JPH073673B2 - カツプ飲料自動販売機 - Google Patents
カツプ飲料自動販売機Info
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- JPH073673B2 JPH073673B2 JP12452785A JP12452785A JPH073673B2 JP H073673 B2 JPH073673 B2 JP H073673B2 JP 12452785 A JP12452785 A JP 12452785A JP 12452785 A JP12452785 A JP 12452785A JP H073673 B2 JPH073673 B2 JP H073673B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heater
- temperature
- water
- beverage
- main heater
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
- Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ホット飲料及びコールド飲料を併売できるよ
うに機内にホット飲料系統とコールド飲料系統を構成し
たカップ飲料自動販売機に関するものである。
うに機内にホット飲料系統とコールド飲料系統を構成し
たカップ飲料自動販売機に関するものである。
従来の技術 近年、カップ飲料自動販売機は、飲料商品の多フレーバ
化および客の要望に対応できるようにするものとして、
ホット飲料およびコールド飲料を一台のカップ飲料自動
販売機で販売できる自動販売機が出現するに至ってい
る。
化および客の要望に対応できるようにするものとして、
ホット飲料およびコールド飲料を一台のカップ飲料自動
販売機で販売できる自動販売機が出現するに至ってい
る。
以下図面を参照しながら、上述した従来のカップ飲料自
動販売機の一例について説明する。
動販売機の一例について説明する。
第3図は、かかる併売用の一般的なカップ飲料自動販売
機の概要を示すものである。第3図において、1は水道
から給水を受ける水リザーバ、2は同じく水道から給水
を受けるヒータ式の温水器、3はコーヒー,ココア等の
粉末原料箱、4はシロップタンク、5は製氷機、6は冷
却水槽としてなる飲料冷却装置、7はカップ供給機構、
8はベンドステージ9に搬出され待機位置する飲料カッ
プである。今、ホット飲料を選択すると、販売指令に基
づいて粉末原料箱3から粉末原料が、また温水器2から
湯がミキシングボウル10に向けて搬出され、ここで撹拌
調製されたホット飲料がカップ8へ供給される。
機の概要を示すものである。第3図において、1は水道
から給水を受ける水リザーバ、2は同じく水道から給水
を受けるヒータ式の温水器、3はコーヒー,ココア等の
粉末原料箱、4はシロップタンク、5は製氷機、6は冷
却水槽としてなる飲料冷却装置、7はカップ供給機構、
8はベンドステージ9に搬出され待機位置する飲料カッ
プである。今、ホット飲料を選択すると、販売指令に基
づいて粉末原料箱3から粉末原料が、また温水器2から
湯がミキシングボウル10に向けて搬出され、ここで撹拌
調製されたホット飲料がカップ8へ供給される。
これに対し、シロップのコールド飲料を選択すると、シ
ロップタンク4からシロップが、水シザーバ1から水が
搬出され、途中の飲料冷却装置6の冷却コイルを経てカ
ップ8へ供給される。同時に製氷機5からカップ8へ氷
が供給される。なお、アイスコーヒーなどの粉末原料コ
ールド飲料を選択すれば、ミキシングボウル10へ粉末原
料と冷水と搬出され、ここでコールド飲料が調製され
る。
ロップタンク4からシロップが、水シザーバ1から水が
搬出され、途中の飲料冷却装置6の冷却コイルを経てカ
ップ8へ供給される。同時に製氷機5からカップ8へ氷
が供給される。なお、アイスコーヒーなどの粉末原料コ
ールド飲料を選択すれば、ミキシングボウル10へ粉末原
料と冷水と搬出され、ここでコールド飲料が調製され
る。
一方、温水器2には給水開始後の急速加熱、および所定
の湯温に上昇した後の湯温維持を効果的に行う目的で、
主ヒータ21と主ヒータより容量の小さい補助ヒータ22と
が内蔵されている。なお、主ヒータ21および補助ヒータ
22は、それぞれ温水器に装備された第1温度検出装置23
および第2温度検出装置24の検出温度により、湯温条件
に応じて自動的に通電が一方から他方のヒータへ切換え
られるようになっている。また、製氷機5および飲料冷
却装置6にはそれぞれ冷凍機51,61が装備されており、
冷凍機の運転により製氷ないしは冷却水槽の冷却を行
う。なお、周知のように製氷用冷凍機51は製氷機5の貯
氷室に設置された貯氷量を検知するアイスレベルスイッ
チ52の動作で運転制御され、飲料冷却用冷凍機61は水槽
内でエバポレータに着氷した着氷量を検出する冷却水槽
温度検出装置62の動作で運転制御される。
の湯温に上昇した後の湯温維持を効果的に行う目的で、
主ヒータ21と主ヒータより容量の小さい補助ヒータ22と
が内蔵されている。なお、主ヒータ21および補助ヒータ
22は、それぞれ温水器に装備された第1温度検出装置23
および第2温度検出装置24の検出温度により、湯温条件
に応じて自動的に通電が一方から他方のヒータへ切換え
られるようになっている。また、製氷機5および飲料冷
却装置6にはそれぞれ冷凍機51,61が装備されており、
冷凍機の運転により製氷ないしは冷却水槽の冷却を行
う。なお、周知のように製氷用冷凍機51は製氷機5の貯
氷室に設置された貯氷量を検知するアイスレベルスイッ
チ52の動作で運転制御され、飲料冷却用冷凍機61は水槽
内でエバポレータに着氷した着氷量を検出する冷却水槽
温度検出装置62の動作で運転制御される。
第4図は第3図で示した温水器2の詳細構成を示す飲料
系統図である。
系統図である。
温水器2の中の湯の量を一定量保つため、水位検出装置
25にて給水弁26の制御を行い、水道口27より温水器2へ
矢印AからBへ水を補給する。また、温水器2の中には
主ヒータ部Eと補助ヒータ部Fとを区切る仕切板28があ
り、補給された水がいったんF部で補助ヒータ22で温め
られ、矢印Cのように主ヒータ部Eに流れる。販売指令
に基づいて湯弁29が制御され、主ヒータ部Eの湯が矢印
Dのように搬出される。また、このように仕切板28を設
けることで仕切板28を設けない構成に比べ主ヒータが温
める湯量が少なく、水道口よりの水が直接主ヒータ部E
に流入しないことから、主ヒータ部Eの湯の温度は低下
しにくい。
25にて給水弁26の制御を行い、水道口27より温水器2へ
矢印AからBへ水を補給する。また、温水器2の中には
主ヒータ部Eと補助ヒータ部Fとを区切る仕切板28があ
り、補給された水がいったんF部で補助ヒータ22で温め
られ、矢印Cのように主ヒータ部Eに流れる。販売指令
に基づいて湯弁29が制御され、主ヒータ部Eの湯が矢印
Dのように搬出される。また、このように仕切板28を設
けることで仕切板28を設けない構成に比べ主ヒータが温
める湯量が少なく、水道口よりの水が直接主ヒータ部E
に流入しないことから、主ヒータ部Eの湯の温度は低下
しにくい。
しかし、ホット飲料の連続販売が発生し、主ヒータ部E
に設置してある第1温度検出装置23が主ヒータ部Eまで
補給されると、湯温が急激に低下する。
に設置してある第1温度検出装置23が主ヒータ部Eまで
補給されると、湯温が急激に低下する。
また、上記自動販売機は第5図のように、前記機器51,6
1,21,22のほかに、ポンプ,照明灯,各種リレー等を含
む電装品11を備えており、これ等各電装品は同じ電源か
らブレーカ12,運転制御装置13を介して同列的に給電を
受ける。
1,21,22のほかに、ポンプ,照明灯,各種リレー等を含
む電装品11を備えており、これ等各電装品は同じ電源か
らブレーカ12,運転制御装置13を介して同列的に給電を
受ける。
以上のように構成されたカップ飲料自動販売機につい
て、以下その動作について図面を参照しながら説明す
る。
て、以下その動作について図面を参照しながら説明す
る。
現在では、屋内配電設備等の面から特別な場合を除き、
一般には1台の自動販売機の定格容量は15A以下に規定
されている。しかして上記のように、ホットおよびコー
ルド飲料併売用の自動販売機は、従来のホット飲料専売
機あるいはコールド飲料専売機と比べて電装品が多く、
それだけに各電装機器が同時同列運転に入った場合の総
使用電流を15Aの定格容量以内に抑えることは困難であ
り、仮にこの規制を遵守しようとするならば、特に電流
容量の大きな温水器ヒータ,各種冷凍機を予め小容量の
ものにしなければならなくなり、本来の機能を十分満足
し得なくなる。
一般には1台の自動販売機の定格容量は15A以下に規定
されている。しかして上記のように、ホットおよびコー
ルド飲料併売用の自動販売機は、従来のホット飲料専売
機あるいはコールド飲料専売機と比べて電装品が多く、
それだけに各電装機器が同時同列運転に入った場合の総
使用電流を15Aの定格容量以内に抑えることは困難であ
り、仮にこの規制を遵守しようとするならば、特に電流
容量の大きな温水器ヒータ,各種冷凍機を予め小容量の
ものにしなければならなくなり、本来の機能を十分満足
し得なくなる。
また、各電装機器が同時同列運転に入って定格電流を超
えて過負荷電流が流れると、ブレーカ12が作動して給電
停止になるのみならず、場合によっては過負荷電流のた
めに機内の配線系統あるいは外部の配電系統に故障のお
よぶ恐れもある。
えて過負荷電流が流れると、ブレーカ12が作動して給電
停止になるのみならず、場合によっては過負荷電流のた
めに機内の配線系統あるいは外部の配電系統に故障のお
よぶ恐れもある。
そのため、従来、主ヒータ21および主ヒータ21より容量
の小さな補助ヒータ22を内蔵した温水器2を製氷用冷凍
機51や飲料冷却用冷凍機61より優先運転した場合、第6
図に示すように主ヒータ21を第1優先とし、温水器2内
の湯温を第1温度検出装置23で検出する所定の温度まで
高めた後(第6図t01〜t02)、補助ヒータ22、製氷用冷
凍機51および飲料用冷凍機61を同時同列運転し(第6図
t02〜t05)、補助ヒータ22で温水器2内の湯温を第2温
度検出装置24で検出する所定の温度まで加温する。
の小さな補助ヒータ22を内蔵した温水器2を製氷用冷凍
機51や飲料冷却用冷凍機61より優先運転した場合、第6
図に示すように主ヒータ21を第1優先とし、温水器2内
の湯温を第1温度検出装置23で検出する所定の温度まで
高めた後(第6図t01〜t02)、補助ヒータ22、製氷用冷
凍機51および飲料用冷凍機61を同時同列運転し(第6図
t02〜t05)、補助ヒータ22で温水器2内の湯温を第2温
度検出装置24で検出する所定の温度まで加温する。
ホット飲料が販売されると、主ヒータ21がオン温度(第
7図のT2)以上であっても主ヒータ21に強制的に通電
し、主ヒータ21のオフ温度(第7図のT1)まで温水器2
内の水を昇温させるとともに、製氷用冷凍機51で氷を作
り、また、飲料用冷凍機61でコールド飲料用の冷水を作
る。
7図のT2)以上であっても主ヒータ21に強制的に通電
し、主ヒータ21のオフ温度(第7図のT1)まで温水器2
内の水を昇温させるとともに、製氷用冷凍機51で氷を作
り、また、飲料用冷凍機61でコールド飲料用の冷水を作
る。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、第4図に示すよう
に仕切板28を設けることで仕切板28を設けない構成に比
べ水道口より補給された水は直接主ヒータ部Eに到達せ
ず、しかも、湯搬出を行う主ヒータ部Eを容量の大きな
主ヒータ21で温めるため、第7図に示すように従来の温
水制御における温水器2内の温度特性は、主ヒータ部E
の湯温は販売に際し下がりにくい(第7図t1〜t2)が、
連続販売が続くと水道口より補給された水が多くなり、
補助ヒータ部Fだけでなく主ヒータ部Eまで達し、急激
に主ヒータ部Eの湯温は低下する(第7図t2〜t3)。そ
のため、連続販売が続き主ヒータ21のオン温度(第7図
T2)以上でも主ヒータ21へ通電され、主ヒータ21のオフ
温度(第7図のT1)まで温水器2内の水を昇温させるが
(第7図t3〜t4)、主ヒータ部Eがオフ温度(第7図の
T1)に達した際、再びホット飲料の連続販売が続くと、
補助ヒータ部Fの温度が高くなっていないため、すぐに
主ヒータ部Eの温度が下がり、主ヒータ21のオン温度と
なる。このため、製氷用冷凍機51および飲料用冷凍機61
に通電されず、製氷機5内の氷不足および飲料冷却装置
6内の水温が温度上昇するといった問題点があった。
に仕切板28を設けることで仕切板28を設けない構成に比
べ水道口より補給された水は直接主ヒータ部Eに到達せ
ず、しかも、湯搬出を行う主ヒータ部Eを容量の大きな
主ヒータ21で温めるため、第7図に示すように従来の温
水制御における温水器2内の温度特性は、主ヒータ部E
の湯温は販売に際し下がりにくい(第7図t1〜t2)が、
連続販売が続くと水道口より補給された水が多くなり、
補助ヒータ部Fだけでなく主ヒータ部Eまで達し、急激
に主ヒータ部Eの湯温は低下する(第7図t2〜t3)。そ
のため、連続販売が続き主ヒータ21のオン温度(第7図
T2)以上でも主ヒータ21へ通電され、主ヒータ21のオフ
温度(第7図のT1)まで温水器2内の水を昇温させるが
(第7図t3〜t4)、主ヒータ部Eがオフ温度(第7図の
T1)に達した際、再びホット飲料の連続販売が続くと、
補助ヒータ部Fの温度が高くなっていないため、すぐに
主ヒータ部Eの温度が下がり、主ヒータ21のオン温度と
なる。このため、製氷用冷凍機51および飲料用冷凍機61
に通電されず、製氷機5内の氷不足および飲料冷却装置
6内の水温が温度上昇するといった問題点があった。
本発明は上記問題点に鑑み、主ヒータ,補助ヒータおよ
び仕切板を用いた構成の温水器で、ホット飲料の連続販
売が発生した際、急激に湯温が低下することなく、常に
高温のホット飲料を販売するとともに、製氷機内の水不
足および飲料冷却装置内の水温を温度上昇することなく
コールド飲料も販売できるカップ飲料自動販売機を提供
するものである。
び仕切板を用いた構成の温水器で、ホット飲料の連続販
売が発生した際、急激に湯温が低下することなく、常に
高温のホット飲料を販売するとともに、製氷機内の水不
足および飲料冷却装置内の水温を温度上昇することなく
コールド飲料も販売できるカップ飲料自動販売機を提供
するものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明のカップ飲料自動販
売機は、主ヒータおよび主ヒータより容量の小さな補助
ヒータを内蔵した温水器と、主ヒータの通電制御を行う
第1温度検出装置と、補助ヒータの通電制御を行う第2
温度検出装置と、主ヒータへの通電を補助ヒータ,製氷
用冷凍機および飲料冷却用冷凍機よりも通電優先順位の
上位に定める制御手段と、販売動作により販売数を計数
するカウンタと、販売動作後セットされ連続販売動作で
再セットされるタイマという構成を備え、販売待機時及
び通常販売時は、温水器内の水を第1温度検出装置で検
出する所定温度まで加温した後、補助ヒータ、製氷用冷
凍機及び飲料冷却用冷凍機の運転を開始し、温水器内の
水を第2温度検出装置で検出する所定温度まで加温し、
タイマによる一定時間内にカウンタが所定カウント以上
になった時、連続販売動作が生じたとして温水器のヒー
タへの通電を主ヒータへ強制的に切換えると共に、第1
温度検出装置の主ヒータ通電停止温度を連続販売動作時
以外に比べ高温とするものである。
売機は、主ヒータおよび主ヒータより容量の小さな補助
ヒータを内蔵した温水器と、主ヒータの通電制御を行う
第1温度検出装置と、補助ヒータの通電制御を行う第2
温度検出装置と、主ヒータへの通電を補助ヒータ,製氷
用冷凍機および飲料冷却用冷凍機よりも通電優先順位の
上位に定める制御手段と、販売動作により販売数を計数
するカウンタと、販売動作後セットされ連続販売動作で
再セットされるタイマという構成を備え、販売待機時及
び通常販売時は、温水器内の水を第1温度検出装置で検
出する所定温度まで加温した後、補助ヒータ、製氷用冷
凍機及び飲料冷却用冷凍機の運転を開始し、温水器内の
水を第2温度検出装置で検出する所定温度まで加温し、
タイマによる一定時間内にカウンタが所定カウント以上
になった時、連続販売動作が生じたとして温水器のヒー
タへの通電を主ヒータへ強制的に切換えると共に、第1
温度検出装置の主ヒータ通電停止温度を連続販売動作時
以外に比べ高温とするものである。
作用 本発明は上記した構成によって、ホット飲料の連続販売
が発生し、上記タイマでカウントする所定時間内に上記
カウンタが所定回数以上の販売数をカウントすると、上
記主ヒータの通電制御を行う第1温度検出装置が主ヒー
タのオン温度以上を検出していても強制的に主ヒータを
オンさせるとともに、前記第1温度検出装置の主ヒータ
のオフ温度(通電停止温度)を連続販売動作時以外に比
べ高温とすることで、ホット飲料の連続販売が発生した
際も急激に湯温が低下することなく、常に高温のホット
飲料を販売することとなる。
が発生し、上記タイマでカウントする所定時間内に上記
カウンタが所定回数以上の販売数をカウントすると、上
記主ヒータの通電制御を行う第1温度検出装置が主ヒー
タのオン温度以上を検出していても強制的に主ヒータを
オンさせるとともに、前記第1温度検出装置の主ヒータ
のオフ温度(通電停止温度)を連続販売動作時以外に比
べ高温とすることで、ホット飲料の連続販売が発生した
際も急激に湯温が低下することなく、常に高温のホット
飲料を販売することとなる。
実 施 例 以下本発明の一実施例のカップ飲料自動販売機について
図面を参照しながら説明するが、制御回路が異なるだけ
なので、この制御回路について第1図,第2図を参考に
説明する。
図面を参照しながら説明するが、制御回路が異なるだけ
なので、この制御回路について第1図,第2図を参考に
説明する。
第1図は、本発明の一実施例におけるカップ飲料自動販
売機の制御ブロック図を示すものである。
売機の制御ブロック図を示すものである。
第1図において、30は商品選択釦31が押され販売信号I1
が入力されると、第3図に示したようなカップ飲料自動
販売機で、カップ8および原料・水・氷をそれぞれの商
品選択釦31に応じて出力O5より電装品11を作動しカップ
飲料を販売するとともに、温水器2,製氷機5および飲料
冷却装置6のそれぞれの負荷,主ヒータ21,補助ヒータ2
2,冷凍機51,61の運転を制御する制御手段である。この
制御手段30は、主ヒータ21への通電を補助ヒータ22,製
氷用冷凍機51および飲料冷却用冷凍機61よりも通電優先
順位の上位に定めるとともに、第4図における主ヒータ
部Eに設置された第1温度検出装置23および補助ヒータ
部Fに設置した第2温度検出装置24よりの入力、それぞ
れI2,I3によりO1,O2を出力し、主ヒータ21および補助ヒ
ータ22の通電を制御する。なお、第1温度検出装置23
は、湯温検出するサーミスタTH34,抵抗R135,R236,A/D変
換器37および第1温度検出装置切換リレー38の接点によ
って構成される。また、アイスレベルスイッチ52の入力
I4により、製氷用冷凍機51の通電および冷却水槽検出温
度装置62の入力I5により飲料冷却用冷凍機61の通電をそ
れぞれ制御する。
が入力されると、第3図に示したようなカップ飲料自動
販売機で、カップ8および原料・水・氷をそれぞれの商
品選択釦31に応じて出力O5より電装品11を作動しカップ
飲料を販売するとともに、温水器2,製氷機5および飲料
冷却装置6のそれぞれの負荷,主ヒータ21,補助ヒータ2
2,冷凍機51,61の運転を制御する制御手段である。この
制御手段30は、主ヒータ21への通電を補助ヒータ22,製
氷用冷凍機51および飲料冷却用冷凍機61よりも通電優先
順位の上位に定めるとともに、第4図における主ヒータ
部Eに設置された第1温度検出装置23および補助ヒータ
部Fに設置した第2温度検出装置24よりの入力、それぞ
れI2,I3によりO1,O2を出力し、主ヒータ21および補助ヒ
ータ22の通電を制御する。なお、第1温度検出装置23
は、湯温検出するサーミスタTH34,抵抗R135,R236,A/D変
換器37および第1温度検出装置切換リレー38の接点によ
って構成される。また、アイスレベルスイッチ52の入力
I4により、製氷用冷凍機51の通電および冷却水槽検出温
度装置62の入力I5により飲料冷却用冷凍機61の通電をそ
れぞれ制御する。
さらに連続販売に際し、商品選択釦31より販売信号I1を
制御手段30に入力し、カウンタ32でI7へ入力して販売数
を計数するとともに、タイマ33への入力I8でタイマ33を
セットし、第2図に示すように所定時間(A分)経過後
タイマ33よりカウンタ32へ入力I9にて入力し、カウンタ
総数が所定販売数(N0)以上であれば、制御手段への入
力I6に入力し、カウンタ総数が所定販売数(N0)より少
なければ、タイマ33およびカウンタ32をリセットする。
制御手段30に入力し、カウンタ32でI7へ入力して販売数
を計数するとともに、タイマ33への入力I8でタイマ33を
セットし、第2図に示すように所定時間(A分)経過後
タイマ33よりカウンタ32へ入力I9にて入力し、カウンタ
総数が所定販売数(N0)以上であれば、制御手段への入
力I6に入力し、カウンタ総数が所定販売数(N0)より少
なければ、タイマ33およびカウンタ32をリセットする。
また、I6の入力により出力O6より出力され第1温度検出
装置切換リレー38を作動させ、第1温度検出装置23のリ
レー接点をa−b間(A/D変換器への入力I7,抵抗R135と
サーミスタTH34の分圧)よりa−c間(I7を抵抗R236と
サーミスタTH34の分圧)に切換え、第1温度検出装置23
の検出温度を変化させるよう構成されている。
装置切換リレー38を作動させ、第1温度検出装置23のリ
レー接点をa−b間(A/D変換器への入力I7,抵抗R135と
サーミスタTH34の分圧)よりa−c間(I7を抵抗R236と
サーミスタTH34の分圧)に切換え、第1温度検出装置23
の検出温度を変化させるよう構成されている。
以上のように構成されたカップ飲料自動販売機で、第2
図のタイムチャートを基にその動作を説明する。
図のタイムチャートを基にその動作を説明する。
商品選択釦31によりホット飲料が選択されると、第1図
の商品選択釦31によりカウンタ32へ入力I7が入力され、
カウンタ32はカウントするとともにタイマ33へ入力I8が
入力され、タイマが開始する(第2図のt0)。タイマ33
が所定時間A0経過後(第2図のt1)、カウンタ32が所定
販売数N0以上カウントすると制御手段30へ入力I6を入力
し(第2図のt1)、ホット飲料が連続販売されたと制御
手段30は判定し、第1温度検出装置23が主ヒータ21のオ
ン温度以上を検出していても強制的に主ヒータ21をオン
させる。
の商品選択釦31によりカウンタ32へ入力I7が入力され、
カウンタ32はカウントするとともにタイマ33へ入力I8が
入力され、タイマが開始する(第2図のt0)。タイマ33
が所定時間A0経過後(第2図のt1)、カウンタ32が所定
販売数N0以上カウントすると制御手段30へ入力I6を入力
し(第2図のt1)、ホット飲料が連続販売されたと制御
手段30は判定し、第1温度検出装置23が主ヒータ21のオ
ン温度以上を検出していても強制的に主ヒータ21をオン
させる。
また、同時に制御手段30の出力O6を出力し、第1温度検
出装置切換リレー38をオンさせ、第1温度検出温度を従
来抵抗R135とサーミスタTH34で分圧していたのを、抵抗
R236とサーミスタTH34で分圧し、従来より連続販売時主
ヒータ21のオフ温度を高温にし、A/D変換器37に入力I7
を入力し、A/D変換器37より制御手段30へ入力I2を入力
する。主ヒータ21がオンすると、主ヒータ21より容量の
小さな補助ヒータ22,製氷用冷凍機51,飲料用冷凍機62は
第1温度検出装置23が主ヒータ21のオフ温度を検出し、
主ヒータ21がオフする迄オフする。
出装置切換リレー38をオンさせ、第1温度検出温度を従
来抵抗R135とサーミスタTH34で分圧していたのを、抵抗
R236とサーミスタTH34で分圧し、従来より連続販売時主
ヒータ21のオフ温度を高温にし、A/D変換器37に入力I7
を入力し、A/D変換器37より制御手段30へ入力I2を入力
する。主ヒータ21がオンすると、主ヒータ21より容量の
小さな補助ヒータ22,製氷用冷凍機51,飲料用冷凍機62は
第1温度検出装置23が主ヒータ21のオフ温度を検出し、
主ヒータ21がオフする迄オフする。
以上のように、ホット飲料が所定時間内に所定回数以上
連続販売が生じると、主ヒータ21のオン温度以上を主ヒ
ータ21を制御する第1温度検出装置23が検出していても
強制的にオンさせるとともに、従来より主ヒータ21のオ
フ温度を高温にすることでホット飲料が連続販売されて
も急激に湯温が低下することなく、常に高温のホット飲
料を販売することが可能である。
連続販売が生じると、主ヒータ21のオン温度以上を主ヒ
ータ21を制御する第1温度検出装置23が検出していても
強制的にオンさせるとともに、従来より主ヒータ21のオ
フ温度を高温にすることでホット飲料が連続販売されて
も急激に湯温が低下することなく、常に高温のホット飲
料を販売することが可能である。
なお、本実施例において、カウンタ32,タイマ33は制御
手段30とは異なる部品としたが、今日カウント機能,タ
イマ機能を有したマイクロコンピュータが有り、制御手
段30にマイクロコンピュータを用いることで制御手段30
に内蔵することが可能なことは明かである。
手段30とは異なる部品としたが、今日カウント機能,タ
イマ機能を有したマイクロコンピュータが有り、制御手
段30にマイクロコンピュータを用いることで制御手段30
に内蔵することが可能なことは明かである。
発明の効果 以上のように本発明は、ホット飲料の連続販売動作が生
じた際、温水器のヒータへの通電を主ヒータへ強制的に
切換えるとともに、前記第1温度検出装置の主ヒータ通
電停止温度を連続販売動作時以外に比べ高温とすること
で、ホット飲料が連続販売されても急激に湯温が低下す
ることなく、常に高温のホット飲料を販売することが可
能である。
じた際、温水器のヒータへの通電を主ヒータへ強制的に
切換えるとともに、前記第1温度検出装置の主ヒータ通
電停止温度を連続販売動作時以外に比べ高温とすること
で、ホット飲料が連続販売されても急激に湯温が低下す
ることなく、常に高温のホット飲料を販売することが可
能である。
第1図は本発明の一実施例におけるカップ飲料自動販売
機の制御ブロック図、第2図は第1図のタイムチャー
ト、第3図はホット飲料およびコールド飲料併売用の一
般的なカップ飲料自動販売機の概略図、第4図は同第3
図の温水器の詳細図、第5図は機内各電装品への給電を
行う従来の運転制御回路の原理図、第6図は従来のカッ
プ飲料自動販売機のタイムチャート第7図は従来の温水
制御における温水器内温度状態図である。 2……温水器、21……主ヒータ、22……補助ヒータ、23
……第1温度検出装置、24……第2温度検出装置、30…
…制御手段、31……商品選択釦、32……カウンタ、33…
…タイマ、38……第1温度検出装置切換リレー。
機の制御ブロック図、第2図は第1図のタイムチャー
ト、第3図はホット飲料およびコールド飲料併売用の一
般的なカップ飲料自動販売機の概略図、第4図は同第3
図の温水器の詳細図、第5図は機内各電装品への給電を
行う従来の運転制御回路の原理図、第6図は従来のカッ
プ飲料自動販売機のタイムチャート第7図は従来の温水
制御における温水器内温度状態図である。 2……温水器、21……主ヒータ、22……補助ヒータ、23
……第1温度検出装置、24……第2温度検出装置、30…
…制御手段、31……商品選択釦、32……カウンタ、33…
…タイマ、38……第1温度検出装置切換リレー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 宗万 大阪府東大阪市高井田本通3丁目22番地 松下冷機株式会社内 (72)発明者 田中 繁 大阪府東大阪市高井田本通3丁目22番地 松下冷機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−187883(JP,A) 特開 昭56−67589(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】ホット飲料またはコールド飲料の希望飲料
を選択する商品選択釦と、販売動作により販売数を計数
するカウンタと、販売動作後セットされ連続販売動作で
再セットされるタイマと、主ヒータ及び主ヒータより容
量の小さな補助ヒータを内蔵した温水器と、製氷用冷凍
機と、飲料冷却用冷凍機と、前記主ヒータの通電制御を
行う第1温度検出装置と、前記補助ヒータの通電制御を
行う第2温度検出装置と、前記主ヒータへの通電を前記
補助ヒータ、前記製氷用冷凍機及び前記飲料冷却用冷凍
機よりも通電優先順位の上位に定める制御手段とを有
し、販売待機時及び通常販売時は、前記温水器内の水を
前記第1温度検出装置で検出する所定温度まで加温した
後、前記補助ヒータ、前記製氷用冷凍機及び前記飲料冷
却用冷凍機の運転を開始し、前記温水器内の水を第2温
度検出装置で検出する所定温度まで加温し、前記タイマ
による一定時間内に前記カウンタが所定カウント以上に
なった時、連続販売動作が生じたとして前記温水器のヒ
ータへの通電を前記主ヒータへ強制的に切換えると共
に、前記第1温度検出装置の主ヒータ通電停止温度を連
続販売動作時以外に比べ高温とすることを特徴とするカ
ップ飲料自動販売機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12452785A JPH073673B2 (ja) | 1985-06-07 | 1985-06-07 | カツプ飲料自動販売機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12452785A JPH073673B2 (ja) | 1985-06-07 | 1985-06-07 | カツプ飲料自動販売機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61282992A JPS61282992A (ja) | 1986-12-13 |
JPH073673B2 true JPH073673B2 (ja) | 1995-01-18 |
Family
ID=14887685
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12452785A Expired - Lifetime JPH073673B2 (ja) | 1985-06-07 | 1985-06-07 | カツプ飲料自動販売機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH073673B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010105676A (ja) * | 2008-10-28 | 2010-05-13 | Toshiba Electric Appliance Co Ltd | 飲料供給装置 |
JP5278192B2 (ja) * | 2009-06-23 | 2013-09-04 | 富士電機株式会社 | 飲料供給装置 |
-
1985
- 1985-06-07 JP JP12452785A patent/JPH073673B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61282992A (ja) | 1986-12-13 |
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