック図である。図中、1は、
文字やコマンドを入力するためのキーボード、2は、表
示上の範囲指定やメニュー選択などを行うためのマウ
ス、3は、プログラムに従って各種制御や処理を実行す
るためのCPU、4は、データを表示するためのCRT
である。10は、CPU3の実行すべきプログラムや各
種データを記憶するための記録装置であり、20はプロ
グラムやデータを永続的に保持するための補助記憶装置
である。
【0013】記憶装置10には、文書要素検出プログラ
ム11、共有判定プログラム12、共有表示プログラム
13、文書要素の内容を表示する文書要素表示プログラ
ム14がある。これらのプログラムは、同一プログラム
上にあってもかまわない。補助記憶装置20には、論文
データ21、抄録データ22が格納されている。
ム11、共有判定プログラム12、共有表示プログラム
13、文書要素の内容を表示する文書要素表示プログラ
ム14がある。これらのプログラムは、同一プログラム
上にあってもかまわない。補助記憶装置20には、論文
データ21、抄録データ22が格納されている。
【0014】なお、記憶装置10と補助記憶装置20
は、同一のものであってもよい。
は、同一のものであってもよい。
【0015】図3に、オブジェクトデータベース中に管
理された論文データ21の例を示す。抄録データ22も
同様に管理されている。論文データ21は、文書オブジ
ェクト2110をルートとする。文書オブジェクト21
10は、オブジェクトの型「DOCUMENT」、文書
型「article」、この文書の内容を表すオブジェ
クトへのポインタを保持している。ここでは、この文書
の内容として、文書要素内容オブジェクト2111をポ
イントしている。
理された論文データ21の例を示す。抄録データ22も
同様に管理されている。論文データ21は、文書オブジ
ェクト2110をルートとする。文書オブジェクト21
10は、オブジェクトの型「DOCUMENT」、文書
型「article」、この文書の内容を表すオブジェ
クトへのポインタを保持している。ここでは、この文書
の内容として、文書要素内容オブジェクト2111をポ
イントしている。
【0016】文書要素内容オブジェクト2111は、オ
ブジェクトの型「CONTENT」、リファレンスカウ
ント「1」、内容の実体を内容の先頭へのポインタとし
て保持している。ここで、入れ子状に内容を持つ文書要
素もしくは文字の列を内容として定めることができる。
ここでは、文書要素内容オブジェクト2111は、内容
の最初の要素である文書要素オブジェクト2112をポ
イントする。なお、リファレンスカウントは、この文書
内容オブジェクトを文書要素の内容としてポイントしい
る文書要素の数を表すものである。ここで、文書要素内
容オブジェクト2111は、文書オブジェクト2110
のみの内容であるので、リファレンスカウントは「1」
である。
ブジェクトの型「CONTENT」、リファレンスカウ
ント「1」、内容の実体を内容の先頭へのポインタとし
て保持している。ここで、入れ子状に内容を持つ文書要
素もしくは文字の列を内容として定めることができる。
ここでは、文書要素内容オブジェクト2111は、内容
の最初の要素である文書要素オブジェクト2112をポ
イントする。なお、リファレンスカウントは、この文書
内容オブジェクトを文書要素の内容としてポイントしい
る文書要素の数を表すものである。ここで、文書要素内
容オブジェクト2111は、文書オブジェクト2110
のみの内容であるので、リファレンスカウントは「1」
である。
【0017】文書要素オブジェクト2112は、オブジ
ェクトの型「ELEMENT」、後続の内容である要素
へのポインタ、文書要素名「title」、この文書要
素の内容を表すオブジェクトへのポインタを保持してい
る。ここでは、後続の内容として、要素名「abstr
act」の文書要素オブジェクト2113をポイント
し、この文書要素内容オブジェクト2114をポイント
している。文書要素内容オブジェクト2114は、内容
の実体として、先頭の内容である文字オブジェクト21
15をポイントしている。
ェクトの型「ELEMENT」、後続の内容である要素
へのポインタ、文書要素名「title」、この文書要
素の内容を表すオブジェクトへのポインタを保持してい
る。ここでは、後続の内容として、要素名「abstr
act」の文書要素オブジェクト2113をポイント
し、この文書要素内容オブジェクト2114をポイント
している。文書要素内容オブジェクト2114は、内容
の実体として、先頭の内容である文字オブジェクト21
15をポイントしている。
【0018】文字オブジェクト2115は、オブジェク
トの型「CHAR」、後続の内容である要素へのポイン
タ、文字コード「A」を保持する。ここでは、後続の内
容として、文字コードが「B」である文字オブジェクト
2116をポイントしている。
トの型「CHAR」、後続の内容である要素へのポイン
タ、文字コード「A」を保持する。ここでは、後続の内
容として、文字コードが「B」である文字オブジェクト
2116をポイントしている。
【0019】本実施例では、以下に、論文データの文書
要素名「abstract」の文書要素の内容と、抄録
データの最初に現れた文書要素名「itemparag
raph」の文書要素の内容が共有されているものとし
て説明する。その時の論文データ、抄録データの構成を
図4に示す。
要素名「abstract」の文書要素の内容と、抄録
データの最初に現れた文書要素名「itemparag
raph」の文書要素の内容が共有されているものとし
て説明する。その時の論文データ、抄録データの構成を
図4に示す。
【0020】論文データの要素名「abstract」
の文書要素2113と抄録データの最初に現れた要素名
「itemparagraph」の文書要素2217と
の両方から、「イロハニホヘト、チリヌルヲ。」をさす
文書要素内容オブジェクト2118ヘポイントされてい
る。そして、文書要素内容オブジェクト2118リファ
レンスカウントの値が「2」になっている。
の文書要素2113と抄録データの最初に現れた要素名
「itemparagraph」の文書要素2217と
の両方から、「イロハニホヘト、チリヌルヲ。」をさす
文書要素内容オブジェクト2118ヘポイントされてい
る。そして、文書要素内容オブジェクト2118リファ
レンスカウントの値が「2」になっている。
【0021】さて、本実施例の処理手順を、図5のフロ
ーチャートにそって説明する。ここでは、図4に示した
抄録データ22を表示する場合について説明する。
ーチャートにそって説明する。ここでは、図4に示した
抄録データ22を表示する場合について説明する。
【0022】まず初めに、抄録データ22をスキャニン
グし、ステップS501で、文書要素オブジェクトを検
出する。検出できず、文書データが終了した時は、処理
を終了する。次に、共有判定プログラム12を用いて、
ステップS502で、検出した文書要素の内容が、他の
文書要素内容と共有関係にあるかどうかを判定する。こ
れは、文書要素オブジェクトがポイントする文書要素内
容オブジェクトのリファレンスカウントの値が、2以上
かどうかを見て判定する。2以上の時が、共有関係にあ
る時である。ステップS502で、共有関係にあると判
定された時は、ステップS503に進み、共有表示プロ
クラム13を用いて、共有部分の表示を行なう。これ
は、まず、文字列”〈share〉”を表示し、その後
に文書要素内容を表示する。文書要素内容を、あるレチ
アウトで表示・プリントすることは、従来のSGMLを
扱う技術で実現されているので、それを利用すればよ
い。そして、最後に文字列”〈/share〉”を表示
し、共有表示の処理を終える。一方、ステップS502
で、共有関係ではないと判定された時は、ステップS5
04に進み、ただ単に、文書要素内容を表示する。そし
て、ステップS501に戻り、次の文書要素の検出処理
を実行する。以上で、処理手順について説明を終える。
グし、ステップS501で、文書要素オブジェクトを検
出する。検出できず、文書データが終了した時は、処理
を終了する。次に、共有判定プログラム12を用いて、
ステップS502で、検出した文書要素の内容が、他の
文書要素内容と共有関係にあるかどうかを判定する。こ
れは、文書要素オブジェクトがポイントする文書要素内
容オブジェクトのリファレンスカウントの値が、2以上
かどうかを見て判定する。2以上の時が、共有関係にあ
る時である。ステップS502で、共有関係にあると判
定された時は、ステップS503に進み、共有表示プロ
クラム13を用いて、共有部分の表示を行なう。これ
は、まず、文字列”〈share〉”を表示し、その後
に文書要素内容を表示する。文書要素内容を、あるレチ
アウトで表示・プリントすることは、従来のSGMLを
扱う技術で実現されているので、それを利用すればよ
い。そして、最後に文字列”〈/share〉”を表示
し、共有表示の処理を終える。一方、ステップS502
で、共有関係ではないと判定された時は、ステップS5
04に進み、ただ単に、文書要素内容を表示する。そし
て、ステップS501に戻り、次の文書要素の検出処理
を実行する。以上で、処理手順について説明を終える。
【0023】この時の抄録データ22の表示は、図6の
ようになる。ここで、共有文書要素の内容が、文字列”
〈share〉”と”〈share〉”に囲まれている
ので、容易に共有箇所がわかる。
ようになる。ここで、共有文書要素の内容が、文字列”
〈share〉”と”〈share〉”に囲まれている
ので、容易に共有箇所がわかる。
【0024】また、共有文書要素の内容中に共有文書要
素が存在する、すなわち、共有箇所がネスティングして
いることもある。例えば、上述の共有文書要素内容中に
強調文書要素があり、この強調文書要素内容が、論文デ
ータ中の索引の一部と共有関係にあるとする。この様子
を図7に示す。
素が存在する、すなわち、共有箇所がネスティングして
いることもある。例えば、上述の共有文書要素内容中に
強調文書要素があり、この強調文書要素内容が、論文デ
ータ中の索引の一部と共有関係にあるとする。この様子
を図7に示す。
【0025】図7は、共有文書要素内容である「イロハ
ニホヘト、チリヌルヲ。」の「ロ」と「ハ」の間に、文
書要素名「emphasis」の文書要素が存在し、そ
の内容「XYZ」が、論文データの索引の中の文書要素
名「keyword」の文書要素の内容と共有関係にあ
ることを示している。
ニホヘト、チリヌルヲ。」の「ロ」と「ハ」の間に、文
書要素名「emphasis」の文書要素が存在し、そ
の内容「XYZ」が、論文データの索引の中の文書要素
名「keyword」の文書要素の内容と共有関係にあ
ることを示している。
【0026】この時、共有表示プログラム13は、文字
列”〈share〉”だけでなく、他に共有の深さを表
示してもよい。例えば図8のように表示する。図8で
は、共有範囲を示す文字列”〈share〉”や”〈/
share〉”を、”〈sharel〉”、”〈/sh
arel〉”、”〈share2〉”、”〈/shar
e2〉”というように、共有ネスティングの深さを表示
するようにしている。これは、共有ネスティングカウン
タ15(図示せず)を、記憶装置10に設け、共有の深
さを管理すれば可能である。また、共有文書要素の内容
を表示する時、例えば、文字’◇と’◆’のような特殊
文字で囲むというようにしてもよい。共有ネスティング
の深さは、特殊文字がいくつ連続しているかで表現すれ
ばよい。文書データを表示する時、例えばSGMLのフ
ルマークアップした形で表示するような場合、共有箇所
を囲む記号を、上のような特殊文字としたほうが、見や
すいという利点がある。この時の表示例を図9に示す。
列”〈share〉”だけでなく、他に共有の深さを表
示してもよい。例えば図8のように表示する。図8で
は、共有範囲を示す文字列”〈share〉”や”〈/
share〉”を、”〈sharel〉”、”〈/sh
arel〉”、”〈share2〉”、”〈/shar
e2〉”というように、共有ネスティングの深さを表示
するようにしている。これは、共有ネスティングカウン
タ15(図示せず)を、記憶装置10に設け、共有の深
さを管理すれば可能である。また、共有文書要素の内容
を表示する時、例えば、文字’◇と’◆’のような特殊
文字で囲むというようにしてもよい。共有ネスティング
の深さは、特殊文字がいくつ連続しているかで表現すれ
ばよい。文書データを表示する時、例えばSGMLのフ
ルマークアップした形で表示するような場合、共有箇所
を囲む記号を、上のような特殊文字としたほうが、見や
すいという利点がある。この時の表示例を図9に示す。
【0027】(実施例2)本実施例は、共有箇所のバッ
クグランドの色を変えて表示するものである。本実施例
におけるシステム構成図、文書データは、それぞれ実施
例1の図1、図3と同じである。
クグランドの色を変えて表示するものである。本実施例
におけるシステム構成図、文書データは、それぞれ実施
例1の図1、図3と同じである。
【0028】処理手順を図10を用いて説明する。ま
ず、ステップS1001で、抄録データ22をCRT4
上に表示する。そして、ステップS1002で、抄録デ
ータ22から文書要素を検出し、ステップS1003
で、その文書要素内容が他の文書内容と共有関係にある
かどうかを判定する。そのための判定方法は、実施例1
の図5におけるステップS502と同じである。
ず、ステップS1001で、抄録データ22をCRT4
上に表示する。そして、ステップS1002で、抄録デ
ータ22から文書要素を検出し、ステップS1003
で、その文書要素内容が他の文書内容と共有関係にある
かどうかを判定する。そのための判定方法は、実施例1
の図5におけるステップS502と同じである。
【0029】そして、ステップS1004で、共有文書
要素の内容の箇所のバックグランドの色を、例えば黄色
にして表示する。この時、ドラッギングによる範囲指定
の時の色と区別できたほうが望ましい。メモリ中の文書
要素オブジェクトと表示された文書内容の範囲との対応
付けは、たとえばSGMLの構造エディタで実現されて
いるので、それを参考にすればよいし、バックグランド
の色を変える方法は、たとえばXウィンドウプロクラム
等で実現されている。この時の表示例を図11に示す。
図11では、バックグランドが黄色である部分を斜線で
示してある。また、本実施例に示すようにバックグラン
ドの色を変えるのではなく、文字そのもの、すなわちフ
ォアグランドの色を変えてもいっこうにさしつかえな
い。
要素の内容の箇所のバックグランドの色を、例えば黄色
にして表示する。この時、ドラッギングによる範囲指定
の時の色と区別できたほうが望ましい。メモリ中の文書
要素オブジェクトと表示された文書内容の範囲との対応
付けは、たとえばSGMLの構造エディタで実現されて
いるので、それを参考にすればよいし、バックグランド
の色を変える方法は、たとえばXウィンドウプロクラム
等で実現されている。この時の表示例を図11に示す。
図11では、バックグランドが黄色である部分を斜線で
示してある。また、本実施例に示すようにバックグラン
ドの色を変えるのではなく、文字そのもの、すなわちフ
ォアグランドの色を変えてもいっこうにさしつかえな
い。
【0030】また、カラーディスプレイを使用していな
い時等は、例えば、表示した共有文書要素の内容に下線
を引くようにしてもよい。あるいは、ビットマップディ
スプレイを使用しているなら、枠で囲むようにしてもよ
い。また、共有のネスティングがある時は、共有スティ
ングの深さによってバックグランドの色を変えるように
してもよい。
い時等は、例えば、表示した共有文書要素の内容に下線
を引くようにしてもよい。あるいは、ビットマップディ
スプレイを使用しているなら、枠で囲むようにしてもよ
い。また、共有のネスティングがある時は、共有スティ
ングの深さによってバックグランドの色を変えるように
してもよい。
【0031】本実施例では、表示される文書の中に、内
容情報以外の特殊文字あるいは文字列が入らないので、
文書データが読みにくくなるという欠点を除くことがで
きる。また、文書要素内容の先頭もしくは最後を見なく
ても、共有文書要素であるかないかがすぐに判明できる
という利点がある。
容情報以外の特殊文字あるいは文字列が入らないので、
文書データが読みにくくなるという欠点を除くことがで
きる。また、文書要素内容の先頭もしくは最後を見なく
ても、共有文書要素であるかないかがすぐに判明できる
という利点がある。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、表示されている文書を
見て、他の文書要素の内容と共有関係にある文書要素の
内容の箇所か、そうでない箇所かが明確に判別できると
いう効果がある。従って、変更すると他の文書に影響を
及ぼす箇所が明確にわかり、むやみに書き換えて、共有
関係のある他の文書を破壊するということを防ぐことが
できる。
見て、他の文書要素の内容と共有関係にある文書要素の
内容の箇所か、そうでない箇所かが明確に判別できると
いう効果がある。従って、変更すると他の文書に影響を
及ぼす箇所が明確にわかり、むやみに書き換えて、共有
関係のある他の文書を破壊するということを防ぐことが
できる。
【図1】第1の実施例におけるシステム構成図である。
【図2】従来技術における共有箇所の表示例を示す図で
ある。
ある。
【図3】第1の実施例における構造化文書データの例を
示す図である。
示す図である。
【図4】第1の実施例における共有箇所を含んだ構造化
文書データの例を示す図である。
文書データの例を示す図である。
【図5】第1の実施例における処理手順を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図6】第1の実施例における抄録データの表示例を示
す図である。
す図である。
【図7】第1実施例における共有がネスティングされて
いる構造化文書データの例を示す図である。
いる構造化文書データの例を示す図である。
【図8】共有がネスティングされている時の抄録データ
の表示例を示す図である。
の表示例を示す図である。
【図9】共有がネスティングされている時の抄録データ
の他の表示例を示す図である。
の他の表示例を示す図である。
【図10】第2の実施例における処理手順を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図11】第2の実施例における抄録データの表示例を
示す図である。
示す図である。
1 キーボード 2 マウス 3CPU 4CRT 10 記録装置 11 文書要素検出プログラム 12 共有判定プログラム 13 共有表示プログラム 14 文書要素表示プログラム 20 補助記憶装置
Claims (5)
- 【請求項1】 複数の文書要素を含む文書を複数管理す
る文書処理装置において、 1つの文書要素内容を複数の文書要素の共有する共有内
容として定義する定義手段と、 文書の表示を指示する指示手段と、 該指示手段により指示された文書中より、前記定義手段
により定義された共有内容を含む文書要素を検出する検
出手段と、 該検出手段により検出された文書要素を他の部分と識別
可能に、前記指示手段で指示された文書を表示させる表
示制御手段とを備えることを特徴とする文書処理装置。 - 【請求項2】 前記表示制御手段は、前記検出された文
書要素を、該文書要素の前後に特定の文字または文字列
を付加して表示させることを特徴とする請求項1に記載
の文書処理装置。 - 【請求項3】 前記表示制御手段は、前記検出された文
書要素を、該文書要素の表示形態を他の部分と異なる形
態で表示させることを特徴とする請求項1に記載の文書
処理装置。 - 【請求項4】 前記各文書が文書要素内容の共有に関し
てネスティングが許可されており、前記検出手段はネス
ティングの深さも判別し、前記表示制御手段は、判別さ
れたネスティングの深さも識別可能に表示することを特
徴とする請求項1に記載の文書処理装置。 - 【請求項5】 複数の文書要素を含む文書を複数管理す
る文書処理装置において、 1つの文書要素内容を複数の文書要素の共有する共有内
容として定義しておき、 文書の表示を指示し、 該指示された文書中より、前記定義された共有内容を含
む文書要素を検出し、 該検出された文書要素を他の部分と識別可能に、前記指
示された文書を表示させることを特徴とする文書処理方
法。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5179234A JPH0736890A (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | 文書処理装置及びその方法 |
DE69426615T DE69426615T2 (de) | 1993-07-20 | 1994-07-19 | Vorrichtung und Verfahren zum Verarbeiten von Dokumenten |
US08/277,005 US5778398A (en) | 1993-07-20 | 1994-07-19 | Document processing to permit sharing of content by plural documents |
EP94305280A EP0635794B1 (en) | 1993-07-20 | 1994-07-19 | Document processing apparatus and method |
EP00201889A EP1047002A3 (en) | 1993-07-20 | 1994-07-19 | Document processing apparatus and method |
US09/612,575 USRE42509E1 (en) | 1993-07-20 | 2000-07-07 | Document processing to permit sharing of content by plural documents |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5179234A JPH0736890A (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | 文書処理装置及びその方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0736890A true JPH0736890A (ja) | 1995-02-07 |
Family
ID=16062293
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5179234A Withdrawn JPH0736890A (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | 文書処理装置及びその方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0736890A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0903677A2 (en) * | 1997-09-22 | 1999-03-24 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Hypertext editing system |
JP2002342142A (ja) * | 2001-05-21 | 2002-11-29 | Toshiba Corp | 書き込み制御方法および構造化文書管理装置および構造化文書編集装置およびプログラム |
-
1993
- 1993-07-20 JP JP5179234A patent/JPH0736890A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0903677A2 (en) * | 1997-09-22 | 1999-03-24 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Hypertext editing system |
EP0903677A3 (en) * | 1997-09-22 | 2001-09-26 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Hypertext editing system |
JP2002342142A (ja) * | 2001-05-21 | 2002-11-29 | Toshiba Corp | 書き込み制御方法および構造化文書管理装置および構造化文書編集装置およびプログラム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5428529A (en) | Structured document tags invoking specialized functions | |
US6182092B1 (en) | Method and system for converting between structured language elements and objects embeddable in a document | |
JP4461769B2 (ja) | 文書検索・閲覧手法及び文書検索・閲覧装置 | |
US8510647B2 (en) | Computer programming and markup language source code visualization tool | |
US20040243628A1 (en) | Method of indicating links to external urls | |
JPH04229364A (ja) | 強調特性変更方法及びシステム | |
US7681116B2 (en) | Automatic republication of data | |
US7194694B2 (en) | Device for indicating and providing information and links to quoted or reproduced material | |
JPH1083289A (ja) | プログラミング・エイド | |
IL226027A (en) | Two-way text checker and method | |
EP0913779A2 (en) | Browser for documents with annotations | |
US7461337B2 (en) | Exception markup documents | |
US20140250368A1 (en) | Smart document import | |
KR101638511B1 (ko) | 온라인 학습 콘텐츠 저작을 위한 프로그램이 기록된 컴퓨터 판독 가능한 매체 및 온라인 학습 콘텐츠 저작 방법 | |
US5671427A (en) | Document editing apparatus using a table to link document portions | |
US8381183B2 (en) | Navigation in computer software applications developed in a procedural language | |
JPH0736890A (ja) | 文書処理装置及びその方法 | |
KR20030022811A (ko) | 멀티미디어 데이터 출판 시스템 | |
US20030154462A1 (en) | Software maintenance material generation apparatus and generation program therefor | |
EP1153352B1 (en) | Method of hidden text detection and use in electronic document approval | |
JP4990452B2 (ja) | 分析データライタ、分析データファイル、分析データリーダ、及び分析データファイル頒布方法 | |
Ribeiro et al. | A syntactic and lexicon analyzer for the geography markup language (gml) | |
KR20160011905A (ko) | 온라인 학습 콘텐츠로의 변환을 위한 프로그램을 기록한 컴퓨터로 읽을 수 있는 매체 및 온라인 학습 콘텐츠로의 변환 방법 | |
JP3608864B2 (ja) | 組版方法及び装置 | |
JP3674905B2 (ja) | 文書編集装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001003 |