JPH0736803A - 可変長かつ入れ子構造のデータの解析・表示方法 - Google Patents

可変長かつ入れ子構造のデータの解析・表示方法

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JPH0736803A
JPH0736803A JP5158454A JP15845493A JPH0736803A JP H0736803 A JPH0736803 A JP H0736803A JP 5158454 A JP5158454 A JP 5158454A JP 15845493 A JP15845493 A JP 15845493A JP H0736803 A JPH0736803 A JP H0736803A
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Hiroshi Ishikawa
石川  浩
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 可変長かつ入れ子構造のプロトコルデータの
構造と内容を容易に把握することができる解析・表示方
法を提供する。 【構成】 プロトコルデータを所定の符号化規則の記述
法に従って解析し、この解析結果に基づいて前記プロト
コルデータのパラメタ要素である「タグ」、「長さ」お
よび「値」のそれぞれのデータ長を検出し、この検出さ
れたそれぞれのデータ長からパラメタ要素の区切りを認
識し、この認識されたパラメタ要素の「値」が入れ子構
造か否かを判定し、この判定結果に基づいて前記パラメ
タ要素のそれぞれのデータ長を1区切りとして各パラメ
タ要素を表示するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プロトコルデータにお
ける可変長かつ入れ子構造のデータの解析・表示方法に
関し、特に、データ構造と内容を容易に解析・表示し、
各パラメタの認識を容易にする可変長かつ入れ子構造の
データの解析・表示方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、異機種ごとに開発されたプロトコ
ルでは、異機種計算機間の通信は不可能であり、プロト
コルの標準化が必要とされる。
【0003】そこで、コンピュータネットワークにおい
て異機種計算機間における通信を可能とするためにIS
O(International Organization for Standardization
:国際標準化機構)が提唱した国際標準ネットワークア
ーキテクチャがOSI(OpenSystems Interconnection
:開放型システム間相互接続:規約番号ISO 749
8)である。
【0004】このOSIでは、異機種計算機間でデータ
通信を行う場合、処理データの送受に先立って、この処
理データを送受する手順を取り決めたプロトコルデータ
と呼ばれるデータの交換を行う。このプロトコルデータ
の符号化規則の1つにASN.1(Abstract Syntax No
tation .1:抽象構文記述法:規約番号ISO 8824
/8825)がある。
【0005】このOSI環境下における情報処理システ
ムにおいて、プロトコルデータの構造や内容を確認する
ため、あるいは異機種計算機間の接続不良時の解析など
のために、受信したプロトコルデータを解析し、表示す
ることが必要となる。このプロトコルデータは前記AS
N.1記述法で記述されており、プロトコルデータを構
成しているパラメタが可変長かつ入れ子構造となってい
る。
【0006】図6はASN.1記述法によるTLV型(T
ag,Length and Value)プロトコルデータの構造図を示し
たものである。プロトコルデータ60は「1」以上のパ
ラメタで構成されている。図6において、プロトコルデ
ータ60は、パラメタ61、62で構成され、さらにパ
ラメタ61、62は、「タグ」601、「長さ」602
および「値」603の3項目のパラメタ要素から構成さ
れている。
【0007】「タグ」601はパラメタを識別するため
の識別子であり、「長さ」602はパラメタの「値」6
03のバイト数を示し、「値」603は当該パラメタの
パラメタ値である。
【0008】このパラメタには2つの型があり、「値」
603が構造を持たないものを「プリミティブ型」61
といい、「値」603がパラメタの構造を持っており、
入れ子状になっているものを「コンストラクト型」62
という。
【0009】以下、プロトコルデータ60の構造につい
て図6を用いて説明する。図6において、 (1)プロトコルデータ60は、「タグ」601、「長
さ」602および、「値」603の3項目のパラメタ要
素の並びで構成され、「プリミティブ型」61であれ
ば、「値」603は構造を持たず、「コンストラクト
型」62であれば、この「値」603がパラメタの構造
となっており、さらに前記3項目の並びに従ったパラメ
タが入れ子の形で入っている。
【0010】(2)「タグ」601、「長さ」602お
よび「値」603それぞれのデータの長さは、全てその
長さが一定ではなく可変長である。
【0011】図7は、「タグ」601の構造と内容を説
明するための説明図である。
【0012】「タグ」601の先頭バイト70の第3ビ
ット701が当該パラメタの型を示している。第3ビッ
ト701が「0」ならば「プリミティブ型」61であ
り、「1」ならば「コンストラクト型」62である。
【0013】また、「タグ」601には2つの形式があ
り、「タグ」601の先頭バイト70の下位5ビット7
02によって示される。下位5ビット702が「111
11」以外ならば短形式、「11111」であれば長形
式である。
【0014】短形式ならば、「タグ」601のデータ長
は先頭バイト70のみの1バイトである。長形式ならば
先頭バイト70からの後続バイトで先頭ビットが「0」
の最初のバイトを含めたバイトまでが「タグ」601で
ある。本例の長形式では「タグ」601は先頭バイト7
0からバイト7mまでである。
【0015】図8は「長さ」602の構造と内容を説明
するための説明図である。
【0016】「長さ」602には2つの形式があり、
「長さ」602の先頭バイト80の先頭ビット801に
よって示される。先頭ビット801が「0」ならば短形
式であり、「1」であれば長形式である。
【0017】また、長形式の場合は、定長と不定長とが
あり、「長さ」602の先頭バイト80の下位7ビット
802によって示される。下位7ビット802が「00
00000」以外ならば定長であり、「000000
0」ならば不定長である。
【0018】短形式の場合、「長さ」602は先頭バイ
ト80のみの1バイトであり、下位7ビット802が当
該パラメタの「値」603のバイト数を示している。
【0019】長形式の場合、定長ならば下位7ビット8
02が後続するバイト81から8mまでのバイト数を示
し、先頭バイト80からバイト8mまでが「長さ」60
2である。
【0020】不定長ならば、「値」603のバイト数を
格納する部分は存在せず、先頭バイト80の次のバイト
からEOC(End Of Contents: 「(0000)16」で示される)
82までが「値」603である。
【0021】前記のように、プロトコルデータ60をそ
のままの形式で表示すると、16進数値の羅列となり、
「タグ」601、「長さ」602および「値」603の
区別がつかず、図式的に認識できない。また、入れ子が
どのような構造になっているかが理解できない。
【0022】このようなプロトコルデータ60の構造解
析は、システム設計者が情報処理システムの仕様書を作
成する場合、あるいは情報処理システムを保守する場合
に必要となる。
【0023】従来、このプロトコルデータ60の構造解
析は人手によって行っているため、多くの作業工数を要
している。
【0024】このため、種々のプロトコルデータ60の
構造解析方法が考案されている。従来技術として、例え
ば、特開平2−79146号公報(発明の名称:転送構
文解析・生成処理方式)に開示されているように、プロ
トコルデータ60のパラメタの入れ子の構造を解析し、
各パラメタの上位パラメタ、下位パラメタおよび同位パ
ラメタを特定し、木構造で表現して受信データ木構造テ
ーブルに格納し、「プリミティブ型」61パラメタの
「値」603を受信プリミティブテーブルに格納し、受
信プリミティブ索引テーブルに各パラメタのパラメタ要
素である「タグ」601、「長さ」602および「値」
603が格納されている受信プリミティブテーブルのア
ドレス(「コンストラクト型」62パラメタの場合はn
ull値)を格納し、これら2つのテーブルによってデ
ータ構造の解析とデータ内容の解析とを別々に行う方法
がある。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来技術は、データの構造と内容をそれぞれ別のテーブル
に格納し、データ構造の解析とデータ内容の解析とを別
々に行っているために、処理が複雑になり、かつプロト
コルデータ60の構造を明瞭に表示することができない
という問題がある。
【0026】本発明の目的は、ASN.1記述法によっ
て記述されているプロトコルデータの構造と内容を容易
に把握することを可能とする可変長かつ入れ子構造のデ
ータの解析・表示方法を提供することにある。
【0027】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、前記プロトコルデータを所定の符号化規
則の記述法に従って解析し、この解析結果に基づいて前
記プロトコルデータのパラメタ要素である「タグ」、
「長さ」および「値」のそれぞれのデータ長を検出し、
この検出されたそれぞれのデータ長からパラメタ要素の
区切りを認識し、この認識されたパラメタ要素の「値」
が入れ子構造か否かを判定し、この判定結果に基づいて
前記パラメタ要素のそれぞれのデータ長を1区切りとし
て各パラメタ要素を表示するようにしたものである。
【0028】
【作用】前記手段によれば、前記プロトコルデータが所
定の符号化規則の記述法に従って解析され、プロトコル
データのパラメタ要素である「タグ」、「長さ」および
「値」それぞれのデータ長が検出される。
【0029】次に、検出された各パラメタ要素の区切り
が認識され、そしてこの認識されたパラメタ要素のうち
の「値」が入れ子構造か否かが判定され、この判定結果
に基づいて前記パラメタ要素のそれぞれのデータ長を1
区切りとして各パラメタ要素が表示される。
【0030】これにより、プロトコルデータのパラメタ
要素の区切りが容易に判別でき、かつプロトコルデータ
の入れ子の構造が目視により確認できる。
【0031】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて詳細
に説明する。なお、実施例を説明するための全図におい
て、同一機能を有するものは、同一符号を付け、その繰
り返しの説明は省略する。
【0032】(実施例1)図1は本発明の一実施例の全
体構成を示すシステム構成図である。
【0033】図1において、10は本発明を適用した情
報処理システムであり、プロトコルデータ解析表示部1
1と、通信制御部12とから構成されている。
【0034】プロトコルデータ解析表示部11は、本発
明を実現する部分であり、解析処理部13、表示処理部
14、受信データバッファ15および出力データバッフ
ァ16とから構成される。
【0035】通信制御部12は、相手側情報処理システ
ム20とのプロトコルデータ60の送受信を制御し、受
信したプロトコルデータ60を受信データバッファ15
に蓄積する。
【0036】解析処理部13は、受信データバッファ1
5に蓄積されたプロトコルデータ60を解析し、その結
果を出力データバッファ16に蓄積する。
【0037】また、表示処理部14は、出力データバッ
ファ16に蓄積された解析結果をディスプレイ17やプ
リンタ18などの表示装置に出力し表示する。なお、図
1には図示していないが、情報処理システム10内に
は、他にユーザ業務を行う業務プログラム等が内蔵され
ている。
【0038】19は通信回線、20は相手側情報処理シ
ステムである。通信回線19を介して相手側情報処理シ
ステム20とプロトコルデータ60の送受信を行う。
【0039】図2は本実施例の処理手順を示すフローチ
ャートである。図2に従って本実施例の処理手順を説明
する。
【0040】通信制御部12は、相手側情報処理システ
ム20から受け取ったプロトコルデータ60を受信デー
タバッファ15に蓄積する。そしてシステム設計者等の
利用者によって、プロトコルデータ60の解析表示指示
がディスプレイ17に接続されたキーボードなどから入
力されると、プロトコルデータ解析表示部11が起動
し、プロトコルデータ60の解析表示処理を開始する。
【0041】まず、入力ポインタを受信データバッファ
15にあるプロトコルデータ60の先頭に位置付け(ス
テップ201)、入れ子の深さを示す「ネスト」に初期
値「0」を設定する(ステップ202)。
【0042】次に、表示位置(解析データを表示装置に
表示する時の先頭カラム位置)へ「ネスト」に「n(任
意の自然数)」を掛けた値を設定し(ステップ20
3)、改行し(ステップ204)、「ネスト」に「1」
を加算する(ステップ205)。
【0043】次に、パラメタの型を判定し、これを記憶
する(ステップ206)。判定の方法は、プロトコルデ
ータ60の、パラメタ要素である「タグ」601の先頭
バイト70の第3ビット701をチェックすることによ
って行う。
【0044】これは図7に示したようにASN.1記述
法に従い、第3ビット701が「0」ならば「プリミテ
ィブ型」61であり、「1」ならば「コンストラクト
型」62である。現在、入力ポインタが示しているバイ
トが「タグ」601の先頭バイト70なので、この1バ
イトを読み込み、「タグ」601の形式を判定する(ス
テップ207)。
【0045】今読み込んだ1バイトは「タグ」601の
先頭バイト70であるが、図7に示したようにASN.
1記述法に従い、「タグ」601の先頭バイト70の下
位5ビット702が「11111」であれば長形式、そ
れ以外は短形式である。
【0046】短形式であれば、先頭バイト70を出力デ
ータバッファ16に出力し、入力ポインタを「1」加算
する(ステップ208)。
【0047】長形式であれば、入力ポインタを「1」ず
つ加算して先頭バイト70からバイト7mまでを出力デ
ータバッファ16に出力する(ステップ209)。
【0048】そして、表示処理部14によって、出力デ
ータバッファ16内の「タグ」601をステップ203
で求めた表示位置へ表示する(ステップ210)。
【0049】次に「長さ」602を計算する。これは、
入力ポインタを「1」加算し、「タグ」601の終了バ
イトの次バイト、すなわち「長さ」602の先頭バイト
80を読み込み、「長さ」602の形式を判定する(ス
テップ211)。
【0050】そして、図8に示したようにASN.1記
述法に従い、読み込んだ「長さ」602の先頭バイト8
0の先頭ビット801が「0」であれば短形式であり、
「1」であれば長形式である。
【0051】図8に示したようにASN.1記述法に従
い、短形式であれば、下位7ビット802が「値」60
3のバイト数であるので、下位7ビット802の数値を
出力データバッファ16に出力する(ステップ21
2)。
【0052】長形式であれば、次に「定長」か「不定
長」かを判定する(ステップ213)。読み込んだ「長
さ」602の先頭バイト80が「10000000」で
あれば不定長である。
【0053】もし、定長であれば「長さ」602の先頭
バイト80の下位7ビット802が「値」603のバイ
ト数を示す後続バイト数を示すので、入力ポインタを
「1」ずつ加算してバイト81からバイト8mまでを読
み込み、「値」603のバイト数を計算し、出力データ
バッファ16に出力する(ステップ214)。
【0054】もし、不定長ならば次バイトから、「値」
603の終了を示すEOC82が検出されるまでのバイ
ト数が「値」603のバイト数であるので、次バイトか
らEOC82が検出されるまでのバイト数をカウント
し、「値」603のバイト数を求め、出力データバッフ
ァ16に出力する(ステップ215)。
【0055】次に、表示処理部14によって、表示位置
を右へ移動し、出力データバッファ16内の「値」60
3のバイト数を表示する(ステップ216)。
【0056】次に、入力ポインタを「1」加算して
「値」603の1バイト目を示すようにし、ステップ2
06で記憶したパラメタの型が「プリミティブ型」61
であるか、「コンストラクト型」62であるかを判定す
る(ステップ217)。
【0057】「プリミティブ型」61であれば、ステッ
プ212、ステップ214、またはステップ215で求
めた「値」603のバイト数のプロトコルデータ60を
読み込み、出力データバッファ16に出力する(ステッ
プ218)。そして、表示処理部14によって、表示位
置を右へ移動し、出力データバッファ16の中の「値」
603を表示する(ステップ219)。
【0058】もし、「コンストラクト型」62であれば
ステップ212、ステップ214またはステップ215
で求めた「値」603バイト数の処理が終了するまで
(ステップ221)図2中のAの部分の再帰呼出しを行
う(ステップ220)。
【0059】次に、「ネスト」から「1」を減算する
(ステップ222)。
【0060】プロトコルデータ60は、先頭パラメタが
後続パラメタを全て下位に従えているので、先頭パラメ
タの「長さ」602分の処理が終了した時点でプロトコ
ルデータ60の1単位分の解析表示処理が終了したこと
になる。
【0061】図3は、受信データバッファ15内のプロ
トコルデータ60の原データ30を表示した例である。
図3から明らかなように、16進数値の羅列であり、パ
ラメタの区切りや入れ子の状態等のデータ構造が認識で
きないとともに、実際に業務システム等で使用する
「値」603の内容も確認できない。
【0062】図4は本発明を適用してプロトコルデータ
を解析し、表示した例である。図4において、40は解
析後のデータAであり、各行がパラメタに対応してお
り、各行の1区切りがパラメタ要素である。
【0063】各行の先頭に出力されている2桁の数字が
「タグ」601であり、次の2桁の数字が「長さ」60
2であり、その次に表示されている数字が「値」603
を示している。
【0064】ここでは、「タグ」601と「長さ」60
2は全て2桁になっているが、これ以外の桁数になるこ
ともありうる。また、「値」603は、「プリミティブ
型」61のパラメタのみに存在するので、「値」603
が無い行もある。
【0065】また、本実施例では、パラメタの入れ子が
1段階増えるごとに2カラム右にずらして表示してい
る。図4からも明らかなように、本発明の処理を行うこ
とによって「タグ」601「長さ」602および「値」
603の区別が明確になり、入れ子の深さに従ってイン
デント付けされて表示されるのでデータ構造が認識し易
くなっている。
【0066】(実施例2)図5は本発明を適用した他の
実施例の表示画面を示す図である。図5において、50
は解析後のデータBであり、これは「長さ」602を1
0進表示にし、「値」603に文字型表示を追加した例
である。本実施例では、文字型表示部分501は前後を
「’」(アポストロフィ)で挟んで表示し、文字コード
にない数値の部分502は「.」(ピリオド)で示して
いる。
【0067】なお、図5において、解析後のデータB5
0の表示方法は、「長さ」602を表示する前に16進
数値から10進数値に変換するステップを追加し、さら
に「値」603を表示する前に16進数値から文字型に
変換するステップを追加することによって実現できる。
【0068】また、インデントの幅は、図2のステップ
203で表示位置を求めるときの「n」の値を変えるこ
とにより自由に設定できる。
【0069】以上の操作により、プロトコルデータの構
造および内容が目視により確認できることになる。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プロトコルデータを所定の符号化規則の記述法に従って
解析し、この解析結果に基づいて前記プロトコルデータ
のパラメタ要素である「タグ」、「長さ」および「値」
のそれぞれのデータ長を検出し、この検出されたそれぞ
れのデータ長からパラメタ要素の区切りを認識し、この
認識されたパラメタ要素の「値」が入れ子構造か否かを
判定し、この判定結果に基づいて前記パラメタ要素のそ
れぞれのデータ長を1区切りとして各パラメタ要素を表
示するので、可変長かつ入れ子構造のプロトコルデータ
の構造と内容を容易に把握することができる。
【0071】また、前記プロトコルデータの表示を行う
に際し、前記検出された「タグ」が出現するごとに改行
し、前記「値」の入れ子の階層に応じてインデントを付
加し、かつ前記「タグ」、「長さ」および「値」のそれ
ぞれのデータ長を1区切りとして各パラメタ要素を表示
するので、プロトコルデータの構造と内容を目視で確認
することができ、プロトコルデータの認識効率が向上す
るという効果がある。
【0072】この結果、計算機間あるいは計算機と端末
装置間の通信を行う場合に、双方の情報処理システムに
おけるプロトコルデータの確認作業を効率良く行うこと
ができるという効果がある。
【0073】さらに、計算機間あるいは計算機と端末装
置間における接続不良時のプロトコルデータの解析を容
易に行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すシステム構成図
である。
【図2】実施例の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図3】プロトコルデータの原データの出力例を示す図
である。
【図4】実施例による表示画面を示す図である。
【図5】第2の実施例による表示画面を示す図である。
【図6】ASN.1記述法によるプロトコルデータの構
造図である。
【図7】ASN.1記述法による「タグ」の説明図であ
【図8】ASN.1記述法による「長さ」の説明図であ
る。
【符号の説明】
10…情報処理システム、11…プロトコルデータ解析
表示部、12…通信制御部、13…解析処理部、14…
表示処理部、15…受信データバッファ、16…出力デ
ータバッファ、17…ディスプレイ、18…プリンタ、
19…通信回線、20…相手側情報処理システム、30
…原データ、40…解析後のデータA、50…解析後の
データB、60…プロトコルデータ、61…プリミティ
ブ型のパラメタ、62…コンストラクト型のパラメタ、
601…タグ、602…長さ、603…値、70…「タ
グ」の先頭バイト、80…「長さ」の先頭バイト。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計算機間あるいは計算機と端末装置間で
    送受されるプロトコルデータにおける可変長かつ入れ子
    構造のデータの解析・表示方法において、 前記プロトコルデータを所定の符号化規則の記述法に従
    って解析し、この解析結果に基づいて前記プロトコルデ
    ータのパラメタ要素である「タグ」、「長さ」および
    「値」のそれぞれのデータ長を検出し、この検出された
    それぞれのデータ長からパラメタ要素の区切りを認識
    し、この認識されたパラメタ要素の「値」が入れ子構造
    か否かを判定し、この判定結果に基づいて前記パラメタ
    要素のそれぞれのデータ長を1区切りとして各パラメタ
    要素を表示することを特徴とする可変長かつ入れ子構造
    のデータの解析・表示方法。
  2. 【請求項2】 前記プロトコルデータの表示を行うに際
    し、前記検出された「タグ」が出現するごとに改行し、
    前記「値」の入れ子の階層に応じてインデントを付加
    し、かつ前記「タグ」、「長さ」および「値」のそれぞ
    れのデータ長を1区切りとして各パラメタ要素を表示す
    ることを特徴とする請求項1記載の可変長かつ入れ子構
    造のデータの解析・表示方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005292991A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Toshiba Corp 携帯可能電子装置
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